※この作品はR-18です。

進め!アシスタント道   作:ろくりん

45 / 47
オマケ4:ヒナと資料作り

高く澄み渡った秋の空が東京の街を包み込み、窓から差し込む朝の光が少しずつ柔らかな色合いを帯びてきた十月のある日。

 

タワーマンションの高層階に位置する秦谷ヒナの作業部屋は、普段の喧騒が嘘のように静まり返っていた。いつもなら、複数台のパソコンの冷却ファンが唸る音に混じって、早坂ユイの賑やかな笑い声や、ヒナの冷徹で的確な指示が飛び交い、慌ただしくも活気に満ちた空間となっているはずだ。

 

しかし、今日ばかりはその気配がない。季節の変わり目の急激な気温変化にやられ、ユイが風邪でダウンしてしまったからだ。朝一番で「熱が出ちゃったのでお休みしますぅ」という鼻声のメッセージがサークルのグループチャットに届き、今日の仕事場はヒナと葛城ヨウの二人きりとなっていた。

 

ヨウは自らのサブデスクに座り、液晶タブレットに向かって黙々と背景のトーン処理を進めていた。静寂に包まれた部屋には、スタイラスペンが画面を滑るカツカツという硬質な音だけが響いている。集中するにはこれ以上ないほど最適な環境だったが、この破天荒でエロティックなサークルにおいて、ただ平穏に時間が過ぎていくことなどあり得ないという事実を、ヨウはこれまでの経験から嫌というほど身をもって知っていた。

 

嵐の前の静けさ。そんな予感を抱きながらヨウがペンを動かしていると、作業部屋の奥にある巨大なクローゼットの扉が静かに開いた。

 

「葛城さん、作業の手を止めてください。重要な検証に移ります」

 

ヒナの冷徹で凛とした声が響き、ヨウはビクッと肩を震わせて振り返った。

 

そして、クローゼットから姿を現したヒナの姿を見た瞬間、ヨウは握っていたペンを取り落としそうになった。

 

「……先生、その格好は、一体」

 

ヨウの口から、驚愕と興奮が入り混じったかすれた声が漏れた。

 

ヒナが身に纏っていたのは、陸上競技の女子選手が着用するような、しかしそれよりも遥かに露出度の高い、深い紺色のハイレグレオタードだった。

 

極薄で光沢のあるスパンデックス生地が、ヒナの華奢で引き締まった身体に吸い付くようにピタリと張り付いている。首元までしっかりと布地があるハイネックの仕様だが、生地が薄すぎるために、彼女の理想的なお椀型を描く胸の起伏や、先端の小さな突起の形までもが克明に浮かび上がっていた。

 

さらに目を引くのは、その暴力的なまでのハイレグのカッティングだ。股間の布地は腰骨の遥か上、くびれのすぐ下まで鋭角に深く切れ込んでおり、雪のように白く滑らかな太ももから、股関節の絶対領域が完全に露出している。無駄な肉が一切ない完璧な骨盤のラインが強調され、動くたびに極小の股布が秘部の膨らみをギリギリで隠し、えも言われぬエロティシズムを放っていた。

 

「次回の新作、『マンコリレー!〜たくさん出したら1等賞〜』の作画資料のための衣装です」

 

ヒナはヨウの驚きなど全く意に介さず、平然とした顔で答えながら部屋の四隅に三脚を立て始めた。

 

「陸上競技をモチーフにした、極限の体力勝負を描くエロ同人。主人公がバトン代わりに精液を注ぎ込み、ヒロインが肉体の限界を超えて快楽のトラックを駆け抜けるという内容です。そのリアリティを高めるためには、この競技用の衣装を着たまま、あらゆる体位で激しく交わる実地検証のデータが必要不可欠なのです」

 

ヒナは複数のデジタルカメラやビデオカメラを三脚にセットし、被写体となる部屋の中央のマットレスに向けて入念にアングルを調整していく。さらには、肌の質感や汗の輝きを正確に捉えるために、撮影用のLED照明まで持ち出して光の角度を計算し始めた。

 

「あらゆる体位って……まさか」

 

「ええ。今回はこのハイレグレオタードを着用した状態で、四十八手のすべての体位を網羅したデータを収集します。葛城さん、アシスタントとしての準備はいいですか」

 

四十八手。つまり四十八回の体位変更と、それに伴う果てしない連続えっち。

 

常識的に考えれば、男の精力を根こそぎ奪い尽くし、足腰の筋肉を完全に破壊する拷問のような要求だ。ユイが不在で自分の代わりがいない今日、全負担がヨウ一人の下半身にのしかかってくることになる。

 

しかし、ヨウのスケベな脳髄は瞬時にその圧倒的な役得を計算し、歓喜の雄叫びを上げていた。

 

極上の天才美少女作家が、エロすぎるハイレグレオタードを着て、四十八回も自分とえっちをしてくれるというのだ。アシスタントとしてモデルを強要されているという体裁ではあるが、これ以上の天国がこの世に存在するだろうか。いや、断じてない。

 

「はいっ。先生の新作のためなら、俺、ちんこが擦り切れるまで全力でご奉仕させていただきます」

 

ヨウは歓喜の声を上げ、着ていたスウェットの上下を一瞬にして脱ぎ捨てた。すでに彼の分身は、ヒナの美しいハイレグ姿と冷徹な命令のギャップに当てられ、猛々しく空気を切り裂いて限界まで反り上がっている。

 

「素晴らしい覚悟です。では、検証を開始します。まずは基本となる第一手、正常位からいきましょう」

 

ヒナは部屋の中央に敷かれたマットレスの上に仰向けに寝転がり、雪のように白い両脚を大きく開いた。

 

ハイレグレオタードの極小の股布が限界まで引き伸ばされ、布地の端が太ももの内側に深く食い込んでいる。その隙間から、愛液で艶やかに光る秘部の肉ひだが僅かに覗いていた。

 

ヨウはヒナの華奢な身体の上に覆い被さり、ハイレグの股布を指で引っ掛けて横へと強引にずらした。スパンデックス生地の強い反発力がヨウの指に伝わり、ずらされた布地がヒナの柔らかな肌を強く締め付ける。完全に露わになった濡れそぼった入り口へと、ヨウは自らの熱く硬い先端を当てがった。

 

「失礼します、先生っ」

 

ヨウが一気に腰を沈めると、ヒナの口から突き上げるような艶やかな絶叫が漏れた。

 

「んあぁぁっ。いいです、葛城さん。ずらされたレオタードの生地が擦れる感覚と、最奥まで突き刺さるあなたの熱……完璧な資料になります」

 

「先生の中、めちゃくちゃ締まってて最高です。動きますねっ」

 

ヨウはヒナの細い腰を両手で掴み、激しいピストンを開始した。

 

パンッ、パンッと肉が激しくぶつかり合う音が作業部屋に響き渡る。ずらされたハイレグの生地がヨウの分身の根元にこすれ、それが新たな摩擦となって未曾有の快感を生み出している。ヒナの雪のように白い肌が急速にピンク色に染まり、彼女のクールな表情が快楽に歪んでいく。

 

「葛城さんっ、カメラの位置を意識して。結合部と、私の表情が同時に収まるアングルをキープしなさいっ」

 

ヒナは快楽に身をよじらせながらも、冷徹なクリエイターの視点を決して失わず、ヨウの腰の動きや角度を的確に指示してくる。

 

ヨウはその指示に従いながら、アシスタントとしてのドMな奉仕精神を爆発させ、ひたすらに絶倫の限りを尽くして腰を打ち据えた。

 

「先生っ、一回目、出ますっ」

 

「出してっ、奥の奥に、しっかりと叩き込みなさいっ」

 

ヨウは渾身の力を込めて、ヒナの奥深くへと熱く濃密な白濁液を怒涛の勢いで解き放った。

 

「ひぃんっ」

 

ヒナは強烈な絶頂に身体を震わせ、マットレスの上に崩れ落ちた。しかし、これは果てしない四十八連戦の幕開けに過ぎない。

 

「休んでいる暇はありませんよ。次は第五手、立ちバックです」

 

ヒナは荒い息を吐きながらもすぐに立ち上がり、壁に手をついて美しいお尻をヨウへと突き出した。ハイレグレオタードのヒップラインは完全なTバック仕様になっており、豊かなお尻の肉の間に一本の布が深く食い込んでいる。無防備な入り口からは、先ほどヨウが注ぎ込んだ白濁液がトロリと垂れ流れていた。

 

「はいっ、すぐ行きますっ」

 

ヨウはヒナの背後に立ち、再び自らの分身をねじ込んだ。

 

「あっ、ああんっ、いいっ、葛城さん……そこ、深くて……っ」

 

立ちバックの体勢で腰を打ち付けるたびに、ヒナの身体が壁に押し付けられ、Tバックの紐が激しく左右に揺れる。ヨウはヒナの引き締まったウエストを掴み、獣のように激しくピストンを繰り返した。

 

二回目の絶頂を迎え、ヒナの中にさらなる白濁を注ぎ込む。

 

そして、検証は間髪入れずに進んでいく。

 

騎乗位、背面座位、側位、駅弁。

 

次々と体位を変え、カメラのアングルを調整し、そのたびに激しいピストンと絶頂が繰り返される。

 

太陽が西に傾き、窓の外がオレンジ色に染まる頃には、すでに二十手を超えていた。

 

「葛城さんっ、次は第三十二手。私を仰向けに寝かせたまま、両脚をあなたの肩に担ぎ上げなさいっ」

 

「はいっ。先生、脚上げますよっ」

 

ヒナの指示通りに体勢を変えると、彼女の股間が完全に露わになり、ハイレグの生地が限界まで引っ張られる。照明の光が、汗と愛液で濡れそぼった結合部を克明に照らし出し、ビデオカメラがその密着度を逃さず記録していく。

 

「んんっ、ああっ、葛城さん、そこ、すごく深くまで入って……っ。カメラ、今の結合部の密着度をしっかりと記録していますね」

 

ヒナは涙目になりながらも、録画ランプを確認している。彼女のクリエイターとしての狂気と、ヨウが与える快楽によって完全にタガが外れた状態が、この異常な空間の熱をさらに高めていく。

 

夜の帳が下り、街のネオンが眼下に瞬き始めても、二人の検証は終わらなかった。

 

三十手、四十手。

 

ヨウの体力と足腰の筋肉は確実に悲鳴を上げていた。全身の毛穴から汗が噴き出し、心臓は早鐘のように鳴り響いている。しかし、目の前でハイレグレオタード姿の極上の美少女が自らの欲望を剥き出しにし、艶やかな嬌声を上げながら腰を絡ませてくるという圧倒的な視覚情報が、ヨウの男性ホルモンを無限に沸騰させ続けていた。

 

ヒナの雪のように白い肌は汗でぐっしょりと濡れ、紺色のハイレグレオタードはヨウの白濁と二人の汗を吸って色を濃く変え、肌に完全に張り付いている。部屋の中には、獣のような荒い息遣いと、肉が激しくぶつかり合う音、そしてチュポチュポという卑猥な水音が延々と響き渡っていた。

 

「先生っ、俺、もう何回出したか数えられませんっ。ちんこが擦り切れそうですっ」

 

「弱音を吐かないでくださいっ。あと数手で、四十八手が完成するのです。私の作品のために、あなたの最後の最後まで絞り出しなさいっ」

 

ヒナが自らの胸を揉みしだきながら、冷徹な命令と淫らな喘ぎ声を混じらせて叫ぶ。

 

ヨウは完全にトランス状態に突入し、思考を放棄してただひたすらにヒナの奥深くに腰を打ち込み続けた。

 

疲労と快感が脳内でスパークを起こし、自分が今何の体位でえっちをしているのかすら曖昧になっていく。筋肉の痛みも、関節の軋みも、すべてが極上の快楽へと変換されていく。ただ、目の前にいる美少女に生中出しをし続けるという至高の幸福感だけが、彼を突き動かしていた。

 

そして、長い長い夜が明け、窓の隙間から柔らかな朝の光が差し込み始めた頃。

 

ガチャリ、と作業部屋のドアが開く音がした。

 

「おはようございまーす……って、ええっ!?」

 

風邪から復活し、元気に仕事場へ出勤してきたユイが目撃したのは、複数台のカメラに囲まれた部屋の中央で、ハイレグレオタード姿のヒナと全裸のヨウが、四十八手最後の体位である複雑な絡み合いの姿勢で激しく結合している姿だった。

 

ヨウは完全に干からびてフラフラの状態だが、それでも本能のままに腰を振り続けている。二人の身体の周囲には、一晩中撒き散らされたヨウの白濁液が乾いてこびりつき、むせ返るようなエロティックな匂いが部屋に充満していた。

 

ヒナはユイの姿に気づくと、ヨウの首にしがみついたまま、快楽に歪んだ顔を無理やり引き締めて言った。

 

「ユイ、おはようございます。ちょうど今、四十八連戦の最後の検証が終わるところです。あなたはすぐに、カメラのデータをバックアップしなさい。それから、照明を片付けてください」

 

その平然とした、しかし明らかに息の上がりきった命令に、ユイは呆れ果てたように大きなため息をついた。

 

「もー、先輩たち、私がいない間にどんだけ激しいことしてるの。部屋の中、えっちな匂いで充満してるじゃん。アッシーくんなんて、もうゾンビみたいになってるし」

 

ユイの呆れ声を背景に、ヨウの射精中枢が最後の最後の限界を迎えた。

 

「先生っ、四十八手目っ、これで、最後ですっ」

 

「出してっ、葛城さんっ。あなたのすべてを、私の中に注ぎ込んでっ」

 

ヨウは渾身の力を込めて、ヒナの奥深くへと最後の一滴まで絞り出した熱く濃密な白濁液を解き放った。

 

「ひぃんっ」

 

ヒナは強烈な絶頂に身体を震わせ、ヨウの背中に爪を立てて長い長い痙攣に身を委ねた。

 

永遠にも感じられる四十八連戦が終わり、ヨウは完全に精魂尽き果てて、マットレスの上に崩れ落ちた。全身の筋肉が断裂したかのように痛み、指一本動かす気力も残っていない。視界が白く霞み、天井の模様がぐるぐると回っている。

 

「……はぁ、はぁ。先生、やりましたね。四十八手、完全制覇です」

 

ヨウが干からびた声で呟くと、ヒナもヨウの胸の上に倒れ込んだまま、満足げな笑みを浮かべた。

 

「……ええ。素晴らしいデータが収集できました。葛城さん、あなたの絶倫ぶりとアシスタントとしての耐久力には、クリエイターとして心から敬意を表します」

 

ヒナの労いの言葉に、ヨウはだらしない笑みを浮かべた。

 

体力は限界を通り越し、分身は完全に沈黙している。しかし、大好きな美少女のハイレグ姿を丸一日堪能し、彼女の作品のために四十八回も生中出しをして搾り取られたという事実が、ヨウの心をこの上なく満たしていた。

 

「先輩もアッシーくんも、本当にお疲れ様。はい、お水」

 

ユイが苦笑いしながら、冷蔵庫から出した冷たいミネラルウォーターを二人に差し出してきた。

 

「ユイちゃん、おはよう。……俺、アシスタントになって本当に良かったよ」

 

ヨウは震える手でミネラルウォーターを受け取りながら、心からの本音を漏らした。

 

ブラック企業で無意味な数字と向き合い、理不尽に怒鳴られていた頃とは違う、圧倒的な充実感と役得。美少女とヤレて、彼女たちの素晴らしい作品作りに貢献できるのなら、何度だってこんな過酷な資料作りに付き合ってやる。

 

「ふふっ。葛城さん、十分に水分を補給して一時間休んだら、次はこれらのデータを元にネームの作成に入りますよ。休んでいる暇はありませんからね」

 

ヒナの容赦のない宣告が、朝の光に満ちた部屋に響く。

 

終わりのない同人制作のサイクルは、こうしてヨウの絶倫な下半身を極限まで酷使しながら、今日もドタバタと騒がしく、そして最高にエロティックに回っていくのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。