おしよわ魔物使いちゃんが相棒狼のツガイにされるだけの話 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
今、名も無き少年の瞳には、久しぶりに憧れの魔物使いの女性の姿が映っていた。
…彼女と自分は行動指針が似通っているのか、あるいはたまたまか。
自分が向かう先々に何故だか時折現れる彼女は、いつも巨大な狼の精霊種を連れ、同じ腹から生まれた家族のように仲睦まじく戦っていた。
一回りは年上の落ち着いた女性に突然話しかける理由も無ければ度胸もなく、素性を調べられる程の才覚もまだ持ち合わせない田舎出の純真な少年にとって、彼女はまさに稀に見かける高嶺の花であり、当然初恋の人でもあった。
しかし、数ヶ月ぶりにその姿を見かけた彼女の様子は、今までとどこか違う様子に見える。
「か、かぜ…あんまり走らないで……」
…咄嗟に隠れた廃墟の影から見た彼女は、規則的に揺れる狼の背にいつも通り跨りつつも、時折艶かしい声を漏らすと、もじもじと股間の辺りを気にする素振りを見せた。
頬は紅潮し、吐息はある種の熱をじっとりと孕む。
普段は涙型の美しい臍や片方に小さなほくろのある透明感のある腋を大胆にさらけ出すような露出度の高い服装のはずの彼女は、こと今日に至っては、なぜか極力お腹を覆い隠すような厚手の皮鎧を身につけている。
しかし、妖精との混血児である少年の瞳には、どこか精霊的な、強力な生命の気配のある特殊な紋様のイメージがありありと露見してしまっていた。
「…かぜ、…そう。ここ、ありがとう。
あ、ついでに風だして……ふわあ」
当然ながら、まだ残暑の残るこの時期に厚手の皮鎧は暑すぎる。
小休止を目論んだのか、狼の背より可憐に大地へ降り立った彼女は、近くの定宿としているらしき水場に少しやつれた様子で荷を下ろすと、特徴的なおだんごヘアを手馴れた手つきでふわりと解き放ち、数度首を振って滞留した熱を散らす。
少年には彼女の蒸した髪の甘い香りがありありと想像できた。
「うう"………」
彼女は簡単には脱げない構造の下半身の鎧を、それも股間の辺りを、指先数本で押し込むようにぐっぐっと刺激し、もどかしげな声をとろりと零す。
そして、その代わりなのか、ツナギのように一旦外せる構造らしい一体型の鎧の上半身の留め具を焦ったように外すと、汗だくのぴったりとした白いインナーを惜しげもなく披露し、これもあっさりと脱ぎ去ってしまった。
「(…!)」
少年にとって、初めての上裸の女性である。
釣鐘型の控えめな美乳の先端を避けるように、体温の残る透明な雫が表面を伝う。
高価な薄い板金製の水筒の中身をうまそうに飲み干すその姿はひどく扇情的である。
「くぅん……」
…そんな光景を間近で見せられたせいか、連れの狼もたまらなくなってしまったようで、彼女の後ろで所在なさげにウロウロしているのが目に入る。
そして、彼の股間には、これまた前まで無かった大型魔物用のマナーパンツが。
悪く言えば尻尾の付け根を保持起点に陰茎の全体を覆うような鎖付きの鋼鉄製雄用貞操帯が、何かしらの刑を執行するかのように恐ろしげに装着されていた。
…あれでは少しの生理的反応も許されまい。
少年は先端に申し訳程度に設けられた排尿部を目ざとく発見しながらも、何かやらかした風の気の毒な狼を哀れんだ。
「…う、ふぅ"…… おなかあづい………」
彼女は時たまびくりと物欲しそうに震えるその丹田を片手で撫でながら、熱を孕んだ声色のうわ言をこぼす。
空いている手のひらに泉の水を少し汲み、身体に塗りつけるように流しかけるが、文字通り焼け石に水である。
陶磁器のような肌は少し潤いを帯びたように見えたが、それでもなお触れると熱を帯びているであろうという確信が持てるのだ。
そんな彼女の胎には木々の間に丸まって眠る子狼の図形が精霊的なタッチではっきりと刻み込まれていたが、少年がその意味に気がつくことはなかった。
◇◇◇
…覗き少年があまりの刺激に耐えきれず、目を覆いながら人知れずどこかへ走り去ってしまった後。
くだんの小柄な魔物使いの彼女は、哀れなウインドウルフの雄としての悲痛な嘆きに今にも応えようとしていた。
「きゅーん…きゅんきゅん…」
誇り高いウインドウルフとしてはあまりに情けなくみっともない「ぼくをゆるして」の鳴き声が無人の森の中に響き渡る。
カゼは前回主人に事故種付けしてしまって以降、残念ながら当然のペット用貞操帯の刑を食らってしまっていた。
…あれから数ヶ月。
哀れなかわいい狼の獣欲は溜まりに溜まりきり、今もこうして無に向かって腰を振り、我慢汁を主人の胎に向かって飛び散らせる始末。
週に一度だけある貞操帯を外しておちんちんを洗う瞬間に至っては、主人が肉棒に指先を触れた瞬間に、青白くゼリー状に煮詰まったそれを栓が抜けたように床へ零してしまう程である。
…そして、今日はその週に一度のおちんちんを掃除する日。
カゼは期待と懇願と媚びと焦燥の全てをご主人様にぶつけることで、早くこの性欲を何とかしてほしがっていた。
若さゆえに代謝も早く、掃除そのものの意味をとっても週に一度では微妙にスパンが長すぎる。
彼の鋼鉄の包皮に包まれたおちんちんは現在少し不潔であり、性欲に加えてもどかしさも凄まじかった。
「もお…しょうがないなあ」
…強力な雄を完全に支配することに対する暗い喜びが芽生え始めた魔物使いは、この通常の仕事終わりの甘いひと時に込められた愉悦と性欲を存分に噛み締める。
彼女は汗とフェロモンにまみれた肢体をわざとらしく哀れな狼の鼻先にチラつかせ、尻尾の根元の南京錠を悠々と解錠せしめた。
カゼは自分を戒めなければこういうことになるという事実をこの数ヶ月で嫌という程その身に教え込まれたため、もう性欲に身を任せて飼い主に種付けする考えを起こすことはない。
「…!!!」
…かなりの水飛沫を立てながら、足首程度の水深の泉に重たい鋼鉄の塊が落下する。
彼の本来の包皮は白くふわふわで、睾丸も動物らしく柔らかな毛に包まれているが、今は1週間分の熱と生命活動にまみれ、じっとりと蒸れていた。
尿道に深々と突き刺さっていた排尿専用の細い鉄管もにゅるりと抜け落ち、残されたのは待望の勃起をすぐさま完了させて期待に打震える脂ギトギトの猛々しい巨大な狼チンポである。
時折数センチ以上の落差を持ってばきりと飛び跳ねるそれはひどい雄の臭いを放っており、切っ先は既に子種の仕込まれた魔物使いの下腹部へ明確に向けられている。
飢えて血走り肉欲を持て余した狼の目は雌の肉穴に肉棒のその全てを沈める瞬間を今か今かと待っているが、魔物使いの胎は既に満員である。
よって、哀れな彼に施されるのは、義務的かつ性欲処理を伴わない、あくまでお掃除の体を保ったおちんちんいじめであった。
「ふ〜………」
…まず、彼女はカゼのおちんちんに手を触れることなく、その竿の中程に口元を近づけると、熱を冷ますかのように吐息を吹きかけた。
「〜っ"きゅんッ!?」
二酸化炭素濃度の高く生ぬるい吐息がすこし当たっただけなのにもかかわらず、久しぶりの感覚におちんちんを驚かせるカゼ。
排尿をするかのように片足を飛びあげながら、彼はいきなり大事かつ貴重な射精の時間を浪費してしまった。
とはいえ刺激は弱く、なんとも弱々しい事故射精は3度ほど脈打った辺りで収まり、中腰で腰をかくつかせるカゼはなんとか漏出を食い止めることに成功した。
なお、彼が射精を許されるのは大抵数回に留まり、多くは2回程度で終わりである。
「…ずるいなあ」
魔物使いはカゼのへっぴり腰の吐精を生温かく見つめながら、少し本音を零した。
お腹の妊娠紋を隠すため、ここ最近ずっと皮の鎧を着ているので、気軽に自分を慰めることができないのだ。
とはいえ、無理やり下半身の隙間に手を突っ込めばできなくはない。
びくびくと飛び跳ね続けるカゼのおちんちんの真横に屈んだまま、魔物使いは嫋やかな細い指を鎧の隙間に差し込んだ。
「くうぅ………」
だめだ、隙間がきつくてぜんぜんいじれないや。
魔物使いは少しだけ愛液の付いた人差し指をカゼに舐めさせながら、すこし考える。
幸い、自分自身は別に禁欲しているわけではないので、帰って脱いでから好きなだけすればいい。
…ばっちいし、とりあえず普通に洗ってあげよっと。
「ごしごしするから、一旦おちんちんふさぐよ?」
魔物使いは全ての男が例外なく震え上がるような事を平坦な声色で普通に告げると、荷物の中から恐ろしい形状の尿道ビーズを取り出した。
本来は惚れ薬などの原料になる魔物の体液を効率的に採取するためのものだが、カゼと魔物使いの間では「栓」として使われている。
「きゅー………、きゅ〜……!」
当然ながらさらなるへっぴり腰できゅんきゅんと泣き出すカゼ。
しかし、冷静に考えると異種間妊娠の罪は重たいので…と考えるべきだが、実は魔物使い自身もこれはちょっとひどいかなと思っている。
とはいえしかし魔物使いは超隠れドSであり、実はカゼと同じくらいえげつない性癖をしているのだ。
透明な銀糸が水面と繋がり続けるおちんちんの先端につぷりと挿入してしまうと、カゼは声にならない悲鳴をあげ、全身の毛をぶわっと膨張させる。
圧倒的なサイズゆえに重力に負けていたはずのカゼの狼肉棒は、今鉄心が通った為、完璧な平行線に矯正されてしまった。
そこに接近するのは水に浸した普通の海綿である。
なんと、魔物使いは趣味で射精を封じたおちんちんを高刺激で掃除しようとしているのだ。