少女二人パーティで挑む羞恥エロトラップダンジョン~でもこのダンジョン癖が強すぎる―!!~ 作:背骨ポキポキ
「アルメル……? アルメルぅぅー!? どこ行っちゃったのぉっ!?」
自分の偽物の穴に盛大に腰を振っていたという人生最大の黒歴史を親友に目撃され、発狂しながら地下八階へと逃げ込んだアルメル。ミレイもその後を追って階段を駆け下りたのだが、そこに親友の姿はなかった。
代わりにミレイの目の前に広がっていたのは、ここが命懸けの地下迷宮であることを完全に忘れさせるような、なんともメルヘンチックな光景だった。
色とりどりのイルミネーションが点滅し、どこからともなく『パッパラパー♪』と陽気でチープなパレード風のBGMが流れている。無人ではあるが、そこはまるで子供向けの小さな遊園地のような空間だった。
「わあ……なんか、今までと全然違う……。ん? なにあれ」
ミレイの視線が、入り口のすぐ横にポツンと置かれた、可愛らしいパステルカラーのアイス屋のワゴンに釘付けになった。そこには、これまたファンシーな字体でこう書かれた看板が掲げられていた。
『来場者サービス♡ 我がダンジョンが誇る最新自動マシンで、極上バニラソフトクリームを無料提供中! 疲れた体に甘〜いご褒美はいかが?』
「そ、ソフトクリーム……!」
極度の緊張(と興奮)の連続で、実はお腹がペコペコだったミレイ。親友を探さなければいけないとは思いつつも、目の前の甘い誘惑に抗うことはできなかった。
「アルメルも、きっとどこかでアイス食べてるよね……? うん、無料だし、一つくらい……!」
ミレイはワゴンに積まれていたコーンを一つ手に取ると、マシンの抽出口らしき場所の下にセットした。
『ウィィィィン……ガコンッ!』
機械が軽快な音を立てると共に、抽出口から真っ白なソフトクリームがうにゅうにゅと絞り出され始めた。
「わっ、わっ、これ、綺麗なクルクルにするの結構難しいんだよねぇ……えいっ、えいっ!」
ミレイは楽しそうに手首をスナップさせながら、見事な三段巻きのソフトクリームを完成させた。
「ふふっ、上手にできた! じゃあ、いただきまーす……はむっ」
大きく口を開け、冷たいソフトクリームに齧り付くミレイ。
その瞬間、彼女の瞳がキラキラと星のように輝いた。
「んん〜〜〜っっ!! 美味しぃぃぃっ!!」
それは、ただのバニラアイスではなかった。舌の上でとろける濃厚でミルキーな甘さの中に、コリッとした食感の『苦味の強いチョコチップ』が絶妙なアクセントとして散りばめられていたのだ。
「すごい……! このビターなチョコチップが、バニラのとろける甘さを引き立てて……私、今まで食べたどのアイスよりも美味しいかもっ!! むぐっ、あむあむ……」
あまりの美味しさに、ミレイは我を忘れてソフトクリームを頬張った。
しかし、半分ほど食べたところで、彼女はふと疑問に思った。
「でも……こんな地下深くのダンジョンで、どうやってこんな美味しいアイスを作ってるんだろう? 最新自動マシンって……」
好奇心に駆られたミレイは、アイスを舐めながらワゴンの裏側へと回り込んだ。
そして――そこで彼女が見たものは、一生トラウマになりかねない恐るべき光景だった。
「もぐぅっ!? んぐっ、んんんーーーっっ!!(訳:ミレイ!? 助けて、ここよーーっ!!)」
「え…………ア、アル、メル……!?」
ワゴンの裏側に隠された巨大な機械の内部。
そこに、いなくなったはずのアルメルが、足を大きく開き、お尻を真下に突き出す無惨なポーズでガッチリと拘束されていたのだ。
猿ぐつわで口を塞がれた彼女の顔は、屈辱と冷たさで真っ青になっている。
だが、問題はそこではない。
機械から伸びた太いチューブが、アルメルの『お尻の穴』に直接繋がっており、そこから大量の冷たいバニラアイスが猛スピードで腸内へと注入されていたのだ。
そして、ミレイが先ほどソフトクリームを抽出したあの場所は――まさに、機械のパネルから突き出した『アルメルのア〇ル』そのものだった!!
「ひやああああぁぁぁぁぁっっっ!? コーンにソフトクリーム注いでたの、アルメルのア〇ルだったんだぁぁぁぁっ!!??」
ミレイは持っていた食べかけのソフトクリームを放り投げ、大パニックに陥りながらも機械のロックを叩き壊し、間一髪でアルメルを救出した。
「ぷはぁっ!! げほっ、ごほっ!! 助かっ……死ぬかと思ったわよ!!」
「ア、アルメルぅぅ! ごめんね、私、全然気づかなくって……っ!」
涙目で抱きつくミレイ。だが、解放されたアルメルは、羞恥や怒りよりも先に、どうしても納得がいかないという顔で機械を指差した。
「ていうかさぁ!! なんなのよこのクソ設計!! お尻にアイス注入するノズルがあるなら、それそのまま抽出口にすればいいじゃない!! なんでわざわざアタシの腸を一回経由させるのよ!! 無駄すぎるでしょ!! コストと手間の無駄遣いよ!!」
理系の魔法使いとしての合理的なツッコミが、感情を完全に上回っていた。
「あ、あはは……そうだね、すごく変な設計だよね……。で、でもねアルメル! ソフトクリーム自体は、本当にすっごく美味しかったんだよ!?」
「はぁ!?」
「慰めにならないかもしれないけど……その、濃厚なバニラに、ビターなチョコチップがゴロゴロ入ってて、すごく絶妙なハーモニーで……」
ミレイが必死にフォローしようと笑顔を向けた、その時だった。
アルメルの動きが、ピタリと止まった。
「…………え?」
アルメルの顔から、スーッと表情が抜け落ちた。
「……ミレイ。アンタ、今……なんて言った?」
「えっ? だから、ビターなチョコチップがゴロゴロ入ってて――」
「入ってないわよ」
「……え?」
「あのね、ミレイ。アタシのお尻に注入されたのは、真っ白なバニラアイスだけよ。チョコチップなんて、一粒も入ってなかったわ」
「…………えっ?」
しん、と。
陽気な遊園地のBGMだけが流れる中、二人の間に凍りつくような沈黙が降りた。
チョコチップは入っていなかった。
しかし、ミレイの食べたソフトクリームには、苦味のある茶色い粒がゴロゴロと入っていた。
先ほどまで腸内に注入されていたのはアイスだけ。
では、腸内にもともと存在していた「茶色いもの」とは――。
一瞬の間の後、二人の脳内で全てのピースがカチリと最悪な形で組み合わさった。
「う、うそ……」
ミレイの顔が、一瞬にして土気色に変わる。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!」
アルメルが、このダンジョンに来てから最大の、鼓膜を破壊するほどの絶叫を上げた。
「アンタ!! アタシの!! アタシのウ〇チを美味しいって食べたのーーーーーっっ!?!? 信じられない!! 汚い!! 最悪!! 友達の排泄物をチョコチップと間違えて堪能するとか、どういう味覚してんのよォォォォォッ!!」
「ち、違うのぉっ!! だっ、だって、アイスが甘かったから、なんか苦味のアクセントがちょうどよくて……っ!!」
「アクセントって言うなァァァッ!! 完全に消化器官の産物でしょーが!! 気持ち悪い!! 近くで喋らないで!! アンタの口から私のアレの匂いがしたらどうするのよォォォ!!」
「うわぁぁぁん!! 弁明させて、違うの、ほんとに悪気はなかったのぉっ!!」
パニックのあまり、真っ赤な顔で泣き叫びながらアルメルにすがりつくミレイ。
しかし、あまりのショックとパニックに彼女の体は限界を迎えていたのか、ミレイのガチガチに勃起した極太の乳首からは、まるで彼女の涙に呼応するかのように「ぴゅーーっ、ぴゅーーっ……!」と、悲しき母乳が勢いよく噴き出し、床を白い飛沫を染みこませていた。
「もう嫌ぁぁぁぁっ! 近寄るな変態ウンコ食い母乳垂れ流し女ぁぁぁぁっ!!」
「そんなひどいあだ名つけないでぇぇぇっ!!」
地下八階のメルヘンチックな遊園地に、魔法使いの阿鼻叫喚と、僧侶の母乳の飛沫が虚しく飛び交う。
二人の少女の尊厳と友情は、もはや修復不可能なレベルで粉々に打ち砕かれていたが――それでも無情にも、ダンジョンの探索はまだまだ続くのだった。