鬼龍院楓花を手に入れた男 作:タッツミー
頭脳明晰スポーツ万能。勝気な美貌と均整の取れた体つきは多くの男子の憧れだ。しかし、特定の誰かに興味を引かれることはなかった。楓花からすればどいつもこいつも凡庸に見えた。
楓花はいわゆるお嬢様だった。
裕福な家に生まれ、何一つ不自由のない生活が与えられ、未来も約束されている。祖父は権威ある人物で、その鶴の一声があれば大抵の大学や企業にねじ込むことができる。
庶民からすれば夢のような環境だ。
しかし、楓花は満たされていなかった。
自分の人生は自分で決める。根底にあるのは強い意志であり、ハナから不自由のない生活は彼女にとって自由ではなかった。時に息苦しいほどであった。
祖父のことは慕っているが、おんぶに抱っこで生きていくつもりは毛頭ない。高校を出たら進路は自分で決めるし、就職先も世話にはならない。そのつもりでいるし、誰の手を借りずとも生きていける自信を持っている。
鬼龍院楓花とは人並外れて優秀で、他者を引きつける美貌を持ち、それでいて誇り高く自分の足で立つことのできる人物である。
「
没落済みの元名家に生まれた男子、
怒りに震えている綺麗な顔に手をかけ、ゆっくりとベッドに押し付ける。
鬼龍院楓花は腕っ節も強く、男子相手でもそうそう簡単にやられはしない。しかし、
学力に関しては大きく離されていないものの、単純な身体能力の勝負では絶対に勝てない。つまり一対一で襲われれば負ける。
「……もう、気が済んだだろう。さっさと離せ、このケダモノめ」
楓花は顔を背けて吐き捨てた。
勝気な笑みは鳴りを潜めており、この時は壊れかけのようであった。
涼花御門は鬼龍院楓花の又従兄弟にあたる。
かつては政界でも力を持っていたが、重大な不祥事により退き、再起はほぼ不可能。当時は鬼龍院の家も大きな迷惑を被り、楓花の祖父は老体にむち打ち火消しに奔走する羽目になった。
跡取りとして生まれた御門は、ほとんど幸せだった記憶はない。今の両親のもとに生まれてよかったことと言えば、今の体に産んでくれたこと。努力すれば天才の仲間入りができる素養があったのは、とても重要なことだった。
そして、それと同じくらい大切だったのが、鬼龍院楓花と交友を持つことのできる家だったこと。
「離せ、早く……」
「もうへばったんですか? まだ三回戦が終わったとこですよ、楓花さん弱いですね」
それなのに、彼は本日、楓花を自宅に呼び出して
楓花の履いていたスカートはたくし上げられており、しなやかな美脚の間には、今も男の腰が埋まっている。
「は……っ、弱いのはお前だ。立て続けに三度も……果てるのが、早いんじゃないのか」
「早いって言われたことはないけど、楓花さんが言うならそうなのかな? じゃあ次はもっと我慢してみますよ」
にちゅっ……と音を立てて引き抜かれた肉棒は、艶やかに糸をひいていた。破瓜の名残りは一時間ほど前には消えている。まだ生え揃っていない桜色の腟に、ピンク色の先端がすりすりと押し当てられる。
「……っ……ぐ……っっ♡」
「メスの顔になりかけてましたよ、今。頭チカチカするでしょう? 生まれつき
涼花の一族は名家の中でも特殊だった。学術とスポーツで厳しい結果が求められる以外に、手ほどきというものがある。跡取りが男なら女を。女なら男を。異性を屈服させる
遥か昔から続いてきた様変わりな風習であり、そういうことを続けていくうち、子孫達は異性を惑わすフェロモンを獲得することになった。そこに身体的、先天的なスペックが加わった場合、寝技に持ち込めば負けることはほぼない。だから鬼龍院楓花は透明な
「高校入学したらしばらくは会えないから、その前に
スカートの中に男の腰が埋まっていく。楓花は真っ白な歯の間から、荒い呼気音を響かせた。
まだ夕方の五時だが、外は薄暗い。弱々しい夕日の光がカーテンの隙間から差し込んでいる。部屋の電気は消えたまま、暖房もついていない。
「貴様、いままで、私の何を見てきた……こんな行為に屈すると」
「そのまま睨んでていいですよ。ほら力抜いて」
男子の腰が少しだけ持ち上がり、直後、バチュッッと叩きつけられた。楓花の華奢な背中が布団に食い込み、艶っぽい唇が大きく開く。
「──おあ゛っっ!?」
上質な雌を食らった肉棒はぶるりと震えた。柔らかい膣肉をかき分けていき、一気に子宮まで到達する。
めくれあがったスカートの中の結合部から、とくとくと流れ落ちる楓花の愛液。細く長い美脚が男の腰に巻きついた。
「奥まで突っ込んだだけで、すげー反応しますね。もっと頑張ってくださいよ楓花さん。いつも自信満々で俺を引っ張ってってくれてたあんたは、どこいったんですか? まさか別人?」
空気を必死に吸い込んでいる楓花に、涼花御門は容赦のない追撃を見舞う。
先っぽまで引き抜いて、バチュッ。次は半分程度で引き返して、ドチュッ。発展途上の乳房を交互にまさぐりながら、楓花の膣肉を耕していった。
「っっ、めっ、ああっ! 貴様、こしっっ、うああああああっっ……や、ああ゛っ♡」
端正な顔が欲望全開で楓花を見つめる。セックスに困ったことはないが、幼い頃から欲しかった年上の美少女を好きにできているという現実。それは肉体的快楽を膨れあがらせる、極上のスパイスとなっていた。
「あーほんといい眺め……さっさと諦めて、俺の女になってくださいよ。チンポの先っぽにキスしてくれたら、楓花さんを正妻にしてあげますから」
目を何度も見開き、水浸しになった顔に自分の顔を近付ける。息を吸おうと開いている綺麗な口に、彼は吸い付き、強引に舌をねじ込んだ。
「────っ!? ふ、あぁっ! へっ……ぅ♡ あ゛ーーー……や、りゃめろ、この……あ゛っっ♡♡」
捕食するように舌を絡ませながら、未開発の狭い腟を何度も何度も優しく耕す。
涼花御門はこれ以上ないほど高揚していた。
正真正銘の天才で才色兼備。自信に溢れた芯の強い女が、年下チンポで泣かされ、喘いでいる。最高の眺めだった。