※この作品はR-18です。

​【完結済】【エロマンガ先生】正宗、秒で出ます。〜紗霧の感覚過敏を『徹底イチャイチャ』で治そうとしたら、妹の締め付けが凄すぎて兄の理性が即死した件〜   作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった

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絶頂の向こう側と、光あふれる大団円

湯上りの火照りを宿したベッドの上で始まった本気本番の熱狂は、なおも終わることなく極限の領域へと加熱し続けていた。

 

俺——和泉正宗の繰り出す不規則で力強いストロークが最奥の限界壁面を突き穿つたび、和泉紗霧の可憐な口元からは甘い悲鳴が溢れ出し、あたたかな肉壁が俺の部位を砕かんばかりの強圧で締め上げてくる。

 

「ひぁあぁぁっ……!? 兄さん、すごい……っ! もう……もう限界、頭の中が真っ白になっちゃうぅっ……!!」

 

「紗霧っ……! 俺をしっかり見ろ! 過去も孤独も……お前の全部を俺の熱さで満たしてやるッ!!」

 

シャワーを浴びてなお引かない体熱と、お互いの体液が激しく擦れ合う摩擦音が部屋中に響き渡る。

 

血の繋がらない妹としてこの家にやってきたあの日。引きこもりの部屋のドア越しにしか言葉を交わせなかった過酷な時間。「エロマンガ先生」として顔を隠しながら俺の小説を支え続けてくれた日々。そして、「二人で一緒に最高の一冊を作る」という幼い頃の約束——。

 

それらすべての伏線と、重ねてきた愛おしい時間が、いま最高潮(フィニッシュ)の瞬間を迎えるために、この熱い結合の深部へと集約されていく。

 

「兄さん……っ! 来る……っ! 兄さんの熱いの、わたしの中に……いっぱいに吐き出してぇぇっ……!!」

 

「紗霧ぁぁぁっ……!!」

 

俺たちの心拍数は限界を突破し、最奥を貫く最後の一撃とともに、俺の中に溜め込まれていた莫大な熱エネルギー(射精電荷)が、紗霧の最深部へと爆発的に解き放たれた。

 

ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ——!

 

「ひあぁぁぁぁぁぁっ……!? 熱いの……っ! 兄さんの熱い愛が……わたしの中に、いっぱい溢れてくるぅぅっ……!!」

 

二人の神経回路が歓喜の光で灼き尽くされるような、 overwhelming なフィニッシュ。

 

紗霧は俺の背中に強く爪を立て、全身を歓喜に狂わせて跳ね上げながら、俺が注ぎ込む熱量の一滴一滴をその身全体で愛おしそうに受け止め、吸い尽くしていった。

 

やがて——激しい波が去り、繋がったままの二人の間に満ち溢れたのは、どこまでも穏やかで甘やかな愛の静寂だった。

 

二人で肩で息を重ね、汗ばんだ額を寄せ合わせる。

 

「……やりきったな、紗霧。俺たちの、最高の愛し合いだ」

 

「ふふ……うん。正宗兄さん……本当に、大好き……」

 

二人は愛おしそうに何度も唇を重ね合い、溢れ出る幸せの余韻を噛み締めた。

 

——そして、季節が巡り、窓の外には満開の桜が舞い散る春が訪れていた。

 

パソコンの画面には、完成したばかりの俺の新作小説の原稿データと、それに添えられた「エロマンガ先生」の鮮やかな挿絵データが並んでいた。互いの想いと命を削るようにして紡ぎ出された言葉と絵は、寸分の狂いもなく溶け合い、一枚の完璧な作品としてそこにあった。

 

「……正宗兄さん」

 

背後から掛けられた愛おしい声に振り向くと、春らしい軽やかな服に身を包んだ紗霧が立っていた。大切そうにスケッチブックを胸に抱え、その表情にはかつての翳りなどどこにもない。

 

「……本当に行けるか? この部屋の外へ」

 

俺の問いかけに、紗霧は少しだけ小首をかしげ、花が咲くような笑みを浮かべた。

 

「ふふ……なに言ってるの、兄さん。外の世界はね、怖くなんてないよ。だって……兄さんがわたしをこんなにいっぱい愛して、あんなに熱くわたしを満たしてくれたから」

 

紗霧は組んだ手の上に、もう片方の手を優しく重ねてきた。

 

「兄さんの熱い愛が、わたしの中にずっと息づいてるから。だからわたし、世界のどこへだって歩いていけるんだよ」

 

「紗霧……っ」

 

胸の奥から熱いものが一気にこみ上げ、視界が涙で大きく歪んだ。

 

ずっと守りたかった引きこもりの少女。だが違っていたのだ。俺が紗霧を救ったのではない。紗霧が「エロマンガ先生」として俺の傍にいてくれたからこそ、俺もまた作家として走り続けることができたのだ。

 

「お前がどんなに遠くへ行こうと、お前の世界の中心にはいつも俺がいる。そして、俺の世界の中心には……最初から最後まで、お前しかいないんだ」

 

「うん……! 世界でいちばん正宗兄さんが大好き。誰よりも……愛おしいよ……っ」

 

紗霧の瞳からも、ポロポロと大きな歓喜の涙が溢れ落ちた。

 

二人は手をつないだまま、一度も開かれることのなかった玄関へと向かい、静かにドアを開け放った。

 

その瞬間、視界を埋め尽くすほどの圧倒的な春の光と、桜の香りを纏ったあたたかな風が、二人の全身を包み込んだ。新緑の匂い、街の賑わい、果てしなく広がる澄み渡った青空。かつて紗霧を脅かすノイズでしかなかった世界は、いまや祝福の光となって包み込んでいた。

 

紗霧は涙を拭い、確かな一歩を外の光の中へと踏み出した。

 

そして、繋いだ手にキュッと力を込め、眩しそうに俺を見上げて笑った。

 

「行こう、兄さん。わたしと兄さんの……二人だけの、新しい物語をはじめに!」

 

「……ああ。行こう、紗霧!」

 

傷つき、重ね合い、互いのすべてを抱きしめ合って辿り着いた大団円。

 

溢れ出る涙をそのままに、俺たちは手をつなぎ、光に満ちた未来へと踏み出していった。重なり合う二人の鼓動は、もう二度と解けることのない絆となって、永遠の祝福の中にどこまでも響き渡っていた。




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