※この作品はR-18です。

旅人を愛する孕神たちの純愛   作:ニコネーム、フラフラ

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ある日の旅人~色欲の日常編2(四人全員)

 

 

 甘雨の通行証を通じて璃月港に現れた旅人は、彼女に行先を告げて出発した。

 目指すは「層岩巨淵」という鉱石採掘施設を超えた先、スメールの中心「スメールシティ」。

 因みに現在も危険な為という理由で層岩巨淵は一般人の進入禁止のまま。だが旅人ならば大して脅威にならずに通過することもできる。よってまっすぐ突っ切る事にしたのだ。

 

 璃月港の背にそびえる天衡山の麓を超えて璃沙郊(りしゃこう)を突っ切る。

 と盗賊の一団やヒルチャールの一行に出くわしては、最近有り余った力で文字通り吹っ飛ばして進む。

 そんなこんなで層岩巨淵に辿り着いた頃にはお昼になっていた。

 

 層岩巨淵を抜けた先、スメールの鬱蒼とした熱帯雨林の入り口で旅人とパイモンは簡単な昼食をとることにした。

 

 木漏れ日の下、旅人はノエルが持たせてくれた包みを開く。中には綺麗に盛り付けられたサンドイッチと、果物の甘い香りがする小さな瓶詰めが入っていた。

 

「おおっ、ノエルの弁当だ! うまそうだな!」

 

 パイモンが目を輝かせて宙を舞う。旅人もつられて笑みを零しながら、木の根元に腰を下ろした。柔らかなパンに挟まれたハムとチーズ、そしてほんのりと効いたハーブの香り。彼女の丁寧な仕事ぶりが伺える味だった。パイモンは夢中で頬張り、あっという間に自分の分を平らげてしまう。

 

「ふぅ、食った食った! ノエルの料理はいつもながら最高だな!」

「ああ。本当に、ありがたいよ」

 

 旅人は最後の一口を噛みしめながらふと洞天の温もりを思い出していた。朝、あれだけ濃密な時間を過ごしたというのにもうすでに彼女たちの顔が恋しい。我ながら現金なものだと思う。だが、それだけ自分は彼女たちに支えられているのだという確信にも似た感情があった。

 

 手早く後片付けを済ませ旅人は通行証を手にする。光の粒子が舞い、視界が一瞬だけ白く染まる。そして次に目を開けた時には、そこは見慣れた洞天の廊下だった。ひんやりとしながらもどこか温かみのある空気。マルが整えてくれた空間が、旅人を静かに迎え入れる。

 

 ふと、廊下の奥から規則正しい音が聞こえてくる。箒が床を撫でる、軽やかなリズム。旅人は足音を殺して角を曲がった。

 

 そこには、窓を拭いて掃除しているノエルがいた。

 

 彼女はいつものメイド服とは違う装いだった。黒のロングスカートではなく、膝上丈のミニスカート。そして脚を覆うのは、普段の黒いタイツではなく透けるように白いタイツだった。銀の髪を一つにまとめ、慣れない姿勢で床を掃くその姿はあまりにも新鮮で、あまりにも艶めかしい。

 

 旅人は思わず喉を鳴らした。白いタイツに包まれた彼女の脚線が、ミニスカートの裾から伸びてその曲線を惜しみなく主張している。普段は騎士鎧や長いスカートに隠されている部分。それが今、こんなにも無防備に晒されている。

 

 と、肩の上で気配が動いた。パイモンだ。小さな相棒は旅人の視線の先を一瞬で理解したのか、にやりと笑うと音もなく親指を立ててそのままふわりと廊下の奥へと飛び去っていく。まるで「おいらに構わず、存分にやれ」と言わんばかりに。

 

 旅人はその背中に小さく礼を言うと、静かにノエルへと近づいた。彼女はまだこちらに気づいていない。掃除に集中しているその背中に、そっと手を伸ばす。

 

「──わっ」

 

 後ろから抱きしめると、ノエルの身体がびくりと跳ねた。しかし彼女はすぐにその腕の主が誰であるかを悟った。この洞天で、自分にこんなことをする人は一人しかいない。

 

「ご、ご主人様……お帰りなさいませ」

 

 ノエルは振り返らずにそう囁いた。その声は、掃除の手を止めたことへの照れと嬉しさとが混ざり合ったような、複雑な響きを帯びている。旅人は彼女の銀の髪に顔を埋めながら、ゆっくりと答えた。

 

「ああ、ただいま。……掃除、ご苦労様」

 

 腕の中のノエルは、ほんのりと汗ばんでいた。掃除をしていたせいだけではないだろう。旅人の腕の熱が、彼女の肌にじわりと伝わっていく。白いタイツ越しの脚が、わずかに震えているのが分かった。

 

「その服……珍しいな。どうして?」

 

 旅人が耳元でそう言うと、ノエルの耳がみるみるうちに赤く染まっていく。彼女は少しだけ身じろぎして、消え入りそうな声で答えた。

 

「は、はい。たまには……その、ご主人様に違う私も見ていただきたくて」

「……そういうの、ずるいよ」

 

 旅人はそう囁くと、彼女の身体を抱きしめたまま左手をそっと前に回した。彼女の胸のふくらみを包み込む。掌に伝わる柔らかな弾力と、その奥で早鐘を打つ鼓動。ノエルは小さく息を呑んだが、抵抗はしなかった。

 

「ご主人様……その、掃除の途中なのですけれど」

「うん。でもまだお昼のデザートを食べてないんだ」

 

 旅人の右手が、彼女のミニスカートの裾へと伸びる。白いタイツの上から、内ももをゆっくりと撫で上げていく。ノエルの脚がびくりと震え、彼女の口から微かな吐息が漏れた。

 

「デザート、ですか……?」

「ああ。ノエルを食べたい」

 

 その言葉に、ノエルは一瞬だけ言葉を失った。けれどすぐに、彼女は小さく笑った。照れくさそうにけれどどこか嬉しそうに。

 

「私でよろしければ……いくらでも」

 

 旅人の右手がミニスカートを捲り上げつつ彼女の秘所を包む部分に触れる。タイツ越しに感じる、既に湿り気を帯びた熱。布越しに押し当てるように指を動かすと、ノエルの背中がしなる。

 

「あっ……ご主人様……」

「もう濡れてる」

「それは……ご主人様が、触れるから……」

 

 旅人は彼女の耳元で小さく笑うと、左手で胸を揉みしだきながら右手の指でタイツ越しに秘所をなぞり始めた。上下に、円を描くように。そのたびにノエルの腰が小さく揺れる。

 

「んっ……あっ……ご主人様、そこ……」

「掃除、続けてもいいんだけど?」

「む、無理……です……」

 

 強引な言葉とは裏腹にその手つきは優しい。ノエルは窓を拭く手を完全に止めて窓枠を掴む。

 ぴりっ、という小さな音とともに白いタイツが一部だけ破れる。その隙間から、彼女の白い肌とすでにしっとりと湿り始めた秘所が露わになった。下着はつけていない。この洞天で、彼女たちの中でいつの間にかできた暗黙のルールだった

 

「あっ……タイツが……」

「あとで新しいのを買ってあげるから」

 

 旅人はそう言って露わになった彼女の秘所に自分のものを押し当てた。ノエルは窓枠の壁に両手をついたまま、腰を背後の旅人に押し付ける様に引く。

 

「ご主人様……本当に、ここで……?」

「嫌?」

「いいえ……ご主人様が、望むなら……」

 

 旅人はゆっくりと腰を進めた。ノエルの内側は、既に十分に濡れていて彼を柔らかく迎え入れる。それでも彼女の身体は少しだけ強張っていて。廊下という、いつ誰が来るか分からない場所での行為に緊張しているのだろう。

 

「んっ……ああっ……」

 

 根元まで埋め込むと旅人は彼女の腰を掴んでゆっくりと動き始めた。ぱちゅん、ぱちゅんと肌がぶつかる音が廊下に響く。ノエルは必死に声を殺そうとしているが、それでも甘い吐息が漏れ続けている。

 

「ノエルの中、やっぱり気持ちいいよ」

「あっ……ご主人様の、おっきい……」

 

 旅人の動きが少しずつ速くなる。ノエルの内壁がきゅうきゅうと彼を締め付ける。掃除の途中だったという背徳感が、彼女の感度をさらに高めているようだった。

 

「ご主人様……私、もう……」

「いいよ。イって」

 

 旅人の許可が下りた瞬間、ノエルの身体が大きく震えた。壁に手をついたまま、彼女は声を殺して達する。その内側の痙攣に、旅人もまた限界を迎えた。彼女の最も深い場所で、熱いものを放つ。

 

「あっ……ご主人様の、いっぱい……」

 

 ノエルはそう呟くと、壁に凭れたまましばらく動けなかった。旅人もまた、彼女の背中に覆いかぶさるようにしてその余韻に浸る。

 

 やがて、旅人がゆっくりと自分を引き抜く。ずるり、という感触とともに白濁した液体が彼女の内側から滴り落ちた。裂けたタイツの隙間から、それが白い太ももを伝っていく。

 

「ご主人様……」

「ん?」

「その……掃除が、途中なのですが」

 

 ノエルは振り返らずにそう言った。その声は、まだ少しだけ熱を帯びているけれどいつもの真面目なメイドの響きに戻りつつあった。旅人はそんな彼女の頭を優しく撫でる。

 その言葉に、旅人は少しだけ目を見開いた。そして小さく笑う。

 

「ああ。じゃあ、続きをしてもらおうかな」

「はい。……お任せください」

 

 ノエルはそう言って裂けたタイツのまま、廊下に膝をついた。そして旅人のものをそっと口に含む。その温かい口内が、まだ余韻の残る旅人を優しく包み込んだ。

 

彼女の舌が、裏筋を丁寧に舐め上げていく。それはもう何度もしてきたからだろう。手慣れた、けれど心を込めた奉仕だった。

 

旅人はそんなノエルの頭を優しく撫でながら、洞天の廊下に響く静かな水音に耳を傾けていた。時間はまだ昼過ぎ。洞天の外には、まだ明るい日差しが降り注いでいるはずだ。けれどここは、彼と彼女だけの秘密の時間。旅人はふと甘雨が今どうしているだろうかと考えた。

 

璃月の港町で仕事に励んでいるだろうか。それとも、あの清楚な顔でまさかこの洞天の廊下で起きていることなど想像もせずに、ただ淡々と書類を片付けているだろうか。バーバラ何しているのだろう、いつもの様にモンドの人たちにあの明るい笑顔で励ましているのだろうか。そしてモナは流石に起きて、図書室となったあの部屋でまた文字に囲まれているのだろうか。

 

(まあ、今は目の前のノエルに集中しないと失礼だな)

 

旅人は意識を目の前の恋人に戻す。ノエルは健気に、真剣に、蕩けた目で彼のものを口に含み続けている。その献身的な奉仕は、見ているだけでも彼の欲を再び掻き立てた。

 彼女の可愛らしい口の中で激しく彼の肉棒を前後させ、満足するまで己の精を飲ませ、その顔を白く染め上げた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 洞天の廊下でメイドさんノエルを背後から犯し丹念に自分色に染め上げた跡、彼女をお風呂に向かわせた。汚れた廊下は旅人がササっと掃除して綺麗にした後、まだ洞天に内にいるであろうモナを探して移動する。

 

 モナはいつもの図書室にいた。モナは普段からここで研究や自身の仕事をこなし、たまにモンドの自室に戻っては事後と相手と商談している。ただ彼女と壺の精霊マルの手で、右も左も本だらけのちょっとしてた図書館に魔改造された図書室は、各国の歴史書から彼女の占星術に必要な資料全般。そして性知識に偏った寝技や人体のどこが快感を感じやすいのかなどの本が多めだったりする。読んでいるのは恋人たちだが、主にモナとノエルがよく読んでいる。

 

「モナ、いるか?」

「おや、空。いらっしゃい」

 

 図書室の扉を開けるとモナはいつもの机ではなく窓辺に置かれた低いソファに寝そべって本を読んでいた。その手に持つのは分厚い天体観測の図鑑。彼女のトレードマークである全身タイツの上からでも分かるその小さな胸のふくらみが、呼吸に合わせて静かに上下している。昼の柔らかな光が彼女の黒髪に反射して、つややかな光の輪を作っていた。

 

「何読んでるんだ?」

「ああ、これはスメールの学者が書いた考察書です。こちらの世界の星の動きとあちらの世界の星の動きを比較したもので」

 

 旅人は彼女が読んでない隣に置かれた本を手に取って覗き込むが、専門用語と比喩表現の羅列でまるで分らなかった。

 

「……難しい」

「ふふ。でも面白いですよ」

 

 モナはそう言ってくすりと笑う。その笑顔は、普段の尊大な占星術師とは違うただの少女のものだった。

 旅人は彼女の隣に腰掛けた。モナの小さな肩に旅人の腕に触れる。だんだんと鎖骨へそして胸元へと旅人の指先が流れていく。

 モナは本から顔を上げない。しかしその頬は、徐々に赤く染まっていく。

 

「空」

「なんだ?」

「あなたの視線が、痛いです」

「そうか? 別に普通だと思うけど」

「いいえ。あなたは今、私の胸を見ています」

 

 図星だった。旅人は少しだけ気まずそうに視線を逸らすが、すぐにまた戻してしまう。モナの全身タイツは本当に卑怯だ。彼女の身体の線が全て露わになる。小さくても形の良い胸のふくらみも、腰のくびれもそして脚の付け根の部分まで。

 

「モナ」

「はい?」

「君は、ずるいな」

「何が、ですか?」

 

 その瞬間、旅人は彼女の身体を抱き寄せた。本が床に落ちる。モナは小さく悲鳴を上げ、そして次に訪れるであろう事を予感して身を強張らせた。しかし、その瞳はどこか期待に満ちている。

 

「空。ここは図書館ですよ」

「誰も来ない。ノエルは今お風呂。パイモンは多分どこかでお昼寝してる」

「で、でも」

「モナ。君としたい」

 

 旅人は彼女の耳元で囁いた。モナの身体がびくりと震える。

 

「あなたは、いつもそうやって」

「嫌か?」

「いいえ。嫌なわけ、ないです」

 

 モナはそう言って旅人の首に腕を回した。それが彼女の返事だった。旅人は彼女をソファに押し倒すと、その全身タイツに手をかける。首から下を覆う布を、ゆっくりと剥がしていく。彼女の白い肌が昼の光の中で露わになっていく。小さな胸とその頂点にある薄いピンク色の乳首。細くくびれた腰。そしてその奥に隠された秘所。全てが洞天の空の光に照らされて生まれたままの彼女の魅惑的な裸体を見つめられる。その視線は熱く焼けどしそうなほどだった。

 

「モナ、美味しそう。」

「食べて良いですよ……空」

 

 モナはもう抵抗しなかった。ただ旅人のされるがままに、その身体を委ねている。旅人は彼女の胸に口づける。小さくても、その先端はもう固く尖っている。ちゅーっと吸ったり舌で転がすと、モナの口から甘い吐息が漏れた。

 

「あっ空、あんまり、吸わないで」

「どうして?」

「だって、私のおっぱい、小さい、から」

「そんなことないよ。モナのおっぱいは、とても可愛い。それに俺の手の中にちょうど収まって、とても敏感で。」

「やっ……そんな事っ、言わなっ。ひんっ!?」

 そう言って、もう片方の胸を手のひらで優しく包む。モナは小さく息を呑む。旅人の指が、乳首を転がす。それだけで彼女の身体はビクビクと反応した。

 ソファーに押し付ける様にして旅人はモナの胸に吸い付き続ける。

 

 片方の胸を吸い上げたらもう片方へ。そして両方を吸い上げ、乳首を舌で弄ぶ。その舌使いは執拗で、乳首の先端を転がすようにそして根元から吸い上げるように。時折、唇で軽く噛むようにして刺激するとモナの背中がびくんと跳ねた。

 

「あっ……んんっ!空、そんなに、されたら……んぁんっ、だめっ」

 

 モナの声はもう甘く蕩けている。小さな胸をこれでもかと吸われ、弄られ、そのたびに彼女の身体の芯がじんわりと熱を持っていく。旅人はそんなモナの反応を楽しむように、乳首から口を離すと今度は両手で彼女の胸を優しく包み込んだ。掌の中で、その柔らかなふくらみをゆっくりと揉みしだく。小さくても、吸い付くように柔らかい。旅人の指の間から、ほんの少しだけ乳肉がはみ出す。その感触がたまらなく愛おしい。

 

「モナのおっぱい、本当に可愛いな」

「や……そんなこと、言わないでください……。私のは、小さいですから……」

「小さいから可愛いんだよ。それに、すごく敏感で吸うたびにモナが気持ちよくなってるのが伝わってくる」

 

 旅人はそう言ってもう一度片方の乳首に吸い付いた。今度はさっきよりも強く、そして長く。舌で乳首の表面を何度も往復し、そのたびにモナの口からは抑えきれない喘ぎが漏れ出す。彼女の手が、旅人の頭を抱えるように添えられた。それは拒絶ではなく、もっと感じていたいという無言の懇願だった。

 

「あっ……あっ……空……そこ、ばかり……」

「ここがいいんだろ?」

「そ、それは……ぅんっ!」

 

 旅人の指がモナの秘所へと伸びる。すでにそこは、彼女の興奮を映すようにしっとりと濡れていた。全身タイツを脱ぎ捨てた今、彼女の秘所は無防備に晒されている。旅人の指が、その入り口をなぞるように撫でた。くちゅという小さな水音が、静かな図書室に響く。

 

「もうこんなに濡れてる。モナは、おっぱいだけで感じちゃったのか?」

「ち、違います……。空が、上手すぎるんです……」

「それは嬉しいな」

 

 旅人は笑みを零すとモナの乳首を口に含んだまま、指をゆっくりと膣内へと沈めていく。彼女の内壁が、きゅうきゅうと指を締め付ける。その締め付けの強さに、旅人は彼女がどれほど感じているのかを理解した。指を二本に増やし、ゆっくりと抜き差ししながら乳首への愛撫も同時に続ける。上下から与えられる快感に、モナの身体がびくびくと痙攣した。

 

「あっ……だめ……それ、両方……ああっ!」

「だめじゃないよ。モナは、気持ちいいんだろ?」

「はい……気持ち、いいです……。空の、指と……口が……」

 

 モナは正直にそう答えた。もう隠す必要なんてない。この人には全部知ってもらいたい。そう思えることが、彼女にとっては何よりも幸せだった。旅人の指の動きが、少しずつ速くなる。膣壁を優しく擦り上げ時折、弱い部分をピンポイントで突く。そのたびに、モナの腰が浮きそして落ちる。ソファの上で、彼女は完全に旅人に身を委ねていた。

 

「あっ……もう……イきそうです……」

「いいよ。イって」

 

 旅人の許可が下りた瞬間モナの全身が大きく震えた。彼女の膣壁が、指を咥えたまま何度も収縮を繰り返す。その痙攣を指で感じながら、旅人は乳首から口を離した。そして絶頂の余韻に浸る彼女の顔を覗き込む。潤んだ瞳、上気した頬乱れた黒髪。そのすべてが、旅人の欲をさらに掻き立てる。

 

「モナ、まだ足りないだろ?」

「……はい。空の、ものが欲しいです」

「素直でよろしい」

 

 旅人はそう言って、自分のものをモナの秘所に押し当てた。彼女の入り口は、もう十分に濡れている。けれどすぐには入れない。亀頭で入り口をなぞるように、ゆっくりと刺激する。モナは腰を浮かせてもっと欲しいとねだるように、旅人のものを求めた。

 

「空……お願い、早く……」

「焦らないで。ゆっくり味わおう」

 

 旅人はそう言って、ゆっくりと腰を進めた。モナの内側が彼の形を思い出すように、きゅうきゅうと収縮する。その感触を楽しみながら、旅人は根元まで埋め込んだ。そして動きを止める。モナの内側を、じっくりと味わうように。

 

「モナの中、やっぱり気持ちいいよ。あったかくてきつくて……」

「あっ……空の、大きい……。私の中、いっぱいです……」

 

 モナはそう言って旅人の背中に腕を回した。そのまま、自分から腰を動かそうとする。けれど旅人はそれを制した。まだ動かない。彼女がもっと欲しがるまで、焦らすつもりだ。

 

「空……動いて、ください……」

「どうして?」

「だって……私、もう……我慢できないです……」

「仕方ないな。モナは、我慢強いと思ってたんだけど」

 

 旅人はそう言って、ゆっくりと腰を引きそしてまた奥へと突き入れる。その一突きだけで、モナの身体が大きく跳ねた。彼女の口から甲高い喘ぎが漏れる。旅人はその反応を確認すると、今度は少しずつペースを上げて抽送を始めた。ぱちゅん、ぱちゅんと肌と肌がぶつかる音が、図書室に響く。モナの喘ぎ声もそれに合わせて大きくなっていく。

 

「あっ……あっ……空っ……!」

「モナ、声、大きいよ。誰か来るかもしれない」

「で、でも……あっ! そこっ!」

 

 旅人が角度を変えて、モナの最も感じる場所を突く。彼女の背中が、ソファの上でしなる。膣壁がより強く旅人を締め付ける。その締め付けに、旅人もまた限界が近づいているのを感じた。彼はモナの腰を両手で掴み、より深くより強く、彼女を突き上げる。モナはもう言葉にならない声で喘いでいた。

 

「モナ、出すよ」

「はいっ……くださいっ……空の、をぉおお!!♡」

 

 旅人の最後の一突きがモナの最も深い場所を刺し貫く。その瞬間、彼女の全身が大きく震えそして達した。同時に、旅人も熱い奔流を放つ。モナの子宮の中で注がれる大量の熱。その感覚が、彼女の絶頂をさらに深いものにしていく。

 注がれた大量の精液で彼女の子宮はあっという間にいっぱいになる。

 

「ああ……空の……でてるっ……」

「モナ……」

「あっまだ……イって……しま――」

「いいよ。何度でもイって」

「――あああっ!!」

 

 モナは二度目の絶頂に震えた。旅人はそんな彼女の中に、まだ自分を留めたまま。彼女の膣壁が名残惜しむように収縮を続ける中で旅人はゆっくりと彼女の顔を覗き込んだ。その瞳からは涙が溢れている。けれどその顔は、この上なく幸せそうで。

 

「モナ大丈夫か?」

「はい……空は、やっぱり凄いです……」

「そろそろ抜くぞ」

 

 旅人はゆっくりと自分を引き抜く。ずるり、という感触とともに白濁した液体がモナの内側からとろりと溢れ出した。それを惜しむように、彼女の膣壁が収縮する。

 

「あっまだいや……」

「モナ、欲張りだな」

「だって……空のおちんちんを、まだ子宮で感じていたいですから」

 

 モナはそう言って、旅人の胸に顔を埋めた。旅人はそんな彼女の頭を優しく撫でながら、グイッと再び彼女も子宮内へ自分のモノを押し込み、しばらくそのままでいた。昼下がりの図書室。柔らかな光が二人の姿を包んでいる。この静かな時間が旅人にとっても何よりの癒しだった。

 

「モナ」

「……はい」

「この本、落ちちゃったな」

 

 旅人は床に落ちた天体観測の図鑑を拾い上げた。モナはその本を受け取ると、少しだけ破れたページを気にしながらも小さく笑った。

 

「落ちたのは、空のせいですよ?」

「そうだな。ごめん」

「いいえ。私は、この本よりも空との時間の方が大切ですから」

 

モナはそう言ってまた旅人の胸に顔を埋める。旅人はそんな彼女を抱きしめながら、ふと窓の外を見た。洞天の空はいつもと同じように美しい。けれどその外には、広いテイワットの世界が広がっている。そしてその世界にはまだ旅人が出会うべき、多くの人々が待っている。

 

「モナ」

「はい?」

「お前と出会ってから、本当に色んなことがあったな」

「そうですね。私もまさか、空とこんな関係になるなんて占ってもいませんでしたよ。いえ、初めて貴方に出会った日に貴方がモンドを去った後に、初めて恋をしたから貴方の全てを占って、それからはもう何度も占ってしまいますけどね」

 

 モナは少しだけ照れくさそうにそう言ってから、旅人の目を真っすぐ見つめた。その瞳は真剣で、それでいてとても優しい。

 

「空」

 

 彼女は名前を呼ぶと、旅人の頬にそっと手を添えた。

 

「貴方に、伝えておきたいことがあるんです」

 

 その声は、いつもの尊大な占星術師のものではなくただの恋する少女のものだった。旅人は、彼女の言葉を静かに待った。モナは小さく息を吸うと、そして静かに、けれど確かな想いを込めて告げた。

 

「私は、貴方のことが世界で一番好きです。これは、占いではなくてただの事実です」

 

 その言葉に、旅人は少しだけ目を見開いた。そしてふわりと微笑む。彼女の頭に、そっと手を置く。

 

「知ってるよ。俺も、モナのことが世界で一番好きだ」

「ありがとうございます。でも、私だけに夢中にならないでくださいね?」

「ああ、みんなの事も一緒に全力で愛する。こんなにエッチな俺のお嫁さんたちだもんな」

 

 そういって二人は啄むような優しいキスを交わす。昼下がりの光がどのくらい経っただろうか。二人は、そのまましばらくの間、抱き合っていた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 モナと一しきり楽しんだ後、彼女を抱えて部屋を出るとノエルがすでに待ち構えており、彼女とその手に持っていた彼女の服も受け取ってお風呂へと連れて行った。そうやら旅人にバーバラの相手をする時間を作ってくれるらしい。

 モンドの夕暮れは、まるで祈りの歌のように静かでけれど街の広場だけはいつも賑やかな笑い声に満ちている。昼下がりから始まったバーバラのちょっとした交流の時間は、どうやらもう終わりに近づいているようだった。旅人が教会の前までやって来た時、彼女はちょうど信者の子供たちに手を振って見送っているところだった。

 

 彼女のクリーム色のツインテールが風に揺れて夕陽を受けてきらきらと光る。修道服の裾をひらめかせながら、最後の一人に笑顔で「また明日ね」と声をかける姿は、どこからどう見てもモンドの愛されアイドルそのものだった。

 

 旅人はしばらくその光景を広場の端に立ったまま眺めていた。彼女が誰かの物になったと知ってもなお、この町の人々がバーバラへ向ける眼差しは柔らかい。むしろ以前よりも温かいくらいだ。誰かが恋をして、誰かに愛されてそれがこんなにも祝福されるなんて、本当にこの町は風のように自由でそして優しい。

 

「──あっ」

 

 ふと、バーバラがこちらに気づいた。彼女の大きな瞳が、ぱちりと瞬く。それからぱあっと花が咲いたような笑顔になって、修道服の裾をふわりと揺らしながら走り出した。

 

「空! どうしたの、迎えに来てくれたの?」

 

 旅人の胸の前でぴたりと止まったバーバラは、息を弾ませながら見上げてくる。その頬は夕陽の色よりもほんのり赤く染まっていた。先ほどまで大勢に囲まれていたというのに、彼女の視線はもう旅人だけに向けられている。

 

「ああ。そろそろ帰る頃かなと思って」

「ふふ、ちょうど終わったところだよ。ねえせっかくだから少し歩かない? それとも、すぐ洞天に帰る?」

 

 旅人は少しだけ考える素振りを見せた。だが、その前に、彼女の手をそっと取る。人目もあるから本当に軽く、指先だけを絡めるように。バーバラは一瞬だけ驚いたように目を丸くして、それから嬉しそうに指を握り返してきた。

 

「歩こうか」

「うん」

 

 二人は広場を後にして、城壁沿いの静かな道をゆっくりと歩いた。夕暮れの風は冷たすぎず、頬を撫でていく。西の空がオレンジと紫に溶け合う時間。昼間の喧騒が嘘のように、あたりには虫の声と遠くの風車の回る音だけが響いている。

 

「ねえ、空」

「ん?」

 

 バーバラは前を向いたまま、少しだけ恥ずかしそうに言った。

 

「私ね、今日ね、教会のお祈りの時も孤児院で子供たちと遊んでる時も、ずっと空のこと考えてたの」

 

 それはまるで、夕暮れの空に浮かぶ一番星を探すような小さくて大切な告白だった。旅人は彼女の手を握る力を少しだけ強くする。

 

「……どんなことを考えてたんだ?」

「えっとね。今日はどんなふうに抱きしめてくれるのかな、とか」

 

 言ってから自分で言った言葉に照れてしまったのか、バーバラは空いた方の手で口元を隠すようにして、ちらりと旅人を見上げた。その瞳は潤んでいて、夕陽の光を閉じ込めたみたいにきらきらと揺れている。

 

「……バーバラ、それって誘ってる?」

「誘ってるっていうか……その、空が来てくれたから」

 

 言葉の続きは風がさらっていった。けれど旅人には十分だった。彼は立ち止まり、バーバラの身体をそっと壁際に引き寄せる。城壁の影が二人を覆い、周囲から見えにくい場所だった。

 

「帰る前に、ちょっとだけ」

「……うん」

 

 バーバラは旅人の胸に手を添えて、そっと目を閉じた。旅人はその唇に夕陽の温度を分け合うように軽く口づける。何度も重ねてきたキスなのに、彼女の唇はいつも初めてみたいに甘くて柔らかかった。

 

「……空」

「なんだ?」

「ここ、外だから。続きは……洞天で、ね?」

 

 彼女はいたずらっぽく笑って、旅人の胸からそっと離れた。その表情はモンドのアイドルとしての顔ではなく、彼だけが知っている恋する少女のそれだった。

 

「わかった。でも、このまま手は繋いでていい?」

「もちろん」

 

 そうして二人は繋いだ手の温もりを確かめ合いながら、洞天へと続く道を歩いていった。夕陽が沈み、夜の帳が下りる頃。洞天の中ではノエルが夕食の準備を整えて待っているだろう。モナも図書室から出てきて、甘雨も仕事を終えて戻ってくる頃だ。

 

 旅人は、繋いだ手から伝わってくるバーバラの熱とこれから始まる洞天での夜を思い浮かべながら、静かに笑った。

 

「ねえ、空」

「ん?」

「私、今日は……一番に空とお風呂に入りたいな」

 

 バーバラの小さな声が、夜の風に溶けていく。旅人は答えの代わりに、彼女の手をぎゅっと握り返した。

 

 洞天に戻って来た二人はその足で大浴場へと向かう。

 大浴場の脱衣所へと続く廊下を歩く二人の足音が、洞天の静けさに溶けていく。バーバラは旅人の隣を歩きながら、時折こちらをちらりと見上げては小さく笑った。その笑顔は、モンドの広場で見せていたアイドルのものではなく、ただの恋する少女のそれだった。

 

「空、今日ね、子供たちがね『シスター、最近なんかいいことあった?』って聞いてきたの」

「なんて答えたんだ?」

「ないしょ♡ って、言っちゃった!」

 

 バーバラはそう言って悪戯っぽく舌を出した。その仕草が愛らしくて、旅人はつい彼女の頭を撫でたくなる衝動を堪えた。まだ廊下だ。けれど、指先が無意識に彼女の髪に触れそうになって、その手をそっと下ろす。

 

「でもね、顔に出てたみたい。『シスター、すごくいい笑顔してる』って言われちゃった」

「そりゃあ、バーバラはいつもいい笑顔だろ?」

「違うの。そういうんじゃなくて……もっと、こう、内側から溢れてくるような」

 

 バーバラはそう言って、自分の胸のあたりに手を当てた。その仕草が、彼女の内側に灯った新しい感情の在り処を示しているようで、旅人は小さく息を吐いた。

 大浴場の脱衣所に着くと、バーバラはもう待ちきれないというように扉に手をかけた。けれど旅人はその手をそっと制する。

 

「待った」

「え?」

「俺が先に脱ぐから」

 

 旅人はそう言って、手早く自分の服を脱ぎ始めた。帯を解き上衣を脱ぎ捨て、下衣も素早く畳んで籠へと入れる。その動作は無駄がなく、あっという間だった。洞天の中ではいつでもこうだ。彼女たちを待たせないように、そしてすぐにでも彼女たちを抱けるように。

 バーバラはその様子を少しだけ目を丸くして見ていた。そして自分も修道服に手をかける。けれど、その手が動きを止めた。

 

「バーバラ、こっち来て」

 

 旅人は裸のままバーバラの前に立つ。その逞しい胸板と、下腹部に控える雄の象徴を目の前にしてバーバラの頬がほんのりと赤く染まった。けれど彼女は素直に歩み寄る。

 

 旅人の手が、バーバラの修道服の胸元に触れる。白い布地の上から、その柔らかなふくらみの輪郭をなぞるように。ゆっくりと、指先で。

 

「あっ……」

 

 バーバラの口から微かな吐息が漏れる。旅人の指が、修道服の中心にあるリボンに触れた。それを解くのではなく、まずは胸のふくらみを包み込むように両手でそっと掴む。布越しに伝わる体温と、その奥で早鐘を打つ鼓動。彼女の呼吸が少しだけ速くなる。

 

「服、脱がすんじゃないの……?」

「服ごとバーバラを楽しみたくて」

 

 旅人はそう言って、修道服の上からバーバラの胸を優しく揉みしだく。親指で頂点を探すように、布地の上を円を描いて撫でる。バーバラの身体がびくりと震えた。

 

「あっ……やっ……」

「ここ、硬くなってる」

「だって……空が、触るから……」

 

 旅人は彼女の耳元で小さく笑うと修道服の襟元に指をかけた。一つずつ、丁寧にリボンを解いてゆく。首飾りが外れ露になる首元に口をつける旅人。

 

「ん……♡」

 

 更に肩を鎖骨を胸元を唇で撫でながら、はらりと胸元のリボンが解ける。ゆるんだ胸元に人差し指をひっかけ、ゆっくりと下へと引き下ろしてゆく。

 胸のとっかかりを超えると修道服を肩から滑り落ち、腰あたりで踏みとどまる。部屋の明かりで上半身の白い下着を身に着けた彼女の肌は、モンドの花びらのように白くて柔らかく彼女の呼吸に合わせて胸ごと揺れている。

 

 けれど旅人はそこでは止まらない。背中のホックに手を伸ばし、一つずつ外していく。バーバラはされるがままに、少しだけ身を竦めている。

 素直に従う彼女の胸を覆う白い布が彼女の肌から離れる瞬間、ふわりと彼女の匂いが旅人の鼻腔をくすぐった。モンドの花の香り。それに混じる、ほんの少しの汗とそして彼女自身の熱。

 

「あっ……」

 

 バーバラは自分の胸元を隠そうとしたが、旅人はその手をそっと取る。

 

「隠さないで」

「でも……私、ノエルより小さいし……」

「バーバラはバーバラだよ。それに、バーバラの胸が俺は好きだ。いつかこのおっぱいで俺の赤ちゃんにミルクを飲ませるだって考えるとね」

 

 旅人はそう言って露わになった彼女の胸にそっと口づける。左のふくらみに、唇を押し当てるように。ちゅと小さな音を立てて、その頂点を吸う。

 

「早く君を孕ませたくて仕方がなくなるんだよ」

「んっ……あっ……」

 

 バーバラの身体が跳ねた。旅人はもう片方の胸も手のひらで包み込み、指の腹で乳首を転がす。布がなくなった今その刺激はダイレクトに彼女の感覚を貫いた。

 

「あっ……だめ……ここ、まだ脱衣所……」

「誰も来ないよ。それに、バーバラが一番風呂に入りたいって言ったんだろ?」

「そうだけど……でも……んん!」

 

 旅人の舌が、乳首の周りを舐める。くるりと円を描いてそして先端を軽く噛む。バーバラの背中がしなった。彼女の指が、旅人の肩に縋るように添えられる。それは拒絶ではなく、もっと感じていたいという無言の懇願だった。

 

「バーバラ、ここ、感じる?」

「あっ……うん……空の、舌……すごい……」

 

 旅人は彼女の胸から口を離すと、今度は下半身に引っかかって残っている修道服のスカートに手をかける。清楚な彼女を象徴する白い修道服のスカートと彼女の腰の間に手を入れて、ゆっくりとその布を広げる。体にとどめる為の引っ掛かりを失った服はすとんと彼女の足元へ押した。後には、彼女の脚と鼠径部と腰を覆う白いタイツだけが残される。その白い脚線美が、脱衣所の柔らかな光の中に浮かび上がって旅人の目に焼き付く。

 

「脚、きれいだね」

「そんなこと……ないよ」

「バーバラの脚はきれいだよ。それに、この白いタイツも似合ってる」

 

 旅人はバーバラの双丘の下部に口づけすると、そのまま唇で時折吸い付きながらお腹へ降りていく。やがて彼女の軟肌とタイツの境に来ると優しく巣の隙間に指を入れて引き下ろし始める。片膝をつくと、彼女のおしりを撫でながらタイツは彼女の上と同じ白い下着を残してゆっくりと下へと滑らせて、彼女の素足を露わにして下ろされていく。

 

「なんか、初めてより凄い恥ずかしいよぉ」

 

 口元を両手で抑えながら顔を真っ赤にして自分を脱がしていく旅人を見下ろすバーバラ。そんなバーバラに旅人はふわりと一瞬笑みを浮かべて見返したと思ったら、彼女のふくらはぎにキスをし、そしてバーバラの脚がびくりと震えた。

 

 残った下着も焦らす様にゆっくり引き下ろし、足元まで下ろすと彼女の片方の脚を脱がせ、もう片方も同じように。そうしてじっくりと嫌らしく時間をかけてバーバラは、生まれたままの姿になった。

 その姿は洞天の脱衣所に立つ、白い肌の少女の姿をした天使の様だった。彼女は少しだけ腕で身体を隠しながら、それでも旅人から目を逸らさなかった。

 

「空も……裸なのに、私だけこんな……恥ずかしくて」

「いいんだよ。バーバラがきれいだから、見たいんだ」

 旅人は立ち上がると、彼女の手を取る。そしてその手を自分の胸に当てさせた。彼女の細い指が、旅人の胸板に触れる。その感触がバーバラの心をさらに熱くした。

「空の……心臓、速い」

「バーバラがこんなにきれいだから」

「……ずるい」

 バーバラはそう言って自分から旅人の肩に顔を埋めた。その拍子に、彼女の胸が旅人の胸板に触れる。小さくとも確かにあるその柔らかな弾力と、その先端の硬さが旅人の欲をさらに掻き立てた。

 旅人は彼女を翻して後ろを向かせると、じっとりとした脱衣ですっかり興奮して濡らしている花弁を食い破って膣へ自分の肉棒を挿入する。

 

「んぁああ!」

 

 バーバラの口から漏れた悲鳴のような喘ぎが、脱衣所の壁に反響して消えていく。彼女の内側は突然の侵入者を迎え入れ、驚きと快感が入り混じったようにきゅうきゅうと収縮を繰り返していた。旅人はその反応を確かめるように、ゆっくりと腰を引きそしてまた奥へと沈めていく。

 

「あっ……あっ……!」

 

 バーバラは脱衣所の壁に手をつき旅人に背中を向けたまま肩で息をしていた。白い肌が部屋の明かりの光の下で汗ばんでいる。彼女の内側は旅人の形を覚えているかのように、それでもなお抵抗するかのようにきつく締め付けてくる。

 

「バーバラ、力入りすぎ」

 

 旅人は彼女の腰を両手で支えながら、耳元でそう囁いた。バーバラは小さく首を振る。

 

「だって……いきなり……んっ!」

 

 言葉の途中で旅人がもう一度深く突き入れる。バーバラの背中がしなり、爪先が浮いた。旅人は彼女の反応を楽しむように、今度は浅くそしてまた深く。一定のリズムを刻み始める。ぱちゅん、ぱちゅんと肌と肌がぶつかる音が静かな脱衣所に響き渡った。

 

「あっ……空……そこ……!」

 

 バーバラの声がだんだんと甘く蕩けていく。旅人は彼女の胸に手を回し、掌でその柔らかなふくらみを包み込んだ。汗ばんだ肌が吸い付くように手のひらに馴染む。親指で乳首を探し当て、ゆっくりと転がす。

 

「んあっ……!」

 

 バーバラの身体がびくりと跳ねた。旅人は彼女の耳元で小さく笑う。

 

「ここ、弱いんだろ?」

「ち、違……あっ!」

 

 否定の言葉は最後まで続かなかった。旅人の指が乳首を転がすたびに、彼女の内側がきゅうきゅうと収縮しそれがまた旅人のものを刺激する。バーバラはもう言葉にならない声で喘ぎながら、されるがままに身体を揺らしていた。

 

 旅人は彼女の腰を掴み直すと、抽送の速度を上げた。脱衣所の鏡に映る二人の姿。バーバラのクリーム色のツインテールが激しく揺れ、汗ばんだ肌が光を反射している。その光景が旅人の欲をさらに掻き立てた。

 

「バーバラ、イきそう?」

「うん……っ、もう……!」

「ああ、一緒にいこう」

 

 旅人の最後の一突きがバーバラの最も深い場所を貫く。その瞬間、彼女の全身が大きく震え膣壁が激しく収縮した。

 

「ぃあああああっ……!?」

 

 バーバラの絶頂と同時に旅人も熱いものを放つ。彼女の子宮の中で直接注がれる熱の量。その感覚に、バーバラは声も出せずに震え続けた。旅人もまた、彼女の内側の痙攣に身を委ねながらしばらく動けなかった。

 

「……もう、空ってば急に」

 

 その顔はまだ上気していて瞳は潤んでいる。けれどその口元には、どこか満足げな笑みが浮かんでいた。

 

「ごめん。でも、バーバラが可愛すぎて」

「もぉ、またそういうこと言う。そういう口は――」

 

 バーバラは旅人に背後から貫かれたまま首だけ振り返り、旅人に自分からキスして舌を絡める。くちゅりくちゅりと旅人の舌を絡ませるバーバラ。

 

「ぷはぁ……こうしちゃうんだから♡」

「……やられた」

「えへへ。でも空も私とお風呂入りたいよね?」

 

 バーバラはそう言って少し恥ずかしそうに笑う。旅人は彼女の腰にそっと手を回し身体を引き寄せた。

 

「ああ。君の全身を洗ってあげたいからな」

「本当? じゃあ今日は一緒にシャンプーしてもらえる?」

「もちろん」

 

 バーバラは嬉しそうに目を細めた。その仕草が愛らしくて旅人は彼女の頭をそっと撫でる。指先に触れるクリーム色の髪は柔らかくモンドの小麦の穂のようだった。

 そのまま旅人はバーバラの中に自分のモノを埋め込んだまま脱衣所から大浴場へと移動する。旅人に歩かされる度に子宮が揺さぶられる感覚に体の芯から震えながら、抗議の喘ぎを響かせる。

 

「んぐぅっ!!そらぁ!だめっ、ダメェ……!♡ 子宮がっ、ォ゛ぁッ、ィ゛ッ…!♡」

 

 勿論旅人の手によって全身くまなく洗われる間も、彼の太く硬くなった肉棒が彼女の子宮を深々と貫き、旅人がその体を洗う為に撫でる度に彼女はいつまでも喘がされ、大浴場に彼女の嬌声が響き続けた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 洞天の廊下は夜の帳が下りてからも柔らかな光に包まれていた。マルが調整した淡い灯りが、白い壁と床を優しく照らし出している。夕食の後片付けをノエルとバーバラに任せ、モナは自室へと戻っていった。彼女は今夜は自分の部屋で休むと言っていた。体力の限界が近いのだろう。無理をさせてはいけない。

 

 旅人は甘雨の手を引いて寝室へと続く廊下を歩いていた。彼女の手はひんやりとしていて、けれどその指先は微かに震えている。妊娠してからというもの、甘雨の体温は少しだけ低くなった。仙獣の血がそうさせるのか、それとも新しい命を宿した身体がそうさせるのか。旅人には分からなかったが、その冷たさが彼女の儚さをより強く感じさせた。

 

「空、今日はたくさん歩きましたね」

 

 甘雨が静かにそう言った。その声はいつもと変わらぬ柔らかな響きで、けれどその奥には確かな疲労が滲んでいた。璃月での仕事は、妊娠中ということもあり普段よりも負担が大きいはずだ。

 

「ああ。でも、もう少しだけ我慢してくれ」

「え?」

 

 旅人は立ち止まり甘雨を振り返らせた。彼女のスカイブルーの髪が、廊下の灯りを受けて静かに揺れる。頬がほんのりと赤く染まっている。それは照れている証拠だと、旅人は知っていた。

 

「ごめん。ここで、少しだけ」

 

 旅人はそう言って、甘雨の身体をそっと壁に押し付ける。冷たい壁の感触に、彼女の身体が微かに震えた。けれど逃げようとはしない。ただ、潤んだ瞳で旅人を見上げている。

 

「空……?ここ、廊下ですよ」

「分かってる。でも、我慢できなくなった」

 

 旅人は正直にそう言った。夕食の間、ずっと甘雨のことが気になっていた。彼女がスープを口に運ぶ仕草、ふと笑ったときの目の柔らかさ何気なく髪を耳にかける指先。そのすべてが、旅人の欲を静かにけれど確実に煽っていた。

 

「甘雨」

 

 名前を呼ぶと彼女は小さく息を呑んだ。旅人はそのまま、彼女の唇に自分のそれを重ねる。冷たい唇。けれど、触れた瞬間にほんのりと温かさが広がっていく。甘雨は抵抗しなかった。むしろ、自分から少しだけ背伸びをして旅人のキスを受け入れている。

 

 舌を絡めると彼女の口内は驚くほど熱かった。冷たい外見とは裏腹に、その内側は燃えるように熱い。旅人はその温度差に、さらに欲を掻き立てられる。片手で彼女の後頭部を支え、もう一方の手でその細い腰を引き寄せる。

 

「んっ……ふ……」

 

 甘雨の口から漏れる吐息が、静かな廊下に響く。旅人はキスをしたまま彼女の衣服に手をかけた。白い仙人風の衣。その胸元は大きく開かれていて、下着をつけていない柔らかな双丘がすでに半分ほど露わになっている。旅人はその隙間から手を滑り込ませ、直接その肌に触れた。

 

「あっ……ぅんっ」

 

 甘雨の身体がびくりと跳ねる。旅人の指が、そのふくよかな膨らみを優しく包み込む。掌に収まりきらないほどの大きさ。妊娠してからまだ数日にも拘わらず、少しだけ大きくなった気がする。その先端は、すでに固く尖っていた。

 

「甘雨、ここ、硬くなってる」

「だって……空が、触るから」

 

 彼女はそう言って、少しだけ顔を赤らめた。旅人はその反応が愛おしくて、もう片方の胸にも手を伸ばす。両手で包み込むように揉みしだくと、甘雨の口からは抑えきれない喘ぎが漏れ始めた。

 

「あっ……あっ……空……」

「声、我慢しなくていいよ。みんなもう部屋に戻ってる」

 

 実際には、ノエルとバーバラはまだ片付けの途中だろう。けれど、そんなことは今の旅人にはどうでもよかった。ただ、目の前の愛しい人が自分の手で乱れていく様子を見ていたかった。

 

 旅人は彼女の胸から口を離すと今度はその身体をくるりと反転させる。甘雨は壁に両手をつき、背中を旅人に向けた。その背中も腰も、脚も、すべてが白い衣とタイツに覆われている。けれど、その下に隠された肌の感触を旅人はすでに知っていた。

 

「甘雨、脚、開いて」

 

 旅人の言葉に、甘雨は一瞬だけ躊躇した。けれどすぐに素直に従う。白いタイツに包まれた脚が、ゆっくりと開かれていく。その中心秘所を覆う部分は、すでにしっとりと湿り始めていた。

 

 旅人はその部分に手を当てる。タイツ越しに感じる、彼女の熱。指でなぞると甘雨の腰が小さく揺れた。

 

「あっ……そこは……」

「ここ、もう濡れてる」

「だって……空が、こんなことするから」

 

 甘雨の声はもう完全に蕩けていた。旅人はその声に背中を押されるように、彼女のタイツに手をかける。ハイレグ状になっている部分を、ぐっと横に引っ張る。ぴりっという小さな音とともに、布が破れた。

 

「あっ……タイツが……」

「明日新しいの、買ってあげるから」

 

 旅人はそう言って、露わになった彼女の秘所に自分のものを押し当てる。すでに十分に濡れているそこは、まるで待ちわびていたかのようにひくりと反応した。

 

「入れるよ、甘雨」

「はい……きて、ください」

 

 ゆっくりと腰を進める。甘雨の内側は驚くほど柔らかく、そして熱かった。彼女の身体が、旅人を迎え入れるために自然と開かれていく。その感覚に、旅人は思わず息を呑んだ。

 

「甘雨……すごい……あったかい……」

「空の……大きいです……」

 

 根元まで埋め込むと、旅人は彼女の腰を掴んでゆっくりと動き始めた。ぱちゅん、ぱちゅんと肌と肌がぶつかる音が、静かな廊下に響く。甘雨は壁に手をついたまま、必死に声を殺そうとしている。けれどその口から漏れる甘い吐息は、もう隠しようがなかった。

 

「あっ……あっ……空……そこ……」

「ここか?」

 

 旅人が角度を変えて彼女の最も感じる場所を突く。甘雨の背中が、壁の上でしなる。膣壁がより強く旅人を締め付ける。

 

「甘雨、締め付けが、強くなってる」

「だって……気持ちいいから……」

 

 彼女は正直にそう言った。もう、隠す必要なんてない。この人には全部知ってもらいたい。そう思えることが、甘雨にとっては何よりも幸せだった。三千年の時を生きてきた彼女にとって、誰かにこんなにも愛されるという感覚は未だに慣れない。けれど、この人の前ではそんな自分を隠す必要はないのだと、そう思える。

 

 旅人の動きが、少しずつ速くなる。甘雨の喘ぎもそれに合わせて大きくなっていく。廊下の灯りが、二人の姿を柔らかく照らしている。その光の中で、彼女のスカイブルーの髪が激しく揺れていた。

 

「甘雨、イきそう?」

「はい……私も……もう……」

「一緒にいこう」

 

 旅人の最後の一突きが甘雨の最も深い場所を突き開く。その瞬間、彼女の全身が大きく震えた。

 

「ああっ!……空っ……空!」

 

 彼女の絶頂と同時に、旅人もまた熱いものを放つ。甘雨の子宮に注がれる熱。その感覚が、彼女の全身をさらに甘く痺れさせていく。

 

「あぁっ……出て、ます……。空の、お腹、熱い……♡」

 

 甘雨はそう呟いて壁に凭れたまま、しばらく動けなかった。旅人もまた彼女の背中に覆いかぶさるようにして、その余韻に浸る。

 旅人は彼女の最も深い場所で果てたあとも、すぐには自分を引き抜かなかった。甘雨の内側は絶頂の余韻でまだ細かく痙攣していて、その収縮が旅人のものを優しく締め付けてくる。子宮口に押し当てた亀頭の先端が、ひくりひくりと震える彼女の最奥の窓をノックするように何度も何度もその輪をなぞっていく。

 

「ひんっ!そ、そらぁ……?そ、そんな…奥ぅ、虐めないでぇ……くださ、いっ♡」

 

 甘雨の声は壁に頬を押し付けたままくぐもって響いた。けれどその語尾は甘く溶けていて、拒絶の色は微塵もない。

 

「甘雨の中、まだ気持ちよくて。もうちょっとだけこのままでいたい」

 

 旅人はそう囁くと、彼女の腰を掴む手にほんの少しだけ力を込めた。ぐりっ、と亀頭の先端で子宮口を円を描くように押し回す。その瞬間、甘雨の背中がびくんと大きく跳ねた。

 

「ひぁっ……! そ、そこは……!」

「ここ?」

 

 またぐりぐりと、今度はさっきよりもゆっくりと円を描くように子宮口を押し回す。半分仙獣の血を引く彼女の子宮口は驚くほど柔軟で、けれど確かな弾力があって。亀頭で押せば容易く受け入れ、離せば名残惜しむようにきゅっと吸い付いてくる。

 

「あぃっ、あぁあっ、んんぁあっ……!」

 

 甘雨の口からはもう言葉にならない声が漏れ続けていた。壁に添えた指が、白い壁をかりかりと引っ掻く。爪先は床から浮き、背伸びをするような体勢のまま彼女は旅人の与える感覚に翻弄されていた。

 

「甘雨のここ、すごくいい。もうすっかり俺の形だ」

「そ、そんなこと……あぁっ!」

 

 否定の言葉は最後まで続かなかった。旅人が今度は浅く引き抜いて、また奥へと押し込む。そのたびに子宮口が亀頭に引っかかり、抜けまいとするように伸びて追従してくる。その感覚がたまらなく愛おしくて、旅人は同じ動作を何度も何度も繰り返した。

 

「あぁっ、空っ、それっだめっ、そこばかり……!」

「だめじゃないよ。甘雨、すごくいい声出てる」

「だって、だって……んぁっ!」

 

 甘雨の脚がもう自分では支えきれないとばかりに内股に震え始めた。妊娠している身体には、この体勢は少しだけ負担が大きいのかもしれない。けれど彼女は決してやめてほしいとは言わない。むしろ、自分から腰を微かに揺らしてもっと奥へと旅人を誘い込もうとしている。

 

「甘雨、まだ足りない?」

「……はい。空の、もっと、奥まで……また、私の子宮(なか)に…♡」

 

 その言葉に旅人の理性の最後の一滴が溶けた。彼女の腰を両手でしっかりと掴み直し、今度は子宮口を貫くつもりで深く深く腰を進める。

 

 ずぶり、という音がした。亀頭の先端が子宮口の輪をこじ開け、そのまま子宮の中へと入り込んでいく。甘雨の全身が、電気に打たれたように大きくしなった。

 

「ひぁあああっ!!」

 

 

 彼女の口から、今までで一番大きな悲鳴にも似た喘ぎが廊下に響く。けれどそれは痛みではない。旅人のものを子宮で受け入れた快感に、彼女の意識が一瞬だけ白く飛んだのだ。

 

「甘雨、大丈夫?」

「は……はい……。空のが、子宮に……入って、ます♡」

 

 息も絶え絶えにそう答える甘雨の声はけれどこの上なく幸せそうで。旅人はそんな彼女の背中にそっと口づけを落とすと、子宮の中でゆっくりと亀頭を動かし始めた。狭い子宮の中を、先端でぐりぐりと押し回す。そのたびに甘雨の内壁全体がきゅうきゅうと収縮し、旅人のものを搾り取ろうとする。

 

「んぃっ、あぅっ、んあっ……! 空っ、空っ……!」

 

 もう彼女は何も考えられないのだろう。ただ旅人の名前を呼ぶことだけが、彼女のすべてだった。壁に添えた指が白くなり、脚は完全に震えている。それでも彼女は腰を引こうとはしなかった。むしろ、自分から子宮を旅人の先端に押し付けている。

 

「甘雨、またイきそう?」

「はい……イきます……空と、一緒に……!」

「ああ、いいよ!」

「――っ!!♡」

 

 旅人は最後の一突きを子宮の天井に叩きつけた。その瞬間、甘雨の全身が大きく痙攣し膣壁が旅人のものを強く強く締め付ける。彼女の口からはもう声にもならない喘ぎが漏れ、目尻からは涙が一筋伝っていた。

 旅人も同時に、子宮の中で果てた。二度目の精が甘雨の子宮を更に満たしていく。その熱を、彼女は全身で感じていた。

 

「あぁ……空の、いっぱい……お腹、あったかい……」

 

 甘雨はそう呟くと壁に凭れたまま、ゆっくりと身体を預けてきた。旅人はそんな彼女を支えながら、しばらくそのままでいた。廊下の静けさが戻り、二人の荒い息遣いだけが夜の洞天に響いていた。

「甘雨、立てる?」

「はい……少し、脚が震えてますけど……」

「じゃあ、このまま行こうか」

 

 そう言って旅人は甘雨の奥深くを貫きながら抜けない様に、彼女と一緒にゆっくりとぎこちなく寝室に向かって歩き始める。

 

 

 

 

 

 廊下の灯りが二人の影を長く床に伸びる。

 

 甘雨の白い衣は片方の肩からずり落ち、露わになった肌が夜の空気に触れて微かに震えている。それでも彼女は歩くことをやめなかった。いや、やめられなかった。旅人の腕が彼女の腰をしっかりと支え、奥深くに繋がったままの熱が一歩ごとに子宮を揺らす。そのたびに甘雨の爪先は意味を成さず、廊下の敷石を掻くだけの頼りない音を立てた。

 

「ひぁっ……あ、ぅ……」

 

 声を殺そうとしても喉の奥から零れ落ちる吐息はもう喘ぎに近い。旅人はそんな彼女の耳元に唇を寄せ、歩調を緩めることなく囁いた。

 

「甘雨、あと少しだから」

「は、はい……!でも、空……これぇ、歩くの、難しくて……」

 

 廊下の突き当たりにある寝室の扉がぼんやりとした灯りに照らされて見えている。あと2~3メートルもない。けれどその2~3メートルの距離が、甘雨にとっては果てしない距離に思えた。一歩たった数センチ進むごとに、体内に収まった旅人のものがぐぷりと子宮口を捏ねる。抜けまいと吸い付く子宮が、今度は押し込まれる刺激に悲鳴を上げるのだ。

 

「んぁっ……!……んぉおっ!?」

 

 甘雨の膝がとうとう笑った。がくん、と身体が沈みかけたところを旅人が腰を抱える腕にぐっと力を込めて抱え支える。その拍子に、子宮の奥で亀頭がぐりんと天井を回った。

 

「~~~っ!!?♡」

 

 声にならない悲鳴。背中がしなる。けれど旅人は止まらない。いや、止まれなかった。彼女の中があまりにも心地よかった。狭くて、熱くてそれでいてどこまでも柔らかい。子宮口が亀頭を咥えたまま離れず、歩くたびにきゅうきゅうと締め付けてくる。この感覚を手放すことは、今の旅人にはできなかった。

 

「甘雨の子宮、ほんとすごくいい。歩くたびに締め付けてくる」

「そ、そんなこと……あぁっ!言わないで、ください……私、もう……」

 

 ようやく寝室の扉に辿り着く。旅人は片手で扉を押し開け、もう片方の腕で甘雨を支えたまま室内へと入った。寝室の中は、外の廊下よりもさらに柔らかな光に満ちている。窓の外には洞天の夜空が広がり、遠くで星が瞬いているのが見えた。

 

「さあ甘雨。ベットまであと少し」

「はぁ……はぁ……はい……んくっ!」

 

 甘雨は息を弾ませながら、それでも小さく頷いた。旅人は甘雨の歩みに合わせてゆっくりと歩く。ベッドまでたった数歩。なのにまったく近づかない。

 甘雨の歩みはほとんど止まっているも同然だった。足をわずかに進めれば、そのたびに旅人がその分の腰を押し付けそして押し込まれ最奥で繋がった熱が子宮の天井をずるりと抉る。その衝撃ごとに甘雨は声を詰まらせ、背中を反らしそれでも倒れまいと旅人の腕にすがりつくしかなかった。

 

「んぁっ! ひゃっ、ぁ、あ、……ッ」

 

 甘雨はもう、言葉にならない声を喉の奥で転がすことしかできない。全身が熱い。膣は旅人の形に押し広げられ、子宮口は彼の先端を咥えたまま歩を進めるごとに収縮と絶頂を繰り返す。涙が一筋、白い頬を伝った。汗ばんだ太ももの内側を二人の交わりから溢れた蜜が静かに濡らしていく。

 

「甘雨、辛い?もう抜いた方がいい?」

 

 旅人がようやく歩みを止めて耳元でそう囁いた。甘雨は首を振ることすらできず、ただかすかに頷いた。いや頷いたのか、それとも震えただけなのか旅人にも分からなかった。けれど、彼女の手が旅人の腕をきゅっと掴んだまま離さないことが、その答えだった。

 

「ぬ、ぬかないでぇ……♡ひ、ひとりにしないでぇ……♡が、がんばるからぁ、でていかないでぇ♡」

 

 掠れたでもこれまでにないぐらいにトロトロに溶けた声が、静かな寝室に染み込んでいく。旅人はそれ以上何も言わず、甘雨の身体を抱え直すと半歩ずつ、本当にゆっくりとベッドへ向かって進んだ。二人の影が、洞天の灯りの中で重なったまま壁をゆっくりと流れていく。

 

 あと三歩。

 

 あろ二歩。

 

 あと一歩。

 

 ベットの目の前まで来た甘雨の膝が笑いもう立っていられないと判断した旅人は、彼女の腰を抱えたまま自分が先にベッドの端へ勢いよく座り、甘雨もそのまま旅人の上に座る形で倒れ込んだ。ぐちゅり!と大きな音がしてこれまで以上に深くまで旅人のものが埋まる。

 

「ふぎゅぅぅっ!?♡」

 

 甘雨の背がしなってそのお腹が拳一個分膨れあがる。もうとっくに限界を超えていたはずの身体が、子宮の天井をお腹ごと突き上げられる感覚に再び激しく打ち震える。旅人は倒れ込んだ拍子に甘雨の豊かな胸を背後から両手で包み込み、彼女が逃げる間もなく下からゆっくりと腰を激しく突き上げ始めた。

 

「甘雨、ごめん。このままイっていいから」

「あ、あぁっ! ああ!んああああ……!♡」

 

 突き上げるたびに甘雨の子宮口は旅人の亀頭を締め上げ、奥のさらに奥へと押し込まれる。彼女の意識はもうほとんど飛んでいた。ただ、身体だけが快楽を拾い絶頂を繰り返す。

 

「あぁっ、お、奥ぅ……! おく、とどぉいてりゅぅ……♡」

 

 甘雨の口から三千年を生きてきたとは思えないほど幼く甘い嬌声が溢れる。その声が旅人の腰をさらに強くさせた。ずるり、ずるりと彼女の子宮と膣を往復するたびに、二人の結合部から粘りのある水音が寝室に満ちていく。

 

 洞天の静かな夜の中外からはノエルたちの片付けが終わる気配も聞こえない。今はこの部屋に、旅人と甘雨の荒い息遣いと肌がぶつかる音だけが響いていた。

 

「甘雨、もう一度、一緒に……」

「はい、きて……そらの♡もっと……♡」

 

 旅人が最奥で止まった。子宮の天井を亀頭でこつん、と突いた瞬間甘雨は声にならない悲鳴をあげ、そのまま大きく仰け反って潮を噴き上げた。全身が痙攣し、膣が旅人を搾り取るように締め上がる。その圧に耐えきれず、旅人も熱い奔流を子宮へと放った。

 

「あぁっ……そらのぉ、あつぃ……♡子宮が、いっぱい……♡」

 

 甘雨はうわごとのように呟き旅人の胸に背中から倒れ込んだ。二人の汗ばんだ肌が重なり合い、互いの心臓の音が混ざり合う。

 

 しばらくの間、二人は動かなかった。甘雨の呼吸が少しずつ落ち着いていくのを感じながら、旅人は彼女の髪を優しく撫でていた。青く美しい髪が、汗で肌に張り付いている。それすらも今は愛おしい。

 

「甘雨」

「……はぃ」

 

 ようやく返ってきた声はまだ微かに震えていた。けれど、そこには確かな温もりが宿っている。

 

「このまま、もう一回だけしてもいいか?」

 

 旅人の問いに甘雨は小さく笑った。まだ繋がったままの身体を、ほんの少しだけ動かして。

 

「空が望むなら、私は何度でも」

 

 その言葉に、旅人は甘雨の腰をゆっくりと抱え直した。夜は、まだ始まったばかりだった。

 

 その後、すぐに甘雨が完全に白旗を上げてベットの端で完全に夢の世界に落ちてしまうと同時に、バーバラとノエルが寝室へ訪れる。

 しかもそれぞれ赤と白のスケスケの生地の薄いネグリジェを下着も着ずに入ってくる。ゆっくりとベットに上がり、旅人を誘惑する二人に旅人はその誘惑に抗う事なく深夜まで二人を交互に味わい尽くすのだった。

 

 





賢者タイムで読み切った人へ。どんな部分が癖に刺さりました?


もし、こんなシチュエーションで子作りしてる女の子の姿が見たいというのがあれば全部読んだ詳しい感想と一緒により詳しく書いてあったら、



もしかしたら参考にするかもしれない。




でも感想とかよりお気に入りにしてくれる方が嬉しいので、感想が面倒な人は、お気に入りにしてくれると嬉しいです。





作者「てかみんな一話で力尽き過ぎじゃない?」

旅人「しょうがないよ。モナがエロ過ぎてみんな耐えられないんだ」

作者「えぇ、もっとエロくなるのはその先なのに」

旅人「思い出したら我慢できなくなった。またモナを犯してくるよ」

作者(わざと意識改造したとはいえエッチ好きになりすぎ)
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