制服資産の減価償却録 〜終わらない絶望のタイムライン〜 作:naomasa
地上の規律から完全に隔離された暗渠の密室において、時間はただ非情に、無機質な減価償却の数式としてのみ刻まれていた。
刑事課の「狂犬」と呼ばれた井上美月巡査が、一本のUSBメモリに導かれて地下秘匿資料保管庫へ突入してから、正確に24時間が経過しようとしていた。
密室の天井配管からガチャリと無慈悲に解錠され、立ったままの宙吊りからコンクリートの灰色の床へと、文字通り物のように乱暴に投げ捨てられた美月の肉体。そこには、24時間前に地上で正義を叫んでいた現役警察官としての気高き残像など、一ミクロンも残されていなかった。
「おい、早くしろ! 藤田さんが来る前に、こいつの前の証拠を隠すんだよ!」
「わかってる! クソッ、とにかくこれで蓋をしろ、ロックをかけろ!」
藤田監察官が臨場する直前、密室の暗闇のなかで、鮫島警部の命令を完全に忘却して暴走した男たちは、自らの重大な規律違反(避妊具未着用の生中出し)を組織に隠蔽するため、慌てふためきながら美月の下半身への事後処置を強行していた。男たちは美月の引き締まった前の割れ目を乱暴に拭うと、そこに管理側から支給されていた頑強な【医療用ロック式貞操帯】をあてがい、金属の鍵を強引に回転させて物理的に完全封鎖(ロック)した。
冷たい金属のシェルとシリコンの強固な二重の防壁によって、美月の前は外側から完全に遮断された。だが、その冷徹な蓋の内側、子宮の最奥から入口にかけての空間は、男たちが24時間の阿鼻叫喚のなかで執拗に叩き込み続けた、剥き出しの「大量の種の残渣」でドロドロに溢れかえっていた。インフラの監査システムすら関知できない、密室の暗黒に潜伏した致命的な死角となった。しかし、男たちの工作はそれだけに留まらなかった。前への生中出しという重大な規律違反から藤田の目を完全に逸らし、詳細な検品をさせないための最も悪辣な防壁として、男たちは藤田が部屋の扉を開けたまさにその瞬間も、美月の後ろ(直腸)を激しく使い続けていたのである。
上品でお堅いヒールの音と共に、監察指導官の藤田美沙警部補が、平熱のトーンのまま密室へと足を踏み入れた。
「藤田補佐官、お疲れ様です! コイツの検品、予定通り完了しております!」
「前はご覧の通り、鮫島さんの命令通り貞操帯で完全にロック済です。 後ろの稼働率も、今ご覧の通り最高潮ですよ!」
男たちは下卑た汗を流しながら、四つん這いに固定され、後ろ手手錠のまま動けない美月の腰を強引に掴み、藤田の目の前で剥き出しの欲動をその後ろの窄みへと、執拗に、かつ暴力的に叩き付け続けた。
グズッ、グズッ、と無準備の直腸粘膜が異物と擦れ合う生々しい肉の粘着音が室内に響き、ピストンが最奥を突くたびに、美月の引き締まった太ももと四つん這いの肉体が無残に、激しく前方へと揺さぶられる。
藤田は、目の前で現在進行形で激しく蹂躙され、男たちのピストンに応じて肉体を翻弄されている美月のその凄惨な光景を、顔色一つ変えずに冷徹に見下ろした。その目は、男たちが完璧に「装着完了」させていた貞操帯のインフラ画面を確認し、前への生中出しの事実を察知することなく、今まさに後ろを貫通している男の欲動と、美月の肉体の反応だけを無機質に検品していく。美月のカッターシャツは、タンパク質の変質により、生地が凄惨な質感へと硬化し、手首の形見の手錠の跡からは赤黒い血が滴っている。男たちの激しい往復運動の衝撃が後ろ手に縛られた手首に伝わるたびに、金属のエッジが傷口を抉り、美月の唇からは言語にならない
「あ、ひ、うあ……っ」
という無意味な肉の呻きが漏れ出す。
藤田は、今まさに後ろを突かれ、肉体をガシガシと揺らされている美月のその様子を尻目に、手元の日誌へ万年筆で機械的に書類にチェックを入れながら、どこまでも上品でお堅いトーンの声で、美月へ向けて冷酷な言葉を紡ぎ始めた。
「随分と激しく暴れたようだけど……随分と無様な姿ね、井上巡査。……でも、あなたのその優秀な身体、システムが提示した医学的因果律を完璧に証明してくれたわね」
藤田は、ピストンが繰り返される美月の後ろの窄みから、受け入れきれずに逆流した白濁がドロドロと溢れ出ている事実を至近距離で見つめ、薄い唇に意地悪な笑みを浮かべた。現在進行形で後ろを犯されているその結合部を指し示すように、言葉のナイフを美月の脳髄へと突き刺していく。
「……本当に感心するわ。今まさに、あなたのその身体が証明しているけれど……。潤滑も、拡張の準備も一切されていない後ろの粘膜なのに、これだけ滑らかに男たちの異物を受け入れて、自律神経が自動的に相手のモノを締め上げて搾り取っているなんて。流石は強行犯係の狂犬ね……身体の適合スピードが、その辺の一般の安っぽいメス豚とは大違いだわ」
「……っ!! あ、う、あ…………っ!!」
藤田のその冷徹な宣告が、現在進行形で後ろを小突かれている美月の消えゆく意識の底に残された「知性の刃」を、最悪の形で駆動させた。
頭の理性では激しく拒絶し、この地獄を認めたくないと泣き叫んでいるのに、今まさに藤田の目の前で、自分の後ろの穴が、粘膜が、薬物すら使われていない生身の状態で、男たちのピストンに対して完璧に適合(自動服従)し、極上のサービスを提供してしまっているという逃げ場のない物質的事実。その究極の自己矛盾が、美月の刑事としての尊厳を内側から解剖学的に粉々に削り落としていく。美月の濁った瞳から、大粒の熱い涙が、顔面にこびりついた白濁を溶かしながら床へとボタボタと流れ落ちた。
去りゆく意識の混濁のなか、激しい振動に肉体を揺さぶられ続けながら、美月は最後の力を振り絞り、自らの身ではなく、失踪した「大切な先輩たち」の無事を、掠れた生のセリフとして喉の奥から絞り出した。
「み、美波……先輩……、しゅ、主任……。どこに……無事なの……っ?」
だが、藤田はその悲痛な想いすらも、彼女をインフラの一部として固定するための「美徳の燃料」として冷酷に消費した。藤田は美月の顔の前に近づけると、意地悪く、不不穏に微笑むだけに留めた。
「安心しなさい。あなたの愛する先輩たちも、この冷たいコンクリートのどこかで、あなたと同じように国家への背信行為の罰をその身体に受けている……かもしれないわね」
「……あ、う……っ」
かもしれないわね――そのあまりにも冷酷にぼかされた言葉の響きが、現在進行形で犯され続けている美月の胸に、一生消えない絶望の楔として打ち込まれた。先輩たちが自分と同じように、もう手遅れの暗闇に囚われているかもしれないという不可逆の予感。
「あなたの次の役割(前の貞操帯の解除)は、約7ヶ月後に実行される予定よ。それまで、あなたの後ろと口腔は、一滴の余力もなく徹底的に先行償却されるから、精々壊れないように励みなさいね」
藤田はバインダーの「意思確認:黙秘」の欄に冷淡にチェックを入れると、公式不祥事記録の偽造ボイスレコーダーを起動させ、美月の社会的抹殺の手続きを完了して部屋を去っていった。
指導官が去った後も、男たちの下卑たピストンは止むことなく美月の肉体を揺らし続けていた。そして、美月の意識が完全に途切れる、まさにその刹那だった。
24時間にわたり、準備なしの過酷な連続蹂躙を幾度となく重ねられ、直腸壁の粘膜神経が非情にも「男たちのモノを受け入れる器官」として限界まで開発されてしまっていた美月の後ろの窄み。それは、最奥に突き刺さっている男の欲動が、射精の限界を迎えてピクリと硬直したその微細な生体変化を、脳へ鋭敏に強制受信させてしまったのである。
(あ……、くる……熱い、のが、また……っ)
拒絶したいのに、肉体はすでにその律動の周期を完全に理解していた。
「オラァッ、最後の一発、お前のケツの奥にぶち込んでやるッ!!」
男が絶頂の咆哮を上げ、美月の腰を強引に引き寄せた瞬間、彼女の後ろの粘膜は、男のモノがドクンドクンと激しく脈打つ強烈な痙攣の波形を、少しの誤差もなく鮮明に、かつ本能的に感じ取ってしまった。自身の意志を裏切り、射精の律動に合わせて男の肉をキュウキュウと真空圧で締め上げ、溢れ出る生の白濁を絞り尽くすようにして奥底へ吸い上げていく開発された粘膜の恐怖。前部区域を貞操帯で閉ざされ、後ろの奥底をドクドクと脈打つ白濁の熱量で満たし尽くされるという、最高峰の自己矛盾(主客転倒)の触感。
その凄惨な適合を脳の最奥に強制理解させられた瞬間、美月の悲痛な最後の言葉が、心奥に消えゆく残響のように虚しく響いた。
(主任……私は、もう……メスになって……ごめん、なさい……っ)
自虐の刃が完全に彼女の精神の核を両断した瞬間、限界を超えていた美月の優秀な脳髄のブレーカーが跳ね上がり、意識の光が完全消灯(失神)の闇の中へと静かに沈んでいった。彼女の首が力なく床に伏せ、地下室が完全な静寂に包まれた瞬間、刑事課きっての武闘派と謳われ「狂犬」の異名をとる井上美月が持つ、「警察官としての矜持」は消滅した。