進め!アシスタント道 作:ろくりん
初夏の陽射しが東京の街を眩しく照らし出し、アスファルトの熱気が少しずつ空気を歪ませ始める季節。
タワーマンションの高層階にある秦谷ヒナの作業部屋は、外の気候変動など全く意に介さない独自の生態系を維持していた。複数台の高性能パソコンが低い駆動音を立てて熱を排出し、強力なエアコンがその熱を冷ますために冷気を吹き出し続けている。
そして何より、この部屋を最も熱くしているのは、机に向かう三人のクリエイターたちが放つ、創作への狂気的な情熱と尽きることのない欲望だった。
葛城ヨウは、自らのサブデスクで背景のペン入れに没頭していた。
ブラック企業で心身をすり減らし、理不尽な上司の命令で無意味なエクセルに数字を打ち込み続けていた日々は、今となっては遠い前世の記憶のように感じられる。一念発起して脱サラし、大好きな絵を仕事にするために飛び込んだこの場所は、常識が一切通用しない狂乱の修羅場だった。
だが、今のヨウの胸にあるのは、言葉に尽くせないほどの圧倒的な充実感だ。
画面からふと視線を上げると、メインデスクには夏服のセーラー服を完璧に着こなしたヒナが、恐ろしいまでの集中力で液晶タブレットに向かっている。透き通るような白い肌と、艶やかな黒髪。彼女がペンを走らせるたびに、繊細でありながら読者の理性を根こそぎ奪い去るような、極上のエロティシズムが画面の中に生み出されていく。
その後ろのマットレスでは、早坂ユイがダボダボの薄手のキャミソール一枚という無防備すぎる姿で、寝転がりながらサブのタブレットを操作していた。彼女が体勢を変えるたびに、規格外の巨大な双眸が重力に従ってむにゅりと形を変え、キャミソールの胸元からこぼれ落ちそうになっている。
天才美少女作家と、自由奔放な巨乳後輩アシスタント。
この極上の美少女二人と寝食を共にし、彼女たちの作品の一部となり、そして何より、毎日狂ったようにえっちをして精力を搾り取られる。男として、これ以上の天国がこの世のどこに存在するだろうか。
「葛城さん、手が止まっていますよ。夏のイベントに向けた新刊の進行は、一日たりとも遅れを許されません」
不意に、ヒナの冷徹で凛とした声が作業部屋に響いた。
ヨウはビクッと肩を震わせ、慌てて液晶タブレットに視線を戻す。
「すみません、先生。あまりにもこの職場が最高すぎて、つい幸せを噛み締めてしまいました。すぐに背景の仕上げに取り掛かります」
ヨウが心からの本音を口にすると、ヒナはペンを置き、ゆっくりと椅子を回転させてヨウの方を向いた。
「幸せを噛み締めるのは結構ですが、私たちの探求に終わりはありません。春のイベントを乗り切ったからといって、立ち止まることは許されないのです」
ヒナの黒曜石のような瞳の奥に、クリエイターとしての業火と、新たな性癖への果てしない探求心がギラギラと燃え上がっているのを、ヨウは見逃さなかった。
「先生、まさか」
「ええ。たった今、夏のイベントに向けた新刊の、最も重要なクライマックスシーンのネームに行き詰まりました。脳内で想像するだけでは、どうしてもリアリティが不足しています。圧倒的な熱量と、視覚を埋め尽くすほどの肉欲。それらを画面に定着させるためには、やはり実地検証が不可欠です」
ヒナが妖艶な笑みを浮かべて立ち上がると、マットレスで寝転がっていたユイも、弾かれたように身を起こした。
「やったぁっ。実地検証の時間だねっ。私もずっと座りっぱなしでお股がムズムズしてたところなんだぁ」
ユイは嬉しそうにキャミソールの裾を掴み、一瞬にしてそれを頭から脱ぎ捨てた。下着を一切身につけていない、暴力的なまでの質量を持つ巨大な双眸が、初夏の空調の効いた室内にブルンブルンと跳ね回る。
「というわけです、葛城さん。あなたには今から、夏の暑さすら忘れるほどの、極限の快楽と疲労を提供してもらいます。アシスタントとして、全力で私たちのご奉仕をしなさい」
ヒナもまた、一切の躊躇いなくセーラー服の夏服を脱ぎ捨て、プリーツスカートのホックを外した。雪のように白く滑らかな全裸が、作業部屋の照明の下に露わになる。
二人の極上の美少女が、全く隠すことなく自らの裸体を晒し、ヨウに向かって欲望を剥き出しにしているのだ。
ヨウは自らのスケベな脳髄が完全に沸点に達するのを感じながら、勢いよく椅子から立ち上がった。
「はいっ。先生とユイちゃんのためなら、俺のちんこが干からびるまでいくらでもご奉仕させていただきます。モデルでも実験台でも、なんでもやりますよっ」
ヨウは歓喜の声を上げ、着ていたスウェットの上下を一瞬にして脱ぎ捨てた。疲労など知ったことではない。目の前に極上のご褒美がぶら下がっているのだ。限界まで熱を帯びて反り上がったヨウの猛々しい分身が、空に向かってビクンビクンと脈打つ。
「素晴らしい覚悟です。では、検証を開始します。ユイ、葛城さんをマットレスに」
「はーいっ。アッシーくん、こっち来てぇっ」
ユイがヨウの腕を引き、マットレスの上へと強引に引き倒した。
ヨウが仰向けに倒れ込むと同時に、ユイがヨウの顔面を跨ぐようにして上に乗ってきた。
「まずは私から、アッシーくんのお顔いっぱいいじめちゃうねっ」
ユイは自らのたっぷりと愛液で濡れた柔らかな秘部を、ヨウの顔面にダイレクトに押し付けてきたのだ。
「むぐっ……んちゅっ、れろぉっ」
ヨウの視界が、ユイの健康的で豊満な太ももと、柔らかなお尻の肉によって完全に塞がれる。息をするたびに、ユイの甘い体臭と濃厚な愛液の香りが鼻腔をくすぐり、ヨウは本能のままに舌を突き出して、ユイの最も敏感な部分をチロチロと舐め上げ始めた。
「ひゃんっ……。アッシーくんの舌、すっごく熱いっ。もっと、もっと奥まで舐めてぇっ」
ユイはヨウの顔面に跨ったまま、快感に身をよじって腰を揺らす。
それと同時に、ヨウの下半身にも強烈な熱が襲いかかった。
「葛城さん。今回のテーマは、終わりのない快楽のサイクルです。あなたが顔面でユイに奉仕している間、私はあなたの下半身から、すべての活力を搾り取ります」
ヒナがヨウの腰を跨ぎ、自らの愛液で濡れそぼった入り口に、ヨウの熱く硬い先端を当てがって一気に腰を沈み込んだ。
「んあぁぁっ……」
ヒナの口から、突き上げるような艶やかな絶叫が漏れる。ヨウの分身が、ヒナの狭く熱い内部の最奥まで一息に到達した。
「先生っ、中めちゃくちゃ締まってますっ。動きますよっ」
ヨウはユイの秘部を舐めながら、下からヒナの華奢な腰を打ち上げるようにしてピストンを開始した。
「あっ、ああんっ、いいっ、葛城さん……そこ、深くて……っ。もっと、もっと激しく突き上げてきなさいっ」
ヒナはヨウの胸板に手をつき、騎乗位の体勢で狂ったように腰を上下させ始めた。
顔面はユイの極上の秘部に埋もれ、下半身はヒナの最高の名器に激しく締め上げられる。
パンッ、パンッと肉が激しくぶつかり合う音。
チュクチュクという、ヨウの舌がユイの秘部を愛撫する水音。
そして、三人の切羽詰まった、しかし確実に快楽に染まった荒い息遣い。
部屋の中は、誰が誰に快感を与えているのかが完全に溶け合い、一つの巨大な欲望の渦と化していた。
「アッシーくん、そこっ、舌の先でころころしてっ……あっ、ああっ、お腹の中、すっごく熱いっ」
ユイはヨウの顔に自らの秘部を強く押し付けながら、自らの指でさらに豆粒のような突起を弄り、快楽の波を加速させていく。彼女の巨大な胸が、重力に従ってヨウの顔の横でブルンブルンと豊かに揺れる。
「葛城さんっ、腰のリズム、絶対に落とさないでっ。この圧倒的な運動量と熱気こそが、夏の原稿に必要なのですっ」
ヒナが涙目になりながら、自らの雪のように白い肌を濃いピンク色に染めて腰を打ち付ける。
「わ、わかってますっ。俺の絶倫アシスタント魂、見せてやりますよっ」
ヨウはユイの愛液で溺れそうになりながらも、足腰の筋肉を総動員して、ヒナの最奥に向けて重く鋭いピストンを繰り返し続けた。
極限のマルチタスクと、脳を焼き切るほどの快楽。
ブラック企業で上司に理不尽に怒鳴られていた頃の自分に教えてやりたい。お前は数ヶ月後、極上の天才美少女作家と巨乳後輩アシスタントに全裸で挟まれ、顔面と下半身を同時に責め立てられながら、歓喜の絶叫を上げているぞ、と。
「ああっ、先生、ユイちゃんっ。俺、アシスタントになって本当に良かったっ。こんな極上の職場、世界中探してもここだけですよっ」
ヨウが歓喜の絶叫を上げながら腰を打ち上げると、ヒナの内部の肉ひだが、それに呼応するように暴力的な力でヨウの分身を締め上げてきた。
「ひゃんっ、葛城さんの、太くて……っ。私、もう、イキますっ」
「私もっ、アッシーくんの舌で、イッちゃうぅっ」
二人の美少女の限界を知らせる声が、ヨウの射精中枢の最後の扉を蹴り破った。
「俺も限界ですっ。二人とも、俺の全部受け取ってくださいっ」
ヨウは全身の筋肉を硬直させ、ヒナの最奥に向けて渾身の力で腰を打ち込んだ。
「出してっ、葛城さんっ。あなたのすべてを、私の中に注ぎ込んでっ」
ヨウの分身の先端から、極限まで濃縮された熱く濃密な白濁液が、ヒナの子宮の入り口を叩き割るような勢いで解き放たれる。ドクン、ドクンと脈打つたびに、尋常ではない量の精力がヒナの内部へと注ぎ込まれ、ヒナは「んあぁぁぁっ」と甲高い絶叫を上げて全身を弓のように反らせた。
同時に、顔面を塞いでいたユイの秘部も狂ったような痙攣を起こし、ヨウの口の中に向けて甘い香りのする大量の愛液を溢れさせた。ヨウはそれを最後の一滴まで喉の奥へと飲み込みながら、強烈な絶頂の波に飲み込まれていった。
三人の歓喜の絶叫と、快楽の嬌声が、初夏のタワーマンションの一室に溶け込んでいく。
永遠にも感じられる絶頂の時間が過ぎ去り、ヨウは完全に精魂尽き果てて、マットレスの上に沈み込んだ。
ヒナはヨウの胸の上に汗だくのまま崩れ落ち、ユイもヨウの顔から退いて、横にゴロンと転がって荒い息を吐いている。
部屋の中には、三人の乱れた呼吸音と、パソコンの冷却ファンの音だけが響いていた。
「……はぁ、はぁ。先生、ユイちゃん……最高の検証でしたね。俺、完全に空っぽです」
ヨウが干からびた声で、しかし満面の笑みを浮かべて呟いた。
「……ええ。素晴らしい熱量と、圧倒的な情報量でした。この感覚を忘れないうちに、すぐにラフに書き起こします」
ヒナはヨウの胸から立ち上がると、自らの太ももを伝う白濁液をティッシュで無造作に拭き取り、全裸のまま一直線にメインデスクへと向かった。
「あははっ、先生ほんとタフだよねぇ。アッシーくん、お疲れ様っ。私はいっぱい気持ちよかったから、もうちょっとアッシーくんにくっついて休もーっと」
ユイがヨウの腕にしがみつき、嬉しそうに豊かな胸を押し付けてくる。
ヨウは天井を見上げながら、心地よい疲労感に全身を預けていた。
夏のイベントに向けた新刊制作。それが終われば、次は秋の合同誌、そして冬の大型イベント。
このサークルにいる限り、次々と襲いかかってくる締め切りという魔物から逃れることはできない。睡眠不足と戦いながら背景を描き、時には気付けと称して腰を振らされ、新しい性癖の実験台にされ、すべての精力を二人の美少女に搾り取られ続ける。
第三者から見れば、それは狂気であり、異常な労働環境であり、間違いなく終わりのない地獄のサイクルだろう。
しかし、葛城ヨウにとっては違った。
文句を言いながらも、この破天荒でエロティックな職場が、大好きな美少女たちと共に一つの作品を作り上げるこの時間が、心の底から楽しくて仕方がないのだ。
ヨウは自らの腕の中で幸せそうに眠りにつこうとしているユイの髪を優しく撫で、そして、ものすごいスピードでペンを走らせているヒナの後ろ姿を見つめた。
俺のアシスタント道は、まだまだ終わらない。
いや、終わらせてたまるものか。この極上の美少女たちに必要とされ、彼女たちの欲望と創作の炎に薪をくべ続けることができるのなら、俺は喜んで一生搾取され続けてやる。
「先生、ユイちゃん。これからも俺の絶倫ちんこ、使い倒してくださいね」
ヨウの小さな、しかし確かな決意の言葉は、パソコンの駆動音に溶けて消えた。
だが、ヒナのペンは一瞬だけ嬉しそうに跳ね、ユイは寝言のように甘く笑った気がした。
明るく騒がしく、そして果てしなくエロティックな葛城ヨウのドタバタな日々。
彼らのアシスタント道は、これからも欲望と情熱の赴くままに、どこまでも続いていくのである。