獣人ボロアパート。昼。ヒキねこの部屋。
相変わらず、ゴミが散乱している。以前のヤニねこの部屋よりマシなのは、タバコも生ゴミもないところぐらい。薄っすらと、発情臭というか、性的な生臭さがある程度で、不衛生というわけではない。
生ゴミは無いが、新聞紙や雑誌、アダルトグッズの箱などが散乱している。
部屋の真ん中に布団が敷いてあり、そこが今のヒキねこの「ヤリ場所」になっていた。
布団の上で、ヒキねこが、小学生の男の子と、裸で重なり合って、寝ていた。
そう、重なり合っているのだ。
いわゆる足ピンセックスだ。挿入後に二人とも足を下に伸ばし、完全に重なり合っているのだ。女性は足ピンができるし、男性は全体重を相手のクリの上に乗せての床オナの動きができるしで、お互いに楽な上に気持ちがいい体位だ。ある程度陰茎の長さが必要だが、ここ最近少年の陰茎はかなり成長してきており、ずっぽりとヒキねこの女陰の中に突き刺さっている。
床オナの経験値が高い男であれば、かなりセックスをコントロールできる。ぬるま湯のようなゆったりした動きから、削岩機のような激しい動きまで自由自在だし、普通の体位ほど疲れない。
そして、少年は今、かなりゆったりした動きをしていた。
粘膜の擦れ合いをじっくりと確認するように、少年の腰の動きはゆっくりだった。ねっとりと、粘膜がお互いの粘膜に絡みつき、ずりずると擦り合って、名残惜しむように離れる。奥をガンガン突くだけがセックスではない。こういうまったりした動きをしつつ、キスをしたり、額や頬に張り付いた髪の毛を払ってやったり、手の指を舐めたり舐めさせたり、ちょっとした会話をしたりする事で、お互いの距離がぐっと近くなる。
ヒキねこは、人との会話が苦手だったが、こういったコミュニケーションは得意のようで、膣を強烈に締めあげて「これ、いいンゴ?」と言って笑ったり、少年の耳を延々と舐め続けたり、女が出せる最大限の甘い声色を作って「好き♥」と耳元で囁いたり。
ポンポンと、男を喜ばせるアイディアが出てくるし、実行できるし、実際にそれで男を喜ばせる事ができた。
セックスなど、オナニーの上位互換版と考えていたヒキねこだったが、それは違っていた。
こうして生チンポと長時間ぬるぬると女陰に入れていると、ネットでレスバトルなどする気にもならない。充実感があるし、多幸感もすごいし、心の汚さが取れていく実感がある。レスバトルなんて低レベルの人間がする事だ。
こんなまったりしたセックスであったが、いざ両方の乳首をきゅっきゅと抓られたりすると顔を真っ赤にして、すぐにイってしまったりする。
「いっ、いくら何でも乳首の開発しすぎたンゴぉ」
二人でクスクスと笑い合う。こんな関係を他人と結べるとは思わなかった。
少年の顔を見て、もうイキそうだなと感じたヒキねこは、少年の耳元で、思いっきり甘ったるい声色で「いいよ、中に出して」と囁いた。
ヒキねこは、普段からネットスラングまみれで下品に話すし、セックスで感じている時も野獣のような声を挙げる。が、誘う時はこのように甘ったるい声を出す事もできた。この声を出す時は自分自身も興奮した。
何より、自分にそんな魅力的なメスだという自己承認欲求が満たされ、たまらないのだ。引きこもりを始めてからずっと、自分の貧相な身体にコンプレックスを感じていたが、甘ったるいこの声で、どんな男でも堕とせるような気がしていた。脳髄が蕩けるような、濃厚なチョコレートのような甘い声。ヒキねこは自分のその甘ったるい声色を使う時の声が大好きだった。
少年が、床オナのフィニッシュのときのように動きを激しくする。『二人が交わっている場所』に生殖器をぐいぐいねじ込み、押し込み、亀頭を奥に擦り付けようとする。こんなに乱暴にしたら女性が痛くなるのではないか、と思わせるほど激しい腰使いだ。実際、普通の女性なら痛みを感じるかも知れない。
しかし、ヒキねこは違う。少年程度のチンポであれば、どんなに暴れても痛くない。強がりではなく、今までの引き込もり人生で「えげつないオナニー」を毎日した、その経験値は伊達でないのだ。
「グフっ、たまらんンゴっ。もっと強くしてもいいンゴよ」
と、余裕さえ見せるヒキねこ。まるで少年のオナホになっているようだ。そう思うと、自分がすごくエロい事をしている気分になり、興奮する。
「お姉ちゃんっ……でっ、出るっ……出ちゃうっ!」
「ふふっ、出すンゴ?出ちゃうンゴ?」
「うん、出ちゃう……一番奥でびゅうびゅう出したい……っ」
「いいンゴよ。お姉ちゃんのマンコの中に、いくらでも出していいンゴ」
少年の腰が早く動く。ベチベチベチっと腰がぶつかる音がする。ハァハァと荒い息。自分の躰にこんなに夢中になってくれる男がいる。ヒキねこの自己肯定感があがる。
「でっ……出るっ……イクっ……んんんんんっ!」
「いいよっ、出すンゴ……っ!」
二人の動きが、ぴったりと合った。
ヒキねこが、少年の腰に合わせてキュッキュと締め付けながら腰を浮かした。
何度目かの激しいピストンの後、少年の亀頭がぶわっと中で大きくなった…と思ったら、先っぽがぶしゅっと爆発し、膣の奥に強烈な刺激が走った。
どくどくどくっ!びゅーーーーーっ!
(あっ、出てる……)
少年の射精は、天井まで届くぐらい、勢いが強い。それが狭い「膣の中」という世界で行われている。亀頭から勢いよく出た精液が、膣の一番奥にぶつかって、ぶるるっと震える。膣の奥が、今までに無い刺激で、甘い稲妻が走り、下腹から躰全体に響く。
これに慣れると、もう数度の脈動でイってしまうようになる。ヤニねこも、カンサイも、ハメねこも、この放精で簡単にイく身体に変えられてしまっていた。そして、今出されているヒキねこも、まさのこの瞬間、そのように意識付けをさせられている最中であった。
「あうっ、イくっ、イくンゴっ」
足がピンと伸びる。その上に少年の足が乗っているから、足の筋がいつもより強く、ピンと伸びる。そうなるとヒキねこは簡単にイくし、イくときに足に力をぐっと入れやすくなるし、より深い絶頂を味わえる。
先ほどまでの余裕が消えて、少年の精液を奥で味わいながら、きゅううと膣を締め付け、背中を反らせて少年の身体を持ち上げながら、思う存分イキ狂うヒキねこ。
「イグっ、イグゥうううううう!!!!
イクンゴっ!ンッンッ、ンゴぉおおおおおおおっっ!!!」
ヒキねこの下腹が、どくっ、どくっと波打っている。それぐらい射精の勢いがすごいのだ。ねっとりした液体だから痛みは全く無いし、衝撃波が子宮口まわりを直接刺激するので、まんべんなく女性の弱点全てが同時に甘く痺れる。
イキり散らかす、という表現が一番ぴったり来る。上に乗せた少年の身体が浮くぐらい仰け反って、ブリッジするほど足ピンに力を入れて、全力でギュウギュウにあそこを締め付け、存分に中イキして、まわりの迷惑も考えず、イクと叫ぶ。
特に、本物のチンポというところが、ヒキねこにとって一番いい。今までバイブで何度も中イキしてきたが、やはり本物のチンポというだけで格段に気持ちがいい。チンポとバイブでは感触や動きなども全然違うが、バイブでイクのはどこか心理的に虚しいものがあった。チンポでイくというだけで、むしろ幸せにさえ思う。女として生まれてきて良かった、女として最高の幸せを感じる事ができた、今までの自分の人生は全て「本物のチンポでイく」ためにあったのだ、とさえ思う。
腹の底から「イグぅうううう!!!!ンゴぉおおおおおおお!!!」と叫び、頭の中を空っぽにして、存分にイく。
心の奥底から、チンポを締め付けて中イキする。とてつもない開放感だ。いくらこの絶頂に全力を出しても、何ら後ろめたい事は無い。とにかくコレでイくと強い意思を持って、全力で膣を締め付け、絶頂し、脳の中をそれだけでいっぱいにする。その他の事はどうでも良かった。
イキ過ぎて頭の芯がビンビンと痺れる。狂う、いや、狂ってもいい、狂うぐらいイきたい。
少年の射精の勢いが収まる10分ほど、ヒキねこは叫び、イキ狂い、子宮を精液でダポダポにし、脳の中を真っ白にしつつ女の幸せの絶頂を感じ、それに浸っていた。
--------------------
長い射精が終わった。少年がぐったりとヒキねこの体の上に寝そべっている。ヒキねこの身体もいつの間にかブリッジをやめて布団に沈み、汗でぐっしょりして、全身が少しピンクに染まっていた。
(イッたンゴ……人生で一番イったンゴ……幸せでたまらんンゴ)
子宮が精液でいっぱいで、全身を多幸感が包み込む。脳が安心する。
ただ、少年の陰茎は全然硬度を失っておらず、ギンッギンッとヒキねこの中で脈動している。女は、そんなチンポを入れられて動かさないでじっとしていると、それを強く感じてしまう。チンポに誘われて、おまんこの奥底から、欲情してしまうのだ。
(……なんだかムズムズしてきたンゴ……)
さっきまで魂を燃やし、人生を短くするようなイキり散らかしをしたというのに、ヒキねこはまたセックスをしたくなった。
少年のモノを膣に入れつつ、ころん、と横に転がり、今度はヒキねこが上になった。
「まだ、チンポがすっごい硬いンゴ。お姉さんが、チンポのコリを取ってやるンゴよ。感謝していいンゴよ。」
少年はまだ、返事が出来ない。射精が気持ちよくて、脳がジンジンと痺れて、とても返事ができる状態ではない。ヒキねこは獣人で、人間離れした体力と回復力、精神力を持っていて、その差が出ている。
ヒキねこの足が、少年の伸ばした足を左右からガッツリと掴み込んだ。
挟み付けているヒキねこの足には、尋常じゃない力が込められたが、少年の足を締め付けているわけではなく足の力を使って腟内をギュウギュウに締め付けるために、足に力を入れているのだ。
その状態で、少年の身体の上で、匍匐前進のようにぐっぐっと全身を動かす。強烈に締め付けているせいで、ちょっとずつしか移動が出来ない。
(コっ、コレは、強烈っンゴ……っ!)
自分で自分のマンコが気持ちよくてしょうがない。
そんな状態で、腰をゴリゴリ動かし、抽送を繰り返す。えげつない部分をチンポのエラがゴリっと削っていく。それが気持ちよくて、腰をグイグイ動かしてしまう。肉が絡み、子宮が下に降りていく。
次第に、体中に力が漲る。万力のように膣を締め付けながら、ゴリッゴリに腰を動かすと、身体が熱くなって、汗が吹き出てくる。その状態でも構わず腰を動かす。
息が荒くなる。
抽送運動をしていると、次第に、自分の膣の中にコリっとしたものを感じるようになってきた。少年のカリでそれを引っ掻くと、少年の亀頭は喜ぶように脈動する。自分もそれが気持ちよすぎて、頭の中にチリっと電撃が走った。
コリっとした部分が、何となく、から、すごい感じる部分、に変わるのは、すぐだった。次第に夢中になり、腰を振り続ける。
コレっ、コレっ、すごいっ。何度も続けてたら、イけるンゴ?
ヒキねこは、腰の動きを止めなかった。そのコリコリを、遠慮なく少年の亀頭のカリで引っ掻き、それをもっともっと、と動く。
チリっと電気が体の中を走り、それがジリジリと脳髄を刺激する。今までの人生、考えつく限りえげつないオナニーしてきたが、まだまだ知らない絶頂ポイントがある。ヒキねこは夢中になって腰を動かす。全身がピンクから真っ赤に染まろうが、身体が暑くて暑くて仕方なくなっても、全身から汗が吹き出て止まらなくなっても、動きは止まらない。
フーーーーッ!フーーーーッ!
息を荒くして、腰を動かし続ける。コリコリが引っかかれるたび、チリチリと甘痒い感じがして、それがどんどん積み重なっていく。奥が甘く痺れ、膣全体が喜んでキュウキュウに少年のチンポを締め付ける。
そして、脳内が、チリチリでいっぱいになっていき、ふわぁああと広がっていく。
中イキだ。今までの中イキとは違う中イキだ。ヒキねこの中で新しい扉が開く。
「アッ!ガッ!ンッ!ンゴッ……オッ……ッ!」
ヒキねこの口から何かが発せられるが、何を言ってるのか判らない。舌を伸ばし涎を垂らし、呼吸するのも苦しいぐらい、全身の筋肉に力を込めて、中イキした。
電撃が、何度も脳の中を支配する。脳の芯がジクっと痛くなる。目が飛び出るかと思うぐらい目が開く。
(しっ、幸せンゴぉおおおっ!!)
絶頂の世界に酔いしれる。ここぞとばかり、存分に「本物のチンポ」を締め付けながら、ヒキねこは、幸せに絶頂に達した。
-----------------
ヒキねこが、少年の身体の上に倒れ込んだ。
全身が真っ赤になって、とてつもなく熱くなっている。全身汗だらけでヌルヌルしている。ヒキねこの背中で湯気が湧いている。ヒキねこが息をハァーッ、ハァーッとしているのが全身に伝わる。
これはこれでたまらないエロさだ。
先程のヒキねこのそれは、セックスというより、ヒキねこのオナニーだった。ヒキねこがワガママで少年を引きずり回しているだけ。
(ハァ、イったイった、おしまいンゴ……)
と、ヒキねこは勝手にセックスを終わらせようと考えた。が……
自分の中にある少年のチンポは、ガチガチに硬く、まだまだ出し足りないようだった。
このチンポを放置するのは、メスとして、あり得なかった。
(しょ、しょうがないにゃあ・・)
ヒキねこが、肉棒を膣に入れたまま、ごろんと横に転がって、今度は下になった。
両手を下にさげて、気を付けの体勢。小さな胸がぷるんと存在を主張する。
「自分勝手なセックスして、申し訳なかったンゴ。
これからオナホになるから、ぜーーーんぶ、出していいンゴよ。
というか、出してクレメンス」
そう言って、身体を差し出すヒキねこ。
全身が熱くなり、汗でドロドロになっていて、先程までイキ散らかして快楽物質が全身にまだ残っている状態だ。
少年は、喜んでいるようだった。
ヒキねこの顔を両手で包んで丁寧なキスをする。ちゅうちゅうと口の中を吸いながら、腰を使いはじめた。
ここからは、ヒキねこは、まさしくオナホ、ラブドールのような扱いだった。
少年が、床オナのように、腰に全体重をかけ、膣をオナホのようにごしごしと擦り付ける。ヒキねこの反応は出すなら出してもいいよ、という感じだったので、容赦なく全弾を全力で、容赦なくぶち込むつもりで、射精まで一直線、射精を感じたら我慢せずに即発射。
とはいえ、女性の中に出すというのは、やはり特別だ。そんな雑なセックスでも、射精している時はヒキねこの身体が愛しくて仕方がない。射精中は脱力したヒキねこの身体にしがみついて「孕めっ……孕めっ……っ!」と口にする。
聞こえているはずだが、しかし、ヒキねこは、無反応だった。
顔を見ると、穏やかというか、少年の性欲を「しょーがないヤツや、ワイが、全部面倒みたるで」と、ワガママな射精を赦して、それどころか残ってないか、全部出していけ、と、そんな表情だ。まるでお腹を空かせた子供にたくさんのご飯をあげる近所のお姉さんのようだ。
その包容力で、チンコがバキバキに、ガッチガチに固くなり、止まらない。
精液を出しても、チンポはガチガチのままで、まだまだ出したくて……包みこんでくれている女性をオナホのように使って、射精一直線のピストン、そして容赦なく中出し。
生殖欲。女を孕ませてやるという欲求。「精力絶倫」というチート能力のせいで、その欲求が強くなってきて、仕方がない。
そして、それを受け止めてくれる女性がいる。
少年は、遠慮なく、何度も、何度も、ヒキねこの中で、容赦なく出した。
何度も出した後、少年はふんわりと、ヒキねこの身体の上で、寝てしまった。精力自体はチートだが、肉体は小学生のままで、とっくに限界を超えていた。そしてヒキねこも、とっくに限界を超えて、意識が遠くなったり、完全に寝てしまっていたりした。
二人の意識が無くなって溶けて、夢か現実か判らない状態になっても、チンポはガチガチのままで……ヒキねこのねっとりとしたマンコ肉を無意識にかき回し、気持ちよくなったら即射精。少年の意思もヒキねこの意思も関係なく、射精は続いていた。
寝ているというのに、二人の腰はゆるゆると擦り合い、時々、びくっと跳ね、少年とヒキねこが小さな悲鳴をあげると、また眠るという、夢のような時間を、二人は過ごした。
--------------
「これは……妊婦ンゴ……」
ぽっこりと出ている自分の腹を見て、ヒキねこが笑った。どれだけ出したか判らないぐらい大量に出した精子が、全部子宮に入っているのだ。獣人の子宮は「返し」がついていて、中の精液が外に漏れ出さないようになっている。が、流石にこれは……
今までやった、えげつないオナニーの数々は、子宮口も容赦なく何度も潰したり引っ張ったりしまくったせいで「返し」が常識外れの強さになってしまい、こんな状態でも精液を外に出す様子が全然無い。
しばらく自分の腹を見て笑っていたヒキねこだが、この期に及んで少し恥ずかしそうにして、少年に頼み事をした。
「お、お願いがあるンゴ……」
自分の子宮を、腹の外から、押して、潰して欲しい。
ヒキねこは結構エロサイトを巡っていて、頭の中には「ボルチオ性感にハマった人」の体験談が浮かんでいた。
チンポを入れっぱなしにして、腹の外からドンと子宮を叩くというプレイがあるそうだ。当然とっても痛いが、何度かやると痛みが消え、それでイってしまうようになる、と。
ヒキねこはそれに憧れて、バイブで自分の子宮を持ち上げ、自分で腹を何度も殴った事がある。
今、こんなに精液でたっぷたぷの子宮を殴ったら、どれだけ気持ちいいだろうか。
少年はヒキねこの頼みを聞いて、一緒に場所を触って確認して、最後に、ぎゅっとヒキねこの妊婦のように膨らんだ腹を、押した。
ぶちっ
子宮口の裏側にある「返し」が、外れた音がした。少年には聞こえなかったが、ヒキねこの感覚的にそう感じた。
そして、子宮口から、びゅーっ!びゅーっ!と、中に入っていた精液が吹き出した。
(こっ、これは……射精……射精ンゴ……!)
少年が腹を押すたびに、子宮が射精をする。そのたびに強い発射感、射精感に似たものを感じる。意識がそれにしか行かない。だ、出しちゃってる……びゅうびゅう出ちゃう……
今まで何度も中イキしてきたが、子宮が射精する事でイくのは当然初めての体験だった。脳が沸騰する。射精するたびに強い快感があり、すぐ下り坂になるが甘ったるいざらざらした何かが脳に残って、次の射精でそれがまた強くなる。甘い感覚が残り続け、次の射精でその甘痒さが強くなっていく。
次第に、意識がざらざらした感覚ばかりを気にするようになる。男でも射精中毒になると起きる症状である。
そう、結局、獣人は、何かの依存症にならざるを得ない。
ヒキねこは、困った事に、この「子宮が射精する」感覚に、今、依存するほど気持ちよくなってしまっているのだ。
(はっ、ハマるンゴ……気持ちいいンゴ……これは毎日したいンゴ)
腹を押され、初めてのイキ方で体裁を繕う事もできず、惨めな蛙のように、腹を上に出してガニ股になり、股からどろどろと精液を出しながら、だらしない顔で快楽にハマるヒキねこ。
これはこれですっごいエロいな……と少年の陰茎が硬くなってきたが、流石に今日はこれ以上はする気がなかった。
----------------
ヤニねこ、カンサイ、ハメねこは、こそこそと入口から、その様子を見ていた。
ハメねこのSNSの偽アカ作戦で、やっと少年の性欲を引き受けてくれる獣人が現れたわけだが……引き受け過ぎだ。
自分達の負担がちょびっと減ればいい程度だったのに、少年が、なぜかヒキねこに執着し始めてしまったのだ。
ヤニねこには、心当たりがあった。獣人を性的に徹底的に追い詰めると、全身から不純物が出切ってしまうぐらいのフェロモン汗がたっぷり出る。3人ともその経験をしたら、タバコや酒が嫌なモノに感じてしまい、部屋の中のゴミも臭くて邪魔だとすぐ捨てたり片付けたりして、肌艶もよくなり、急に美人になってしまった。
が、ヒキねこには、その兆候が見られない。
多分、少年はヒキねこを満足させられていない、と思い込んでいるのだろう。ちゃんと満足させて、あの現象を起こしたいのだろう。
(多分、ヒキには、アレは無いにゃあ……)
ヤニねこの中には、体験者として、ヒキねこを知る者として、あの現象はおそらく起きないだろう、と予測をしていた。
が、それを言語化する能力が、ヤニねこには無かった。
「うーっ、困ったよぅ。チンポ、欲しいよぅ」
ハメねこが泣いている。
自分も、少年のチンポにはかなり依存しており、正直ぱっと出て、少年に抱いてもらいたかった。
が、なぜか、出来ない。
カンサイも、ハメねこも、だ。
これは……状況を変える、何かが必要なのだろう。
---------------
そして。
獣人ボロアパートを覆う、怪しいオーラを、はっきりと肉眼で確認する、とある獣人がいた。
「……私が、解決しなきゃ……」
その怪しいオーラは、淫色を孕んでおり、明らかに、関わったらえっちな目に遭ってしまう事は確実だった。
が、その獣人は、関わるつもりだ。
獣人は、意を決して、獣人ボロアパートに向かって、一歩を踏み出した。
【あとがき】
すいません、そろそろ冬コミの原稿をしないと……なので、一旦これでストップです。
冬コミの原稿が終わったらまた戻ってきたいと思います。