スボミーインで一夜を明かしたソラヒコは、翌日、ジムチャレンジの始業式に足を運んだ。
「ソラヒコ、楽しみだね!」
「ああ、行って来るよ」
ユニフォームに着替えてスタジアムに足を踏んだ。
「皆さん、リーグ委員長のローズです!これよりジムチャレンジを始めます。相手となるジムリーダーを紹介しましょう!」
ローズが言うと入り口から七人のジムリーダーが現れた。ガタイのいい筋肉質のジムリーダー、ヤロー。そして褐色肌のクールビューティーさを漂わせているルリナ。壮年の勤勉さを漂わせているジムリーダー、カブ。そしてソラヒコ達と出会ったサイトウ。品性を持っている高齢のポプラ、モデルのようなイメージのあるマクワ。そしてキバナ。名のあるジムリーダー達が観客にアピールしていた。
「一人、来ていませんが、御心配には及びません。さあ、ジムチャレンジの開幕です!」
(どうして一人いないんだろう。ジムリーダーは八人のはずなのに・・・)
ソラヒコはジムリーダーが一人いない事に不思議に思っていたが、今はこの開幕を楽しんでいた。
「始業式、良かったな!」
「ああ、兄貴」
始業式の後、ホップとソラヒコは始業式に胸を高鳴らせていた。
「やあ、君達」
「あ、ローズ委員長!」
そこへローズが声をかけた。ホップとソラヒコは気付いて挨拶した。
「は、初めまして」
「ダンデ君が推薦したチャレンジャーは君達だね。特に君・・・」
ローズはソラヒコの方を向いた。
「何でしょうか?」
「君はいいですね。素晴らしい才能を持ち合わせているようだ。君がいればジムチャレンジは面白くなるでしょうね!」
ローズはソラヒコの才能を気に入って笑顔を浮かべた。
「ソラヒコ、ローズ委員長に気に入られるなんて凄い事だぞ!」
「そうなのかな?」
「ああ、委員長に気にかけてもらえたんだ。それだけでも凄いぜ!」
「そうか、うん、そうだね」
「所で君の名前は?」
「ソラヒコと言います」
「ソラヒコ君か、いい名前だね。私はローズです。君のジムチャレンジの旅が幸多い事を祈っていますよ。では私はこれで」
ローズは気さくに手を振って去っていった。
「ローズ委員長、いい人だったな・・・」
「ああ、なんたってガラル地方への愛が強いからな」
「ガラル地方への愛か・・・」
ローズと出会った後、ソラヒコはユウリと一緒にスタジアムを出て次の町に向かおうとした。
「ソラヒコ、最初のジムはターフタウンだね」
ユウリがマップを見て最初のジムはターフタウンにある事をソラヒコに伝えた。
「その道中に道路や洞窟があるみたいだね」
「うん、そこを冒険するのも楽しいよね」
「ああ、そうだね」
ソラヒコとユウリが歩いているとホップが待っていた。
「待ってたぞ、ソラヒコ!」
「兄貴・・・」
「俺と勝負しようぜ!ジムチャレンジに挑む前にお前と腕比べだ!」
「ああ、受けて立つよ」
「じゃあ、始まるぞ!」
ホップとの勝負を始めた。ホップはウールーを繰り出して来た。
「メッソン!」
ソラヒコはメッソンを出してこれに挑んだ。
「ウールー、ずつきだ!」
ホップの指示でウールーはずつきで攻撃して来た。
「かわせ!」
メッソンはこれをかわしてみずでっぽうで攻撃した。
「やるな、ソラヒコ!」
ホップの指示でウールーが再びずつきで攻撃して来た。ソラヒコの指示でメッソンはかわしてみずのはどうで攻撃してウールーを倒した。
「やった、あれ、メッソン?」
ウールーに勝利したメッソンは姿を変えてジメレオンに進化した。
「ソラヒコのポケモンが進化した!」
ソラヒコのポケモンが進化してユウリは喜んだ。
「進化するなんて凄いな、けどまだここからだ!」
ホップがココガラを繰り出して来た。ソラヒコはホルビーを出してこれに挑んだ。
「ホルビー、でんこうせっか!」
ソラヒコの指示でホルビーはでんこうせっかをして攻撃した。
「ココガラ、ついばむだ!」
ココガラはついばむをしてホルビーを攻撃した。
「にらみつける!」
ソラヒコの指示でホルビーはにらみつけるをしてココガラの防御を下げた。
「ココガラ、つつくだ!」
ホップの指示でココガラはつつくをして攻撃した。ホルビーはこれをかわして、とっしんで攻撃してココガラを倒した。
「やるなソラヒコ、お前の勝ちたい気持ちが伝わるぞ!」
ホップはココガラを戻してサルノリを繰り出して来た。
「ココガラ!」
ソラヒコはホルビーを戻してココガラを出した。
「サルノリ、はっぱカッターだ!」
ホップの指示でサルノリははっぱカッターで攻撃して来た。ココガラはこれをかわして、つつくで攻撃した。
「たいあたりだ!」
ホップの指示でサルノリがたいあたりで攻撃して来た。
「かわせ!」
ソラヒコの指示でココガラはかわしてついばむで攻撃してサルノリを倒した。
「またお前に負けたか・・・俺もまだまだだな・・・」
「兄貴、勝たせてもらったよ」
ホップに勝利したソラヒコ。ココガラも勝利して姿を変えてアオガラスに進化した。
「また進化だね!」
「ああ、やったな!」
「ソラヒコ、お前も段々強くなって来てるな。俺も負けてられないぞ。俺はチャンピオンになる男だからな。次はもっと強くなってお前に挑むぞ。その時の俺の成長に驚くなよ!」
ホップはⅤサインをするとソラヒコと別れた。
「ホップ、それに色んな人達と競争するんだね」
「ああ、俺も頑張らないとな・・・!」
ソラヒコは気合いを出して旅を始めるのだった。ソラヒコのジムチャレンジに挑む冒険が始まった。