※この作品はR-18です。

進め!アシスタント道   作:ろくりん

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第30話:遅れてきたお約束

冬の大型同人誌即売会という狂乱の嵐が過ぎ去り、東京の街は年末特有の冷たくも澄んだ空気を取り戻しつつあった。

 

タワーマンションの高層階にある秦谷ヒナの作業部屋にも、ようやく人間らしい穏やかな時間が戻ってきていた。数日前の、あの酸素すら薄く感じるような極限の修羅場や、イベント当日の怒涛の搬出入作業がまるで幻だったかのように、室内はすっきりと綺麗に片付けられている。

 

泥のように眠り続けたあの冬コミ当日の夜から、すでに丸三日が経過していた。

 

極限状態まで酷使された葛城ヨウの肉体は、長時間の深い睡眠と栄養価の高い食事によって、すっかり元の活力を取り戻していた。腱鞘炎の一歩手前で悲鳴を上げていた手首の痛みも引き、血走って充血していた両目も今は澄み切っている。何よりも、ヒナの限界突破ドーピングやユイの過激なスキンシップによって最後の一滴まで搾り取られていた彼の下半身のエネルギータンクが、再び満タンにまで充填されていた。

 

部屋の中央に置かれた大きなローテーブルには、今日のために特別に注文された豪勢なデリバリー料理が所狭しと並べられている。

 

サークル史上最大の挑戦であった100ページの新刊を見事に完売させた記念すべき日だ。テーブルの上には、職人が握った特上の寿司の桶、彩り豊かなフレンチのオードブル盛り合わせ、そして有名ホテルのローストビーフという、見ているだけでよだれが出そうな高級食材が並んでいる。

 

「それじゃあ、遅くなりましたが、冬コミ新刊の完売と、私たちの生還を祝して。乾杯」

 

ヒナの静かで誇らしげな号令とともに、三人はグラスを高く掲げて打ち合わせた。ヨウのグラスにはよく冷えたビールが、未成年のヒナとユイのグラスには高級なスパークリンググレープジュースが注がれている。

 

「かんぱーいっ。あー、もう本当にお疲れ様でしたぁっ」

 

早坂ユイが満面の笑みを浮かべ、グラスのジュースを勢いよく飲み干した。彼女はすっかり元気を取り戻しており、ダボダボの部屋着の胸元から覗く巨大な双眸も、いつものように健康的な弾力でプルプルと揺れ動いている。

 

「本当にお疲れ様でした。ヒナ先生もユイちゃんも、あのスケジュールでよく倒れずに乗り切りましたよ。俺もなんとか最後まで背景を描ききれて、アシスタントとしての自信がつきました」

 

ヨウは冷たいビールを喉に流し込み、至福の吐息を漏らした。五臓六腑に染み渡るアルコールの刺激が、激闘を終えた肉体に心地よい弛緩をもたらしていく。

 

「葛城さんのサポートがなければ、あの100ページという暴力的な壁を越えることは不可能でした。クリエイターとして、最高のパートナーに恵まれた奇跡に感謝しています。さあ、遠慮せずにどんどん食べてください」

 

ヒナが少し照れたように微笑みながら、ヨウの皿に分厚い中トロを乗せてくれた。普段のクールでストイックな女子高生作家がふと見せる、年相応の無防備な笑顔。その破壊力に、ヨウは胸の奥をギュッと掴まれたような感覚に陥りながら、中トロを口に運んだ。脂の乗った極上のマグロが舌の上でとろけ、幸福感が全身を突き抜けていく。

 

「んんーっ、お寿司最高っ。ローストビーフも柔らかくてめちゃくちゃ美味しいよ。やっぱり、頑張った後のご飯って世界で一番美味しいよね」

 

ユイが両頬をリスのように膨らませながら、次々と料理を平らげていく。彼女の底なしの胃袋も完全に復活したようだ。

 

食事を進めながら、話題は自然と数日前のイベントのことに移っていった。

 

「SNSの反応、見ましたか。今回の新刊、ファンからの感想がかつてないほどの熱量で届いています。特に、あの空中背面反らし捻りの見開きページは、読者の性癖を根底から破壊したと絶賛の嵐です」

 

ヒナが手元のスマートフォンを操作しながら、クリエイターとしての深い満足感を漂わせて語る。

 

「あれは本当にヤバかったですよね。俺もあの構図のモデルをやった時は、関節が外れるかと思いましたけど、あの苦しさがそのまま絵の迫力に繋がってましたから」

 

「ふふっ。葛城さんの強靭な肉体と、私の要求に絶対に応えてくれる献身性があったからこそ完成した一枚です。本当に、素晴らしいアシスタントです」

 

ヒナが妖艶な視線をヨウに向ける。その黒曜石のような瞳の奥に、食事によって満たされた活力が、別の種類の熱を帯びてきているのをヨウは見逃さなかった。

 

食事が落ち着き、テーブルの上の料理がほとんど空になった頃。

 

ユイがグラスに残っていたジュースを飲み干し、ふうっと大きく息を吐いてから、悪戯っぽい小悪魔のような笑みを浮かべてヨウにすり寄ってきた。

 

「ねえねえ、アッシーくん。ご飯も食べてお腹いっぱいになったし、体力も完全に回復したよね」

 

「うん、おかげさまで絶好調だよ。やっぱり美味しいもの食べると力が湧いてくるね」

 

ヨウが何気なく答えると、ユイは自らの部屋着の襟元を少しだけ引き下げ、豊かな胸の谷間を強調しながらヨウの腕に絡みついた。

 

「同人のイベントが終わった後ってさ、絶対やらなきゃいけない大事なお約束があるの、知ってる」

 

「えっ、お約束」

 

ヨウが首を傾げると、ユイはヨウの耳元に顔を寄せ、甘くねっとりとした声で囁いた。

 

「イベントの後は、オフパコがお約束だよねっ。みんなで打ち上げして、その熱をそのままベッドに持ち込んで、朝までえっちしまくるの」

 

ユイの唐突な発言に、ヨウは思わず飲んでいたビールを吹き出しそうになった。

 

夏コミの後の打ち上げでも全く同じことを言われた記憶が蘇る。

 

ヨウは心の中で激しくツッコミを入れた。オフパコって、もともとはネット上の知人とかフォロワー同士がオフ会で会って、そのままホテルに行くとかそういう意味だろ。俺たち、寝食を共にして毎日顔を突き合わせてる同じサークルのメンバーじゃないか。それをオフパコとは言わない。何か誤った認識をしている気がする。

 

だが、ヨウのスケベな脳髄は瞬時に計算を弾き出した。

 

ここで「それは言葉の意味が違う」と野暮なツッコミを入れて、万が一「じゃあやめる」なんて言われたら大損だ。可愛い美少女二人が、自分から「えっちしよう」と誘ってくれているのだ。言葉の定義が間違っていようが、なんだろうが関係ない。美少女二人とえっちできる事に文句等ないのである。役得だし、ラッキーと受け入れるのが正しいアシスタントの姿勢だ。

 

「……確かに、イベントの後はオフパコがお約束ですよね。俺も完全に同感です」

 

ヨウが悟ったような顔で力強く頷くと、いつの間にかヒナがヨウの背後に回り込み、彼の広い背中に自らの柔らかな胸をピタリと押し付けていた。

 

「イベント直後は極限の疲労で生命維持が精一杯でしたが、今は細胞の隅々までエネルギーが満ち溢れています。サークルの絆を再確認し、次の創作への強烈な英気を養うための儀式として、この遅れてきた祝賀オフパコは不可欠なプロセスなのです」

 

ヒナは相変わらず大真面目な顔で狂気的な理屈を並べ立てながら、細く白い腕をヨウの首に絡ませ、彼の耳たぶを甘く噛んだ。

 

「というわけです、葛城さん。私たちの英気を養うための生贄として、今夜は心ゆくまで搾取されてください。服を脱ぎなさい」

 

「はいっ。先生とユイちゃんがそういうなら、俺は喜んでモデル兼アシスタントの役目を果たさせていただきます。いくらでも搾取してください」

 

ヨウは一切の躊躇いなく立ち上がり、着ていたスウェットの上下を一瞬にして脱ぎ捨てた。三日間の休養で極限までエネルギーを溜め込んだヨウの猛々しい分身が、空調の効いた室内の空気に勢いよく弾け出る。

 

「わああっ、アッシーくんのおちんちん、すっごく大きくてカチカチになってるっ。三日も溜めてたから、元気いっぱいだね」

 

ユイが目を輝かせて歓声を上げ、自らの部屋着を頭からすっぽりと脱ぎ捨てた。下着を一切身につけていない全裸の姿が、部屋の照明の下に露わになる。彼女の巨大な双眸が重力に従ってブルンと大きく揺れ、その先端にある桜色の突起はすでに期待と興奮で硬く尖りきっていた。

 

「じゃあ、まずは私からねっ。オフパコのスタートだよっ」

 

ユイは勢いよくヨウに飛びつき、ヨウが床に敷かれたマットレスに倒れ込むのと同時に、その太ももを跨ぐようにして上に乗った。

 

「うおっ。ユイちゃん、元気良すぎだって」

 

「えへへ、おまたの奥がもうトロトロで、我慢できないの。アッシーくん、入れちゃうよ」

 

ユイは自らの手でヨウの熱く硬い先端を的確な位置に誘導し、自分の体重をかけて一気に腰を沈み込ませた。

 

「んあぁぁぁっ」

 

ユイの口から、突き上げるような歓喜の絶叫が漏れた。

 

ヨウの分身が、ユイの狭く熱い内部の最奥まで一息に到達する。三日間の休息によって完全に回復した彼女の粘膜は、驚異的な熱と収縮力でヨウの分身を四方八方から強く締め上げてきた。

 

「すっごい、アッシーくんの太いの、奥までぎっしり詰まってるっ。めちゃくちゃ熱いよぉっ」

 

「ユイちゃんの中も、最高に締まってて気持ちいい。回復したばっかりだから、めちゃくちゃ吸い付いてくるよ」

 

ヨウは下からユイの華奢な腰を両手でガッチリとホールドし、自らの腰を突き上げて応戦した。

 

ユイはヨウの胸板に手をつき、騎乗位の体勢で激しく上下に腰を動かし始めた。パンッ、パンッと、肉と肉がぶつかり合う派手な音が作業部屋に響き渡る。

 

「あっ、ああんっ、いいっ、アッシーくん、もっと下からガンガン突いてっ。私のお腹の中、全部かき回してぇっ」

 

ユイの巨大な胸が、彼女の腰の動きに合わせてブルンブルンと狂ったように揺れ動く。その暴力的なまでの質量の乱舞がヨウの視覚を強烈に刺激し、さらに彼女の奥底から伝わってくる極上の摩擦が、ヨウの理性を根こそぎ奪い去っていく。

 

「葛城さん、ユイだけに集中しないでください。私という存在を忘れてもらっては困ります」

 

不意に、ヨウの頭上からヒナの艶やかな声が降り注いだ。

 

見上げると、ヒナもすでに服をすべて脱ぎ捨て、完璧なプロポーションを誇る全裸の姿でヨウの顔を跨ぐようにして立っていた。

 

「先生っ。そんな格好で顔の上に立たれたら、俺」

 

「視覚と触覚、そして味覚。すべての感覚器官をフル稼働させて、この祝賀会を楽しんでください」

 

ヒナはゆっくりと腰を下ろし、自らのたっぷりと濡れた柔らかな秘部を、ヨウの顔にダイレクトに押し付けてきたのだ。

 

「むぐっ」

 

ヨウの鼻と口が、ヒナの極上の香りと甘い愛液の味に完全に塞がれる。

 

「んっ……葛城さんの熱い息が、直接当たって……すごく、敏感に……」

 

ヒナはヨウの顔に跨ったまま、腰を前後にゆっくりと擦り動かし始めた。ヨウは息を確保しながら、本能のままに舌を伸ばし、ヒナの最も敏感な部分をチロチロと舐め上げる。

 

下半身はユイの激しい騎乗位によって極限の快感を与えられ、顔面はヒナの極上の秘部に完全に支配されている。二人の美少女による、上と下からの同時攻撃。これはもはや、男にとって究極の拷問であり、至高の天国だった。

 

美少女二人にこんなことされて、俺は本当にラッキーなアシスタントだ。ヨウは心の中で感謝の念を叫びながら、さらに激しく舌を動かした。

 

「ああっ、アッシーくん、すごいっ。先生に顔いじめられながら、下はこんなに硬くてビクビク脈打ってるっ。もっと激しくいくよっ」

 

ユイがさらに腰の回転速度を上げ、ヨウの最奥を的確に抉り抜いていく。

 

「ひゃんっ、葛城さん、舌の動きが……っ。もっと、そこ、強く吸ってっ」

 

ヒナも快感に耐えきれなくなり、ヨウの顔に自らの秘部を強く押し付けながら、甘い喘ぎ声を漏らした。

 

ヨウの男性ホルモンは完全に沸点に達した。三日間の休息で蓄積されたエネルギーが、今この瞬間にすべて爆発しようとしている。

 

「ユイちゃん、先生、俺、もう我慢の限界だっ。動くよっ」

 

ヨウはユイの腰を抱え上げたまま身体を反転させ、今度は自分がユイの上に覆い被さる正常位の体勢へと持ち込んだ。そして、顔面をヒナの秘部から離し、荒い息を吐きながらユイの奥深くへと渾身の力で腰を打ち込み始めた。

 

ドスンッ、ドスンッと、先ほどの騎乗位とは比べ物にならない重く深いピストンがユイを責め立てる。

 

「ひゃあぁぁっ、アッシーくん、すごいっ、奥まで、突き破られそうぅっ」

 

ユイは涙目になりながら首を激しく横に振り、ヨウの背中に爪を立てた。

 

「葛城さん、そのまま。私も後ろから参加します」

 

ヒナがヨウの背後に回り込み、ヨウの背中に自らの胸を密着させながら、ヨウの首筋にねっとりとキスを落とした。彼女の手がヨウの腹部から下腹部へと伸び、ユイと結合しているヨウの分身の根元を、外側から巧みに撫で回す。

 

前からはユイの狂乱の絶頂が迫り、後ろからはヒナの妖艶な愛撫がヨウの急所を刺激する。

 

「うおぉぉっ、二人とも、最高すぎるっ。俺、もう全部出ますっ。ユイちゃんの中に、いっぱいいっぱい中出しさせてもらいますっ」

 

ヨウは全身の筋肉を硬直させ、自らの限界を突破して絶叫した。

 

「出してっ、アッシーくんの熱いの、私のお腹の中に全部出してぇっ」

 

「葛城さんのすべてを、私たちに注ぎ込んでくださいっ」

 

ヨウはユイの最も深い場所を的確に突き上げ、自らの魂そのものを絞り出すようにして、熱く濃密な白濁液を怒涛の勢いで解き放った。

 

ドクン、ドクンと脈打つたびに、生命の熱がユイの奥底へと勢いよく注ぎ込まれていく。ユイは「ひぃんっ」と甘い悲鳴を上げて全身を弓のように反らせ、強烈な絶頂の波に飲み込まれた。同時に、ヨウの背中に張り付いていたヒナも、ヨウの筋肉の硬直を皮膚越しに感じ取り、ビクンビクンと身体を震わせて歓喜の声を上げた。

 

永遠にも感じられる絶頂の時間が過ぎ去り、ヨウは完全に脱力してユイの胸の上に重なるようにして崩れ落ちた。

 

部屋の中に、三人の荒い呼吸音と、汗ばんだ肌が擦れ合う微かな音だけが響いている。

 

「……はぁ、はぁ。アッシーくんの生中出し、最高に気持ちよかったぁ。お腹の中、熱いのでパンパンだよぉ」

 

ユイがヨウの背中に腕を回し、夢現の声で満足げに囁いた。

 

「……見事な回復力と、圧倒的な放出量でした。これこそが、私たちのサークルのエネルギーの源です。最高の祝賀会になりましたね」

 

背後から離れたヒナも、息を整えながらクリエイターとしての笑みを浮かべ、ヨウの頬に優しくキスをした。

 

ヨウは心地よい疲労感に包まれながら、二人の美少女の肌の温もりを全身で感じていた。

 

「俺も、最高に気持ちよかったです。先生もユイちゃんも、本当に可愛くてエロくて。俺は世界一幸せなアシスタントですよ」

 

ヨウが心からの本音を漏らすと、ヒナはゆっくりと立ち上がり、床に落ちていたヨウのスウェットを拾い上げて彼に投げ渡した。

 

「感傷に浸っている暇はありませんよ、葛城さん」

 

「えっ」

 

「冬のイベントは終わりました。しかし、同人制作のサイクルに終わりはありません。春のイベントに向けたプロット会議と、新たな表現のための実地検証が、すでにあなたを待っているのですから」

 

ヒナの口から放たれた、クリエイターとしての飽くなき宣告。

 

「休む間もないのかよ。でも、先生とユイちゃんと毎日えっちしながら漫画描けるなら、俺、一生アシスタント続けますよ」

 

ヨウは大きく笑い声を上げ、力強く立ち上がった。

 

ブラック企業での絶望的な日々は遠い昔のこと。今の彼には、大好きな美少女たちとエロと同人制作に邁進する、輝かしい未来しかない。

 

ドタバタでエロティックな葛城ヨウのアシスタント生活。冬の修羅場を乗り越えた彼らは、さらなる高みと快楽を目指して、無限のアシスタント道へと全力で駆け出していくのだった。

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