進め!アシスタント道 作:ろくりん
進め!アシスタント道
オマケ6:ヨウの誕生日
八月の厳しい日差しが少しだけ和らぎ、朝夕の風に微かな秋の気配が混じり始めた頃。
東京の街並みを見下ろすタワーマンションの高層階、秦谷ヒナの作業部屋は、イベントの谷間ということもあり、珍しく穏やかな空気に包まれていた。複数台のパソコンの冷却ファンは静かに回り、エアコンが快適な室温を保っている。
葛城ヨウは自らのサブデスクで、ペン入れの終わった原稿のトーン仕上げを行っていた。画面を拡大し、髪の毛のハイライト部分を丁寧に削っていく。
「葛城さん。少し手を止めてください」
メインデスクでネームを切っていたヒナが、ふとスタイラスペンを置き、キャスター付きの椅子を回転させてヨウの方を向いた。
「はい、先生。何か修正ですか」
ヨウが問いかけると、ヒナは黒曜石のような瞳でヨウをじっと見つめ、静かに口を開いた。
「修正ではありません。明日、八月三十一日は葛城さんの誕生日ですね」
ヒナの予期せぬ言葉に、ヨウは目を丸くした。
「えっ。あ、はい、そうですけど。先生、俺の誕生日なんて覚えててくれたんですか」
「当然です。サークルの戦力であるアシスタントの個人情報を把握しておくのは、主宰として最低限の務めですから」
ヒナは淡々と答えながら、引き出しから一冊のメモ帳を取り出した。
「いつも私たちの無茶な原稿スケジュールや、過酷な実地検証に耐え、身を粉にして尽くしてくれているあなたに、感謝の意を表したいと思います。誕生日のプレゼントとして、何か欲しいものはありますか。常識の範囲内であれば、私が費用を出して購入しますが」
クールな天才美少女作家からの、思いがけないご褒美の提案。
ブラック企業時代には誕生日すらただの残業の日として消費されていたヨウにとって、それは信じられないほど嬉しい言葉だった。
ヨウは少し考え込んだ。欲しいもの。最新の左手デバイスや、高級なオフィスチェア、あるいは新しい液晶タブレットなど、仕事に役立つものはいくつか頭に浮かんだ。しかし、このエロティックな職場で完全に調教されきった彼のスケベな脳髄は、それらの物質的な欲求を瞬時に蹴散らして、一つの明確な答えを導き出した。
「……先生。本当に、俺の欲しいものを言ってもいいんですか」
「ええ。遠慮はいりません」
ヨウは居住まいを正し、真っ直ぐにヒナを見つめて宣言した。
「俺、明日は先生とユイちゃんと、一日中えっちしたいです」
そのあまりにも直球で、欲望にまみれた回答に、部屋は一瞬の静寂に包まれた。
「あははははっ」
背後のマットレスで寝転がって漫画を読んでいた早坂ユイが、突然腹を抱えて大爆笑し始めた。
「もー、アッシーくんってば馬鹿だなぁ。私たち、原稿の気付けとか資料作りとか言って、普段から毎日のようにえっちしてるじゃん。お誕生日プレゼントがそれでいいの」
ユイの言う通りだった。このサークルに採用されてからというもの、ヨウは毎日のように二人の美少女に搾り取られ、数え切れないほどの生中出しを経験している。
しかし、ヨウには明確な理由があった。
「ユイちゃんの言う通り、毎日えっちはしてるけどさ。それはあくまで、先生の指示だったり、ユイちゃんの思いつきに巻き込まれてるだけで、俺は実験台とかモデルとして使われてるんだよ。俺が主導権を握って、自分の好きなようにリクエストしてえっちしたことなんて、一度もないじゃないか」
ヨウの切実な訴えに、ヒナは小さく息を吐いた。
「……なるほど。確かに、普段の交わりはあくまで作品のクオリティを高めるための資料収集であり、あなた自身の快楽を最優先にしたものではありませんでしたね」
ヒナはメモ帳を閉じ、妖艶な笑みを浮かべてヨウを見下ろした。
「わかりました。その提案、採用しましょう。明日の誕生日は、丸一日をあなたのためのプレゼントとして捧げます。指示も検証もなし。あなたが主導権を握り、好きなようにリクエストしてください。私たち二人が、あなたの欲望をすべて叶えてあげます」
「本当ですかっ。やったぁっ」
ヨウは歓喜の声を上げ、力強くガッツポーズを決めた。
「面白そうっ。アッシーくんのお誕生日だもんね。私、とびっきり気持ちよくしてあげるから覚悟しててねっ」
ユイも豊満な胸を揺らしながら、嬉しそうに賛同した。
極上の美少女二人を、自分の好きなようにリクエストして抱くことができる。ヨウの胸の奥で、明日に向けた期待と興奮が、早くも猛烈な勢いで膨らみ始めていた。
そして翌日、八月三十一日。
ヨウの誕生日の朝。
ヨウが期待に胸を膨らませてタワーマンションの作業部屋に出勤すると、そこには信じられない光景が広がっていた。
「おはようございます、葛城さん。そして、お誕生日おめでとうございます」
「おめでとーっ、アッシーくんっ」
部屋の中央でヨウを出迎えたのは、自らの通う高校の制服姿に身を包んだヒナとユイだった。
ヒナは濃紺のブレザーに純白のブラウス、臙脂色のリボンをきっちりと結び、膝上丈のチェックのプリーツスカートに黒のタイツを合わせている。隙のない完璧な優等生の出で立ちが、彼女のクールな美貌をさらに際立たせている。
ユイは同じ制服でありながら、ブレザーの代わりにベージュのゆったりとしたニットカーディガンを羽織っていた。規格外の巨大な双眸がブラウスの生地を内側から猛烈な勢いで押し上げ、カーディガンのボタンが今にも弾け飛びそうだ。胸元のリボンは緩く解かれ、ルーズな着こなしが彼女の奔放な色気を強調している。
「せ、先生、ユイちゃん……その格好」
ヨウが言葉を失っていると、ヒナは軽くスカートの裾をつまんで一礼した。
「今日は夏休みの最終日ですから、本来なら着る必要のない服ですが……あなたが一番喜ぶ姿を考え、あえて制服で出迎えることにしました」
「どう、アッシーくん。正真正銘、現役女子高生の生制服だよっ。今日は私たち、アッシーくん専用の同級生になっていーっぱいご奉仕してあげるねっ」
ユイが胸を寄せて可愛らしくポーズをとる。
極上の美少女二人が、自分の誕生日のためにわざわざ本物の制服を着て待っていてくれた。それだけでもう、ヨウの男性ホルモンは限界突破を果たしていた。ヨウは着ていた服を一瞬にして脱ぎ捨て、全裸となって二人の前に進み出た。すでに彼の分身は、猛々しく空気を切り裂いて反り上がっている。
「先生、ユイちゃん。本当に、俺の好きにしていいんですね」
「ええ。今日はあなたが主役です。好きなようにリクエストしてください」
ヒナの言葉を聞いた瞬間、ヨウは二人の制服美少女の腕を掴み、マットレスの上へと勢いよく押し倒した。
「きゃっ」
「うわあっ」
二人が仰向けに倒れ込むと、プリーツスカートが捲れ上がり、純白のショーツが露わになる。ヨウはその間に膝をつき、二人の美しい顔を見下ろした。
「じゃあ、最初のリクエストです。二人同時に、俺のちんこを気持ちよくしてください」
ヨウが欲望を隠すことなく告げると、ヒナとユイは顔を見合わせ、妖艶な笑みを浮かべた。
「わかりました。ユイ、いきますよ」
「うんっ。アッシーくん、いーっぱい気持ちよくしてあげるっ」
二人はマットレスの上で起き上がり、ヨウの分身を左右から挟み込むようにして位置についた。
ヒナは黒タイツに包まれた脚を折り曲げ、クールな表情のままヨウの反り上がった先端をパクリと口腔内へと咥え込んだ。
「んちゅっ……じゅるるるるっ」
ヒナの滑らかな舌が裏筋を執拗に舐め上げ、喉の奥深くでヨウの急所を強く締め上げる。清楚なブレザーと赤いリボンという現役学生の象徴を身に纏いながら、足元で男の急所を貪るその凄まじいギャップ。
同時に、ユイがカーディガンの前を開き、ブラウスのボタンを一番下まで一気に外した。下着をつけていない爆乳が露わになり、彼女はその巨大な胸の谷間で、ヨウの分身の根元を深く挟み込んだ。
「アッシーくんのおちんちん、すっごく熱いよっ。私のおっぱいで、いっぱい擦ってあげるねっ」
上からはユイの爆乳による強烈な圧迫と摩擦のパイズリ。下からはヒナの極上のフェラチオ。
「うおぉっ……。最高ですっ。二人とも、もっと激しく、俺を舐め回してくださいっ」
ヨウは二人の頭に手を置き、自らの腰を前後に動かして快感を貪った。
いつもはヒナからもっと奥まで突きなさいと指示され、ユイの底なしの性欲に振り回されているヨウだが、今日は違う。自分のためだけに、この天才作家と巨乳アシスタントが懸命にご奉仕をしてくれているのだ。
ヒナの髪から漂うシャンプーの香りと、ユイの甘い体臭が混ざり合い、ヨウの脳髄を真っ白に染め上げていく。
「二人とも、俺、もう出ますっ。口と胸の谷間に、同時に出しますっ」
「出してください、葛城さんっ」
「アッシーくんの全部、ちょうだいっ」
ヨウは渾身の力を込めて、ヒナの口腔内とユイの胸の谷間に向けて、大量の白濁液を怒涛の勢いで解き放った。
「んぐっ、こくっ……」
ヒナは喉を鳴らしてヨウの精液を飲み込み、ユイは胸の谷間に溢れ出した白濁を嬉しそうに指でなぞった。
一回目の絶頂を終え、ヨウは荒い息を吐きながらも、すぐに次の欲望を口にした。
「次は俺が、二人の中をいっぱいにします。服、脱いでください」
ヨウのリクエストに、ヒナとユイは一切の躊躇いなく自らの制服を脱ぎ捨てていった。ブレザー、ブラウス、スカート、タイツ、そしてショーツ。
あっという間に、二つの極上の全裸が夏の終わりの柔らかな日差しの下に露わになる。
「先生、仰向けになって脚を開いてください」
ヨウが指示を出すと、ヒナはマットレスの上に寝転がり、雪のように白い太ももを大きく開いた。
「ユイちゃんは、先生の顔の横で、俺の方にお尻を向けて四つん這いになって」
「はーいっ。こういうことだねっ」
ユイはヒナの頭のすぐ上で四つん這いになり、豊満で無防備なお尻をヨウへと突き出した。
これで、ヨウの目の前にはヒナの濡れそぼった入り口があり、すぐ上にはユイの肉厚な入り口が待ち構えているという、男の夢を具現化したような光景が完成した。
「じゃあ、俺の好きなタイミングで、好きな方に挿れますからね」
ヨウはヒナの華奢な腰を掴み、まずはヒナの最奥へと自らの先端を一気に沈み込ませた。
「んあぁぁっ。葛城さん……深く入って……っ」
ヒナの引き締まった極上の名器が、ヨウの分身を四方八方から締め上げてくる。ヨウはヒナのクールな表情が快楽に歪むのを見下ろしながら、激しく腰を打ち据えた。
パンッ、パンッと肉がぶつかり合う音。
「先生、中めちゃくちゃ熱いです。いつもより感じてませんか」
「あっ、ああんっ、指示を出す側ではなく、あなたの思うがままに扱われるという状況が……とても、新鮮で……っ」
ヒナが顔を紅潮させて喘ぐと、ヨウは数回のピストンの後、スパーンッと分身を引き抜いた。
そして、間髪入れずに立ち上がり、すぐ上で待機しているユイの入り口へと狙いを定めた。
「次はユイちゃんだよっ」
「ひゃあぁぁっ。アッシーくんの太いの、後ろからドスって入ってきたぁっ」
ヨウはユイの豊かな腰を掴み、彼女の肉厚で吸い付くような内部を激しく抉り抜く。
ヒナへの正常位と、ユイへの後背位。
ヨウは自らの欲望の赴くままに、二人の美少女の間を往復し続けた。
「あっ、先生の中、最高っ」
「んんっ、葛城さん、いいっ、もっと……っ」
「ユイちゃんの締め付けも凄すぎるっ」
「ああっ、アッシーくん、お腹の中かき回されて、おかしくなっちゃうぅっ」
いつもは気付けや検証という名目で、二人の要求を満たすために下半身を酷使しているヨウだが、今日は純粋に自分の快楽だけを追求している。右へ左へ、自分のペースで、自分が一番気持ちいいと思う角度とスピードで腰を振るのだ。
「二人とも、出ますっ。俺の種、いっぱいに受け取ってくださいっ」
ヨウはまず、ヒナの奥深くに限界まで腰を沈み込ませ、熱く濃密な白濁液の第一波を解き放った。
「んあぁぁぁっ」
ヒナが全身を弓のように反らせ、強烈な絶頂を迎えて内部を痙攣させる。
ヨウは強引に分身を引き抜くと、そのままユイの後ろへと移動し、残りのすべての精力をユイの熱い内部へと絞り出した。
「ひゃあぁぁぁっ」
ユイもまた甲高い悲鳴を上げて絶頂に達し、胸をマットレスに押し付けながらガクガクと身体を震わせた。
二度目の絶頂を終えても、ヨウの欲望は留まることを知らなかった。
「次は、先生に騎乗位で跨ってもらって、ユイちゃんには俺の顔に跨ってもらいます。シックスナインみたいな感じで、サンドイッチしてください」
「わかりました。葛城さんの望む通りに」
「はーいっ、アッシーくんのお顔、私のお股でいーっぱい塞いであげるっ」
ヨウの誕生日という免罪符は、彼を完全な王様へと変貌させていた。
ヒナの細い腰がヨウの上で狂ったように踊り、ユイの甘い愛液がヨウの口の中を満たしていく。
「先生っ、ユイちゃんっ、最高ですっ」
窓の外では、夏の終わりの太陽がゆっくりと空を横切り、やがて西の空を茜色に染め上げていった。
それでも、ヨウの誕生日の宴は終わらない。
「今度は、ユイちゃんに後ろから挿れながら、先生には前からパイズリしてもらいますっ」
「アッシーくん、どんだけ元気なのぉっ。でも、いっぱいいっぱい出してねっ」
「葛城さんの尽きることのない欲望……素晴らしいですね。存分に味わいなさい」
昼から夕方へ、そして夜へ。
部屋の照明が点灯し、眼下に東京の夜景が煌めき始めても、三人の身体は絡み合ったままだった。
ヨウは何度絶頂を迎えたかわからない。五回、六回、あるいは十回以上かもしれない。
水分補給の短い休憩を挟むだけで、ヨウはひたすらに二人の美少女の身体を貪り続けた。
彼がリクエストすれば、ヒナは恥じらいを捨てて大胆なポーズをとり、ユイは底なしの愛嬌と性欲でそれに応えてくれる。
「先生の中、本当に気持ちいいっ。一生ここから抜け出したくないですっ」
「あっ、ああんっ、葛城さん、あなたの熱が、私のお腹の奥深くまで……満たして、くれていますっ」
「アッシーくん、私もっ、私の中にもいーっぱい中出ししてぇっ」
日が変わる直前の、深夜十一時五十分。
ヨウは最後の力を振り絞り、ヒナとユイを両腕に抱き寄せた状態で、この日何度目かの限界を迎えた。
「先生っ、ユイちゃんっ。俺、今日一日、本当に夢みたいでしたっ。最高の誕生日プレゼント、ありがとうございますっ」
ヨウは歓喜の絶叫とともに、二人の奥深くに交互に腰を打ち込み、残された最後の一滴までを絞り出すようにして白濁液を解き放った。
「んあぁぁぁっ」
「ひゃあぁぁぁっ」
三人の絶頂の嬌声が重なり合い、タワーマンションの一室に響き渡る。
永遠にも感じられた夢のような一日が終わり、ヨウは完全に精魂尽き果てて、二人の間に大の字になって倒れ込んだ。
全身の筋肉が疲労で重く、指一本動かす気力も残っていない。しかし、ヨウの心はこれ以上ないほどの圧倒的な幸福感と、男としての至上の優越感に満ち溢れていた。
「……はぁ、はぁ。アッシーくん、お誕生日、おめでとっ。私、もうお腹の中、アッシーくんの精液でパンパンだよぉ」
ユイが汗だくの身体をヨウにすり寄せながら、嬉しそうに微笑む。
「……ええ。見事なまでの欲望の解放でした。葛城さん、満足のいく一日になりましたか」
ヒナもヨウの胸板に頬を預け、冷徹なクリエイターの顔を崩して、どこか艶やかな表情で尋ねてきた。
「はい。もう、死んでもいいくらい最高の一日でした。俺、このサークルのアシスタントになれて、本当に幸せです」
ヨウが心からの本音を漏らすと、ヒナはヨウの頬を優しく撫でた。
「死なれては困りますよ。明日からはまた、秋のイベントに向けた過酷な原稿作業と、私の指示による実地検証の日常が戻ってきますからね。今日の分まで、たっぷり働いてもらいます」
ヒナの容赦のない宣告に、ヨウはだらしない笑みを浮かべた。
明日からはまた、振り回されて搾り取られるアシスタントの日常に戻る。でも、それでいい。
こんな極上の美少女たちに必要とされ、彼女たちと一緒に作品を作り上げ、そして毎日えっちができるのだから。
「ええ、望むところですよ。先生、ユイちゃん。俺の絶倫ちんことアシスタント魂、明日からも遠慮なく使い倒してくださいっ」
葛城ヨウの、明るく騒がしく、そして果てしなくエロティックなアシスタント道は、これからも欲望と情熱の赴くままに、どこまでも続いていくのである。