やがて、映像を見ていた理事長の指示で遣わされた人員により、ストーカーはどこぞへと回収された。
その行く末は天嶺の知ったことではないが、曲がりなりにも氣に目醒めた能力者だ。ただ処断するよりは、仏門にでも入れて心身を鍛え直させると共に、有効活用するのが妥当なところだろう。――どの道、現行の法では大した罰も下せないわけだし……。
その一方で、いよいよ一之瀬は逃げられなくなった。
朱雀の宿星持ちというだけでも希少なのに、変生した相手を人間に戻す、などという離れ業をやってのけた一之瀬のことを、どの組織も見逃す筈がない。リアルタイムで撮影された証拠映像があるのだから、言い逃れは出来ない。
まあ幸いにして、事前に天嶺が一之瀬をスカウトしており、将来は鬼哭村に身を寄せることが確定している。他組織の横やりは防げるだろう。
ヘタに横やりを入れてくるようであれば、鬼道衆との全面戦争待ったなしである。その割の合わなさは理解する筈だ。
「鬼龍院先輩の家は、表社会では名家という話だったな?」
「……ああ、なるほど。映像に撮られたからな。余所からのちょっかいを危惧しているのだね?」
「まあ、そういうことだ」
「たぶん、大丈夫だろう。どうしても無理なようなら、君のところでお世話になるさ。山中の村でスローライフというのも悪くはない」
笑みを浮かべながら、鬼龍院は気兼ねなく言ってのけた。
「そうか。そのときは歓迎しよう」
この環境は基本的に外部干渉を制限している。である以上、直近でどうこうなる可能性は低い。
鬼龍院の場合、一之瀬や森下と違って、実家が名家であるのなら尚更だ。
まあ、名家故のしがらみに囚われる可能性が無いではないが、だからこそ『鬼道衆との繋がり』が対抗カードとなり得るのも事実。その事実がある以上、鬼龍院の実家も彼女の意思を蔑ろには出来ないだろう。
「九角、佐倉」
鬼龍院との会話が一段落したところで、同じくこの場に派遣されてきた茶柱が声をかけてきた。天嶺と佐倉の担任故の人選だろう。
「余罪がある可能性も捨てきれないので、家宅調査を行った後、改めて九角には報酬を、佐倉には慰謝料を振り込むとのことだ。
ただ、相場が不明瞭なことも相俟って、振り込みには多少の猶予を頂きたい、との理事長からの伝言だ」
「そうか。こちらとしては、キチンと適正価格を振り込んでくれるというのなら、多少遅くなっても構わんよ」
「私もです。……ただ、私の方は所属事務所の方も迷惑を被ってますので、そちらにも配慮を希望します」
「承った。その旨は確かに理事長へと伝えておこう。――私はこれで学校に戻る。お前たちも気を付けて帰れよ」
事務的なやり取りを済ませて茶柱と別れ、寮への帰路に就く。南雲が持っていたカメラは教員が回収していったので、南雲と鬼龍院も同様だ。
言葉はなく、誰もが黙々と歩を進める。現実的ではない光景を目にしたばかりなのだ。当然と言えば当然だろう。
「俺も、ああなる可能性があったってことか……」
そんな中、ポツリと零したのは南雲だった。
「否定は出来んな。……前にも言ったが、氣は誰しもが持ち合わせている。その時点で、変生の可能性はあるのだ。氣に目醒めチカラを扱うようになった者は、その可能性が跳ね上がるだけの話でしかない。
特に、昨今の世は生き苦しく、息苦しい。人の自由を掲げ、義務教育を掲げ、だが現実には、そうして学んでもいざ社会に出れば安い給料でいいように使われる。……少なくとも、そう感じている者が大勢を占めるのは事実だろう。
それが淀みとなって、この国自体を取り巻いている。その分だけ変生する可能性は上がっているし、そこまではいかずとも影響を受けている者も少なくはない。止まないイジメ問題もその一つだ。
故、今のこの国には断固たる態度を取ることが求められている。場合によっては
だからこそ、そういった人材を増やすためにも、この学校が作られたのだろうよ」
南雲の呟きに、天嶺は淡々と答える。
「イジメか……。そういや、以前にネットニュースで見たな……。どこぞの中学校では、イジメが原因で『全クラスを強制的に解体・再編することになった上、卒業まで厳しい監視体制を取る』破目になったらしい。元はローカルニュースだったが、事態が事態なために一躍全国区へと広まったとか……。
それ以外だと、九州にあるっていうマンモス校で一つのクラスが学級崩壊を起こしたとかな。
あくまでもニュースという形ではあるが、そういう事例を知っていれば、お前の言葉に現実味と危機感を抱かずにはいられなくなるな……」
そう言って、南雲は深い溜息を吐いた。
「俺も、我が振りを省みて反省しなくちゃならねえな……」
そして、再度の溜息。
「っしゃ! 明日からは、この学校の生徒会副会長として、改善を目指して働きかけていくとするか!」
「ほう? 例えばどうする気だ?」
自らの頬を叩き、気合を入れて宣言する南雲に対し、鬼龍院は面白そうな表情で問いかける。
「例えば、生徒間の契約で、代価に退学を織り込めなくする、とかだな。――いやまあ、さんざっぱらそれを利用した俺が言えることでもねえと思うけどよ。
だがまあ、事情聴取の際に九角が言ってたように、教育機関にとっちゃ『退学者が多い』ってのはマイナスでしかないんだ。それを許容し得る謳い文句があったところで、その事実に変わりはねえ。――そして今までの俺は、自分の不遇を嘆くばかりで、そっちにまで気が回らなかった。
だからこそ、『退学者を減らす試み』に関しては、俺が主導するべきだと思う。
まずは、これまた九角が事情聴取の際に言っていた『Eクラス』の設立に関してだな。これは超特急で臨むべきだろう。何せ時間がねえからな。場合によっては、来月にも退学者が出ることになる」
「それって本当ですか!?」
思わず、といった形で南雲に詰め寄ったのは一之瀬だ。
「ああ、本当だ。まだ学校側から公的なネタ晴らしを受けていない以上、一年に言えるのはこれが精々だけどな」
「一之瀬くんはBクラスだったな? ならばまあ、然程に不安がる必要はないだろう。基本的に、例年のAクラスとBクラスには、学校基準での優等生と模範生が振り分けられるからな」
「おい、鬼龍院」
「なに、この程度ならば構わないだろうよ。その内に自ずと分かることだ」
横目で睨む南雲に対し、鬼龍院は肩をすくめて飄々と返す。
だがまあ、そんな南雲自身、直前に自身が多大なネタバレを行ったという自覚がなかった。天嶺の優秀さが齎した弊害である。
「全くコイツは……。――っし! どっか飯でも食いに行くか! 一年生諸君には、先輩として俺が奢ってやるよ!」
鬼龍院に対して呆れの溜息を吐いた南雲は、直後に声を張り上げて一年生を食事に誘った。
「おいおい、南雲。私には奢ってくれないのか?」
「金持ってるお前にまで奢る必要がどこにあるってんだよ?
この時期になれば、嫌でも一年の手持ちは減ってるもんだからな。手持ちに余裕があるのなら、普段から節約に努めてきた証だ。いずれにせよ、
逆に言えば、同学年で金を持ってるお前に対しては、奢るだけの理由と価値がない。それともお前、おとなしく俺に奢られて、自分の
「む……。そう言われると弱いな。これで私は自分に自信を持っているからな。ここでお前に奢られると、自分で自信を否定することになってしまうか……」
南雲に軽口を叩いた鬼龍院だったが、見事なまでに言い返された。
気にしない者は気にしないだろうが、気にする者は気にする。そういう部分を南雲は突いたのだ。
結果、鬼龍院は食事に同行はするが、自分の支払いは自分で持つことを宣言する。
そして、南雲の奢りにより、一年生は焼き肉を堪能したのだった。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
明けて翌日。
昨日は結構な展開が起こったものだが、知らぬ者にとっては関係のない話。変わらず日常は続くし、学校はあるし、授業もある。
二時間目の数学の授業。騒ぐ生徒が半数以上。真面目に授業を受ける生徒は少数。勉強はしているが、授業そっちのけで復習に精を出す生徒が少数。
「うーっす」
そして、授業も後半に差し掛かろうという段階になって、悪びれもせず堂々と遅刻をしてきた生徒が一人。須藤健である。
生徒たちは、気にしない者、気まずげな視線を送る者、冷たい視線を送る者に分かれるが、数学教師は
そういう対応は、この教師に限ったことではない。全ての教科の先生が、私語も、遅刻も、居眠りも、ただの一度も注意することなく全てを黙認している。
だからこそ、天嶺による注意喚起は大した効果を持っていなかった。生徒たちには、『先生が注意してくる』という先入観があるからだ。逆に言えば、先生が注意して来ない以上、問題ではない……と、そういう結論だ。
当初はレッテル貼りを恐れていた生徒たちも、気にせず騒ぐ生徒がいれば、次第にそれに流されていった。
それが、入学して三週間が過ぎた、現一年Dクラスの実情だった。
「なあ、おい、健よ。お前も、ちったあ態度を改めた方がいいぜ?」
「そうそう。部活に懸ける意気込みは分かるけどさ。遅刻に居眠りばっかりで、テストとか本当に大丈夫なのか?」
休み時間。
須藤と並び『三バカ』と称され、友人でもある池と山内が須藤へと声を掛けた。
「あん? 一夜漬けすりゃあ何とかなるだろ。昔から、俺はそうやって来たんだよ」
「いや、だから、それが通じるか分かんねえって話をしてるんだろうが!」
「そうそう。実感は湧かねえけど、ここは日本政府直下の名門校なんだぜ?」
聞く耳はあるが、危機感を持っていない須藤に対し、池と山内は言葉を重ねる。彼らなりに、須藤を友人と思っているが故だった。
「っせーな。だったら、何だって先公は注意の一つも寄越さねえんだよ?」
「それは……」
「なあ……」
そう言われると、池と山内は言葉に詰まって顔を見合わせる。
現状では天嶺の語った推測しか判断材料がなく、確信も確証もないのだ。重要なのは、それを聞いた各自がどう受け取ったかである。そして、須藤が重視していない以上、どれだけ池と山内が真摯な思いで説得しても、途端に空虚なものへと成り下がるのが道理だった。
結局、更なる言葉を紡ぐことが出来ないまま、休み時間は終了を迎えた。鳴り響くチャイムを受け、池と山内は自席に戻る。
「フン……」
それを冷めた目で見送って、須藤は鼻を鳴らすのだった。
そして迎えた三時間目の社会の授業。
「さて、今日はちょっとばかり真面目に授業を受けてもらうぞ。……月末だからな。小テストをやってもらう。まあ、各自の予習と復習の具合を確認するのが目的だ」
言いながら、茶柱は一番前の席へプリントを配っていく。
「言うまでもないことだが、カンニングは厳禁だからな。発覚した時点で、問答無用の0点だ」
その脅し文句に、不真面目な生徒たちも慌てて教科書類と端末をしまった。あわよくば、堂々とカンニングをするつもりだったのだろう。
開始の合図が下り、生徒たちは各々が小テストに取り掛かる。
天嶺を始めとする一部の生徒には、どこか既視感を覚える問題構成だった。一科目四問の全二十問構成。各5点配当の100点満点。大半は受験問題よりも体感で二段階ほど簡単で、難問らしい難問は最後の三問のみ。
以前にやった物に比べれば十問増えているが、問題構成的にその程度は微々たる差だ。
天嶺と清隆はスラスラと解いていく。難問が増えようと、たった一問。二人にとっては些かの苦もない。
まあ、その二人が例外なだけで、それ以外はどこかしらで詰まっている。
この約一ヶ月間、暇を見つけては予習に精を出し、天嶺や清隆からアドバイスを受けて取り組んでいた幸村と鈴音だったが、流石に高校範囲を丸々カバーするには時間が足りなかった。まあ、他のクラスメイトに勉強を教えたりしていたからでもあるが。
元々の学力が二人には及ばない平田たちも、予習時間が足りていないのは同様。ガクンと学力が落ちる恵は尚更だ。むしろ彼女の場合、予習よりも復習に精を出している。
それでも、以前に比べればペンを動かす手に淀みはなかった。
清隆たちから教えを受けている佐藤、池、山内の三人は、自分でも不思議なほどに問題が解けている自覚があった。流石にラスト三問の難問はサッパリだし、それ以外の問題も詰まるところがあるが、中学時代に比べれば解けている自信がある。
ここ最近は澪から勉強を教えてもらっていた佐倉と長谷部もそれは同様。幸村と勉強する機会の増えた三宅、王と勉強する機会の増えた井の頭も、確かな手応えを感じていた。
そんな風に前向きに取り掛かれる生徒がいる一方で、暗雲に襲われている生徒も少なからず――訂正、大多数いた。
その代表格は紛れもなく須藤だったが、日頃から授業を真面目に受けていない生徒たちも似たり寄ったり。
そして、生徒毎の明暗がクッキリと分かれたまま、三時間目は終わりを迎えたのだった。
まあ、ライブで人が化け物に変わる瞬間を目にすれば、それで煽られる恐怖感は並大抵ではないでしょう。
ストーカーは人の身に戻ることが出来ましたが、それは『一之瀬ありき』での『偶然の産物』となれば尚更です。
四神クラスの宿星を持っていて、その人物が『変生した相手が人の身に戻ることを願っている』のが最低条件なわけですから、成立させること自体が至難です。
本作においては、その事実が学校のシステムを変えることに一役買います。
いやまあ、『仏の顔も三度まで』と言いますしね。
たった一回のミスが『取り返しのつかない』ミスであることも無くはないですが、総体的には少ない部類でしょう。
それを思えば、学生を相手にするに当たって、高育のシステムには『厳しすぎる』部分があるのも事実だと思います。
『そんだけ追い込まなきゃ将来的に期待できない』生徒が多いのも事実だとは思いますが、それで追い込み過ぎて変生されても困りものです。
今まではそうならなかったと言って、これからもそうならない保証はないわけですから。
あと、こうでもして救済ラインを用意しないと、特に須藤なんか逆ギレからの変生待ったなしでしょうし……。
バスケに懸ける意気込みには理解を示しますが、それは『素行不良の言い訳にはならんだろう』という、当然の帰結です。
大抵の『よう実』二次って、鈴音を非難して須藤を過剰に持ち上げる傾向があると思うんですよね。正直に言えばそこが疑問で……。
いや、原作に沿っているのはそうなんですけど、普通に考えて、須藤の方が鈴音以上の問題児でしょう。
情熱を懸ける対象が違うだけで、ストイックさはどっちも同等だと思います。
コミュニケーション能力の不良も五十歩百歩。単に、Dクラスだと『須藤と話の合う顔触れの方が多い』ってだけでしょう。
その上で、どっちがクラスと学校に迷惑を掛けているかと言えば、間違いなく須藤です。
原作5巻の独白で、『暴力事件を起こし、全国でも屈指のバスケ強豪校からの推薦を白紙にした』事実が明らかになったことで、余計に問題児ぶりが上がりました。
これにより、既刊の須藤に対する見方も変わってきます。
そんな過去を起こしておきながら、言葉遣いは乱暴、授業は真面目に受けない、売られた喧嘩は買う、ですからね。
反省能力が無いと言わざるを得ません。
更に、独白にある『俺って人間はクズの両親から生まれたクズなんだと』っていう一文です。
これにより、反省能力が無いだけでなく、両親に責任転嫁しています。
また、『バカだった俺は勉強を早々に諦めスポーツの世界に入った』という一文もそうです。
利口と言えば利口ですが、それで勉強の全てを投げ捨てるのは、『楽に逃げているだけ』と捉えられても不思議はありません。
そんな奴が、ちょっとバスケをダシにして注意喚起された程度で、容易く変われるかって話です。
可能性が無いではないですし、だから自分も別作ではそこら辺を利用して改善を促しているわけですが、普通に考えれば可能性は低いだろうな……と。
須藤に早期の改善を促すには、たとえ仮入部でもいいから同じバスケ部に入って、同じ練習をこなして、その上で真っ向からバスケで叩き潰すしかないのが実情だと思います。
そうでないと、むしろ須藤のことだから余計に反発するだけだと思います。
そう考えると、天嶺的には『須藤の改善』は割に合わなすぎるんですよね。
いや、天嶺とて須藤の全部を知ってるわけではないですが、普段の態度から見えてくるものはありますし、それで分かる部分もあります。
加えて平田の意向もありますし、だから池や山内を介して働きかけてもいます。
でも、それでこの時期の須藤が態度を改善するかっていうと、やっぱり望み薄だと思います。
過去を鑑みれば尚更で、余計に意固地になると思います。
天嶺は手を差し伸べず、原作と違って清隆と鈴音も手を差し伸べない。
平田が手を差し伸べても須藤がその手を掴むとは思えませんし、可能性があるとしたら桔梗ですが、桔梗だって須藤一人に付き合ってばかりもいられません。
平田が過去問を渡したとしても、『寝落ちして、過去問があったにも拘らず赤点を取った』という実績が原作の須藤にはありますからね。
原作では一日前に渡したのも大きいでしょうが、余裕を見て数日前に渡したところで、結局はその余裕に胡坐をかいてしまうと思います。
須藤に限らず、Dクラスの劣等生組にはそんなイメージがあります。
結論として、『赤点不可避』になってしまうんですよね。
よっぽど前から過去問を渡したとして、それで中間は回避できても、基礎学力の不足から期末での赤点は避けられません。
ぶっちゃけた話、原作だと鈴音に掛けられた負担が大きすぎると思います。
Dクラスを導いてAクラスに引き上げるに当たっては、鈴音がDクラスの面々と顔を会わせられる高さまで階段を下りる必要があるのは確かです。
でもその一方で、Dクラスの面々も鈴音と顔を会わせられる高さまで階段を登る必要があるのも確かなんですよね。
その点において、後者の努力が圧倒的に足りておらず、その分の負担がリーダーとして起った鈴音に押し寄せているのが現実だと思います。
鈴音自身の認識がどうあれ、それが客観的に見た事実だと思います。
そう考えると清隆の行いは、足手纏いを切り捨てることによる『鈴音の救済』に他なりません。
マシーン清隆の『人間らしさ』と捉えることも出来ると思います。
ただ現実問題、そこら辺の判断を『何から何まで生徒に任せる』という学校のシステムが一番の問題だと思います。
長くなりましたが、筆者としてはそういう解釈があります。
それを反映させた結果、『ライブ映像で変生を突き付けることで学校側の危機感を刺激し、それにより思考停止していた部分まで視野を広げさせ、システムに改善を促す』のを天嶺の目的としました。
少し前の話で言及した、『学校側の判断で拾い上げたのなら、もう少し学校側で面倒を見ろ』を実行させようとしての行動だったわけですね。
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