夕方から始まったバーバラの歓迎会は夜が更けまで続いた。
ノエルが腕によりをかけた料理の数々に、モナが洞天の畑で前々から育てていた新鮮な果実をふんだんに使ったデザート。そしてパイモンがどこからか調達してきたらしい、モンドの葡萄酒の樽。食卓の上はまさに小さな宴そのものだった。
「バーバラちゃん、このチキンはどうですか? 辛めのソースにしてみたんですけど」
「んんっ! これ、すっごく美味しい! ノエル、本当に料理上手なんだね」
「ふふ、ありがとうございます。バーバラちゃんの好みに合わせられて嬉しいです」
バーバラは、ノエルの手料理を口いっぱいに頬張りながら、満面の笑みを浮かべていた。もうあの朝の泣き顔はどこにもない。自分がここにいていいのだという確かな実感。その安心感が、彼女の表情を柔らかく輝かせていた。
宴も中盤に差し掛かった頃だった。モナが、グラスを片手にふと口を開いた。
「私……実は、自分でも知らなかったんですよ。自分がこんなに敏感だなんて」
モナは、少しだけ顔を赤らめながら話し始めた。その声音はどこか、自分でも整理しきれていない感情を言葉にしているかのようだった。
「初めてあなたと私だけでした時……私は、すぐにイッてしまって。それも何度も。自分でも信じられないくらいに。それであなたは、一度だけでもう私はもうぐったりなのに、まだ全然大丈夫そうで。それで……その……あなたが他の女の子も探してくるっていう予言を私が授けた理由の半分は、本当にそういうことで」
モナはそこで一旦言葉を切り、ワインを一口含んだ。その仕草は普段の落ち着いた占星術師のそれとは少し違い、どこか照れを隠すためのものだった。
「私一人じゃ、あなたの相手はとてもできない。それに気づいたからなんです」
旅人は、少し目を丸くしてモナを見た。まさかあの予言の裏にそんな個人的な事情があったとは、思っていなかったからだ。バーバラも話を聞きながら少しだけ顔を赤らめていた。モナという先輩の意外な弱点。それが、バーバラには少しだけ嬉しくもあった。
「なので、バーバラさん。ノエルさん。これからは私だけじゃなく、みんなで空を支えてくださいね?」
「もちろんです、モナさん」
「はい。それが、私たちの役目ですから」
ノエルとバーバラは、声を揃えて頷いた。モナは満足げに微笑みそれからふと旅人の方を向いた。
「そういえば空。あなた、昨日ノエルさんにしてもらったこと私にも聞かせてくださいよ。私、聞いてないじゃないですか」
「え……?」
「ノエルさんに、どんなこと、してもらったんですか? あなたが『気持ち良すぎてやめてくれって言った』って」
「ちょっ、モナ……!」
旅人が慌てて止めようとしたが、遅かった。パイモンがすかさず口を挟む。
「おお! それはおいらも聞きたい! 旅人が珍しく弱音吐くくらいだもんな!」
「パイモンまで……!」
「ふふ。さあ、旅人様。正直にお話しください」
ノエルも、興味津々といった様子で身を乗り出している。その顔には、昨日の自分の行為がどのように旅人を悦ばせたのか、純粋な好奇心が輝いていた。
「ノエルさん、あなたから先に言ってくださいよ。旅人がどんな風に乱れたのか」
「え……!? 私からですか……!?」
「ええ。あなたが何をしたら、旅人がそんな風になったのかちゃんと聞きたいんです」
「モナさん、それは……!」
ノエルの顔が一瞬で真っ赤になった。しかし、モナは容赦しなかった。
「話してください。私たちはもう、同じ旅人の恋人同士なんですから情報共有は密にしないと、でしょう?」
その言葉に、ノエルは観念したように息を吐いた。それから、少しだけ恥ずかしそうにけれど昨夜のことを思い出しているのか、その表情はどこか誇らしげでもあった。
「私……最初は、口で……。ご主人様のものを、口と胸で奉仕したんです。それで、その……ご主人様が、もう限界だってなった時に私、顔にかけてくださいってお願いして……」
「まあ」
モナが小さく声を上げた。しかしその目は真剣だ。続きを促すように、ノエルを見つめている。ノエルはさらに顔を赤くしながら、それでも言葉を続けた。
「それから……その……ご主人様の……えっと……」
ノエルは、旅人の目をちらりと見た。旅人はもう聞かれることを覚悟したのか、天を仰いでいた。ノエルはその姿を見て、少しだけくすりと笑った。それから今度はモナとバーバラに向き直り、真剣な顔で言った。
「ご主人様の……おちんちんが、私の中で……いっぱいになって……それで、私の子宮のところまで届いて……それで……」
「それで……?」
「ご主人様が……私の子宮に、いっぱい……出してくれたんです。何度も、何度も。私もう、気を失いそうで……でも、幸せで」
「……!」
モナは息を呑んだ。バーバラは自分の身体がまた熱くなるのを感じた。ノエルが、旅人にどんな風に愛されたのか。その具体的な話に、二人とも胸が高鳴るのを抑えられなかった。旅人は、もう観念したように深いため息をついた。
「ノエル……お前、そんなことまで話すのかよ……」
「だってご主人様。モナさんもバーバラちゃんも、同じ家族になるんですよ?」
ノエルは、少しだけいたずらっぽく笑った。旅人はその笑顔に、何も言い返せなくなってしまった。それから、少しだけ恥ずかしそうにモナの方を向いた。
「モナ。ノエルが言った通りだよ。昨日は……その……本当にすごかった。ノエルのご奉仕が丁寧で……で、途中からもう、俺がやめてくれって言いたくなるくらいで……」
「あら。あなたが、そんなに弱音を吐くなんて。ノエルさん本当にすごいんですね」
「そ、そんなことありません……。モナさんがくれた本のお陰ですし」
ノエルは、モナに褒められてさらに顔を赤くした。でも、その表情はどこか満足げだった。バーバラも、二人の話を聞きながら自分も早く旅人にそういう風にしてもらいたいな、と密かに思っていた。その時パイモンが、ワインの樽から直接注いだグラスを掲げて立ち上がった。
「よーし! そういうことなら、おいらからも提案があるぞ!」
「なんだよ、パイモン」
「旅人がこれからも、いっぱい女の子と仲良くなっていっぱい赤ちゃん作るって話だろ? なら、おいら早く赤ちゃんの顔が見たい!」
「え……」
「バーバラもノエルもモナも、みんな早く旅人の子供産んでくれよな! おいら、赤ちゃんのお世話手伝うからさ!」
「パイモン……!」
旅人が止めようとしたが、パイモンはもう止まらない。
「それに、赤ちゃんができたらおいら絶対一番に抱っこさせてもらうからな! 約束だぞ!」
「パイモンさん……その、まだ私たちも……」
「なんだよノエル、まだってなんだよ。旅人とならもういつでもできるだろ?」
「もう……!」
ノエルの顔がまた真っ赤になった。モナはそんなパイモンを面白そうに眺めている。バーバラは、苦笑いしながらもパイモンの無邪気な言葉が、なんだかとても嬉しかった。まだ本当に実感はないけれど、いつか自分も旅人の子供を産むのかもしれない。そして、パイモンがそれをこんなに楽しみにしてくれている。その事実が、バーバラの胸を温かくした。
宴は、その後も大いに盛り上がった。
旅人がノエルにしたことや、モナが自分で自分を慰めていた頃の話、バーバラが昨夜の一人泣きをしていたこと。すべてを曝け出して、みんなで笑い合った。それはまるでこれから始まる長い家族の時間の、最初の一夜の予行演習のようだった。
やがて、夜も更けて。パイモンが旅人の肩の上で寝息を立て始めた頃。モナが、ふと窓の外を見て小さく呟いた。
「今日は、星が綺麗ですね」
窓から見える洞天の草原の上には満天の星が広がっている。それはまるで、新しい家族の誕生を祝うかのようにきらめいていた。
夜更けのリビングは宴の余韻に包まれながらもどこか静かだった。
パイモンはソファーの上ですっかり寝入ってしまい、小さな寝息を立てている。モナはワイングラスを傾けながら星を眺め、ノエルは片付けを始めようと立ち上がったところだった。バーバラはというと、旅人の隣にぴったりと寄り添いその腕にそっと手を添えている。まだ昼の熱が身体の奥に残っているのか、時折その頬がほんのりと赤らむのを隠せないでいた。
そんな和やかな空気の中旅人がふと口を開いた。その声は、いつもの落ち着いたそれとは少しだけ違っていた。どこか迷いを含みながらも、確かな欲を帯びた声音。
「みんなに……お願いがあるんだ」
モナがグラスを置いて旅人の方を向く。ノエルも立ちかけた腰を下ろし、バーバラも旅人の横顔を見上げた。三人の視線が集まるのを感じながら、旅人は少しだけ言いにくそうに言葉を続けた。
「今夜……一緒に風呂に入ってくれないか。それで……その、みんなと一緒に……したいんだ」
一瞬、リビングに沈黙が落ちた。風の音だけが遠くで聞こえる。旅人は照れを隠すように、パイモンの寝顔にそっと視線を落とした。
「これまで、俺はどちらかといえば受け身だったと思う。ノエルがしてくれるのも、モナがリードしてくれるのもそれが嬉しかったから。でも……今、こうしてみんなが揃っているのを見て改めて思ったんだ。俺はこの三人を……いや、これから増えていく家族の全員をちゃんと自分のものにしたいって」
それは、旅人にしては珍しい独占欲の吐露だった。モンドを旅していた頃は、誰かのために何かをするのが当たり前で自分から何かを求めることなどほとんどなかった。けれど、この十日にも満たない間にモナがノエルが、バーバラが次々と自分の傍に来てくれた。その事実が、旅人の中に眠っていたもっと深いところにある欲を呼び覚ましたのかもしれない。守るだけではなく、抱きしめて全てを自分のものだと確かめたいという本能のようなものを。だからこそ、こんな我が儘を口にした。
モナが、そっと微笑んだ。その笑顔は旅人の言葉の奥にあるものを正確に察しているかのようだった。
「空が自分からそんなことを言うなんて。珍しいですね」
「ああ。我が儘だってわかってる」
「いいえ。むしろ嬉しいですよ。あなたが私たちを求めてくれているということが。ねえ、ノエルさん」
「はい。栄誉騎士様がご自分から望んでくださるなんて、こんなに光栄なことはありません」
ノエルも、嬉しそうに微笑んだ。その顔は少しだけ赤い。昨夜の自分を思い出しているのだろう。でもその赤らみは恥ずかしさよりも、これから始まることに向けた高揚の色が強かった。
バーバラはというと旅人の言葉を聞いた瞬間、心臓が大きく跳ねた。三人で一緒に。しかもお風呂で。そんなこと、考えたこともなかった。けれど旅人がそれを望んでいる。その事実が、バーバラの胸を熱くした。
「空……私も、いいよ。みんなと一緒なら……嬉しい」
「バーバラ……」
「私、アイドルだから。ステージの上ではいつも一人だけど……本当は、一人じゃない方がいいってずっと思ってたから」
バーバラの言葉にモナもノエルも優しく目を細めた。パイモンはというと、いつの間にか旅人の傍から離れ部屋の隅のクッションの上で丸くなっている。その寝顔はとても穏やかで、この場の雰囲気を壊すことはなかった。
「それじゃあ、行きましょうか。大浴場ちゃんと沸かしてありますから」
モナが立ち上がると、ノエルもそれに続く。バーバラは旅人の手を取った。その手はさっきよりも少しだけ熱い。
四人は、連れ立って大浴場へと向かった。洞天の廊下は夜の静けさに包まれている。足音だけが柔らかく響いた。大浴場の扉の前で旅人が足を止めると、モナがそっとその扉を開いた。
湯気がふわりと溢れ出る。温かい湿気が全身を包み込み、自然と深呼吸が出た。中は昨夜ノエルが旅人と時を過ごしたそのままの広さで、大きな浴槽には湯がなみなみと張られている。窓の外には、洞天の夜空が広がり月明かりが湯の表面を静かに照らしていた。
「広い……」
「でしょう。ここが、私のお気に入りなんですよ」
ノエルが誇らしげに言う。バーバラはその広さに圧倒されながらも、旅人の手を離さなかった。モナが先に浴槽へと近づき、湯の温度を確かめる。
「ちょうどいい温度です。さあ、みんなで入りましょう」
旅人は一度、三人を見渡した。モナ。ノエル。バーバラ。それぞれが自分を見つめ返している。その視線の温度は、どれも温かくてそして少しだけ欲を含んでいた。旅人は静かに服に手をかけた。
その瞬間だった。
「待ってください、ご主人様」
ノエルが、そっと旅人の手を押さえた。その声は静かだったけれど、どこか強い意志を帯びている。旅人は少しだけ驚いてノエルの顔を見た。湯気の向こうで、ノエルの頬はほんのりと赤く染まっている。けれどその目は真剣だった。
「一緒に入るのなら……その、私に脱がせていただけませんか? 昨夜のように……いえ、昨夜以上にちゃんとご主人様の全部を、私の手で」
ノエルは、そう言って少しだけ俯いた。昨夜旅人に奉仕した時のことを思い出しているのだろう。その指先が、ほんの少しだけ震えている。旅人はそんなノエルの申し出を、ありがたく受けることにした。
「わかった。じゃあ、頼むよノエル」
「はい。ありがとうございます、ご主人様」
ノエルは嬉しそうに頷くと、旅人の服にそっと手をかけた。丁寧に、一枚一枚。まるで宝物を扱うかのように。旅人もそれに身を任せ、ノエルの手つきを静かに感じていた。
モナはそんな二人の様子を、少しだけ羨ましそうに眺めていた。バーバラも、ノエルの献身的な手つきに感心したような表情を浮かべている。やがて、旅人の上半身が露わになり下半身も浴衣から開放される。ノエルは脱がした浴衣を丁寧に畳んで、籠の上に置いた。
「ご主人様、お綺麗な身体……」
ノエルが、思わずといった様子で呟く。その言葉に旅人は少しだけ照れくさそうに笑った。だが、そこで旅人はふと気づいた。自分だけが脱がされる。この状況に、少しだけ不服を覚えたのだ。
「なあ、ノエル。せっかくみんなで入るんだし。俺だけ脱がされるのは、ちょっとフェアじゃないよね?」
「え……?」
「俺も、三人の服を脱がせたい。ノエルもモナもバーバラも、全部俺の手で」
旅人の提案に、モナが微かに眉を上げた。これは珍しい。彼が自分からそういうことを望むなんて。けれど、その申し出はモナにとっても悪い話ではなかった。ノエルは少しだけ戸惑った後、それでも嬉しそうに頷いた。
「はい……それなら、お願いします」
「私も、構いませんよ。空に脱がされるのは悪くないですから」
モナが、そう言って微笑む。バーバラは少しだけ恥ずかしそうにしながらも、こくりと頷いた。
「うん……私も、空に脱がせてほしい」
旅人は、三人の了承を得るとまずノエルの前に立った。ノエルのメイド服は、昼間とは違いシンプルな部屋着のようなものだ。それでも、きっちりと着込まれたその服を脱がせるのは、少しだけ骨が折れた。旅人はノエルの髪をそっと撫でながら、後ろに回って背中のファスナーに手をかけた。
「ノエル、綺麗だな」
「ご主人様……そんな、まだ何も……」
「服を着てても、綺麗だってことだよ」
旅人は、そう囁きながらファスナーを下ろしていく。ノエルの背中が露わになる。白くて、すべすべとした肌。旅人はそこにそっと唇を落とした。
「あっ……!」
ノエルの身体が小さく震えた。旅人は構わず、背中にキスの雨を降らせていく。肩甲骨の間、背骨のラインそして腰のくびれ。そのたびに、ノエルの口から甘い声が漏れる。やがて服がするりと床に落ちた。ノエルの上半身が、完全に露わになる。慎ましいけれど形の良い胸。その先端は、すでに固く尖っていた。
「ノエル、感じてるんだな」
「はい……ご主人様に触られて、嬉しくて……」
旅人は、ノエルの胸にそっと手を伸ばした。掌で優しく包み込み、親指で先端を転がす。
「んっ……あっ……」
「ノエル、ここだけでイけそうだな」
「そんな……まだ、ご主人様のを……」
旅人は、ノエルの反応を楽しみながら今度は下着に手をかけた。ゆっくりと下ろしていく。ノエルの秘所が露わになる。すでに、そこは濡れ始めていた。
「もう、こんなに濡れてる」
「ご主人様……恥ずかしいです……」
「恥ずかしがらなくていい。俺のために、そうなってくれてるんだろ?」
「はい……ご主人様の、おかげです……」
旅人は、最後にノエルの足首から下着を抜き取るとそのまま彼女の秘所にそっと指を這わせた。
「ひぁっ……!」
「少しだけ、ご褒美だ」
旅人は、指先でクリトリスを優しく転がした。それだけで、ノエルの腰が跳ねる。すぐにまたイきそうになっているのが、手に取るようにわかった。でも今夜はまだ始まったばかりなのだから。旅人はそこで手を止め、次はモナの前に立った。
「モナ、次は君だ」
「ええ。お願いします、空」
モナは、すでに自分から服に手をかけていた。けれど旅人は、その手をそっと制した。
「俺がやるよ。モナは、俺に任せて」
「……わかりました」
旅人は、モナの服に手をかけた。モナの服はノエルよりもシンプルで扱いやすかった。それでも、丁寧にゆっくりと脱がせながらその肌を撫で下ろしていく。モナの肌はノエルよりも少しだけ色白で、けれど触れるととても温かい。旅人はモナの肩に手を置き、鎖骨のあたりに唇を落とした。
「ん……」
モナは、ノエルほど声を上げない。けれどその身体は正直で、旅人の唇が触れるたびにほんの少しだけ震えていた。服が落ち、モナの胸が露わになる。ノエルよりも少しだけ小さな胸。その先端もすでに固くなっている。
「モナも、感じてるんだな」
「あなたに触られて……感じないわけ、ないじゃないですか」
モナは、少しだけ照れくさそうにそう言った。旅人は、そんなモナの胸に手を伸ばし優しく揉みしだいた。掌収まる可愛らしくて柔らかな感触。ノエルとはまた違う、少女の独特な色気を感じさせる重み。旅人はその先端を口に含み、舌先で転がした。
「あっ……空…」
「モナのここ、好きだよ」
「ん……もう、あなたの好きにしてください……んっ♡」
旅人は、モナの胸を十分に愛でた後その下着に手をかけた。モナの秘所も、すでに濡れている。旅人はそこにそっと指を差し入れ、中の愛液を掬い取った。
「モナも、濡れてる」
「……当然、ですよ。あなたの前で……こうなっているんですから」
旅人は、指に絡んだ愛液をモナの口元に持っていった。
「舐めてみるか?」
「……あなたが、そう望むなら」
モナは、少しだけ恥ずかしそうにしながらも旅人の指を口に含み、自分の愛液を舐め取った。その光景にノエルもバーバラも、思わず息を呑んでいた。旅人はモナの口から指を抜くと「やっぱり美味しくないです」と漏らすモナに旅人は「俺にとっては美味しい味なんだけどな」と苦笑する最後にバーバラの前に立った。
「バーバラ、最後は君だな」
「うん……お願い、空」
バーバラは、もう自分から旅人に身を任せていた。旅人は、バーバラの服に手をかけた。バーバラの服は、昼間着ていたのと同じシスター服だったが、昼間に脱がす光景をみていた旅人はあっさりと脱がしてしまう。バーバラの肌は、三人の中で一番白くてほんのりとピンク色を帯びている。旅人は、バーバラの首筋に唇を落とした。
「んっ……空ぁ……」
「バーバラ、昼間の続きだな」
「うん……私、まだ……空にいっぱい触ってほしい」
旅人は、バーバラのワンピースを完全に脱がせた。下着も、同じように丁寧に外していく。バーバラの身体が、完全に露わになった。午後の光とは違い夜の月明かりの下で見るバーバラの身体は、昼間とはまた違った神秘的な美しさがあった。旅人は、バーバラの胸にそっと触れた。まだ少しだけ赤い、昼間の名残。けれどその先端は、もう固く尖っている。
「バーバラも、感じてるんだな」
「うん……空に脱がされるの……嬉しかったから……」
「かわいいな、バーバラは」
旅人は、バーバラの胸を揉みながらその下着に手をかけた。バーバラの秘所も、すでに濡れている。昼間の続きを待ち望んでいるかのように、その割れ目は少しだけ口を開けていた。旅人は、そこにそっと指を這わせた。
「あっ……!空……そこ……」
「バーバラ、昼間の続きはここからだな」
「うん……お願い……」
三人の服をすべて脱がせ終えると旅人は改めて三人を見渡した。月光の下、湯気の向こうに浮かぶ三人の裸体。それぞれが違う美しさを持っていて、それぞれが旅人を見つめている。旅人は改めて自分の欲が確かなものになっていくのを感じた。そして、静かに浴槽へと足を踏み入れた。
「さあ、みんな。入ろう」
旅人の手が、三人を招く。モナがノエルが、バーバラがそれぞれに頷いて、湯の中へと足を踏み入れた。温かい湯が四人の身体を包み込む。月明かりが、その肌を柔らかく照らしていた。
「ホントに広いな……四人でもまだまだ余裕だ」
「ええ。ここなら、みんなで入れますね」
モナが、旅人の左側に寄り添う。ノエルが右側に。そしてバーバラが、旅人の正面に立った。四人の身体が湯の中で自然と近づいていく。
「空……」
「ご主人様……」
「キス……したい、空……」
三人の声が、重なる。湯の中で四人の身体が自然と寄り添っていく。
まず旅人は正面に立つバーバラの顎にそっと手を添えて引き寄せた。バーバラは目を閉じてそれに応える。唇が重なる。午後のベッドの上で交わしたキスとはまた違う、湯気の向こうの柔らかな感触。旅人はバーバラの口内に舌を差し入れて優しく絡めた。バーバラの舌が、それにたどたどしく応えようとしてくる。まだ慣れていない、その不器用さが愛おしい。
「ん……ふ…」
十分にバーバラの口内を味わった後、旅人は左隣のモナへと顔を移した。バーバラの唇から離れた瞬間、名残惜しそうに彼女の舌が少しだけ追いかけてくる。旅人はそんなバーバラの頬をそっと撫でてから、モナの唇に口づけた。モナは待っていたとばかりに旅人を受け入れる。彼女のキスは、バーバラよりもずっと深くそして積極的だった。自分の舌を旅人の口内に差し入れ、丁寧に絡めながら味わうように動かす。
「ん……ちゅ……」
「モナ、上手いな……」
「当然です。あなたと何度したと思ってるんですか」
モナは少しだけ得意げにそう言ってフッと笑った。それから旅人は右隣のノエルへと顔を向ける。ノエルはもう、自分から旅人の首に腕を回していた。健気に、けれど確かに自分から求めている。旅人はそんなノエルの唇に、ゆっくりと口づけた。ノエルの口内は他の二人とは違う甘さがあった。慎ましくて、それでいて一生懸命に旅人に応えようとしている。舌の動きも真剣で、旅人はついその頭を撫でてしまった。
「ん……ご主人様……」
「ノエルも、上手になったな」
「ありがとう、ございます……」
一通り三人のキスを味わい終えたところで旅人はふと気づいた。三人とも、もっとキスをしたそうな顔をしている。バーバラは少しだけ唇を尖らせモナは静かに旅人を見つめノエルは頬を赤らめながら旅人の胸に手を当てていた。旅人は少しだけ考えてそれから微笑んだ。
「じゃあ今度はみんな一緒にしてみるか」
そう言って旅人は両手を広げる。三人がそれぞれ近づきそれぞれの距離から旅人の顔に口づけようとする。バーバラが正面から。モナが左から。ノエルが右から。三人の唇が同時に旅人の顔に触れる。けれど、やはり四人で一箇所にキスをするのは難しい。自然と口の位置がずれて、互いの頬が触れ合う。
「ふふ……みんなでキスすると、こうなるんですね」
モナがくすりと笑う。
「これじゃあ、ちゃんとキスできないよ」
バーバラが少しだけ残念そうに言う。
「でも……悪くない、かも」
ノエルがそう呟くと三人は改めて旅人の顔に自分の口を寄せた。もう一度。今度はさっきよりも近い。三人の唇が旅人の顔のあちこちに触れる。口の端。頬。顎。そのたびに、それぞれの吐息が旅人の肌をなぞっていく。それは、直接的でないキス。けれどその分だけ互いの熱と気配を余計に感じられる。
「……っ」
旅人は思わず息を呑んだ。三人の吐息が重なる。これは、一人の女の子とするキスとは似て非なる快感だ。誰か一人のものではない。三人が同時に自分を求めている。その事実が、旅人の胸の奥を熱くした。
「じゃあ……もう一回」
旅人は三人の舌を求めると、三つの舌が同時に伸びてきた。バーバラの小さな舌。モナの長い舌。ノエルの慎ましい舌。それらの舌が、旅人の舌に同時に絡みつこうとする。とてもではないが、一つの口で三つの舌を同時に味わうことなんてできない。けれど、その不器用な絡まり方こそがこの状況を確かに示していた。
「んん……!」
モナが、最初に声を上げた。旅人の舌が今モナの舌とだけ絡んでいる。他の二人の舌は、旅人の口の端や唇をなぞっているだけだ。けれど、その状況にモナは普段よりも興奮しているようだった。いつものモナなら、もっと余裕を持ってキスをしてくる。けれど今は、少しだけ激しく旅人の舌を吸い上げている。
「ふ……ぁ…ん……」
バーバラも、そんなモナの様子に刺激されたのか旅人の口からこぼれる吐息を懸命に吸おうとしている。ノエルは、旅人の顎に自分の唇を押し付けながら旅人の手をそっと握った。その手は、昨夜と同じくらい熱い。
旅人は、そんな三人の熱に完全に呑まれていた。これが、独占欲というものか。自分は今三人の女の子の舌と吐息と肌の感触を一身に受けている。一人では決して味わえない、この感覚。旅人はより激しく舌を動かした。今はバーバラの舌に、次はモナの舌にそしてノエルの舌に。一人ずつ順番に、けれど誰か一人を邪魔者扱いすることなく全員を平等に味わう。
「あっ……空…!」
「ん……空の舌……すごい……!」
「ご主人様……もっとぉ……!」
三人の声が同時に重なる。もう誰が何を言っているのか、わからない。けれど全員が同じ方向に熱を向けている。その事実が旅人をさらに駆り立てた。
「……もう、限界だ」
旅人はついにキスの連鎖を止める。その言葉に三人がそれぞれ反応する。
「ん……もういいんですか?」
「まだ、キスしたかったのに……」
「ご主人様、次は……?」
旅人は、三人の熱い視線を同時に浴びながらゆっくりと息を吐いた。そして笑った。
「次は、もっとすごいことをしよう」
その声は、さっきまでの優しい旅人のものではなかった。少しだけ、掠れて低い。三人はそれぞれ、それが何を意味するのかを理解した。湯の中で旅人の身体が動く。
ゆっくりと腰を上げて湯船から上がり縁へ浅く腰かける。そうすると興奮しきって逞しく反り返った肉棒が露になり、三人の少女の視線を奪う。
旅人は湯船の縁に浅く腰かけた両脚をゆったりと広げた。それはまるで、三人の少女を自分の内側に招き入れるかのような体勢。
湯気が立ち上る中、露わになった旅人の剛直が月明かりを反射して、ほんのりと濡れたように光っている。すでにそれは反り返り、先端は少しだけ張り詰めていた。
「みんな、こっちへ来てくれ」
旅人の声は、さっきまでとは違う。もっと低くて確かな欲を帯びている。それでも、決して乱暴ではない。三人はそれぞれそんな旅人の変化を敏感に感じ取っていた。モナが最初に動いた。湯の中を静かに進み、旅人の左脚の脇へと寄り添う。ノエルがそれに続き、旅人の右脚の脇へ。バーバラは少しだけ迷ってから、正面の旅人の股の間に膝をついた。三人の身体が、自然と旅人を取り囲む。その光景はまるでひとつの花が三枚の花びらに包まれたようだった。
旅人は、そっと自分のものを指で示した。
「キスしてくれないか。三人で仲良く」
その言葉に、まず動いたのはモナだった。彼女は旅人のものにそっと顔を近づけると、その根元のあたりに唇を落とした。それからノエルが、真横からそっと顔を出しモナの隣に自分の唇を添える。最後にバーバラが正面から、先端の方へと顔を寄せた。三人の口づけがひとつのものに同時に集まる。決して激しくはない。けれど確かに、三人がそれぞれの想いを込めて旅人のものを愛し始めた。
「ん……ちゅ……」
「ふ……ぁ…」
モナは、根元の方からゆっくりと舌を這わせ始めた。太い筋に沿って、丁寧に。彼女は普段からこういうことに慣れている。その舌つきは落ち着いていて、けれど確実に旅人を悦ばせる場所を心得ている。ノエルはというと、モナの反対側から同じように舌を伸ばした。彼女はまだ少しぎこちない。けれどその不器用さが、逆に旅人の心を掴んだ。丁寧に一本一本の血管をなぞるかのように。バーバラは正面から、まだ誰も触れていない先端にそっとキスを落とした。
「あ……」
旅人が小さく息を漏らす。三人が同時に自分のものを愛し求めている。それだけで、もう十分すぎるほどに刺激的で気持ち良かった。けれど彼女たちはそれで満足しなかった。
「空のおちんちん……すごく、熱い……」
「当たり前です、バーバラさん。これから私たちをこんなに大きくしているのを迎え入れるんですから」
「ご主人様……もっと、舐めてもいいですか?」
それぞれが、それぞれの想いを口にする。そして再び旅人のものへと群がった。モナは今度は根元から先端に向かって長い舌を這わせ、その通り道に自らの唾液を塗りつけていく。ノエルはモナの反対側から、旅人のものを優しく吸い上げた。バーバラは先端を含み、舌先でそこを転がした。
「っ……みんな、うまいよ……気持ちいい」
旅人は思わずそんな言葉を漏らした。本当は、最後まで一気に持っていかれそうになるのを必死で堪えていた。まだ、この時間を終わらせたくなかったから。けれど三人の愛撫は、そんな旅人の意志をあっさりと超えていく。モナが根元を吸う。ノエルが筋を舐める。バーバラが先端を転がす。役割分担など決めていないのに自然とそうなっているのが、逆にすごかった。まるで三人がひとつの生き物のように旅人のものを味わい尽くそうとしている。
「はぁ……はぁ……」
旅人の呼吸が荒くなる。それでもまだ達しない。達したくない。もっともっと三人の舌と唇と吐息が重なるこの瞬間を、できるだけ長く味わっていたい。けれど三人は、そんな旅人の想いを知ってか知らずかさらに激しく動き始めた。モナが、旅人のものを口いっぱいに含んだ。彼女の口内の熱と舌のうねりが、旅人を追い詰める。ノエルはモナが咥えたものを根元から優しく揉みしだきながら反対側からはバーバラが、モナの口元から少しだけはみ出た部分を舐め上げる。
「あっ……!これ……まずい……」
「ふふ。何がまずいの、空?」
「私たちは、あなたを気持ちよくするためにここにいるんですから、我慢しないで下さい」
「ご主人様……出して。私たちに思いっきり掛けて下さい」
三人の言葉が同時に旅人を追い詰める。もう、駄目だった。旅人は三人の名を呼んだ。
「モナ……ノエル……バーバラ……!出るっ」
その瞬間、旅人のものが大きく脈打った。
これまでにないほどの勢いで、白濁とした精が噴き出る。それは普段彼女たちの子宮へと注ぎ込んでいる量の、優に倍はあろうかというほどの奔流だった。
最初の爆発は、正面で先端を含んでいたバーバラの顔面を直撃した。
「ひあっ……!?」
バーバラは思わず目を閉じた。けれど遅かった。額に頬にそして鼻の先へと、熱い飛沫が次々と降りかかる。彼女の白い肌が、あっという間に白濁に染まっていく。口の周りにも容赦なくかかり、とろりとしたものが唇から顎へと伝って落ちていく。
「んっ……あっ……空の……いっぱい……」
バーバラは、顔にかかった熱いものを感じながらも口を開けてさらに旅人のものを受け止めようとしていた。その健気な姿に、旅人のものがさらに脈打つ。二度目の爆発は左側から根元を舐めていたモナの横顔へ。
「きゃっ……!あっ……こんなにいっぱい……♡」
モナは思わず横を向いたがその頬とこめかみに白いものがべったりと張り付く。彼女の黒色の髪の一部も、精で濡れて束になっていた。それでもモナは手を止めなかった。むしろ、自分にかけられたものが嬉しいとでもいうように、旅人のものにそっとキスを落とし続ける。
「あなたの……こんなに濃いの……初めて……♡」
少しだけ震える声で、そう呟いた。最後に吹き出したモノは右側で反対側から吸い上げていたノエルの顔と胸元へ。
「あっ……もっとかけてください、ご主人様……♡」
ノエルは顔と胸を突き出して、三人の中で一番大きくもその慎ましい胸の谷間と頂点に、そしていつも見える鎖骨のあたりにまで白い飛沫が飛び散る。そのたびに、ノエルの肌が熱を持っていくのがわかった。彼女もまた、旅人のものをすべて受け止めようと自ら顔を前に出した。
――私を……あなたの色と匂いで染め上げて……!♡
そんな言葉にできない想いが三人の脳裏に浮かびながら、三人それぞれの顔と胸で旅人の熱い精液を受け止める。それは、もはや化粧と言ってもいいほどの量だった。バーバラの顔は額から顎まで真っ白に染まり、目の周りだけがかろうじて残っている。モナの横顔は白濁の線が幾重にも走り、髪の毛の先にまで滴り落ちている。ノエルは胸元まで白く濡れ、その姿は昨夜の奉仕の時とはまた違う淫靡な美しさを纏っていた。
やがて、旅人の射精がようやく収まった。荒い息をつきながら、三人の姿を見下ろす。月光の下白濁に塗れた三人の少女。その光景は、旅人の胸に強烈な満足感とそれ以上に強い愛おしさを呼び起こした。
「みんな……すごく、エッチだよ」
旅人の言葉に三人はそれぞれの反応を示した。まずモナが、顔にかかったものを指でぬぐいながら静かに微笑んだ。
「こんなにかけられたのは……初めてです。でも、悪くないですね」
そう言って、指についた白濁をぺろりと舐める。その仕草に、旅人の喉が再び鳴った。ノエルはというと胸元についた精を手ですくい上げながら、少しだけ照れくさそうに言った。
「ご主人様の……こんなにいっぱい……。私、嬉しいです」
ノエルもまた、自分の手についた白濁を口に含んだ。その味が、昨夜の記憶を呼び覚ます。彼女の頬がさらに赤く染まった。バーバラはというと、顔にかかったものを拭おうともせずただ呆然としていた。
「私……顔中、空の……でいっぱい……」
その声は、どこか夢見心地だった。初めての経験に頭が追いついていないのだろう。それでも、その表情は決して嫌がっているものではなかった。むしろ、自分が旅人のもので染め上げられたという事実に、深い悦びを感じているようだった。旅人はそっと湯船から立ち上がると、桶から柄杓で湯を汲みまずバーバラの顔にかけてやった。
「バーバラ、そのままじゃ大変だろ。洗うから目を閉じて」
「あ……うん。ありがとう、空」
バーバラは目を閉じて、旅人に顔を洗われるままにしていた。白濁が湯で流されていく。流れ落ちる彼の匂いを少しだけ残念に思いつつもされるがまま受け入れる。
その間、旅人はバーバラの頬に鼻先にそして唇に何度もキスを落とした。バーバラはくすぐったそうに笑いながらも、されるがままになっている。その仕草はまるで仔猫のようで愛らしかった。次にモナ。彼女は自分で顔を洗おうとしたが、旅人がそれを制した。
「俺がやるよ」
「……ええ。お願いします」
モナも、旅人に顔を洗われる。その間彼女はじっと旅人の顔を見つめていた。その目には、信頼とそして確かな愛が宿っている。旅人はそんなモナの額に、そっと口づけを落とした。最後にノエル。
「ノエル、胸元までかかってるな」
「はい……ご主人様の熱いのを、いっぱい掛けて貰っちゃいました」
旅人は、ノエルの胸に湯をかけて白濁を洗い流した。その手つきは優しく、けれどどこか名残惜しそうだった。洗い終えると、ノエルの胸の頂にそっとキスをした。ノエルは小さく身を震わせたが、それでも嬉しそうに微笑んだ。
旅人は三人の身体を湯で流し終えると、今度は自分が縁から離れて湯船に浸かる。そして三人の少女たちを順番に湯船の縁へと座らせていく。
「さて……今度は俺の番だな」
その声は、少しだけ掠れていた。けれどその瞳の奥には、まだ消えていない欲の炎が揺れている。三人はそれぞれ、旅人が何をしようとしているのかをすぐに悟った。モナは静かに頷き、ノエルは少しだけ身を強張らせバーバラは期待と少しの不安を混ぜた表情で旅人を見つめていた。
旅人はまずモナの両脚をゆっくりと開かせた。湯船の縁に腰かけたモナの秘所が、月光の下に露わになる。すでに先ほどまでの行為とキスだけで十分に濡れ始めている。旅人は湯の中に片膝をつくと、その秘所にそっと顔を近づけた。
「ん……空」
モナが小さく息を漏らす。その声は、いつもの落ち着いた占星術師のものではない。もっと素直で、もっと女の子らしい声。旅人はその声を聞きながら、モナの割れ目にそっと舌を這わせた。ゆっくりと、入口から上の方に向かって。ざらりとした感触が、モナの一番敏感なところを撫でる。
「あっ……」
モナの腰が小さく跳ねる。旅人は構わず舌を動かし続けた。彼女の秘所を何度も何度も往復し、そのたびに滲み出てくる愛液をすくい上げては味わう。少しだけ甘くて、けれど後味はさっぱりしている。モナの味だ。旅人はその味を確かめるようにゆっくりと舌を動かした。
やがて、モナの秘所がもっと強く求め始める。旅人はその変化を敏感に察知した。舌先をモナのクリトリスに当て、優しく転がし始める。
「あっ……あっ……空…そこ……」
モナは湯船の縁に両手をつき、身体を少しだけ仰け反らせた。いつもは余裕を持って旅人を導く彼女が、今はただただ旅人の舌に身を委ね、好き放題に味わわれている。その落差が、旅人にはたまらなく愛おしかった。その想いに駆られて更に激しくモナを攻め立てる。クリトリスを吸い上げ、時には歯の先で甘く噛み、もっと彼女の愛液を堪能しようとその膣内を舌で擦り上げる。そのたびにモナの口からは普段では聞けないような甘い声が漏れる。
「んっ!あっ!これっ……もうっ……!」
「モナ、いいよ。イッていいよ」
「あっ……♡空の舌で、いっ……イックゥ……♡」
モナの身体が大きく震えた。絶頂はあっさりと訪れた。彼女の膣から、透明な蜜がとろりと溢れ出し旅人の口元を濡らす。モナは荒い息をつきながら、それでも旅人から目を離さなかった。その視線が、もっと続けてほしいと物語っている。旅人はそんなモナの太ももにそっとキスを落とすとゆっくりと顔を離した。
「モナ、相変わらず君のおまんこは甘くて美味しかったよ」
「……い、いちいちアソコの味の感想を言わなくいでください!恥ずかしいので……」
モナはそう言って恥ずかしそうに僅かに顔を背ける。その脚はまだ残る快感に、プルプルと少しだけ震えていた。旅人はそんな彼女の頬に手を添えて、そっと口づけをした。そのキスはさっきまでの愛撫とは違い、ただただ愛おしいという気持ちを込めたものだった。
次に旅人はノエルの前に立って目線を合わせる。
それを合図にノエルは自分から両脚を開いた。その中心には無毛で、先程のキスやフェラそして隣で喘いでいたモナとの行為を見て、興奮して愛液を湯船にポタリと溢れさせるその顔は少しだけ赤いけれど、その目は真っ直ぐに旅人を見つめている。
昨夜自分から奉仕した時のことを思い出しているのだろう。けれど今夜は、旅人が彼女を愛撫する番だった。
旅人はノエルの秘所に顔を近づけ、舌を伸ばしてその花弁を割れ目にそって優しく舐める上げる。彼女の味は、モナとはまた違う。もっと優しくてそれでいて確かな甘さがあった。
「ご主人様……あっ……」
旅人はノエルの割れ目をそっと舐め上げる。モナの時と同じように、まずは全体を味わうように。それから少しずつ、彼女が悦ぶ場所を探していく。ノエルの身体は正直だ。旅人の舌が触れるたびに、小さく震え甘い声を漏らす。旅人はその反応を見逃さなかった。
「ノエル、ここがいいんだな」
「はい……ご主人様の……舌が……はんッ」
旅人は、ノエルのクリトリスに集中的に愛撫を加えた。モナの時よりも少しだけ優しく、けれど確実に。
彼女のまたに吸い付いて口の中で花弁を開くように左右に舌を動かし、膣の浅いところと外の花弁を行き来する様に舐める。
「ひぅうっ!?ふぁあっ……ああんっ!」
ノエルはもう自分を抑えることができなかった。昨夜の奉仕の時とは違い、腰を浮かせて旅人に自分から秘所を押し付けて、今はただ旅人に愛される側になっている。それだけで、ノエルの心は満たされていた。そして身体もまた同じくらい。
「あぁっ……!ご主人様っ……私…もう……!」
「いいよノエル。イケっ」
「あっ……はいっ!……い、イキますぅッ!」
ノエルの絶頂はモナよりも少しだけ早く訪れた。ビクビクと震える彼女の膣から、透明な愛液がたくさん溢れ出す。旅人はそれをピッタリと彼女の割れ目を咥え込んで全てを余さず飲み干してからゆっくりと顔を上げた。ノエルの目には、うっすらと涙が浮かんでいる。それは痛みからではない。嬉しさと、そして少しの放心からだった。ふぅ……ふぅ……と息を整えながら、その呼吸と共に胸が上下に揺れるノエル。旅人はそんなノエルの手を取って、その上気して赤く染まる頬にそっとキスをした。
「ノエル、美味しかったよ。ありがとう」
「はぃ……喜んでいただけて、嬉しいです。ご主人様……♡」
最後にバーバラの前に移動すると、バーバラはもう自分から脚を開いて待っていた。
「バーバラ……」
その顔は真っ赤で、けれどその目は覚悟を決めたようにまっすぐ旅人を見ている。昼間の続き。彼女はそれを待っていたのだろう。旅人はバーバラの秘所に顔を近づけた。彼女の味は、二人とはまた違う。もっと初々しくてけれど確かな甘さがあった。まだ今日初めて旅人を受け入れたばかりのその場所は、けれどもうすっかり旅人の味を覚えてしまったかのように濡れていて、バーバラの呼吸に合わせて僅かに開いたり閉じたりして旅人を誘惑しているようだった。そのあまりにも美味しそうに誘惑する光景を見た旅人は思わずごくりっ!と三人ともに聞こえるぐらいはっきりと喉を鳴らしていた。
「バーバラ、昼間の続きをしよう」
「うん……お願い……んひぃ!?」
旅人はバーバラの言葉を最後まで聞かずに、その秘所へと無遠慮に舌を差し込んだ。
「ひぁあっ……!?」
バーバラの背中が大きく反り返る。まだ今日初めて旅人を受け入れたばかりの膣内は狭くて、けれど旅人の舌はそんなことなど関係ないとばかりにぐいぐいと奥へと入り込んでいく。ぬるりとした感触が、バーバラの内壁を押し広げていく。
「あっ!あっ!?空……!舌が……暴れてっ……!?」
「ん……ちゅ……れろ……」
旅人は、バーバラの膣内を縦横無尽に舐め回し始めた。彼女の内壁の凸凹を丁寧になぞり、ひとつひとつの襞を舌先でなぞっていく。バーバラは悲鳴にも似た嬌声を上げて、腰をくねらせた。しかし旅人は構わず彼女の腰を両手で掴んで逃げられなくする。その手のひらは温かく、けれど確かな力強さでバーバラの下腹部を固定していた。
「やぁっ……!そこ……奥…!舌が、ぐりぐりってぇ……!」
「バーバラ……もっと感じて」
「あぁっ……!だめ……!逃げたいのにぃ……逃げられなぃい……!」
旅人はバーバラの反応を楽しみながらさらに舌を動かした。抜いたり入れたり、時にぐるぐると回したり前歯でクリトリスを優しく引っかけたり。全ての動きが、バーバラの一番敏感な部分を的確に捉えている。彼女の膣からは、次から次へと新しい愛液が溢れ出し旅人の口元をびしょ濡れにしていた。旅人はそれを一滴残らず味わおうと、吸い上げるように舌を動かし続ける。
「あっ……あっ……!もう……!なんか……また……!」
「バーバラ、イッていいよ」
「やっ……!待って……!まだ……心の準備が……!」
「待たないよ。だってほら……君のおまんこがイキたいって言ってる」
「ひぁあっ!?」
旅人はバーバラの膣壁をさらに強く吸い上げた。その瞬間、彼女の身体が大きく痙攣した。昼間の記憶が、身体の芯から呼び覚まされる。あの時の快感が、再びバーバラの全身を駆け巡る。旅人の舌が、あの時の快感を正確に再現しようとしている。バーバラはもう、抗うことができなかった。
「あぁっ……!イく……!イっちゃう……!空の舌で……また……!」
「イッてバーバラ。俺の舌で」
「ああぁっ……イィクゥウウウ!!」
バーバラの身体が弓なりに反り返る。本日何度目かの絶頂は、初の絶頂よりずっと激しく訪れた。膣からは、透明な蜜が勢いよく噴き出して旅人の顔をさらに濡らす。旅人はそれを、まるで甘露を味わうかのように口元に受け止め、すべて飲み込んだ。バーバラは荒い息をつきながら、湯船の縁に力なく寄りかかる。もう脚を閉じることすらできない。
「はぁ……はぁ……空の……舌…すごい……」
「バーバラ、まだまだだよ」
「え……?まだ……続けるの……?」
旅人は答えなかった。その代わりに再びバーバラの秘所に顔を埋める。今度は、さっきまでよりもさらに激しく。彼女が何度も何度も達するまで、自分の舌が与える快感を味わい尽くすまで止めないつもりだった。バーバラはすぐにもう一度、絶頂へと追い上げられていく。
「ひぁっ……!?あっ……!また来るぅ……!」
「バーバラ可愛いよ。もっと見せて」
「やぁっ……!恥ずかしいのに……!いっぱいイっちゃう……!あっ……あっ……あぁっ!」
「んぅっ……」
三度目の絶頂を迎えながらバーバラは視界が白くぼやけるのを感じた。全身が痙攣し、旅人の舌に必死にしがみつく。けれど旅人はまだ止めなかった。
「ああ、イクッ!イク、イクゥウウウゥゥ!!」
四度目。
「あぁああ!んぁあああ!!」
五度目。バーバラはもう自分が何度達したのかもわからなくなっていた。旅人は、バーバラの返事を待たずに舌を動かし続け彼女の味を堪能し尽くす。バーバラが普段のあの元気なアイドルからは想像もつかないほどに変わり果てた声で喘ぎ散らし、旅人の舌に屈服している姿に旅人の背徳感と興奮はより一層高まっていく。
「はぁ……はぁ……もう……むり……もうイケないぃ……」
「バーバラ、よく頑張ったな」
旅人がようやく顔を上げる。口元にはバーバラの愛液が光っている。その光景にバーバラは息を呑む。自分が旅人をこんなに濡らしてしまったという事実に、彼の女の子の愛液を飲みたいという強い欲求を満たせたという事に、なぜかとても嬉しくなった。旅人は三人の少女たちを見渡した。モナはまだ少し脚が震えている。ノエルは放心したように空を見つめている。そしてバーバラはもう、湯船の縁を超えてお湯が溢れて濡れた床に完全に体を預けてしまっている。三人とも、もう旅人の舌にたっぷりと味わされた後だった。それぞれがそれぞれの余韻に浸っている。その姿を眺めながら旅人は満足げにため息をついた。
「みんな、美味しかったよ。また飲ませてね。その代わり沢山気持ちよくするから」
その言葉にモナがふと我に返ったように旅人を見た。
「あなた……自分だけそんなに……」
「んー、悪いかったかな?」
「いいえ。むしろ……嬉しいです。私たちのことを、ちゃんと味わってくれているようで。もっとも、方法はどうかと思いますが」
モナはそう言って微笑んだ。けれどその笑顔は少しだけ疲れていた。彼女もまた、旅人にたっぷりと愛されてしまった一人なのだ。
「ご主人様……次は……どの子をご指名ですか?」
ノエルが片足をお風呂の淵に引っ掛けて、完全に発情してだらだらとまるで涎を垂らすように愛液を滴らせる自分の秘所を広げながら、少しだけ掠れた声で言う。
「まだ続けるのか?」
「はい。ご主人様が満足するまで。それが私の役目ですから」
「……そうか。俺はもう十分満足したよ。でも……一人だけ、まだ不満そうな人がいるな」
旅人はそう言うとゆっくりとバーバラの方を振り返った。まだ湯船の縁に力なく寄りかかったままのバーバラは、脚を閉じることもできずに浅い呼吸を繰り返している。肌は上気し、汗と湯気と愛液で濡れ光っていた。
「バーバラ。君だけ、まだ俺の中に迎え入れてないだろ?」
「…………え?」
バーバラがぼんやりとした目で旅人を見上げる。その意味を理解するまでに、数秒かかった。そして理解した瞬間彼女の頬がさらに赤く染まった。まだ、昼間に一度だけ交わったきり。旅人の中に残る欲は、まだバーバラだけでは満たされていないのだ。
「空……もしかして……」
「ああ。もう一度、したい。今度は……昼間みたいに優しくじゃなくて」
旅人の言葉は率直だった。もう一度彼女の奥深くまで。その意図を、バーバラは正確に理解した。昼間のあの激しさを、それ以上でもう一度。
「うん……いいよ。私も……空ともう一度したい。二人が話してたみたいに激しく犯して♡」
バーバラは、湯船の中で脚をゆっくりと開いた。まだ絶頂の余韻で震えているその脚を、それでも自分から広げて旅人を受け入れる準備をする。
旅人はそんなバーバラの姿に、胸の奥がぎゅっと締め付けられるのを感じた。一度味わったあの快感の記憶を、彼女はもう受け入れている。
「バーバラ、入れるよ?」
「うん……来て、空」
湯船の波が、ゆらりと揺れた。
旅人はバーバラの正面に座り両手で彼女の腰をそっと支える。バーバラは湯船の縁に手を置き、脚を大きく開いたまま浅い呼吸を繰り返していた。もう何度も絶頂を味わった身体は、それでも旅人を迎え入れる準備を自然と整えている。
「入れるよ、バーバラ」
「うん……来て、空」
旅人がゆっくりと腰を進めると熱く硬い先端がバーバラの割れ目に触れる。その瞬間、彼女の膣口がひくりと小さく脈打った。まるで旅人のものを待ち望んでいたかのように、自ら吸い寄せるような動き。旅人は息を呑んだ。今日処女を卒業したばかりだというのに、彼女の膣は驚くほど柔らかくそして従順だった。
「あ……ぁ…」
押し入る感覚にバーバラの口から小さな声が漏れる。昼間の痛みは、もうどこにもない。あるのはただ旅人が自分の内側に満ちていく充足感だけ。
バーバラの膣壁が、旅人のものを優しく包み込みそしてそのまま奥へ奥へと誘うように蠢く。旅人は歯を食いしばった。気持ち良すぎる。一度入れただけなのに、この身体はもう旅人の形を覚えてしまったかのようだ。狭い。けれど、狭いだけではない。柔らかくてうねうねと絡みついてきて、絶対に離すまいと締め付けてくる。
(まずい……これは、さっきまでとは比べ物にならない……)
旅人の腰が、小さく震えた。決して怯んだわけではない。むしろその逆。もっと奥へ入りたい。もっとこの身体を堪能したい。その凶暴な衝動が、内側からせり上がってくる。バーバラの胸が、湯に揺れて上下する。その先端は固く尖り午後に旅人が愛でた痕がまだかすかに赤い。
「バーバラっ……」
「ん……空…!」
旅人はゆっくりと腰を引きそして再び押し進める。いつもの優しい抽送ではない。少しずつ、確実に彼女の最深部を目指す動き。バーバラの膣が、旅人を奥へ導く。その入り口は既に旅人を迎え入れる形に開かれていて、まるで手招きするように蠢いている。まるで旅人のものを咥えて離さない雌のようで、旅人も腰を揺らめかしながらゆっくりと呼吸を落ち着ける。腰を抑えていたその気持ちも数秒でバーバラの腰を掴む手に力が入る。汗をかいて、歯を食いしばって必死に一人の少女を壊さないように堪えている。
(まだだ……まだ……奥は……)
バーバラは、そんな旅人の様子をぼんやりと見上げていた。彼が必死に何かを堪えているのが、わかる。優しくしようとしているのがその震える腰から伝わってくる。でも、バーバラは思った。それでは足りないと。自分はもう、彼の優しさだけでは満たされない。昼間初めての時に味わった優しさ。それも嬉しかった。けれど、さっき見た。ノエルとモナが旅人に愛されて、その中で見せた悦びの顔を。そして今自分の中にあるこの感覚。もっと奥へ。もっと激しく。この人と、もっと深く一つになりたい。
「空……」
バーバラは、震える声で旅人を呼んだ。その声は泣きそうで、それでいてどこか強い意志を帯びていた。
「もっと……乱暴にして」
旅人の動きが、一瞬止まった。
「バーバラ?」
「いいの。私、もっと激しくされたい。優しいのも嬉しいけど……今は、あなたに思いっきり犯してほしい。奥まで来て、壊れるくらい、私のおまんこを犯して」
その言葉に、旅人の理性の糸がぷつりと切れた。もう抑えられなかった。バーバラの腰を掴む手に自然と力が入る。そのまま一気に、腰を突き入れた。
「ひぁああっ……!?」
バーバラの身体が、大きく仰け反る。湯船の湯がざばりと溢れ床を濡らした。旅人の剛直が、彼女の膣内を一気に奥まで貫く。まだ完全には慣れていないバーバラの内部を、無理やりに押し広げるように。それでも痛みはない。あるのは、ただ圧倒的な快感の奔流だけ。バーバラの膣壁が、旅人のものを迎え入れようと必死にうねり締め付け、そして奥へ奥へと導いていく。旅人はその感覚に背筋を震わせながら、さらに腰を進めた。
「はぁっ……!バーバラ……バーバラ!」
「あっ……!あっ……!空……来てる……!奥に……来てる……!」
まだだ。まだ届かない。旅人は本能で理解していた。バーバラの最も奥。彼女が自分の中に持っている、一番大切な場所。そこへ届かせるために今自分はここにいるのだと。旅人はさらに腰を進める。バーバラの膣壁が、その動きに合わせてきゅうきゅうと締まった。締め付けが、さらに強くなる。まるで「まだ来るな」と言っているかのように。それでも、旅人は進んだ。
「あっ……!あっ……!そこ……!そこは……!」
「バーバラ……そこが、君の一番奥か?」
バーバラは、はっきりと感じていた。旅人の先端が自分の最も深い場所に触れようとしているのを。その場所は、彼女自身も触れたことのない聖域のような場所。けれど今、その扉を開こうとしているのは他でもない旅人だった。バーバラはもう、怖くなかった。むしろその瞬間を待ち望んでいた。旅人に、その場所を開いてほしい。旅人にその場所を拓いてほしい。そうすれば、もう自分は完全に旅人のものになれるから。
「空……来て……!私の一番奥……あなたでいっぱいにして……!」
「バーバラぁっ……!」
旅人の腰が、最後の一突きでバーバラの子宮口を食い破った。その瞬間、彼女の全身が電流に打たれたかのように跳ねる。痛みはない。あるのはただ、意識が飛びそうなほどの凄まじい快感。バーバラは、これまでに経験したどんな絶頂よりも激しい感覚に、全身を貫かれた。
「ぁああぁぁあああっ!!!」
バーバラの絶頂は、声にならないほど激しかった。旅人のものが子宮口を貫いた瞬間、彼女の膣が子宮が全てが、旅人を迎え入れようと一斉に反応した。愛液が、噴き出すように溢れ出る。それは潮のように、湯船の中にまで広がっていく。
旅人も、その瞬間をはっきりと感じ取っていた。先端が、バーバラの子宮口をこじ開けて中へ入り込む。狭い、けれど温かい。彼女の最も神聖な場所。そこが、今、自分のもので満たされている。
「はぁ……入った……」
旅人は、荒い息をつきながらそう呟いた。ここが、バーバラの子宮。自分を受け入れるために存在する場所。そこに、自分の剛直の先端が今確かに納まっている。バーバラは、全身の力を失い湯船の縁に寄りかかった。その顔には、涙と汗が混ざり合って流れている。けれどその表情は恍惚としていた。絶頂の余韻で、身体はまだ小刻みに震えている。
「空、が……私の中に……いる……」
「ああ。君の中にいるよ、バーバラ」
旅人の剛直がバーバラの子宮口をこじ開けて中へと入り込んだ瞬間だった。先端の亀頭が、子宮口の狭い輪に引っかかる。抜こうとしても抜けない。それどころか、旅人が腰を引こうとすればバーバラの子宮そのものが伸びて追従してくる。まるで旅人のものを離すまいと、彼女の身体の奥深くが自ら動いているかのように。
「あ゛あ゛っ……引っ張られ……!子宮が……引っ張られてるぅ……!」
バーバラの声はもう悲鳴に近かった。けれどその悲鳴には痛みはない。ただただ快感に溺れる声。旅人は一度、ゆっくりと腰を沈めてみた。すると先端が子宮の天井に触れる。狭い内部をぐりっと押し上げる感覚。
「ひぁあっ!そこ……奥…叩かないでぇ……!」
バーバラの下腹部を見ると旅人のものがそこにいるのがわかる。下っ腹のあたりが、はっきりと膨らんで見えるのだ。まだそれほど激しくしていないのに、それだけ彼女の奥深くに旅人のものが届いているという証拠。
「バーバラ……君の中すごいよ。こんなに狭いのに、俺の形にぴったりだ」
「あっ……だめ……そんなこと言わないで……恥ずかしい、よ……でも……もっとして……♡」
旅人は少しずつ腰を動かし始めた。引いては押し、押しては引く。そのたびに亀頭が子宮口に引っかかり、彼女の身体の奥をぐいぐいと刺激する。そして今度は、少しだけ腰をひねってみた。円を描くようにぐるりと回す。
「ああぁっ!?なんか……お腹の中で……空が回ってるぅ……!」
バーバラは、自分の腹部に手を当てた。そこには確かに旅人の形が感じられる。外から触れても、その動きがはっきりとわかるほどに。その事実が、バーバラの興奮をさらに高めた。
旅人はその反応を見ながら、少しずつ動きの幅を広げていく。強く突き上げれば、子宮全体が押し上げられる感覚。ゆっくり引けば、子宮が伸びて旅人を追いかける感覚。回せば、彼女の中の全てが旅人の形にこねられる感覚。そのすべてが、バーバラに尋常ではない快楽を与え続けた。もう、絶頂は一回きりでは終わらない。旅人が少し動くたびに、軽く達してしまう。
「あっ……イッた……また、イッたぁ……!」
「バーバラ……いいよ、何度でもイッて。俺も、バーバラがイクと気持ちいいからっ!」
「も……むり……イキ続けるの……止まらないのぉ……!」
バーバラは、絶頂の波の中にいた。もう自分が何度達したのかもわからない。数えられない。旅人が腰を動かすたびに、その波が寄せては返す。しかもその波は引かない。次の波が来たら引く前にまた次の波が来て、その直後に次の波が来る。そんな状態だった。彼女の膣は、もう旅人のものを完全に咥え込んで離そうとしない。子宮口が、亀頭をしっかりと捉えてまるで口のように吸い付いている。旅人はその感覚に、自分の限界が近いことを悟った。
(まずい……この締め付け……出る……)
旅人は、慌てて腰を引こうとした。抜かなくては。外に出さなくては。けれど、無理だった。子宮口がそれを許さない。亀頭が引っかかって、抜けないのだ。それどころか旅人が引こうとすればするほど、バーバラの子宮が伸びて追いかけてくる。
「バーバラっ……抜けない……!」
「いいの……このまま……中に……!」
「え……」
「空の……全部……私の奥にちょうだい……!」
「でも……!」
旅人は一瞬、ためらった。本当にいいのか? ここはバーバラの最も神聖な場所。そこに出すということは……。けれど、バーバラの目は真剣だった。もう二人とも限界だった。旅人は、最後の一突きとばかりに腰を深く沈めた。亀頭が、子宮の最も奥へと到達する。
「ああぁっ……あ、ぁ……ぁぁっ!」
バーバラの全身が震える。旅人のものから、熱い奔流が放たれた。それは今までにない量だった。ドクン、ドクンと脈打つたびに白濁が彼女の子宮内へと注ぎ込まれていく。
「ぁっ……ぁつい……そ、らの、いっ……ぱ……ぃ……」
「バーバラぁっ……!」
一度目の射精が終わっても旅人のものはまだ脈打っていた。二度目、三度目と続けざまに精が放たれる。その量は、彼女の下腹部をふっくらと膨らませるほどだった。彼女のお腹が、拳一つ分ほど膨らんだのが外見からもはっきりと見て取れる。
「お腹……あったかい……空ので、いっぱい……♡」
バーバラは、自分のお腹にそっと手を当てた。その中に確かに旅人がいる。旅人のものが、自分の中に注がれている。その事実だけでバーバラの心は満たされ尽くした。旅人はようやく射精を終えると、そのまま崩れるようにバーバラに覆い被さった。繋がったまま、お互いの荒い息遣いだけが聞こえる。しばらくして、旅人が少しだけ顔を上げた。
「バーバラ……ごめん……止められなかった」
「へへっ……嬉しい……♡ 私の中、空の精子でいっぱい……♡」
バーバラは、旅人の頬にそっと手を伸ばした。その手は力なく、けれど確かな愛しさを持って旅人に触れる。旅人は、そんなバーバラの手に自分の手を重ねた。そのまま、もう一度彼女の唇にキスをした。さっきまでの激しさではなく、ただただ優しいキスを。
柔らかなキスを繰り返すうち旅人のものが少しずつ小さくなり始めた。激しい行為の後、自然と訪れる変化。旅人は名残惜しさを覚えながらも、ゆっくりと慎重にバーバラの子宮から自分のものを抜こうとした。
「ん……」
バーバラが小さく身を震わせる。旅人が腰を引くたびに、彼女の子宮が名残惜しそうに吸い付いてくるのだ。もう離れたくないとでもいうように、その狭い輪が亀頭を締め付け引き戻そうとする。思わず旅人は腰を止めてしまう。
「……っ」
このまま再び奥へ挿入したくなる気持ちを、全力でねじ伏せる。何度か小さく息を吐きゆっくりと腰を引いた。
「あ……ぁ…」
亀頭が子宮口を抜ける瞬間バーバラの身体が再び小さく跳ねた。名残惜しさを伴う軽い絶頂。旅人はそれを見守りながらも、最後まで丁寧にバーバラを傷つけないように抜き出した。そして、すべて抜き終えた後旅人はふとバーバラの下腹部に目をやった。彼女のお腹はまだ少しだけ膨らんだままだ。先ほど旅人があれほど注ぎ込んだ精の重みが、まだ彼女の中に残っている証拠。
(まだ、残ってる……)
その光景を愛おしく思いながら、旅人は改めて疑問を覚えた。今まで何度も子宮内に射精してきたが、こうして抜いた後に精液が垂れてきたことはない。今回も、だ。あれだけの量を注いだというのに一滴も外には溢れてこない。まるでバーバラの身体が、旅人のものをすべて吸収してしまったかのように。
「バーバラ……大丈夫か?」
「うん……まだ、空のが中にある感じがする……」
バーバラは、自分のお腹にそっと手を当てた。その顔はまだ恍惚としたまま。
「でも、不思議……垂れてこないの」
「ああ。君の身体が、全部受け止めてくれてるみたいだ」
「そうなのかな……私、空の赤ちゃんちゃんと孕めるかな」
「きっと大丈夫だよ。それだけ、いっぱい注いだからな」
「うん……楽しみだね」
その言葉に、思わず旅人も苦笑した。さすがにすぐに子供ができるとは思わない。けれど、そういう未来を彼女が思い描いてくれていることが、素直に嬉しかった。
そんな二人の様子を、モナとノエルはじっと見守っていた。
ただ見ていただけではない。二人の手は、いつの間にか自分の身体へと伸びていた。モナは湯船の中で、自分のふとももの間に指を滑らせている。ノエルもまた、片手は胸にもう片方はお腹の下へと下ろしていた。二人とも、目の前で繰り広げられた光景に身体の芯を熱くさせていたのだ。
「はぁ……はぁ……♡」
「ご主人様……ずるいです……♡」
二人の声は、少しだけ掠れていた。自分の指で慰めているというのに、その手つきはどこか切なげで物足りなさを隠せていない。旅人はそんな二人を振り返り、少しだけ笑った。
「二人とも、自分でしてたのか?」
「だって……あなたたちばかり……」
「私も……バーバラちゃんばかりずるいなって……」
「ふたりとも……ごめんな。でも……安心しろ。まだまだ夜は長いんだ」
旅人の言葉に、モナとノエルは同時に顔を上げた。その目には、まだ消えていない欲の火が揺れている。バーバラは湯船の縁でゆっくりと息を整えながら、そんな三人をぼんやりと見つめていた。まだ身体の芯が熱い。彼女の中に残る旅人の感触が、まだ消えない。でも大丈夫。今はそれでいい。自分は、たっぷりと愛されたのだから。その余韻に浸りながら、バーバラは静かに目を閉じた。
旅人はモナとノエルの姿を交互に見つめた。
一人は湯船の中で指を止めもう一人は自分を慰める手を止めて旅人を見つめ返している。二人とも肩で息をしながら目の奥に熱を灯していた。バーバラでたっぷりと満たされたはずの剛直が、二人のその姿を見ただけで再び姿を現していく。
「二人とも、こっちに来て」
旅人は湯船から上がり浴場の一角に敷かれた厚手のマットの上へ歩いていく。その背中を、モナとノエルが追いかけてきた。足早に、ほとんど駆け寄るように。
「もう待てません……」
「ご主人様……どうかお情けを」
背後から二人の吐息が聞こえる。旅人は振り返るとマットの上に重なるようにして向き合う体勢で二人を寝かせた。向き合った二人の顔はすぐ目の前で、モナの黒い髪とノエルの銀色の髪がマットの上に広がっていく。
「あ……ノエルさん、近い……」
「モナさんこそ……息が、かかって……」
顔を寄せ合った二人は少しだけ恥ずかしそうに笑い合ったが、すぐに笑みは消えた。旅人が二人の背後に回り込んだからだ。左右に並んだ二つの白い尻が旅人の目の前に差し出される。向き合う体勢のまま、二人はそれぞれ鏡合わせの様に反対の脚を少しだけ開いた。その中心はどちらもすでに十分に濡れ、旅人の肉棒を今か今かと待ちわびている。ノエルは先ほどまで見ていた光景に、モナはそれ以上に二人して自分を慰めていたのだ。
「どっちからにしようかな」
旅人はまず右手からノエルの秘所に先端をあてがった。触れただけでノエルの背中がぴくりと震える。
「あ……ご主人様……」
ゆっくりと押し入れる。ノエルの膣は先ほど十分にほぐれていたので、するりと根元まで収まった。向き合っているモナの眼下で、ノエルの下腹部が旅人の形に膨らむのが見える。
「あっ……んっ……!」
「ノエル、今日はよく締まるなっ」
「ご主人様の……さっきのを見て……私、ずっとほしく、て……♡」
ノエルの言葉の途中で旅人は腰を引き、そのまま抜き出した。そして今度は左側のモナの秘所へと押し込む。モナの膣はノエルとは違う柔らかさで旅人を迎え入れた。噛みつくような締め付けではなく、ゆっくりと絡みつくように吸い付いてくる。
「んっ……空ぁ……♡」
「モナも、いい感じだよ」
旅人はモナの腰を掴み数度だけ深く突いてから、また抜き出す。向き合って横向きで体を重なり合う二人の秘所を行き来する旅人のものが往復する。それだけで二人の身体は次は自分かと期待してびくびくと震えていた。
「今度はノエルだ」
「あっ……ああっ……!」
今度はノエルを少しだけ激しく突く。肉と肉がぶつかる音が浴場に響く。ノエルは向き合っているモナの肩に手をかけ、爪を立てた。
「ご主人様っ……それっ……奥、当たって……」
「どんどん締まってる」
ノエルの膣壁が旅人のものを迎え入れるたびにきゅうきゅうと狭くなる。その反応を確かめた後、旅人は再びモナへと移る。今度はモナのふとももを両手で掴み、腰を高く引き上げて角度をつけて突いた。
「あっ……そこ……えっ……あっ!」
「モナ、ここがいいんだろ?」
「そう……です……もっと……♡」
旅人はモナの一番敏感な場所を覚えている。そこばかりを集中的に突き上げながら、今度は右手でノエルの尻を揉みしだいた。通っている方とは別の子を指で愛撫する。これだけで二人の反応がさらに激しくなる。
「モナさんばっかり……」「ノエルさんこそ……」
二人の声が重なる。向き合っているせいで、互いの表情も喘ぎ声もすべて目の前で見せつけあう形になっていた。
「あっ……モナさん、そんな顔……」
「ノエルさんも……すごい、顔に……」
旅人は前後に腰を使いながら二人を交互に突いていく。前に突けばノエルの背中が反り、腰を引いて奥へ押せばモナの脚が震えた。二人を交互に味わうというより、一人を突きながらもう一人の反応を手と指と肌で確かめていくようなものだった。
「ふたりとも、綺麗だよ」
旅人は正直に言った。月光の下向き合って横たわる二人が、それぞれに快感に乱れている。汗ばんだ肌揺れる胸、かかる髪。そのすべてが今旅人のためにある。
ノエルが先に限界を迎えた。
「ご主人様っ……もう……私…!」
「ノエル、イッてくれ」
旅人がノエルだけを深く数度突くと、ノエルの全身が大きくしなりマットの上で絶頂した。膣がきゅうきゅうと締まり旅人を搾り取ろうとするが、旅人はまだ射精しない。抜けば熱い愛液がとろりと出てきてマットを濡らした。それを見ていたモナの息がさらに荒くなる。
「私も……空…」
「モナはまだだめだ。もうちょっと一緒に」
旅人はモナの脚をさらに大きく開かせて今度はモナだけを集中的に攻め始めた。浅く突いては深く刺し浅く突いては深く、リズムを変えながらモナの最も感じる場所を狙い撃ちする。ノエルは絶頂の余韻の中で、目の前で犯されるモナを見つめていた。モナの口から漏れる声はだんだん言葉にならなくなっていく。
「あっ……あっ……空…それ……また……」
「モナ、いいよ」
「んっ……♡んんっ……!」
モナの絶頂はノエルより静かだったがその分だけ深く長く続いた。膣の奥が旅人のものを奥へ奥へと誘い込むように収縮し、またゆっくりと緩んでいく。旅人はその波が引くまでモナの中に留まり、それからゆっくりと抜いた。
二人ともマットの上で力尽きて横たわっている。旅人の剛直はまだ完全には満たされていなかったが、二人の女の子を交互に味わったという満足感の方が大きかった。旅人は二人の間に膝をついて座り、それぞれの頭を片手ずつ撫でた。
「二人とも、よく頑張ったな」
「もう……あなたは、本当に……」「ご主人様……まだ、固いままじゃないですか」
二人の言う通り、旅人のものはまだ先端が張り詰めたままだ。
旅人はまだ張り詰めたままの自身を見下ろし、それから顔を上げて二人を見た。
「なあ、二人とも。どっちが先に中に出してほしい?」
その問いに、モナとノエルはほぼ同時に反応した。モナは汗ばんだ黒髪を振り払って旅人を見上げ、ノエルは肘をついて身を起こそうとした。
「私です。空。私に、ください」
「私ですご主人様。私、まだモナさんほどあなたに慣れていませんから……その……先に頂きたいんです」
「ノエルさん、今は私の方が……」
「モナさんこそ、もう何度も……」
旅人はその言い争いを聞きながら嬉しそうに笑った。二人とも自分を欲しがってくれている。その事実だけで十分すぎるほどに満たされる。けれど、旅人の中にも少しだけ悪戯心が芽生えていた。
「わかった。なら、決めてもらおう。今から交互に犯す。先にイッた方に、出す」
「「えっ」」
「その代わり、イッたら最後までちゃんと受け止めてもらうからな」
旅人はそう言うと、まずモナの腰を掴んだ。まだ快感の余韻が残るモナの膣に、再び自身を押し入れる。さっきまでよりずっと深く、子宮口に届くまで。モナの背中がしなる。
「ひぁっ……!」
旅人はすぐに抜き、今度はノエルへ。ノエルの膣にも深く突き入れ、指でクリトリスを転がす。
「あっ……ご主人様っ……」
そしてまたモナへ。交互に、休みなく。突き入れている方の腰を使いながら、突いていない方の秘所に指を這わせてかき回す。二人の膣からは次々と愛液が溢れ、旅人の手も腰もびしょ濡れになっていく。
「あっ……あっ……どっちが先か……」
「んっ……負けません……」
モナとノエルは向き合ったまま互いの顔を見ていた。もうそこには先ほどの穏やかな笑みはない。どちらも本気で、旅人のものを一番に欲しがっている。
先に限界を迎えたのはモナだった。旅人がモナの一番弱い場所——子宮口のすぐ手前の浅い場所を集中的に突いた瞬間、モナの全身が大きく跳ねた。
「あっ……イッ……イクゥ……!」
「モナが先だな」
旅人は容赦なく、今度はモナの子宮口を直接穿った。絶頂の最中で最も敏感になっているその場所を、何度も何度も突き上げる。
「ああっ!そこっ……今!イッてるのにぃっ……!」
「イッたのはそっちだろ。先にイッた方に出すって言ったよな」
「ひぁあっ……!ああああっ……!うああああっ……!」
モナは絶頂が収まる間もなく次の波に呑み込まれていく。
子宮口を穿たれるたびに新しい絶頂が引き起こされ、そのたびにモナの膣が旅人を搾り取ろうと収縮した。
「ごめっ……ごめんなさい空っ……私、先にイッてしまって……!」
「何を謝ってるんだ?」
「だって……私、ノエルさんと……競争みたいなことして……欲張って……!」
モナの目から、涙が一筋こぼれた。快感の涙と少しの後悔が混ざったものだった。
旅人はそんなモナの腰を両手でしっかりと掴み直した。
「なら、お仕置き……だねっ」
その一言と共に旅人はモナの子宮口に自身の先端をぴったりと押し当てた。そして限界まで高まったものを、一気に解放した。
「ああぁっ!」
熱い奔流がモナの子宮に直接叩きつけられる。量はバーバラの時と同じか、それ以上。ドクンドクンと脈打つたびに、白濁が注がれていく。モナの下腹部が少しずつ膨らんでいくのが分かる。
「あつい……奥に……空のが……!」
「モナ、全部受け止めろよ」
「はいっ……はいっ……!」
旅人は射精を続けながらモナの子宮口を軽くノックするように何度か突いた。そのたびにモナの身体がびくびくと跳ね、膣がきゅうきゅうと締まる。
やがて、最後の一滴まで注ぎ終えた旅人はゆっくりとモナから自身を引き抜いた。抜け際、モナの子宮口が名残惜しそうに吸い付いてくる。旅人はそれに微笑みながら、ようやく完全に抜き出した。
モナの膣から、精液は一滴も垂れてこなかった。バーバラの時と同じ。彼女の身体がすべてを受け止めている。
「はぁ……はぁ……空の、いっぱい……」
モナは力なくマットの上に沈み自分のお腹にそっと手を当てた。まだ少しだけ膨らんだままのそこを、愛おしそうに撫でている。
それを見ていたノエルは、自分も旅人に抱かれたいという欲求とモナが先に旅人のものを貰ったという少しの嫉妬が入り混じった表情をしていた。旅人はそんなノエルの頭をそっと撫でる。
「ノエル」
「ご主人様……」
「モナが先にイッたからな。でも、俺のものはまだ元気だよ」
そう言って旅人は、まだ萎えていない自身をの肉棒を見せた。まるでノエルの中も蹂躙しなければ満足できないと言わんばかりの張りつめ具合にノエルの目が輝く。
「ノエル、よく我慢した」
旅人はモナから抜いたばかりのものを手で包みながら、まだマットの上で息を整えているノエルの頭を優しく撫でた。ノエルはその手に頬を寄せるようにしながら、上気した顔で旅人を見上げる。
「ご主人様……」
「欲しかったんでしょ。あげるよ」
旅人はそう言って、ノエルの脚の間にゆっくりと身を沈めていった。モナと向き合っていた体勢のまま、ノエルの上に覆いかぶさるように。ノエルはもう自分から脚を大きく開いていた。すでに何度も旅人を受け入れているその場所は、待ちきれないとばかりにひくりと口を開けて旅人を迎え入れようとしている。
先端が触れる。それだけでノエルの全身が歓喜に震えた。先ほどまでモナが独占していたものを、今度は自分が貰える。その事実がノエルの心をいっぱいに満たした。
「あっ……ご主人様……来て、ください……」
ゆっくりと押し入る。さっきまでモナを散々と味わっていたからだろうか。それともノエル自身が先ほどのやり取りで、よほど昂っていたのか。ノエルの膣は驚くほど柔らかく旅人を迎え入れた。まるで今まで待っていた時間を埋めるかのように、ゆっくりと、けれど確かに奥まで。
「ん……ぁ…♡やっと……ご主人様が、私の中に……♡」
ノエルの口から、安堵にも似た声が漏れる。やっと入った。やっと、自分の中に旅人が来てくれた。その喜びが声になって溢れた。
旅人はそんなノエルの唇にそっと自分の唇を重ねた。啄むような、軽いキス。すぐに離れてまたキス。何度も何度も繰り返す。ノエルはされるがままにそれを受け止めながら、そのたびに少しずつ目が潤んでいく。
「ご主人様……キス、しながら……するんですね……」
「ああ。ノエルには、ご褒美をあげないとね」
旅人はそう言って、今度は深くキスをした。舌を差し入れてノエルの舌と絡める。その間に腰をゆっくりと引き、そしてまた押し戻す。膣の中を掻き混ぜるような、それでいて決して乱暴ではない動き。
「んっ……ん、ふ…ぁ……」
キスをしながらだと、ノエルは思うように声を出せない。口を塞がれたまま快感だけが積み重なっていく。腰の動きはゆっくりなのに、それだけに一つ一つの刺激がはっきりと感じられる。旅人のものが膣壁を擦り抜けていく感覚が、舌の感触と混ざり合ってノエルの思考を溶かしていく。
(きもちい……♡ご主人様と、キスしながら……繋がってる……)
ノエルの目から涙が一筋こぼれた。嬉しさと、気持ち良さとそして何よりこの人が自分のために優しくしてくれているという事実が、心の奥をじんわりと温めた。
旅人はキスをしながら、片手でノエルの胸をそっと包んだ。掌で優しく揉みながら、親指で頂点を転がす。
「んぅ……!」
ノエルの背中がしなる。口は塞がれたまま、その声は旅人の口の中に吸い込まれていく。旅人はその反応を確かめながら、今度はゆっくりと腰の動きを少しだけ大きくした。浅く突いては深く。深く突いてはまた浅く。一定のリズムではないけれど、それこそがノエルには堪らなかった。
「ぁ……はぁ♡……ご主人様……」
キスがようやく離れた。唾液の糸を引きノエルは荒い息をつきながら、それでも旅人から目を離さない。その瞳には、もう涙が溜まっている。でもそれは決して悲しみの涙ではない。あまりの悦びに、身体が自然と泣いているだけだった。
「ノエル、綺麗だよ。今すごく」
「ご主人様……私も……すごく、幸せです……。もっと、気持ち良くしてくれますか?」
「もちろん。」
旅人はそんなノエルの額にキスを落とし、それからまたゆっくりと腰を動かし始めた。今度はさっきよりも少しだけ深く。ノエルの奥の方、モナの時には触れなかった場所を優しくノックするように。
「あっ……あぁ……そこ……」
「ここ、いいんだ?」
「はい……ご主人様の……優しいの、好き……♡」
ノエルは、自分の脚を旅人の腰にそっと回した。もっと近くに。もっと深く。旅人はその求めに応えるように、腰をさらに深く沈める。それでも激しくはしない。ゆっくりと、丁寧に。ノエルの中を隅々まで味わうように。
「んっ……あっ……ご主人様……私…」
「うん」
「もう……イッても、いいですか……?」
その問いに、旅人はそっと微笑んだ。自分からイっていいかと聞いてくるノエルが、愛おしくてたまらなかった。
「好きにイッていいだよ、ノエル。イッて」
「あっ……ありがとっ、ございます……!」
ノエルは旅人の首に両腕を回して抱きついた。そして小さく震えながら、静かに絶頂した。モナやバーバラが味わった様な激し波ではない。ゆっくりと大きな波が寄せるように、全身に温かい快感が広がっていく。膣がきゅうきゅうと旅人を締め付け、その感覚が旅人にも伝わった。
「ノエル……」
「ご主人様……私、まだ……」
ノエルは絶頂の余韻に浸りながらも、まだ離れたくないとでもいうように旅人を強く抱きしめた。旅人はそんなノエルの背中をそっと撫でて、それからゆっくりと腰を動かし始めた。今度は少しだけリズムを変えて。ノエルがまたイけるように。ノエルがもっと悦べるように。優しいけれど、確かな刺激を。
「あっ……また……きちゃう……」
「何度でもイッていいよ」
「はいっ……ご主人様っ……!」
二度目の絶頂は、一度目よりも少しだけ早く訪れた。それでもやっぱり激しさではなく、じんわりと広がる温かい波。ノエルは旅人の胸に顔を埋めて、その波が引くのを待った。旅人はそんなノエルの髪を梳きながら、ようやくゆっくりと腰を止めた。
「ノエル、気持ち良かった?」
「はい……とっても……」
ノエルは顔を上げて、少しだけ照れくさそうに笑った。その顔は初めて旅人に抱かれた時と同じくらい初々しくて、それでいて確かな幸せに満ちていた。
ノエルは満足したように笑っていた。その表情は確かな幸福に満ちていて、旅人の腕の中でもう十分に愛されたのだとそう思わせるものだった。
けれど旅人は気づいていた。
繋がったままのノエルの膣が、まだ物足りなさそうに蠢いていることを。
いや、それは旅人だけではない。ノエル自身も気づいていた。自分でも止められないその感覚に、彼女は少しだけ戸惑いながらも正直にそれを伝えた。
「ご主人様……私……」
「うん。わかってるよ」
旅人はノエルの額に汗で張りついた銀色の髪をそっと払ってやりながら、小さく笑った。まだ欲しいんだろ? と言葉にしない問いを目で投げかける。ノエルは少しだけ恥ずかしそうに、けれどはっきりと頷いた。
「ごめんなさい。もう十分愛して貰ったというのに……私の身体が、もっと欲しいと」
「謝らなくていい。俺もまだ足りないから」
旅人はゆっくりと身体を起こすと、ノエルの両手を取った。指と指を一本ずつ絡める。しっかりと握り合う。
「ノエル。今度は、最後まで離さないから」
「はい……ご主人様……」
その言葉を最後に、旅人はノエルの上に全身で覆いかぶさった。
胸と胸を押し付け合い、指を絡めたまま。ノエルの小さな胸が旅人の胸板に押し潰され、その頂点が旅人の肌に擦れる。それだけでノエルの身体がびくりと震えた。旅人は顔を近づけてノエルの唇に自分の唇を深く押し付けた。啄むようなキスではない。口を開けさせて舌を差し入れ、ノエルの舌ごと絡め取るような深いキス。口内を隅々まで味わいながら旅人は腰をゆっくりと引き、そして深く沈めた。さっきまでの優しい動きとは違う。より深く、より確実に。ノエルの子宮口に先端が触れるまで。
「んぅっ……!」
口を塞がれたままノエルの喉が鳴る。その声は旅人の口内に吸い込まれていく。旅人はキスを止めないまま腰を動かし始めた。今度はもう加減しない。自分が満足するまで止めない。ノエルが何度達しようと、腰を止めないし身体も退かない。その覚悟を、旅人は自分の中に固めていた。
(ノエルの全部を、俺のものにする)
腰を引いては深く沈める。そのたびにノエルの膣がきゅうきゅうと締まり、旅人のものを奥へ奥へと引き込もうとする。それでも旅人は構わず深く突いた。ノエルの子宮口をこつこつとノックするように。時には強く、時には弱く。リズムを変えながら彼女の最も深い場所を旅人の形に慣らしていく。
「んっ……んっ……んぅ……!」
ノエルの指が旅人の指を強く握った。その手は汗ばんでいて、けれど確かな力を込めて旅人を離さない。旅人も同じ強さで握り返した。
二度目の絶頂がノエルを襲う。キスをされたままの状態で、膣の奥がきゅうと収縮し全身が小さく痙攣した。それでも旅人は止まらない。腰の動きはむしろ少しだけ強くなった。
「んぅぅ……!」
ノエルの目から涙がこぼれる。気持ち良すぎて、もう自分がどこにいるのかわからない。けれど旅人の指が自分の指に絡んでいることだけは確かに感じられる。それだけがノエルの意識を繋ぎ止めていた。
「んふぅっ……んん!!」
三度目。
「ん!んんっ!……んんんん!!」
四度目。ノエルは何度達したかわからなくなった。旅人はまだ射精しない。ただひたすらに腰を動かし続け、ノエルの中を耕し続ける。そのたびにノエルの身体は悦びに震え、膣は旅人をより深く味わおうと蠢いた。
「んはぁあ!ご主人様っ……ご主人様っ……ごじゅじんさまぁ!」
キスがようやく離れた。ノエルは喘ぎながら何度も何度も旅人の名を呼ぶ。ただ、快感のあまり旅人の名だけを繰り返す。繰り返すほどに強く旅人の手で蕩けさせられている事を感じられる。旅人はそんなノエルの耳元に唇を寄せた。
「ノエル。あと少し、頑張れるか?」
「はいっ……!ご主人様となら……どこまでも……!」
ノエルはそう言って指を絡めた両手をほどき旅人の背中に腕を回した。同時に旅人はノエルの背に両腕を回して隙間が出来ないぐらい強く抱きしめ、その言葉に応えるように最後の一突きを深く沈めた。子宮口をこじ開けるように、ぐりっと押し込む。
「ああっ……!」
ノエルの全身が大きく跳ねた。もう痛みはない。あるのは、ただ圧倒的なまでの快感だけ。旅人のものが自分の最も奥深くに入り込んでくる。その感覚に、ノエルの意識が白く染まっていく。旅人も限界だった。ノエルの膣の締め付け、肌の感触、抱きしめ合い潰れる胸の柔らかな感触。その全てが旅人を追い詰めていた。
「ノエルっ……出るよっ……子宮に出すよ!」
「はいっ……!くださいっ……!ご主人様の、全部……注ぎ込んでぇ!」
旅人のものが大きく脈打った。子宮口をこじ開けたまま、直接その奥へと熱い奔流が放たれる。ドクン、ドクンと脈打つたびに白濁がノエルの子宮へと注ぎ込まれていく。ノエルの身体が大きくしなり、絶頂がまた一つ引き起こされた。それでも旅人は止まらない。まだ出る。まだ注がれる。ノエルの下腹部が少しずつ膨らんでいくのが、外からもはっきりとわかった。
「あっ……あっ!ご主人様のが……いっぱい……♡」
ノエルの目からまた涙がこぼれる。嬉しさと、そしてこの瞬間をずっと待っていたという想いが溢れて止まらない。旅人は最後の一滴まで注ぎ終えても、それでもまだノエルから離れなかった。抱きしめ合ったまま、身体を密着させたまま、お腹の中に旅人のまだ硬く熱を持っているそれを子宮口で感じながら、荒い息をつくノエルの顔を見つめる。
「ノエル」
「はい……ご主人様……」
「よく頑張ったな」
旅人は、汗で濡れたノエルの前髪をそっと掻き上げて額にキスをした。ノエルはそのキスを受け止めながら、まだ小さく震える身体で旅人にしがみついていた。ようやく旅人がゆっくりと腰を引く。ノエルの子宮口が名残惜しそうに吸い付いてくるが、今度は素直に旅人を離した。
抜き出した後、ノエルの秘所を確認する。やはり精液は一滴も垂れてこない。バーバラの時もモナの時もそうだった。ノエルの身体も、旅人のものをすべて受け止めている。
「ノエル、大丈夫か?」
「はい……まだ、ご主人様のがお腹の中にある感じがします……」
ノエルは自分の下腹部にそっと手を当てた。まだ少しだけ膨らんだままのそこを、愛おしそうに撫でる。その仕草はさっきモナがしたのと同じだった。
「これで、私も……ご主人様の赤ちゃん、孕めましたでしょうか……」
「どうだろう?きっと大丈夫だよ」
「ふふ……楽しみです」
ノエルはそう言って、ようやく力が抜けたようにマットの上に横たわった。その顔には、確かな幸せが浮かんでいる。
旅人はそんなノエルの隣に座り、彼女の頭をそっと撫でた。