先鋒、詠子の場合。
つってもなー、そろそろネタが尽きてくんだけどー。
……んだよ、その目。何かあんだろって? ……まぁ、ありますけど。
……その、さ。初めてオモチャ、買っちゃいました。
って拍手すんなお前ら! ええい囃し立てんな! やんややんやじゃねーよっ!
何買ったって、それ聞くぅ? いや、あたしから言い出した事か、むぅ。
……その、ですね、おピンクな、おローターをですね、買っちゃいました。
っていうかさ、値段、びっくりしたんだけど。めっちゃ安いのな、お小遣いで余裕で買えるの凄くない? 他にも色々見たけどけっこう……いや、見てません調べてません美香ニヤニヤすんなバカっ! 椎奈も椎奈で孫見るような目で見んなっ!
しようかん。あ、はい、使用感ですね。うん、すごかったです。
……だめ? やっぱり? 臨場感たっぷりで?
うぅ、あのさ……こう、場がまだあったまってない状態でさ、あたしから話し始めるのって、けっこうハードル高いんよ。もうちょっとこう、容赦とか情けとかない? 無い、はい、そうですね、お前ら最初からそうでしたねクソが。
……使用感、なぁ。
何というか、さ。オモチャ自体、初めてだったわけよ。
だからまず、こう、指で持ってスイッチ入れるじゃん? めっっっっちゃブルブル震えんのねアレ。マジやばいくらい震えんのね、ザ!オモチャって感じでさ。
……そりゃオモチャだから? いやまぁ、そんくらい衝撃が凄かったんだよあたしにとっては。お前らみたいな上級者どもと一緒にしないでくれますぅー?
……いやアナルだのディルドだのは上級者だろ異論は認めねーよ。
んでまぁ、いきなりは……怖いからさ、まずは、その、脱いで、普通に、オナニー、する、じゃん……胸揉んだり、あそこ、いじったり……あ? はいはいおまんこおまんこ。おまんことかクリトリスいじりますぅー。ちゃんと言えばいんだろうがちくしょーめ。
んで……濡れてきたり、身体、あったまってくんじゃん。そしたら、その、ローターの、出ば……名前? あー、じゃあ、ロー太くんで……なぁ椎奈、何なん? エログッズ一個一個に名前付けてんの? ……あ、付けてる、そうですか、はい。
えっと、どこまで、あぁローターの出番のとこな、はい。
……んと、その、なんだ。電源入れると、ちょお震えんじゃん、当たり前だけど。
その、若干、ひよってさ、まず、乳首、から当てるんだわ、電源切ったまんま。
そうすっとさ、指とかと、感触違うじゃん? だから、なんか、それはそれで気持ちいいっていうか。硬いものでイジってると、なんか、これからすんげーえっちぃ事するんだなーって、ちょっと、興奮して、さ。ついに、電源入れちゃうん、ですよ。
もうね、新境地。
ちょおぶるぶるすんのがさ、すっげぇの。頭悪い感じ丸出しだけどすんげぇの。お前らこんなん体験してたん? 凄くね? って感じでさ。高速で振動すんのが、乳首ぶるぶるされちゃって、指じゃ絶対できないような刺激で、なんかすっげぇえっちぃ吐息出ちゃったわ。
しかもなんか、その、先端だけじゃなくって、胸の奥までぶるぶるぶるーってなって、それも気持ちよくって、真ん中んとこだけじゃなく、周りとか、おっぱい全体とかに這わせたりしても気持ちよくって、でもなんか、こう、物足りなくって、乳首、また戻ったりして。それ片方ずつ、して、さ。空いてる方の乳首は指でくにくにしたりして、なんつーの? もどかしいんだけど気持ちいいのがどんどん溜まってってさ。
そうしてっとさ、あそこ……おまんこ。濡れてくんのが分かんだわ。
胸だけでこんな気持ちよくなっちゃってんだ、って、そこでもまた興奮しちゃって、その、下に手ぇ伸ばしみたんよ。
もうね、ぬれぬれよ。
パンツとか履いてたら染みになるくらい濡れてて……何なんだろうな、この自分が発情してる事実に気付いた瞬間更に興奮しちゃう現象……おう、全力で同意してもらって何よりだわ。なんか、興奮するよな。
んで、まぁ、その。とりあえずクリちゃんこねこねすんじゃん。
そうすっとさ、なんかいつもより気持ちよくって、なんか、敏感になってるってーか、期待、しちゃってるってーか……だからまず、また電源切った状態で、当ててみたんだわ。
……やっぱさ、指じゃないものってだけで新鮮な感じで。これからこれ震わせたらどうなっちゃうんだ、ってすんげぇゾクゾクしてさ。
でもこう、怖いっつーか、焦らしてるっつーか、そのまんま、皮の上からなぞったり、ぐりぐりしたり。それだけでもそこそこ気持ちよくって。でもなんつーの? 精神的にっていうか、気持ちいい事にっていうか、その行為をしてる事自体が、なんか、気持ちよくって……美香、なんかやけに頷くじゃん。アナルってそういうもんなん?
……いいから続きって、まぁいいけど。
んで、こう、もう、いいよね、やっちゃうね、って感じになるじゃん。皮の上からそっと当ててさ、ついにスイッチ、オンですよ。
……弾け飛んだわ。クリちゃん弾け飛んだんじゃねってくらいの衝撃だった。思わず一瞬で外したもん。
乳首ならさ、まだ大丈夫だったわ。だけどクリ、あそこに当てるもんじゃねーわって思ったもん、マジで。
でもさ、外した後、クリがちょおじんじんするんだわ、指で強めに弾いた後みたいな感じで。びりびりが残ってて、熱くなってて、みたいな? その余韻が気持ちいいっつーか……。
だからこう、もっかい、ちょんって当てるじゃん? そうすっとまた一気にぶるぶるーってきて、外すとまたじんじんして、ちょんってくっつけるとまたぶるぶるじんじんって。余韻が気持ちよくって、何回もしちゃってさ。
……ずっと当てないのかって? いやまぁ、これから当てるんだけど。なんつーの? 最初はマジで気持ちいいより何これ何これって感じで訳分かんなかったんだよ。
まぁ、何回もちょんちょんしてる内に決心ついて本格的に当てたんだけどさ……前回の美香が言ってた事、マジで分かったわ。
クリが高速で震わされてさ、ホント、何これ、すごい、ぶるぶるちょお気持ちいいってなって。
ちょっとした豆粒みたいなもんじゃんクリって。それがさ、なんか、すっげぇおっきくなったみたいな感じになって、そこから送られてくる感覚がとにかく強烈でさ、えっちぃ吐息どころかえっちぃ声が勝手に出ちゃうっつーか。抑えるの我慢できねっつーか。とにかく、ヤバかった。
んで何がやべーって、すぐイった。秒よ秒、耐えれない。押し上げられるってーの? もうなんか、すぐ、いくいくいくってなって、その、イっちゃったわけですよ。
……よわよわて。いやお前らと違ってこちとら初心者だぞ。耐えきれるかバカ。
んでまぁ、イっちゃった後もさ、今までにないくらいずっとじんじんしてて、おまんこごとぎゅうってしてないと気持ちいいの落ち着かなくてさ、暫くそうしてんの。
……なんだけど、さ。その、普段の、オナニー、って、その、普通はもっと、時間かけてゆっくり、してんだわ。
だからこう、すぐ終わっちゃったのが、なんか、もったいなくて、初めて、その、二回戦、しちゃいました……だから拍手やめーや。
息整えてさ、クリがじんじんするのも収まって、あそこから手ぇ外すとさ、その、入口んとこ?から、つーって、その、お汁が伸びてさ、それ見て、すっげぇ興奮、しちゃって。なんか、ムラムラがまた再発して、さ。また電源入れて、ぶるぶるを当てちゃって……いつもは一回終わったら辞めてんだけど、なんか、こう、もっかいしたい、的なのになっちゃって。
そうすっとまたぶるぶるがクリにきて、吐息なんだかえっちぃ声なんだか訳分かんない、なんか、また戻ってきた的な感じで気持ちよくなっちゃって。
一回落ち着いたせいか、今度はちょっと長く、その、楽しめちゃって。当て方変えたり、ぐりぐり動かしたり、して、一番良いの、探しちゃったりして、さ。
んで、そこでやめれば良かったんだよ。
……いや良いも悪いも無いんだけどさ。思いついちゃったのよ。コレ、直接当てたらヤバいんじゃね、って。
もうね、実際ヤバかった。
なんか意味分かんないんだけど、ローターにクリくっついちゃったんじゃないかって感じになって、すっげぇ振動がもう、クリに響いたんだわ。
もう、なに? 気持ちよさで訳分からなくなっちゃって。更に意味分かんねーんだけど、何故かそこで出力を弱でやってたのを中だの強だのにしちゃって、自分で自分をいじめてるみたいなホント意味分かんねーことして……まぁ、うん。頭がバカになるくらい気持ちよくって。
そんな直接の刺激だったり強くしちゃったりで、これまたすぐイっちゃってさ。
なんだけど何か、止めらんなくて。いや止められるんだよ? 止められるんだけど、そん時なんか、ずっと当て続けちゃって。
イってんのに、まだ気持ちいいのが止まんなくて、歯ぁ食いしばりながら声出んの必死で耐えて、それでも、もっと気持ちよくなれるんだ、なるんだ、って一生懸命にぶるぶる当てて、頭ん中が気持ちいいだけに染まっちゃって。
それで、それでも波が来て、さ。また最初みたいな、いくいくいくいくってなって、盛大にイって、もう身体びくんびくんって、あそこから頭のてっぺんまでもう、全部気持ちいいってなって、またローター投げ捨てて、おまんこ全体、じゃないな、クリをぎゅううーって押さえつけて、すごく、その、気持ちよかった、です。
――――――
「ブラボー……!」
「ブラボー」
自分の痴態を事細やかに話終え、恥ずかしさからか情事を思い出してなのか、真っ赤になって俯く詠子。
そんな少女を美香と椎奈は万雷の拍手をもって称えた。
「詠子かわいい!」
「……詠子ちゃんかわいい」
それは初めてのオモチャに夢中になった事を言っているのか、それとも真っ赤になる様を言っているのか。恐らく両方である。
「う、うっさいなーもう」
自分の話した事のえっち度合いからか、いつもよりも小声で文句を言う詠子。
因みに詠子はこのオモチャを手に入れてからというもの、自分の喘ぎ声を抑える事に腐心して、ローターを使って致す時は布団を被ってうつ伏せになり、枕で口元を抑えながら致しているらしい。
最近では刺激に慣れてきて、指先で固定したローターに腰へこさせて自ら当てるようにして楽しんでいるとかなんとか。でも結局刺激をもっと得たくなってローター側を押し付けるようにして絶頂するとかなんとか。
「……おら、次はこの不思議グッズの美香だろ。はよ話せ」
「わくわく」
「いや、まぁ、もういいけど……はぁ」
さて、次は特殊過ぎる形をしたアナルビーズを導入した美香の出番である。