※この作品はR-18です。

女三人寄れば、いやらしい   作:ハヤ0313

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エピローグ
A子とB子の場合


 

 

 

 前略、美香の部屋。

 

「そういえばさ」

「んあ?」

 

 椎奈が合流するまでの間、美香と詠子は毎度のようにだべっていた。

 

「二人のとき攻めだったらしいじゃん、詠子のくせに」

「う、うるさいなー」

 

 ので、椎奈が居ないからこそ出来る話をする事にしたらしい。

 

「そっちは受けだったらしいじゃん、美香のわりに」

「るっさいなー。詠子が攻めとか想像つかないんだけど、絶対受けでしょ」

「そっちこそなんで攻めなかったんだよ。あ、マゾだから……」

「マゾちゃうわ」

 

 そんな、喧嘩にすらならないような言葉の応酬。本日も平和である。

 

「……受けってどうなん?」

 

 だが、ふと疑問に思った詠子が何の気なしに聞いてみた。

 

「え、それ聞くの」

「うん」

「えぇぇ……?」

 

 ここで美香は単に、サックリと、淡々と答えれば何も起こらなかった。

 

「ま、まぁ……」

「うん」

「気持ち、よかった、よ?」

「そ、そっか」

 

 なんて、妙にじっとりとした回答をしてしまったために、空気が変わってしまったのだ。

 

「…………」

「…………」

 

 という訳で、妙な空気の中、互いに心なしか頬が赤くなり、沈黙が訪れてしまった。

 

「え、興味あんの?」

「べべべべべ別に⁉︎」

「嘘乙」

「うそじゃねーし⁉︎」

 

 なので、とりあえず美香は茶化す事にした。

 

「おおかた椎奈が喘ぎまくってんの見て感化されたんでしょ」

「むぐ」

「で、人からされるのってそんなに気持ちいいんだ的な」

「むぐ」

「で、あたしもされてみたいなー的な」

「むぐ、ってそこまで言ってないだろ⁉︎」

 

 詠子に図星がザクザク刺さっていくにつれ、美香の表情がどんどん呆れたものへと変わっていく。

 

「はいはい、じゃあシてあげよっか?」

 

 だから、そう言った。

 

「……は?」

「もうここまで来たら相手が椎奈じゃなくても抵抗無いわ」

「いや、いやいやいや」

「詠子は気持ちよくなってみたい。私は気持ちよくさせてみたい。利害一致」

「椎奈みたいなこと言ってんじゃねえ⁉︎」

 

 呆れていた筈の表情はいつの間にか、興味津々、といった表情へと変わっていた。

 それに対し詠子は焦る。非常に焦る。焦ったものの、

 

「で? ホントのとこは?」

「……ちょっとだけ興味ある」

 

 とのこと。

 

「じゃあやってみよっか」

「やるかぁ」

 

 という事になった。

 

 

 

 が、

 

「……まさか、アナル?」

 

 戦々恐々としながら初手確認が入った。

 

「しないから」

「お、おぅ、よかったよ……」

「詠子のだーいすきなクリちゃんいじめてあげる」

「なんか言い方腹立つなぁ……」

 

 そんなやり取りをしつつ、詠子は下着を脱いで布団の上に寝転がった。

 なんとも緩い空気だが、それが彼女達らしさなのかもしれない。

 

「はいぱっかーん」

「ッ⁉︎」

「蹴るな蹴るな」

「ムードってもんがあんだろ⁉︎」

 

 が、少し緩すぎるかもしれない。

 

「ムードって言ってもなぁ……キスする?」

「えぇぇ……? 美香とぉ……?」

「だよね」

「うん」

 

 なんとも難しい関係性である。

 

「じゃあぱっかーん」

「くそぉ……」

 

 という訳で、美香の脚は大きく開かれる事となった。

 

「……綺麗なもんじゃん」

「……そいつはどうも」

 

 美しい褐色肌。

 その両脚の付け根には使いこまれていない一筋の割れ目が存在し、だが明らかに使いこまれているクリトリスが存在を主張していた。

 

「ん……」

 

 だから、触ってくださいと言わんばかりのそこに、美香は触れた。

 

「ふ……」

 

 ひくん、と詠子の身体が震える。

 指を当てられただけ。

 だがそれだけで彼女の身体は、これからクリトリスが気持ちよくなる、と認識した。

 

「んぅ……」

 

 だが触れられたのは一瞬だけ。

 美香の指はそのまま下へと、筋をなぞるように下へと進み、手の平で、ひたり、とおまんこを覆った。

 

「ん……ふ……」

 

 そのまま、ふに、ふに、とおまんこが揉みほぐされる。

 焦らないで、少しずつ気持ちよくなろうね、そう言い聞かせるようにしながら、丹念に、丹念に撫で、揉み、熱をこもらせていく。

 

「んぅ……」

 

 だから、すぐに気持ちよくしてもらえる、と思っていた詠子は、焦らすな、と言いたげに腰を揺らす。

 触れられているおまんこの中にある敏感突起、そこに触るんなら触れ、と言いたげに美香を睨みつける。

 

「ぁんっ……!」

 

 だから、美香はニンマリしながら、中指で、カリッと弾き上げた。

 

「そんなに触ってほしいんだー」

「ちがっ、触るんなら早よ触れってだけで!」

「ふーん」

「ふーんじゃな、んっ!」

 

 だから、美香はニマニマしながら、クリトリスごとおまんこを全体を撫で始めた。

 

「くそぉ……んんっ……!」

 

 ピリッとした快感が詠子の腰から脳天に走り抜ける。

 悪態をつきながらも焦らされた後にされるそれは、間違いなく、気持ちいい、という感覚だった。

 

「は、ん……んぅっ……!」

 

 ふにゅ、ふにゅ、と柔らかくなってきたおまんこが撫で回される。

 その中にあるクリトリスは逆に硬くなってきており、美香の手に確かな抵抗を与え始めた。

 

「ぁっ……ん、んっ……!」

 

 割れ目が、ほころび始める。

 詠子の身体が快感を享受し始め、中に収まりきらなくなったえっちなお汁が外に漏れ出し始める。

 それにより、音の無い撫で回しが、いつの間にか、くちっ、くちっ、と小さくいやらしい音を立て始めていた。

 

「ばっ、音たてんな、んんっ……!」

 

 無論、それは当人に聞こえない筈がない。

 故に詠子は顔を真っ赤にして抗議するも、美香はニマニマするばかりで一切聞く様子が無い。

 

「んっ……は、んっ、んっ……!」

 

 だから、詠子は恥ずかしくて恥ずかしくて、目をキョロキョロさせて、かと言って止めるわけでもなく、おろおろとし、結果、目を瞑った。

 

「ぁんっ!」

 

 ので、美香はクリトリスを集中的に触り始めた。

 ので詠子は思わず目を開いた。

 

「それ卑怯だろっ、んんっ!」

「なにがかなー?」

「くそぉっ、んぅっ!」

「ふふん、喘げ喘げ」

 

 絶対喘がない、詠子はそう誓った。

 

「は、んんっ! んんぅっ!」

 

 ぬめりを帯びたクリトリスが、ねっとりと撫でられる。

 既に硬く大きくなっていたそれは、持ち主とは違い、触られた事に対して歓喜の声をあげ、ぴくぴくと痙攣する。

 

「んっんっんっ! んんんっ!」

 

 まぁるく、円を描くように、ゆっくりと。

 柔らかい指の腹で、指紋の段差さえ感じ取れるほどにねっとりと、だが確かな圧をもった愛撫。

 それは、詠子の好きなやり方だった。

 

「ぁっ、んんっ! んんっ、んんっ!」

 

 何度も何度も繰り返されてきた自慰座談会。

 それにより互いのオナニーのやり方、好きな愛撫のやり方など自分の事のように理解している。

 だから、たとえ初めて触る身体であろうとも、何度も身体を重ねてきたかのような愛撫を施せるのであった。

 

「ふぁ、んっ! んっ、ぁっ、んっ!」

 

 だから、徐々に徐々に詠子の口が緩んでくる。

 快感に負けて、クリトリスが気持ちいいです、美香の指が気持ちいいです、と敗北宣言をしそうになる。

 

「はっ、んぅっ! ぁっ、んんぅっ!」

 

 あと一歩。あと一歩で決壊する。

 詠子の頭の中は気持ちいいで埋まっている。目を瞑り、枕をギュッと握り締めている程度には快感に没頭している。

 

「んんっ! んんっ! ぁっんんっ!」

 

 だから美香は、色々考えた。

 おまんこに指を入れる、却下。快感が分散され逃げていく。

 クリトリスの皮を剥く、却下。快感が急上昇し過ぎてそれどころじゃなくなる。

 ならば徐々に徐々に、詠子も気付かない程に徐々に早めていく。

 それだ。それならば詠子は自然にすごーく気持ちよくなれてすごーく自然にイける筈。

 

「んっぁあああっ⁉︎」

 

 なので、クリトリスが横に激しく弾かれ始めた。

 

「あぁっ! こら、んんっ! 美香ぁっ⁉︎」

「ごめんて」

 

 面倒くさくなったらしい。

 

「ひんっ! んんぅっ! んぁあっ!」

 

 しかし、詠子はお腹をひゅくひゅくと上下させ、身体をくねらせ、それ気持ちいい、と声無き声で訴えた。

 

「あんっ! んんんっ! ぁっあっあっ!」

 

 くちくちくちくちっと左右に弾かれ回されるクリトリス。

 乱暴とも言える愛撫。元々優しいオナニーを愛していた詠子には強過ぎる刺激。

 だが幾度も座談会を重ねる毎に少しずつ二人の影響を受けていった詠子のオナニーは、いつの間にか強い刺激も許容出来るようになっていた。

 

「はぁんっ! んあっ! あっああぁっ!」

 

 だから、美香から施されたこの強い愛撫も、無事気持ちいいに変換された。

 

「ふぁあっ! あぁっ! んっぁっああっ!」

 

 ぷるぷると震えるクリトリス。

 根本から倒される快感、元に戻る快感、それらが続く衝撃は詠子の腰を持ち上げさせ、美香に対して、もっとシて、もっと続けて、と身体が懇願しているような様になっていた。

 

「ひあっ!」

 

 だから、美香は応じた。

 

「ああっ! んぁあっ! はぁああぅっ!」

 

 クリトリスを二本の指で挟み込み、上下に、激しく。

 それは、詠子が一番好きなやり方。

 

「んぁああっ! あぁんんっ! あっぁああっ!」

 

 一番大きくなったクリトリスを人差し指と中指でぎゅっと挟み、こすこすこすっ、と上下に激しく擦る。

 それにより、詠子が今まで一番開発してきたクリトリスの両サイドが刺激される事となり、その二点から腰を通り、お腹を通り、脊髄を通って頭に快感が直撃する。

 

「はぁああんんっ! んあっ! ああぁあっ!」

 

 それだけではない。両サイドを上げ下げするという事は、皮を上げ下げするという事。

 それにより、ピンピンになっていたクリトリスが、自らを守るべき皮によって磨かれる事となり、生のクリトリスが直接刺激される事になった。

 

「あああっ! ああっ! ああっ! んんぁあっ!」

 

 だから詠子は喘ぐ。絶対に喘がないという信念など、どこかへいった。

 今頭の中にあるのは、気持ちいい、ただそれだけ。

 

「ひぅんんんっ! んっあっあっああぁあっ!」

 

 詠子の腰が跳ねる。いや、へこへこと上下する。

 いつものオナニーの時の癖で、もっと快感を貪ろうとして腰を必死に上下させてしまう。

 美香の指に媚びるようにして一生懸命に腰をへこへこさせてしまう。

 

「はぁあぅんっ! んっ! あぁああっ!」

 

 思わず涙が溢れる。気持ちよくて泣いてしまう。

 褐色肌にしっとりと汗をかきながら、お腹をひゅくひゅくさせて快感を享受する。

 枕を形が変わるほどギュッと掴み、だが腰から下だけは美香に捧げ続ける。

 

「ああっ! ああっ! んっぁあああっ!」

 

 おまんこからとぷとぷと愛液が溢れる。

 くぱくぱと開閉を繰り返す、色素が違うそこはいやらしくぬめっていて、時折美香が雫を掬ってはクリトリスに塗り込む。

 

「ひんんっ! あぁんっ! ふぁあああっ!」

 

 だから、全てが詠子の好きな愛撫。

 オナニーを覚えた時からずっと変わらない、そして今も愛しているやり方。

 それが今、開発された身体で、巧みな指先で、為されている。

 

「ああっ!」

 

 だから、イかない筈がない。

 

「みかっ! そのままっ! そのままぁっ!」

 

 だから、懇願した。

 もう思うところなど何一つ無い。今あるのは、イきたい、ただそれだけ。

 

「ふぁああっ! あんっ! んっあっああっ!」

 

 クリトリスの真横が何度も上下に擦られる。

 包皮が上下し、生クリトリスを何度も磨き上げる。

 極小の領域から極大の快感が生まれ、詠子の脳を灼き尽くす。

 だから何度も腰を上下させる。へこへこさせる。

 気持ちいいから。もっと気持ちよくなりたいから。

 

「あっ! ああっ! あぁああっ! んっぁああっ!」

 

 腰の上下の振り幅が狭くなる。どんどん腰が持ち上がっていく。快感に耐えられなくて、身体が絶頂したくなっていく。

 だから詠子は枕を強く握り締める。今から迎えるものが経験した事の無いものだと察して強く備える。

 だが身体は無防備。お腹に力が入り、足先はピンッと伸び、一番気持ちいい体勢を自然と取ってしまっている。

 そんな詠子が思う事など単純。

 気持ちいい。イきたい。ただそれだけ。

 クリトリスが気持ちよくてたまらない。

 クリトリスが幸せでたまらない。

 このままイけたらきっとすごく気持ちいい。

 このままイけたら絶対にすごく気持ちいい。

 だからイきたい。

 イきたい。

 イきたい。

 

「ああっ!」

 

 イかせて、美香。

 

「はぁああんんっ! んあっ! ああぁぁああっ! あっ! ああっ! あああっあっ! ああっああっあああっぁぁああああっ‼︎」

 

 だから、美香は最後まで指の動きを緩める事なく、詠子を導いた。

 びくんっ!と詠子の腰が大きく跳ねる。

 一瞬遅れて布団の上に戻ってくるも、ぴくん、ぴくん、と腰の甘い痙攣は止まらない。

 クリトリスは今まで本人が見た事もない程に硬く大きく真っ赤にそそり立っており、おまんこからはとろとろと愛液が大量に溢れていた。

 

「はあっ! はっ! んくっ! はあっ!」

 

 詠子の思考はパチパチと煌めいていて、現実味のないどこかを彷徨っている。

 呼吸は荒く、乱れている。

 だがようやく力が抜けてきて、枕から手を離し、だらり、と手を身体の横へと下ろし、

 

「……ね、詠子」

「……んだよ」

「指入れていい?」

「ッ! 調子のんな!」

 

 そのまま拳を振り上げた。

 無論、絶頂直後のへろへろパンチなんて当たる筈もなかった。

 

 

 

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