skebよりご依頼いただきました、ハルカとの純愛えっち小説です。
アイドルと言えばライブ映像流しながらのセックス……!
ただ制服よりも私服の方が個人的には好きです。
遅筆ですがskebはいつでも募集中です。
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※AI利用厳禁※
ハルカ――もとい、紫野遥はアイドルである。
国内を大きく騒がせた事件による影響は小さくなかったものの、「羽生萌々香」として現在も芸能活動を続けている。
遥には華がある。
ロドス艦内を歩けば自然と周囲の眼を惹き、ファンにサインを送る姿は度々見られる。
そう、注目を浴びる側なのだ。
彼女を敬愛するファンであれば、その人気っぷりにある種の嫉妬を抱くくらいには人気のアイドル……なのだが。
「あのー、遥?」
「なんでしょうか、人気者のドクターさん」
彼女は今、ドクターに対して盛大にやきもちを焼いていた。
◇
ドクターはここ数日、極東の南院の視察をしている。
その案内役をすすんで請け負ったのが遥である。
その内情を言ってしまえば、二人が密かに恋仲となっており、二人きりで過ごせる時間を捻出できれば……という企みがあった。
そして現在。夜。完全な自由時間だ。
しかし二人の間に充満する空気は、蜜月を喜ぶ恋人にしては中々にとげとげしい。
「私、なにかした……?」
「べつにー。今日も色んな人にヨイショされてましたよね」
「するもされるも仕事の内というわけでして……」
そう、やきもちである。
焼いた餅であれば美味しく頂けるのだが。
怒った遥も可愛いなどと内心では微笑みつつも、ドクターはいかにして機嫌を取るか必死に作戦を練っている真っ最中である。
――「ドクター、こちらは地元でも人気の焼き菓子で――」
――「あれがいまネットで話題の観光名所で――」
――「流石ですねドクター。そこまで把握済みとは――」
脳内でリフレインするここ数日の仕事相手との会話。
おそらく遥もアイドル活動の中で似たようなやり取りを経験してきたはずなのに、なぜだろう、ドクターは絶賛攻撃的な視線を浴びている。
浴びている、という表現のなんと的確なことか。
ソファの上、遥はドクターの膝の上を占領している。膝立ちをして肩に両手を置き、視界を占領していた。
だぼだぼTシャツとホットパンツという完全リラックス状態。メイクは一切なしのすっぴん。誰かの視線を気にする必要がないことも相まって、普段よりも幼く見える。
「せめてテレビくらいつけてもいいのでは……?」
「やだ」
言動は幼子そのもの。
「ドクターの視線は私だけのものでーす。誰にも渡しませーん」
「テレビにお世話になっている立場なのに」
「昨日の友は今日の敵」
「それは語順が逆だったと思うが」
「しりませーん」
民意から逃げる王様のようにドクターの頬を両手で挟む。そのままウリウリとこねくり回すが、中年男の顔をいくら揉んでも肌がすべすべになるわけでもない。
なにが面白いというのか。
それでもされるままにしていると、段々と遥の顔に笑顔が戻っていく。
「そろそろ許してもらえないだろうか」
「やーだでーす」
許して欲しければもっとなにか譲歩して。
そう主張するようにこねる速度が増していく。
頬骨が痛み出したドクターはさりげなく遥の腰に両手を回す。気づいていない。そう演じるように、蠱惑的な微笑のままに悪戯を続ける現役アイドル。
「……実は、君のためのプリンを買ってきたんだが」
仕方ないので、奥の手を。
「…………」
「今なら私のあーん付き」
「医療部の先生たちから止められてるんだけど」
「たまにならいいんじゃないかな」
腰を掴んだままの両手でさわさわと肌を揉む。
遥はくすぐったそうに唇の隙間から吐息を漏らした。
「頻繁にカップラーメン食べて怒られてるドクターが言うと説得力ないよ」
「なら……ついでに運動してカロリーゼロにすればいい」
「…………いいね♡」
◇
「あーん」
『ん』が言い切られると口が閉じ、スプーンの先端が消える。ドクターに餌付けされるようにパクパク食べていく。果たして久しぶりの甘味をしっかり味わっているのか。
「美味しい?」
「罪の味がするぅ……」
すっかり棘が抜け落ちた満面の笑みを浮かべているが「最後の一口だよ」と警告されるやギョッと目を見開いた。
「えっ、まってまって。嘘でしょ」
「残念ながら」
プラスチック容器はほとんど透明色に侵食されていた。
わずかに残っている欠片までも集めての最後の一口。
「はい、あーん」
「……いや、待って」
最も噛みしめるべき一口の前で尻込みしたのか。
「口移しして♡」
否――
照れ隠しのようにはにかみながら、おねだり。
「……では、僭越ながら」
ドクターはプリンを口に含み、容器とスプーンをテーブルに置いた。呑み込んでしまわないよう注意しながら肩に手を置く。
瞼を閉じ、最後の一口がくるのを待つ、大人しいひな鳥。ゆっくり距離を詰め、薄いピンク色の唇に唇を押しつけて合図を送る。
「んっ……」
開かれた口腔へプリンを流し込む。舌もろとも。
唾液ですっかり形の崩れたプリンを呑み込むより、肉厚の闖入者に絡みつくことを遥は優先した。卵の風味とキャラメルソースが吐息に染みこんでいる。
「んぢゅっ……♡ ちゅぅ……♡ ぶっ、ん……♡ あ、はっ……♡ ぢゅうぅ……♡ ぢゅる、ぢゅッ……♡」
プライバシー保護の観点から宿舎は防音施工がなされている。遥が住む安アパートの壁だったら、舌の交わりはもちろん、唇が離れる瞬間の唾液の擦れすらも筒抜けだったに違いない。
「……美味しかった?」
「……もっと」
「もうプリンはないよ」
「ドクターの口の中にちょっとは残ってるよ」
「じゃあ……遥に見つけてもらおうかな」
「しょうがないなぁ」
ファンには聞かせたことのない声音が露呈することもない。
◇
プリン探しをしながらベッドへ。
運動神経に自信がない者同士のベロチュー横歩きの末、マットレスに足がぶつかるや二人して倒れ込む。
「もぉ~」「ごめんごめん」とけらけら笑ってから再ディープキス。プリンの味わいはすっかり溶けて消えた。それでも遥はキスをねだる。ドクターの頬に手を添え、ドラマでベッドシーンを演じるような熱烈なキスを繰り返す。
これはドクターだけが知っていることなのだが――
アイドル業で多忙な遥は性欲を溜めがちなのだ。特に今日のように、性欲とストレスがない交ぜになって爆発したら大変である。
彼女は一つ一つのプレイをじっくり味わわなければ気が済まなくなってしまうのだ。
プチッと金具が外される。
入念にキスを堪能する遥を急かすように、ドクターは事態を前進させる。
ホックが外れ、緩くなったブラジャーの中に忍び込む節くれ立った指先。ふにふにと沈み込むのはもちろん、ドクターが大好きなプリンだ。
「ふ、ぁっ……♡」
手の平で覆い隠すようにして揉みしだく。
力加減は軽く。キスをおざなりにすることないように。
どれほど味わっても尽きることのない夜の甘味。左右に揺らせばぷるるんっと滑らかに揺れる。手の平にツンとぶつかる、主張の激しい『棘』を軽く指の腹で撫でてやれば――
「ふぁんっ♡」
すっかり唾液まみれになってもキスを続ける淫らな唇から、可愛らしい反応を得ることができる。
「じゃあ、わらひも……♡」
服を脱がすことなく、プリンの頂点にくっつくサクランボへのすりすり攻撃は続く。ワイパーのように指先を動かす度、程よい硬さと柔軟性を宿す突起物の触り心地にドクターも夢中になっていた。
散々弄られたことへのお返しのように、遥の繊細な指先が、ドクターのTシャツの中へと侵入する。
「あ~……現役アイドルの繊細なタッチさいこう……」
「アイドルかんけいないかりゃ……♡」
ポールのように直立する乳首を押し潰すドクターの触り方とは違い、遥のは悪戯心に満ちていた。
カリカリと、爪で壁を引っ掻くように刺激するのだ。
カリッ♡ カリッ♡ カリッ♡ カリッ♡
カリッ♡ カリッ♡ カリッ♡ カリッ♡
頬をぐにぐにこねくり回した時のように、「ふぁひっ……♡」と喘ぐように笑いながら執拗にドクターへとやり返す。
さながら戦争のように応酬が始まれば展開は加速する。
後頭部がじくじくと痺れていくドクターは、股間の膨らみへ充足するもどかしさに耐えられず、魅惑のプリンを堪能していた手をホットパンツへ差し向けた。
「ひ、ぁ゛ふ゛っ♡♡♡」
ずるりと、内側へと。
手首が見えなくなるほどに潜り込む。
遥がその侵入を認識し、ドクターの腕を反射的に握ると同時に……。
くちゅり
「ふ゛っ♡ は゛ぁ゛ん゛♡ やだ、だめ、だめっ♡♡♡」
透明な糸を伸ばしながら顔を引き、遥は訴える。
その懇願をねじ伏せるように、今度はドクターがキスで迫る。唇の柔らかさに吸い付き、柔らかくも芯の通ったベロを追いかけるように舐めながら、指先で襞肉の締まりを味わう。
中指一本。
この後に控える本番に比べればひょろりとした前戯。
牝壷はそれだけでも十分だと悦ぶようにキュウキュウしがみつく。絡みつく。締め上げる。
「ん゛ーッ♡♡♡ ん゛ん゛ぅ゛~~~♡♡♡」
ドクターの好きにはさせない。
抵抗の姿勢を示すように、遥もまた、乳首攻めから陰茎攻めへとアプローチを変えた。
就寝時に着用するスラックス風のボトム。
制服同様、これもドクターの特殊な体質を考慮した造りとなっているが、構造そのものは普通の衣類と同じだ。
チャックをジジッと勢いよく下ろし、ボクサーパンツに手の平を突っ込み、中で息苦しそうにしている男根を乱暴に掴む。ぬめった襞壁を中指でカリカリ掻き回されているせいで力加減などできるはずもない。
「やだ、あ゛ッ♡ あ゛♡♡♡ い゛く゛♡ い゛ッ♡ いっちゃう、いっちゃうってばぁぁぁぁ~……♡♡♡」
反撃の手コキは成就せず。
逆手で掴んだペニスをぎゅうぅっと掴んだまま、遥の背筋は軽く反り、緩む。引き絞られた弓矢が放たれたように。
上気し、不規則な浅い呼吸を繰り返す。余韻に浸るようにびくびく小刻みに跳ねながら、段々とペニスを握る力を弱めていった。
◇
「ドクターは一回休み!」
「はいはい」
遥お得意の一方的休戦協定である。
決め台詞は「私のターン!」である。
「ほんッと、ドクターってばどうしようもない変態なんだから……」
右手でペニスをシコシコと擦りながら左手は恋人繋ぎ。
呆れと怒り半々のような台詞を口にしつつも、唇はドクターの乳首へ。
乳輪ごと覆い隠し、ぐぢゅっと密着して吸い付いていた。
この舌遣いで現役アイドルやっている遥のほうが変態だよ、と言いたくなったドクターだが、二点同時攻めされながら左手をにぎにぎと握り返すのが気持ちよかったので黙っておいた。
恋人にしかできない握手会である。
隠れて彼氏を作る時点でファンに対する裏切りは相当なものだが……………………。
『皆~! 今日は来てくれてありがとう~!』
セックス中にライブ映像を流す行為は、もしかすると大逆罪に相当するかもしれなかった。
『私のターン!』を発動するには一つの条件がある。
それはドクターの要求を一つ呑むこと。
何事にも代償がつきものであった。
そしてこういう時、ドクターは決まってライブ映像を流すのだ。画面の中ではきらきら輝くアイドル羽生萌々香が、紫野遥という素顔では肉欲のままに食らいついてくる。
映像と現実のギャップによる背徳感は、アイドルの彼氏にしか味わえない特権だ。
「あ~……遥って絶対マイクよりペニスの扱いの方が上手いよね……」
「ふっふぁい……♡」
どれほど否定の言葉を重ねてもドクターの指摘を覆すことは、今の遥にはできない。もはや両手で恋人繋ぎをしている。口では肉棒をぱっくり咥え込んで放しやしない。
上目遣いでドクターを見つめながらのノーハンドバキュームフェラ。喉奥で亀頭を締め上げることにもすっかり慣れた変態アイドルがいた。
握手とは、ファンとの絆の可視化のようなもの。
ファンの立場からすれば、憧れの偶像と物理的に繋がることができる唯一の機会。故に、手という部位は双方において特別な意味を持つ。
すなわち握手とは一種の儀式的行為である。
手は儀式を行使する聖なる触媒である。
今や、遥の手はドクターのためだけの手であった。
互いに深く愛し合うほどに、ファンに対する裏切りとなり、冒涜となる。それを自覚しているのかいないのか、スピーカーから在りし日の歓声が聞こえると、手の力みが強まる。
寝そべるドクターの下半身に覆い被さり、口だけでえげつないフェラチオを披露する様は、アイドルではなく、一人のオンナだった。
頭を上げればずろろろ、と唇との摩擦が響き渡り、口の中から真っ黒なペニスが現れる。ぢゅぶっ、ぬぶっ、と下品に麺を食すような音。隣で綺麗なアイドルが歌い踊るせいで、この純愛的な性行為が、どこか野蛮で、粗野で、特別ふしだらな行為に感じられてしまう。
『Tell Me Tell Me 鏡よ 鏡』
んぢゅっ♡ ぢゅる♡
はっ♡ はっ♡
ぬっこ♡ ぬっこ♡ はぢゅぅぅぅ……♡
ほんっと、おっきすぎ♡
あご外れちゃうんだけどぉ♡
『一番好きな私になるの』
えー? もう? しょうがないなぁ……♡
ふぶっ♡ ん゛っ♡ ん゛ん゛ぅ゛~~~っ♡
ち゛ゅ゛う゛ぅ゛~~~♡♡♡
んぼっ……♡♡♡
だひて♡ いーから♡ がまんひないで♡
ふぃーへ♡ ふぇーへ♡
遥の持ち歌の中でも特に人気の高い一曲。
まだ中盤だ。映像の中では汗をかきながらも笑顔を絶やさないアイドルが美声を振りまく。
現実では一区切りがついていた。
「ん゛ん゛ッ……♡♡♡」
びゅるるるっ……。
ひょっとこフェラによる粘ついた演奏は終わり、ごくごくと喉をしならせてなにかを飲み干す音。ドクターの深呼吸。
ライブ映像の音がやけに大きく聞こえるほどの静寂。
しかし両者の鼓膜には、機械的に再生される音声など露ほどにも聞こえていなかった。
「遥」
「んー?」
「このまま私の上に乗ってくれないか」
「……しょうがないなぁ♡」
掻き回され、愛液が溢れて不快だったことも忘れ、今の今まで履きっぱなしだったショーツをホットパンツごと脱ぐ。
「特別なんだからね♡」
◇
「ちょぉっ……ねえ、……♡ ねぇってばぁ……♡♡♡ これ、恥ずかしいんだけどぉ……♡♡♡」
「私のための特別なダンスを踊ってくれるんだろう?」
単なる騎乗位で満足するドクターではない。
足はがに股。背中を向けて、両手は頭の後ろへ。
画面の中では羽生萌々香が緩やかで愛くるしい振り付けで踊り歌っている。
ベッドの上の牝は、大股を開いて上下にスクワットしていた。
「遥の髪って綺麗だよね」
「いま、いわれても、うれしく、ないっ……♡」
夕日を浴びる東の空を思わせる柔らかな橙の髪。
跳ねるとひらひら揺らめく様は、水の中を泳ぐ観賞用の鱗獣を連想させる。
毎日手入れを欠かさぬ、規則的な螺旋を保つ御髪。
しかし毛先を見やれば、つやつや輝く玉のような美尻。
染み一つない白肌は褒めるべきだが、どれほど綺麗でも尻は尻。丸出しにしている時点で御髪の美麗さが打ち消される。
消される代わりに、淫靡さが際立つ。
「腰が止まってるよ」
「いま、休憩中ッ……」
「じゃあ応援してあげようかな」
言うや否や、手持ち無沙汰な両手がぷりっとした丸いお尻へと張り付く。「い、いらないからっ」と遥が退けようとするも、こういう時のドクターは頑固である。
「動きやすいようにリズム取ってあげるね」
あけすけな悪意とともに音頭を取る。
右、左、右、左と交互に手の平を尻へ叩きつける。
叩くとはいえ、赤い葉っぱ模様が残るほどではない。
ぱん、ぱんと、力を抜いて拍手しているようなものだ。
児戯めいたスパンキング。
それでもすべすべの柔肌に手の平を密着させる度、男には決して宿らない神秘的な手触りが腕を伝って脳に響く。
加工された生肉ではない。クッションなどでは到底及ばない。そういう方面で開発されたスライムでも駄目だ。血の通った、生きた女。血管が脈動し続け、体温を保ち続ける生命だからこその柔和に悪戯するからこそ、ぱんっと心地よい音が鳴る。
「ひぁ……♡ ぁんっ……♡」
そして人間同士のまぐわいだからこそのハプニング。
撮影カメラが映す企画されたリアクションでは決して味わえないリアルさが、遥の肩を震わせた。
「……あの、遥?」
「いま、イって、るぅっ……くぅ、ぅ゛ぅ゛~……♡♡♡ はなしかけないでぇ~……♡♡♡」
「……お尻を優しく叩かれただけでイったのか?」
「だって、お腹の中……ペニスのせいで、響くんだもん……♡」
そう、イった。達したのだ。SMプレイ的な強烈な平手打ちではなく、ドクターが悪戯として繰り返したささやかな肌色音頭だけで、遥は絶頂していった。
「……遥、こっち向いて」
「やだぁ……」
ドクターの肋骨の裏側、あるいは背骨から若干離れた場所で、なにか、切れてはいけないものがぷつっと切れる。
それはいわゆる自制心。
恋人同士の甘々セックスをする上では解放する必要の無い欲望を抑えつけていたのに、視界がぐらぐらしてしまう。
ゆっくりと上体を起こし、遥の胸へ腕を忍ばせる。
「遥のまんこは相変わらずの雑魚まんこなんだね」
「う、うるさいっ……ばかっ……」
「うるさくないよ」
反論も忘れて不貞腐れる姿勢を叱咤するように、ドクターは遥と一緒に後ろへ倒れた。二人仲良くベッドへ仰向け。このまま就寝……するわけもなく。
「ふ゛き゛ィ゛ッッッ♡♡♡」
お叱りペニスによる突き上げが遥の下腹部中央をわずかに盛り上げた。
「あんなお遊びでイくんだから本当に雑魚まんこだよっ! アイドルなのにこんな雑魚まんこじゃ他のアイドルに負けるよ!」
「いみ、わかんなっ♡♡♡ あ゛ッッッ♡♡♡ イ゛く゛♡♡♡ い゛く゛っ♡♡♡ やめ、あ゛♡♡♡ あ゛ぁ゛ぁ゛~~~♡♡♡」
「さっきからずっとまんこ痙攣しっぱなしだよ!」
乱暴に勃起棒を出し入れされて叱りつけられているのに、牝まんこは反省などまったくしていない。押せば容易く開く襞の壁は、壁をがりがり削る角張った亀頭に至れり尽くせり。
「はやく出して♡ ザーメンで満たして孕ませて♡」とねだるように濃密に絡みつく。ミミズ千匹とはまさにこのこと。
その証左に、ピストンによって出入りする部分はすっかり本気汁で白く染まっている。
ザーメンとは異なる白。泡立ったクリームと言うべきか。
「乳首も全然反省してないよねっ! お仕置き必要なんじゃないの!」
「それは、しかたな――あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~♡♡♡ ひっぱるのだめぇぇぇ♡♡♡ いま、感じやすいからからぁ゛ぁ゛あ゛~~~♡♡♡」
ブラジャーごと、Tシャツを思いきり捲り上げる。
ぷるんっと揺れ動く美乳をけしからんと成敗するように、ぷっくり膨れるピンク色の乳首をつまみ上げる。
柔らかくも形状記憶を備えるコリコリとした摘まみ心地。
乳輪ごと上へ引っ張られる。柔軟性はそのままに、引っ張り上げられることで緩く伸び、変形した柔乳。さながらお椀だ。いやらしい牝おっぱいでできたお椀。お椀の形のおっぱい山。
下から迫る地震によって、だらしない伸び方のままぷるんっと揺れる様は、アイドルにそぐわぬふしだらさ。
そんなふしだらさ全開のまま
「あ゛ん゛♡♡♡ あ゛ぁ゛ん゛♡♡♡ どくたぁ♡♡♡ もう、だめ、ゆるひてぇ♡♡♡ ゆるひてぇ~~~♡♡♡」
返す言葉はない。
返事の代わりに、白濁の花火が。
「あ゛~~~……♡♡♡ っっっ……♡♡♡」
ぎゅぅぅぅっと乳首を引っ張られたままの絶頂アクメ。
天井に向かって「お゛ほ゛っ♡ ほ゛っ♡ ほ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛……♡♡♡」と情けないオホ声をまき散らす。
スピーカーから響く歌唱はリズムの速いロック調の曲だった。
これは第一部のトリの曲だ。
それでも覆い隠せはしない醜態、ここに極まれり。
「ほ゛ぇ゛ア゛♡♡♡」
びゅくびゅくとザー汁を吐き出されながら、遥は一人勝手に腰を浮かせ続けていた。
そうして、にゅぽんっと。
まるでワインのコルク栓を引っこ抜いたような音を上げてペニスが引っこ抜けてしまった。その際にカリ首が引っかかったせいで余計に自分を苦しめた。
自滅行為による潮吹きが空高く吹き上げ、ベッドはもちろん、床すら濡らす。
その時、パンッと乾いた破裂音。
ステージ上で小さな紙吹雪が吹き荒れ、羽生萌々香を包み込んだ。
遥も萌々香、今はどちらも、肩で息をしていた。
◇
『アンコール! アンコール!』
「ほら、アンコールだよ遥。そろそろ起きようね」
「まだ、むりぃ……♡」
「だめだめ。はい、アンコールっ。アンコールっ」
「あっ、むりやり挿れるの、だめぇっ……はんそく……お゛ッ♡ ほ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛…………♡♡♡」
画面の中で続くファンの熱狂に煽られたようにドクターの怒張も衰えを知らなかった。弱音を漏らす遥をむりやり四つん這いにさせ、腰をがっしり掴んで後ろから再挿入《アンコール》。
「ふ゛、か゛……あっ♡ あ、だめ、だめぇ……♡♡♡ ぁ゛~………………ッッッ~~~♡♡♡」
いつかは二人の赤ちゃんは宿るお部屋の入り口を乱雑にノック。ドチュッと突っつかれた途端、遥の背中が前のめりに。「ほ゛ッ♡ ほ゛ぁ゛っ……♡」となにかを耐えるように悶え、肩甲骨が浮き上がる。
「ほら、ファンの皆にえっちな顔みせてあげなよ」
遥の肩を掴み、ぐっと引き寄せる。
強制的に弓なりに反らされ、だらんと乳肉が伸びる。
「ん゛ぅ゛~……♡♡♡」
暗がりの中でペンライトが一糸乱れぬ輝きを振りまく画面と向き合わされる。罪悪感という名前の背徳が背筋を駆け巡り、だらりと開けたままの口から涎が零れる。
トンッ、トンッと後ろからリズミカルに小突かれる。
今の遥はそのリズムに乗りきれずにいた。
乗りきれぬまま、強引に引っ張られている。
「お゛っ……♡ ほ゛ぁ……♡ だめ、それ、だめぇ~……♡」
なにかを恐れるように。
無理にでも耐え抜くように。
朦朧とした声音で、濁った嬌声をか細く漏らす――
『みんな~~~! おまたせ~~~!』
「ほ゛ぁ゛~~~~~~……っっっ~~~♡♡♡」
ぶしゃぁぁぁーーーっっっ♡♡♡
お着替えを終えた自分が登場すると共に、潮吹き。
肩を掴む両手を振り払おうとするかのように背中をびくびく揺らし、逃げたそうに腰が浮く。
意地悪ペニスが逃がすはずもなく、ぎちぎちに締まる隘路を肉棒で満たされたまま、尿道から悦びの噴水が吹き荒れる。愛液がぼたぼた落ちて汚れていたシーツに水溜まりができるほどに。
「遥のせいで明日の掃除が大変だよ」
「ドクターの、せいでしょ~……っ……♡」
互いに不毛な責任の押し付け合いをしつつも、密着する部位が離れることはない。
◇
『これならサインしても大丈夫そう!』
初めて会った時のことを、ドクターは克明に覚えている。
まだそれほど時間が経っていないこともあるが、初めて会った時、契約書を真剣に読み込む姿から目を離せなかったことを覚えている。
一目惚れと言ってしまえばそれまでだ。
けれどドクターはその一言では片付けられないと思っている。
アイドルだから。可愛いから。声が綺麗だから。
理由を挙げればキリがない。しかし、そうではない。
可愛さの裏側にある別の顔も見てみたいと本能的に感じてしまった。欲してしまった。契約書から顔を上げ、視線が重なった時、アイドルという職業に付随するリスクの上で覚悟した。
絶対に彼女を口説ききってみせると。
◇
ロールスロイスは断念した。
遥が達する度に背中や腰をくねくね動かすからだ。
逃げ道を完全に塞ぐように、観念しなさいと諭すように、寝バック。自重を以てベッドに磔にする。ダメ押しの恋人繋ぎ。指の隙間すらも余談なく自分という質量で埋め尽くす。
「ぐりぐりやらぁ~……♡♡♡ ほ゛ぅ゛~……♡♡♡」
甘い香りが残る艶やかな髪へ鼻先を突っ込みながら深呼吸しつつ、下腹部をぐりぐり押しつける。
「い゛く゛ーッ……♡♡♡ い゛く゛………………う゛ッ゛♡ オ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛~~~……♡♡♡」
ファンには見せられない顔。
ファンには聞かせられない声。
ドクターだけがそれを知っている。
もっと知りたい。
もっと紫野遥のあられもない側面を掘り尽くしたい。
「遥」
それと同じくらい――
もっと遥に嫉妬されてしまうくらい、自分のことを見ていてほしい。
「好きだよ」
「わらひも、どくたーのこと、すきっ♡ しゅきぃ~……♡♡♡ だいしゅ、き゛ぃ゛~~~……♡♡♡」
耳元で愛を囁かれる度、うわづった牝の声が朦朧とした返事を繰り返す。濁点まみれの好き好きコールをしている内に、ドクターはうっかり膣内射精《なかだし》していた。
画面の中のファンの群れが愛を唱える。
羽生萌々香も同じくらいの愛で応える。
紫野遥の『好き』は、一人の男だけに捧げられた。
◇
「ドクターのえっち……」
「私はいつだってえっちだよ」
「へんたい」
「遥だってさっき好き好き言ってたよね?」
「ばかぁ……」
「照れてる遥も可愛いね」
ライブは終了していた。
メニュー画面を表示したまま、スピーカーは沈黙を貫く。
寝バックで繋がったまま、ぬるくなった孕み汁でねとねと濡れる襞穴を、まだまだ暴れたりない屹立がほじくる。
「でも遥だって変態だと思うよ」
「ぉ……♡ そんなこと、ない、もんっ……ホ゛っ……♡」
「自分から率先してノーハンドフェラしてくれるし」
「しらないっ……あっ……♡」
「変態同士の間に生まれる子どもも変態になっちゃうのかな?」
「んぅ~……♡♡♡ 私が変態に、させませーん……」
「あっ……♡」「んっ……♡」と熱っぽい吐息を漏らしながらのピロートーク。ドクターの身じろぎに合わせてベッドがわずかに軋む。
その些細な金属の擦れすらも聞こえるくらい、部屋に満ちる情報量は減っていた。
相対的に、充満していた獣じみた香りを意識してしまうようになる。
「プリンのカロリーは消費しきったかな?」
「…………ふふっ」
両者互いに汗まみれ。
おでこにぴったりついた前髪もそのままに、遥は軽く後ろを向いて微笑んだ。
「ねえ、ドクター」
「ん?」
「つぎは……顔を見ながらシタいかも♡」
「…………やっぱり遥もえっちだね」
「しりませー……きゃっ♡」
ライブは終わった。
もうファンの歓声が響くことはない。
二人のライブは後半戦にさしかかったばかりだ。
了