その塾の名前は、《JAPASHアカデミー》。
駅前の一等地に建てられた、真新しい五階建てのビルだった。
一階には受付と広々としたラウンジ。二階と三階には教室。四階には自習室。そして最上階には、保護者向けのセミナールームが設けられている。
看板にJAPASHの文字はない。
そこに掲げられているのは、白地に青い文字で書かれた、
――未来を、自分の手で。
という爽やかなキャッチコピーだけだった。
開校初日。
受付には、十数組の親子が並んでいた。
「ここ、最近できたところですよね?」
「そうなんです。最初はちょっと高いかなと思ったんですけど……評判がすごくよくて」
「うちの子、来年受験だから……」
母親たちは小声で情報交換をしていた。
名門中学への合格実績。
難関大学への進学率。
海外留学。
プログラミング。
英語。
ディベート。
体力トレーニング。
そして、社会で生き抜くためのリーダー教育。
パンフレットには、子供たちが笑顔で勉強している写真が並んでいた。
どこから見ても、少し意識の高い進学塾にしか見えない。
いや。
実際、その表向きの教育内容に嘘はなかった。
子供たちは本当に勉強する。
本当に成績を伸ばす。
本当に運動能力を鍛える。
本当にプレゼンテーション能力まで身につけていく。
だからこそ、怖かった。
「へえ……ここ、かなり本格的ですね」
見学に来た一人の母親が感心した。
「はい」
柔らかな笑顔で答えたのは、受付を担当している蜂野すずめだった。
今日の彼女は怪人でも、JAPASHの人事主任でもない。
紺色のスーツに身を包んだ、教育事業部の責任者だった。
「私たちは、単純に偏差値だけを上げる教育はしません」
「というと?」
「競争社会の中で、自分の力で生きていける子供を育てるんです」
すずめは穏やかに笑った。
「勉強ができるだけでは、社会では勝てませんから」
その言葉に、母親の表情が変わった。
「……そうですよね」
「もちろん、競争に勝つことだけが人生ではありません。でも、自分が望んだ未来を手に入れるためには、力が必要です」
優しい声だった。
押しつけがましくない。
むしろ母親たちの不安を代弁しているようだった。
「今の日本は、昔よりずっと厳しいですよね」
「はい……」
「少子化だから安心、という時代でもありません。企業も学校も、人を選びます。だったら、子供たちに選ばれる力を身につけてもらう。それが私たちの仕事です」
母親たちは頷いた。
その中に、快人もいた。
「……なんで俺が教育事業部なんですか」
休憩時間、快人は小声で尋ねた。
隣に立つすずめが笑った。
「だって怪人の中で、一番普通のお兄さんに見えるんだもの」
「褒めてます?」
「もちろん」
快人は教室の向こうを見た。
子供たちが机に向かっている。
その中には小学四年生くらいの男の子もいれば、中学受験を控えた六年生もいる。
「本当に、ここで子供たちを育てるんですか?」
「ええ」
「JAPASHが?」
「そう」
すずめの声が少しだけ低くなった。
「世界を変えるには、兵器だけじゃ足りないからね」
快人は黙った。
JAPASHは銀行を襲った。
怪人を作った。
政府に工作員を送り込んだ。
ヒーローと戦った。
だが、それらはすべて、目に見える悪だった。
教育は違う。
教育には、正義の顔がある。
「子供たちにJAPASHの思想を教えるんですか?」
「直接は教えないわ」
すずめは笑った。
「もっと自然な形で染み込ませるの」
最初の授業は、ごく普通の算数だった。
しかし、問題の一つに妙なものがあった。
『クラスに30人の生徒がいます。そのうち上位10人だけが特別な講座を受けられるとします。あなたなら、どうしますか?』
子供たちは答えた。
「頑張る」
「勉強する」
「友達に教えてもらう」
教師は頷いた。
「そうですね。では、もし努力しても10位以内に入れなかったら?」
一人の少女が手を挙げた。
「もっと頑張ります」
「素晴らしい」
教師は笑った。
「では、他の人を助けて全員が成績を上げるのと、自分だけが成績を上げるのなら、どちらがいいでしょう?」
子供たちは考えた。
やがて、一人の少年が答えた。
「自分が上がったほうがいいと思います」
「なぜ?」
「自分の人生だから」
教師は微笑んだ。
「その通りです」
それは、間違いではなかった。
だから誰も疑わなかった。
次の週。
成績上位者だけが名前を掲示されるようになった。
さらに翌週には、努力賞。
リーダー賞。
協調性賞。
そして、特別選抜クラス。
子供たちは競い始めた。
最初はゲーム感覚だった。
「俺、今週五位だった!」
「私は三位!」
「次は負けないから!」
やがて、それが日常になった。
そして子供たちが変わると、母親たちも変わっていった。
毎月開催される保護者セミナー。
講師はすずめだった。
「お子さんを褒めていますか?」
「もちろんです」
「では、何を褒めていますか?」
母親たちは考える。
「テストでいい点を取ったとき……」
「それだけではありません」
すずめはホワイトボードに大きく書いた。
『成果』
「努力も大切です。でも、社会は努力だけでは評価してくれません」
母親たちが静かになる。
「だからこそ、結果を出す経験をさせてあげるんです」
別の日には、
『環境』
と書いた。
「子供は環境に影響されます。勉強する子供たちの中にいれば、自然と勉強するようになります」
そして最後に、
『親の覚悟』
と書いた。
「子供に投資することを、贅沢だと思わないでください」
母親たちは真剣な顔で聞いていた。
「これは教育費ではありません」
すずめは微笑んだ。
「未来への投資です」
その言葉は、驚くほど強く母親たちの心に入り込んだ。
半年後。
JAPASHアカデミーの入塾希望者は、開校時の十倍になっていた。
合格実績も伸びていた。
新聞の地域欄にも掲載された。
『新進気鋭の教育塾、難関中学合格者を多数輩出』
評判はさらに広がった。
そして、子供たちの間では一つの言葉が流行するようになっていた。
「負けたくない」
授業が終わった夜。
誰もいない教室で、快人は黒板を見つめていた。
そこには今日の成績上位者の名前が並んでいる。
一位。
二位。
三位。
下位の子供たちの名前はない。
「……これでいいんですかね」
快人が呟いた。
「何が?」
後ろから声がした。
振り返ると、白い髪の怪人――スノウ・ホワイトこと白鳥翼が立っていた。
「子供たちですよ」
快人は言った。
「なんか……昔よりギスギスしてません?」
翼は黒板を見た。
「そうかもしれませんね」
「でも成績は上がってる」
「ええ」
「親も喜んでる」
「ええ」
「……じゃあ、成功なんでしょうね」
快人は苦笑した。
翼は何も答えなかった。
しばらくして、ぽつりと言った。
「快人さん」
「はい?」
「人って、悪いことを悪いと思っている間は、なかなか支配できないんですよ」
快人が翼を見る。
「でも、『あなたのためですよ』って言われたら……案外、自分から進んで変わってしまう」
その言葉に、快人は背筋が冷たくなった。
その夜。
最上階の会議室には、JAPASH幹部たちが集まっていた。
大型モニターには全国各地の地図が映し出されている。
「第一校、黒字化」
「第二校、開校準備完了」
「第三校についても出店候補地を確保しました」
老賀魅理が資料をめくりながら淡々と報告する。
「教育事業は素晴らしいですねえ」
彼女は少女のような顔で笑った。
「怪人を一人作るより、優秀な人間を百人育てたほうが、長期的には使えますから」
すずめが続けた。
「そして彼らは、自分たちがJAPASHに育てられたなんて思わない」
モニターには、アカデミーの卒業生たちの進路が映し出されていた。
有名大学。
大企業。
官僚。
研究者。
医師。
起業家。
社会のあらゆる場所へ散っていく子供たち。
それは、怪人軍団よりも静かで、そして遥かに強力な侵略だった。
「世界征服なんて、案外簡単なのかもしれませんね」
すずめは笑った。
「世界を征服する必要なんてないんです」
彼女は窓の外を眺めた。
東京の夜景が広がっている。
「世界を動かす人たちを、最初から私たちが育ててしまえばいい」
そのころ、教室では一人の少年が母親に抱きついていた。
「ママ!」
「どうしたの?」
「今日、三位だった!」
「すごいじゃない!」
母親は息子を抱きしめた。
「頑張ったね」
少年は嬉しそうに笑った。
しかし、その笑顔の奥には、すでに一つの考えが芽生えていた。
一位になりたい。
二位では嫌だ。
三位では足りない。
次は、一位。
そのためなら。
もっと勉強する。
もっと努力する。
もっと強くなる。
そして――。
誰にも負けない。
誰にも。
それを見つめるJAPASHの監視カメラの赤いランプが、静かに点滅していた。
⭐️スペシャルコース
JAPASHアカデミーが開校して半年
JAPASHアカデミーの開校半年後。秋の合格発表シーズンを迎えアカデミーは輝かしい実績を叩き出した。そしてその裏で成績上位者とその保護者へだけゴールドの縁取りがされた封筒が届く。「成果に対する具体的な見返りをご用意しております」とだけ記された招待状だ。
最上階の特別室。重厚なドアの奥は高級ホテルのスイートルームを思わせる空間が広がっている。
まず招き入れられたのは名門進学校に合格した高田哲也だった。眼鏡越しに不安と期待を滲ませる彼に蜂野すずめが艶然と微笑む。
「哲也くん本当におめでとう。努力は私がちゃんと見てきたわ」
甘く溶けるような声に哲也の喉がゴクリと鳴る。勉強一筋で女性と関わることなどなかった彼にとってすずめは眩しく蠱惑的だった。
「せっ……先生……」
「頑張った子にはご褒美が要るでしょう?」
すずめはジャケットを脱ぎ捨てキャミソール姿になるとその柔肌を見せつけるようにベッドへ歩み寄った。
「触ってもいいのよ……哲也くんが勝ち取った成果なんだから」
震える手が肩紐を辿り溢れる乳房を包み込むと同時に乳首を吸い付く。未熟な愛撫にも関わらずすずめは悩ましい声を漏らした。
「んっ……そう……上手よ。でももっと深いところで確かめたくない?」
促されるままスカートの裾をめくるとショーツ越しにもわかる潤いがあり哲也のモノは痛いほど勃起する。すずめはショーツを自らずらし彼の熱い塊を己の花園へ誘った。
「来て……哲也くんのもっと奥……あっ!」
初めて味わう蜜洞のぬかるみに理性は吹き飛び夢中で腰を打ち付ける。すずめはその背を抱きしめ勝利の余韻と快楽を融合させていった。
「んぅっ……哲也くんのが脈打って……すごいかたいっ♡」
続く甲本直樹はスポーツ万能だが性体験ゼロ。すずめは彼の張り詰めた肉体を慈しむように撫でる。
「直樹くんの体……鋼みたいね。でも勉強で使ったエネルギーを別方面で発散しなきゃ燃え尽きちゃうわ」
跪いてベルトを緩め昂ぶりを解放するとすずめは紅潮した頬で根元から先端へ舌を這わせた。
「んちゅっ……じゅるっ……直樹くんの精気がこんなに溢れてる……♡」
ねっとりとした水音と熱気に直樹は股間を震わせる。すずめはベッドに四つん這いになり白い双丘を突き出した。
「後ろから……合格した強さで私を壊すくらい突いて♡」
獣のような唸り声とともに直樹はのしかかり激しくピストンを繰り返す。肉と肉がぶつかり合いすずめは涙を浮かべて嬌声を散らした。
最後の石田淳は繊細な少年だった。すずめは彼の不安を包み込むように抱き寄せ耳元で甘く囁く。
「淳くんはもう一人で戦わなくていいのよ……ここに私がいるから」
淳を寝かせ跨るとすずめは自ら腰を沈めていく。淳の顔に胸を押し付けながら密着したまま揺らした。
「淳くんの中に私が入ってくる……安心するでしょう? あぁっ♡ 淳くんの熱が子宮に染みてくるわ♡」
「せんせい……せんせい……っ!」
淳はすずめにしがみつき子供のように泣きじゃくりながら放った。三人の少年はそれぞれの形で大人の喜びを知り「成果=快楽」という呪縛を深く刻み込まれた。
⭐️教育ママの悦楽
一方別室では阿久野快人が教育熱心な母親たちを待っていた。誠実なイケメンの風貌を持つ彼は彼女たちの献身を「愛」という名の快楽で報いる役割を担う。
最初の高田みづえは息子の合格に安堵するあまり泣き崩れていた。快人はハンカチで涙を拭い優しく抱き寄せた。
「もう頑張らなくていいんです。奥様は今ただの女性でいい」
快人の手がブラウスのボタンを外し熟れた果実のような胸をもみしだくとみづえの喉から甘い声が漏れた。
「あぁっ……そんなこと……奥様なんて……」
「ええ奥様です。こんなに美しく淫らで素晴らしい体をしている」
スカートの中に手を伸ばしショーツ越しに割れ目をなぞるとすでに湿り気を帯びていた。快人はショーツを横にずらし濡れた秘所に指を埋めると激しく掻き回した。
「あっ! あぁっ! だめぇっ! そこぉっ♡」
みづえは子育てのストレスと抑圧されていた性欲を一気に爆発させ快人の指に腰を擦り付けた。快人はズボンを下ろし猛った男根をあてがうと深々と貫いた。
「奥様の中……きつくて熱い……こんなに愛されてるなんて羨ましい」
「ああっ! かいとさんっ! 愛して! もっと奥まで!♡」
夫に向けたことのない淫らな言葉を吐きながらみづえは快人にしがみつき激しく揺さぶられた。
続く甲本絵里は夫との冷え切った関係に飢えていた。快人は彼女の寂しさを埋めるように後ろから抱きしめ耳元で囁いた。
「絵里さんは本当に美しい。もっと自分を大切にしていいんですよ」
スカートを捲り上げショーツごと割れ目を擦り上げると絵里は膝を震わせた。
「んんっ……かいとさん……お願い……」
「何をお望みですか?」
「私を……抱いて……いっぱい愛して……♡」
快人は耳元にキスを落としながら背後から一気に貫いた。絵里は机に手をつき快人の動きに合わせて喘ぐ。
「あっ! あっ! すごいっ……! 奥まで入ってくるぅっ♡」
快人は豊かな胸を鷲掴みにしながら激しく突き上げた。絵里は白目を剥き涎を垂らしながら快人に抱かれる快感に溺れていった。
最後の石田マキは息子を溺愛するあまり自分を犠牲にしてきた女性だった。快人は彼女に自分が愛される価値のある人間だと認識させた。
「マキさんは甘えるのが上手ですよ。ほら……ここもこんなに喜んでる」
快人はマキの脚を大きく開かせ結合部をさらけ出させるとゆっくりと貫いた。
深く繋がる感覚にマキは快人の首に腕を巻きつけ強く抱きしめた。
「かいとさん……かいとさん……愛してるわ……♡」
「僕もですよマキさん……マキさんのすべてが欲しい」
快人は深くキスを交わしながら丹念に腰を振った。マキは白濁を注がれるたびに涙を流し快人に依存していった。
「また……注いで……私の中をかいとさんでいっぱいにして♡」
⭐️死神博士 老賀魅理のショタ調教
同じ頃。地下施設の奥にある薄暗い通路を進むと外界から隔離された特別フロアがある。表向きの進学塾として機能する地上階とはまったく異なる雰囲気が漂っていた。床には鮮やかな赤絨毯が敷き詰められ壁面には黒檀の調度品が並ぶ。唯一外界とつながるのは電子錠付きの頑丈な扉のみ。このフロアは"死神博士"と呼ばれる狂気の天才科学者――老賀魅理によって完全に管理され外部の人間は決して立ち入ることができない秘密の領域だった。
死神博士。老賀魅理は熟女と言った年齢でありながら見た目は10代半ばの少女にしか見えない。病的なほど透き通る白い肌に血のように赤い唇。漆黒のサファイアのような大きな瞳。完璧に整った幼さを感じさせる顔立ち。どこから見ても可憐な少女でありながらその言動は年齢不相応な落ち着きと残酷さを持っていた。彼女の頭脳は生まれながらに異常であり人工的に作られた改造怪人さえも凌駕するIQ400という人類史上最高レベルの知能指数を持つ。性格は極めて冷静で自己中心的であり目的のためならば手段を選ばない非情さを備えていた。しかし見た目の幼さからか時折無邪気とも取れる態度を取ることがある。特に若い男性に対しては母性的な口調で接しつつ残酷な心理操作を平然と行うことがありそのギャップが周囲に恐怖を与えていた。
魅力的なのは容姿だけではない。身長150センチ弱の小さな身体の持つ蠱惑的な魅力は見る者に強い違和感を与える一方で倒錯的な魅力を発揮していた。
「ふふっ……今日も可愛い子たちを集めてくれたわね。ありがとうスノウ」
「ええ死神博士のショタコン趣味に付き合ってあげているのですから感謝してくださいね。」
白衣を着こんだ蜂野すずめと白いボディスーツをまとった白鳥翼が連れてきた6人の少年たち。
15歳くらいの若年層ばかりだ。皆成績は平均以下であり将来性も低いと判断された「排除対象」だった。しかし死神博士は彼らのなかに通常の教育プログラムでは検出できない特殊な才能が眠っている可能性を見出し独自の教育実験を施すことになったのだ。
通称"年少スペシャルコース"。表向きは特別カリキュラムによる進学支援プログラムとなっているが実態は人体実験だった。対象となる少年たちはこの隔離区画で集中的かつ洗脳的な指導を受けることになる。
「さて……今日から君たちは私の教え子よ。魅理って呼んでちょうだい♪」
「はい……死神博士……」
死神博士は両手を広げ歓迎の意思を示すと少年たちは恐縮しながら頭を下げた。その様子を観察しながら老賀魅理は内心で嘲笑っていた。(ふふっ……何も知らないクソガキども……貴方たちはこれから私の玩具になる運命なのよ)
初日のプログラムは"適応訓練"と称した儀式だった。少年たちは裸にされ一人ずつ順番に老賀魅理の前に立たされる。彼女は白い手袋を嵌めた掌でその体を隅々まで弄るように撫で回していく。
「緊張しないでいいのよ坊やたち……私は貴方たちのこと全部分かってるわ」
「ひっ……」
「恥ずかしがらないの。これからもっと凄いことをするんだから」
白衣の襟元を乱暴に引き裂くと白い肌があらわになる。小さな体ながら膨らみかけた胸板やまだ毛も生えていない股間を丁寧にまさぐっていく。
「んっ……あっ……」
「ほう……思った以上に敏感ね。いい素材だわ」
次第に興奮してきたのか老賀魅理自身も呼吸が荒くなり赤い瞳を妖しく光らせ始める。ついには少年の肩に乗りかぶさるように体重をかけて密着すると片手で乳首を摘みながらもう片方の手でペニスを扱き始めた。
「ねぇ……気持ちいい?」
「やっ……だめ……ぼく……こんなことしたら……っ!」
「何言ってるの? これはご褒美よ。頑張った子にはご褒美をあげるって約束したでしょ?」
老賀魅理は悪魔的な笑みを浮かべながら少年の耳元で甘く囁いた。その言葉と同時にペニスを扱く手のスピードが加速する。
「あぁっ……あぁっ……なんか……変になりそう……!」
「いいのよそのままイッて……私の前でイッていいのよ」
「イクっ……イクッ……!」
ビクビクと震えながら少年は白濁を吐き出した。それを最後まで絞り出すように扱き上げると老賀魅理は恍惚とした表情で自分の指についた精液を舐め取った。
「美味しい……貴方の精気……いただいたわ」
これがスペシャルコースの日常だった。老賀魅理は学習の進捗に合わせてご褒美を与えることで少年たちを支配していった。
【山本達夫】
山本達夫はもともと真面目な性格で成績不振に悩んでいた。死神博士は彼の焦りを利用した。
「達夫くん……貴方頑張ってるのに結果が出ないのは方法が間違ってるからよ。私が正しい方法を教えてあげる」
そう言って白衣の下から覗く胸元に達夫の顔を近づけさせる。柔らかく温かい感触に達夫は眩暈を覚えた。
「せんせい……これ……?」
「ふふっ……触っていいのよ。貴方が頑張った証拠にね」
達夫は震える手で老賀魅理の胸を揉みしだいた。小さな体ながら形のよい双丘は掌に吸い付くようで達夫の理性を奪っていく。
「んっ……そうよ達夫くん……もっと強く揉んでいいのよ……」
老賀魅理は恍惚とした表情で達夫の手を誘導する。乳首が硬くしこると達夫は夢中で吸い付いた。
「んぁっ♡ 達夫くんの舌……気持ちいいわ……♡」
達夫は夢中で胸に貪りつきながら手を下へ伸ばした。ショーツの上から割れ目をなぞると湿り気を感じた。
「せんせい……濡れてます……」
「ええ……達夫くんが頑張ってくれるからよ……♡」
ショーツを横にずらし秘所を露わにすると老賀魅理は達夫の指を導いた。
「入れて……達夫くんの指を私の中に……♡」
達夫は恐る恐る指を差し込むと熱い襞が締め付けてくるのを感じた。
「せんせい……熱い……」
「ふふっ……もっと奥までいいのよ……♡」
指を増やし激しく掻き回すと老賀魅理は達夫の首に腕を巻きつけ甘い声を漏らした。
「あっ♡ あっ♡ 達夫くんの指……すごいわ♡ もっと♡ もっと奥まで♡」
達夫は夢中で指を動かし老賀魅理を絶頂へ導いた。
「イクっ♡ イクッ♡ 達夫くんっ♡」
老賀魅理は達夫の指に蜜を溢れさせると恍惚とした表情で彼を見つめた。
「ご褒美に……私の中に入れてあげる……♡」
達夫は震える手でズボンを下ろし猛った男根をあてがった。
「せんせい……入ります……」
「ええ……来て……♡」
一気に貫くと老賀魅理は達夫の背に爪を立て嬌声を上げた。
「あぁっ♡ 達夫くんっ♡ すごいわ♡ こんなに大きくならないで♡」
達夫は夢中で腰を振り老賀魅理の中の快感を貪った。
「せんせい……せんせい……っ!」
老賀魅理は達夫の耳元で甘く囁きながら彼を支配していった。
「達夫くん……もっと頑張ってね……♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる……♡」
【霧島優斗】
霧島優斗はやんちゃな性格で授業中も騒がしい問題児だった。死神博士は彼のエネルギーを別の方向へ向けることにした。
「優斗くん……貴方そのエネルギーを勉強に向けたらすごいことになるわよ」
「はあ? 勉強なんてダルいし」
「ふふっ……じゃあこういうのはどうかしら?」
老賀魅理はいきなり白衣を脱ぎ捨てるとレオタード姿を露わにした。小柄な体ながらラインがくっきりと浮かび上がるその姿に優斗は息を呑んだ。
「な……何すんだよ……」
「私と遊びましょう? 勝ったらご褒美をあげるわ」
老賀魅理は優斗に組み付くと柔軟な動きで彼を組み伏せた。
「うわっ! 何だよこれ!」
「ふふっ……私の体に触れたくない?」
老賀魅理は優斗の上に跨り胸元を押し付けた。レオタード越しでもわかる乳首の硬さに優斗は顔を赤らめた。
「……触りたい」
「じゃあ勝ちなさい♡」
優斗は老賀魅理の体をまさぐりながら彼女を押し倒そうとした。しかし老賀魅理は体勢を変え再び優斗の上に跨った。
「残念だったわね♡ でもご褒美はあげるわ」
老賀魅理はレオタードの股間部分をずらし秘所を露わにすると優斗の顔に跨った。
「舐めて♡」
「えっ……?」
「私のここ……舐めて気持ちよくして♡」
優斗は躊躇いながらも舌を伸ばし秘所を舐め始めた。酸味のある味が口に広がり優斗は夢中で舌を動かした。
「んっ♡ そう♡ 優斗くんの舌……すごいわ♡」
老賀魅理は腰を振り優斗の舌に秘所を擦り付けた。
「あっ♡ あっ♡ もっと♡ もっと強く♡」
優斗は夢中で秘所を貪り老賀魅理を絶頂へ導いた。
「イクっ♡ イクッ♡ 優斗くんっ♡」
老賀魅理は優斗の顔に蜜を溢れさせると恍惚とした表情で彼を見つめた。
「ご褒美に……私の中に入れてあげる……♡」
老賀魅理は優斗のズボンを下ろし猛った男根をあてがうと一気に腰を落とした。
「あぁっ♡ 優斗くんっ♡ すごいわ♡」
優斗は夢中で腰を振り老賀魅理の中の快感を貪った。
「せんせい……気持ちいい……」
老賀魅理は優斗の胸に爪を立てながら彼を支配していった。
「優斗くん……もっとエネルギーを出して♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる♡」
【阿部空高】
阿部空高は内向的で人とコミュニケーションを取るのが苦手な少年だった。死神博士は彼の寂しさを利用した。
「空高くん……貴方寂しいんでしょう? 誰にも理解されなくて……」
「……」
「私がいるわ。貴方のこと全部理解してあげる」
老賀魅理は空高を抱き寄せると優しく背中を撫でた。温かい体温と柔らかい感触に空高は涙を浮かべた。
「せんせい……」
「ふふっ……いい子ね……♡」
老賀魅理は空高の服を脱がせると彼の胸に顔を埋めた。
「空高くんの体……温かいわ……♡」
空高は老賀魅理の頭を抱きしめると彼女の体温を感じた。
「せんせい……もっと……」
「ええ……もっと♡」
老賀魅理は空高の乳首を舌で転がしながら手でペニスを扱き始めた。
「あっ……せんせい……」
「んっ♡ 空高くんのここ……硬くなってきたわ♡」
空高は夢中で老賀魅理の体をまさぐった。
「せんせい……触らせて……」
「ふふっ……いいわよ♡」
老賀魅理は白衣を脱ぎ捨てると空高の手を胸に導いた。
「触って♡ 空高くんの手で私の胸を揉んで♡」
空高は夢中で胸を揉みしだきながら手を下へ伸ばした。
「ここも……」
「ええ♡ 私のここ……空高くんに触ってほしいの♡」
老賀魅理は空高の指を秘所へ導いた。
「入れて♡ 空高くんの指を私の中に♡」
空高は恐る恐る指を差し込むと熱い襞が締め付けてくるのを感じた。
「せんせい……熱い……」
「ふふっ……もっと奥までいいのよ♡」
指を増やし激しく掻き回すと老賀魅理は空高の首に腕を巻きつけ甘い声を漏らした。
「あっ♡ あっ♡ 空高くんの指……すごいわ♡ もっと♡ もっと奥まで♡」
空高は夢中で指を動かし老賀魅理を絶頂へ導いた。
「イクっ♡ イクッ♡ 空高くんっ♡」
老賀魅理は空高の指に蜜を溢れさせると恍惚とした表情で彼を見つめた。
「ご褒美に……私の中に入れてあげる……♡」
空高は震える手でズボンを下ろし猛った男根をあてがった。
「せんせい……入ります……」
「ええ……来て……♡」
一気に貫くと老賀魅理は空高の背に爪を立て嬌声を上げた。
「あぁっ♡ 空高くんっ♡ すごいわ♡ こんなに大きくならないで♡」
空高は夢中で腰を振り老賀魅理の中の快感を貪った。
「せんせい……せんせい……っ!」
老賀魅理は空高の耳元で甘く囁きながら彼を支配していった。
「空高くん……もっと頑張ってね……♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる……♡」
【三島晃】
三島晃は負けず嫌いでいつも誰かと競争していた。死神博士は彼の競争心を利用した。
「晃くん……貴方誰にも負けたくないんでしょう?」
「ああ……当たり前だろ」
「じゃあ私を満足させてごらんなさい♡」
老賀魅理は白衣を脱ぎ捨てると晃の前に裸体を晒した。
「私の体……晃くんに支配させてあげる♡」
晃は老賀魅理の体を押し倒すと夢中で胸を揉みしだいた。
「これでいいんだろ!」
「んっ♡ そうよ晃くん♡ もっと強く♡」
晃は夢中で胸に貪りつきながら手を下へ伸ばした。
「ここも……」
「ええ♡ 私のここ……晃くんに支配されてるわ♡」
老賀魅理は晃の指を秘所へ導いた。
「入れて♡ 晃くんの指を私の中に♡」
晃は激しく指を掻き回した。
「これでいいんだろ!」
「あっ♡ あっ♡ 晃くんの指……すごいわ♡ もっと♡ もっと強く♡」
老賀魅理は晃の首に腕を巻きつけ甘い声を漏らした。
「イクっ♡ イクッ♡ 晃くんっ♡」
老賀魅理は晃の指に蜜を溢れさせると恍惚とした表情で彼を見つめた。
「ご褒美に……私の中に入れてあげる……♡」
晃はズボンを下ろし猛った男根をあてがうと一気に貫いた。
「これでいいんだろ!」
「あぁっ♡ 晃くんっ♡ すごいわ♡」
晃は夦中で腰を振り老賀魅理の中の快感を貪った。
「せんせい……気持ちいい……」
老賀魅理は晃の胸に爪を立てながら彼を支配していった。
「晃くん……もっと頑張ってね……♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる♡」
【剣山竜太】
剣山竜太は体力には自信があったが学力はからっきしだった。死神博士は彼の肉体的欲求を利用した。
「竜太くん……貴方体力には自信があるんでしょう?」
「ああ……俺は誰にも負けない」
「じゃあ私を満足させてごらんなさい♡」
老賀魅理は白衣を脱ぎ捨てると竜太の前に裸体を晒した。
「私の体……竜太くんに支配させてあげる♡」
竜太は老賀魅理の体を押し倒すと夢中で胸を揉みしだいた。
「これでいいんだろ!」
「んっ♡ そうよ竜太くん♡ もっと強く♡」
竜太は夢中で胸に貪りつきながら手を下へ伸ばした。
「ここも……」
「ええ♡ 私のここ……竜太くんに支配されてるわ♡」
老賀魅理は竜太の指を秘所へ導いた。
「入れて♡ 竜太くんの指を私の中に♡」
竜太は激しく指を掻き回した。
「これでいいんだろ!」
「あっ♡ あっ♡ 竜太くんの指……すごいわ♡ もっと♡ もっと強く♡」
老賀魅理は竜太の首に腕を巻きつけ甘い声を漏らした。
「イクっ♡ イクッ♡ 竜太くんっ♡」
老賀魅理は竜太の指に蜜を溢れさせると恍惚とした表情で彼を見つめた。
「ご褒美に……私の中に入れてあげる……♡」
竜太はズボンを下ろし猛った男根をあてがうと一気に貫いた。
「これでいいんだろ!」
「あぁっ♡ 竜太くんっ♡ すごいわ♡」
竜太は夢中で腰を振り老賀魅理の中の快感を貪った。
「せんせい……気持ちいい……」
老賀魅理は竜太の胸に爪を立てながら彼を支配していった。
「竜太くん……もっと頑張ってね……♡ そうしたらもっと気持ちよくしてあげる
スペシャルコースの少年たちは老賀魅理の洗脳教育により見事な変貌を遂げた。成績は急上昇し態度も改善された。保護者たちはJAPASHアカデミーの教育方針に感謝した。しかし彼らは知らなかった。自分たちの子供が老賀魅理の性的玩具として支配されていることを。そしてその支配は永遠に続くのである。
「ふふっ……世界征服なんて案外簡単なのかもしれないわね」
老賀魅理は少年たちの精気を吸い取りながら恍惚とした表情で呟いた。
「世界を動かす人間を最初から私が育ててしまえばいいのよ」
その言葉とともにJAPASHアカデミーの夜は更けていった。
⭐️阿倍野遥香 怪人 通天閣
JAPASHアカデミーの夜は深い。最上階のセミナールームや地上の教室から灯りが消え、静寂が訪れる頃になると、地下の用務員室だけにぼんやりとした温かな光が灯る。
廊下の隅で膝を抱え、壁を睨みつけていた西田賢也は、足音が近づいてきても顔を上げなかった。染めたばかりの茶髪はどこか苛立ちを反映したように乱れ、制服のネクタイはだらしなく緩んでいる。彼の視線の先には、クラスの成績順位表。そこに自分の名前はない。JAPASHの徹底した競争主義は、勝者には輝かしい栄光を与えるが、敗者には残酷なまでの無関心を突きつける。
「なんやねん、これ……」
関西訛りがぼやきと共に漏れる。彼は元々勉強が得意ではなかった。無理やり親に押し込まれたこの塾で、周りが次々と「成果」を叩き出していく中、自分だけが泥沼にはまっていくような焦燥感と劣等感に苛まれていた。授業の内容なんて頭に入るはずもない。ただ息苦しかった。
「賢也くん? こんなところで何しとるん?」
ふいにかけられた声に、賢也はビクリと肩を震わせた。顔を上げると、雑用係の阿倍野遥香が心配そうに覗き込んでいた。彼女はこの冷徹な塾において、数少ない「人間味」を残している存在だった。清掃やコピー取りなど裏方の仕事を黙々とこなしながらも、落ち込んでいる生徒を見かけると優しい関西弁で声をかけてくれる。その飾らない温かさに、賢也は何度か救われていた。
「……別に。帰るバス待ってるだけや」
賢也はプイと顔を背けた。しかし遥香は引き下がらない。彼の横にしゃがみ込み、同じように壁にもたれかかった。
「嘘ついたらあかんで。顔に『もう無理や』って書いてあるで?」
「……うるさいな」
「授業、ついていけへんのやろ?」
図星を突かれ、賢也は唇を噛んだ。
悔しさと情けなさで目頭が熱くなる。
「……あかんねん。俺、ホンマにバカや。何やってもダメや」
ポツリと零れた弱音。普段の不良としての虚勢が剥がれ落ちた、剥き出しの弱さ。遥香はそれを見逃さなかった。彼女の手が伸び、賢也の乱れた髪を優しく撫でる。
「そんなことあらへん。賢也くんは頑張り屋さんやもん。この塾はちょっと詰め込みすぎやねん」
遥香の手の温もりに、賢也の張り詰めていた心が解れていく。彼女の関西弁は、母親のそれとは違うけれど、どこか懐かしくて安心する響きを持っていた。
「先生……俺、どうしたらええんやろ」
「んー……難しいこと考えんと、まずはリラックスやな」
遥香は悪戯っぽく笑うと、すっと立ち上がった。
「なあ賢也くん。用務員室、今誰もおらへんねん。ちょっとお茶でも飲みいかへん?」
用務員室は狭いながらも生活感があり、古いソファと小さな簡易ベッドが置かれていた。漂うお茶の香りと遥香の柔らかな気配が、賢也の緊張を少しずつ溶かしていく。
「賢也くんは、えらい頑張ってる。せやから……ご褒美が要る時もあるんやで」
そう言って遥香は賢也の隣に座ると、彼の手をそっと握った。
「ご褒美……?」
「せや。私があげるわ」
遥香は賢也の顔に自分の顔を近づけると、そっと唇を重ねた。柔らかくて温かい感触。賢也は目を見開いたが、すぐにその心地よさに身を委ねた。彼女の唇は優しく、包み込むように彼の不安を吸い取っていくようだった。
「んっ……せんせい……」
「ふふっ。賢也くん……初心なんやろ? 堅くなりすぎやで」
唇を離すと、遥香は優しく微笑んだ。その瞳には慈しみと、ほのかに揺らぐ情欲のようなものが混じっていた。賢也はコクンと頷くのが精一杯だった。
「ええよ。私が優しく教えたるから……全部忘れて、私だけ感じな」
遥香はゆっくりと賢也の服を脱がせ始めた。ボタンを外す指先は器用で、どこか母親のように丁寧だった。露わになった引き締まった若い肢体に、彼女は頬を寄せる。
「温かいなぁ……若いってええなぁ」
彼女の手が賢也の胸板を滑り降りると、震えるペニスに触れた。すでに痛いほどに勃起しているそれを見て、遥香は愛おしそうに目を細めた。
「ほら見て……こんなに頑張ってるやないか。えらいえらい」
優しく握り扱かれると、賢也は腰を浮かせて甘い声を漏らした。
「あっ……せんせい……なんか……変になりそうや……」
「大丈夫や。気持ちええことするねんな」
遥香は自身の服も脱ぎ捨てた。豊かな曲線と白い肌。大人の女性の成熟した肉体が目の前にありのままに晒される。賢也は眩しそうに見つめながら、震える手で遥香の胸に触れた。
「触ってええで……優しくな」
柔らかい双丘をもみしだくと、遥香は気持ちよさそうに目を細めた。
「んっ……そう……優しく揉んでな……♡」
賢也は夢中で胸に貪りつきながら、手を下へ伸ばした。ショーツ越しにもわかる湿り気に指を触れると、遥香の体がピクリと跳ねた。
「あっ……賢也くん……そこ……もう濡れてしもたわ……♡」
「せんせい……俺……俺してもええ?」
「ええよ。おいで……」
遥香は簡易ベッドに横になると脚を開き、賢也を誘った。賢也はおずおずと彼女の間に潜り込むと、猛った男根を割れ目にあてがった。
「ゆっくり入れてな……痛かったら言うから……」
賢也はこくこくと頷きながら、ゆっくりと腰を進めた。熱い襞が彼を受け入れ、きつく締め付けていく。初めて味わう蜜洞の感触に、賢也は息を呑んだ。
「うっ……あぁ……! せんせい……すごい……熱い……!」
「んっ♡ あっ♡ 賢也くん……大きいなぁ♡ いっぱい入ってきたわ♡」
遥香は賢也の背中に手を回し、優しく抱き寄せた。彼の不安や恐怖が消えていくように、ただ快楽と安心感だけが満ちていく。
「動いてええよ……好きにしてな……♡」
賢也はぎこちなく腰を振り始めた。最初はリズムが掴めなかったが、遥香が腰を合わせて導くうちに次第に深く突き上げられるようになっていく。
「あっ♡ あっ♡ そこ……ええとこ♡ 賢也くん……頑張って♡」
「せんせい! せんせい! 気持ちええ……! なんか……なんか出そうや……!」
「ええよ……私の中にいっぱい出してな……♡」
賢也は幼子のように泣きじゃくりながら、遥香の奥深くへ熱い白濁を放った。体の中を満たしていく温かさに、彼は初めて心からの安らぎを得た。
果てた後も賢也は遥香に抱かれたままだった。彼女は汗ばんだ彼の髪を優しく撫でながら、関西弁で囁く。
「よかったな……えらい頑張ったやないか」
「せんせい……俺……」
「もう心配あらへんで。賢也くんはえらい立派な男の子やからな」
遥香の優しい筆下ろしは、単なる性教育ではなかった。競争と成果主義に苛まれた少年の心に寄り添い、包み込むような愛情で彼を肯定すること。それこそが彼女なりの「教育」であり「人情」だった。
その夜以降、賢也の表情から険しさが少しだけ薄れた。成績が急激に上がることはなかったかもしれないが、彼の中には確かな安心感が根付いていた。用務員室の明かりが灯る夜には時折二人の密やかな時間が過ごされ、それは冷徹なJAPASHアカデミーにおいて唯一の温かな隠れ家となっていた。
⭐️阿久野快人の誤算
。
JAPASHアカデミーの最上階。豪奢な装飾が施された「特別室」の前にて、阿久野快人は深く息を吐いた。
彼の任務は成績優秀者への「ご褒美」を与えること。すずめから渡された名簿には『川島真奈美』の名前があった。どこかで見覚えのある名前だったが、JAPASHの冷酷なシステムにおいて断ることは許されない。快人は重厚なドアを開けた。
部屋の中央にはアンティーク調のソファに座る一人の少女がいた。セーラー服の襟が目に染みるほど白く、しなやかな髪の隙間から覗く瞳は不安げに揺れている。
「えっと……あの……」
少女が顔を上げた瞬間、快人の心臓が嫌な音を立てた。
「あっ……」
「あれ? ……あれれ?」
少女が目を丸くする。見覚えのある顔立ち。妹の聖がいつも家で楽しそうに話していた親友。病弱な妹の世話を何かと焼いてくれていた優しい女の子。
「かいとさん……? 聖ちゃんのお兄ちゃんじゃないですか!」
川島真奈美。彼女だった。成績優秀者としてここに呼ばれたのは妹の親友だったのだ。
「まなみちゃん……」
快人は言葉を失った。良心が鋭い痛みを走らせる。聖の友人をこんな場所で、こんな目的で抱くなどあり得ない。しかし同時に冷徹な計算が脳内で回る。JAPASHの秘密を知った人間を生かしておくわけにはいかない。ましてや自分が怪人として活動していることを知られたなら。
(聖……ごめん)
快人は胸の奥で妹に詫びた。そして暗い決意を固める。正体がバレた以上中途半端な同情は捨てるしかない。彼女を完全に堕とす。自分の女にする。それが唯一の生存戦略だ。
「どうしてここに? 聖ちゃんは元気? えっと私……成績が良かったからって呼ばれて……」
無邪気に尋ねる真奈美に罪悪感がまた胸を締め付ける。だが快人はその感情をねじ伏せた。瞳を細め静かに近づく。
「まなみちゃん……ここでのことは秘密だ。何があっても聖には言わないでくれ」
「え? うん……でもどうして……?」
真奈美が怪訝な顔をする間もなく快人は行動に移った。彼の中の怪人としての血がざわめき催淫のフェロモンを放出する。無色透明だが甘く痺れるような香りが真奈美の鼻腔を侵食する。
「んっ……? なんか……変な匂い……」
真奈美が小さく呟き頬を染めた。怪人の催淫能力は相手の理性を溶かし隠された性欲を暴き出す。快人は真奈美の目を見つめたままそっと頬に手を添え唇を寄せた。
「んっ……!?」
最初は驚きで固まっていた真奈美だが唇が重なった瞬間から抵抗が弱まった。快人の舌が口腔内を蹂躙すると彼女の舌も絡みつき始める。ねっとりとした濃厚なキス。唾液が混ざり合う水音が部屋に響く。
「んぅっ……はぁ……かいとさん……なんか……頭がぼーっと……」
唇を離すと真奈美はとろんとした目で快人を見上げた。催淫能力が効いている。快人は彼女のセーラー服のリボンに手をかけゆっくりと解いていく。
「まなみちゃんは偉いね。頑張ったんだからご褒美をもらわなきゃ」
「ご褒美……? でも……聖ちゃんのお兄ちゃんとこんなこと……」
「いいから。感じて」
ブラウスのボタンを外すと白い肌が露わになる。小振りだが形の良い胸を覆うピンク色のブラジャー。快人はその上から乳房を揉みしだいた。
「あっ! んっ……!」
真奈美がビクンと体を震わせる。催淫効果で感度が跳ね上がっているようだ。ブラの隙間から乳首を指で摘むと彼女は甘い声を漏らした。
「いやっ……そんなこと……あぁっ♡」
「乳首硬くなってるよ。まなみちゃんの体は正直だね」
快人はブラをたくし上げ露わになった乳首に舌を這わせた。左右の乳首を指と舌で同時に責めると真奈美はソファに沈み込み背中を反らせた。
「あぁっ♡ かいとさんっ……そこ……だめぇっ♡」
「どこがダメなんだい? もっとしてほしいんだろう?」
快人は片手を彼女のスカートの中に滑り込ませた。ショーツ越しに割れ目をなぞるとすでに湿り気を帯びておりくちゅくちゅと卑猥な音を奏でる。
「もうこんなに濡れてる。まなみちゃんはえっちだね」
「そんなこと……ない……あぁっ!」
否定する声も喘ぎ声に変わる。快人はショーツを脱がせ指を一本中へ挿入した。熱い襞が指に絡みついてくる。
「んぁっ♡ 指が……入ってきて……!」
「ここがGスポット。気持ちいいだろう?」
的確に弱点を探り当て執拗に擦る。真奈美は腰をくねらせ快感に悶えた。
「あっ♡ あっ♡ そんなとこ……知ってるなんて……!」
「男は皆知ってるさ」
指を二本に増やすと真奈美は悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
「ひっ!? だめっ! 強すぎるっ! あぁぁっ♡」
「イキそうだね。ほら……イッてみな」
激しく指を動かすと真奈美は全身を痙攣させて絶頂を迎えた。ぷしっと透明な液体が噴き出しソファを濡らす。
「あぁっ! いやぁっ! 止まらないぃっ!!」
初めての潮吹きに戸惑う真奈美を快人は優しく抱きしめた。
「よくできました。気持ちよかった?」
真奈美は荒い呼吸を整えながら羞恥に顔を歪めた。
「なんで……こんなに……」
「私たちは怪人だからね。普通の人より感じるようになるんだ」
真奈美は信じられないといった顔で快人を見た。しかし彼女の瞳には怒りよりも好奇心と未知の快楽への渇望が宿っていた。
「次はおれの番だよ。まなみちゃんはどんな風に犯されたい?」
快人は自分のズボンのチャックを下げ猛り狂った陰茎を取り出した。真奈美の目がそれに釘付けになる。今まで見たこともないサイズと形に驚愕する。
「これをまなみちゃんの中に入れるよ。いいかい?」
「そんな……大きすぎて……入りません……」
恐怖と期待が入り混じる真奈美の股間からは更に愛液が滴っていた。
快人は彼女をベッドに押し倒すと正常位の体勢で亀頭を割れ目にあてがった。
「行くよ……!」
ズブリッと音を立てて楔が沈み込む。初めての感覚に真奈美は目を見開いた。
「あっ! 入ってきた! かいとさんが……私の中に!」
「締まる……まなみちゃんの中……すごいな……!」
想像以上の快感に快人も息を呑む。温かく蕩けそうな膣内が侵入者を優しく包み込んだ。
「動くよ……!」
ゆっくりと抽送を始めると真奈美は甘い声で鳴き始めた。
「んっ♡ あっ♡ 深いっ……奥まで当たってます……!」
徐々に速度を上げる。パンパンと肌がぶつかる音が部屋に響く。快人は真奈美の細い腰を掴み一心不乱に突き上げた。
「あぁぁっ! んぅっ♡ かいとさんっ♡ 熱いの……すごいぃっ♡」
「まなみちゃんの中も最高だ……! こんなの初めてだ……!」
最初の気遣いはいつしか野生的な衝動へと変わり快人はただ目の前のメスを孕ませようと腰を振るだけのオスと化していた。真奈美もまた必死に快人の背にしがみつき自ら腰を合わせてくる。
「もっと♡ もっとしてっ♡ 欲しいのっ♡ もっと深いとこまできてぇっ♡」
優しい少女の面影は消え今はただ快楽を貪る雌犬だった。快人は彼女の願い通り角度を変え最奥を目掛けて何度も突き刺す。
「ひゃんっ♡ そこダメェっ♡ イっちゃう……またイっちゃいますぅっ♡」
「何度でもイけ! もう戻れないんだからな!」
「はいっ♡ 分かってますぅっ♡ かいとさんだけのメスになりますぅっ♡」
真奈美は涙と涎で顔をぐちゃぐちゃにしながら叫んだ。その台詞に快人は満足げに微笑む。彼女はもう聖の友達ではない。自分の所有物なのだ。
ラストスパートをかけるべく更に激しく突き上げると真奈美は限界を迎えたようだ。
「もうダメェっ♡ 来ちゃうっ♡ 大きい波が来ちゃいますぅううう!!!」
「俺もだ……出すぞっ!! 受け止めろっ!!」
最後の一突きと共に熱い精液が子宮へ流れ込む。
同時に真奈美も体を弓なりに反らせ絶頂を迎えた。
「あぁぁぁぁっ♡♡♡ いっぱい出てるぅっ♡ あったかいのが奥まで入ってきますぅっ♡」
長い絶頂の余韻が消えた後二人は汗ばむ体を重ね合ったまま荒い呼吸を整えていた。真奈美はうっとりと快人の胸に頬を寄せる。
「かいとさん……私…あなたのことしか考えられない……」
「まなみちゃん……」
「聖ちゃんには悪いけど……私もう……かいとさん無しでは生きていけない……」
彼女は快人の指に自分の指を絡め子守唄のように繰り返した。
「ずっと一緒にいてね……あなたのメスとして生きていくから……」
快人は彼女の髪を撫でながら苦笑した。聖への罪悪感は消えないがこの甘美な支配感は何物にも代えがたい。彼は彼女の額に口づけを落とした。
「ああ… 聖にここで見た事は絶対内緒だよ。…いいね❤️」
JAPASHアカデミーの夜は更けていく。快人は一つの魂を完全に手に入れた。しかしその勝利は彼に重い代償をもたらすことになるのかもしれない。
⭐️兄妹
夜の冷たい風を切り裂いて帰宅した快人は、重い鉄扉を開けると同時に張り詰めていた肩の力を抜いた。JAPASHアカデミーという名の魔窟で演じてきた「教育者」としての仮面も、「怪人」としての冷酷な任務も、このドアの向こうには存在しない。
「ただいま」
玄関に足を踏み入れた瞬間、パタパタという軽やかな足音が聞こえてきた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん!」
リビングから飛び出してきたのは妹の聖だった。ふわふわの薄茶色の髪を揺らし、花が咲いたような満面の笑みを浮かべている。その笑顔は、どれほど濃厚な闇に浸かった後でも、快人の心を一瞬で溶かしてしまう魔法のようだった。
「今日も遅かったね。お疲れ様!」
聖は快人の鞄を受け取ると、甲斐甲斐しく上着を剥いでくれた。その仕草の一つ一つに迷いがなく、ただ純粋に兄を労わる愛情が溢れている。
「ただいま、聖。いい匂いがするな」
「ふふっ、今日はお兄ちゃんの好きなハンバーグにしたの。あとね、スープも温めておいたから」
リビングに入ると、テーブルにはすでに温かい夕食が並んでいた。病弱な彼女が立って台所に立つことすら快人は心配していたが、聖は「お兄ちゃんに美味しいものを食べてほしいから」と言って聞かない。その健気さが胸を締め付ける。
食事の間も聖は楽しそうに話し続けた。
「今日ね、真奈美ちゃんと電話で話したの。塾で素敵な彼氏ができたんだって。すっごく喜んでたよ」
その名前が出た瞬間、快人は一瞬フォークを止めた。喉の奥に苦いものが込み上げる。真奈美があの部屋で見せた貪欲なメスの顔がフラッシュバックする。しかし聖はそんな兄の動揺に気づく様子もなく、目を輝かせて続けた。
「真奈美ちゃんね、すごく頑張ってて偉いなあって。私も見習わなきゃって思ったの」
「……ああ。まなみちゃんは頑張り屋だからな」
快人は無理やり声を絞り出した。真奈美を堕としたのは自分だ。その事実は永遠に消えない傷として心に刻まれている。しかし今はただ頷くことしかできない。
食後は二人でテレビゲームをする時間だ。ソファに並んで座りコントローラーを握る。聖はゲームが下手だ。キャラクターを壁にぶつけたり崖から落としたりするたびに「あ〜っ!」と可愛らしい悲鳴を上げる。
「もう! お兄ちゃん助けてよ〜!」
「ほら、こっちに来いって」
快人は聖のキャラクターを守るように操作しながら苦笑した。この平和な時間が永遠に続けばいいのに。そう願わずにはいられない。
しかし現実は非情だ。
「……ッ! ゴホッ……ゴホッ!」
ふいに聖が激しく咳き込んだ。コントローラーが滑り落ちる。快人は慌てて彼女の背中をさすった。
「大丈夫か? 無理するなよ」
「うん……大丈夫……ちょっと咽せただけ……」
聖は苦しげな息を整えながら無理やり笑顔を作った。しかしその白い顔は紙のように蒼白で唇には微かな血の気が戻っていない。テーブルの端には毎日飲んでいる色とりどりの薬が並んでいた。
不治の病。
医師から告げられたその言葉が快人の脳裏に蘇る。現代の医学では治療法がなく、ただ緩やかに命を削っていくだけの呪いのような病気。この天使のような妹がいつ命を落としてもおかしくないのだ。
「お兄ちゃん……そんな怖い顔しないで」
聖が心配そうに快人の頬に手を伸ばした。その手は氷のように冷たかった。
「私は大丈夫だよ。お兄ちゃんが毎日頑張ってくれるから私も頑張れるんだもん」
その純粋な信頼が快人を突き刺す。JAPASHで行っている非人道的な教育も怪人としての暗躍もすべては聖のためだ。彼女の治療には途方もない金額と権力が必要だ。そのためにはどんな汚れ仕事も引き受けなければならない。
夜が更けると聖はベッドに入った。
「おやすみなさい、お兄ちゃん。今日もありがとう」
「おやすみ、聖。いい夢を」
ドアを閉めると快人は廊下に立ち尽くした。隣室から聞こえる規則正しい寝息を聞きながら彼は拳を強く握りしめた。
真奈美を堕とした罪悪感。組織に従うしかない無力感。それらすべてが聖という存在によって相殺されるわけではない。しかしそれでも彼は進むしかないのだ。
(俺は修羅になる)
快人は冷たい廊下の壁に額を押し当て呟いた。
(どんな道だろうと構わない。聖を救えるなら俺は悪魔にだってなる)
この決意だけが彼を支える最後の砦だった。冷たい夜の闇の中で彼は静かに誓う。
たとえこの手がどれほど汚れようともこの天使だけは守り抜くと。
JAPASHアカデミーの物語はまだ終わらない。快人はこれからも暗闇の中を歩み続けるだろう。ただ一つの希望を抱いて。