進め!アシスタント道 作:ろくりん
新しい年が明け、東京の街はどこかゆったりとした正月特有の空気に包まれていた。
タワーマンションの巨大なガラス窓から見下ろす道路は普段よりも交通量が少なく、遠くに見える高層ビル群も心なしか穏やかな表情を見せている。冬の澄み切った青空から差し込む冬の日差しが、暖房の効いた室内をポカポカと暖かく照らし出していた。
あの狂乱の冬コミから数日が経ち、秦谷ヒナの作業部屋にもちょっとしたお正月休みが訪れていた。
部屋の中央には、冬の風物詩である大きなコタツがでんと鎮座している。そのコタツに首まで潜り込み、ダメ人間のお手本のような姿でテレビの正月特番を眺めているのは、葛城ヨウと早坂ユイの二人だった。
「あー、お正月って最高だね。なんにもしなくていいし、コタツはあったかいし、アッシーくんがみかん剥いてくれるし」
ユイがコタツの天板にアゴを乗せ、だらしない笑顔を浮かべてみかんを口に放り込む。彼女はダボダボの部屋着をだらしなく着崩しており、動くたびに規格外の巨大な双眸がコタツの天板に乗ってむにゅりと形を変えていた。
「ほんと、天国だよな。ブラック企業にいた頃は、正月休みなんてあってないようなもんだったし。こうして暖かい部屋でユイちゃんとゴロゴロできるなんて、俺は世界一幸せなアシスタントだよ」
ヨウもまた、完全に骨抜きになった顔でみかんの筋を取りながら答える。
冬コミの100ページという地獄の修羅場を乗り越え、その後の極上の祝賀オフパコで完全に精力を出し切った彼らは、この数日間、文字通り食っちゃ寝の生活を満喫していた。美少女たちとの過激なえっちの余韻を噛み締めながら、コタツでぬくぬくと過ごす。これ以上の幸福があるだろうか。
しかし、この部屋の主である天才美少女クリエイターは、彼らとは全く別の時間を生きていた。
カチャカチャカチャッ、ターンッ。
静かな部屋に、正月特番の賑やかなテレビの音を切り裂くように、鋭いキーボードのタイピング音が響き渡る。
ヨウがコタツから首だけを出して振り返ると、メインデスクには、普段と全く変わらない真っ直ぐな姿勢でパソコンのモニターを睨みつけるヒナの姿があった。
「先生、お正月くらい少しは休んだらどうですか。冬コミであんなに限界突破したばっかりじゃないですか。たまにはコタツに入ってみかんでも」
ヨウが気遣って声をかけると、ヒナはタイピングの手をピタリと止め、ゆっくりと椅子を回転させてヨウたちを見下ろした。
その黒曜石のような瞳には、休日の穏やかさなど微塵もなく、クリエイターとしての冷徹で狂気的な炎がすでに煌々と燃え盛っていた。
「同人作家に正月休みなどという概念はありません。冬コミの熱狂が終わったということは、次の春のイベントに向けた戦いがすでに始まっているということです。私が先日、春のイベントの申し込みを完了したと言ったのを忘れたのですか」
ヒナの凛とした声が、コタツで溶けかけていたヨウの背筋をピンと伸ばさせた。
「いや、忘れてないですけど。でも、まだ年が明けたばっかりですよ」
「時間というものは残酷なまでに平等に過ぎていきます。そして、読者の期待は常に前作を超えていく。100ページの大作で彼らの性癖を破壊した以上、次の春のイベントでは、さらに新しい切り口で彼らの脳髄を焼き切る必要があります」
ヒナはスッと立ち上がり、ホワイトボードの前へと移動した。
彼女の今日の服装は、黒いタートルネックのニットに、ボディラインにぴったりと吸い付くタイトスカートという、シックでありながら極めて身体のラインを強調する出で立ちだった。引き締まったウエストから、タイトスカートが包み込むお尻の滑らかなカーブが、彼女が動くたびに艶かしく形を変える。
「たった今、春のイベントに向けた新刊のプロットが完成しました。休んでいる暇はありませんよ、葛城さん、ユイ」
ヒナの容赦のない宣告に、ユイがコタツの中から「えーっ」と情けない声を上げた。
「先生、もうプロットできたの。早すぎるよぉ。私、まだ冬コミの疲れが完全に抜けてないのにぃ」
「体力は食事と睡眠で十分に回復しているはずです。それに、今回のプロットは、まさに今のあなたたちのような状態を必要としているのです」
ヒナが妖艶な笑みを浮かべて、コタツの方へとゆっくりと歩み寄ってきた。
「どういうことですか、先生」
ヨウが不思議そうに尋ねると、ヒナはコタツのすぐ側に立ち、ヨウを見下ろした。
「次の作品のテーマは、『日常生活の中に潜むエロティシズム、そして無防備な状態からの不意打ちの快感』です」
ヒナはクリエイターとしての探求心を瞳に宿しながら、淡々と語り始めた。
「これまでは、コスプレや縛りプレイ、アクロバティックな体位など、最初から性的な目的を持ったシチュエーションを描いてきました。しかし、読者が本当に身近に感じ、リアルな興奮を覚えるのは、日常の延長線上にある不意打ちのエロティシズムです。例えば、コタツでリラックスして完全に油断している状態から、突然強制的に発情させられ、快楽のどん底に突き落とされる。そのギャップと精神の乱れを、私は描きたいのです」
ヒナの完璧な理論と、それに伴うスケベすぎる発想に、ヨウのスケベな脳髄は瞬時に理解を示した。
つまり、今このコタツでだらけきっている自分を、モデルとして実地検証に使う気なのだ。
「なるほど。無防備な状態からの不意打ちってことですね。俺、いつでもモデルやりますよ。先生とユイちゃんが相手なら、どんなシチュエーションだって大歓迎ですから」
ヨウが喜々として、コタツの中から力強く頷く。
ブラック企業で理不尽な労働を強いられていた頃に比べれば、大好きな美少女たちに実地検証と称してえっちなことをされるなんて、究極の役得でしかない。文句など一つもないし、むしろもっとやってくれと言いたい気分だ。
「素晴らしい理解力です、葛城さん。では、早速第一の検証を始めます。葛城さんはそのまま、テレビを見て完全にリラックスした状態を保っていてください。視線は画面から外さないように」
ヒナはそう言うと、なんと自らコタツの布団をめくり上げ、ヨウの隣の狭い空間へと潜り込んできたのだ。
「えっ、先生」
「視線は画面です。私がコタツの中で何をしていても、あなたは日常を装い続けてください」
ヒナの冷たい命令に、ヨウは慌ててテレビのバラエティ番組に視線を固定した。
コタツの中は、ヒーターの熱と、ヨウとユイの体温で蒸し風呂のように暖かくなっている。そこにヒナの身体が入り込んできたことで、狭い空間の人口密度が一気に跳ね上がり、彼女の着ているニットから漂う甘い香りがコタツの中に充満した。
モゾモゾと、コタツの布団の下でヒナが動く気配がする。
そして、ヨウの足首に、ヒナのタイトスカートに包まれた柔らかい太ももがピタリと触れた。
「ひゃっ」
「声を出さないで。あなたはただ、みかんを食べながらテレビを見ているだけの青年です」
ヒナの囁き声が、コタツの中からくぐもって聞こえてくる。
ヨウは心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、必死にテレビの画面を見つめ続けた。
しかし、次の瞬間、ヨウの理性を完全に吹き飛ばすような出来事がコタツの中で起きた。
ヒナの細く白い手が、ヨウが穿いていたスウェットのズボンの内側にスッと入り込んできたのだ。
「……っ」
ヨウは声にならない悲鳴を上げ、全身の筋肉を硬直させた。
ヒナの手は一切の迷いもなく、ヨウのボクサーパンツのゴムを引き下げ、完全に無防備な状態のヨウの分身をコタツの熱気の中に解放した。
「ふふっ。テレビを見ているだけなのに、あなたのここは、もうこんなに反応し始めているんですね。日常の油断の中に潜む、雄としての本能。素晴らしいデータです」
ヒナの冷たい指先が、ヨウの分身の先端をチリリと弾いた。
コタツという絶対的な安全圏。家族団らんの象徴であるその狭い空間の真下で、天才美少女作家が自分の急所を握りしめている。上半身はテレビを見てリラックスしているのに、下半身は完全に快楽の支配下に置かれているという、この圧倒的なギャップ。
ヨウの男性ホルモンは瞬時に沸点に達し、分身はヒナの指の中で怒涛の勢いで膨張を開始した。
「先生、それ、めちゃくちゃエロいです。コタツの中でいじられるの、すっごく興奮する」
ヨウが必死に声を潜めて言うと、ヒナはさらに過激な行動に出た。
「では、次は視覚を完全に奪われた状態での、粘膜への直接的なアプローチの検証です」
コタツの布団の下から、ジュルッという卑猥な水音が響いた。
ヒナが自らの口を開き、ヨウの熱く硬い先端をパクリと口腔内へと咥え込んだのだ。
「うおぉっ」
ヨウの腰がビクンと大きく跳ね、コタツの天板がガタッと音を立てた。
「アッシーくん、どうしたの。なんかコタツの中、すごく動いてるけど」
反対側でみかんを食べていたユイが、不思議そうにコタツの布団をめくり上げた。
「あーっ。先生ずるいっ。私に内緒で、コタツの中でアッシーくんにえっちなことしてるぅ」
ユイはコタツの中の光景を目の当たりにして、頬をぷくっと膨らませて抗議した。
ヒナはヨウの分身を口から離し、口の端から銀色の糸を引きながら、コタツの中からユイを見上げた。
「これは春の新刊に向けた重要な実地検証です。日常という名の密室における、不意打ちのエロティシズム。ユイ、あなたもただ見ているだけでなく、検証に協力しなさい」
「協力するするっ。私もアッシーくんに不意打ちするっ」
ユイは嬉しそうに目を輝かせると、自らのダボダボの部屋着を一瞬にして脱ぎ捨てた。下着を一切身につけていない、暴力的なまでの質量を持つ巨大な双眸が、暖房の効いた部屋の空気に揺れる。
ユイは全裸のままコタツの中に潜り込み、ヨウの右側から彼にぴったりと張り付いてきた。
「ユ、ユイちゃんまで。コタツの中が、美少女で満員電車みたいになってるんだけど」
ヨウが嬉しい悲鳴を上げると、ユイはヨウの右腕に自らの巨大な胸をむにゅりと押し付け、耳元で甘く囁いた。
「えへへ。コタツの中って狭いから、おっぱいがいっぱい当たっちゃうね。アッシーくん、テレビ見ながら、私のおっぱいと先生のお口、どっちが気持ちいいか堪能してね」
ユイはヨウの太ももに自らの柔らかな秘部を擦り付けながら、ヨウの乳首を指先でコリコリと弄り始めた。
左からはヒナの極上のフェラチオが下半身を抉り、右からはユイの爆乳とねっとりとした愛撫が上半身を責め立てる。
「くっ……ああっ。お前ら……じゃなくて、先生、ユイちゃん。これ、正月早々最高すぎるよ。俺の頭、完全に真っ白になりそう」
ヨウはテレビのバラエティ番組で芸人が笑いを取っている声を聞きながら、自らの下半身から突き上げてくる圧倒的な快楽の波に翻弄されていた。
「んちゅっ、れろぉ……葛城さん、筋肉の緊張具合が素晴らしいです。リラックスしようとする理性と、快感に屈しようとする本能のせめぎ合い。これが不意打ちのシチュエーションの神髄です」
ヒナはクリエイターとしての狂気を瞳に宿したまま、頬をこけさせて強烈な吸引力でヨウの分身を吸い上げる。コタツの中という熱気のこもった空間が、彼女の吐息をさらに熱くし、ヨウの急所を容赦なく責め立てる。
「アッシーくん、私のお股もすっごく濡れてきちゃった。コタツの中、アッシーくんのおちんちんの匂いでいっぱいで、我慢できないよぉ」
ユイは自らの指で秘部をいじり始め、チュクチュクという水音をコタツの中に響かせた。彼女の豊満な太ももがヨウの腰に絡みつき、その体温がダイレクトに伝わってくる。
「先生、ユイちゃん。俺、もうテレビなんか見てられない。限界だっ」
ヨウは完全に理性のストッパーを外し、コタツの布団をガバッと大きく跳ね除けた。
暖かい空気が一気に部屋の中に広がり、三人の乱れた姿が白日の下に晒される。
「検証の第一段階は終了です。では、第二段階。完全に発情しきった状態からの、強引な結合の検証に移ります」
ヒナは口からヨウの分身を解放し、自らのタイトスカートのジッパーを下ろして、黒い純白のショーツを太ももまで引き下げた。
「葛城さん、そのまま仰向けに寝転がってください。私とユイで、あなたの上から快楽を上書きします」
ヒナの命令に従い、ヨウはコタツの横のカーペットの上に大の字になって仰向けに倒れた。
「まずは私からねっ。アッシーくんの硬いの、いただきまーす」
ユイが元気よくヨウの上に跨り、自らのたっぷりと愛液で濡れた入り口に、ヨウの熱く硬い先端を当てがった。
「ユイちゃん、中、めちゃくちゃ熱いよ」
「アッシーくんのせいだよ。コタツの中でいっぱい焦らされたから、お肉の奥がすっごくうずうずしてたのっ」
ユイは自らの体重をかけて、一気に腰を沈み込ませた。
「んあぁぁっ」
ユイの口から、突き上げるような歓喜の絶叫が漏れた。ヨウの分身が、ユイの狭く熱い内部の最奥まで一息に到達する。
ユイはヨウの胸板に手をつき、騎乗位の体勢で激しく上下に腰を動かし始めた。パンッ、パンッと、肉と肉がぶつかり合う派手な音が、正月の静かな部屋に響き渡る。
「あっ、ああんっ、いいっ、アッシーくん、すっごく太くて、お腹の奥までぎっしり詰まってるぅっ」
ユイの巨大な胸が、彼女の腰の動きに合わせてブルンブルンと狂ったように揺れ動く。その暴力的なまでの質量がヨウの視覚を強烈に刺激し、さらに彼女の奥底から伝わってくる極上の摩擦が、ヨウの理性を根こそぎ奪い去っていく。
「素晴らしいです。日常から非日常への劇的な移行。この視覚的なインパクトと、肉体の激しい躍動感。ユイ、そのままペースを落とさずに突き続けてください」
ヒナは二人の結合部を冷静に、しかし熱を帯びた瞳で観察しながら、自らもヨウの顔の方へと四つん這いで近づいてきた。
そして、ヨウの顔を跨ぐようにして立ち、自らのたっぷりと濡れた柔らかな秘部を、ヨウの顔にダイレクトに押し付けてきたのだ。
「葛城さん。視覚と触覚だけでなく、味覚でも春の原稿のためのインスピレーションを与えてください。私のここを、全力で愛撫しなさい」
「むぐっ……はいっ、先生っ」
ヨウは鼻と口をヒナの極上の香りと甘い愛液の味に塞がれながら、本能のままに舌を伸ばし、ヒナの最も敏感な部分をチロチロと舐め上げた。
下半身はユイの激しい騎乗位によって極限の快感を与えられ、顔面はヒナの極上の秘部に完全に支配されている。美少女二人に上下から同時に責め立てられるという、究極のシチュエーション。
「ああっ、アッシーくん、すごいっ。先生に顔いじめられながら、下はこんなに硬くてビクビク脈打ってるっ。もっと激しくいくよっ」
ユイがさらに腰の回転速度を上げ、ヨウの最奥を的確に抉り抜いていく。
「ひゃんっ、葛城さん、舌の動きが……っ。もっと、そこ、強く吸ってっ」
ヒナも快感に耐えきれなくなり、ヨウの顔に自らの秘部を強く押し付けながら、甘い喘ぎ声を漏らした。
冬コミの疲れなど完全に吹き飛び、ヨウの男性ホルモンは最高潮に達していた。
「ユイちゃん、先生、俺、もう我慢の限界だっ。動くよっ」
ヨウはユイの腰を抱え上げたまま身体を反転させ、自分がユイの上に覆い被さる正常位の体勢へと持ち込んだ。そして、顔面をヒナの秘部から離し、荒い息を吐きながらユイの奥深くへと渾身の力で腰を打ち込み始めた。
「ひゃあぁぁっ、アッシーくん、すごいっ、奥まで、突き破られそうぅっ」
ユイは涙目になりながら首を激しく横に振り、ヨウの背中に爪を立てた。
「葛城さん、そのまま。私も後ろから参加します」
ヒナがヨウの背後に回り込み、ヨウの背中に自らの胸を密着させながら、ヨウの首筋にねっとりとキスを落とした。彼女の手がヨウの腹部から下腹部へと伸び、ユイと結合しているヨウの分身の根元を、外側から巧みに撫で回す。
「うおぉぉっ、二人とも、最高すぎるっ。俺、もう全部出ますっ。ユイちゃんの中に、いっぱいいっぱい中出しさせてもらいますっ」
ヨウは全身の筋肉を硬直させ、自らの限界を突破して絶叫した。
「出してっ、アッシーくんの熱いの、私のお腹の中に全部出してぇっ」
「葛城さんのすべてを、春の原稿のために注ぎ込んでくださいっ」
ヨウはユイの最も深い場所を的確に突き上げ、自らの魂そのものを絞り出すようにして、熱く濃密な白濁液を怒涛の勢いで解き放った。
ドクン、ドクンと脈打つたびに、生命の熱がユイの奥底へと勢いよく注ぎ込まれていく。ユイは「ひぃんっ」と甘い悲鳴を上げて全身を弓のように反らせ、強烈な絶頂の波に飲み込まれた。同時に、ヨウの背中に張り付いていたヒナも、ヨウの筋肉の硬直を皮膚越しに感じ取り、ビクンビクンと身体を震わせて歓喜の声を上げた。
永遠にも感じられる絶頂の時間が過ぎ去り、ヨウは完全に脱力してユイの胸の上に重なるようにして崩れ落ちた。
部屋の中に、三人の荒い呼吸音と、汗ばんだ肌が擦れ合う微かな音だけが響いている。
「……はぁ、はぁ。アッシーくんの生中出し、お正月早々最高に気持ちよかったぁ」
ユイがヨウの背中に腕を回し、夢現の声で満足げに囁いた。
「……見事な検証でした。日常の油断から絶頂への急転直下。この精神的、肉体的な動きのデータは、必ず春の新刊を素晴らしいものにしてくれます」
背後から離れたヒナも、息を整えながらクリエイターとしての笑みを浮かべ、乱れたタイトスカートを直しながら立ち上がった。
「さて。素晴らしいデータが取れました。休んでいる暇はありませんよ、葛城さん、ユイ。すぐに春の原稿の準備に取り掛かります」
ヒナの口から放たれた、容赦のない宣告。
冬コミが終わったばかりだというのに、彼女のクリエイターとしての歩みは決して止まらない。
「休む間もないのかよ。でも、先生とユイちゃんと毎日えっちしながら漫画描けるなら、俺、いくらでもモデルやりますよ」
ヨウは心地よい疲労感に包まれながら、大きく笑い声を上げた。
終わらない原稿地獄。しかし、彼にとってはそれは地獄ではなく、美少女たちと欲望のままにえっちを楽しむことができる、無限の楽園なのだ。
葛城ヨウの底なしのアシスタント道は、こうして春のイベントに向けて、再びドタバタと騒がしく幕を開けるのだった。