帰投してすぐに機体の整備が始まったが、エニルの乗機は損傷が激しく修理不能と判断された。
その代わりとして、予備パーツに分解されていたジンを新たに組み上げる作業が急ピッチで進められている。
メビウス・ゼロに加え、アグネスとルナマリアのジンの被害も大きく、整備班の人員も限られているため、ルナマリア機の本格的な修理は後回しとなっていた。
その結果、ぽっかりと時間が空いたエニルとルナマリアは、揃って女性用の共同シャワールームを利用していた。
服を脱ぎ、シャワーブースに足を踏み入れた時から、ルナマリアの視線はどうしてもエニルの下半身から離れずにいた。
隣のブース越しにも、ちらちらと向けられるその好奇心と戸惑いの入り混じった視線を、エニルは半透明な樹脂製の壁越しに確かに感じていた。
「そんなに気になる?
まあ、あなたの年頃なら仕方ないかもしれないけど」
そう言いながら、エニルは自身の男性器を隠すこともなく、悪戯っぽく微笑んでみせる。
「あ、あはは……」
ルナマリアは笑って誤魔化そうとするが、どうしても視線を外すことができない。
「まったく……しょうがないなぁ」
エニルはため息をつくふりをして、ルナマリアのシャワーブースへ入る。
「ええっ!」
ルナマリアは驚き声をあげるが、目の前に迫ったエニルの均整の取れた身体と、そこに備わった両性の象徴にすっかり釘付けになっていた。
ルナマリアの前で、それが槍というに相応しくそそり立っていく。
<年にしては豊かな胸に、綺麗な肌……ムダ毛はないし、熱を帯びた肌がたまらない。
ちょっとからかうつもりが、こっちが当てられそうね>
エニルは内心で少しだけ己の熱を持て余しつつも、大人の余裕を崩さなかった。
「もう気は済んだ? ……じゃあ、出ましょうか」
<あぶない、あぶない。今は誰が来るかわからない時間帯だしね>
エニルは余裕をみせてそう言った。
内心を表すように、エニルの肉槍からは涎が垂れていた。
「あ、はい」
ルナマリアは視線を逸らしながらも、その雫を食い入る様に見ていた。
着替えを終え、二人は自室へと戻った。
そこは本来、アグネス、メイリンを含めた四人部屋だが、今は二人きりだ。
部屋の左右に二段ベッドが配置されており、右側の二段ベッドをホーク姉妹が使用しており、下段をルナマリアが使用している。
エニルは左側の二段ベッドをアグネスと使用していて、エニルが下段となっていた。
「はあ……疲れたー」
ルナマリアは自室に戻るなり、自分のベッドに力なくダイブした。
「眠れそうなら先に寝てもいいんじゃない? 食事は後でもいいんだし」
エニルはそう言いながら、手元のポーチから樹脂製のボトルを取り出し、見慣れた錠剤を一つ水で飲み下した。
「それ、なんですか?」
ベッドから顔だけを向けて、ルナマリアが尋ねる。
「避妊薬(低用量ピル)よ。……そういえば、あなた達はこういうの用意してたの?
この環境で生理が重なると大変よ?」
「ええっ! なんにもしてないですよ!?」
慌てて首を振るルナマリアに、エニルは未開封のボトルを三つ放り投げた。
「色々あってタキリで補充しておいたからあげる。メイリンとアグネスにも渡しておいて」
エニルはそう言ってポーチの中を整理し始める。
「……エニスさん」
ルナマリアが、枕に顔を半分埋めながらぽつりと呟いた。
「なぁに?」
エニルがふざけるように間延びした声で返す。
「私達のこと、知ってるんですよね。プラントから来ている事とか。
私、これからどうなるんでしょう……。
状況に流されて、気がついたらあの船に乗ってて、妹が危ないって聞いて。
メイリンも人が変わったように見える時があって。
助けたいけど……パイロットになって……」
そこでルナマリアの言葉が震え、途切れた。
「私、今日……はじめて……モビルスーツで、人を……」
シーツを握りしめるルナマリアの瞳から、ボロボロと涙がこぼれ落ちる。初陣で命を奪ったという生々しい感覚が、今になって彼女の心を苛んでいた。
その様子を見たエニルは、赤いポーチを持ってルナマリアのベッドへと歩み寄った。
横になっている彼女に寄り添うようにベッドに腰を下ろすと、震える背中を優しく抱きしめ、ゆっくりと頭を撫でる。
「大丈夫、怖いのは正常な証拠だから……。
でも変に興奮して眠れないだろうから、これを使うわね」
エニルはそういうと、ルナマリアの前でポーチから大きめの液体の入ったボトルと、小さな樹脂製の小瓶、折り畳みの容器、人差し指ほどの棒状の物を取り出した。
「これは?」
ルナマリアはそれをまじまじと見ている。
「ふふ……この大きなボトルにはローションが入っていてね。
この小瓶の液体をすこし混ぜるの」
そう言いながら、ルナマリアの手を取りドロリとしたローションと花の香りが強い物を、容器にいれると混ぜる。
「どう? 匂いだけでも少しは変わるでしょ」
エニルはそういって、ルナマリアに微笑む。
<この子、うぶっぽいからなぁ。発散させるにしても、これでいくしかないかな。
お仕事(潜入任務用)の強めの媚薬>
「ほら、手を貸して、暖かくなると眠りやすくなるから」
そう言いながら手を取ると、ローションを塗る。
顔が僅かに赤らんでいるルナマリアはなすがままになっている。
「下着以外は一度脱いで、私はタオルを持ってくるから」
エニルはそう言うと、自分のベッドにある棚からタオルを数枚持ってくる。
ルナマリアが躊躇しているのをみて、エニルはそれを促すように脱ぐのを手伝う。
脱ぎ終わると、下着でおおわれていない、脚から始まり、腹部、胸の周囲までエニルはゆっくりとローションを塗っていく。
<揮発性が高いのが難点なのよね、時間が立てば只の香水にしかならないから>
ルナマリアは力が抜け、下着もエニルに脱がされていた。
「これはね、二つの機能があるのだけど、真ん中のボタンで切り替えるの、そしてこんな風に使うのよ」
エニルはそう言うと、ルナマリアの乳首にそれを押し当てる。
人差し指の長さの物から鈍い音と共に振動がで始める。
「う、うううん」
ルナマリアはくすぐったいのか、眉根をよせて顔を振る。
その反応をみて、エニルは胸は手で捏ねるようにして、それを下腹部の割れ目に移動させる。
「ああっ」
ルナマリアが始めて喘ぎ声をあげる。
「こっちは感じるみたいね。ならこれは?」
エニルはそう言うと、バイブをクリトリスにあて棒の反対側にあるくぼみを押し当てる。
すると機械音と共にクリトリスが吸い上げられ、振動も襲い掛かる。
「ああ、だめっ!」
ルナマリアは激しい快楽に手で止めようとするが、エニルに止められる。
「ほら、感じていいの」
片手でクリトリスを弄る傍ら、エニルはもう片手でルナマリアの手を封じ、口で乳首を責めていた。
時折ローションをすくい取り、クリトリスから割れ目に注ぐと再びバイブで責める。
抵抗が無くなり、喘ぎ声がとめどなくで始めるとエニルはルナマリアに顔を寄せる。
「ルナマリア、キスの練習をしましょう。大人のキスの」
そうエニルがいうと、うわごとのようにルナマリアが繰り返し口を半開きにさせる。
それを同意ととらえてエニルは最初から舌を絡ませる激しいキスをする。
舌が容赦なくルナマリアの口内を蹂躙し、涎がこぼれる。
「んっ……んちゅ、んちゅ」
口から艶めかしい水音が響き、膣口に添えた指をはじくとびちゃびちゃと粘り気の強い音が部屋に響く。
「んふふ……飛び散ると面倒だし、カーテンをしめましょう。
それとわたしにもキスして。私もキスしてあげるから」
エニルはそういうと、スカートの中に手を入れ下着をずらすと、スカートを押し上げていた肉槍を取り出し、ルナマリアの唇の前に持っていく。
女性士官のスカートから肉槍が生えていた。
「さあ、興味があったんでしょう」
エニルがそう言って肉槍を揺らすと、ルナマリアは陶然とした表情でそれにキスをする。
唇が離れたあと、銀の糸が繋がっていた。
それを見たエニルはルナマリアのベッドのカーテンを閉める。
「じゃあ、またがるわね」
そういうと、ルナマリアの頭をエニルは跨り、エニルの頭がルナマリアの股間に埋もれる。
エニルはわざと唇に肉槍の先があたるように持っていき、力が抜けていたルナマリアの手にそれを握らせる。
「ずぞぞぞ」
わざと音をあげて、膣を吸い上げ、バイブも動かしクリトリスに押し当てた。
「ああ、んっんんん、んちゅ、んぶ」
ルナマリアが嬌声をあげたところで、固定していた肉槍が口内を蹂躙する。
驚いて反射的に舌がそれを押し戻そうとして、結果嘗めまわす動きになる。
エニルはクリトリスを嘗めまわし、指とバイブで膣の入り口付近を丹念に捏ねまわす。
ルナマリアは快感と息苦しさに身悶えしていたが、やがて口をふさがれている状態で、激しく痙攣する。
それでもエニルは止めずに、責め続けルナマリアの肌が赤くなり腰がのけぞる。
シーツには水たまりができており、腰が上下するたびにシーツからぐしょりと水音がしている。
「ああっ、来るっ!」
エニルが口内にいれていた肉槍が、ルナマリアの歯にあたり僅かな痛みが走った。
しかし、それが刺激となりエニルの腰が動くと喉奥まで肉槍をつくと爆ぜる。
ビュルル、ビュルリュ、ブリュリュ。
そんな擬音がついているかのように長々と来い雄汁が吐き出され、ルナマリアの口内に満たされていった。
「んごっ、ん、ゴクゥ、ゴッ、ごくっ」
吐き気をこらえるような音を喉からさせながら、吐き出しようのないそれをルナマリアは嚥下していく。
いまだ硬くそそり立つそれをエニルが慎重に抜き出すと、焦点の定まらない視線でルナマリアがエニルをみていた。
口元には唾液と混ざり合い、漏れ出た白濁としたものがこぼれ出ていた。
「またしましょうね」
「ああ、また、してほしい」
うわ言か本心か、ルナマリアはそういうと意識を失った。
エニルは手早く後始末を済ませると、消臭スプレーを室内に振りまき、ルナマリアを自分のベッドへと移した。
水分をたっぷりと含んで重くなったシーツを丸め、他の洗濯物と一緒に処理するために部屋を出る。
<あー、やっちゃった。
まあ、メイリンとアグネスが戻るまでには、なんとか誤魔化せるわよね>
内心で軽く舌を出しながら、エニルは飄々とした足取りでランドリールームへと向かった。
しかし、エニルは気付いていなかった。
この後すぐ、シフトを終えたメイリンとアグネスが部屋に戻り、微かに残る妙な匂いと、熟睡するルナマリアの火照った顔から「何があったか」を即座に察知してしまうことまでは。