進め!アシスタント道 作:ろくりん
晩夏の喧騒が少しずつ落ち着きを見せ始め、高く澄み渡る空に微かな初秋の気配が漂い始めた九月。
しかし、東京の街並みを眼下に見下ろすタワーマンションの高層階、秦谷ヒナの作業部屋だけは、窓の外の季節の移ろいなど完全に無視した灼熱の修羅場を形成していた。
三台の高性能デスクトップパソコンがフル稼働で低い駆動音を唸らせ、排熱ファンから熱気を吐き出し続けている。強力なエアコンがその熱を必死に冷まそうと冷風を送り出しているが、部屋の中に充満するクリエイターたちの異常な熱気と、濃密な汗の匂いを完全に消し去ることはできていない。
葛城ヨウは自らのサブデスクにへばりつくようにして、液晶タブレットに向かって背景のトーン処理を黙々と進めていた。
秋のイベントに向けた合同誌の原稿作業は、いよいよペン入れの最終段階に突入している。ブラック企業で培った徹夜耐性をフルに発揮し、ヨウは画面の中の細かな描き込みに全神経を集中させていた。
「……違いますね。これでは、まったく説得力がありません」
不意に、メインデスクから響いたヒナの冷徹な声に、ヨウはビクッと肩を震わせた。
ヒナは握っていたスタイラスペンをカトリと置き、液晶タブレットの画面を睨みつけながら深い溜め息を吐いた。彼女が着ている黒いシルクのキャミソールは、長時間の作業で肩紐が少しズレており、雪のように白く華奢な肩が痛々しいほど露わになっている。
「先生、どこか納得いかないんですか」
ヨウが心配になって手を止め、問いかけると、ヒナはキャスター付きの椅子をゆっくりと回転させてヨウを真っ直ぐに見据えた。
「結合部から溢れ出す白濁の描写です。今回の合同誌のクライマックス、ヒロインが極限まで精液を注ぎ込まれ、ついに子宮の許容量を超えて外へと溢れ出していく、あの背徳的でエロティックな瞬間。私の頭の中のイメージと、過去のデータだけでは、どうしても重力に従って垂れる液体の粘度や、肉ひだに絡みつくリアルな質感を表現しきれません。液体の表面張力と、肌を滑り落ちる際の光の反射具合に、決定的なリアリティが欠けているのです」
ヒナのクリエイターとしての異常なまでのこだわり。それが何を意味するのか、このサークルで数々の修羅場をくぐり抜けてきたヨウは、もはや本能で理解していた。
「なるほど。つまり、実地検証が必要だと」
「その通りです。葛城さん、アシスタントとしてのあなたの出番ですよ」
ヒナはスッと立ち上がり、一切の躊躇いなくキャミソールとショートパンツ、そして身につけていた下着を脱ぎ捨てて全裸になった。
蛍光灯の光を弾くような白く滑らかな肌と、無駄な肉が一切ない完璧なプロポーション。何度見ても息を呑むほどの造形美が、ヨウの目の前に惜しげもなく晒される。
「今回は、ただ中に出すだけでは足りません。完全に溢れ返る状態、つまり物理的な飽和状態を作るためには、一回や二回の射精では不可能でしょう。最低でも五回。五回連続で、私の中に注ぎ込みなさい。そして、最後の一滴まで絞り出した直後の、生々しい決壊の瞬間を記録します」
「ご、五回連続ですか」
ヨウは驚愕の声を上げたが、彼のスケベな脳髄は瞬時にその提案の圧倒的な役得を計算し終えていた。
極上の天才美少女作家に、五回も連続で生中出しができるのだ。アシスタントとしてモデルを強要されているという体裁ではあるが、これ以上の天国がこの世に存在するだろうか。いや、断じてない。
「はいっ。先生の原稿のためなら、俺、ちんこが空っぽになるまで全力でご奉仕させていただきます」
ヨウは歓喜の声を上げ、着ていたスウェットの上下を一瞬にして脱ぎ捨てた。すでに彼の分身は、ヒナの美しい全裸と冷徹な命令のギャップに当てられ、猛々しく空気を切り裂いて反り上がっている。
「ユイ、カメラの準備はいいですね。接写用のマクロレンズと、照明の調整を完璧にしておきなさい」
「はーいっ。バッチリ一番いいところ撮れるように、セッティングしといたよっ」
背後のマットレスから、ダボダボのTシャツ姿の早坂ユイが一眼レフカメラを構えて飛び出してきた。彼女の規格外の巨大な双眸が、歩くたびにブルンブルンと豊かに揺れ動いている。
「では、葛城さん。私の上に覆い被さりなさい。体位はオーソドックスな正常位。最も深く、そして液が外に逃げない角度で注ぎ込むのです。私のすべてを、あなたの白濁で満たしなさい」
ヒナは部屋の隅に敷かれたマットレスの上に仰向けに寝転がり、雪のように白い太ももを大きく開いてヨウを誘い込んだ。
ヨウはヒナの華奢な身体の上に覆い被さり、愛液で艶やかに光る入り口へと自らの熱く硬い先端を当てがった。
「失礼します、先生っ」
ヨウが一気に腰を沈めると、ヒナの口から突き上げるような艶やかな絶叫が漏れた。
「んあぁぁっ。いいです、葛城さん。一番奥まで、しっかりと届いていますよ」
「先生の中、めちゃくちゃ締まってて最高です。動きますねっ」
ヨウはヒナの細い腰を両手で掴み、激しいピストンを開始した。
パンッ、パンッと肉が激しくぶつかり合う音が作業部屋に響き渡る。ヒナの引き締まった名器の感触と、普段は感情を見せない彼女のクールな表情が快楽に歪んでいくという圧倒的な視覚情報に翻弄され、ヨウはあっという間に一回目の限界を迎えた。
「先生、一回目、出ますっ」
「出してっ、奥の奥に、しっかりと叩き込みなさいっ」
ヨウは渾身の力を込めて、ヒナの奥深くへと熱く濃密な白濁液を怒涛の勢いで解き放った。
「ひぃんっ」
ヒナは強烈な絶頂に身体を震わせる。しかし、彼女が息をつく間もなく、次なる冷徹な指示が飛んだ。
「まだです。抜かずに、そのまま腰を動かし続けなさい。あなたの熱と摩擦で、二回目を引き起こすのです。時間はかけられませんよ」
「はいっ。先生の言う通りにしますっ」
ヨウは完全にヒナのペースに巻き込まれながら、まだ脈打っている分身をそのままに、再び腰を前後に振り始めた。
「アッシーくん、すごいすごいっ。先生のお股の隙間から、もう白いのがチラチラ見えてるよっ。でもまだ溢れるには全然足りないから、もっといっぱい出してっ」
ユイがカメラのファインダーを覗き込みながら、至近距離で煽ってくる。シャッター音がカシャカシャと連続して鳴り響き、ストロボの光が二人の結合部を照らし出す。
二回目、三回目と、ヨウはヒナの極上の名器に搾り取られるようにして絶頂を繰り返した。回数を重ねるごとに、ヒナの内部はヨウの精液でタプタプと満たされ、ピストンをするたびにチュポチュポという卑猥な水音が部屋に反響する。
「葛城さんっ、ペースが落ちていますよっ。あと二回、私の限界まで注ぎ込みなさいっ」
「ああっ、先生の中、精液でぬるぬるしててめちゃくちゃ気持ちいいですっ。出ます、四回目っ」
ヨウの体力と足腰の筋肉はすでに悲鳴を上げていたが、美少女に強制的に搾り取られるという極上の快感と、アシスタントとしてのドMな奉仕精神が、彼を突き動かしていた。
そして、ついに五回目の絶頂。ヨウの男性ホルモンが最後の暴走を始める。
「先生っ、これで最後ですっ。俺の全部、受け取ってくださいっ」
「出してっ、私のお腹を、あなたの全部で満たしてぇっ」
ヨウは最後の力を振り絞り、ヒナの子宮の入り口に向けて五回目の白濁液を解き放った。ドクン、ドクンと脈打つたびに、限界まで濃縮された液体がヒナの内部へと注ぎ込まれていく。
ヒナは全身を弓のように反らせ、甲高い嬌声を上げて長い絶頂の痙攣に身を委ねた。
永遠にも感じられる絶頂の時間が過ぎ去り、二人の荒い息遣いだけが響く。
「……素晴らしいです。完璧に満たされました。葛城さん、今です。ゆっくりと、引き抜きなさい」
ヒナが荒い息を吐きながらも、冷徹なクリエイターの目に戻って指示を出す。
「はいっ……抜きます」
ヨウはヒナの腰から手を離し、自らの分身をゆっくりと後退させた。
ぬぷっ。
粘着質な重い水音とともに、ヨウの分身がヒナの入り口から完全に離脱した。
その瞬間、ヒナの狭い入り口にせき止められていた大量の白濁液が、決壊したダムのように一気に外へと溢れ出した。ドロドロとした濃密な液体が、ヒナの太ももを伝い、マットレスの上にまでポタポタと滴り落ちていく。
「わあぁっ、すごいっ。めちゃくちゃ溢れてるっ」
ユイが歓声を上げながら、猛烈な勢いでカメラのシャッターを切り始めた。カシャカシャカシャという連続音が、静まり返った部屋に激しく響き渡る。
「この粘度、そして重力に従って垂れるライン……完璧です。ユイ、陰影が飛んでしまわないように、露出を少し落として撮りなさい。液体の表面張力が作り出すハイライトを逃してはいけません」
ヒナは自らの股間から精液が垂れ流れるという、極めて恥ずかしいはずの姿を晒しながらも、全く羞恥心を見せることなくユイに的確な指示を出している。その狂気的なまでのプロ意識に、ヨウはただただ圧倒されるしかなかった。
完全に精魂尽き果てたヨウは、ヒナの隣にゴロンと仰向けに転がり、その撮影風景をぼんやりと眺めていた。
天井の照明がぐるぐると回って見える。全身の毛穴から汗が噴き出し、心臓は早鐘のように鳴り響いている。
五回連続の生中出し。ブラック企業時代の自分に教えてやりたい。今の俺は、美少女作家の作画資料のために、ちんこが空っぽになるまで搾り取られているぞ、と。
激しいえっちの後の賢者モードに突入したヨウの脳裏に、ふと、ある疑問が浮かび上がった。
ヨウはヒナの股間から滴る自らの大量の精液を見つめながら、背筋に一筋の冷たい汗が流れるのを感じた。
そういえば、俺、このサークルにアシスタントとして採用されてから、一度もゴムをつけたことがない。
夏のイベントの前も、春の修羅場も、ヒナ先生の指示やユイちゃんの思いつきで何度も何度もえっちをしてきた。その度になんの疑問も持たず、当たり前のように生で挿入し、当たり前のように中に出しまくっている。
いや、よく考えたら普通にヤバいのではないだろうか。
いくら同人制作の資料集めという名目があるとはいえ、現実的に考えれば妊娠や性病といった生物学的なリスクが存在する。これだけ毎日激しく中出しを繰り返していれば、確率論的に言っていつ何が起きてもおかしくない。
ヒナもユイも、避妊や生理といった現実的な問題について、これまで一言も口にしたことがない。彼女たちはただひたすらに、より良い原稿を作るためのリアリティと、自らの性的な欲求にのみ忠実だ。
俺はただのアシスタントで、指示されてモデルをやっているだけだ。役得を享受しているだけの底辺労働者だ。
しかし、もし万が一のことがあれば、このサークルの存続に関わる。クリエイターとしての彼女たちの未来を潰してしまうかもしれない。俺から何か確認した方がいいのではないだろうか。
ヨウが真剣な顔で物思いに耽り、口を開きかけたその時だった。
「あーっ、もう我慢できないっ。撮影終わりっ」
ユイが突然カメラを放り投げ、着ていたダボダボのTシャツを一気に脱ぎ捨てて全裸になった。
「えっ、ユイちゃん」
「先生のお股から溢れるアッシーくんの精液見てたら、私のお股もすっごくムズムズしてきちゃったの。アッシーくんのおちんちん、まだ少し元気あるよねっ」
ユイはヨウの返事を待つことなく、ヨウの腰の上に跨ってきた。
五回連続で搾り取られて限界だったはずのヨウの分身だが、ユイの暴力的なまでの爆乳と、彼女の愛液でぐっしょりと濡れた秘部の匂いを嗅ぎ取った瞬間、アシスタントとしての本能が強制的に再起動を果たした。
「いれるよ、アッシーくんっ」
ユイが一気に腰を沈め、ヨウの熱く硬い先端を自らの奥深くへと沈み込ませる。
「んあぁぁぁっ。すっごい、アッシーくんの、まだこんなに太くて熱いよぉっ」
ユイは巨大な胸をブルンブルンと揺らしながら、狂ったように腰を上下させ始めた。
「ひゃああっ、ユイちゃん、中めちゃくちゃ吸い付いてくるっ。でも、ちょっと待って、俺さっき……」
ヨウの頭の片隅に、先ほどの疑問が再びもたげかける。
避妊。中出しのリスク。現実的な問題。確認しなければならない義務。
しかし、ユイの圧倒的な快感と、ヨウの胸板に激しく打ち付けられる極上のマシュマロのような爆乳の感触が、そんな些細な疑問を瞬時に上書きしていく。
隣を見ると、ヒナは立ち上がってティッシュで自らの太ももを拭きながら、冷徹な目で二人の絡みを見下ろしていた。
「ユイのその欲望にまみれた表情も、ヒロインの心理描写の参考にできそうですね。葛城さん、そのままユイの欲求を満たしてあげなさい。アシスタントとしての務めを果たしなさい」
ヒナの容赦のない、しかし絶対的な指示。
ヨウはユイの豊かな腰を両手で掴み、彼女の激しい騎乗位に合わせて下から腰を突き上げ始めた。
二人とも何も言わないし、気にしていない。この天才クリエイターたちが何も言わないのだから、俺みたいな底辺アシスタントから、避妊がどうとか口出しするのも野暮というものだ。
それに、こんな極上の美少女二人に、毎日生中出しできる環境なんて世界中探しても他にない。ゴムなんかで遮られたら、この最高の役得が半減してしまう。
美少女に生中出しできるなら、その方が良いに決まっているのだ。
ヨウは完全に思考を放棄し、アシスタントとしての性欲の赴くままに腰を打ち据えた。
「あっ、ああんっ、アッシーくん、もっとっ、もっと奥までガツンって突いてぇっ。私のお腹の中にも、いっぱい中出ししてぇっ」
ユイが涙目になって嬌声を上げ、ヨウの肩にしがみついてくる。
「いくぞユイちゃんっ。俺の残りカスまで、全部搾り取ってくれっ」
ヨウはユイの最奥に向けて渾身のピストンを繰り返し、六度目の絶頂をユイの内部へと叩き込んだ。
「ひゃあぁぁぁっ」
ユイは歓喜の絶叫を上げて全身を痙攣させ、ヨウの胸の上に崩れ落ちた。
部屋の中には、荒い息遣いと、パソコンの冷却ファンの音だけが響いている。
ヨウはユイの温かい体重を感じながら、天井を見つめてだらしない笑みを浮かべた。
現実的な問題など知ったことではない。この破天荒でエロティックな職場で、大好きな美少女たちに必要とされ、彼女たちの欲望と創作のためにご奉仕できる。ただそれだけで、葛城ヨウの人生は最高に幸せなのだ。
完全に思考を放棄したヨウは、(コレも役得だよな)と心の中で割り切ると、自らの胸の上で荒い息を吐くユイの身体をガッチリと抱え込んだ。そして、コロンとマットレスの上を転がり、上下の体勢を一気に入れ替えた。
「ひゃんっ!? アッシーくん、まだやるのっ?」
突然仰向けにさせられたユイが目を丸くするが、ヨウは返事の代わりに彼女の巨大なおっぱいを両手でガシッと掴み、欲望の赴くままにたっぷりと揉みしだいた。
極上のマシュマロのような弾力が、指先からヨウのスケベな脳髄へと直接快感を送り込んでくる。
「当然だよ。こんな可愛い美少女とえっちなんて、遠慮する理由がどこにあるんだ!」
ヨウはまだ十分に熱と硬さを保っている分身をユイの奥深くまで突き入れ、生中出しの極上の快感と役得を限界まで楽しもうと、再び獣のように腰を振り始めた。
「ああっ、ああんっ! アッシーくん、すごいっ、積極的、またお腹の中、激しくかき回されるぅっ!」
ユイが甲高い嬌声を上げ、ヨウの首にしがみついてくる。
「葛城さん、素晴らしい体力です。その生々しい欲望のぶつかり合いも、大変良い資料になりますよ。続けてください」
ヒナの冷徹な声援を背に受けながら、ヨウは美少女たちの柔らかな肌と甘い香りに包まれ、理性を完全に手放して快楽の底へと沈んでいく。
終わりのない同人制作のサイクルは、こうして一瞬の疑問すらも快楽で塗り潰しながら、今日もドタバタと騒がしく回っていくのだった。