※この作品はR-18です。

ラッキースケベ・トラップダンジョン ~外れスキル『ラッキースケベ』のせいで転生早々追放された俺が、踏破率0%の鬼畜迷宮をエロトラップ化したら、いつの間にか王女と剣聖に激重感情を向けられてました~   作:マテリ-AL

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第10話:外れダンジョン攻略、第3層後編・罠のせい

 ラピスとコウヤが階段を駆け上がり、隠し部屋から出る。二人の姿を視認した赤竜は一瞬、どこから出てきたか分からず驚愕したかのように目を見開いた。しかしすぐに、巨大な四つ足を車輪のような速さで動かし、二人へ突進を始めた。

 

「行くわよ、変に動いたら落ちるから、動かないようにね」

 

「うわっ……!?」

 

 それを見たラピスは片手でコウヤの腰を抱え、もう片方に剣を構える。執拗に二人を追いかけ、牙や爪でその肉を引き裂こうとする火竜に対し、ラピスは大部屋全体を駆けまわりながら、剣を使って火竜の剛腕をいなし続けている。

 

 少し移動したら致死の罠が起動したこれまでとは違い、今はもうどれだけ動き回っても罠一つ起動しない。そう確信したラピスは内心感嘆しながら、自分の腕の中で目を回すコウヤへ、一瞬だけ目を向けた。

 

(やっぱり、彼がいるだけであれだけ活発だったダンジョンの罠が沈静化してる。でも、それだけじゃない……)

 

 自身へ振り下ろされる赤き巨腕に、ラピスが剣を突き立てる。剣から放たれる蒼い光が腕を貫通し、そのショックで火竜がのけぞった。その隙を狙い、ラピスは数十本の蒼閃を火竜の脇腹に叩き込む。その威力はすさまじく……火竜の巨体は吹っ飛ばされ、快音と共に壁に叩きつけられた。

 

(ただ、彼が近くにいて、彼に良い姿を見せたいと思うだけで……胸とお腹の奥が熱くなって、身体に力が漲ってくる。これも……彼の力?)

 

 明らかにパワーの増した一撃を見て、ラピスは内心ぽつり呟く。その頬はぽぉっと高揚し、目には熱情が浮かんでいた。

 

「ゴ、ァアアアアアアアアッ!!」

 

「……っ!」

 

 壁に叩きつけられた火竜がダンジョン中に響きわたりそうな轟音で吠える。その喉からは、恒星のような光量を持つ赤が見えた。

 

 ラピスは、その行動が赤き熱線を放つ予備動作であると察し……腰を抱くコウヤを地面に置いた。置かれたコウヤが、心配そうな顔でラピスを見る。

 

「大丈夫か。なにかオレに、できることは……」

 

「ないわ。コウヤ。あなたは私の傍にいて、私を見ててくれればいいの」

(ただそれだけで、私は……どこまでも、強くなれるから)

 

 ラピスが蒼銀に光る剣を両手持ちにして身体の前で構え、祈るように目を閉じる。すると、彼女の身体から青色の魔力が吹きあがり、その全てが剣という一点に集約していく。スカートがめくれあがっているのが気にならない程、その姿は優美にして荘厳で……まさしく、『剣聖』そのものだった。

 

 あまりの美しさにコウヤが視線を外せなくなる。蒼き光に反応した赤竜が口を大きく開け、赤き熱線を二人へ向けて放つ。それと同時にラピスが剣を後ろへ引き……剣に溜められた魔力を全て叩きつけるように前へ突き貫いた。

 

 

『蒼螺閃光《ブルースパイラル》!』

 

 

 ラピスの剣から赤竜と同等の大きさを持つ蒼閃が放たれる。捻転しながら突き進む青き光は、熱線の赤を押し返し、火竜を飲みこまんと進撃を続ける。

 

「ご、ぉおおおおおおおおおおおっ!?」

 

 その姿を見た火竜はさらに口を開き熱線の威力を上げるが、無駄な抵抗だったようだ。蒼光に飲みこまれた赤竜は……骨の一本も残さず、消滅した。

 

「……ふぅ」

 

 赤竜の消滅を確認したラピスが、身体から力を抜きながら剣を鞘へ仕舞う。そして彼女がコウヤの方を見ると……じっと見ていたのを取り繕うように、口を開いた。

 

「いや、その、なんというか、すごい、かっこよかったというか……」

 

「……当然よ。ほら、早く行くわよ」

 

 ふっ、と鼻を鳴らしながらコウヤへ背中を向け、ラピスが大扉へ向かって歩き出す。その口角は確実に上がっていて……何か、喜びを噛みしめているようだった。

 

「……で、この扉はどうやって開くのかしら? 鍵穴もないし、力づくでも……開かなさそうね」

 

 ラピスが扉へ手をかけるが、全く動く気配はない。試しに何発か剣閃を叩き込んでみても、特に反応はなかった。

 

「何があるか分からないし、あんまり無茶なことするのは……。……っ!?」

 

 その様子を見たコウヤが、急いでラピスの方へ駆け寄る……途中で、カチッという音がしてコウヤの足元に魔法陣が浮かび、動けなくなる。それを見たラピスは、一つ大きなため息をつくと……自らの服へ手をかけた。

 

「はぁ……。つまり、『そういう事』ね」

 

 上着を開いて豊満な双丘を丸出しにし、スカートをたくし上げる。露わになった秘部からは、愛液が溢れだし、太股を濡らしている。いきなりラピスが服を脱ぎだしたことに動揺するコウヤに対し、ラピスは頬を染めながらもあくまでなんでもないように口を開いた。

 

「どうせまた、私の身体を使うんでしょ。だったら早くしなさいよ……ヘンタイ」

 

 罠に強いられて脱ぐのと、どういう罠か分かっていないのに服を脱いで見せつけるのには、大きな違いがあるのでは? コウヤはそう思ったが、指摘することはできなかった。

 

 魔法陣が光り、赤き魔力がコウヤへ流れ込む。すると、コウヤの右手、人差し指と中指に赤き紋様が刻まれた。そこから流れ込む情報で、コウヤは『何』をすれば扉が開くのか理解する。

 

(そうか、オレは『鍵』なんだ。だから鍵穴に差し込んで、扉を開けないと)

 

 コウヤの視線が、指に刻まれた紋様からラピスへ向く。視線はラピスの裸体へ向いているのにその目の焦点がわずかに揺らぎ、罠に示された役割だけが頭に流れ込んでいるようだった。

 

「……仕方ないわね、優しく、しなさいよ」

 

 ラピスは、こくっと生唾を飲みこむと……期待に満ちた目でスカートをさらに上へたくし上げる。特に命じられてないのに自分から破廉恥な格好をしている彼女へ肉薄する勢いで近づいたコウヤは、くぷぷ……という音と共にラピスの秘部へ指を突き入れた。

 

「ひゃ、ぅううう……もう、ようしゃ、なさすぎるわよ……!」

 

 ラピスの膣内は既にトロトロになっており、コウヤの指は容易にラピスの奥にまで届いた。そのまま探るようにラピスの膣内をかきまわしていたコウヤだったが、指がある場所に触れると、明確にラピスの身体が跳ねた。

 

「ふぁっ……あぁ……! そこ、こりこりされるの、きもちいい……っ!!」

 

「そこがいいのか。なら――」

 

「ひゃっ……!?」

 

 ラピスの弱い所を知ったコウヤは、そこを攻めやすいように体勢を組み替える過程で――左手を彼女の背に回し、抱き寄せた。抱きしめられたラピスの頭の中で何かが弾け、じゅわ……と快楽とは違う多幸感が広がる。

 

「……!? なんだこの締まり!?」

 

 同時に、ラピスの膣内がきゅぅうううっと締まり、愛液が海嘯のように溢れ始めた。ラピスの秘部から分泌された粘液はコウヤの指を伝って手のひらで溜まり、水溜まりを作っていく。

 

「あん、だめ、そんな、だきしめられたら……あたま、ちかちかして……もう、いろいろ、がまん、できなくなっちゃう……!!」

 

 ラピスの瞳がとろんとした熱を帯びる。そしてラピスは、コウヤの背中へ手を回すと――その唇へむしゃぶりついた。

 

「ちゅ、ちゅぱ、んちゅ、ん、ちゅぅう……」

 

「……むぐっ!?」

 

 いきなり唇を奪われ、コウヤの目に驚愕と困惑の色が浮かぶ。コウヤがどうしてこんなことをと問いかけるようにラピスへ視線を合わせると、ラピスは取り繕うようにキスする合間に言葉を紡ぎ始めた。

 

「ちゅ、んぁ、これは、その……ぜんぶ、わなの、せいだから。ちゅぱ、とびらをあけるために、あなたへちゅっちゅしてるだけ、だからぁ……!」

 

 言い訳しながらも、ラピスがコウヤへのキスを止めることはない。ラピスは強くコウヤを抱きしめ、舌を絡ませたキスをし、コウヤもラピスの膣肉をいじり続ける。そうして二人は、バカップルでもそうそうしないような愛撫を始めてしまっていた。

 

「んぁ……ぁ、ちゅ……そう、これはぜんぶ、わなのせい、だからぁ……! とびらをひらくのに、ひつようなだけで……きもちよくなってるのは……ちゅぅ、ぜんぶ、しかたなくなんだから……!」

 

「…………っ」

(駄目だ、ラピスの中がキツすぎる。もっと、『鍵』を奥まで突き差さないと……)

 

 だが、あくまで扉を開くという目標でラピスの性感を刺激しているコウヤは、この状態でもラピスへ快楽を伝えることだけに集中し、とろとろになった膣内を優しくかきまぜる。

 

「ひぁああ……っ!! あ、そこ、そんないじっちゃ、んぅ、きちゃう! なんか、ちかちかして、おおきいのが……きちゃぅううううっ……!!」

 

 ラピスは爪でも突き立てるぐらいの力強さでコウヤの背中を抱きしめ、完全な0距離となる。腰をコウヤへ押し付けたことで、コウヤの指はさらなる奥、最奥部にまで届いた。

 

「ふぁあああああああっ!!」

 

 弓なりに身体をのけぞらせ、足をピンと伸ばし、ラピスは雷鳴のように荒れ狂う快楽を真正面から受け止めた。

 

「あ、ふ、ひぁあああああああっ!! ちかちかしたのが、はじけて、あたまおかしくなるくらい……きもちいい……っ!!」

 

 彼女が絶頂したのと同時に、巨大な扉がギギギギギ……という音をたてて開きだした。

 

「はふぅ……っ。くせになっちゃわないか……しんぱい……」

 

「……はっ! オレは一体、何を……」

 

 快楽の余韻で、ラピスがコウヤの肩へなだれかかる。同時に正気に戻ったコウヤがラピスの秘部から指を引き抜くと、銀色の架け橋がかかった。それを見たコウヤが遠慮がちに身を引こうとするのを……ラピスが背中に手を回して捕まえる。

 

「まって。まだ私動けないから……もう少しだけ、私の身体を支えてて」

 

「あ、ああ……」

 

 ラピスに命じられるまま、コウヤが彼女の背中に両手を回し、抱き寄せる。すると、ラピスもコウヤへ完全に体重を預け切るような体勢となった。ラピスの瞳が熱を帯び始め、口角が段々と上がっていくが……抱き寄せるコウヤからはラピスの顔が見えないため、気づけない。

 

「もう少し。あと十秒だけ、だから……」

 

 そう口にしながらも、ラピスはコウヤから離れる素振りも見せなかった。

 

 数百秒後。

 やっとラピスはコウヤから離れた。すると、急に恥ずかしくなったのか……こほんと一つ咳き込み、頬を桃色に染めながら、コウヤを鋭い視線で貫いた。

 

「……いい? これまでのは、その……」

 

「ああ、分かってるよ。全部罠のせい、だろ。まあ、その、初キスとかは完全にノーカンにするのは難しいけど……絶対誰にも話さないから、安心してくれ」

 

「…………」

 

 真っすぐにそう答えたコウヤだったが、何故かラピスはむっと不機嫌になり……コウヤの頭をばしっと軽く叩いた。

 

「いたっ、……なんで?」

 

「ばか」

 

 頭上に疑問符を浮かべるコウヤへ背を向け、開かれた扉へ足を進めるラピス。

 

(……そっか。コウヤも、初めてだったんだ)

 

 その足取りの軽さに喜びがにじみだしていることは、彼女自身も気づけなかった。




【罠解説】
『鍵穴罠 Lv2』
扉自体から鍵穴が消え、秘部そのものを鍵穴とする罠になった。
相変わらず、鍵穴を開く側にも役目が与えられる。
対象となった女の子が絶頂すると扉が開く。

キスしたくなるなどの催淫効果はない。
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