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キャラクター紹介
阿久野 快人(あくの・かいと)
27歳。どこにでもいる平凡なサラリーマンだったが、難病を抱える妹・聖の治療費を稼ぐため、高収入の転職先を探す。そこで採用されたのが、悪の秘密結社JAPASH。戦闘員として、実績を重ね、怪人に昇給。怪人名はアーク カイバー カブトムシのような一本のツノ、黒い甲虫装甲に胸に鈍く光る円形のグラビティコアを持つ。
阿久野 聖(あくの・ひじり)
17歳。快人の妹で高校二年生。幼い頃から難病を抱えているが、明るく優しい性格で、兄の快人を心から慕っている。「お兄ちゃん大好き」が口癖。自分の治療費のために兄が危険な仕事をしているとは知らず、毎日帰宅する快人を笑顔で迎えている。兄へ兄妹を超えた感情を持つ
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蜂野 すずめ(はちの・すずめ)
32歳。JAPASH人事・戦闘員管理部主任で、快人の直属の上司。グラマラスな美人で、穏やかで面倒見のいい姉御肌。その正体はJAPASHによって肉体を改造された改造人間。高い戦闘能力を持つ一方、部下の
快人にはとても優しいおねーさん。「阿久野君は私が守ってあげる❤️」
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白鳥翼 (白鳥 つばさ)
24歳、白い髪の儚げで清楚な娘、主人公より年下だが、彼よりも先に怪人になっている。主人公とはお互い異性として意識している。飛行能力を持つ白い翼の怪人 スノウ ホワイト
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老賀魅理 (しにが みり) 死神 博士
45歳 しかし外見はティーンエイジャーの少女に見える。悪の秘密結社の怪人改造や新兵器の開発を行っている。国の研究機関にいたが同僚の裏切りで名誉を失い、ジャパッシュに入る。黒髪スレンダーのポニーテール。ショタコンのロリババア
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阿倍野 遥香(あべの はるか)
27歳 ジャパシュの商務部の怪人 通天閣 コテコテの関西弁のお姉さん。明るく元気。
妹と弟を毒親から守るためにジャパッシュに入り怪人となる。快人とは友達感覚
「快人っち元気かい?」
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緑山 翠(みどりやま みどり)
27歳、主人公の学生時代の同級生。スターセイバーのグリーンだったが、スターセイバーは壊滅し、ジャパシュに助命される見返りにヒーロー業界を裏切りスパイになる。快人に恋心を抱きながら、ヒーローたちの機密情報入手するために男たちに体を差し出す。美しい緑の髪と10歳若く見られるロリボディー。
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飯田賢治 怪人 剛殻怪人ガンガルド
45歳、快人の職場の先輩として優しく指導。小学3年生の息子と妻を深く愛する男性。スターセイバーとの戦いの際に快人たちを守るために、一人で5人の戦隊ヒーローに立ち向かい嬲り殺しにされる。そして彼の愛妻、飯田早苗35歳はスターセイバーの男たちに犯されてメス奴隷にされる。後に快人がスターセイバーを倒し解放。主人公が改造人間になろうと決意したエピソード。
新章 HG AS事件
朝の山手線は、いつも通りの混沌だった。
スーツ姿のサラリーマン眠気と戦いながら吊り革に掴まる学生、化粧直しに忙しいOLそして週末の話題で笑い合う女子高生たち。
誰もが今日という一日を、いつも通りに始めようとしていた。
だが、その「いつも通り」は、次の駅に着く前に終わりを告げる。
「変身」
車両の連結部に立つ男が、誰にも聞こえない声で呟いた。
黒い装甲。額から伸びる一本角。
アークカイバー。
快人は一人の防毒マスクをつけた女を護衛している
ジャパッシュの誇る悪の研究者 死神博士こと 老賀 魅理 (しにがみり)
彼女の抱えた鞄から無色透明のガスが車内に広がっていく。
「な、なんだこれ…」
最初に異変に気づいたのは、入口付近に立っていた中年のサラリーマンだった。
スーツのズボンが、不自然に膨らみ始めている。
「おい…お前、何を…」
別の男が快人に詰め寄ろうとしたが、その足はすでに震えていた。
「くそ…身体が熱い…」
車内の空気が一変する。
数秒前まで穏やかだった空気が、今や獣のように濁っていた。
「あっ…ああっ…」
女子高生の一人が、その場にしゃがみ込んだ。
顔が真っ赤だ。
呼吸が荒い。
汗が首筋を伝い落ちる。
「なにこれ…身体が…勝手に…」
別のOLが、自分の胸を押さえながら壁にもたれかかる。
「あっ!? やめて…!」
騒ぎに気づいた女性の一人が、隣の男に腕を掴まれた。
「はあ…はあ…あなた…すごく…いい匂いがする…」
サラリーマンの目が血走っていた。
正気ではない。
発情ガスが、彼の理性を根本から焼き切っていた。
「おい! やめろ!」
別の男が止めに入る。
だが、その男もまた呼吸を荒げ、顔を紅潮させている。
「俺は…俺は…!」
吊り革に掴まっていた男性が、隣に立つ女性のスカートを無造作にまくり上げた。
「きゃああっ!」
女性の悲鳴が車内に響き渡る。
「うるさい! お前のせいだ! そんな服を着てるから!」
男は唾液を垂らしながら叫び、女性の下着を引き裂こうとした。
「やめろ! 誰か助けて!」
「助ける? 誰が?」
別の男がその女性の腕を押さえつけた。
「俺たちは被害者だ! お前らが誘ったんだ!」
「そうだ! お前らが悪いんだ!」
男たちの理性は完全に崩壊していた。
車内のあちこちで、スカートが破かれブラウスが引き裂かれる。
「あひっ!? なにこれ…! あっ、あっ…ああっ!」
最初にしゃがみ込んだ女子高生が、男たちに囲まれていた。
無数の手が彼女の細い身体に伸びる。
「やめ…やめて…! お願い…だれか…!」
「うるせえよ。お前も本当は欲しいんだろ?」
「違う…! 違うのに…あっ!?」
誰かの指が、彼女の秘部に触れた。
びくん、と身体が跳ね上がる。
「ほら見ろよ。もう濡れてる」
「やだ…ちが…ああっ…!」
ガスは彼女の身体をも侵食していた。
心は抵抗している。
だが身体が勝手に反応してしまう。
「たすけて…たすけて…あひっ…」
女たちの叫びと、男たちの雄叫びが混ざり合う。
電車は駅に滑り込む。
だが、ドアが開いた瞬間その混沌はホームへと溢れ出した。
「おい、あれ…何が起きてるんだ?」
駅のホームにいた人々が、車内の異様な光景に気づく。
だが、ドアから溢れ出したガスはすでにホームにも広がっていた。
「な、なんだ…身体が…熱い…」
「おい、お前…!」
男が隣の女に抱きつく。
「きゃあっ! 離して!」
「離せるか! お前のせいで…!」
ガスは駅構内全体へと広がっていく。
改札を抜けようとしていたOLが背後から男に抱きつかれ、悲鳴を上げる。
「やめて! 誰か!」
「誰かじゃねえ! 俺が相手してやるよ!」
別の男がそのOLの胸を揉みしだく。
「ああっ!? いやっ! あっ…ああんっ…!」
発情ガスに侵された女たちは次第に抵抗を弱めていく。
「な、なにこれ…私…あっ…はぁ…」
女子高生がホームの柱に背を預け、崩れ落ちる。
スカートは乱れ、太腿が露わになっていた。
彼女の周りに男たちが集まる。
「学生か? 最高だな」
「おい、お前ら…何してるんだ…やめろ…」
駅員が駆けつけようとするが、その駅員自身もガスにやられていた。
「うああ…くそ…立てない…」
駅員はその場に膝をつき、苦しそうに胸を押さえる。
「誰か…警察…」
「警察? 警察が何だってんだ!」
狂乱した男が叫び、近くの女に飛びかかった。
「きゃあああっ!」
女の悲鳴がこだまする。
「いいぞ! もっと泣け! もっと叫べ!」
「あははは! 最高だ! 最高の朝だ!」
男たちの笑い声が、駅構内を埋め尽くす。
アークカイバーは変身を解き、混乱の渦中を静かに歩いていた。
逃げるつもりはなかった。
今日は、このガスの効果を確認するための実地テストも兼ねての任務だ。
山手線の車内と駅のホームは、凄惨な光景と化していた。
JAPASHの戦闘員たちは、ガスの効果を最大限に利用し、狂乱する人々を煽っていた。
「おら、もっと泣けよ! お前らのその声が俺たちを燃え上がらせるんだ!」
戦闘員の一人が、OLのスーツを剥ぎ取りながら叫ぶ。
「いやっ! やめて! お願い! 助けて!」
「助け? 誰が? ここにいるのは俺たちと、お前らだけだ!」
別の戦闘員がOLの脚を無理やり開かせ、すでに硬く滾った自身を彼女の秘所に突き入れた。
「ああっ!?」
OLの背中が反り上がり、悲鳴と嬌声が同時に漏れる。
「くそっ、きつい…! OLまんこ最高だぜ!」
戦闘員は容赦なく腰を打ち付け始めた。
「あっ! あっ! ああんっ! だめ、そんなに激しく…!」
OLの抵抗はすでに消え失せ、自ら腰を動かし快楽を貪り始めていた。発情ガスの効果は絶大だった。理性を焼き切られ、ただのメスと化した女たちが、次々と戦闘員や狂乱した男たちに貪られていく。
車内では女子高生が二人の戦闘員に挟まれ、前後から貫かれていた。
「んぐっ! ふぐっ! お゛っ…!」
前の戦闘員が彼女の口に自身をねじ込み、後ろの戦闘員は彼女の秘所を激しく突き上げる。
「んんっ…! あっ…ああんっ…!」
女子高生の口からは涎と白濁が溢れ、秘所からは愛液がびゅるびゅると吹き出していた。
「どうだ? 気持ちいいだろ? お前ら学生は素直でいいなあ!」
「あっ…あっ…気持ち…いい…! もっと…もっと…!」
女子高生は完全に快楽に溺れ、自ら男たちを求めていた。
駅のホームでも同様だった。
柱に押し付けられたOLが、男たちに次々と犯されていく。
「ああっ! ああっ! ああんっ! いくっ! いくうぅぅっ!」
OLの絶頂の声が響き、男たちが歓声を上げる。
「おら、次だ次! 俺も入れろ!」
「俺も! 俺も!」
男たちが次々と入れ替わり、OLの身体を貪っていく。
女たちは次々と性器まみれになっていった。愛液と精液が混ざり合い、車内もホームもむせ返るような匂いに包まれていた。
快人はその光景を冷ややかに見つめていた。
いや、完全に冷静ではいられなかった。
目の前で繰り広げられる光景は、彼の内なるコアを刺激していた。
女たちの嬌声。男たちの雄叫び。肉と肉がぶつかる音。
それらが快人の脳を焼き、股間を熱く滾らせていた。
「くそ…」
快人は自分のズボンが不自然に膨らんでいるのを感じた。
ガスの影響だけではない。
怪人化した彼自身の加虐的な欲望が、頭をもたげていた。
その時だった。
すずめが、一人の女子高生を引きずってきた。
「阿久野くん」
すずめの声は冷徹だった。
「あなたもやりなさい」
「え…?」
「率先垂範よ!指揮官がただ見ているだけじゃ示しがつかないわ」
すずめは女子高生を快人の前に突き出した。
女子高生は震えていた。
制服は乱れ、太腿には愛液が伝っている。
顔は涙で濡れ、恐怖と快楽が入り混じった表情を浮かべていた。
「お願い…助けて…」
聖と同じくらいの年齢だろうか?女子高生の目が快人を捉えた。
「…いや」
快人は首を振った。
「俺は…」
「いや?」
すずめの目が冷たく光った。
「あなたはJAPASHの怪人よ。敵への情けは自分の首を絞めるわ」
「でも…」
「でもじゃないの」
すずめの声は静かだが、逆らうことを許さない響きがあった。
「私の言うことが聞けないの? 阿久野快人」
すずめは快人に命を救われた恩があった。
その恩があるからこそ、快人は彼女の言葉に逆らうことができなかった。
「…分かった」
快人は女子高生に近づいた。
「お願い…やめて…」
女子高生は後ずさるが、すずめが背後から彼女を押さえつけた。
「大人しくしなさい。これは命令よ」
女子高生は抵抗できず、快人の前に崩れ落ちた。
快人は彼女のスカートをまくり上げ、下着を引き裂いた。
「いやっ…!」
女子高生の秘所が露わになる。
すでにガスの影響で濡れていた。
快人は自身の硬直を彼女の秘所に当てがった。
「…ごめん」
快人は小さく呟き、一気に奥深くまで突き入れた。
「ああっ!」
女子高生の背中が反り上がり、悲鳴が漏れる。
「くっ…きつい…」
快人は腰を動かし始めた。
激しく、容赦なく。
「あっ! あっ! ああんっ! だめ、そんなに激しく…!」
女子高生の抵抗はすぐに消え、自ら腰を動かし始めた。
「ああっ…気持ちいい…! もっと…もっと…!」
快人は女子高生の胸を揉みしだき、乳首を指で弾いた。
「あっ! そこ…そこいい…!」
快人の動きがさらに加速する。
「くそ…くそ…」
快人の目に、別の影が重なった。
妹の聖の顔。
同じ年頃の少女。
同じ制服。
同じ笑顔。
「聖…」
快人は女子高生の中に聖を重ねていた。
「お兄ちゃん…」
脳裏に響く妹の声。
「お兄ちゃん…好き…」
「聖…」
快人はさらに激しく腰を打ち付けた。
「ああっ! いくっ! いくうぅぅっ!」
女子高生が絶頂に達し、快人もまた彼女の奥深くに精を注ぎ込んだ。
「ああっ! 熱い…! 中が熱い…!」
快人は女子高生の中から抜き、荒い息を吐いた。
女子高生は床に崩れ落ち、快楽の余韻に浸っていた。
すずめが近づき、快人の耳元で囁いた。
「ご苦労様、阿久野くん」
快人は何も言えなかった。
自分のしたことが許されることではないと分かっていた。
だが身体は正直に反応していた。
股間はまだ硬く滾り、さらに求めていた。
快人は目を閉じた。
妹の顔が浮かぶ。
そしてその妹の顔が、快人の内なる闇を静かに見つめていた。
⭐️帰宅
任務を終え、快人はアパートに戻った。
ドアを開けると同時に懐かしい匂いが鼻腔をくすぐる。
焦がし醤油の香り。
「お帰り、お兄ちゃん!」
聖がキッチンから顔を出した。エプロン姿。頬には少し面粉がついている。
「ただいま」
「今日は焼き魚だよ。お兄ちゃんの好きなサバ」
「サンキュー」
古いテーブルに着くと、目の前に湯気立つ味噌汁が置かれた。
豆腐とわかめ。具沢山の聖特製だ。
「いただきます」
箸を割り、魚の身をほぐす。ふっくらと焼けた身が口の中で溶けた。
「美味しい?」
「ああ」
「よかった」
聖は向かいに座り、自分の食事を始めた。
テレビをつける。いつものニュース番組だ。
キャスターの声が響く。
『続いて、本日未明、池袋駅周辺で発生した猟奇的事件についてです』
快人の箸が止まった。
画面には混乱する駅の映像が映し出されている。
逃げ惑う人々。悲鳴。サイレンの音。
モザイク処理されているが、その奥で何が行われていたのかは想像に難くなかった。
『現在も被害者の救助活動が続いており、警察はテロ組織JAPASHの関与を――』
聖が箸を置いた。
「お兄ちゃん…これ」
「ああ」
「見て」
聖の声が震えていた。
「このニュース…私の友達も巻き込まれたんだって」
「え?」
「西田美奈。同じクラスの子」
聖の目が潤む。
「今日、学校に来なかったの。連絡も取れなくて…でも放課後になってお母さんから電話があって」
聖は拳を握りしめた。
「池袋の駅で…怪人たちに襲われたって」
快人の喉が焼けつくように乾いた。
「美奈ちゃんすごく怖がってて…もう学校にも来れないって…」
聖はテレビの映像を睨みつけた。
「ひどいよ…あんなの。人間じゃないよ」
快人は魚を口に運んだが、味などしなかった。ただ胃に冷たい塊が落ちていく感覚だけがあった。
「美奈ちゃんは何も悪くないのに…ただ電車に乗ってただけなのに」
聖の目から涙がこぼれた。
「許せない…あんな怪人たち」
快人は箸を置いた。
「聖」
「なに?」
「その子…大丈夫なのか?」
「体は…怪我はなかったって。でも心が…すごく怖がってて」
聖は袖で涙を拭った。
「お兄ちゃんは知ってるでしょ? 男って…あんなことするの?」
快人は目を逸らした。
「…ニュースで見るくらいだな」
「そうだよね…」
聖は唇を噛んだ。
「でも、お兄ちゃんならそんなことしないよね」
「え?」
「お兄ちゃんだもん。優しいもん」
聖は涙目で笑った。
「私のお兄ちゃんだから、絶対にそんなことしないよね」
快人の胸が締め付けられた。
「ああ…しないよ」
「だよね!」
聖は少し元気を取り戻したようだった。
「お兄ちゃんも気をつけてね。通勤とか大変でしょ?」
「ああ」
「変な人たちに巻き込まれたら嫌だし」
「大丈夫だよ」
「約束して」
「約束する」
聖は安堵したように頷き、再び食事を始めた。
だが快人はもう味噌汁も魚も喉を通らなかった。
食事を終え、自室に戻った快人はベッドに倒れ込んだ。
手が震えている。
西田美奈。
聖の友人。
自分が犯した少女の名前が頭から離れない。
「ああ…」
快人は顔を覆った。
聖の言葉が繰り返し響く。
「お兄ちゃんだもん。優しいもん」
「絶対にそんなことしないよね」
「約束して」
自分は約束を破った。
いや、最初から守るつもりなどなかったのかもしれない。
怪人として生きると決めた時から。
だが、聖の前では「優しい兄」を演じ続けていた。
その矛盾が今、快人を苛んでいた。
「俺は…」
快人は自分の手を見た。
この手で少女を押さえつけた。
この手で服を剥ぎ取った。
この手で彼女の最奥に触れた。
「くそ…!」
快人は拳を壁に叩きつけた。
鈍い痛みが走る。
だがそれは心の痛みに比べれば何ほどのものでもない。
コアが静かに脈打っている。
怒りでも悲しみでもない。
ただ冷たく、事実を受け入れているかのような脈動。
快人は目を閉じた。
聖の笑顔が浮かぶ。
そしてその隣に、泣き叫ぶ美奈の顔が重なる。
「俺は…何をしているんだ…」
自己嫌悪の泥沼が、快人を深く沈めていった。
深夜。
夜は静まり返っていた。
快人はベッドの中で天井を見つめていた。
目は冴えている。
いや冴えているのではない。
頭の芯が熱く鈍く疼いているのだ。
胸のコアが不規則に脈打っている。
ドクン。
ドクン。
そのたびに身体の奥から這い上がってくる熱がある。
それは罪悪感とは対極にある、どす黒い欲望だった。
「…くそ」
快人は呻いた。
昼間の光景がフラッシュバックする。
女子高生の華奢な身体。
乱れた制服。
濡れた秘所。
そしてその奥に重なった妹の顔。
「聖…」
快人の手は無意識のうちに下半身へと伸びていた。
すでにズボンの下は硬く滾っている。
昼間の接触で刺激されたまま放置された欲望が今になって暴れ出していた。
快人はズボンと下着を膝まで下ろし硬く反り上がった自身を握りしめた。
「んっ…」
掌が幹を包み込みゆっくりと上下に動く。
頭の中に蘇るのは美奈の顔ではない。
聖の顔だ。
昼間見た聖の制服姿。
スカートの裾から覗く細い脚。
ブラウスの上からでも分かる小さな膨らみ。
「聖…聖…」
快人は妹の名を呼びながら手を速めた。
目を閉じる。
瞼の裏に聖が浮かぶ。
自分の目の前で服を脱ぐ聖。
恥ずかしそうに頬を染めながら兄を求める聖。
「お兄ちゃん…」
脳内で響く妹の声。
「好き…お兄ちゃん…」
「俺も…俺もだ…聖…」
快人の手がさらに激しく動く。
肉と肉が擦れ合う水音が静かな部屋に響く。
シコシコシコシコ…
「ああっ…聖…もっと…」
快人は腰を浮かせ自らの手の中へ突き出した。
聖の中にいることを想像する。
きつくて温かい妹の秘所。
何度も何度も貫きたいという衝動。
「聖…俺の聖…」
呼吸が荒くなる。
汗が額を伝う。
手の動きが限界に近づいていた。
「いく…いくぞ…聖…!」
その瞬間だった。
快人は大きく腰を浮かせ激しく放出した。
「聖ぁぁぁっ!!」
熱い白濁が放物線を描き飛び散る。
快人は荒い息を吐きながらベッドに沈んだ。
手についた精液をティッシュで拭き取りながらふと視線を感じた。
扉の方だ。
ドアノブには鍵がかかっていない。
そして扉の隙間から覗く影があった。
心臓が止まりそうになった。
「聖…?」
影は動かなかった。
だがその奥から微かな衣擦れの音が聞こえた気がした。
快人は慌ててズボンを上げようとしたが間に合わなかった。
影がゆっくりと引いていく。
そして扉が静かに閉まった。
快人は呆然としたままベッドに座っていた。
見られたのだろうか。
いや見られたに違いない。
妹の名を呼びながら自慰に耽る兄の姿を。
羞恥心と罪悪感が同時に押し寄せてきた。
だが同時に胸の奥でコアが鈍く光った気がした。
扉の外。
聖は自室へと逃げ込んだ。
心臓が早鐘を打っていた。
喉が乾く。
頬が熱い。
さっき見てしまった光景が脳裏から消えない。
兄の苦悶するような表情。
激しく動く手。
そして放たれた瞬間の叫び声。
「聖ぁぁぁっ!!」
自分の名前だった。
兄は自分のことを想いながらあんなことをしていたのか。
聖はベッドに横たわり自分の身体を抱きしめた。
胸が熱い。
腹の底が疼くような感覚。
「お兄ちゃん…」
聖は小さく呟いた。
兄の苦しそうな声が耳に残っている。
そしてその声はどこかで自分を求めているように聞こえたのだ。
聖は無意識に自分の胸に手を当てた。
心臓の鼓動が早い。
兄への想いが耐えがたいほどに膨れ上がっていくのを感じていた。
聖は自室のベッドに横たわっていた。
薄暗い部屋。窓から差し込む月明かりだけが白い肌を照らしている。
さっき見てしまった光景が瞼の裏に焼き付いて離れない。
兄の苦悶の表情。激しく動く手。そして自分の名前を呼ぶ声。
「聖ぁぁっ!!」
その声が耳の奥で反響するたびに、聖の身体は熱く震えた。
「お兄ちゃん…」
聖は無意識に自分の胸に手を当てた。
心臓の鼓動が早い。
ドクン、ドクンと自分の音が聞こえてきそうだ。
「私の名前…呼んでたんだ…」
聖は震える手でパジャマのボタンを外し始めた。
一つ、また一つ。
露わになる白い肌。
ブラウスの下にある小さな乳房。
兄に見せたことはない。
でも兄は自分の身体を思い浮かべてあんなことをしていたのだ。
「お兄ちゃん…見て…」
聖は両手で自分の乳房を包み込んだ。
小さくとも形の整った柔らかな膨らみ。
指先で乳首を摘む。
「んっ…」
小さな声が漏れた。
兄の手ならどう触るのだろう。
もっと大きくて力強い手で揉まれたらどうなるのだろう。
「あっ…お兄ちゃん…」
聖の指は乳首を転がすように弄り始めた。
硬くしこった頂を指の腹で擦り上げる。
「んんっ…ああっ…」
背中が反り上がる。
快感が背筋を駆け上がっていく。
聖の右手は乳房から離れゆっくりと下腹部へと降りていった。
パジャマのズボンの中へ。
下着の中へ。
そこはすでに湿っていた。
「ああ…濡れてる…」
兄の姿を見た瞬間からずっと濡れていたのだ。
聖の中指が秘裂をなぞる。
「んっ…!」
ビクンと身体が跳ねる。
兄ならどうするだろう。
もっと激しく指を動かすだろうか。
それとも優しく愛撫するだろうか。
「お兄ちゃん…私のお兄ちゃん…」
聖は中指を膣内へと滑り込ませた。
「ああっ!」
熱く狭い通路が指を締め付ける。
聖は指を動かし始めた。
出し入れするたびに水音が響く。
くちゅっ。くちゅっ。
「お兄ちゃん…きて…お兄ちゃんの指で…もっと…」
聖は左手で乳房を激しく揉みしだきながら右手の指を激しく動かした。
快楽の波が押し寄せてくる。
頭の中は兄のことでいっぱいだ。
幼い頃からずっと一緒にいた兄。
いつも優しくて温かかった兄。
でも今夜見た兄は違っていた。
苦しげで、必死で、それでいてすごく男の人だった。
「好き…お兄ちゃん…好き…」
聖の指がさらに激しく動く。
膣壁を擦り上げ敏感な部位を刺激する。
「あっ! あっ! そこ…そこいい…!」
聖の腰が自ら動き指を求め始めた。
「ああっ! お兄ちゃん! お兄ちゃん!」
聖は兄の名を叫びながら絶頂へと昇り詰めていく。
「いくっ! いくうぅぅっ! お兄ちゃん❤️ 好き❤️ 誰よりも好きだよぉ❤️」
聖の身体が大きく弓なりに反り上がり白濁した愛液が指を濡らした。
「はあ…はあ…」
聖は荒い息を吐きながらベッドに沈んだ。
身体はまだ小さく痙攣している。
快楽の余韻が身体を包み込む。
聖は天井を見つめたまま小さく呟いた。
「お兄ちゃん…」
その瞳には深い愛と微かな狂気が宿っていた。
もう後戻りはできないかもしれない。
そう感じながらも聖は心地よい疲労感の中で目を閉じた。