レズロック!〜当方ボーカル、メンバー募集したらレズバンドに捕まってしまった件〜 作:ハヤ0313
今日も合同練習な訳ですが、
「ッ!」
あれから何度かなんやかんやあり、
「むふん」
「へぇ……」
「おおー」
ボイトレの効果があったのか、皆さんの私を見る目が違う気がする。
くっそ……事ある毎にバツゲームでえっちさせられるのさえ無ければなぁ。
ホント、なんで
「そこそこカタチになってきたでしょっ」
「そうだね、がんばったね
「しゅーちゃんやったねぇー」
「えへへ」
こうもストレートに褒められると悪い気はしない。
実際私自身も前より歌えてるって実感はある。実感はあるんだけど、どうしてもその実感とバツゲームがリンクして変な気持ちになるのがイヤな感じだなぁ。
「じゃあうちのオリジナル曲に手をつけてみようか」
「オリジナル……あるんですか⁉︎」
あると思わなかった。
いやあってもおかしくないのだけど、あると思わなかった。
このバンドがボーカルから逃げられたのはそのオリジナル曲あたりが理由か……?
って、んなわけねーだろ。
どう考えても悪徳レズバンドだからだろ常識的に考えて。
ダメだ、思考がレズにやられている。
皆さんからレズレイプされてからどうもおかしい。常葉ちゃんからのバツゲームだって普通じゃありえないでしょうが。
ええい。思考を切り替えろ。
もうレズになんか屈しないんだから!
「……という訳なんだけど、方尾さんどうかな?」
「うぇっ⁉︎」
何が⁉︎
やば、全く聞いてなかった。
「んふ、皆でまたえっちしよって話っ」
「絶対ウソですよね」
それは分かる。
「しゅーちゃんのために、皆でカラオケ屋でオリジナル曲の勉強会をしよっかーって話だよ」
「なるほど、そうやってまた皆でレズレイプしようって魂胆ですか」
「だいたいそうだよー」
「ちょっとは隠せや」
なんてひどい連中なんだこの人達は。
でも実際オリジナル曲の練習はしたい、どうするべきか……。
案一、常葉ちゃんに教わる。
えっちされる、論外。
案ニ、
……読めない。優しいけどちょっと距離感が分からない。
案三、
絶対襲われる。なんかそんな確信がある。論外。
選択肢なんて一つしか無かった。
「蓮田さん、相談が」
「……え、私?」
という訳で、外野がぶーぶーうるさい中、蓮田さんと一緒にスタジオを後にした。
「まさか方尾さんが私を選ぶとは思わなかったよ」
隣を歩く蓮田さんはどこか嬉しそう。
私を襲わなそう、なんて後ろ向きな理由で選んだって知ったらガッカリするだろうか。
「どこで練習するんですか?」
「あぁ、データを取りに行きたいから一旦私の家に寄って良い?」
「あ、はい」
なんでも、ここから割と近いらしい。
「…………」
「…………」
が、早々に話題が無くなった。
そりゃそうだ。距離感が分かんないんだもん。後ろ向きな理由で選んだんだもん。
いや仲良くなりたいというのはある。仲良くしなければというのはある。
だけどなんというか、距離感がイマイチ掴めないから困る。
「方尾さんは、さ」
「はいっ⁉︎」
なんた考え事をさていたから、変な返事をしてしまった。
「うちのバンド、辞めたい?」
「え? 今のとこは全然?」
「えええ逆になんで」
なんでそんな恐れ慄かれるの。
「だって、なんだかんだ皆さん優しいですし、常葉ちゃんも私のためにボイトレしてくれてますし……蓮田さんもこれからオリジナル曲教えてくださるんでしょう?」
そんなの、何も出来なかった私にとって、すごく、すごく夢のような環境。
「レズセックスしようとするのに?」
「しようとする、じゃなくてしてるじゃないですか」
「ごもっとも」
ともかく。
「まぁ……最初はありえないって思いましたけど……まぁ……多様性かなぁ……みたいな……」
「すっごい苦虫噛み潰してるね」
「犬に噛まれた的な」
あと常葉ちゃんとのアレは、慣れた……。
「なので、追い出されることはあっても、辞めるつもりはありませんよ」
「……そっか」
だから、そんな感じの事を蓮田さんに伝えると、眩しいものを見るかのような表情をされた。うー恥ずかしい。
「そうだ、大事な事を忘れてた」
「はい?」
「方尾さん、楽譜読める?」
「あ、はい。普通の楽譜なら」
なんかへんてこりんな楽譜とかは無理だけど。シャープとかフラット大量についてるのとか。
「あぁ良かった。じゃあ私の家で少し曲と一緒に譜面読み込んでみようか」
「あ、はい。分かりました」
という訳で、そういう事になった。
「え、一軒家⁉︎」
「そうだよ? 古い家だけど、中どうぞ」
「あっはい……」
アンプ繋がなければギターベース弾き放題だよ、との事。わぁお……。
「じゃあ居間で待っててね」
「あっはい」
畳敷きの部屋に通されて、そわそわする。
すごい。この木のテーブルとかお高いんじゃなかろうか。
若い身で一軒家に一人暮らしって、何か事情があるんだろうか……い、いや詮索はすまい。
「お待たせ」
「ぴっ」
変な事を考えてたら変な声が出てしまった。
「……? これ譜面ね」
「は、はぃ……」
超恥ずかしい。
「で、打ち込みだけどコレが曲ね」
「わ……」
そして、テーブルに置かれたノートパソコンから、その曲は流れてきた。
ドラムソロから入って一気にギターとベースが合流するその曲は、分かりやすくロックだった。
イントロが駆け抜けていって、主旋律が流れ始める。
慌てて手元の楽譜に目を落として音と歌詞を頭の中で流していく。
歌だった。自分の存在を世界に知らしめる歌だった。
私はここだと、ここにいると叫んで届かせる、そんな歌だった。
「…………」
そんな、数分間だった。
「……どう?」
隣から、静かに蓮田さんが聞いてくる。
そんなの、決まっている。
「……しばらく勉強させてください」
「……そっか」
今はこれに、集中したい。
「ふーん、んー、んー……」
ハミングで音を確認していく。
テンポが早いから、なかなか大変。
「んっ、んーんー、ん? んー」
どこかで聞いた曲なら覚えるのも簡単。
だけどこれは完全にオリジナルの曲、そうもいかない。
「方尾さん、そろそろ休憩しよ?」
「んーんー、んー……」
「方尾さん?」
「んっんー……」
早くこの曲を歌えるようになりたい。
この曲をバンドで出来るようになりた、
「方尾さん」
「んひゃわぁあっ⁉︎」
急に後ろから抱きつかれた。
なんだなんだなんだ⁉︎
「もう。無視はひどい」
「うぇっ⁉︎ ごめんなさい⁉︎」
「そんなに気に入ってくれた?」
「え? あ、はい」
それは、まぁ。
「……なんていうか、ロックだなって」
「そう?」
「はい。カッコいいって、思いました」
「……そっか」
そう。私の追い求めたロック、それの一つがそこにあった気がした。
だからなんというか、ここまで一気に引きこまれたんだと思う。
「でも休憩は大事だよ」
「う、そうですね」
「もう夜だよ」
「うぇっ⁉︎」
嘘⁉︎
ってホントだ外暗ぁ!
「もう泊まってきな?」
「良いんですか?」
「うん。大歓迎」
そう言って蓮田さんは、ふわり、と笑った。
……蓮田さんなら、大丈夫、か?
「じゃあ……おじゃましちゃいます」
「うん。どうぞどうぞ」
という訳で、そういう事になった。
で、晩ごはんもいただく事になったのだけど。
「蓮田さん料理スキルめっちゃ高いですね⁉︎」
「そうかな?」
ごはんめっちゃ美味しい。
本人は、
「オツマミを作ってたらそれなりになっただけだよ」
って言ってるけど、超美味しい。
くぅ、人んちじゃなければおかわりめっちゃしてたのに。
「おかわりする?」
「します……!」
おいしいのがいけない!
「良い食べっぷりで嬉しいよ」
「そちらは良い飲みっぷりで」
さっきからカシュッと空けまくってるように見えるのだけど、大丈夫なんだろうか。
でもあんまり酔ってるように見えないし、大丈夫か、たぶん。
「お風呂入るでしょ?」
「良いんですか?」
「そりゃね。先どうぞ」
「いやいやいやいやいや後で入らせてください!」
「先入って、家主権限」
「むぐ、はい……」
それを言われたら逆らえない。
という訳で、諸々を借りて先に入る事になった。
カポーン。
人んちのお風呂とか超新鮮。
……このシャンプーそこそこお高めのやつじゃないかな。使って良いの?
なんて、シャワーを浴びながら色々物色していた時だった。
「お邪魔するよ」
「!?!?!?!?!?」
後ろから裸の蓮田さんが入ってきた。
「なっななななななななな」
「背中を流そうかと思って」
こっちが動転していると、にっこりと笑ってそんな事を言ってきた。
「まぁまぁ遠慮せず」
「ええええええええ」
そして強制的に椅子に座らせてきた。
こんな蓮田さんはちょっとおかしい。
だから私は一つの可能性に行き着いた。
「……酔ってます?」
「ちょっとだけね」
絶対ちょっとじゃない。
あんなに飲んでたんだからちょっとである筈がない。
きっと蓮田さんは顔に出ないっていうだけなんだ。
「じゃあ洗ってあげるね」
「手っ⁉︎」
そこはスポンジとかじゃないんだ⁉︎
うわぁなんかにゅるにゅるするぅ。
……なんて、動転している時だった。
「……ありがとね」
「え?」
突然、蓮田さんから感謝された。
「あの曲、気に入ってくれて嬉しかった」
「あ、あぁ……良い曲だと思いましたし」
「そっか」
曲やメロディもそうだけど、何より歌詞が気に入った。すごく私的にロックだと、そう思った。
って事を伝えたら、くすくすと笑われた。なんでや。
「方尾さんのロックはよく分からないなぁ」
「うーん、言葉にしづらいんですよねー」
私のロックはとにかく、カッコいい、が定義なので、なんとも説明しづらい。ふわふわしている、と言われても仕方がない。
けどまぁ、私の中では一本化されてるものなのだ。
「そっか。そっかそっか」
でも、そんな回答でも蓮田さんはすごく嬉しそう。
きっとこの曲は彼女が作ったんだろう。だからこんなにも喜んでくれたんだと思う。
「……ありがとう」
けど、なんか、そこまで?
あぁ、酔ってるからかな。
「だからお礼しないとね」
「んにゃっ⁉︎」
ああ酔ってるからだ!
背中洗ってもらってた手が前側に、おっぱい側に回ってきた⁉︎
「ちょーちょーちょーちょーちょー!」
「まぁまぁまぁまぁまぁ」
慌てて振り返るけど、ニッコリ笑った蓮田さんと目が合う。合うけど、ふにふにおっぱいは揉まれたまま。
止めてくださいって意味なんですけど全然伝わってない件。
「んっ、ちょ、蓮田さん……っ!」
「
ええい酔っ払い!
「真香さぁん……っ!」
「ん……かわい」
「ぁんっ……!」
乳首を摘まんでくるのは、反則……!
「んっ……んっ……ぁ、んっ……!」
そのまま、石鹸まみれの指先でにゅるにゅると乳首が洗われる。
摩擦が低くなったそれは私の乳首を満遍なく擦ってくれて、ジンジンした快感が、胸の先っぽなんて極小の領域から生まれてきて、思わず背中が丸まってしまう。
「はぁ、んっ……んぅ……んんっ……!」
だけど蓮田さ……真香さんは追いかけてきて、私の背中にぴったりとくっついてきて、柔らかいものを背中に押し付けてきて、私の乳首をくにゅくにゅするのを止めてくれない。
同時に乳房もむにむに揉んできてくれちゃって、淡い気持ちよさもセットで与えてきてくれちゃって、胸が、本当に気持ちよくされてしまってる。
「ぁっ……ぁっんっ……ふぁ、ぁっ……!」
思わず真香さんの腕を掴んでしまう。
止めて欲しいのか、もっとして欲しいのか、自分でも分からない。
でも分かるのは、すごく気持ちいい、って事。
泡だらけの乳首がくにゅくにゅされるのが、ありえない程に気持ちいいって事。
「んんっ……んぁ、ぁっ……ぁんっ……!」
胸の先っぽが蕩けそう。
こんなに執拗に乳首だけされたのなんて初めてで、硬く大きくなってしまった私のそれが、もうどうしようもないくらいに気持ちいい。
「んっんっ……は、ぁ……ぁっ……!」
だから、切ない。
決定的なナニカが無くて、切ない。
「真香、さん……っ」
胸だけじゃ足りなくて、だから、だからどうしようもなくて、縋る。
「もう……かわいいなぁ」
「ひゃんっ⁉︎」
だから、ちゅるんっ、と乳首が弾かれた、と思った次の瞬間、ぬるん、と脚の間に真香さんの手が入ってきて、
「ぁんっ!」
当然のようにクリトリスから気持ちいいのが迸った。
「あぁっ! んんっ! ひんぅっ!」
ぬるぬるの指で、もうコリコリになっていたクリトリスが優しく撫でられる。
普段の行為では有り得ないその感触は異常に気持ちよくて、椅子ごと腰が引けてしまう。
「んぁあっ! あぅっ! んっぁあっ!」
そんな私に構う事なく、真香さんは私のクリトリスをあやし続ける。
優しく、ゆっくり、丁寧に、でも確かな快感をもって。
「ぁあぅっ! んんっ! はぁあんっ!」
蕩ける。クリトリスが蕩ける。
優しいクリトリス愛撫が気持ちよくて、通常じゃありえないぬるぬる愛撫が気持ちよくて、クリトリスが溶けてしまいそう。
同時に乳首もにゅるにゅるいじられて、何もかも初めての快感で、頭がどうにかなってしまいそう。
「ふぁああっ! ああっ! んっぁああっ!」
だから、泡だらけになりながら浴室にいやらしい声を響かせる。
背中に体重を預けて、真香さんの腕を掴んで、身体を、心を任せて、気持ちよくしてくださいと懇願する。
「ああぁんっ! ぁあっ! ああぁあっ!」
だから真香さんは応えてくれた。
指を押し返す程に育ってしまった私の恥ずかしいクリトリスを、もっと強く掻き回してくれた。
「はぁあんんっ! んあっ! あっあっああっ!」
気持ちいい。クリトリス気持ちいい。
ジンジンするのが止まらなくて、腰が溶けて無くなってしまいそう。
ぬりゅぬりゅ掻き回してくれるのが気持ちよくて、幸せ過ぎて泣いてしまいそう。
「ああっ! まなかさんっ! もうっ! もうっ!」
だから、泣き虫な私はもう耐え切れなかった。
「んっぁあああっ! ああぁあああっ!」
だから、優しい真香さんは察して、いっそう優しく激しくクリトリスを愛撫してくれた。
「ふぁあああぁああっ! あっあっああぁああっ!」
気持ちいい気持ちいい気持ちいい。
真香さんからクリトリス捏ねられるの気持ちいい。
なんでこの人こんなに上手いの意味わかんない。
にゅるにゅるクリトリス気持ちいい意味わかんない。
意味わかんない意味わかんない意味わかんない。
「はぁああんんんっ! んっぁああぁああっ!」
でも、クリトリスやっぱり気持ちいい。
今までで一番気持ちいい。
勝手に脚開いてもっともっとってせがんじゃう。
腰も前に突き出してもっともっとって欲しがっちゃう。
「ああっ! あぁあっ! あっあっああぁああっ!」
でもダメ。もうダメ。ダメになる。
このままだとクリトリスがダメになっちゃう。
もうクリトリスがパンパンで破裂しそう。
快感が溜まって溜まって暴走寸前。
だから今何かが起きたらすぐ、
「ひあっ⁉︎」
例えば、ちゅるんっ!って乳首を弾かれたりなんかしたら、
「あっああぁあぁあぁああああああっ‼︎」
一瞬で、打ち上がった。
破裂寸前だった風船に、針が刺さったかのよう。
視界と思考がパチパチと明滅して、気持ちいい、という事しか考えられない。
手はギュッと真香さんの腕を握って、脚はピンッと伸ばした気がする。
その影響で、ズッ、と椅子がズレた気がするけど、真香さんから抱き締められていたから平気。
「ああっ‼︎ あっ‼︎ んっ! ぁっあっ、ん……!」
クリトリスはずっとゆるゆる撫でてくれてて、夢見心地、とでも言うような優しい快感が止まらない。
ずっと、ここに居たい。
ずっと、これが良い。
「……へくちっ!」
いや、そうでもない。
「あはは……シャワー浴びよっか」
「そっすね……」
そういえばまともにシャワー浴びてなかった件。
「このシャンプーとか使って良いやつなんですか?」
「え? うん」
「高そうなんですけど」
「あーまぁ……それなり?」
「わぁリッチ」
「働いてるからね」
「強い」
「髪洗ってあげるよ、長いと大変でしょ」
「うぇ⁉︎ いいですよぉ⁉︎」
「遠慮しないの。私のついでだし」
「あわ、あわわわわわわわわわ」
という訳で、更に色々お世話になりました。
「髪が長いと乾かすのも一苦労だね……」
「そうなんですよ……」
洗面所でこれまた真香さんからお世話され中。
「……本当に、ありがとね」
「んえ? なにがです?」
また感謝された。
そんなに嬉しかったんだろうか。そこまで?
「ボーカルも最近気合入れてくれてるみたいだし」
「そりゃあボーカルですから」
「前は目も当てられなかったのに」
「えええええええええ」
「冗談だよ」
「えええ……」
ごめんごめん、って笑う真香さん。ひどすぎる。
「足りなかったのは本当だけど、声は素敵だった」
「褒めてますそれ?」
「まぁまぁ」
それでね?と続けられる。
「だんだん方尾さんの信念や想いも分かってきて、感化されて、もう一度、やってみたいってなったんだ」
「もう一度?」
「あぁそれはこっちの話」
「う、うん?」
だからね?と続ける真香さん。
「本当に、ありがとう」
「どう、いたしまして?」
「という訳で」
「はい。んひょゎああっ⁉︎」
ひょいって担ぎ上げられたんですけど⁉︎
「お礼しないとね」
「知ってるこの流れ!」
「夜は長いよー」
「離して! 離してください⁉︎」
「やだぷー」
「そういうキャラじゃないでしょ⁉︎」
「はい到着」
「わぷっ」
という訳で、既に敷かれていた布団に着弾。
くっ、パンツと借りたTシャツ一枚だけっていう心許ない装備だからなんか余計イヤだ!
「さ……大人しくお礼を受け取って……?」
「大人しく寝させてくれるっていう選択肢は」
「……?」
「分かりませんみたいな顔をしないでくださ、んっ……」
という訳で問答無用でキスされました。知ってた。
「ん……ちゅ……」
お酒の匂いがするキス。
でもなんだか、嫌いになれない。
「は、ん……んっ……んぅ……」
分かった。すごく優しいんだ。
里美さんみたいに貪るようなキスじゃなくて、常葉ちゃんみたいに楽しいキスじゃなくて、なんだろ、心が温かくなるような、そんな優しいキス。
「ん、ん……ちゅ……んっ……」
唇を重ねているだけなのに、時々啄ばんでいるだけなのに、もっともっと近付きたい。そんな想いを抱いてしまいそうになる。
そう、だから、
「んん……っ」
当然のように、互いに歩み寄った。
「んっ……ちゅぷ……んっ、んっ……」
触れたもの全てが、びりびりと痺れた。
舌が絡み合う度に気持ちいいのが走り抜けて、頭の中がふわふわになっていく。
「ん、はあ……」
だから、もう、
「真香さん……」
その気に、なってしまった。
「ふふ、かわいいよ」
「……ずるいです」
「お礼、受け取ってね……」
「ぁ……」
履いたばかりの下着が脱がされていく。
いや、お尻を上げて、脱がされるのに、同意した。
「脚、広げて……?」
「ゃぁ……」
だから、そんな拒絶も形だけ。
真香さんの手なんてほぼ添えられているだけで、ほとんど自分の意思で、脚を開いた。
「ぁっ」
さっきまで散々いじめられたクリトリスに、もう一度触れられる。
けれどその手付きはやっぱり優しくて、
「ん……んっ……んっ……!」
丁寧で、ゆっくりで、心地いい。
くりくりと円を描くような触り方で始められたそれは本当にクリトリスが蕩けるような気持ちよさで、思わず腰が、ぴくん、ぴくん、って反応してしまう。
「は、ぁ……んっ……んぅっ……!」
反応しているのは腰だけじゃない。
おまんこも、ひくひく反応しているのが分かる。
さっきまでの快感の残滓が中に残っていて、とろっとしたのが外に出ようとしてるのが分かる。
だから必死にそれを堰き止めようと力をこめてるんだけど、
「んっんぅぅぅうっ!」
呆気なく、バレた。
「はぁあんんっ……! んんんんぅ……!」
ぬるぅぅ、って真香さんの細い指が、私の中に、呆気なく入ってきて、余分な恥ずかしいお汁がおまんこの外に溢れてしまった。
「んっんっぁっ……! ぁあっんんっ……!」
おまんこぬぷぬぷとクリトリスくりくりが同時に行われる。
ぞくぞくするのと気持ちいいのが同時、頭が変になりそう。
おまんこの方も慣れてきたとはいえ、まだあまり得意じゃない。
けれど、優しい真香さんになら任せてもいい、任せたい、そんな気がする。
「ふゎあぁぁっ……! んっんっんんっ……!」
くちょ、くちょ、って恥ずかしい音が鳴る。
真香さんの指に、ここまで入ったよ、って恥ずかしい跡がついてる。
もう何もかも恥ずかしい。
けれどその恥ずかしさを埋めるようにしてクリトリスを気持ちよく捏ねられて、全部帳消しにさせられる。
「あんっ!」
でもやっぱり、そこだけは、別格。
「あっ! あっ! んっぁあっ!」
常葉ちゃん曰く、Gスポット。
やっぱり真香さんにも見つけられた。
一気にお腹が、おまんこがとろとろになるような感覚のそこ。
そこだけは、ぞくぞくだけじゃない、明確に気持ちいい。
「ゃあっ! んあっ! ああぁあっ!」
今度はそこが重点的に愛撫される。むしろそこ以外されない。
お腹があつい。おまんこがあつい。
蕩けて溶けて、とろとろのどろどろになってしまいそう。
「んぁああっ! ああっ! あっああっ!」
そんなのがクリトリス快感と混ざりあって、もう頭がどうにかなる。
腰が揺らめいて、跳ねて、どう動かせばいいか分からなくて、いやらしい動きを繰り返してしまう。
「はぁああんっ! んあっ! ああぁあっ!」
そんな私を、かわいいよ、なんて言ってくれるけど、恥ずかしいのに、恥ずかしいのに心がキュンとしてしまう。
こんなのダメなのに、襲われてるのに、このままじゃ真香さんの事が好きになっちゃう。
だから、
「ぁっ……だめ、だめだめだめだっめええええっ!」
真香さんのそれを、全力で止めようとして、
「ひぁあああぁあああっ!」
クリトリスが、ちゅぅぅっ、と吸われてしまった。
「んんんんんあっ! あああぁあああぅっ!」
続いて、その長く大きい舌で、ぬるぅん、とゆっくりクリトリスが大きく舐め上げられた。
一気に、バチバチバチッとナニカが弾ける。
ダメ。真香さんのこれはダメ。
あの日、あの夜、散々味わった。
真香さんの、これはダメ。
「はぁあああんんんっ! んっぁああぁああっ!」
舐め上げられた、と思ったら吸われて、吸われた、と思ったら舌先で何度も弾かれて、クリトリスが熱くぬめって柔らかいもので翻弄される。
でもこんなの序の口。
これだけでも頭がおかしくなる程に気持ちいいけど、こんなのまだ序の口。
……違う、違ういけない今日は違うあの日とは違う。
「ああっ!」
おまんこのあそこが、ナニカされた。
「ふあぁああぁああぁっ! ああっあああぁあっ!」
ナニカされたまま、クリトリスが舌でいじめられた。
気持ちいい気持ちいい気持ちいい。
何をされてるか分からない。分からないけどクリトリスが尋常じゃないくらいに気持ちいい。
いつもよりも敏感な気がする。いつもよりも大きくなってる気がする。
そんな場所がいじめられて、気持ちよくない筈がない。
だから、そんな場所が、
「んゃあああぁああぁああああああっ!」
真香さんの口の中でくちゅくちゅされたら頭がおかしくなる!
「ひぁあああぁあああっ! あっあっああああっ!」
もう何が起こってるのか分からない。
私のクリトリスが真香さんのものになった。
クリトリスを吸引しながら口の中で舐めしゃぶっているのだと思うのだけれど、それが気が狂う程に気持ちいい。
だから私は枕を掴んで、部屋中に喘ぎ声を撒き散らす事しか出来ない。
「ああぁぁあああぁあっ! はぁああぁんんんっ!」
おまんこ気持ちいい。
クリトリス気持ちいい。
腰から下がもう私のものじゃない。
頭が気持ちいいだけしかない。
お腹の中は快感だけでどろどろ。
それ以外はもうどうなっているか分からない。
分からない。
気持ちいい。
分からない。
気持ちいい。
分からない。
気持ちいい。
気持ちいい。
気持ちいい。
「あっああっ! あぁあぁああぁぁあああああっ‼︎」
だから、もう何も分からなくなって、絶頂した。
「あああぁあっ‼︎ ああっ‼︎ あああぁあああっ‼︎」
そのまま真香さんはずっとクリトリスをくちゅくちゅし続けて、絶頂はずっと続いた。
腰はぐんっ!と浮いたけど、真香さんは離してくれない。
おまんこがぎゅぅっ!って締まって真香さんの指を強烈に締め付けたけど、真香さんは離してくれない。
だからずっとずっと気持ちいいままで、延々と高い場所から降りてこられないまま。
思考は気持ちいいの五文字で埋め尽くされて、まともな事を考えられない。
視界はパチパチとナニカが煌めいて、涙でぼやけてもいて、まともに機能していない。
「あああっ‼︎ ああっ! あっ! あっ……!」
だから、やっと降りてこれたのは、本当にしばらく経ってからだった。
「……酷い目にあいました」
「気持ちよくなかった?」
「気持ちよかったですけどぉ」
「なら良かった」
程度ってもんがあると思う。
「じゃあ休憩したら次のお礼ね」
「お礼って言えば許されるとでも?」
「……?」
「分かりませんみたいな顔しないでください」
天丼やめーや。
あぁそうだ。正気のうちに聞きたい事があるんだった。
「蓮田さん」
「真香って呼んでくれないんだ」
「あ、あれはえっちの時限定で……」
ってそうじゃない。
「オリジナルの曲って、あれだけなんですか?」
「お?」
「他にもあったりします?」
「おぉ、やる気だねぇ」
ライブやるんだったらオリジナルが一曲だけって事はないと思う。
だから聞いてみたんだけど当たりみたい。
「じゃあお礼を受け取ってくれたら教えてあげようかな」
なんでやねん。
「今日はもう遅いしね」
「……まぁ」
「夜は長いよ」
「どっちですかもう……んっ……」
夜は長いらしい。