※この作品はR-18です。

つごうのいい関係   作:Marks_Lee

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かさなり

 最初はどちらから始めるのか喧嘩になるかと思ったが、言葉のやり取りなしにちふゆが先に唇を重ねてきた。それを加藤はじっと見つめる。しばらくして、間を開けると今度は加藤がバスローブの袖を握り、催促する。

 

 最初はかるく、ついばむように。そこからは、徐々に徐々にと激しく。

 

 舌を絡め、唾液を交換し、あふれそうになったら飲み込む。

 

 5分ほどそれが続くと、加藤は息も絶え絶え、目はとろんとしていた。隣にいたちふゆは、次はわたしと言いたげに両手をこちらの顔に添わせて、向きを自分のほうへ向け、またキスをした。

 

「んっ……やっぱり、あなたが前より積極的になったのはこの子のおかげということね」

 

「……否定はしない」

 

「怒っているわけではないわ。ただ、もっと積極的に求めてくれてもと思っただけよ」

 

「せ、先輩。その……私、もっとキスしたいです」

 

「それはこちらも一緒よ」

 

「だったら、そのあれだ。三人でやってみる、か?」

 

 そう提案すると、二人は一瞬目を合わせ、了承したのか首を縦に振った。二人は、顔がつきそうな距離でこちらに唇を寄せる。そこに近づくと、ボディーソープと体臭が混ざりあった匂いが興奮を促し、呼吸を荒くさせる。

 

 ちふゆと加藤の唇に同時に触れると、一人づつではわからなかった差がわかった。舌を伸ばすと、二人は挟むように舌をついばむ。その感触で、バスローブ下のペニスはどんどん大きくなっていく。

 

 距離が近いので、二人の背中側に手を伸ばし下半身―――腰を寄せるようにすると、二人の身体がピクリと反応をした。二人は、ついばんでいた口先は、互いに舌を絡めるようにし始めた。

 

「はぁ……はぁ……、思ったよりあれね」

 

「はい。その、たぶんですけど私も同じことを考えてるかもしれません」

 

「な、なんだ?」

 

「思った以上に興奮するわね」

 

「ですね……」

 

「そ、そうか」

 

 二人はまた目線を合わせ、意思疎通をし、こくりと首を縦に振った。着ていたバスローブの腰の紐をするりと外し、床に落ちた。大きくなったペニスを二人は凝視し、加藤がしゃがみ、ちふゆは胸に手を添えるようにしながら、キスをする形になった。

 

 目の前にちふゆの顔があり、下をみると加藤がペニスを口に咥える。加藤は、以前よりさらにうまくなったのか、刺激が脳にダイレクトにきて、呼吸も荒くなるがちふゆとキスをしているからか鼻でしか息ができず、ちふゆの匂いが鼻に通り、さらに興奮する。堂々巡りみたいにぐるぐるとそれが回り続けた。

 

 それも限界の波は一気に押し寄せ、加藤の口内に思い切り射精した。加藤は、一瞬ビクリと反応していたが、自分で頭を寄せ、出された精液を床にこぼさないように受け止めた。

 

 加藤は、それを飲み込まず、両手を器のようにして口を開ける。そこには、さきほど出された精液が口の中を白く濁らせていた。

 

「ん、えー……ひぇんふぁい、いえはふか?」

 

 首を縦に振ると、加藤はそれをみて目じりを落とした。そして、立ち上がると、ちふゆのほうを向いた。加藤は何も言わなかったが、ちふゆは意図していることが分かったようで、少し身長差がある二人はちふゆがすこしかがむような形で唇を重ねて、加藤の口に入っていた精液を口移しするかたちになった。

 

「んっ……」

 

 ちふゆは口移しされた精液を飲み込んでいくのは苦しかったようで、時間をかけて飲み込んだ。加藤のほうはというと、こちらに見せつけるようにして、時間はあまりかからずに飲み込んでいった。

 

「んっ、さすがに、おいしくはないですね」

 

「んんっ、そうね……思った以上に飲み込みにくくて驚いたわ」

 

 二人は、また目を合わせる形でなにかを確認した。本当にあれだが、さっき顔合わせたばかりなんだよな?と不思議に思っていると、二人は胸元で手繰っていたバスタオルをほどき、床に落ちた。

 

 生まれたままの姿の二人は、同じ性別でも個体差があった。ちふゆの方は、以前平均より胸が大きいとは言っていた。加藤のほうは平均くらいだと目測していたが、並ぶと大きさの差が如実にでているのはわかった。

 

 ただ、個人的意見だが胸の大きさよりも全体のバランスというかその人個人に合っているのが大事だと思う。

 

 乳輪周辺がぷっくりと張っているちふゆの胸に対し、加藤の胸は形がとてもきれいだった。それこそ、グラビア雑誌のカラーに匹敵すると思うと同時に、この景色をひとり占めしている己がすこし怖く感じてもいた。

 

「その、先輩。あまり比べられるとちょっと……」

 

「あ、ああ。ごめんな。その、あれだ。人それぞれ個性があるんだなと思って」

 

「……まぁ、もうすこし言い方があるとおもうけど私はいいわ。それよりも、ね」

 

「あの、先輩。ど、どうですか?」

 

「……その、ふたりともきれいだなと思った」

 

 そう言われると、二人はくすりと笑った。それは、先ほど相対したときとはもう別人のようだった。

 

「まぁ、それでいいとしましょう」

 

「ですね」

 

 二人は、生まれたままの姿で、ベッドに寝転がる。その際、四つん這いでお尻を少し上向きにして、こちらを見上げた。その姿は、あまりにもそそられ、さきほど射精して賢者モードになっていたペニスをすこしづつだが、大きくさせていく。

 

 二人並んでいる臀部をかるく触ると、小さいながら嬌声が聞こえる。片手づつ二人の臀部を同時に撫でまわすと、二人の女陰は濡れそぼっていく。

 

 これだったら指を挿れても大丈夫だと思い、かるく陰核を指に引っ掛けるようにして刺激を与えるとさらに嬌声が聞こえた。

 

「んっ、その、はや、く……ふれてくれ、ると助かるのだけれど」

 

「その、先輩……は、はやく」

 

 そう言われるまでもなく、濡れそぼった入口に中指と薬指を入れると、二人の膣内は感触が違った。だが、刺激し、感じる場所は同じようだったので、そこを指先であて擦ると、嬌声はさらに大きくなる。

 

「んっ❤せ、先輩❤そ、そこ❤」

 

「んっ❤そこは、やっ❤」

 

「ん、いや?じゃあ、やめる?」

 

「その、そうじゃなくて……えっと」

 

「ちふゆさん、もっと素直になりましょう」

 

「その、もっと動かして、ください」

 

 そう言われるまでもなく、激しめに往復させると二人ほぼ同時に達したようで、身体をびくりと震わせる。ふたり並んで息をあらげているが、4つの瞳はまるでもっととでも言いたげだった。

 

 二人は、加藤を下にするかたちでちふゆが上に重なるようにして、こちらを見た。

 互いに互いの女陰を拡げ、挿入を促すと同時にこちらの興奮も増させる。

 

「その、先輩」

 

「どちらからでもいいわよ」

 

 そう言われると、こちらも我慢の限界だった。いそいで、手元に転がっていたコンドームを装着し、二人重なっている隙間に挿れると陰核とちふゆのわずかにある茂みがかすかな抵抗になり、妙に心地よかった。

 

 少しの間それを続けると、二人はすこしだけ機嫌を悪くしていたが、ぬるりと入口に挿入する。加藤の膣内は、まだまだ発展途上できつく締めあげる感覚だった。腰を動かすと、ちふゆの臀部に腹部があたり、肉音が響く。

 

「せん、ぱぃ❤きもち、い、です❤」

 

「ほかの人がセックスをしているのを見るのは初めてだけれどこんな顔をしてるよね……」

 

「大丈夫、つぎはちふゆの番だから」

 

「えっ?」

 

 ちふゆが呆けていると、加藤の膣なら抜いたペニスをちふゆの膣中に挿れる。ちふゆの膣内は、加藤と違った感触でまるでふわふわとしていると言ったらいいだろうか。感触を違いを確かめながら、腰を動かす。

 

「んっ、ゃっ、あっ、ん」

 

「わー……ちふゆさん、印象よりかわいくあえぐんですね」

 

「んっ、その、冷静にっ、解説するっ、のっ、やめぇ」

 

「ふふっ、ちょっといたずらしちゃおっと」

 

 加藤は目の前にあるちふゆの胸をてにとり、口に咥えた。それは予想外の行動だったらしく、ちふゆは己の意志とは無関係に腰が勝手に動き出す。

 

「ちょっ、まっ、やっ❤ん~~~~~~!!」

 

 そんな声を無視し、何度も激しく腰を打ち付けると、ちふゆは限界に達したようでビクッと身体を大きく震わせ、潮を噴いた。力が思ったように入らないようで、加藤に重なるようにして身体を預けた。息は、先ほどよりもさらに絶え絶えで、しばらくは無理そうだった。

 

「はぁ……はぁ……、よくも、やって、くれたわ、ね」

 

 そう言うとちふゆは、親指と中指で加藤の女陰を押し拡げ、人差し指のつま先で陰核の芯の部分を刺激する。それは、予想以上に強かったようで、加藤は身もだえる。

 

「さ、はぁ……はぁ……はやく、挿れなさい」

 

 ちふゆにそう言われ、加藤に挿入するとさきほどよりもさらに締め付けはつよく、挿入するのにも精いっぱいだった。なんとか奥へすすみ、腰を動かす。

 

 それは、さきほどからの刺激に加え、加藤の膣内の動きと合わせ、快楽物質が異様なほどに出ているのだろう。視界がチカチカとするくらいに気持ちがよかった。

 

「っ、せんぱ、ぃ❤もう、げんか、い、ですよ、ね❤どうぞぉ、たくさん、だしてくっ、ださ、いっ❤」

 

 そう言われるまでもなく、腰を押し付けるようにして、射精した。それは、いままで出したことのない量だった。

 

 息も絶え絶え、ぬるりと加藤の膣から抜き出すと、どこにこんなに溜まってたんだと言わんばかりにコンドームの先がふくらんでいた。力尽きそうになり、加藤の横に倒れこむ。

 

「はぁ……はぁ……、すこし、休憩」

 

 そう言おうとするが、ペニスを掴む感触があった。えっと思い、みると二人がほぼ同時に掴んでいた。

 

「先輩」

 

「あなた」

 

「どっちが」

 

「よかったのかしら?」

 

 答えようと思考はしたが、それよりも射精後の疲労感でそれどころではなかった。

 

 ……正直、どちらかは選べなかった。ただ、両者ともにいつもより気持ちがよかったのはたしかだった。

 

 翌朝、目覚めると加藤の姿はなかった。聞くと、2時間くらい前に目を覚まし、シャワーを浴びて身支度を整えて、出ていったとちふゆが言っていた。

 

 ……どうしようなー、今後の身の振り方間違えたら刺されてもおかしくない状況になった。

 

 そんなことを考えながら、瞼を落とした。

 

 

 

 

ちふゆと加藤、どっちが好みだい?

  • ちふゆ
  • 加藤
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