【エロマンガ先生】正宗、秒で出ます。〜紗霧の感覚過敏を『徹底イチャイチャ』で治そうとしたら、妹の締め付けが凄すぎて兄の理性が即死した件〜 作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった
浴室での激しい全開同調(バトル)を終え、シャワーの温水で身体をすすぎ流した俺たちは、脱衣所を経てようやくいったんの清涼を得るはずだった。
しかし、脱衣所の鏡の前でタオルを手に取った瞬間、俺——和泉正宗の視界を占拠したのは、解剖学的にも知覚的にも抗いようのない「湯上りの和泉紗霧」の圧倒的な美しさだった。
濡れた薄桃色の髪から滴る水滴が、ほんのり赤みを帯びた白い首筋を滑り、滑らかな鎖骨のラインを辿って胸元へと落ちていく。温水と体熱によって拡張した毛細血管が紗霧の皮膚全体を桜色に染め上げ、浴室の熱気をまとった紗霧の全身からは、洗いたての石鹸の香りと甘い体液の余韻が混ざり合った、濃密な湿気が立ち上っていた。
「あ……兄さん……?」
バスタオルで身体を拭おうとしていた紗霧が、俺の熱い視線に気づいて手を止めた。
その瞬間、原作から続いていた数々の光景が俺の脳裏を駆け巡る。かつてこの家で、一枚のドアを隔てて互いの存在を探り合っていた日々。紗霧が「エロマンガ先生」という正体を隠しながら描き続けていた無数のイラスト。そして、「いつか正宗兄さんの小説のイラストを描く」と誓ったあの幼い日の約束——。
それらすべての過去と葛藤を乗り越え、いま目の前で全裸のまま湯気(蒸気)を纏っている紗霧は、俺という存在の全てを肯定し、完全に受け入れる準備を終えたひとりの女性としてそこに立っていた。
「紗霧……」
「んっ……兄さん、そんな目で見つめられたら……わたし、また身体の奥がキュンって熱くなっちゃう……っ」
俺は言葉を挟む間もなく、紗霧の濡れた腰を引き寄せ、そのまま脱衣所からベッドルームへと抱え上げた。
「あ……っ! 兄さん……っ!? ベッドへいくの……っ!?」
「ああ……。お前の全身から発せられている生体シグナルが、完全に『次なる適合相』を要求している。湯上りの体熱とこの水分量を逃すわけにはいかない」
ベッドのやわらかなシーツの上に紗霧をそっと横たえさせる。
上から覆いかぶさる俺の視線と、シーツに広がる紗霧の薄桃色の髪。湯上りの蒸気を含んだベッドルームの空気の中で、紗霧は潤んだ瞳で俺を見上げ、自ら両手を広げて俺の首元へと腕を回してきた。
「兄さん……っ。お風呂でいっぱい本気で繋がったのに……わたし、兄さんに触れられてると、もっともっと兄さんの熱い手で身体中を確かめられたくなっちゃうの……」
「紗霧……。お前の受容野は今、極限まで弛緩し、最高精度の感度を示している。ここからは焦らず、完璧なプレ・アプローチでお前の全身の細胞を俺の体温で上書きする」
俺は紗霧の滑らかな太ももに手を置き、ゆっくりと指先を滑らせていった。
「ひあぁっ……! 兄さん、手……熱いっ! 湯上りの肌に触れられると、ビリビリって電気みたいなのが走る……っ!」
「反応が速いな。血管が拡張している分、皮膚受容体の感度が朝の数倍に跳ね上がっている」
俺の指先が、紗霧の膝裏から太ももの内側、そしてすでに可憐な開口部から溢れ出た愛液と温水でしっとりと濡れる最過敏部へと近付いていく。紗霧の胸が大きく上下し、小さな吐息が俺の首元を熱く濡らした。
「んぁ……っ! そこ……っ、指先で優しくなでられるだけで……お腹の底がキュンキュン震えちゃうの……っ!」
「まだ直接のアプローチはしない。お前の受容領域が俺の形状を完全に切望するまで、じっくりと感度を練り上げていく」
「意地悪言わないでぇ……っ! わたしの身体……もう全部、兄さんのものなんだよ……っ? 早く……早く兄さんの手のひらで、わたしをいっぱい愛してっ……!!」
シーツの上で身体を小さく捩らせながら、湯上りの火照りを帯びた紗霧が俺をねだる。
窓から差し込む夕暮れの光の中、俺と紗霧はベッドの上で再び互いの体温と水分を貪り合うように重ね合わせ、本気バトルの完結へと向かう最高濃度のプレ・アクションを始動させるのだった。
お気に入り登録や評価で応援していただけると大変励みになります!