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第1話

『わたしたち、“そういうの”とか無くてもいいじゃん?』

 

付き合い始めてすぐ、髪を弄りながら彼女がそう言ってきた。

 

『う、うん……』

 

小柄な少年も反射的にそう答えてしまう。しかし内心では狼狼だった。

 

幼馴染みの圭子はシンプルに残酷であった。

 

自らの性欲に関する無頓着さを異性にも求めてしまう。

 

長年の付き合いで彼女のことは分かってはいるがそれでも、向こうから付き合おうと軽く告白してきておいて、すぐさまそんな条件を持ち出すとは。

 

(そりゃあ……僕だって興味……あるのに。でも君みたいな子にそこまで言われるのってさ……)

 

自分の事を好きなはずの彼女なら……そう思っていた彼であったが。彼女の要求には少しショックを受けていた。

 

それは、彼が自分に自信を持てなかったこともあるだろう。元々引っ込み思案な性格であり、主導権は常に圭子の方にあった。

 

ただ、この2人の関係は非常に良い方向に発展していたと言える。お互いの趣味や好みを知り尽くしておりその点で衝突することは殆ど無かったのだ。

 

ただ、性的な面に関して言えばしないだけのこと。

 

キスは大丈夫みたいだが、それも試したことも誘われたこともない。延長線上に進む勇気は以ての外だった。まだ見ぬ女体を妄想して自己処理するくらい。

 

思春期真っ盛りな彼にとってはそれは毒だった。

 

プラトニックな恋愛を志す彼にとって、欲望とは敵であるべきなのだと。

 

『わたしら付き合い長いしさ、分かってるだろうけど要らないもんね?』

 

彼女にとってはその行為が必要ないらしい。

 

『えっと……あの……僕も良いけど……』

 

嘘だった。

 

圭子は人間女性の中では可愛らしいほうだと思っているし、スタイルの良さを彼女自身は知らないだけで充分すぎるほど魅力的だ。

 

そのくせ彼女はどこか男に対して傲慢というか、無関心が過ぎているというか、何と言うのか。彼はただ単に彼女が好きだったが、どこか寂しく感じていたという部分もある。

 

今日も、彼女の家でデートすると言う日常が待っている。

 

……筈だった。

 

 

淡いピンクを基調にした部屋は少し雑然として、無防備さを感じさせた。床には女の子らしい可愛い模様の壁紙、ベッドの周りには無造作に投げ出された洋服。その横にある棚の上には大小のぬいぐるみが置かれている。

 

「おーい、こっちこいよ」

 

まるで自分ちのように遠慮なく、ベッドの上にクッションを敷いて寝転ぶ少女が居た。

 

圭子の親友にして淫魔の魅樺(ミカ)、と呼ばれた彼女は胡座を組みながら手招きしてくる。

 

少年とは同じクラスなだけで碌に話した事もない、今日圭子の家でデートをする約束を取り付けたのにも関わらずだ。

 

何故か一緒に居ることになったのだが。

 

『なんでいんの』

 

の一言もない、ただそれだけ。

 

圭子としては彼氏を見せびらかしてやりたかったのか、あるいは。

 

いずれにせよ、その相手に魅樺を選ばれては堪ったものではない。

 

少年の目線はたじろぎながらもその魅惑的な肢体に吸い寄せられる。

 

シャツの前は殆ど開ききって谷間が完全に見えていた。

 

まだ初夏にも早いのに、しっとり潤ったような肌色は艶めかしい。

 

小麦色の肌も長い金髪も、そしてみずみずしく張りのある乳房も、頭部の角や風を仰ぐようにはためく翼や所在なさげにシーツを掻く尾の先までも、全てが目の毒だ。

 

「なんだよ、いーだろけーこ居ねえんだから、遠慮すんなって♪」

 

魅樺はニコニコしながら手招きを続ける。まるで、自分だけを見るようにと言わんばかりだ。

 

──圭子は、少しばかり用事があるからと席を外していた。

 

他人同士、しかも異性を2人きりにさせるのは、彼女なりの無神経さと傲慢さの表れに他ならない。

 

「あ、あの……はい」

 

断るのも悪い気がして、少年は魅樺に言われるまま彼女の横に座った。

 

「遠いよ。もっとこっちこいって」

 

腕が伸びてきて肩を抱き寄せられた。

 

「ん……」

 

思わず声が出てしまう。柔らかく張りのある乳房が頬に当たり、むにっと形を歪めた。

 

匂い立つような体臭に、くらくらする。

 

「なんだよ、緊張すんなって。同じクラスのよしみだろ?」

 

魅樺はけらけらと笑いながら少年の髪をかきあげる。

 

頭を撫でられるその感覚ですら心地良い。

 

「けーこが選んだだけあって、結構いい男じゃん」

 

「え、あう……」

 

真っ赤になって俯く少年。そんな様子を見て魅樺はまたけらけらと笑う。

 

「なんか初々しいなお前ー!童貞か?」

 

ぐさ、と胸に刺さる言葉。

 

「う……」

 

図星だった。実際、圭子以外の女の子とはまともに話した事もなかったし。

 

「ニオイでわかるんだよなー、アタシ」

 

魅樺は少年に顔を寄せてスンスンと鼻を鳴らす。

 

「うあ……っ!?」

 

思わず身を引く少年を逃がさないよう、さらに強く抱き寄せた。

 

「んー?この匂いは……」

 

くんくんと首筋や胸元の辺りを嗅がれる。

 

まるで犬がじゃれつくような仕草だが、淫魔はその実、人間などより遥かに力も強く、そして性に奔放だ。

 

「は、あ……」

 

「お?なんだ、お前……アタシに発情してんのか?ははっ、元気いーじゃん♪」

 

少年は顔を真っ赤にして縮こまる。その様子を見て魅樺はまたケラケラと笑った。

 

「うう……」

 

恥ずかしくて消え入りたくなる少年。

 

せっかく出来た、幼馴染みの彼女はまともに触らせてもくれない。

 

溜まりに溜まった欲求は、同年代の淫魔と少し触れ合っただけではち切れそうだった。

 

今までは学校で見かけても視線で少し追うだけ、それだけで十分だった。

 

しかし今は淫魔が目の前に居て、触れてくるのだ。

 

「だいじょーぶだって。取って食いやしねえよ♪」

 

魅樺は微笑むと少年の頭を再び胸元に抱き寄せた。

 

柔らかく、温かい胸の感触。

 

「んっ……」

 

思わず声が出てしまう。思春期の男子にはあまりに刺激が強い状況だった。

 

「お前、いいニオイすんなー♪」

 

スンスン、と匂いを嗅がれる。

 

「あ、あのっ……」

 

女性経験皆無な少年にとって未知の感覚であった。心臓が早鐘を打つ。

 

魅樺の尻尾がゆったりと揺れて少年の手首に絡みつくように巻きついた。

 

「……ん」

 

「うあっ!?」

 

そのまま手首が吊り上げられて、彼女の柔らかい胸に押し付けられる。

 

むにゅり、と形を変える乳房は少年の手に余るほどのサイズで掌に収まりきらなかった。

 

「わ……っ」

 

感動が真っ先に来て、そこからじわじわと快感が押し寄せてくる。

 

「あ……っ」

 

手の輪郭にぴったりと吸い付くような柔らかさ。張りがあるのに弾力もあって、手に力を込めるとむにゅりと押し返してくるような感触だ。

 

「どーだ、アタシの胸。でっけえだろ♪」

 

魅樺の得意げな声が頭上から聞こえる。

 

少年はただコクコクと首を縦に動かす事しか出来なかった。

 

「は、はい……」

 

「揉んでいいぞ、減るもんじゃなし」

 

言われるままに掌を沈みこませた。柔らかく指が蕩けてしまいそうな肉の感触に思わず手が止まりそうになるが、魅樺がそれを許すはずもなく少年の手は動かされる。

 

「うぁ……あ……」

 

柔らかい、ただそれだけの感想しか出てこない。彼は今まで自慰で想像するしかなかった本物の女体、しかもこれは極上の淫魔の肉体を味わっているのだ。

 

魅樺はその様子を見てニマニマと笑いながら言う。

 

「はは、可愛いなお前。童貞丸出しじゃん」

 

「うう……」

 

恥ずかしさに顔を真っ赤にしながらも、手は止まらない。

 

魅樺の乳房を揉みしだくたびに掌から伝わる熱と感触に夢中になってしまう。

 

「ん……♡」

 

魅樺はくすぐったそうに身をよじった。

 

「あ、ご、ごめんなさいっ!」

 

慌てて手を離す。

 

「あん?別に謝ることないだろ?」

 

魅樺はにやにやと笑いながら言うが少年の方は気が気ではない。

 

淫魔の機嫌を損ねて、何をされるかわかったものでは無いからだ。

 

しかし彼女は特に気分を害した様子もないようで、むしろ上機嫌に見える。

 

「触ってもイイっつったのはアタシだしさ、別にヤじゃねーし」

 

「そ、そうですか……」

 

少年は胸を撫で下ろすが、次の言葉で再び凍りつく事となる。

 

「なんなら……直接さわってみるか?」

 

「え……?」

 

魅樺はシャツのボタンを上から外し始めた。胸元がどんどん大きく開き、胸の谷間が露わになる。

 

少年は魅樺の胸部を凝視することしかできなかった。

 

やがて一番上のボタンが外され、ぷるんとブラに包まれた乳房が飛び出してくる。

 

魅樺は無造作にシャツを脱ぐとブラを後ろ手に外す。

 

「ほれ、遠慮すんなって」

 

ぷるんと弾むようにして乳房がまろび出た。

 

長い、おおきい、張りがあって、それでいて重力に負ける事もなくつんと上を向いて。

 

「あ……」

 

少年は魅樺の乳房から目が離せない。

 

「ん?どうしたよ?」

 

「い、いや……その……」

 

少年は顔を真っ赤にして口籠もった。初めて生で見る異性の裸、それも極上の雌体だ。

 

心臓の音が早鐘のように打ち鳴らされる、魅樺の乳房から目が離せない。

 

「は……っ……うっ……はあっ……」

 

息が上がる、魅樺の乳房から視線が離せない。呼吸の仕方を忘れたように深く息をすることしかできない。

 

股間が熱くなり、ズボンを押し上げる。

 

ばくばくと高鳴る心臓の音、血流が一点に集まっていきズボンの中がはちきれそうになる。

 

「お、おい……お前……」

 

魅樺も驚いたように少年を見つめた。

 

「ぅ〜っ……」

 

少年は切なげな吐息を漏らす。

 

溜まっていた欲求は、ただ乳房を目の当たりにしただけで容易く決壊しそうになっていた。

 

魅樺も、その雄の熱量に思わず動揺する。

 

誘惑なんて冗談のつもりだったのだ。

 

そもそも、同年代の男子が自らに欲望を向けない事に腹が立っていて、ちょっとからかうだけのつもりであった。

 

だが目の前で股間を押さえ、苦しそうに呻く少年を見ていると何故だか胸の奥がきゅんと締め付けられるような感覚に囚われてしまった。

 

「お、おい、大丈夫かよ」

 

「は……はぁぁ……」

 

魅樺の心配そうな声にもろくに答えられず、ただ情けない声で喘ぐ。

 

堪えようにも堪えられず、理性ではどうしようもなかったのだ。

 

魅樺はごくりと生唾を飲み込む。少年の苦しげな表情、そして股間の膨らみに視線が釘付けになっていた。

 

なんとも美味そうな、雄の臭い。

 

(やべえ……)

 

魅樺も思わず生唾を飲み込む。淫魔である彼女にとっては馳走であると同時に、麻薬のようなものだ。

 

唾液が溢れて止まらない、下腹部の奥の方がじんわり熱くなっていくのが分かる。

 

「ほら、ちんちん出しちまえよ……漏れたらタイヘンだろ?」

 

「は……はぃ……」

 

魅樺に言われるがまま、少年はズボンのチャックを下ろしパンツごと一気にずり下ろした。

 

ぶるんっと勢い良く飛び出す少年の男根。

 

決して大きくはない、むしろ平均より小さいくらいだろう。

 

しかし魅樺の乳房に反応してしまったそれは、今まで見たこともないほど硬く反り返っていた。

 

先端からは透明な汁が溢れ出し、びくびくと脈打つように震えていた。

 

「あ……♡」

 

魅樺は思わず声を上げる。視線が少年の男根に釘付けだ。

 

(すっげ……)

 

少年の男根は、まだ未成熟ながらもしっかりと脈打ち反り返っている。

 

鈴口からは透明な液体が糸を引き床へ垂れ落ちた。

 

魅樺の淫魔としての視線が否応なしにこの雄の逸物から離せずにいる。

 

「もう我慢ムリだろ?♡」

 

魅樺は優しく、それでいてどこか挑発するように語りかけた。

 

だが少年は首を振るばかりである。

 

「せ……せめて、ティッシュ……」

 

切羽詰まった声で懇願するが、魅樺はそれを許さなかった。

 

「別に汚したっていいって♪アタシのココにぶちまけろよ」

 

魅樺は口を大きく開くと、舌を出して自分の唇を舐め回した。

 

そしてゆっくりと少年の男根に顔を近づけていく。

 

「ほら……♡」

 

魅樺は目を蕩けさせながら囁くように語りかけた。

 

長い金髪を耳にかけながらゆっくりと口を近づけてく。長い髪が肩からこぼれ落ちて揺れた。

 

「あ……そんな……」

 

少年は魅樺の行動に驚き、思わず腰を引いてしまう。

 

しかしそれは逆効果だった。

 

「んぁっ♡」

 

魅樺の吐息がかかる。その刺激だけで男根がびくんと跳ねた。

 

そして、次の瞬間には魅樺の顔に男根が押し付けられていた。

 

唇に触れ、そして鼻腔に感じる蒸れた雄の匂い。直に嗅ぐその匂いに魅樺も理性が飛びそうになる。

 

「あっ♡うぁ……♡」

 

口を半開きにして涎を垂らしながら魅樺は身体をぶるりと震わせた。

 

もう止まらない、我慢など出来るはずもなかった。

 

「うっ……!でる……!」

 

どぴゅっ!びゅくっ!どくんっ!! 勢いよく噴出する白濁液。それはまるで水鉄砲のように勢いがあり、突き立てられた鼻腔に容赦無くかかる。

 

その強烈な臭いと粘着質な感触に魅樺は白目を剥きかけた。そして同時に絶頂を迎えてしまい腰がガクガクと震える。

 

「〜〜ッ♡♡!?♡♡♡」

 

声にならない悲鳴を上げ、魅樺は焼けるような熱さと鼻を刺すような強烈な青臭さに悶えた。

 

頭が真っ白になり思考回路がショートする、精液の熱で脳味噌まで蕩けてしまいそうだ。

 

「あ……♡は……っ♡おっ♡お゛……っ♡ほ♡」

 

あまりの快感に呂律が回らない。

 

鼻の奥まで突き抜ける強烈な精の臭い、そして鼻腔を逆流する生暖かい感触。

 

その全てが魅樺の脳味噌を蕩けさせ、思考を停止させるには十分すぎるほどの破壊力だった。

 

「ん゛っ♡ん゛っ♡ん゛っ♡」

 

魅樺は鼻から逆流する精液を啜り上げ、喉を鳴らして嚥下していく。

 

ごくっ♡ごきゅっ♡と喉が鳴る度に身体が跳ね上がり、その度に乳房がぷるんっ♡と揺れる。

 

そのあまりにも淫靡な姿に少年はごくりと生唾を飲み込んだ。

 

罪悪感より興奮の方が勝る、少年は魅樺の痴態を目に焼き付けようと必死で見つめていた。

 

「ん……ぷぁ……♡」

 

やがて長い時間をかけて魅樺は精液を全て飲み干した。

 

「はぁ……はぁ……♡」

 

肩で息をしながら魅樺はゆっくりと顔を上げる。

 

「アタシのツラに……けほ、ぶっかけやがって……♡この変態野郎♡」

 

「あ……ご、ごめんなさい……」

 

少年は顔を真っ赤にして目を逸らす。

 

「謝んな、別に怒ってねえよ。ほら、スッキリしたろ?じゃあ帰んな」

 

魅樺は立ち上がって肩を竦める。

 

「アタシからテキトーに言っとくから、おめーは何も心配する事ねーって。」

 

「え……でも……」

 

魅樺は少年の額を指で小突いた。

 

「あだっ!?」

 

「いいから帰れっつってんの。それともなんだ?この部屋で最後まですっかコノヤロー」

 

魅樺は悪戯っぽく笑い、ブラジャーに長い乳を押し込みながら言う。

 

「あ……うぅ……」

 

少年は魅樺の視線から逃れて立ち上がり、ズボンを履き直すと慌ててドアへと向かう。

 

「またな♪」

 

魅樺は少年の背中に声をかけた。

 

少年は返事も出来ず、ただ小さく頷いて部屋を後にしたのだった。

 

「はぁ……っ♡はぁ……♡」

 

魅樺は少年を見送ると、その場にへたり込んだ。

 

腰が抜けて立ち上がれない。

 

「あ〜やべえなコレ……」

 

魅樺は自らの股間に手を伸ばした。そこはもう洪水のように濡れそぼっている。下着の上からでもわかるくらいに。

 

(人間のナマ精液なんて、初めてだわ……)

 

鼻の粘膜が熱い、喉奥も灼けるようだ。

 

あの青臭くて苦い、脳味噌まで蕩けてしまいそうな雄の臭いと味を思い出しゾクッと背筋が震える。

 

絶頂の余韻が引いてくれない。甘イキが小波のように押し寄せて来て、子宮の疼きが収まらない。

 

「あは……♡やべーわコレ……」

 

魅樺は熱に浮かされたような表情で呟いた。

 

そしてそのまましばらく動けずにいたのだった。

 

 

後日、二人が再会しても特に何事もなく、素知らぬフリをして過ごしている。

 

ただ、少年の方は時折魅樺の乳房を盗み見てしまう事があった。

 

あの甘美な体験が忘れられないのだ。

 

魅樺の方もそれを知っているのか、胸元や太腿をわざと強調するように、挑発的な仕草をとるようになった。

 

少年もまた、それを目の当たりにすると股間が熱くなるのを感じた。

 

けれども決して距離は詰めない。

 

あれは事故だった、そう自分に言い聞かせる。魅樺もそれを望んでいるはずだ、と。

 

圭子との関係は、相変わらずだ。

 

付き合っていると言うにはあまりに淡白な関係、しかしそれを壊してしまうのは怖い。

 

性欲は溜まる、でも発散する寄る辺はない。

 

昨日、少年は夢を見た。

 

夢の中には乳房を曝け出した淫魔がいた。長い金髪を振り乱し、大きな乳房を揺らして少年を誘う。

 

それに甘えてむしゃぶりつくと、淫魔は優しく微笑んだのだ。

 

そして耳元で囁くのだ、『アタシが相手になってやるよ♡』と。

 

少年が目を覚ますと痛いぐらいに勃起していた。

 

射精したい、でも圭子にそんな事は言えない。

 

失望と侮蔑の眼差しで終わるだけだろう。

 

淫魔の乳房を想起しながら自らの手を動かして慰めるも、絶頂に達する事は出来ずただ虚しさが増すだけだった。

 

──もし魅樺にこの事を打ち明けたら、どうなのか。

 

伏せがちな目線で教室の前の方の席を見る、そこにはいつも通り圭子と駄弁る魅樺がいた。

 

長い金髪が陽光を浴びて煌めいている、そしてたわわに実った乳房が机に押し付けられて深い谷間を作っているのが見えた。

 

(あ……っ)

 

どくん、と心臓が高鳴る。あの日見たあの光景が脳裏に蘇ってくる。

 

下半身の一部が熱を持ち始めた事に気付き慌てて、机の下でズボンを持ち上げた。

 

「っ!?」

 

完全に無意識だった、魅樺のあの乳房を、そしてあの匂いを思い出している内にいつの間にか勃起していたらしい。

 

(どうしちゃったんだよ僕……)

 

自己嫌悪に陥るも、一度火のついた劣情は簡単に鎮まるものではない。

 

ズボンの上からでも分かる程に怒張し、窮屈そうにテントを張っている。

 

──そんな時だ、魅樺がくんくんと鼻を鳴らしたのは。

 

魅樺は怪訝そうに眉を顰めた。そして鼻を鳴らすのをやめてすん、と空気を吸うように息を吸う。

 

そして、一瞬だけ表情を歪ませたあと視線だけをチラリと少年の方に投げた。

 

(視られた!?)

 

少年の心臓が大きく跳ね上がる。魅樺の、まるで捕食者のような獰猛な視線に射竦められて動けない。

 

だが彼女は何事も無かったかのように圭子との会話を続け談笑し始めた。

 

(気のせいだ……うん)

 

自分に言い聞かせるように呟くが、それでも不安は拭えない。

 

(大丈夫……だよね)

 

──しかし少年の予感はすぐに的中する事となる。

 

(うう……トイレ……)

 

少年は尿意を堪えながら廊下を歩く、膀胱はパンパンで今にも溢れ出しそうだ。

 

とにかく早く済ませてしまおうと個室へ駆け込もうとしたその時、腕を掴まれた。

 

「よぉ♡」

 

魅樺であった。妖艶な笑みを浮かべて少年を見下ろしている。

 

「あ……っ」

 

思わず声が出る。あの時と同じ感覚だ。魅樺に見つめられると金縛りにあったかのように動けなくなってしまう。

 

「な、なんですか……」

 

少年は震える声で言った。すると彼女はニヤリと笑い耳元で囁く。

 

「ちょっとツラ貸せや」

 

そう言って少年の腕を掴んだまま歩き出す。

 

「え?ちょ……ちょっとお」

 

抵抗するが力が入らない、トイレに行きたいのに。

 

「いーからいーから♪」

 

連れていかれた先はトイレはトイレでも、旧称多目的トイレ。

 

今は『サキュバスルーム』と名を変えた場所だった。

 

鍵を閉めると、魅樺は少年を壁に押し付けて脚の間に自分の膝を入れる。

 

「な……なに……」

 

「アタシのカラダ見てちんこ硬くしてたろ♡」

 

「う……」

 

図星だった。見透かされている、羞恥心で顔が真っ赤に染まる。

 

「見ないでも分かるって、バレッバレ♪」

 

魅樺はニマニマと笑いながら言う。その笑顔には嗜虐的な色が見て取れた。

 

「え……っ」

 

困惑している少年に構わず、魅樺はそのまま跪く。

 

魅樺の顔が近付いてくる、そして彼女は躊躇うことなく少年の股間に顔を埋めた。

 

「あー♡すっげぇ濃い匂い♡」

 

魅樺はうっとりとした表情で言う。

 

「あの日から一度もヌいてねーの?♡」

 

魅樺はズボン越しに男根を食む。唇で甘噛みするように刺激を与えてくる、それだけで腰が砕けそうな程の快感に襲われた。

 

「うあっ!?な、なんで知って……」

 

「あは、あたり?♡やっぱそっか♡」

 

魅樺は嬉しそうに笑うと少年のベルトを外す。

 

「ま……待ってくださ……」

 

少年は弱々しく抵抗するが無駄だった。あっという間にズボンを下ろされてしまう。

 

ぶるんっ!と勢いよく飛び出す男根を見て魅樺は舌なめずりをした。

 

「なんだよ、半勃ちじゃねーか」

 

あまりに尿意を堪えていた為、血が集まっていた男根は半勃起といった状態だった。

 

「も、もう……っ、もれちゃうから……」

 

弱々しく言う少年に魅樺は思わず吹き出して笑った。

 

「ブフッ!なんだよ、ションベンかよぉ」

 

「だから……もう、離れて……」

 

「いーじゃん。アタシが飲んでやるよ♡」

 

魅樺は口を大きく開く。艶かしい口内と奥の舌の蠢きがはっきりと見える。

 

「え……そ、そんな」

 

幾ら何でもそれは恥ずかしいし、排泄物

 

を飲んだり飲ませるなど有り得ない事だ。

 

「へんりょふんなって♡ほーは♡」

 

口の端に指を引っかけて舌を出し、魅樺は言った。

 

「あ……っ」

 

その仕草があまりにエロティックで、少年は生唾を飲み込んだ。

 

(ダメ……)

 

そう思った時にはもう手遅れだった。

 

しょろろっ……ちょろろろっ……じょぼぼぼぼっ!!

 

勢いよく放たれる尿が放物線を描く、そして魅樺の口内へと注がれていった。

 

「んっ!?ごくっ……ごきゅっ……ごくっ……♡」

 

喉を鳴らしてそれを飲み干していく、唇の端からは黄色い液体が漏れていた。

 

「あぁっ!ごめん!ごめんなさいっ!!」

 

少年は謝るが魅樺は構わず飲み続ける、口内に黄金水が溜まるたびに喉を上下させていく。

 

「ごっ♡ごきゅっ♡ぐっ♡ごきゅっ♡」

 

我慢しきって限界寸前まで張り詰めた膀胱から容赦なく放たれる尿を、魅樺は一滴も零さずに飲み干していった。

 

「はぁ……っ♡ごきゅっ♡ごくんっ♡」

 

やがて長い時間をかけて全てを出し切るとようやく口を離した。

 

「ぷはっ……♡げふっ♡げぇ〜〜〜ッぷ♡」

 

魅樺は満足そうにゲップをする。

 

「あ、あの……っ」

 

少年は切なげに訴えるが、魅樺はそれを無視して再び口を付ける。

 

そしてそのまま尿道に残った残滓を吸い上げていく、まるでストローのようにちゅううっと音を鳴らしながら。

 

「は、あ、あ……」

 

少年は腰が抜けそうになる程の快感に打ち震える。

 

魅樺は口を離すと最後に亀頭に残った尿をちゅっ♡と音を立てて吸った。

 

「やべーなコレ……癖になっちまう♡ぬるくて脳がふわ〜ってして……♡」

 

魅樺は陶酔しきった表情で呟く。

 

淫魔にとって人間のオスの尿は酩酊感を伴うモノ。特に発情したオスのソレは格別だ。

 

魅樺もハナシ半分に少年をからかったつもりだったのだが、予想以上の効果に驚いていた。

 

「は……っ♡は……♡」

 

魅樺は腰を震わせながら立ち上がる。

 

ふらふらした足取りで多目的トイレから出て行った。

 

「あ……あの……」

 

残された少年は呆然としていたが、すぐに我に帰ると慌ててズボンを履き直して後を追う。

 

ふらつく彼女の巨体を支えると、高い体温と共にどくんどくんと腹部が脈打つのが感じられた。

 

──それは魅樺の子宮だ。

 

「う……あ……」

 

その感触に少年の下半身は再び熱を帯びてくる、それを見透かすように魅樺は口の端を歪めて笑い囁いた。

 

「……今日はこの程度で勘弁してやんよ、続きはまた今度な♡」

 

魅樺はそう言って少年の耳元で熱い吐息を漏らしながら笑った。

 

自ら飲ませた小水臭い息に少年は顔を顰めたが、同時に魅樺の放つ色香に当てられて股間が硬くなっていくのを感じたのだった。

 

 

「──ねえ、……ねえ聞い……てる?」

 

「え?あ、ご……ごめん。何?」

 

圭子は訝しげに眉を顰めた。

 

「もー!ちゃんと聞いててよ」

 

「う、うん……」

 

少年は気まずさから目を逸らすように俯いた。すると圭子は身を乗り出して少年の顔を覗き込んだ。

 

長い黒髪がサラサラと流れる。シャンプーの甘い香りが鼻腔をくすぐる。

 

「あのさ、なんかあったの?」

 

「え……?」

 

「最近上の空。ぼーっとしてる事多いじゃん?」

 

「そ、そうかな……」

 

図星だった。あれからと言うもの魅樺の事が頭から離れないのだ。

 

「ま……まあちょっと風邪気味なのかも」

 

なんとか誤魔化そうとする少年に圭子はため息をつきながら言った。

 

「……それでさ、話戻すけど」

 

「あ、うん……」

 

少年は姿勢を正して聞く体勢になる。

 

「今度部活の大会あるじゃん」

 

「うん」

 

圭子の話によると、彼女の所属するテニス部は都大会を控えており練習にも熱が入っているらしい。

 

「でさ、私……レギュラーに選ばれたんだ!」

 

そう言って彼女は嬉しそうに微笑んだ。

 

「わぁ!凄いね!おめでとう」

 

「えへへ、でしょー?」

 

圭子は得意げに胸を張るとドヤ顔で続けた。

 

「それでさ、私頑張るから応援に来て欲しいんだ」

 

「うん、もちろんだよ!」

 

少年は二つ返事で快諾する。圭子が小学生からテニスに打ち込んでいる事を知っているからこそ、応援してきたのもあった。

 

「あーでも……今年からルール変わったから……それがちょっと心配なんだよね」

 

圭子は少し不安げに言った。

 

「あぁ、淫魔のコも団体戦に組み込めるってやつだよね?」

 

団体戦では一人迄なら淫魔の選手を加入出来るというルールが今年から改訂されたのだ。

 

「そうそれ、わざわざ淫魔を団体戦に組み込むのってなんか変じゃない?」

 

圭子は不満げに唇を尖らせる。

 

「うーん……でもルールはルールだし……」

 

少年は曖昧に言葉を濁す、淫魔が出場できる事に関しては特に疑問はない。

 

そもそも淫魔は肉体的、精神的な常識が人間とはかけ離れている。

 

だがスポーツのような競争にはまず参加したがらない。淫魔が肉体的な強さの誇示をするのはあくまでセックスアピールの為だ。

 

つまり、淫魔がスポーツをする事自体がそもそもおかしいのだ。

 

「ウチの部には淫魔のコ居ないけどさ、コーチが入れたがってるんだよね、ホンット迷惑」

 

圭子はやれやれといった感じで言う。

 

「よりにもよって魅樺に声かけるとか冗談じゃないっつーの」

 

その名前を聞いた瞬間、少年の心臓が大きく跳ね上がった。魅樺の事を考えないようにしていたつもりが思考の片隅に常に居たのだ。

 

「……あれ?顔色悪いよ?」

 

「あ……えと……」

 

圭子が心配そうに顔を覗き込んでくる。その整った顔が視界いっぱいに広がる。

 

「いや……魅樺……さん、ね」

 

少年は魅樺の身体を脳裏に思い浮かべる。

 

圭子よりも遥かに大きい乳房に細い腰回り、そしてあのむちむちした太腿。

 

あの時と同じ甘い匂いが鼻腔をくすぐる、心臓の鼓動が激しくなるのが分かった。

 

あのボディでシャツとスコートを纏い、ラケットでボールを打ち返す姿を想像すると股間が熱くなり始める。

 

「魅樺だって即断ってたくれたけど結構食い下がっててさ、マジウザい。……って聞いてる?」

 

「あ、うん!もちろん!」

 

少年は慌てて取り繕った。

 

「……なんか変だよ?大丈夫?」

 

圭子は訝しげな視線を送ってくるが、まさか淫魔の魅樺と肉体関係を持ってしまったなどと言える筈もない。

 

(でも……)

 

少年は考える。

 

淫魔の身体能力なら一戦は抜けられるかもしれない。

 

せっかくレギュラーになれた圭子の為に何かしたい、その気持ちもある。

 

しかしそれよりも、魅樺がコートに立っている姿を見てみたいという気持ちもあった。

 

淫魔はスポーツに向いていない、そんな事は関係ないのだ。

 

「とにかくさ……応援に来てよ!絶対!」

 

圭子はそう言って少年に念を押した。

 

「う……うん」

 

少年は魅樺との情事を想起しながら曖昧に返事を返したのだった。

 

 

地区大会のテニス場は熱気に包まれていた。

 

オムニコートは焼けそうな程熱い、その熱気に顔を顰める淫魔の姿があった。

 

シャツをはちきれさせんばかり、張り出した豊満な乳房にへそ出しの短いスカート。

 

鍛え上げられた太ももが惜しげも無く晒されている。

 

そのむちむちした身体を強調するような露出度の高い服装に男達の視線が集まっている。

 

「あっぢぃ……マジで有り得ね」

 

魅樺は不満げに呟きながら隣のパートナーへ視線を向ける。

 

「負けたらすぐ帰っからな、圭子」

 

尻尾を揺らしてに言うと、圭子は頷き返す。

 

「なに言ってんの、あともう1ゲーム。絶対勝とうって!」

 

魅樺はあくびを嚙み殺しながら頷いた。

 

 

 

 

 

──圭子もまさか、いきなり魅樺がテニスの団体戦に出るなんて言い出した時は驚いた。

 

魅樺がスポーツを本気でやる姿など想像もつかなかったからだ。

 

ド素人の淫魔にテニスなど出来るものなのだろうか?そもそも淫魔に運動神経なんてものがあるのだろうか。

 

見様見真似で放ったサーブの初速が、ぱんと弾ける音ような音でコートに突き刺さったのを聞くまでは。

 

「え……?」

 

圭子は思わず声を漏らしていた、それは周りの部員も同様だった。

 

魅樺の放ったサーブがラインギリギリに決まったのだ。

 

音速に近いサーブだ、相手は反応すらできない。

 

それこそ淫魔でなければ、とても目では追えないようなスピードだった。

 

「あ?ダメなのか?これ」

 

魅樺は首を傾げながら言う、圭子は慌てて首を振った。

 

全身が粟立つ、嫉妬より憧れの感情の方が強かった。

 

「い……いや!大丈夫、次もそれお願い!」

 

魅樺は面倒そうに、しかしどこか楽しげに頷くと再びサーブを放った。

 

その視線の先は圭子ではなくその更に向こう、柵の外から見守る少年に注がれていた。

 

──テニス部に入るよう少年からもお願いをされたのは、正直言って嫌だった。大嫌いな体育会系のノリに付き合わされるなんてまっぴらごめんだったからだ。

 

だが、その少年は熱心に勧誘を続けてきたのだ。最初は冷たくあしらっていたのだが、彼の取った行動に魅樺は驚いた。

 

いきなりズボンを下ろしてきたのだ。

 

顔を真っ赤にしてペニスを露出させた少年のソレは魅樺の子宮を疼かせるには十分なものであった。

 

「もし……テニスやってくれるなら……好きにしていい、から」

 

少年は恥ずかしそうにそう言った。その瞬間魅樺は理解してしまったのだ。

 

(そこまで言われちゃ仕方ねーな)

 

魅樺は思った。そして、テニス部の試合に出てもいいと伝えたのだ。

 

圭子を応援するためではない、少年が自分の肉体を目当てにしているのを知ったからだ。

 

テニス部なんて言い訳に過ぎない、この少年も快楽を貪る口実が欲しかったのだろう。

 

だから魅樺もそれに乗ってやることにした、自分の肉体で少年の欲望を満たせるなら喜ばしい事だったからだ。

 

それからは部活や学校でも少年のチンポを貪る日々が続いた。

 

魅樺は何度も彼の精を受け止めてきた。そのおかげで肉体の調子も良好だ。

 

フェラチオで搾り取った精は、そのまま吸収され子宮でエネルギーとして蓄えられる。

 

淫魔の肉体にとって精液は最高の食事であり同時に最高の精力剤でもあるのだ。

 

口を窄めて、唇で竿を扱き上げる。

 

舌は亀頭を包み込むようにして絡みつき、そして喉奥まで使って一気に飲み込む。

 

「んっ……ぐぷ……っ♡じゅぞっ♡んふぅっ♡」

 

最高の栄養源である精液をもっと搾り取るため、淫魔は入念に口淫を施していく。

 

口腔内の粘膜全てを使ってペニスを刺激し絶頂へと導くのだ。

 

「うっ……出るっ!」

 

ドピュッ!ビュルルルーーッ!!勢いよく飛び出した精液が口内を満たしていく。

 

(ごくっ♡ごくんっ♡ごくんっ♡)

 

魅樺はそれを一滴残らず飲み干し、尿道に残った僅かな残滓まで吸い出す。

 

「ごきゅっ♡げふっ♡……はぁ……美味かったぁ♡♡運動したからかな……もっと旨く感じるぜ」

 

そう言って魅樺は唇の端に付いた白濁を舐め取った。

 

少年としては日々の食事がこの肉体を維持する為だ、魅樺の栄養管理をするのは自分の義務だと思っている。

 

しかし魂が抜けそうな程の快感と共に魅樺の食事風景を見ると、自分が彼女を支配しているような気分になって胸がすく。

 

「あ、あの……魅樺さん」

 

少年が遠慮がちに声をかけてきた。

 

「ん?どした?」

 

「……あの、その……」

 

少年は言いづらそうにしている。唾液でてらてらと輝く逸物が未だ衰えていない事を言っているのだろう。

 

「ほーん♡もう1セットしたいってか

 

?」

 

「う……うん」

 

少年は素直に頷いた、魅樺はニヤリと笑うと彼の耳元で囁く。

 

「いいぜ♡今度はコッチで搾り取ってやんよ」

 

そう言って彼女は少年の手を取るとシャツへと導いた。

 

「胸、でな……♡」

 

魅樺は少年の背中に手を回し抱き寄せると耳元で甘く囁く。少年は唾を飲み込むと音を立ててシャツのボタンに手を掛けた。

 

ぷちっ……ぱちっ……ぶるんっ! 魅樺の大きな乳房が露わになる、重力に引っ張られながらもその形を維持し続ける張りのあるそれがまろびでる。

 

その先端にある桃色の突起はすでに硬く勃起しており、彼女が発情していることを如実に物語っていた。

 

「んっ……ふっ♡」

 

魅樺は頬を赤らめながらも自ら乳房を持ち上げるようにして寄せて谷間を作ると、少年の前に差し出すようにして突き出す。

 

「ほら、汗で蒸れてるだろ? ……お前の好きなおっぱいだぞ♡好きにしてみ?」

 

少年は魅樺の乳房に亀頭を擦り付けた、汗で濡れた乳肌にカウパーが塗りたくられていく。

 

「うあっ……すごい……」

 

少年は魅樺の乳房に手を伸ばし鷲掴みにする、すると指の間から肉が溢れ出した。

 

柔らかいながらも張りのあるそれは手に吸い付いてくるような不思議な感触だった。

 

「あぁ……んふっ♡」

 

魅樺の口から甘い吐息が漏れる。少年はそのまま谷間に男根を挿乳した。

 

「うぁっ……あっ♡」

 

少年は思わず声を漏らす、魅樺の大きな乳房が少年のモノを全て覆い隠していたからだ。

 

「へへっ……♡どうよ♡私のパイズリ♡」

 

魅樺は得意げに笑うと両手で胸を寄せ上げるようにして上下させ始める。

 

淫魔の柔肌は人間のものとは比べ物にならない程滑らかで柔らかく、そして吸い付くような肌触りだ。

 

同時に汗ばんだ肌が絡みついてくるようで非常に気持ちがいい。その快感たるや筆舌に尽くし難いものであった。

 

「くぅ……っ!」

 

少年は堪らず声を漏らした。淫魔の乳交が激しさを増すにつれて快感も倍増していく。

 

「おらっ♡とっととぶち撒けろっ♡よわよわチンポ汁全部搾り取ってやっからさぁ♡♡」

 

魅樺は乳房を左右別々に動かし始め、さらには舌を伸ばして亀頭を舐め回すようにしてくる。少年のモノは完全に魅了されてしまっていた。

 

「んふっ♡じゅるっ♡」

 

魅樺は淫らな水音を立てて先端にしゃぶり付くと、そのまま思い切り吸い上げた。同時に両手の動きも早めていく。

 

そしてついに限界を迎えた少年の身体が大きく跳ねた瞬間──熱い液体が噴水のように噴き出した。

 

ビュルルルッ!!びゅっ!びゅるっ!びゅくっ!

 

「あはっ♡出たぁ……♡♡」

 

魅樺は嬉しそうな声を上げると乳房を開き、中に溜まった白濁を見せつけてくる。

 

それはゼリーのように固まり入りきらなかったものが隙間から零れ落ちていた。

 

「あぁ……♡勿体ねぇ……♡」

 

魅樺はそれを指ですくうと口に含む。

 

「んっ♡ごきゅっ♡ごくっ♡」

 

魅樺は喉を鳴らしながら嚥下していき、やがて全てを飲み込むと妖艶な微笑みを浮かべた。

 

「……ぷはっ♡美味かったぜ♡」

 

彼女は舌を出して笑った。

 

魅樺がテニスの部活に参加するようになったおかげで、少年は毎日テニス部に顔を出している。

 

圭子の、もといテニス部の活動を手伝うためという口実だが、実際は魅樺がテニスをするところを見るためだ。

 

「はー♡いい汗かいたぁ♡」

 

魅樺は大きく伸びをして言った。その身体は汗でびっしょりと濡れており、シャツが張りついて透けてしまっている。

 

少年はごくりと生唾を飲み込んだ、彼女の肉体のいやらしさはユニフォームによって更に際立っている。

 

「お?なんだぁ♡そんなにジロジロ見て、アタシに見惚れてんのか?」

 

魅樺はからかうように言った。

 

少年は顔を真っ赤にして俯いたが、図星であった。淫魔の乳房は男にとって麻薬のようなものなのだ、一度その味を知ったら忘れることなどできないだろう。

 

「……今度の大会、ダブルスで圭子ちゃんと出るんだって?」

 

苦し紛れに話題を変える。

 

「ん?ああ、淫魔が大会で出れる枠もそれだけだし、コーチも圭子とやるのが1番いいって言うからよ」

 

魅樺は事もなげに言う。実際問題、圭子とのコンビネーションは抜群だ。

 

サーブであれば魅樺の音速球を取れる人間はまずいない。

 

であればそれ以外で相手も点を取りに行くのが定石だが、圭子は相手のプレイにも柔軟に対応可能だ。

 

圭子が前衛で相手を引き付けている間に後ろから魅樺がスマッシュを叩き込み、それを皮切りに攻め立てるスタイルは実にシンプルかつ強力であった。

 

「へへ、スポーツなんてガラじゃねぇけど圭子となら悪くねぇわ」

 

魅樺はそう言って笑い、少年の頭をわしゃわしゃ撫でる。

 

「それにタダで美味い精が喰えるしな」

 

魅樺はペロリと舌なめずりをする。淫魔の本性を隠そうともしない彼女に、少年は思わず背筋を震わせたのだった。

 

──そして大会の熱気は最高潮に達し、いよいよ準決勝。

 

「魅樺!気合い入れて!」

 

圭子はコートに駆け込みながら叫ぶ。

 

「おうよ!任せとけっての!」

 

魅樺はそう返すが、その表情には緊張の色が見える。

 

(やべぇ……緊張してきやがった)

 

ダブルスの相手にも淫魔が居た。

 

急拵えのペアらしかったが、対戦相手はこちらに劣らない実力者だ。

 

──ドクン……

 

心臓が跳ねる感覚と共に全身が熱くなる、筋肉に血液と精が流れ込み力が漲ってくるのが分かった。

 

淫魔としての血が滾っているのだ。

 

「へへ……いいぜ、やってやる!」

 

魅樺はニヤリと牙を剥く。

 

電磁波カバーの下の角から火花が出そうなくらい、脳細胞が活性化している。

 

観客席から歓声があがる。

 

「魅樺、集中して」

 

圭子が声援を送る。

 

「へいへい、わかってんよ!」

 

そう言って魅樺はボールを天高く放り投げた。

 

太陽と重なりそうな程の高高度、そこから落下するボール。

 

それが視線の直上に来た時、魅樺は全身のバネを使って思い切りラケットを振り抜いた。

 

今までの直球の音速サーブではない、スピンと重力が織りなす精緻な一撃だ。

 

スパーン!という小気味良い音と共にボールが円弧を描くように飛んでいく。

 

淫魔の対戦相手も桁違いの反射神経でそれがスライスサーブだと気づいたのだろう。

 

しかし、その反応が一瞬遅れてしまう。

 

ボールは相手のラケットに掠りもせずに真横に飛んで行った。

 

「ゲームセット!ウォンバイ魅樺・圭子ペア!」

 

審判の声が響く。同時に、観客席から割れんばかりの歓声が上がったのだった。

 

「魅樺!」

 

圭子が駆け寄ってくる。

 

「おつかれー」

 

魅樺は手を振りながら応えた。圭子は呆れたような顔をしながらも嬉しそうな顔をしている。

 

「すごいよ、あんなサーブ打てるなんて!」

 

圭子が興奮気味に捲し立てるので、思わず苦笑してしまった。

 

そう、パートナーの圭子にも秘密にしていた隠し球をここぞとばかり披露してやったのだ。

 

淫魔の身体能力をフルに活かし、全身のバネと重力が織りなすスライスサーブの角度は、まるでコートの真隣にいる圭子にまで飛んでいくようだった。

 

「ま……まぁな」

 

魅樺はそう言って頭を掻いた。まさかここまで綺麗に決まるとは思っていなかったのだ。

 

「ね!次もこの調子で行こう!」

 

そう言って圭子は拳を出す。

 

「その前にセンパイがたが試合に勝たねーと

 

な」

 

魅樺はそう言って拳をこつんとぶつけると、観客席に座る小さな影へと視線を移した。

 

(欲しいだろ……♡)

 

シャツの襟元から覗く鎖骨の下、その乳房からは甘い匂いのする汁が滲み出している。

 

少年の目にもそれは明らかで、彼はごくりと生唾を飲んだ。

 

──補給の合図だ。

 

そそくさと席を立つと、魅樺の待つコートの裏へと駆け寄る。

 

「おせーよ」

 

魅樺はそう言ってニヤリと笑うと、シャツを捲り上げた。

 

ぷるっ♡とたわわな乳房が顔を覗かせる。少年は思わず手を伸ばしそうになったが寸前で思い留まった。

 

「そ、その前に……おめでとう」

 

少年はぎこちない笑みを作りながら言う。魅樺は怪訝そうに眉をひそめたが、すぐに思い出したように笑った。

 

「ハハ!そういえばそーだったな♡夢中すぎて忘れてたわ」

 

そう言って魅樺は舌をべぇーっと突き出すと、いやらしく舐め回して見せる。その仕草に胸がどきりと高鳴った。

 

「ほら♡遠慮せずに吸えよ♡」

 

魅樺はそう言って少年の後頭部に手を添えると、自ら乳房を押し付けるように抱きしめてきた。柔らかい感触と共に汗の匂いが鼻腔を満たす。

 

「んっ♡ちゅぱ……れろっ♡」

 

魅樺は少年の口へ自分の乳首を含ませると、まるで赤子に乳を与えるかのように優しく吸い付かせた。

 

「汗くせーだろ?アタシのおっぱい♡」

 

魅樺はどこか得意げな笑みを浮かべている。少年は黙って乳輪ごと口に含むと舌全体で舐め回した。

 

「あはっ♡がっつきすぎだろ♡」

 

魅樺は笑いながらも少年の頭を優しく撫でる。少年は夢中になって乳首をしゃぶり続けた。

 

「あー……落ち着く……♡試合すっと神経が逆立って仕方ねーからな……♡」

 

魅樺は少年を抱き寄せると、ちゅぽんっと乳首から口を離させる。唾液で濡れたそれはテラテラと妖しく光っていた。

 

「はぁ……もうちょい吸わせてやろーかと思ったけど無理だわ♡これ以上吸ったら勃起止まんなくなるだろ?♡抜いてやんよ♡」

 

魅樺はそう言って少年のズボンへと手をかけると、慣れた手つきでベルトを外しファスナーを下げていく。

 

「あはっ♡もうビンビンじゃねーか♡」

 

魅樺は嬉しそうに言うと、下着の中に手を突っ込んできた。そしてそのまま握り込むと上下に動かし始める。

 

「あっ……くっ……うぁ……」

 

少年は情けない声を上げてしまう。淫魔の愛撫は人間のそれとは違う、まるで搾乳でもされているかのように精が吸い出されていくのだ。

 

「ほらほら♡出しちまえって♡」

 

魅樺は耳元で囁きながら更に手の動きを早めていく。

 

ぐちゅりっ♡ぐちゃりっ♡ 湿った音が周囲に響き渡り、その淫猥さにますます興奮を煽られた。

 

「うっ……!!」

 

少年は身体を大きく仰け反らせながら射精した。勢い良く飛び出した白濁が魅樺の手だけでなく腹や顔にまで飛び散る。

 

「うおっ!いっぱい出たなあ♡手ぇどろどろじゃんか♡」

 

魅樺は手に付いた精液をぺろりと舐めると、そのまま口に含んで飲み込んだ。

 

「うえっ♡喉に絡みつくな……この味♡」

 

魅樺は顔を顰めながらもどこか嬉しそうだった。

 

でも、まだ足りない。

 

もっと欲しい。

 

彼を貪りたい、そんな欲望が湧き上がってくるのだ。

 

「おい♡」

 

だからだろうか、短いスコートからスパッツを丸出しにして突き出してしまったのは。

 

むわぁぁ……♡と蒸れたメスの匂いが充満する、それは少年を興奮させるには充分だった。

 

魅樺はそんな少年の様子を見てにやりと笑うと、ゆっくりとしゃがみこむ。

 

「ほら♡舐めろ♡淫魔のまんこだぞ♡」

 

そう言って魅樺は少年の目の前に自身の秘所を見せつけるように足を開いた。そこは既に濡れそぼっており、ひくついていた。

 

(すごい……)

 

少年はゴクリと生唾を飲む。そして誘われるまま顔を近付けた。

 

むわぁ……♡♡♡とスパッツ越しでもわかるくらいメスの臭いが立ち込める。

 

その匂いだけで頭がくらくらした。

 

「あはっ♡鼻息当たってんぞ♡」

 

そう言って魅樺は少年の頭を掴むと、強引に引き寄せた。

 

そしてそのまま自分の秘所へ押し当てる。

 

「んぶっ!?」

 

少年は驚き声を上げた。

 

生まれてはじめて味わう、淫魔の蜜壷の感触。それは少年の想像を絶するものだった。

 

柔らかくぬるりとした感触が顔全体に広がると同時に強烈なフェロモンが鼻腔から入り込み脳味噌を貫くような衝撃に襲われる。

 

「あは♡いー匂いだろ?♡」

 

魅樺はそう言いながら腰を動かし始めた。

 

ぐちょ♡ぐちょ♡ スパッツ越しに秘部を擦りつけられる。その度に甘い液体が溢れ出し、少年の顔を汚していった。

 

「ほら♡もっと舌動かせよ♡」

 

魅樺はそう言って少年の頭を押さえつける。その力はあまりに強すぎて抵抗できなかった。

 

(あ……ああ……)

 

少年は為す術もない。

 

今まで味わってきたどんなものよりも強烈だった。

 

「んぶっ♡おごっ♡」

 

(あたま……おかし……く♡)

 

脳味噌が沸騰するような感覚に襲われる。視界がチカチカと点滅し、舌先から伝わる甘い味が味覚を通して全身を支配していく。

 

とてもじゃないが正気ではいられない。少年は無意識のうちに魅樺の股間へと顔を埋めてしまっていた。

 

「お、おいおい……なにやってんだよ」

 

魅樺はそう言うと少年の頭を引き剥がそうとするが、生物としての性本能に囚われたオスの底力と言うべきか、軽くいなすには不可能な力が込められている。

 

(なんだ……これ)

 

少年は魅樺のスパッツ越しに秘部を味わいながら、ぼんやりとした頭で考えた。

 

(すごく……美味しい)

 

淫魔の蜜壷から溢れるそれは、今まで味わったどんな飲み物よりも甘美な味がする。

 

直接じかに味わいたいと思うのが雄の本能。

 

「あはっ♡マジかよお前♡」

 

魅樺は呆れたような声を上げつつもどこか嬉しそうだった。

 

であるからには、長い爪がスパッツを裂いたのは当然の結果と言えるだろう。

 

ぷちっ♡と軽い音を立てて布地が千切れる。

 

瞬間、剥き出しになったそれは少年の視界に飛び込んできた。

 

「わ……」

 

少年は思わず感嘆の声を上げる。

 

それはまさしく淫魔の性器、いや女性器そのものだった。

 

ビラビラとした肉襞が幾重にも重なり合い、ひくついている様はまるで別の生き物のようだ。

 

ピンクの陰唇がわなつき、尿道口から膣口まで愛液で濡れて光っていた。

 

包皮から剥き出た陰核はキャンディのように艶めき、膣口は物欲しげにひくついている。

 

「はぁ……んっ♡見すぎだっつーの♡」

 

魅樺はそう言って少年の顔から腰を持ち上げた。

 

むわぁっ♡♡♡と蒸れたメスの匂いが立ち込める。その匂いだけで頭がクラリとする程だった。

 

皺の寄ったアヌスまでひくついており、少年の理性をぐずぐずに溶かし尽くす。

 

「ま、でもいーぜ♡お前がそんなにアタシのまんこ舐めてぇなら好きにさせてやるよ♡」

 

魅樺はそう言って笑うと尻尾を揺らして見せた。

 

「あ……」

 

少年の喉が鳴った。アソコから溢れる液が欲しい。

 

彼女に奉仕したい、その一心で少年は魅樺の腰を掴み直すと舌を伸ばした。

 

「あんっ♡」

 

敏感な部分を舐められて魅樺は甘い声を漏らす。

 

少年の舌は淫魔の蜜壺を味わうように丹念に舐め始めた。

 

にゅるっ♡ねちょ♡ぬぷぷっ♡♡

 

(あっ♡あまい♡おいしいっ♡♡)

 

少年は夢中になって魅樺の秘所を舐め回す。

 

淫魔の体液は媚薬のような効果があるのか、舐める度に全身の血が沸き立ち気分が良くなっていくのを感じた。

 

もっと飲みたい……その一心でひたすら愛撫を続ける。

 

「きゃうんっ♡」

 

そんな時だった。突然甲高い声が出る。

 

陰核に軽く唇が触れた瞬間、魅樺の身体がビクンと跳ね上がったのだ。

 

「……ッ!な……なにすんだお前……♡」

 

魅樺は頬を紅潮させつつ抗議の声を上げたが、その瞳にはどこか期待の色が滲んでいるように見えた。

 

少年は魅樺の陰核を優しく舐め上げる。

 

「はぁぁんっ♡」

 

ビクビクッ♡と魅樺の身体が震えた。

 

(ここ……いいのかな……?)

 

少年は舌に力を入れて陰核を押し潰すように愛撫する。

 

「ひゃうううっ♡♡♡」

 

再び高い声が上がった。今度は先ほどよりも強く反応しているようだ。

 

(やっぱり気持ちいいんだ……!)

 

その反応を見て確信すると同時に、少年の嗜虐心に火が付いた。

 

もっと気持ち良くさせたいという気持ちが高まり、少年は陰核を舐める速度を上げる。

 

「あっ♡やべっ♡♡それヤバいって♡♡」

 

魅樺は甘い声で鳴きながら身悶えた。

 

自慰行為とは次元が違う、前戯は魅樺にとって初めての経験だったのだ。

 

「やっ♡バカっ♡♡止まれって♡」

 

魅樺の言葉を無視して少年は執拗に陰核を責め続ける、まるで飴玉を舐め転がすように何度も何度も舌で転がし続けた。

 

その度に彼女の口から嬌声が上がる、それが嬉しくて堪らない。

 

(もっと……!)

 

指で優しく陰核を摘み上げ、二本の指で擦り合わせるように刺激を与えると魅樺の身体が大きく跳ね上がった。

 

「やぁっ♡♡それっ♡だめぇ♡♡♡」

 

彼女の口から漏れる声は完全に蕩けきっている。今まで一方的に精を搾り取ったり、乳房を吸わせてやるのとは訳が違う、雄に奉仕される快楽。

 

それは淫魔にとって未知であり恐怖でもあった。

 

しかし同時にその恐怖心すらも快感へとすり替えられていく。

 

「やっ♡ひっ♡あひぃいっ♡♡♡」

 

(あっ♡だめっ♡♡イクッ♡♡♡イッちゃう♡♡♡♡♡)

 

絶頂へと押し上げられていくのを感じる。

 

自分は捕食者であるはずなのに、雄にイカされる雌の快感に魅樺は恐怖を覚えつつも抗えなかった。

 

「イクッ♡♡♡イ゛っ♡♡♡♡♡」

 

全身に電流が流れるような快感が走る。背中が大きく仰け反った瞬間、膣穴から潮を吹き出してしまった。

 

「ぐぅぅぅううっ♡♡♡♡♡♡」

 

ビクビクッ♡と身体が痙攣し、頭が白んで何も考えられない。

 

「はーっ……♡はーっ……♡」

 

少年もいきなり浴びせられた熱い飛沫にはっと我に返った。

 

「あ……あの……」

 

魅樺は肩で息をしながら少年を睨んでいる、その瞳には涙が滲んでいた。

 

(まずい!怒らせちゃったかな……?)

 

少年は不安そうな表情を浮かべる。

 

しかし、そのまま立ち去るだけで何も言ってこない。

 

「あっこんなとこに!こんなトコにいた!」

 

しばらく沈黙が続いた後、突然女性の声が聞こえた。

 

圭子が駆け寄ってくる。

 

(マズイ!)

 

ハンディタオルで顔をごしごしと擦ると少年は立ち上がった。

 

「魅樺に……どうして二人でいるの、探したんだから」

 

圭子はそう言って魅樺に立ち塞がる。

 

「……別に、なんでもねぇよ」

 

魅樺は素っ気なく答えた。

 

「でも……なんか顔赤いよ?熱でもあるの?」

 

圭子が心配そうに言うと、魅樺は慌てて首を振る。

 

「……ちょっと熱が入っちまっただけだっての、お前のカレシに飲みもん買って来させようとしたら溢しやがって」

 

魅樺は咄嗟に取り繕った。本当の事を言う訳にはいかない。

 

圭子は少年をじっと見つめた。

 

「うわ、ホント。ベタベタじゃん、ジュース?もったいな」

 

圭子は少年の手を引くと、ウェットティッシュで顔を拭いていく。

 

「シングルの試合、先輩勝ったから決勝進出だって言おうとしてたんだけど……魅樺大丈夫?挨拶だけだから休んでても良いけど」

 

圭子が心配そうに顔を覗き込んだ。魅樺は顔を逸らす。

 

「大丈夫だっつーの、ちょっと火照っただけだし……」

 

そう言って魅樺は自分の頬に手を当てた、まだ熱を持っているのがわかる。

 

(なんなんだよ今の……!)

 

「行こうぜ、勝ったんだからツラ見せねーとな」

 

魅樺はそう言って歩き出した。圭子は慌てて後を追う。

 

──試合のおかげで幸いにも詮索されずに済んだ。

 

それでも、少年の顔面が淫魔の愛液に塗られたという事実は消しようがない。

 

心臓がとめどなく早鐘を打つ。

 

(あともう少し、あともう少しでぼくは……)

 

男根が高鳴って仕方ない、交尾寸前で

 

お預けをくらったどかしさ。

 

淫魔の蜜壺に自分の一物を突き刺して精液を流し込みたい、その一心。

 

悔しみすら覚えてしまうが、しかし。

 

(そんなのは……ダメだ)

 

少年は自分に言い聞かせる。

 

淫魔と交わる事は、人間にとって破滅を意味する。

 

魅樺が少年に好意を寄せているのは確かだろう、だがそれは決して恋愛のそれではない。

 

逆もまた然りなのだ。

 

これ以上は深入りしてはいけない、それは重々承知している。

 

だが……それでも。

 

少年は去っていく魅樺の背中を見る。

 

その太ももに一筋のねばつく粘液が垂れていくのを、固唾を飲んで見送ることしか出来なかった。

 

 

来週の決勝戦を控えての魅樺は、まるで精細を欠いていた。

 

全身には倦怠感、集中力の欠如。

 

サーブは悉くネットに吸われてしまう。

 

「魅樺……大丈夫?」

 

圭子が心配そうに声をかける。

 

「……うっせぇな、平気だよ」

 

魅樺は素っ気なく答えるが、明らかに無理をしているのは明白だった。

 

下腹部の違和感はまだ残っているし、何より少年の顔をまともに見ることが出来ない。

 

あの試合の後からずっとこうなのだ。

 

気を紛らわそうにも、少年の姿を見るとあの光景が脳裏に蘇り、身体中の血が沸き立つ感覚に襲われた。

 

今まで無敵とも思えた自分の力。

 

それがあの少年には全く通用しなかった、それどころか翻弄されイカされたのだ。

 

淫魔にとっての最大の屈辱であり、そして……。

 

「魅樺?」

 

圭子が声をかけるが魅樺は答えない。

 

(くそ……なんなんだよ)

 

魅樺は舌打ちをした。この苛立ちをテニスにぶつけねば試合に差し障る。

 

「わりぃ、ちょっとトイレ行ってくるわ」

 

魅樺はそう言うとコートから出て行った。

 

(くそ……なんなんだよこれ)

 

魅樺は下腹部の疼きを堪えながらトイレに入る。

 

個室に入ると鍵を閉めた。そしてスパッツの中に手を入れる。

 

(熱い……なんだこれ……)

 

そこはもうぐっしょりと濡れていた。ショーツから染み出した蜜が太ももを伝っているのがわかる。

 

「んっ……♡」

 

指先にぬめりとした感触を感じた瞬間、魅樺は甘い吐息を漏らしてしまった。

 

(やば……声出ちまうっての)

 

慌てて口をつぐんで周りを確認する。耳を立てても誰もいないようだ。

 

「んっ……♡」

 

指先に愛液を絡めると、陰核に触れた。その瞬間腰が砕けそうになる程の快感が走る。

 

(うぉ……なんだよこれ)

 

今まで感じた事の無い強烈な刺激だった。魅樺は夢中になって指を上下させる、するとすぐに絶頂が近づいてきたが、徐々に波が引いていき、次第に強い物足りなさだけが残る。

 

(クソ……全然イケねぇ……)

 

魅樺は苛立ち紛れにトイレットペーパーを巻き取ると乱暴に拭き取った。

 

「あー……もう」

 

魅樺は大きく溜息を吐くと、再びコートに戻った。

 

 

(あの子……大丈夫かな)

 

圭子は心配していた、魅樺の様子が明らかにおかしい。

 

サーブはネットにかかりまくり、ボレーも全くと言っていいほど決まらない。それどころかラケットを地面に叩きつけて怒り出す始末だ。

 

「おい!もう一本!!」

 

魅樺が怒鳴るが覇気もへったくれもない。

 

圭子からしても大した選手には見えなかった。

 

今までの魅樺は圧倒的な強さで他校をなぎ倒している、あれでは一方的な虐殺だ。

 

(明らかに変……)

 

圭子は眉をひそめる。

 

ダブルスでは逆に自分が狙われる傾向を活かして足跡のコンビでも勝利できたが、これでは……。

 

飛んできたサーブにもワンテンポ遅れてラケットを振る魅樺。やはり返すことも出来ず、ボールは何処かへと飛んで行った。

 

「もう一球ッ!」

 

魅樺が叫ぶ、周囲の生徒もその様子を見てひそひそと話しているようだ。

 

(あれじゃもうダメそうね……)

 

(淫魔にスポーツさせるのが間違いなのよ)

 

そんな事を言われてるのが聞こえてくる。

 

(魅樺……しっかりしてよ……)

 

圭子は堪らずそう願わずにはいられなかった。

 

「はぁ~あ、もぉやめやめ」

 

数10分後、ついに魅樺が根を上げた。ラケットを肩に担いでコートを出て行こうとしてしまう。

 

どうやっても集中出来そうにない。圭子としても魅樺の気持ちは痛いほどわかったが、しかしこのまま放置する訳にもいかない。

 

「ちょっと!まだ練習時間残ってるよ」

 

そう言って圭子は魅樺の手を引いた。

 

「うっせえな、もーいいんだよ」

 

魅樺は素っ気なく言う。

 

「えっ?」

 

圭子は一瞬何を言われたのか分からなかった。

 

「だから、もういいって」

 

魅樺はもう一度言う。

 

「な……なんで?」

 

圭子は動揺を隠しきれず聞き返した。

 

「淫魔がスポーツやらねえ原因がよーやくアタシにもわかったわ。こんなならやんなけゃ良かったぜ」

 

魅樺は自嘲気味に言った。

 

「なぁ圭子、人間ってアタシのことどう思う?」

 

唐突にそんな事を聞いてくる。圭子は面食らったが素直に答えた。

 

「凄いと思うけど……」

 

その答えに、魅樺は鼻で笑った。

 

「はっ……淫魔のアタシにとっちゃ、人間なんてみぃんな一緒だぜ。取るに足らない生き物だ」

 

魅樺は淡々と言う、圭子の方は理解が追いつかない。

 

「そう……なの?だって、わたしは……」

 

圭子はたどたどしく言葉を紡いだ。

 

確かに淫魔と人間の圧倒的な違いはあるだろうが、それが『取るに足らない』事に繋がるとは到底思えない。

 

「そっ、淫魔と人間は違う生き物だ。圭子は良いヤツだよ、アタシにメシまで譲ってくれてよ。ホントバカみてーにお人好しだな」

 

唐突に、理解に苦しむような事を言われて圭子は困惑する。

 

「は?何言ってんの?」

 

圭子が言うと魅樺はおかしそうに笑った。

 

「お前には感謝してんだぜ?あんな美味いもん食わせてくれたんだからよ」

 

「え?どういう……意味……」

 

圭子が聞き返そうとしたが魅樺は肩を押し退けて、ずかずかと歩いていく。

 

「そのまんまの意味でいんだよ、もうアタシはテニスなんてやらねーから」

 

そう言って魅樺はコートを後にしようとする。圭子は慌てて後を追った。

 

「ちょっと!そんな勝手なこと……!」

 

「うっせえな、淫魔は気まぐれなんだ。人間なんかに付き合ってらんねーっての」

 

魅樺は冷たく言い放つ、その口調には有無を言わせないものがあった。

 

「待って!そんな……」

 

圭子が追いすがるが、魅樺は聞く耳を持たない。そのまま何処へと去ってしまった。

 

「魅樺……」

 

釈然としない気持ちを抱えながら、圭子は一人立ち尽くす。

 

頭の中に渦巻く疑問、そして……

 

『お前には感謝してんだぜ?あんな美味いもん食わせてくれたんだからよ』

 

魅樺が残したあの言葉。

 

(なんで……あんな事)

 

淫魔にとっての美味、それは人間の生命エネルギーに他ならない。

 

圭子だってそれを知らないわけがない。

 

(いや……まさか……そんな……でも)

 

イヤな想像が頭をよぎる、それが真実だとしたら……。

 

「あ……」

 

ふと顔を上げると、一人の男子生徒が見えた。

 

──練習の様子を隠れて見ていたのか、それは他でもない自分の恋人である。

 

なにか、違和感がある。

 

圭子は彼に違和感を感じた。何かを隠してるような、そんな複雑な感情のこもった様子だ。

 

此方に目も向けず、魅樺に駆け寄ると何か話している。

 

がなり立てる魅樺の声がしたがなにを話しているのかは聞き取れない。

 

だが、穏やかな語らいでないことだけは確かだった。

 

そして言い合いの応酬の末、魅樺は少年の腕を引っ張って何処かへと連れ去って行く。

 

圭子は直感的に察した、魅樺が何をしたのか。

 

そして……自分が今どんな状況に立たされているのか。

 

自分の頭の中で、何かが崩れていくような音が聞こえた気がした。

 

 

少年と圭子の関係は、既に破綻していたのかもしれない。

 

幼馴染みと言う泥濘に嵌まりこんで、お互いの事を知り尽くしていたからこそ。

 

まだ学生だから、まだ子供だから、そんな曖昧な理由付けで自分たちの関係を誤魔化していた。

 

部活に専念したかったのも、勉強を疎かにしたくなかったのも本当。

 

しかし、それは全て建前に過ぎないのだ。

 

本当は……圭子は少年との関係を終わらせたくなかっただけなのだ。

 

恋人と言う立ち位置にしがみ付いていただけ。

 

圭子はその事を自覚していた、しかし……それを認める事は出来なかった。

 

これ以上に踏み込む恐ろしさ、それを理解していたから。

 

だから、ずっと見て見ぬふりをしていた。

 

求められる前に遠ざけ、逃げ道を用意して。

 

それが何を招いてしまったのか、圭子は、その答えに辿り着いてしまった。

 

ダメだ、これ以上は……。

 

圭子はそう直感した。追ってしまっては、自分の中の何かが壊れてしまう。

 

だが……圭子は魅樺が心配だった。

 

はじめて出来た淫魔の友達。

 

圭子が淫魔と言う存在を恐がらなくなったのは魅樺のおかげだ。

 

淫魔は恐ろしい存在なのかもしれない、けれど魅樺は違う。

 

圭子の友達になってくれたのだ。そのお礼がしたいとずっと思っていた。

 

(ごめ……んね……)

 

心の中で呟くも、そのすぐ下から湧き上がるのは激しい疑念と怒り、そして……圭子は駆けだした。

 

魅樺たちが消えて行った方向へと。

 

(どこ行ったの……二人とも)

 

そういえば、ここ数ヶ月、圭子には違和感があった。

 

少年と魅樺がちょうど一緒にいない時間、それは……

 

「あ……」

 

圭子はふと足を止める。

 

そこは多目的トイレ、もとい淫魔の角を模したピクトグラムが描かれてる通称サキュバスルーム。

 

淫魔が人間と簡易的に交わって精を得るための部屋。

 

圭子はその扉に耳を押し当てる、すると……。

 

『ねぇっ魅樺さん……なんでぼくを避けるの?なんでぼくを拒むの?』

 

切羽詰まった少年の声。圭子は唾を飲み込む、聞き耳を立てると衣擦れの音と共に魅樺の声が返ってきた。

 

『うるせえな……別に意味なんてねぇよ』

 

『嘘だ!だって最近ずっと……』

 

『あーもう!しつけえんだよっ!アタシはもうテニスを辞めたんだ!お前との約束ももうどうでもいいんだよ!』

 

『……ッ!そんな……』

 

『だからもうお前のチンポもいらねぇ……消えろ』

 

『で……でも……』

 

『消えろっつってんのが聞こえねーのか!ぶっ殺すぞ!』

 

圭子は愕然とした。二人の言い合い、その要点は要約すれば一つだけだった。

 

(嘘だ……魅樺)

 

圭子は心の中で呟く。しかし、もうそうとしか考えられないのだ。

 

圭子は目の前が真っ暗になる思いだった。

 

震える手でドアノブを握ると、ゆっくりと回していく。

 

(鍵が……かかってない……!?)

 

圭子は扉を開いて中を覗き込む。すると……。

 

「い、イヤだ……やめて」

 

弱々しい少年の声が聞こえてきた。圭子ははっとして目をやる、するとそこには……。

 

「いい加減にしろッ!」

 

魅樺はそう叫んで少年を突き飛ばした、そして大股でその身体の上に跨る。

 

「なんなんだよお前!ウザいんだよ!」

 

「んぐっ……」

 

魅樺が少年の顔を鷲掴みにする。

 

「アタシがお前なんかのチンポ如きで満足できると本気で思ってんのか?あ?」

 

魅樺が少年の首を絞め上げる。少年は苦しそうなうめき声を上げる。

 

「うっ……ぐるじ……い」

 

「ったく、女みてーな声出しやがってよ!気持ち悪りぃんだよ!お前みたいなヤツが視界の中にいるだけで下っ腹がムカムカすんだ!」

 

魅樺は吐き捨てるように言う。

 

「浮気ヤローの癖して、その粗末なチンポでアタシを自分のモンだとでも思ってたのか?あ?」

 

魅樺が少年の腹を蹴り上げた。少年は身体を丸めて咳き込む、その姿を見て魅樺がせせら笑った。

 

「ほら見ろ!お前みたいなクソザコに女なんて抱ける訳ねーんだよ!」

 

そう言って魅樺は唾棄するように叫ぶと、少年に馬乗りになった。

 

「はぁ……はあ……♡」

 

魅樺の息が荒くなる。彼女は熱に浮かされたような表情で下腹を撫でさする。

 

「あはぁ……ダメだ……♡もう我慢できねぇ♡」

 

魅樺はそう叫ぶと、少年の服に手をかけた。そのまま強引に脱がせようとする。

 

「ま、待って!なにするの!?」

 

少年は狼狽した声を上げるが、魅樺はそれを無視して行為を続行した。そして少年は一糸纏わぬ姿となる。

 

「あはぁ……♡弱っちい♡弱っちい♡よわーい♡」

 

魅樺はうっとりとした顔で少年の裸体を見つめる。その目は淫らに蕩けきっていた。

 

「あ……ああ……」

 

少年は言葉にならない声を上げる。魅樺は舌舐めずりをすると、シャツを捲って乳房を露出させた。

 

「あ♡んっ♡」

 

そしてそのまま自らの手で揉みしだき始める、その刺激で魅樺は艶めかしい声を上げた。

 

少年は魅樺の痴態に釘付けになる。

 

圭子もすぐ側で繰り広げられる痴態に、思考回路が固まってしまっていた。

 

魅樺は少年の腹の上に馬乗りになる、そして自分の胸を垂らして顔に近づけた。

 

「ほら♡舐めろ♡お前の大好きなおっぱいだ♡」

 

そう言って少年の顔を乳房に押し付ける、少年は魅樺の豊満なバストを直視して生唾を飲み込んだ。

 

(なに……やってるのよ!)

 

圭子は心の中で叫ぶが、しかし身体は金縛りにあったかのように動かない。

 

淫魔の肉体が人間とは比較にならない事などここ1ヶ月でイヤと言うほど再認識させられた圭子だ。

 

あり得ない程細く長い手足からは想像もできない程の力、 野山を駆け回る獣を思わせる身軽さで飛びかかられてしまえばもう成す術などないだろう。

 

胸なんてブラがなくても形崩れの心配などなく、その大きさと張りは人間離れしている。

 

括れから尻まで、なんの努力も無しにそのラインを維持できる淫魔の肉体は、まさに芸術だ。

 

そんな魅惑のバストが視界いっぱいに広がっていて、それを自由に出来るというなら男なら誰もが飛びついてしまうだろう。

 

「ほら♡早くしろ♡」

 

魅樺が少年の頭を押さえ付ける。少年は魅樺の胸に押し潰され悲鳴も上げることが出来ない。

 

「むーーーッ!?むーーッ!」

 

「あはぁ……♡」

 

魅樺が艶めかしい吐息を漏らす。

 

「はあっ♡やべえ♡この感触……たまらねっ♡」

 

魅樺の乳首から白い液体が流れ出る。それは少年の口の中に入り込み喉へと流し込まれた。

 

(え……母乳……!?)

 

圭子は驚愕する。淫魔やそれこそ乳魔なら妊娠せずとも母乳を出すことは知っていたが、それでもこの光景は信じ難かった。

 

「ヘンなんだよぉ♡最近ずっとぉ……♡胸が張って乳まで出やがる♡」

 

魅樺はうっとりとした顔で言う。少年の口に母乳を流し込み続けた。

 

「これっ♡すんげぇ♡イキそう♡」

 

魅樺は一際強く少年の頭を押さえ込むと、ビクンっと身体を痙攣させた。

 

軽く絶頂しているのが目に見えて分かる。

 

「あはぁぁ……♡」

 

魅樺は甘い吐息を漏らすと、ようやく少年から身体を離した。少年の口端から母乳がこぼれ落ちる。

 

その光景を見て圭子は背筋が凍るような思いだった。

 

(あんなコトを……隠れて……)

 

圭子は力なくへたり込む。ショックだった、魅樺がこんな……裏切りだ。

 

彼の恋人である自分への裏切り、そんな生々しい行為。

 

「おい♡」

 

魅樺が冷たい声で言う。少年はビクッと身体を震わせた。

 

「な……なに?」

 

「なにじゃねぇだろ?謝れよ」

 

「ご……ごめんなさい」

 

少年は素直に謝った。

 

「ちげえよタコ。アタシが今、何に怒ってるかわかってんのか?」

 

魅樺は少年を睨みつける。少年は怯えたように身を縮こまらせた。

 

「わ……わからない……よ。そんなの……だって……」

 

そう言う少年はぷるぷる震えていて、今にも泣き出しそうだ。

 

「ちっ」

 

魅樺が舌打ちをする。その口元は歪んでいた。

 

「アタシのせいで浮気チンポおっ勃てといて……その態度はなんだっつってんだよ」

 

魅樺が少年の胸ぐらを掴んで持ち上げた。

 

「あぐっ!」

 

少年は苦しそうに呻く。

 

「……お前、アタシに何した?」

 

魅樺は冷たい口調で言う。

 

「え……?」

 

「お前のせいでアタシがどれだけ苦しんだと思ってんだ!♡子宮がイライラして♡お前を見るとムラム……ムラ……♡」

 

魅樺は熱っぽい吐息を漏らす。

 

「せっかくテニスだってお前の言う通りやってやったらよお、スカッとしたのに♡……いきなりおかしくなっちまった」

 

魅樺は怒りに任せて少年を揺さぶる。少年は苦しそうにもがいたが、魅樺の力には敵わない。

 

「お……お前のせいだ、全部お前のせいなんなんだっ♡」

 

魅樺は怒鳴った。

 

怒りと体内に渦巻く欲求のせいで自分でも何を言っているのか理解できないようだ。

 

「ご……ごめんなさい……」

 

少年は魅樺の迫力に気圧され、ただ謝るしかなかった。

 

「はッ♡謝るなら圭子だろーがよッ!♡このクソ野郎!」

 

魅樺はそう叫ぶと少年を床に叩き落とした。

 

「ぐあっ」

 

少年は悲鳴を上げて倒れ込む。その股間には痛々しいほど勃起した男根があった。

 

「なんだ?まだおっ勃ってやがんのか?」

 

魅樺がガシッと少年の男根を掴む。

 

「ひっ……」

 

少年は恐怖に震える声を上げた。だが魅樺は気にせずそれを上下に擦り始めた。

 

「この毒チンポでアタシを汚しやがったんだよ♡なあ?そうだろ?♡」

 

魅樺は妖艶に囁く。その目は嗜虐の炎に燃えていた。

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……♡」

 

少年は震えながら謝る。

 

「ったく♡イライラするぜ……アタシをこんなにしたのがこんな弱っちくて情けない雑魚オスだってのがよお♡」

 

魅樺はそう言うと舌で唇を濡らした。

 

「なあ、お前……圭子のこと好きか?」

 

魅樺が突然、そんな事を聞いてきた。

 

「え……」

 

少年は戸惑った様子を見せる。

 

「答えろ」

 

有無を言わさぬ口調に、観念したように口を開く。

 

「す……好きだよ……」

 

その返答に満足したように微笑む。

 

「アタシとどっちが好きだ?」

 

「え……そ、それは……」

 

少年は言い淀む。魅樺はそんな様子を楽しむように見ていた。

 

「あ?はっきりしろよ♡」

 

そう言って男根を強く握る。その痛みに少年の顔が歪んだ。

 

「うあっ!い、痛いよ!」

 

「答えろッつってんだ!」

 

魅樺は語気を強めると、さらに手に力を込めた。少年の顔が苦痛に歪む。

 

「わ……わかんないぃ……♡ぼく、ぼくぅ……♡」

 

戸惑いと罪悪感、そして今自分を支配する性欲に揺れる少年を見て、魅樺はゾクゾクしたものを感じた。

 

──そう、まだこいつは堕ち切っていない、アタシのモノにはなっていない。

 

魅樺はそう確信した。

 

そして、その壁を崩すことも叶わないだろうということも。

 

自分が煮え切っていない半端者、その自覚があった。

 

ならばどうするか?答えは簡単だ、もっと情熱的に愛せばいいだけだ。

 

「よし……わかった♡」

 

魅樺は妖艶に微笑むと少年の顔を掴む。

 

「やっ♡やだっ♡それだけは……」

 

(だ、ダメッ!それだけはっ)

 

魅樺が何をするつもりなのか察した圭子。

 

腰砕けになった身体を引きずり、魅樺を止めようとする。しかし間に合わない。

 

「安心しろ♡」

 

魅樺は少年の顔に自らの顔を近づけて言う。その瞳には嗜虐の炎が宿っていた。

 

「アタシが徹底的に堕としてやっからよ♡♡」

 

そして魅樺は唇を重ねた。

 

一見、ただ唇を重ねているだけに見えるが、そうではない。

 

──絶頂の共有、そう捉えるのが正しいだろう。

 

「ん……ちゅぷ♡れる……ちゅっ♡」

 

魅樺は舌を入れて少年の口腔内を蹂躙する。歯列をなぞり、上顎を撫で回し、舌を絡ませた。

 

そして流し込むのは淫魔の『蜜』とも言える唾液だ。

 

その味と香りを体験した人間は、もはや淫魔の虜になる。

 

今後なにを口にしても物足りなく感じてしまうような強力な体験だ。

 

「んっ♡んんっ♡ちゅぱっ♡」

 

魅樺は容赦なく少年の口に唾液を流し込み続ける。少年は拒むことが出来ず、ただそれを飲み込むしかない。

 

圭子はその姿を見て絶望するしか無かった。

 

(嘘……)

 

圭子の中の淫魔のイメージとはかけ離れた。

 

想像より遥かに淫靡で、淫らで、そして……

 

──美しかった。

 

魅樺のキスは情熱的で、その目には愛情すら感じられた。

 

それは淫魔が人間に食事で行うようなモノではなく、まるで恋人にするような口づけだ。

 

「んふっ♡んんーっ♡♡」

 

魅樺は少年の頭を抱え込みさらに強く押し付けキスを続けた。

 

その行為は長く続いたように思えたが、実際には1分にも満たない短い時間で終わった。

 

魅樺は少年から離れると口元に垂れた唾液を拭い取り微笑んだ。

 

少年は完全に惚けてしまっていた。だが無理もないだろう、それほどまでに凄まじい体験だったのだから。

 

「初めてだったよな?どうだ♡気持ちよかったか?♡」

 

魅樺が妖艶に聞く。

 

「うん……すごかった……♡」

 

少年は蕩けた顔で答える。その様子を見て、圭子は更に打ちひしがれる。

 

もうそこに自分の知る少年の姿は無かったからだ。

 

いつもオドオドとして、主体性がなく、頼りなさそうな。

 

だが陰ながら魅樺を、圭子を気遣ってくれる……そんな男の子は。

 

「そりゃ良かった♡じゃ、もっと気持ちよくしてやるよ♡」

 

そう言うと魅樺は再び少年の顔を掴んで口づけをした。

 

「んっ!?んんーっ!♡♡」

 

少年の目が驚きに見開かれる。

 

情熱的なディープキスに腰が震える。

 

今度は唾液を送り込むわけではなく、強引に舌を入れてきたのだ。

 

「ちゅぷ♡んんっ!♡♡れるっ!♡♡」

 

少年も必死になって応じる。それは最早、陵辱に屈しないよう行うささやかな抵抗であったが、それではただ舌を絡ませあって愛を育む行為に過ぎない。

 

淫魔の舌技にかかれば、少年程度の抵抗など一瞬にして打ち砕かれてしまう。

 

魅樺は少年の頭を掴んで離さない。それどころか自ら押し付けるようにした。

 

「んんっ!♡んんんーーーッ!♡♡」

 

(い、いや……!イヤ……!!!!)

 

圭子は心の中で絶叫する。自分の恋人が寝取られる、そんな悪夢のような光景。

 

しかしこれは現実なのだ。魅樺の舌技に屈し、少年は目をトロンとさせてしまっている。

 

(こんなのって……あんまりだよ……!)

 

圭子は泣きたくなる気持ちを必死に抑えていた。

 

「ぷはぁッ♡」

 

魅樺が口を離すと銀色の橋がかかる。それが切れて床に落ちるより早く、もう一度唇を重ねた。

 

勃起したペニスはひくひくと脈打ち、その度に先っぽから雫を垂らす。

 

魅樺はそれを見透かしたように指先を伸ばすと、亀頭を包み込むようにして優しく撫でた。

 

「うっ……ああ……♡」

 

それだけで腰が砕けそうになるほどの快感に襲われ、少年は切なげに声を漏らす。

 

「どうした?♡もう降参か?」

 

魅樺が意地悪く聞いた。少年は潤んだ瞳で訴えるように見つめ返すと首を横に振る。

 

「ら、らめ……らってぇ♡」

 

呂律の回らない口調で答えると、魅樺はくすりと微笑んだ。

 

「なぁにがダメなんだよ♡こんなにビンビンにしやがってさぁ♡」

 

そう言って人差し指で軽く弾いた。それだけでも相当な刺激なのだろう、少年はビクビクっと身体を痙攣させた。

 

(ああ……ダメ……これ以上はもう……)

 

なんと残酷でえげつない光景だろう。自分の恋人が、自分ではない女の手によって堕とされている。

 

もちろん、指一本触れさせなかった自分の行いが回り回って今に繋がったのだが。

 

だからと言って、ああも簡単に。

 

穢らわしいだとか、裏切りだとか、そんな感覚すら湧かなかった。

 

ただただ生々しく、そして淫猥な光景に圭子は打ちひしがれた。

 

頭を鈍器で殴られたようにクラクラする。

 

──ふと、顔面を生暖かい一筋の液体が伝う感覚を覚える。

 

鉄のような匂い、それが自分の鼻血だと気付くのに時間を要した。

 

「あ……れ?」

 

圭子は呆然とした表情で、自分の鼻下を手で拭うぬるりとした感触。

 

ぽたぽたと床に垂れる血を見て、ようやく自覚する。

 

自分は今、魅樺と少年の行為を見て……嫉妬に狂い鼻血を垂らす程に昂っていた。

 

そして神経が極限まで猛っていたのはこの場に圭子だけでは無かった。

 

血の匂いがすぐに魅樺の鼻腔をくすぐった。

 

「ん?」

 

自らの食事を妨げるその香りに、魅樺は訝しげに首をもたげる。

 

入り口が僅かに開き、そこから血が滴って小さな水溜りを作っている。

 

これが意味する事は一つだ、この中に圭子がいる。

 

魅樺の口元がニヤリと歪んだ。

 

「なんだ?アタシに見てて欲しいのかよ♡」

 

そう言って入り口に近づくと勢いよく扉を開けた。

 

そこに居たのは顔面を血で染めた圭子だった。

 

「あ……あ……」

 

圭子は魅樺の顔を見ると目を見開いた。そして自分の鼻から血が流れている事にも気付き、慌てて袖で隠すように拭う。

 

「なんだ♡お前も混ざりたいのか?♡」

 

魅樺は挑発的な口調で言うが、対する圭子はふるふると首を振った。その目には怒りと嫉妬が入り混じっている。

 

毅然と立ち向かわねばと己を叱咤するが、目の奥から涙が滲み出るのを止められない。

 

「だめ……もうやめて……もう……」

 

圭子は必死にそれだけ吐き出した。蚊の鳴くような声だった。

 

魅樺だって、圭子がこの光景を見て何も思わない訳が無いと理解しているはずだ。

 

罪悪感が無かったら今まで圭子に気取られぬよう逢瀬を重ねてなど来ないだろう。

 

淫魔とは欲望に忠実で、そしてそれ故に狡猾な存在なのだ。

 

そのはずなのに……圭子は魅樺が自分を裏切った事への怒りよりも、この光景を直視し続けてしまった自分への羞恥と絶望感の方が大きかった。

 

だが、そんな圭子の思いとは裏腹に魅樺は楽しげに言うのだ。

 

「おい、圭子。ちょっと来いよ♡」

 

魅樺が手招きをする。少年は名残惜しそうに「あ……ああ……♡」と切なげに声を漏らすが、魅樺は無視して圭子に近付いた。

 

「い、嫌……!」

 

圭子は後退りする。

 

「いいから来いっ♡見てやれよ♡アタシがこのガキにどんな事してるか♡」

 

魅樺は強引に圭子の腕を掴むと、そのまま少年の前に引きずり出した。

 

「あ……ああ……」

 

圭子は言葉を失った。自分の恋人が、情けないまでにぐずぐずに蕩けた様を。

 

「あっ……圭子……ちゃん……」

 

勃起したペニスから漂う性臭の濃厚さ。

 

圭子は思わず目を背ける。

 

「なんだ?見ねぇのか?♡」

 

魅樺は意地悪く聞いた。圭子は何も答えず、ただ首を横に振るだけだ。

 

「コイツ、圭子とセックスしたくてしたくてしょうがなかったんだぜ♡アタシが特別にシてやってるんだ♡」

 

魅樺はそう言って少年の頭をくしゃくしゃと撫でる。

 

少年はそれを受け入れていた。恥ずかしそうに身を捩りつつも、どこか嬉しそうだ。

 

その姿を見て圭子は吐き気を覚えた。そして涙が込み上げてくるのを感じる。

 

そんな様子もお構い無しに、ペニスを握って見せつけて来る。

 

「ほら、見ろ♡お前の恋人はアタシにチンポしごかれてこんなになってるんだぞ♡」

 

魅樺が耳元で囁いた。圭子は何も答えられない。

 

ただ呆然とした表情でそれを見続けるだけだ。

 

魅樺は手の動きを早めた。少年は切なげに腰を震わせる。

 

「お前が指一本触れてやらなかったコイツのチンポ、もう限界みたいだぜ♡」

 

魅樺はそう囁くと少年の耳に舌を差し入れた。

 

「んあっ!ああっ!」少年は一際大きな声を上げると身体を痙攣させる。

 

「ほら、イケよ♡お前の恋人にぶっかけてやれ♡」

 

そう言ってさらに激しく手を動かすと、少年は圭子の目を見つめながら絶叫した。

 

「イクッ!あっああっ!」

 

その瞬間、大きく仰け反ったペニスの先から白濁液が飛び出した。

 

それは放物線を描き圭子の顔にかかる。

 

生臭く、熱い粘液が顔にべっとりと張り付いた。

 

圭子は呆然としたまま動かない。

 

こんな青臭いものを顔にかけられた事など初めてだった。

 

その臭いと感触、全てが不快だ。

 

だが同時に、それが自分に向けられたものだという事実が頭を痺れさせる。

 

圭子は思わずえずいた。口の中に広がった苦味に不快感が増すばかりだ。

 

魅樺はそれを見て心底嬉しそうに笑う。

 

「どうだ?自分の恋人にザーメンぶっかけられる気分はよぉ♡」

 

魅樺はそう言うと、圭子の顔をべろぉ♡と舐め回した。

 

「ん……ちゅぷ……れろ……♡美味え♡最高だぜ♡」

 

魅樺の舌が圭子の顔を這い回り、顔中に塗りたくられた精液をこそぎ落としていく。

 

その感覚はくすぐったく、同時に嫌悪感が湧き上がる。

 

鼻血まで綺麗に舐め取られ、ようやく顔が解放された。

 

「ふぅ〜♡ごちそうさま♡」

 

魅樺は満足そうに笑うと少年の頭を撫でる。

 

少年は余韻に浸りぐったりとしていたが、やがてゆっくりと顔を上げた。

 

その顔には恍惚とした笑みが浮かんでおり、目は虚ろだ。

 

「圭子ちゃん……ぼく、ぼく……」

 

そう言って圭子を見つめる。その表情はまるで母親に甘える子供のようだった。

 

自分ではどうしようもない欲望の昂り、それを突然現れた淫魔に鎮めてもらったのだ。

 

そのせいだろうか、圭子を見る少年の瞳には狂おしいまでの思慕の念が込められているように見える。

 

だがそれを認めるわけにはいかなかった。

 

「やめてっ!そんな顔で私を見ないで……!」

 

圭子は絞り出すように声を上げる。

 

それは拒絶と軽蔑、そして嫉妬が入り混じったものだった。

 

「なんで……どうして……」

 

圭子はうわ言のように繰り返す。

 

「そりゃ、圭子がコイツの相手してくれなかったからだろ?」

 

魅樺が呆れたように言った。

 

「お前がコイツを拒むから……だからアタシが代わりにシてやったんだ♡感謝しろよ♡」

 

圭子は唇を噛み締めた。悔しさと惨めさで涙が溢れる。

 

だが、それを拭う事はしなかった。この涙は自分が流している排泄物だ。

 

淫魔によって穢された少年を目にしても誰も拭ってはくれない、その代償なのだと思った。

 

そんな圭子の様子を見て魅樺は言いようもなく興奮を覚えた。

 

「圭子、最後まで見てけよ♡コイツとアタシが交尾する所♡」

 

魅樺はそう言うと、再び少年に向き直る。

 

少年は漸く、自分が今置かれている状況を理解し、恐怖に顔を歪ませた。

 

「や、やだ!それだけは……!」

 

少年は後ずさるが、すぐに壁に突き当たる。

 

魅樺は少年を追い詰めるようにゆっくりと近付いた。

 

「いいじゃねえか、どうせもう我慢出来ねえんだろ?♡」

 

「そ、それは……」

 

魅樺は少年の股間に手を伸ばし優しく撫で回す。

 

そして耳元で囁いた。

 

「なぁ……圭子の前で犯されてぇだろ?」

 

少年はごくりと唾を飲み込んだ。心臓が早鐘を打つように高鳴る。

 

「アタシだってもう我慢出来ねえんだ♡お前のせいでな♡」

 

魅樺はそう言うと少年の手を取って自らの秘所へと導いた。そこはすでに濡れており、熱を帯びている。

 

「ほら……分かるだろ?アタシもお前の事が好きで好きでしょうがないんだよ……♡」

 

淫魔の本能がそうさせるのか、少年を誘惑していた。

 

「で、でも……」

 

少年は逡巡するように目を逸らす。淫魔の誘惑など普段なら逆らえたはずだが、圭子への罪悪感と魅樺の色香がそれを許さない。

 

「なら……圭子とこの場でセックスするか?♡」

 

魅樺の言葉に少年はビクンと反応した。

 

圭子を見る。

 

呆然自失といった様子でへたり込む圭子。

 

少年の目から見ても、正常な状態には見えなかった。

 

「元鞘に戻りたいんだろ?♡だったらヤルしかないよな?♡」

 

魅樺は悪魔の囁きを続ける。

 

「オンナなんて、いくら言っててもソレには逆らえねえんだからよ♡」

 

股間の逸物をなぞり上げていく魅樺。

 

その言葉は少年の心を強く揺さぶる。

 

「それとも……やっぱり圭子はいらねぇか?♡アタシがいれば十分だもんなあ?♡」

 

魅樺は少年の心を見透かしたように笑った。「ほら、素直になれって……♡」

 

魅樺は優しく語りかけ、少年を抱き寄せた。

 

そして乳首を軽く摘み上げる。

 

「やっ!♡」

 

少年は身を捩らせた。

 

「うり♡おらっ♡感じてんだろ?♡正直になっちまえ♡」

 

魅樺は執拗に責め立てる。少年の体はビクビクと痙攣し始めていた。

 

「あっ……!だめ……ぇ……♡圭子ちゃん……見ない……でぇ……っ♡」

 

少年は魅樺にされるがままだ。

 

「圭子、コイツなかなか良いぞ♡お前が要らねえなら何もかもアタシが貰うからな♡」

 

魅樺は圭子に見せつけるようにキスをした。舌を絡ませる濃厚なものだ。

 

圭子はそれを目の当たりにして絶望するしかなかった。

 

「なんで……どうして……」

 

圭子はうわ言のように繰り返す。

 

「アタシだってお前と同じだよ。はじめは哀れに思って相手してやったんだ」

 

魅樺は少年の睾丸を優しく指で転がす。

 

「コイツのザーメン、美味いんだぜ?♡お前ら人間にとっちゃ臭えし飲めたもんじゃねえだろうけど、アタシらの舌には最高なんだ♡」

 

魅樺はそう言って自らの唇を舐める。

 

「子宮がカーッて熱くなるんだ♡コイツのザーメンで孕みたくてしょうがなくなる♡」

 

魅樺は少年の柔肌を愛撫していく。

 

首筋から鎖骨へと下りていき、臍の周りでくるくると円を描くように指を動かす。

 

そして、そのまま下腹部へと滑らせた。

 

「圭子は性欲空っぽの理想の恋人像をコイツに押し付けてたんだよな?♡でも、そんなの全部まやかしだ♡コイツはとんでもねぇド淫乱なんだよ♡」

 

そう言って少年の唇にしゃぶりついた。魅樺の舌が少年の口内に侵入していく。

 

「うぶっ……!むぅうう〜!♡」

 

少年は苦しそうに呻き声を上げたが、すぐにトロンとした表情に変わった。

 

「ぷはぁ……やっぱ美味い♡」

 

魅樺は満足げに言うと、今度は少年の耳を舐めた。

 

くちゅくちゅという音が圭子の耳にまで届く。

 

「や……やめて……お願いだから……これ以上は……」

 

圭子は懇願するように言う。だがそれは魅樺にとっては最高のスパイスにしかならない。

 

「ああ♡その顔いいぜ♡……テニス部に入ったのだってコイツがザーメン好きなだけ飲ませてくれるって条件だったんだよ♡コイツ、圭子の前で良いカッコしたかったんだとよ♡」

 

魅樺は少年の耳元で囁くように続けた。

 

「でも……もうその必要もないよな?だってお前……圭子の事を……」

 

そこまで言いかけた所で、少年はビクン!と大きく痙攣した。

 

「あっ……!ああっ!」

 

少年が叫ぶ。

 

「おぉ?どしたんだ?」

 

魅樺は意地悪く聞いた。少年は息も絶え絶えに言う。

 

「ぼく……ぼく……圭子ちゃんに嫌われたく……なくてっ!だからっ!」

 

圭子はその答えを聞き、呆然とした。

 

「本当は手だって繋ぎたかったしキスもしたかった!……でもそんな事したら嫌われるかもしれないってっ!」

 

少年は涙ながらに訴えた。その告白を聞き、圭子は愕然とする。

 

「でも、もう我慢出来ないよ……!ぼく、ずっと圭子ちゃんの事が好きだったから……!」

 

そう言って少年は再び魅樺の体に縋りついた。

 

「おいおい、言ってるコトとヤッてるコトが真逆じゃねえか♡」

 

魅樺も呆れ顔だ。

 

「だって……だってぇ……」

 

少年はしゃくり上げた。

 

「魅樺さんの、カラダが……エッチすぎるから……」

 

魅樺はプッと吹き出した。そして少年の頭を優しく撫でる。

 

「そっか、アタシのせいにしてえんだな♡淫魔にちょろっと誘惑されたら、脳みそぶっ壊れるくらい嵌っちまうもんなぁ♡」

 

魅樺はクスクスと笑った。少年はすっかり蕩けた顔になっている。

 

「マンコしたくて堪らねえんだろ?♡アタシのここに♡」

 

魅樺は自分の秘部を指で広げて見せた。そこは既に濡れており、湯気が立ち上っている。

 

「は、はいぃ……♡」

 

少年は素直に答えた。

 

圭子はそれをただ黙って見ているしかなかった。

 

もう何も考えられない……いや、考えたくなかったのかもしれない。

 

この場で、自分が彼と交わる事など考えに入っていなかった。

 

「なら、ちゃんとお願いしてみろよ♡」

 

魅樺はそう言うと少年の手を自分の胸に押し当てた。

 

そして耳元で囁くように言うのだ。

 

「……圭子より、アタシの方がいい女だって認めろ♡そうしたら好きなだけ犯らせてやるぜ♡」

 

それは淫魔の囁きだった。

 

最低最悪の悪女に成り切らねば、魅樺も苦いだけだ。

 

そしてこれは、圭子にとって最も効果のある言葉だったから。

 

「アタシの方が気持ちいいぞぉ♡圭子なんかより、アタシの方がずっと良い女だ♡」

 

魅樺は少年の心の隙間に付け込むように誘惑を続ける。

 

「圭子はお前に理想の彼氏像を押しつけてただけだ♡でもアタシはお前の事だけを考えてやれるぜ?♡毎日、何十回でもお前の性欲満たしてやるよ♡キスも、セックスも、全部アタシがしてやる♡圭子より良い女だって認めろ♡」

 

少年は魅樺の言葉を聞いていくうちに心が揺れ動いていった。

 

圭子の事は確かに好きだったが、自分への憧れはどこか遠く感じられるものだった。

 

「さっ、はっきり言えよ♡お前が愛してる女は誰だ?♡」

 

魅樺は少年の耳元で甘く囁いた。

 

「ぼ……ぼくは……」

 

少年の声は震えている。

 

圭子を見る。その瞳には涙が浮かんでいた。

 

「ぼくにとって……圭子ちゃんは大切な人なんだ……」

 

少年はそう言うと俯いた。その表情は見えないが、泣いているのは明らかだった。

 

「ごめん……なさい……っ!」

 

少年は涙ながらに言った。

 

「圭子ちゃん、ぼく……ぼくは……おちんちんに勝てなかったよぉ……」

 

少年は罪悪感でいっぱいになっていた。

 

「ぼく、本当は圭子ちゃんの事が好きだったのに……!本当に好きだったのにっ!それなのに……ぼくは……!」

 

少年の言葉は全て真実だろう。だが、それを受け止めきる事など出来ない。

 

男と女は違う。

 

圭子は男女間における愛情の不均衡を、ここでまざまざと見せつけられた気がした。

 

「どうやら答えは出たようだな♡」

 

魅樺がニヤリと笑う。

 

「ああ……ぼく……」

 

少年は再び泣き出してしまった。だが、それは悲しみではなく悦びの涙だった。

 

圭子はそんな二人の様子を呆然と見ている事しかできなかった。もう何もわからない。

 

ただひとつわかることは、この光景は夢ではないという事だけ。

 

「魅樺さんの事、好きに……なるからぁ……♡」

 

少年はしゃくり上げながら言った。

 

魅樺も、喜悦に口を歪ませる。

 

「へへ……言えたじゃねえか♡」

 

体温が上がり、肌が赤く染っている。

 

下腹、ちょうど子宮の直上に張り巡らす毛細血管がありありと姿を見せていた。

 

所謂、淫紋と呼ばれる性成熟した淫魔の証。

 

ハートを思わせるそれは、淫魔の根源。

 

どくどくと大量の血液が送り込まれ、子宮はどくりと脈動し熱を持っていた。

 

「アタシだってお前のソレが欲しくてしょうがねえんだ♡」

 

魅樺は少年を押し倒す。

 

「あ……ああ……♡」

 

少年は期待に声を震わせた。

 

「ほら、見てろ圭子♡これがセックスだ♡お前が夢見てた、お子様向けのおままごとじゃねえ♡ホンモノを教えてやる♡」

 

魅樺は少年に覆い被さると、ゆっくりと腰を落としていく。

 

膣口が生まれて初めて味わう男根に舌舐めずりをした。

 

少年の剛直を呑み込む寸前、魅樺は息を呑む。

 

本心は怖いほど興奮していた。

 

「あ……ああ……♡圭子ちゃ……ん♡」

 

少年は魅樺の肩越しに、呆然とした表情の圭子を見た。

 

その目に宿る感情を見て、魅樺はほくそ笑む。

 

「ほら♡お前の好きだった女が見てるぜ?♡お前が犯される様をよ♡」

 

魅樺はそう言うと、蹲踞の姿勢で少年に跨った。

 

そしてゆっくりと腰を落としていく。

 

「あっ……ああっ!♡」

 

少年は歓喜の声を上げた。あの愛液が粘膜を通して絡み付いてくる。

 

それはまるで、無数の触手がまとわりつくような感覚。

 

少年はその快楽に思わず腰を引こうとするも床と魅樺に挟まれて動けない。

 

「逃げんなこら♡ほら♡お前専用まんこの味を教えてやる♡」

 

魅樺はそう言うと徐々に腰をグラインド

 

させ始めた。

 

捕食される。ペニスがこの穴に呑まれていく。

 

「あっ……ああっ!♡」

 

緻密な襞が蠢き、敏感な粘膜同士が擦れ合う。

 

肉竿を余す事無く舐め回し、精巣の中身を吸い出そうとする。

 

「あー……ッ♡ふふ♡なんだこれ……♡マジでたまんねえ♡」

 

魅樺は恍惚とした表情で下腹を摩る。

 

満ちていく、満たされていく。

 

少年のペニスの形を敏感になった肉壷が記憶する。

 

「すげぇ……っ♡良いッ……♡」

 

魅樺は恍惚とした表情を浮かべると、髪を掻き上げ熱い息を漏らす。

 

そして、少年に覆い被さると耳元で囁いた。

 

「どうだ?♡アタシのマンコは♡」

 

少年のペニスが魅樺の中でビクビクと痙攣する。

 

その反応を見て、魅樺はニヤリと笑った。

 

「へへっ♡まだ何もしてねぇのにもうイキたくて仕方ねぇみたいだな♡」

 

少年は恥ずかしそうに俯いた。魅樺は少年の顎を指で持ち上げると、じっと目を見つめる。

 

「我慢すんなぁ♡アタシももう我慢できねえんだよ♡お前を味わい尽くしてぇんだ♡」

 

魅樺は腰をくねらせ始めた。ゆっくりと上下に動かすと、ぐちっ♡ぐちっ♡という水音と共に愛液が滴り落ちる。

 

「あっ……ああっ!♡」

 

少年の口から甘い声が漏れた。

 

「ほら♡お前の好きなおっぱいも吸わせてやんよ♡オッパイ好きのドスケベガキ♡」

 

魅樺はそう言うと、少年の顔の上に乳房を垂らす。

 

長い枝垂れた乳房の先が、少年の顔にかかる。

 

「う……あ……♡」

 

少年は魅樺の乳房に吸い付いた。

 

舌先で乳首を転がしながら乳輪ごと口に含むと、強く吸い上げる。

 

「はぁ……んっ♡どうだ?♡」

 

魅樺は艶っぽい吐息を漏らすと、少年の頭を優しく撫でる。

 

「ふふ……♡美味しいか?♡アタシのおっぱい♡」

 

少年は夢中で乳首を吸った。吸う度に溢れてくる乳汁を喉を鳴らして飲み込む。

 

まるで腹を空かせた赤子のようだと思いながらも止められなかった。

 

ペニスがヴァギナに貪られ、オスは乳を舐って、そして精を放つ。

 

それはまさに淫魔の交尾

 

ギブアンドテイクと言うにはあまりに淫らで背徳的。

 

「ほら♡出せよ♡我慢なんてすんなっ♡みっともなく童貞汁ぶち撒けろッ♡」

 

魅樺は激しく腰を振り始めた。

 

肉と肉が激しくぶつかり合い、愛液が飛び散る。

 

「あっ♡ああっ!♡出るっ♡出ちゃうっ!!♡♡」

 

少年は泣き叫んだ。

 

瞬間、膣の奥から亀頭目掛けて何かが喰らいつく異様な感触。

 

そしてそれは快楽となって全身を駆け巡る。

 

「あはっ♡来たぁ……ッ♡」

 

魅樺は歓喜に打ち震える。

 

子宮口がペニスをがっぷりと咥え込んでいた。

 

「あ……ああっ!♡」

 

少年は魅樺の膣内で果てる。

 

どくん、どくんという脈動と共に大量の精子が放出されていくのを感じた。

 

全細胞が歓喜している。

 

少年の身体から力が抜け、魅樺に吸い尽くされそうな感覚。

 

「あ……はあ……あぁ……♡」

 

少年は魅樺の胸に顔を埋めたまま動けなかった。

 

全身が脱力し、思考がまとまらない。

 

ただただ幸せだった。

 

今まで感じた事の無いほどの多幸感に包まれながら意識を失いそうになるもなんとか堪える。

 

勿体無い、もっと味わいたかった。

 

腰がぐりぐりと動く。魅樺のナカに精を吐き出す。

 

「あはっ♡また出したな♡孕んじまうぜ?♡」

 

魅樺は悪戯っぽい笑みを浮かべると少年に口づけをした。

 

淫魔の舌が少年の口腔内を犯し尽くす。

 

「んっ♡んむっ……♡♡」

 

舌を絡め取られ、唾液を流し込まれる。少年はそれをゴクゴクと飲み干した。

 

そしてまたゆっくりと腰を動かし始める。

 

尻肉が波打つように跳ね上がり、二人の結合部から泡立った体液が飛び散った。

 

「…………」

 

圭子は呆然とその光景を眺めていた。

 

目の前で行われている行為が理解できない。

 

いや、理解したくない。

 

なんでこんなに、気持ちよさそうなんだろう。

 

ただただ身体を絡ませあって、お互いを求め合っている。

 

酷いニオイが、自分の股から漂ってくる。

 

「あ……ああ……♡」

 

圭子は思わずその場に崩れ落ちた。

 

そして、自分の股に手をやる。そこはぐっしょりと濡れていた。

 

(うそだ……こんなの)

 

圭子は愕然とした。

 

あの汚い体液、メス臭い体臭。そして何よりも自分自身に失望する。

 

(うそだ……わたし)

 

圭子は絶望に打ち拉がれた。もう何も考えられない。

 

「んむっ♡ちゅぷ……れろぉ……♡」

 

そんな圭子の気も知らず、魅樺は少年の身体を貪る。

 

「うっ♡んぐぅ……♡♡」

 

少年は魅樺に唇を塞がれながら呻く。

 

もう何度目か知らない射精。

 

少年の睾丸が持ち上がり、魅樺の子宮口に押しつけられながら種付けを行う。

 

「あはっ♡うめぇ……♡ゾクゾクさせんなよ♡」

 

魅樺は打ち震える子宮の感覚で絶頂に達し、少年をキツく抱きしめた。

 

それと同時にまたも少年のペニスが激しく脈動し、本日何回目になるかわからない射精を行う。

 

「あ……あぁ……♡♡」

 

少年はもう限界が近かった。意識が遠退き始める。

 

だが魅樺には、まだ目論見があった。

 

「おい、見ろよアレ♡情けねえツラしてんな♡」

 

魅樺は圭子を尾の先端で指差して言う。

 

「アイツも混ざりてえってさ♡マンコびしょ濡れにしてんぜ?♡」

 

その言葉に、圭子は咄嗟に股座を手で押さえた。

 

「や……ちが……」

 

圭子は必死に否定するも、その声は弱々しい。

 

「へへ♡遠慮すんなって♡」

 

魅樺は少年からペニスを引き抜くと立ち上がった。

 

そして圭子の手を掴むと引き起こす。

 

そのまま強引に後ろから羽交い締めにすると、脚を絡ませ圭子の股を思い切り広げさせた。

 

「いやあぁぁっ!」

 

圭子は悲鳴を上げる。

 

少年の目の前に、愛液でテカテカになった女性器が露わになった。

 

「ほらな♡♡」

 

魅樺は圭子の耳に舌を入れながら言う。圭子の髪を摑み、視線を合わせさせた。

 

「よく見ろよ♡お前の大好きな圭子ちゃんがお前のためにこんなに濡れまくってんだぞ♡」

 

魅樺はそう言いながら圭子の耳たぶを甘噛みする。

 

「や、やめてっ……♡」

 

圭子は涙目になって訴えるも、魅樺はそれを無視する。

 

「ヤッちまえ♡オスとメスの付き合い方教えてやれ♡」

 

魅樺は圭子の首筋を舐め上げた。

 

「いや……そんなの、むり……」

 

圭子は弱々しく首を振るが、心臓は早鐘のように鳴っている。

 

少年は、夢にまで見た女性が自分の目の前でさらけ出している女陰を食い入るように見つめていた。

 

淫魔のソレよりずっと生臭い、しかし異性の証。

 

「あっ……♡♡いやあ、見ないでぇっ!」

 

圭子は必死で身体を揺すって抵抗するが魅樺の拘束からは抜け出せない。

 

少年の鼻息が荒くなったのを見て、魅樺はほくそ笑んだ。

 

「へへ♡ほら、よく見ろ♡圭子ちゃんのオマンコだよ♡」

 

魅樺は圭子の脚を一層開かせると少年に見えるようにする。

 

「あ……ああっ!♡♡」

 

少年は息を呑んだ。目の前で展開される光景に脳が焼き切れそうになる。

 

圭子はなんとか秘所を抑えようとするも無駄な抵抗だった。

 

淫魔のフェロモンのせいだろうか、身体が甘く痺れて言う事を聞かない。

 

魅樺の尾が圭子の陰部をぬちぬちと撫でる。

 

その刺激に圭子の腰が跳ねた。

 

「あっ♡あ……ああっ♡♡」

 

魅樺の尾が陰核をピンポイントで攻め立てる。その度に圭子は仰け反って悶えた。

 

秘裂からは止めどなく愛液が溢れ出し、太腿を伝って床に水溜りを作っていた。

 

「や……やめてぇ!♡」

 

圭子は叫んだ。しかし魅樺は更に強く陰核を擦り上げる。

 

「うぁあぁっ!!♡♡」

 

あまりの快感に圭子の背筋が仰け反った。

 

身体の奥底からマグマのような熱が込み上げてくる感覚を覚える。

 

そしてそれはすぐに爆発した。

 

「あっ、あっ、ああぁあっ!!♡♡」

 

圭子の腰がガクガクと痙攣し、脚先が伸び切 る。膣穴が激しく収縮を繰り返し、大量の愛液を吐き出した。

 

「お?イッたな?」

 

魅樺はそう言うと、圭子の顔を覗き込む。そしてニヤリと笑った。

 

圭子は訳も分からず呆然としている。

 

「今、潮吹いたよな?初めてなのにすげぇじゃん♡」

 

魅樺は圭子の頭を撫でながら言った。

 

「上手にイケたな♡やっぱ素質あるぜ♡」

 

圭子は何も答えられない。ただ肩で大きく息をするだけだった。

 

そんな圭子を他所に、魅樺は少年の方を振り返る。

 

「さあ、準備万端だな♡……思う存分ヤッちまいな♡」

 

魅樺がそう言うと、少年は喉を鳴らした。

 

射精しきった筈の男根は未だに硬さを保っており、ビクッビクッと痙攣している。

 

「……あ……あぁ……」

 

圭子は怯えきった表情で後退りしようにも魅樺の肉体に抱きつかれている為身動きが取れない。

 

魅樺は圭子の耳元で囁くように言った。

 

「逃げんな♡……いい子だから♡」

 

魅樺の甘い吐息に脳が痺れる。

 

髄から支配されていく感覚。

 

性行為に対する恐怖さえ忘れさせる程の、圧倒的な快楽の暴力。

 

少年は魅樺に促されるまま圭子の股を割り開き、自分のペニスをあてがった。

 

「〜〜〜っ!?」

 

電撃のような痺れが圭子の脳天を貫く。

 

淫魔の子宮分泌液に濡れた亀頭が、愛液でヌルついた圭子の割れ目にキスをしただけで達してしまった。

 

「んあっ……♡はっ……ああっ♡」

 

圭子は全身を痙攣させ、魅樺にしがみつきながら快楽に耐える。

 

その姿を見て少年は生唾を飲み込んだ。

 

早く入れたい、この中に自分のモノを突っ込んでめちゃくちゃにしてやりたいという衝動が湧き上がる。

 

「アタシらのマン汁は人間のメスに効果テキメンだって聞いちゃいたけどよお♡ここまでとはなぁ♡」

 

魅樺は圭子を抱きしめながら言う。

 

「圭子ちゃんっ♡圭子ちゃぁぁんっ♡」

 

少年は獣のように叫びながら圭子のヴァギナに男根を突き入れた。

 

「んあああああっ!!♡♡♡♡」

 

圭子は絶叫し、身体を大きく仰け反らせる。

 

「お?子宮まで届いたか?」

 

魅樺はそう言うと、圭子の奥深くにある卵巣のあたりを腹の上から指でなぞった。

 

(や……なにこれ……)

 

圭子は今まで感じた事の無い感覚に襲われる。

 

子宮が熱い、下腹部の奥深くにある何かが激しく脈打っているのを感じた。

 

(だめっ!♡これ以上されたらわたしっ!♡♡)

 

圭子は恐怖した。このままでは自分が自分でなくなってしまうような気がしたのだ。

 

媚薬じみた淫魔の体液のせいか、それともこの異常な状況のせいか、圭子は自分が自分でなくなるような錯覚を覚えた。

 

(いやっ!♡)

 

「あはっ♡いいぜ♡もっとヤれよ♡」

 

魅樺は少年を煽るように言う。

 

「う……ああっ♡♡」

 

少年は腰を動かし始めた。

 

今まで自分から動くことはなかったので不器用でぎこちない動きだったが、それでも圭子は強烈な快楽に襲われる。

 

「あ♡やぁああっ♡♡んぐっ♡♡」

 

圭子は絶叫し、身体をのけ反らせた。

 

ガクガクと全身が痙攣する。脳細胞が焼き切れそうな程の衝撃だった。

 

(いやっ!こんな……こんなの……!!!)

 

今までの人生が崩れる。価値観が塗り替えられていく。

 

「あ♡ああっ!♡♡」

 

圭子は涙を流しながら喘いだ。

 

処女貫通の痛みなど消し飛んで、快楽だけが脳を支配する。

 

「人間だって淫魔とそう変わんねえじゃねえか♡」

 

魅樺は圭子の耳元で囁いた。

 

「気持ちいいんだろ?♡素直になれよ♡お前だってもう立派な雌だよ」

 

魅樺の言葉に圭子は首を横に振る。

 

「ち……ちがうっ!♡わたしはっ!♡」

 

しかし、その言葉とは裏腹に圭子は自ら腰を動かしていた。

 

少年の動きに合わせるように、自らも淫らに腰を振る。

 

「あ♡ああっ!♡♡すごいっ♡♡♡」

 

圭子は快楽に酔い痴れた。淫魔の体液のせいで思考回路まで滅茶苦茶になっている。

 

「おい!人間マンコの味はどーだ?♡気持ちイイか?」

 

魅樺が圭子の耳元でそう聞くと、少年は蕩けた表情で答えた。

 

「あ……ああっ!!き、きもちいいですっ!♡」

 

少年のペニスは圭子の中で激しく脈動し、精巣から精液を汲み上げていた。

 

(だめ……♡こんな……こんなぁ!♡♡)

 

圭子の中で何かが弾けた。

 

それは理性か、それとも倫理観か。

 

「あ♡ああっ!!♡♡♡イッちゃうっ!!♡♡♡♡圭子ちゃんっ!!♡♡♡♡」

 

少年は圭子の子宮口に亀頭を押し付けると、そのまま射精した。

 

「んああぁぁあああっ!!♡♡♡♡♡」

 

圭子は絶叫し、全身を大きく仰け反らせると絶頂を迎えた。

 

それと同時に大量の潮を吹き出す。それは少年の顔や身体に飛び散り、彼の身体を淫らに彩った。

 

「あはっ♡やったな♡圭子もイッたぜ?♡」

 

魅樺はニヤリと笑うと、圭子から離れる。そして少年を後ろから抱きしめた。

 

「お前もよく頑張ったなぁ♡さすがアタシの見込んだオスだ♡偉いぞ♡」

 

魅樺はそう言うと、少年の頭を撫でた。

 

少年はまるで母親に褒められた子供のように嬉しそうな顔をしている。

 

(な……なにこれぇ……♡)

 

圭子は快楽漬けになった思考回路で考える。この異常な状況もそうだが、何よりも自分の肉体の変化に驚いていた。

 

(わたし、どうなっちゃったの……♡)

 

目の前で熱いキスを交わしている少年と魅樺を見て、圭子は思う。

 

愛液と精に濡れたペニスを丹念に掃除するように舐めている魅樺が口を離す。

 

「へへ、もっと美味そうなのがあったじゃねえか♡」

 

ニタァ、と笑みを浮かべる魅樺が圭子の湯気立つアソコに顔を近づけた。

 

「あっ!♡や、やめてっ!」

 

圭子は慌てて魅樺の頭を掴むが、淫魔の怪力には敵わない。

 

「あはっ♡いただきまぁす♡」

 

魅樺はそう言うと、大きく口を開けると圭子のヴァギナにむしゃぶりついた。

 

「じゅぞっ♡んぶっ♡ずぢゅるるっ♡」

 

魅樺は下品な音を立てながら圭子の膣穴に舌を入れ、中の愛液と精液を啜り上げる。

 

「あはっ!♡すっげえ濃い味してんな♡♡人間のメスマンコも味わい深いぜ♡」

 

魅樺は圭子の膣奥まで舌を伸ばしてぶちまけられた精液を舐め取ろうと必死だった。

 

「ひゃめっ♡あはぁっ!♡♡」

 

圭子は快楽に悶える。

 

淫魔の舌技は絶品だった。淫魔の体液で性感帯と化した粘膜を激しく刺激される快感に、脳が蕩けそうになる。

 

「んぶっ♡ずぢゅるるっ♡れろれろぉ♡♡♡」

 

魅樺は夢中で圭子の膣内に舌を出し入れし、大量の愛液を飲み下す。

 

子宮口まで舐め尽くされるような激しい舌の挿入に、圭子は声にならない悲鳴を上げた。

 

「ひひっ♡美味かったぜ♡」

 

魅樺は満足げに笑うと口を離した。唾液と愛液が混ざり合って糸を引き、名残惜しげに切れて落ちる。

 

「あっ……あぁ……♡」

 

圭子は全身汗まみれで、多幸感と絶対的な敗北感に打ちひしがれていた。

 

淫魔の体液に侵された身体は、もはや完全に屈服していると言っていいだろう。

 

(わたし……もうダメ……)

 

圭子は絶望した表情で魅樺と少年を見た。そして、これから何をされてしまうのかという恐怖と期待で胸が高鳴るのを感じたのだった。

 

 

「全国センバツ高校テニス大会、女子団体決勝戦ダブルス2の試合を始めます」

 

整然としたアナウンスがテニスコートに響き渡り、試合を見守る生徒たちが息を飲む。

 

「今年から女子団体はダブルス2で淫魔の選手が参加可能になりましたね、これは出場者の多様性確保の面からとても画期的な決定だったと言えるでしょう」

 

解説の男性がそう述べる。

 

「そうですね、私たちも嬉しいですけどまさか人間側からこれほど好評を得られるとは思っていませんでした♡」

 

淫魔スポーツ協会の理事も、にこやかに答えた。

 

──淫魔が公式スポーツの大会に参加する。その試みがようやく花開き、こうして決勝戦まで滞りなく来れたのだ。

 

淫魔の選手はスタイルからして人間離れしている。

 

ダイナミックな乳房、尻の肉付き。それを見る者に絶対的な性的魅力を感じさせる魔性の肉体がシャツやスコートを身に纏い、その乳や尻を弾ませコートを走り回る様は観客たちを魅了した。

 

試合中継から配信される映像では、観客席でカメラを構える観客たちが息を飲み、一瞬でその肉感的な魅力に心を奪われる。

 

「是枝高校の梅野魅樺選手、山下圭子選手ペアはここまでの試合で見事な連携を見せてきました」

 

「はい、魅樺選手は持ち前の巨乳とパワーで相手を圧倒し、圭子選手は後衛からの的確なショットでポイントを量産していきますね♡」

 

「魅樺選手は大会出場までテニス経験が無いと言うのも、その天性の勘と運動神経でカバーしています。圭子選手は経験者ですが同様に一年、魅樺選手に引っ張られてここまでの好成績を出せたのでしょう」

 

「そうですね、この決勝戦でも期待がかかりますね♡対する聖光ルピナス女学院のペアは、3年生、荒木冴選手と宮本美里ペアです」

 

「はい、ルピナス女学院のエースとして君臨してきた宮本選手と、淫魔の荒木選手がペアを組むことで絶対的な実力を見せつけてきました。ここまで無失点で勝ち上がってきたのも納得のペアですね」

 

解説はそう言い、コートに視線を移すとすでにゲームが始まっていた。

 

「冴っ!いくよ!」

 

「ええ、美里さん♪華麗に⭐︎優雅に♡決めていきますわ♡♡♡」

 

金髪縦ロールの豪華絢爛な髪型をした淫魔、荒木冴はコートの上で大見得を切る。

 

「経験皆無の魅樺選手と違い荒木選手は幼少からテニスを習っており、公式大会に出場経験こそありませんが聖光ルピナスのリーダー兼コーチとして活躍していますね」

 

スポーツ経験のある淫魔は非常に珍しく、荒木冴は淫魔のスポーツ選手の先駆けとして期待されていた。

 

「ええ♡彼女が居てこそ聖光ルピナスが全国屈指の強豪校として名を馳せていると言っても過言ではありませんもの♡最後の大会で選手として出場できたのも、巡り合わせですわね♡♡♡」

 

「せやぁあっ!」

 

冴の高身長から、さらに跳躍を伴ったジャンプサーブが炸裂する。

 

「オラァ!」

 

「ッ……!」

 

魅樺がそのサーブに反応し、ラケットを振り抜く。

 

(今まで相手にしてきたひょろい淫魔とはパワーが段違いだな……!)

 

魅樺は冴のサーブをなんとか返すも、その威力に驚愕する。

 

一度も破られたことのないサーブ、それを初見で打ち返したのだ。

 

「やりますわねッ♪では、私も参りますわよッ♡♡♡」

 

冴はそう言うとラケットをクルリと回し、コートを踏みしめると、その豊満なバストがゆっくり追って揺れる。

 

完璧な体重移動で全身からエネルギーを放出、そのエネルギーの全てでラケットを振り抜いた。

 

「うおっ!?」

 

リターンされた球の速度に、魅樺は反応できない。

 

「冴!ナイス!」

 

「当然ですわっ!」

 

荒木冴も宮本美里も、桁違いの運動能力で魅樺に肉薄出来得る。

 

(コイツら……つええな!)

 

「魅樺、ビビんない!私らなら勝てるよ!」

 

圭子はそう叫ぶと、魅樺の背中をポンっと叩く。

 

「へへっ!分かってる!面白ぇじゃねえか!いくぜ!」

 

魅樺はニヤリと笑うと、再びラケットを構えた。

 

 

「あー……終わった……」

 

ホテルの冷房の効いた一室で、魅樺と圭子はベッドに倒れ込んでいた。

 

あの後の試合は、魅樺と圭子は試合を通して一度もゲームを取れなかった。

 

「でも……いい試合だったよね……」

 

圭子がそう呟くと、隣で寝転んでいた魅樺がムクリと起き上がる。

 

「ああ、いい試合だった!アタシも圭子も全然勝てなかったけどな!」

 

魅樺はそう言うとケラケラと笑った。

 

「……でも、楽しかった」

 

圭子はそう呟き、微笑む。

 

「だな!……へへっ♡またやりてえな♡」

 

魅樺がそう言うと、ベッドの片隅でちょこんと座る少年に目をやる。

 

「そんじゃ、ヤろうぜ♡なっ♡」

 

「えっ?でも……」

 

決勝まで応援に来てくれたこの少年。大会中は毎日、試合中のインターバルと試合後のセックスで精根尽き果てかけていた。

 

──決勝では完敗と言っても良い。

 

実際、こうしてホテルに戻る道中までは珍しく気が沈んでいるようだった魅樺を慰めようとはしていたのだが……。

 

「いいんだよ♡圭子だってこのオスの種付け欲しがってんだろ?♡」

 

魅樺はそう言うと、圭子のパンツをずらし、その肉感的な太ももの間に顔をうずめた。

 

「あっ!ちょっと……んっ♡」

 

圭子は抵抗しようとするが、すぐに甘い声を上げてしまう。

 

「圭子も濡れてんじゃねーか♡汗臭えけど、それがたまんねぇ♡……んぶっ♡」

 

魅樺は圭子のヴァギナにしゃぶりつくと、その舌で陰核を舐め上げる。

 

「あっ!だめっ!そこ弱いからぁっ!」

 

圭子はビクビクと身体を震わせるが、抵抗はしない。

 

圭子も、あの敗北の日からその快楽にハマってしまっていた。

 

「んぶっ♡じゅぞっ♡れるっ♡ちゅるるっ♡」

 

魅樺は圭子の蜜壺から愛液を吸い出すように、淫らに吸引する。

 

「け、圭子ちゃん……♡ぼくのもぉ……」

 

少年は魅樺の行為を見て、我慢できずにズボンを下ろしていた。

 

圭子はその少年に微笑みかける。

 

「うん……♡」

 

圭子は吹っ切れていた。

 

存外に、セックスは悪いものではない。

 

圭子は少年のペニスを口に含みながら考える。

 

スポーツとセックス、一見相反するように思えるその2つは、しかし同じなのだ。

 

スポーツで鍛えた肉体は、そのままセックスの快楽を増幅させる。

 

3人で交わるようになってから、圭子はそれを強く感じていた。

 

「あ♡あっ♡」

 

(私……どんどんえっちになってる……♡)

 

淫魔の体液に侵された圭子は、その肉体を淫らに開花させつつあった。

 

「ちゅぽっ♡はぁ……はぁ……♡圭子から先にするか?♡それとも……♡」

 

魅樺は圭子のヴァギナから口を離すと、上気した顔で言う。

 

「……選ばせてあげる……ふふっ♡」

 

圭子は悪戯っぽく微笑むと、少年の唇にキスをする。

 

(私ってこんなにえっちだったかな……?)

 

そんな疑問を持ちながらも、今こうして3人で睦み合ってる時間がとても幸せだった。

 

──魅樺はあの日からすぐさま復活し、コンビ解消の危機を乗り切った。

 

圭子には、魅樺のその底抜けの明るさと強さが羨ましく思えた。

 

魅樺は、もう後ろめたいことなど無いと言わんばかりに、以前よりも堂々と淫行を楽しむようになっていた。

 

少年はと言うと、弱みを女子ふたりに完全

 

に支配され、今では魅樺や圭子が誘えばいつでもどこでもペニスを勃起させてくる。

 

圭子は、そんな少年を可愛いと思うようになっていた。

 

「じゃ、アタシが先だっ♡決勝じゃ補給する暇もなかったしよ♡アレさえなきゃアタシが勝ってたんだっ♡」

 

魅樺はそう言うと、スコートを捲って股を広げる。

 

「ホントは優勝祝いでこのカッコのままヤりたかったけどよ♡慰めてくれよ♡アタシのここ、もうこんなになってんだぜ♡」

 

魅樺はそう言うと、自身のヴァギナを指で開く。

 

「うん……わかった……♡魅樺ちゃん……」

 

少年はペニスを握ると、魅樺に覆い被さる。

 

「来いよ……♡」

 

魅樺の声で、少年のペニスが一気に硬さを増す。

 

そして……。

 

──パンッ!♡パンッ!♡パンッ!♡パンパンパンパンパンパンッ!!♡♡♡

 

腰を打ち合う音と、肉がぶつかり合う音が部屋に響く。

 

「あっ!♡あっ!♡あっ!!♡」

 

魅樺は少年に突かれる度に嬌声を上げている。

 

圭子はそんな2人のセックスを微笑ましそうに見ながら、少年の薄い尻に淫らに舌を這わせた。

 

「ああっ!♡圭子ちゃっ!!♡♡」

 

少年はビクビクと身体を震わせるが、圭子は構わずに少年の尻穴を舐める。

 

舌で穿るようにシワの一本一本をなぞる様に愛撫し、時折腸内へと侵入させる。その度に面白いくらいに反応する少年が良くなるのだ。

 

アナル舐めは圭子のお気に入りだった。

 

「ああっ!!♡あっ!♡あ〜っ!!♡♡」

 

魅樺の嬌声が一際高くなった。

 

少年がラストスパートに入ったのだ。

 

「あっ!♡♡あっ!♡♡イクッ!!♡♡♡イッちまうぅ!!!♡♡♡」

 

「ぼくもっ……もう、もう出ちゃうっ!♡♡♡」

 

「出せよッ♡アタシの中に全部ぶちまけろっ!!♡♡♡あっ!♡♡あ〜っ!!♡♡」

 

魅樺がそう叫んだ瞬間、少年のペニスが爆ぜる。

 

その熱い精液の迸りを膣奥で受けながら、魅樺も絶頂に達した。

 

子宮が激しく収縮し、絶好のタイミングで射精された精液をごくりごくりと飲み込んでいく。

 

「あ……あ……♡すっげえ量……♡」

 

魅樺がそう言うと、圭子は少年のアナルから口を離し、今度は魅樺に覆い被さる。

 

唇と唇を重ね、魅樺の口内に舌を侵入させた。

 

「んむっ♡ちゅっ♡れろっ♡」

 

互いの唾液を交換し合うようなキスをしながら、圭子は魅樺の乳房を弄りながら互いの乳首を擦り合わせるように身体を動かした。

 

「んぶっ♡れろっ♡」

 

魅樺も負けじと圭子の舌に吸いつき、逆に舌を絡ませてくる。

 

「ぷはっ!♡け、圭子ぉ……♡」

 

魅樺は蕩けた顔で圭子を見つめる。

 

「ケツ舐めた口でキスしてくんなよ……汚えだろ♡」

 

「魅樺ちゃんこそ、あんなにいっぱい中出しされて……もう妊娠してもおかしくないよ?」

 

圭子はそう言ってクスクスと笑う。

 

「へへ♡そうかもな……♡」

 

魅樺はそう言うと再び圭子の唇を奪った。

 

「んっ!♡ちゅっ♡ぷはっ♡ねえ……見てないでコッチ♡来てよぉ……♡」

 

圭子は少年の手を引いて自分の隣に寝転ばせると、少年に尻を向けて四つん這いになる。

 

「ほら……早くぅ♡」

 

圭子が誘うように腰を振る。

 

最近はアナルにハマってしまっていて、こうして尻穴を見せながら少年に犯されるのが日課になっていた。

 

「……圭子ちゃんっ!」

 

少年は圭子に覆い被さると、そのままペニスをアナルにあてがい、一気に挿入した。

 

「んっ!♡きたぁっ!!♡♡♡」

 

待ち望んでいたモノを与えられて歓喜する。セックスはスポーツ、圭子にとってそれは真理だった。

 

「あっ!♡あっ!!♡すごぉい!!♡♡♡奥まできてるっ!!♡♡♡」

 

パンッ!♡パンッ!♡パンッ!♡パンパンパンパンパンパンッ!!!♡♡♡ 少年は獣のように腰を振り続けると、すぐに限界を迎えた。

 

「うぅ〜……っ!♡出るぅ……っ!!♡」

 

「出してっ!♡♡♡中にちょうだいっ!♡♡♡あっ!!♡♡あ〜っ!!♡♡♡」

 

少年は圭子のアナルの最奥に精を放った。

 

「ああっ……♡出てるぅ……♡」

 

圭子はビクビクと身体を震わせながら、少年から搾り取るように腸をヒクつかせる。

 

「はぁ……はぁ……♡」

 

圭子は息を整えると、魅樺に微笑みかけた。

 

「えへへ♡これでおあいこだね♡」

 

そう言って少年の方へと向き直り、彼のペニスに舌を這わせて綺麗にする。

 

そんな圭子を見て、魅樺は呆れたように笑った。

 

「……へへっ♡そうだな♡……でも、アタシはまだまだ満足してねーぞ?♡」

 

魅樺は圭子のアナルに吸い付く。

 

「ああっ!♡」

 

突然の刺激に圭子は驚きの声を上げるが、すぐに甘い声へと変わった。

 

「んちゅ♡じゅぞっ♡ずずっ♡ちゅっ♡」

 

魅樺は圭子のアナルを舌で穿り返すように愛撫する。

 

「あっ!♡だめぇ♡そんなとこ汚いからぁ♡」

 

圭子はそう言って抵抗するが、魅樺は構わずに舐め続ける。

 

「れろっ♡ちゅるっ♡じゅぞっ♡」

 

「ああっ!♡♡あっ!♡♡あ〜っ!!♡♡」

 

魅樺の巧みな舌使いに、すぐに抵抗の意思は無くなる。

 

少年もその様を見てペニスを再び勃起させ、魅樺のヴァギナにあてがった。

 

「あっ♡……もう寝かせねえぞ?♡朝までハメまくってやるから覚悟しろよ♡」

 

魅樺は圭子の尻から口を離し、少年に跨る。

 

「あはっ♡嬉しいっ!♡♡」

 

圭子はそう言うと、2人に向かって手を広げて微笑んだ。

 

「来て……いっぱい愛し合お……♡」

 

歪んだ、だが狂おしい程の快楽の日々は終わらない。

 

淫行に魅入られた彼女達には、それが最良なのだ。

 

3人の嬌声が響き渡り、夜は静かに更けていったのだった……。

 


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