少女二人パーティで挑む羞恥エロトラップダンジョン~でもこのダンジョン癖が強すぎる―!!~ 作:背骨ポキポキ
「はぁ、はぁ……もう、最悪……!」
ビショビショになったパジャマを着替え、ミレイの母乳テロによる最悪の目覚めを乗り越えたアルメルは、足取りも重く第一の部屋の奥の扉を開けた。
次に二人が足を踏み入れたのは、先ほどのラブホテルのような空間から一転、可愛らしいフリルのついたカーテンやテーブルクロスが飾られた『メイド喫茶』のような小部屋だった。
部屋の中央には小さな向かい合わせの机と椅子。そして机の上の可愛らしいお皿には、異世界のお菓子である『ポッキー』なる、チョコレートがコーティングされた細長い棒状の焼き菓子が一本だけ、恭しく飾られていた。
第二の扉の電光掲示板には、こう書かれている。
『第二の試練:二人で向かい合い、「ポッキーゲーム」を行えば開錠(勝ち負けは不問)』
「……ポッキーゲーム?」
首を傾げるミレイの横で、アルメルがルール説明のパネルを読み上げる。
「ええと……『一本のポッキーの端と端をお互いに咥え、同時に食べ進めていくゲームです。最後まで唇を離さなかった方が勝ちですが、必然的に二人の唇が触れ合うスリリングな遊戯です♡』……って、はぁ!?」
「く、唇が触れ合う……っ!?」
ミレイは途端に顔を真っ赤にして、両手で自分の口元を覆った。
「だ、だめだよそんなの! 恋人同士がするゲームじゃない! 最後まで離さなかったら、ちゅー……ちゅーしちゃうんだよ!?」
「バカね、勝ち負けは不問って書いてあるでしょ。適当なところで『パキッ』て折って離せばいいだけの話よ。いくらこのダンジョンでも、難易度としては拍子抜けだわ」
冷静にツッコミを入れ、アルメルはさっさと席へと向かった。
しかし、二人が向かい合って椅子に腰を下ろした瞬間、机の上にポンッと『二枚の細長い布』が出現し、空中に新たな文字が浮かび上がった。
『追加ルール:難易度とドキドキ感を上げるため、お互いに目隠しをしましょう♡』
「……目隠し? まぁ、すんなり通してくれるとは思ってなかったけど……ただ目隠ししてポッキー食べるだけなら、余裕でしょ」
アルメルは警戒しつつも、ミレイと共に布を手に取り、自らの視界を真っ暗に塞いだ。
――しかし。アルメルの想像は、この極悪ダンジョンを前にしてあまりにも甘すぎた。
視界が塞がれたその直後。
『ガションッ!!』
(えっ――むぐぅっ!?)
アルメルの椅子の下から、音もなく複数の冷たい機械アームが飛び出し、あっという間に彼女の四肢を拘束した。さらに口内には頑丈な猿ぐつわがねじ込まれ、声すら出せない状態に。
そして、アームはアルメルの身体を強制的にひっくり返し――昨日の『アイスクリーム射的』と全く同じ、仰向けの状態で骨盤を浮かせ、無防備な肛門を真正面に突き出した不自然極まりないポーズへと固定してしまったのだ!
「んんんーっ!?(ちょっと、なにするのよっ!?)」
声にならない悲鳴を上げるアルメル。しかし、真の恐怖はここからだった。
スッ……。
アームの先端が、机の上に置かれていた『ポッキー』を丁寧に摘み上げると、それをアルメルの突き出されたお尻の穴……キュッと閉じたア〇ルの中心へと、プスリと突き刺したのだ。
「ひぐぅっ!?(なっ、ウソでしょ!? アタシのお尻の穴にポッキーを!?)」
冷や汗を滝のように流し、拘束の中で必死に身悶えするアルメル。
そうこうしている間に、目の前で目隠しをしているミレイが、何も気づかずに恥ずかしそうな声を上げた。
「あ、アルメル……? 準備、いい……?」
アルメルが「いいわけないでしょ!」と叫ぼうとした瞬間、アームの一つに設置された小型スピーカーから、アルメル自身の声を完璧に模倣した合成音声が流れた。
『うん、いいよー』
「う、うん……じゃあ、いくね……」
ミレイは何も疑うことなく身を乗り出し、アルメルの『肛門から突き出ているポッキーの先端』を、自分の口でパクリと咥え込んだのだ。
ポリッ……ポリッ……ポリッ……。
「んむっ……んんーーーっ!!(いやぁぁぁっ! ミレイ、ストップ、ストップゥゥゥッ!!)」
静かな部屋に、ミレイがポッキーを食べ進める乾いた音が響く。
(このままだと……このままだと、ミレイがアタシのア〇ルとキスしちゃうぅぅっ!! 早く、早くポッキーを折って離してぇぇっ!!)
アルメルの絶望の祈りなど届くはずもなく、距離はどんどん縮まっていく。
しかし、残り数センチというところで、ミレイの動きがピタリと止まった。
「……あのね、アルメル」
目隠しをしたまま、ミレイがポッキーを咥えた状態で、ポツリと、ひどく熱を帯びた切ない声で話し始めたのだ。
「私、前まではアルメルのこと、大切な親友だって思ってたけど……本当は、このダンジョンに入ってから、変わっちゃったかもしれないの」
「……んんっ!?(えっ!?)」
「アルメルが……スライムの罠にかけられたり、おもらししちゃったり、男の人のを生やされたり……そんな恥ずかしい姿を見るたびに……私、下腹部が熱くなって、すごくムラムラしちゃって……。このままだと、もう普通の親友としては見れなくなるかも……」
(な……何を言ってるのよ、この変態僧侶……!!)
アルメルは別の意味で戦慄した。
「もし、アルメルがそれを気持ち悪いって思うなら……ここで、ポッキーから口を離して。でも……もし、私のこういう気持ちを受け入れてくれるなら……最後まで、食べて……」
それは、親友からの痛切で、真剣で、そしてどうしようもなく狂った愛の告白だった。
だが、今現在に至っては、状況の方がそれ以上に狂っていた。
ミレイは今、大真面目に恋心を吐露しているが――その語りかけている先は、アルメルの顔でも口でもなく、アルメルの肛門、ウ〇チを出す穴なのだ。
(離せるわけないでしょぉぉぉっ!! アタシは拘束されてるし、だいたい能動的に肛門の括約筋を器用に操ってポッキーをペッて吐き出すなんて芸当、できるわけないじゃないのよォォォッ!!)
万事休す。絶対に起きてはいけない悲劇が、今まさに起ころうとしている。
「……離さないってことは、いいの……? アルメル……」
ミレイが嬉し涙をぽろりと零し、顔を真っ赤に染めながら、残りのポッキーをパクリと飲み込んだ。
そして――。
チュッ……。
「んんんんんんんんんッッッ!!!!」
ついに、ミレイの柔らかい唇が、アルメルのヒクヒクと震える熱い肛門の粘膜へと、ぴったりと触れ合った。
「ああっ……アルメル、嬉しい……っ」
ミレイは感動の涙を流しながら、それをアルメルの『唇』だと信じて疑わず、そのままチュゥゥゥッと強く吸い付くようなキスを続けた。
(ひいいぃぃぃっ! アタシのアナ……っ、ミレイの唇が、アタシの穴にぃぃぃっ!!)
アルメルは意味不明すぎる状況と、敏感になりきった排泄器官へのダイレクトな刺激により、狂おしいほどに身悶えした。
しかし、ミレイの暴走は止まらない。
「んっ……ちゅ、れろぉっ……」
なんとミレイは、アルメルの『唇』をこじ開けるように、自分の濡れた舌をにゅるりと突き出し、アルメルのア〇ルの中へと侵入させてきたのだ!
(うそぉぉぉっ!? 普通、初キスで舌までねじ込んでくる!? このド変態!!)
心の中でミレイの性癖を全力で罵倒するアルメル。
しかし、ミレイの熱く湿った舌は、アルメルのデリケートな直腸の粘膜を、まるで極上のスイーツを味わうかのように熱心に舐め回し始めた。
「んちゅっ、れろぉ……ふぁあっ……ねえ、アルメル……キスの味って甘いって言うけど、違ったね……」
ミレイは悦惚とした表情で、舌先で粘膜のヒダを愛撫しながら熱っぽく語り出す。
「なんだか……すごく熱くて、とろとろで……少ししょっぱいような、独特の奥深い匂いがして……私、おかしくなっちゃいそう……っ♡」
(そりゃしょっぱいわよ!! だってそこ、ウ〇チの通り道なんだからぁぁぁぁっ!!)
「んっ、ちゅるぅっ、れろれろれろぉぉっ♡」
執拗に、情熱的に、内側の粘膜から外側の皺の隅々に至るまで、親友の舌によって徹底的に舐めしゃぶられる究極の背徳感と物理的な快楽。
「あ、あぁぁぁっ、んごぉぉぉぉぉっっ!!」
度重なる責めで限界まで感度が上がりきっていたアルメルの身体は、ついに耐えきれず限界を突破した。
肛門からの凄まじい快楽が脳を焼き切り、アルメルはビクンッ! と大きく身体を反らせた瞬間――
ビュアァァァァァァッッ!!!
強烈な絶頂と共に、アルメルの尿道から大量の熱い潮が、まるで間欠泉のように噴き出したのだ。
「きゃあっ!?」
顔面にその生温かい「愛の飛沫」をモロに食らい、ミレイは驚いて仰け反った。
その拍子に、彼女の顔を覆っていた目隠しの布がハラリと床に落ちる。
「ぷはっ……な、なに!? 今の、すごい水しぶき……アルメル、大丈夫!?」
ミレイは濡れた顔を拭いながら、愛しい親友の、自分を受け入れてくれた優しい恋人の顔を見つめようと、ゆっくりと目を開けた。
しかし。
そこには『愛しい恋人の顔』ではなく――。
トロトロにふやかされた、アルメルの肛門があった。
「………………え?」
ミレイの目の前にデカデカと広がっていたのは、猿ぐつわを噛まされ、よだれと涙で顔をグシャグシャにしながら白目を剥いて絶頂し、股間から絶賛噴水中の潮を撒き散らしながら、真っ赤に腫れ上がった『使用済みのア〇ル』をパカッと開いて自分に突き出している、アルメルの無惨すぎる股間のドアップだった。
その瞬間、ミレイの脳内で、先ほどの『奥深い独特の匂い』と『しょっぱい味』の正体が、最悪の形で一致した。
自分が口付けをしたのは、愛しい恋人の唇ではない。昨日の今日でアイス射的の弾を生み出し、幾度もの変態トラップで徹底的に開発され尽くした、アルメルのひくひくとうねる無惨なア〇ルそのものだった。
「ひっ……ひぃぃぃぃぃぃぃっっっ……!!??」
ミレイの喉から、少女のものとは思えない地獄の底のような絶叫が絞り出された。
彼女はドン引きしながら後ろへひっくり返り、床を這いつくばるように後ずさった。自分の唇を手の甲でゴシゴシと擦り続け、あまりのショックにその場でえずき始める。
「おえっ……うぇっ、くっ、くすん……うわぁぁぁん!! 私、私、アルメルのウ〇チ出るところと、ベロチューしちゃったぁぁぁぁっ!! 初めてのキスが、初キスの舌入れが、親友の直腸粘膜だったなんてぇぇぇっ!! やだ、もうお嫁に行けない、人生終わりだぁぁぁっ!!」
メイド喫茶風の小部屋の隅で、ミレイは両手で顔を覆い、子供のように大泣きして身悶えした。
一方、拘束を解かれて床にドサリと崩れ落ちたアルメルもまた、別の意味で完全に死んでいた。
「はぁっ……はぁっ……」
白目を剥き、口からよだれを糸のように垂らしながら、自分の股間を抱えてエビ反りになるアルメル。
衣服は自分の潮でぐっしょり濡れ、頭の中は真っ白だった。
「……もう、いいわよ……。アタシの人生、完全に詰んだわ……」
絶望のあまり、アルメルは床の染みを見つめながら乾いた笑いを漏らし始めた。
「女の子としての尊厳どころか、人としてのモラルも、肛門のプライドも、全部この変態ダンジョンに奪い去られたわ……。もうどうにでもして……いっそこのままスライムにでも食べられて消えてしまいたいわよ……」
お互いに床の端と端で丸くなり、この世の終わりのような絶望のオーラを放ち続ける二人の頭上から、冷酷で陽気な機械音声が容赦なく響き渡った。
『ピンポーン♪ 第二の試練、ポッキーゲームはこれにて大成功! お互いの奥深くまで愛を確かめ合う素晴らしいディープキスでしたね♡ それでは、最後の扉をお開きくださーい!』
「誰が愛を確かめ合ったってよ……このド畜生が……!」
アルメルは力なく中指を天井に向けて立てたが、立ち上がる気力すら湧かなかった。
しかし、いつまでもこんな地獄の小部屋に留まっているわけにはいかない。
数分後、互いに目を合わせることもできないほどの凄まじい気まずさと、吐き気を催すような羞恥心を心の奥底に押し込め、二人はフラフラと立ち上がった。ミレイは持っていたハンカチで自分の口をこれでもかというほど念入りに拭き続け、アルメルは自分のスカートの裾を必死に引っ張ってお尻を隠しながら、ついに地下九階の「最後の部屋」へと歩みを進めるのだった。