※この作品はR-18です。

転生したのは剣盾の世界   作:たくと七星

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第4話「エンジンシティ、ジムチャレンジの始まり」1

 ワイルドエリアで休憩をした後、ソラヒコとユウリはエンジンシティに足を踏んだ。

 

 

「ソラヒコ、着いたね!」

 

 

「ああ、ここがエンジンシティか・・・」

 

 

 マップを見るとガラル地方の真ん中にあり、その通りに発展している街だった。

 

 

「凄く活気に満ちてて楽しそう・・・」

 

 

 ユウリは街が活気に溢れている事に楽しく感じていた。

 

 

「確かここで推薦状を渡すんだよな」

 

 

「そうだったね、ソラヒコ、早くジムに行こう!」

 

 

 ユウリと一緒にスタジアムのある場所へと走って行った。

 

 

「きゃあ、誰かー!」

 

 

 すると誰かの悲鳴が聞こえて来た。見ると子供が高台から落ちてしまっている。

 

 

「大変!」

 

 

「まずい!」

 

 

 ソラヒコは急いで走って助けようとした。すると・・・。

 

 

「え?」

 

 

 赤い羽根をした鳥ポケモンが少年を背中に乗せて救出した。羽ばたいて着地すると、少年を下ろした。

 

 

「ああ、ありがとうございます!」

 

 

 母親がそのポケモンに礼を言った。

 

 

「おい、ホウオウだぜ!」

 

 

「また人助けしてくれたのか、本当にいいポケモンだな!」

 

 

 街の人々が集まってホウオウの活躍を称えていた。

 

 

「ホウオウ・・・?」

 

 

『ホウオウ、相変わらず優しいね』

 

 

 セレビィがホウオウの事を言った。

 

 

「優しいって?」

 

 

『ホウオウは昔から人助けが好きなんだ。根っからの人好きなんだけどね』

 

 

 ジラーチがホウオウが人好きだと言った。

 

 

「お、ここでホウオウを見れるなんてな!」

 

 

 そこへダンデがやって来た。

 

 

「ダンデの兄貴!」

 

 

「ソラヒコ、ホウオウはエンジンシティのシンボルになっているんだ。もちろん、試合にも参加しているぜ!」

 

 

「え、試合にも?!」

 

 

 バトルにもホウオウが加わっている事にソラヒコは驚いた。

 

 

「バトルでの仕掛けで活躍してくれるんだ。さあ、あの歯車に乗ってスタジアムに行こうぜ!」

 

 

「ああ、兄貴」

 

 

 歯車に乗って上に上り、そしてスタジアムに辿り着いた。

 

 

「チャンピオンダンデ、久しぶりですね」

 

 

 すると誰かの声が聞こえて来た。

 

 

「お、サイトウか!」

 

 

「え、どこに、あ・・・!」

 

 

 ソラヒコが見るとそこにはレジギガスがいた。レジギガスの肩の上に格闘使いらしい女性と仮面を被った少年が乗っていた。

 

 

「ソラヒコ、彼女はサイトウ。ラテラルタウンのジムリーダーだ!」

 

 

「あ、初めまして。俺、ソラヒコって言います」

 

 

「その出で立ち、貴方もジムチャレンジに挑むのですか?」

 

 

「ああ、ダンデの兄貴に挑むんだ」

 

 

「それは素晴らしい心掛けですね。ジムを巡るとなればいずれ私とも勝負する時が来るでしょう。その時を楽しみにしていますよ」

 

 

「サイトウお姉ちゃん、そろそろホテルに・・・」

 

 

「そちらの子は・・・?」

 

 

「彼はオニオン、レジギガスを守る役目をしています」

 

 

「そうなんだ・・・」

 

 

「さあ、明日に備えてホテルに行きましょうか」

 

 

「うん」

 

 

 サイトウが言うとオニオンは頷いた。

 

 

「では挑戦者さん、またどこかで会いましょう!」

 

 

 サイトウと別れてソラヒコはスタジアムに足を運んだ。

 

 

「ソラヒコ、ここがエンジンスタジアムだ。そこで推薦状を渡すんだ!」

 

 

「分かった、兄貴」

 

 

「ホップも来ているはずだ。頑張れよ!」

 

 

 ダンデと別れてソラヒコはユウリと一緒にスタジアムに入った。

 

 

「ソラヒコ、ユウリ、待ってたぞ!」

 

 

 スタジアムではホップが待っていた。ホップと一緒に受付に行こうとした。

 

 

「失礼、通りますよ」

 

 

 そこへソラマメのような眼鏡をかけた男性がホップ達の前を通って受付を済ませた。

 

 

「何だあのおっさん・・・」

 

 

「ザオボー・・・?」

 

 

 ソラヒコは前世の記憶で彼がエーテル財団のザオボーだと気付いた。

 

 

「兄貴、あの人の受付も終わったし俺達も・・・」

 

 

「そうだな・・・」

 

 

「そこをどきなさい、エリートが通りますよ」

 

 

 そこへ紫のコートを着た一人の少年が割って入って受付を済ませた。

 

 

「何だあいつ・・・」

 

 

「いけ好かない奴だな・・・」

 

 

「まあまあ、ホップ、ソラヒコも落ち着いて・・・・」

 

 

 ユウリに宥められてソラヒコとホップは受付を済ませた。

 

 

「ユニフォームの番号はいかがなされますか?」

 

 

「ソラヒコ、番号は何にするんだ?」

 

 

「そうだな、それじゃあ・・・」

 

 

 

「777、いい語呂合わせだな」

 

 

「ラッキーセブン、縁起がいいよね」

 

 

「いやあ、これしか思いつかなかったから・・・」

 

 

 ユニフォームの番号を決めてソラヒコはスタジアムを見て回った。スタジアム内には様々な挑戦者がいた。

 

 

「やあ、君もジムチャレンジに挑むのかい?」

 

 

 そこへ二人の青年が声をかけた。

 

 

「マツバ、ミナキ・・・」

 

 

 ソラヒコは前世の記憶で二人がジョウト地方のマツバとミナキである事に気付いた。

 

 

「どうしたんだい?」

 

 

「いえ、何でも・・・貴方もジムチャレンジに挑むのですか?」

 

 

「そうなんだ、チャンピオンになれる可能性がこの地方にはあるからね。折角だから僕とミナキ君も楽しもうと思うんだ」

 

 

「私はミナキ、スイクンを求めて旅するトレーナーだが、今はマツバと一緒にこのお祭りを楽しもうと思っているんだ」

 

 

「へえ、お兄さん達もジムチャレンジに挑むのか?お互い、頑張ろうな」

 

 

「ああ、ガラル地方、面白い所だね」

 

 

 マツバ達と顔を合わせた後、次の人物が声をかけて来た。

 

 

「お主達もこの試合を受けに来たのか?」

 

 

「キョウ、アンズ・・・」

 

 

 ソラヒコは前世の記憶でカントー地方のキョウとアンズである事に気付いた。

 

 

「変わった恰好してるな」

 

 

 ホップが言うとキョウは笑って言った。

 

 

「ファファファ、忍びの衣装というものだ。最もジムチャレンジの時はユニフォームに着替えるがな」

 

 

 

「忍びさんもジムチャレンジに挑むのですか?」

 

 

「うむ、ガラル地方でチャンピオンを目指すのも一興と思ってな。いずれお主達とも勝負する事になるだろう。その時は互いに技を出し合おうぞ!」

 

 

「はい、楽しみにしてます」

 

 

「父上、そろそろホテルに・・・」

 

 

 アンズがキョウにホテルに行くよう勧めた。

 

 

「そうであったな、ではまた会おうぞ」

 

 

 キョウと別れた後、ソラヒコ達はリーグスタッフの勧めでスボミーインで休む事にした。

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