アンズが旅の仲間に加わった後、ソラヒコ達はガラル鉱山の中を歩いていた。
「ガラル鉱山、色んな石があるね・・・」
ユウリが様々な石がある事に驚いていた。
「俺も初めて見るけど、色んな石が綺麗だな・・・」
「うん、ここもローズ委員長が経営してるんだよね」
「へえ、そうなんだ・・・」
ユウリと和気あいあいとしながら鉱山内を歩いていった。
「もうすぐで出口だね」
ユウリが出口までもう少しだと言った。
「あれ、誰かいるよ?」
アンズが誰かがいる事に気付いた。見ると、エンジンシティのスタジアムで出会った紫のコートを着た少年が薄笑いを浮かべて立っていた。
「何だ、あいつ・・・」
ソラヒコは気にしないように通ろうとした。
「君、願い星を持っているでしょう?」
「そうだけど、だから何だよ?」
「やめておいた方がいいよ、願い星を持つトレーナーは僕が痛めつけてあげるからね!」
少年は挑発的な笑みを浮かべて立ち塞がった。
「通してくれよ、ターフタウンを目指しているんだ」
「そう言う訳にはいきませんね。僕もチャレンジャーですので。君、チャンピオンから推薦状を貰ったでしょう」
「ああ、そうだけど・・・」
「でも偉いのは委員長なんですよ。僕はローズ委員長から直々に推薦状を貰ったのです。と言う事は僕の方が格が上と言う事です!」
「それは勝負と関係ないだろう・・・!」
「いいえ、関係あります。僕が貴方よりも実力が上である事を教えてあげましょう!」
そう言うと少年はボールを構えた。
「ソラヒコ、やっちゃいなよ。あんたの方が強いって事をみせてやりな!」
アンズが勝負をするべきだと言った。
「分かった、挑んでみるよ」
ソラヒコはその少年と勝負を挑んだ。
「お前の名前は?」
「僕はビート、チャンピオンとなるエリートです!」
「俺はソラヒコ、行くぞ!」
「ええ、すぐに片付けてあげましょう!」
ビートとの勝負が始まった。ビートがゴチムを繰り出して来た。ソラヒコはホルビーを出して挑んだ。
「ホルビー、でんこうせっか!」
ソラヒコの指示でホルビーはでんこうせっかでゴチムを攻撃した。
「ゴチム、うそなきです!」
ビートの指示でゴチムはうそなきをしてホルビーの特防を下げた。
「ゴチム、サイケこうせんです!」
ビートの指示でゴチムはサイケこうせんを飛ばして攻撃してホルビーを倒してしまった。
「ソラヒコのポケモンが・・・!」
「いや、きっとソラヒコが勝つよ・・・!」
ユウリが心配する中、アンズはソラヒコが勝つと言った。
「まずは一本取りましたよ」
「やるな、ロコン!」
ソラヒコはホルビーを戻してロコンを出した。
「ロコン、おにび!」
ソラヒコの指示でロコンはおにびを飛ばしてゴチムをやけどにさせた。
「少しは頭を使いますね・・・」
ビートの指示でゴチムはサイケこうせんを飛ばして来た。ロコンはこれをかわしてかえんほうしゃを飛ばしてゴチムを倒した。
「ふん、まだ終わりではありませんよ」
ビートはゴチムを戻してミブリムを繰り出した。
「ジメレオン!」
ソラヒコはロコンを戻してジメレオンを出した。
「ミブリム、サイケこうせんです!」
ビートの指示でミブリムはサイケこうせんを飛ばして来た。ジメレオンはこれをかわしてみずでっぽうで攻撃した。
「お見事ですね、ですがこうはいきませんよ!」
ビートの指示でミブリムはマジカルシャインでジメレオンを攻撃した。
「やるな、ジメレオン、あまごい!」
ソラヒコの指示でジメレオンはあまごいをして雨を降らせた。
「みずのはどう!」
威力の上がったみずのはどうを飛ばしてミブリムを倒した。
「く、これは一体・・・!」
ビートは動揺しながらもミブリムを戻してメッソンを繰り出した。
「アオガラス!」
ソラヒコはジメレオンを戻してアオガラスを出した。
「メッソン、みずのはどうです!」
ビートの指示でメッソンがみずのはどうを飛ばして来た。アオガラスははばたいてかわしてつつくで攻撃した。
「みずでっぽうです!」
メッソンがみずでっぽうを飛ばして来た。アオガラスはこれをかわして羽ばたきながら前進した。
「ついばむだ!」
ソラヒコの指示でアオガラスはついばむで攻撃してメッソンを倒した。
「やった!」
「ソラヒコが勝った!」
ソラヒコの勝利にユウリとアンズは喜んだ。
「俺の勝ちだ、通してもらうぞ」
「貴方に少しは華を持たせてあげようと思ったんです。まあ、これで貴方がどんなトレーナーか分かりました。次はこうはいきませんよ」
ビートはそう言って去っていった。
「いけ好かない奴だな・・・」
「ソラヒコ、気にしないで行こう」
「次の町に行く前に休憩しようか」
ユウリとアンズが鉱山を出たら休憩しようと言った。
「そうだな、俺のポケモンも疲れているし、鉱山を出たら休むとするか」
ソラヒコはユウリとアンズと一緒に鉱山を出て休憩する事にしたのだった。