少女二人パーティで挑む羞恥エロトラップダンジョン~でもこのダンジョン癖が強すぎる―!!~ 作:背骨ポキポキ
地下七階の長く過酷な回廊を抜け、ついにアルメルは最後の広間へと辿り着いた。
そこには、重厚な装飾が施された巨大な扉が立ちはだかっていた。
「これで、最後……! 待ってなさいよ、ミレイ!」
アルメルが扉の前に立った瞬間、頭上から『ブゥン……!』と奇妙な機械音が響き、突如光を放った。謎の青い光は、頭の先から足の先まで、彼女の全身をスキャンするように舐め回した。
『生体データの取得、完了。これより、最終試練の鍵穴を生成します』
扉の奥でゴトゴトと重々しい物音が響いたかと思うと、扉の下部に四つの四角いパネルが開き、そこから何やら『ピンク色をした生々しいシリコンパーツ』がせり出してきた。
「な、なによこれ……?」
警戒しながら目を凝らしたアルメルだったが、次の瞬間、彼女は自分の視力を本気で呪うことになった。
それは、どう好意的に見ても『人間の女性器』と『肛門』を精密に再現した、壁埋め込み式のオナホールだったのだ。
ご丁寧に、それぞれのパーツの上には金色のネームプレートが輝いている。
【アルメルのマ〇コ】
【アルメルのア〇ル】
【ミレイのマ〇コ】
【ミレイのア〇ル】
「…………は?」
絶句するアルメルに、扉は無機質な音声で告げた。
『この四つの穴のうち、どれか一つが正解の鍵穴だ。なお、形状や感触、内部の温度に至るまで、全てスキャンデータを元に本人と全く同じ作りに完全再現してある。正解だと思う穴に、君のその「剣」を深々と突き立て、十回奥へ叩きつけよ。さすれば扉は開かん。ちなみに不正解でもペナルティはない。何度でも心ゆくまで試すがいい』
「できるかぁぁぁぁぁッ!! 誰がこんな悪趣味なことやるもんですか!!」
アルメルは顔を真っ赤にして爆発した。羞恥心と怒りで頭の血管がブチ切れそうだった。
自分の穴ならまだしも、親友の穴まで完全再現されているという異常事態。アルメルは杖を振り回し、扉に向けて爆炎魔法を放ったり、蹴飛ばしたりとあらゆる手段を試したが、扉はかすり傷一つ負わず、ピクリとも動かない。
(くっ……私がこうやって足止めされている間にも、ミレイはどんな恐ろしい拷問を受けているか……っ!)
アルメルの頭の中には、血を流し、悲鳴を上げる親友の姿が浮かんでいた(※実際には、ミレイは機械アームでお尻を優しくペチペチされながら、モニターでアルメルを観賞しているだけである)。
――その別室のミレイはというと。
「あ、あれ……本当に私とアルメルのそっくりに作られてるのかな……。アルメル、ど……どうするんだろう……ゴクリ」
拷問の恐怖などとうに消え失せ、画面越しの精巧な自分のパーツを前に、真剣な眼差しで唾を飲み込んでいた。
「もう……やるしかないの……!?」
絶望に打ちひしがれながら、四つの穴の前に立つアルメル。
すると扉が、頼んでもいないのにご丁寧に追記してきた。
『ちなみに、君たちの心優しい友情と罪悪感に配慮して、処女膜は「すでにないバージョン」にしておいたよ。心置きなく突き立ててくれたまえ』
「余計なお世話よ!!!!!」
泣き叫びながら、アルメルは究極の選択を迫られた。
(どう考えても、ミレイの穴なんて試せるわけがない! 親友の穴に自分のモノを入れるなんて、絶対に越えちゃいけない一線よ! じゃあ私自身の穴……でも、お尻に入れるのは、なんとなく汚い気がして無理!!)
消去法により、アルメルは【アルメルのマ〇コ】の前にひざまずいた。
「っ……! こんな変態ダンジョンの罠なんかに、アタシが屈するわけないんだから! 屈辱なんか、気合いで跳ね返してやるわよ!!」
強がりを叫びながら、アルメルは自らの股間にそそり立つ男性器を握りしめ、自分自身の形をした鍵穴へと、意を決して挿入した。
ズチュッ……!
「ひゃんっ!?」
――それは、アルメルの想像を絶する暴力的なまでの快楽だった。
初めての『男性器の感覚』に加え、完全再現された粘膜の感触が、アルメルの脳髄を直接焼き切るような快感となって襲いかかってきた。
「あ、あっ……な、なにこれぇっ!? こんなものに、アタシは絶対に負けな――ああっ、だめ、奥が、締め付けて……っ!」
激しく腰を打ち付けるたびに、強気だったアルメルの口調はみるみるうちに崩壊していく。
「うそっ、こんなの、頭がおかしくなっ……あ、あひぃっ!! ま、負けちゃう! アタシの穴に、負けちゃうぅぅっ!!」
自分自身の穴の快楽に完敗し、アルメルは情けなく腰をガクガクと震わせながら、十回目の打撃と共に、鍵穴の最奥へと白濁した精液を勢いよく放った。
ビュクンッ、ビュクッ……!
「はぁっ……あぁっ……」
だらしなくよだれを垂らし、放心状態になるアルメル。
別室でその一部始終を見ていたミレイは、顔を真っ赤にして息を荒くしていた。
「あ、アルメルのあんな顔……初めて見た……オチン○ンって、そんなに気持ちいいんだ……」
もはや僧侶としての信仰心はどこへやら、ミレイの目は完全に好奇心と欲情でトロトロになっていた。
「はぁ……終わっ、た……。あとこんなものが、三つも……」
アルメルがとろんとした目で残りの穴を見つめていた、その時だった。
ガコォォォン……!!
突如、重厚な扉が音を立てて開き始めたのだ。
『おめでとう。君は一発で「正解」を引き当てた。見事な自己愛だ。ここを通って良い』
「……え?」
ぽかんとするアルメル。なんと、偶然にも最初に選んだ自分の穴が正解だったらしい。
扉が開き、これでミレイを助けに行ける。
だが――アルメルの股間にそそり立つ『剣』は、先ほどの絶頂を経てもなお微塵も硬さを失っておらず、むしろさらなる快楽を求めて耐え難いほどにビクンビクンと疼き続けていた。
(早く、早く進まなきゃいけないのに……っ)
頭では分かっている。しかし、本能が、アルメルの目を隣のプレートへと吸い寄せた。
【ミレイのマ〇コ】
「……ごめん。ごめんねミレイ。ちょっとだけ、ちょっとだけだから……っ」
フラフラと吸い寄せられるように、アルメルは親友の穴へと自らの切っ先を沈めた。
「んんっ!! あぁぁっ!! ミ、ミレイの……アタシのより柔らかくて、包み込まれるみたいで……最高ぉぉっ!!」
もはや完全に理性が吹き飛んだアルメルは、親友の穴に向かって野生動物のように腰を振り始めた。
「ごめんね! でも、ミレイが悪いんだから! ミレイがこんないやらしい、魅力的な穴してるのがいけないのよ!!」
完全な他責思考である。そしてあっという間に二度目の絶頂を迎え、中出しをキメるアルメル。
「はぁ……はぁ……っ!!」
しかし、それでも彼女の怒張は収まらない。
「こうなったら……こっちも!!」
【ミレイのア〇ル】
ズブッ。
「ひぎぃっ!? な、なにこれぇっ!! 凄まじい締め付け!! ミレイの前はすっごく柔らかくてトロンとしてたのに、後ろはギチギチに吸い付いてきて……! いやらしい! ミレイってば、こんなエッチな穴隠し持ってたなんて……!!」
大声で、親友の両穴の感触を具体的に長々とレビューし始めるアルメル。
「こんなの耐えられるわけないじゃない!! ミレイが悪い! 全部ミレイが悪いんだから!! こんな変態みたいな穴してるミレイなんて、アタシが懲らしめてやるんだからぁっ!!」
もはや謎の理論を振りかざし、「死ね! 死ねぇっ!」と小学生がゲームでキレた時のような幼稚な罵倒を叫びながら、アルメルは狂ったように親友の偽ア〇ルに腰を打ち付け続けた。
「……あの。アルメル、ちゃん……?」
ふと、真横から信じられないほど気まずそうな声が降ってきた。
「へ……?」
アルメルがビクッと動きを止め、振り返る。
そこには、開いた扉の先から歩いてきた――最後の扉の開錠と共に拘束を解かれ、自力で部屋から出てきたミレイ本人が、顔を真っ赤にして突っ立っていた。
「あ、いや……えっと、これは、その……ダンジョンの幻覚で……」
「アルメル……私のこと、懲らしめるの……? 死ね、って……」
「あぁ……あっ……んんっ!」
極限の驚きと羞恥が引き金となり、アルメルはミレイ本人の目の前で、「ビュルルルッ!」と情けなく親友の偽ア〇ルへと最後の射精をブチ撒けてしまった。
そして、過酷な射精を三度も繰り返したことで魔力が尽きたのか、はたまた試練クリアの呪い解除か。
アルメルの股間の巨大な『剣』は、シュルシュルと音を立てて元のペタンコな女の子の姿へと萎んで消滅していった。
訪れたのは、絶対的な静寂。
そして、すべての理性が一気に帰還する恐るべき時間――賢者タイムである。
「…………」
自分がたった今、親友の目の前で、親友の偽物の穴に腰を振りながら「死ね!」と叫んで果てたという、言い逃れ不可能な現実。
アルメルの顔から一瞬にして血の気が引き、青白い石像のようになった。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!」
鼓膜が破れそうなほどの絶叫を残し、アルメルは羞恥のあまり発狂しながら、猛スピードで次の階への出口へと走り去ってしまった。
「あ、アルメル! 待ってよぉ!」
残されたミレイは、壁に埋め込まれた自分の『ドロドロになった二つの穴』をチラリと見て、なんだか無性に胸の奥が熱くモヤモヤするのを抑えきれないまま、親友の背中を慌てて追いかけるのだった。