※この作品はR-18です。

陽炎の揺らめき   作:天木武

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第4章
共闘 その1


◇

 

 

 そして、数時間が経過した。

 

「はぁい、ちょっと用事が立て込んで遅くなっちゃった。陽炎ちゃん、まだ生きてる?」

 

 陽気な声とともに朧が先ほど陽炎を連れてきた部屋の扉を開ける。その瞬間、むせ返るほどの精臭が漂った。

 

「ああ、マダム。すげえ逸材ですぜ、こいつ。前も後ろも、どれだけ犯してもしっかり咥えこんでくる。何されてもイッちまうぐらいに身体はもう堕ち切ってるのに心は堕ちてないおかげでこっちの嗜虐心をそそられる。おまけにタフときてる。犯し殺してやるぐらいでいたのに、こっちの方が先に息が上がっちまうような具合ですぜ」

「あら、随分と気に入られたみたいね。よかったわね、陽炎ちゃん」

 

 そう言葉を投げかけるも、答えは無い。だがそれも当然のことだった。代わりに聞こえてくるのは、くぐもったような苦悶と同時に悦楽の色の混じった喘ぎ声。オーク達が場所を空けて出来た道の先では、朧が部屋を後にする前と替わらぬ、いや、それ以上に激しい輪姦陵辱が行われていた。

 陽炎は床に寝そべったオークに膣を、背後からは肛門を、そして髪を掴まれて顔を引き上げられ口を、それぞれ別なペニスによって抉られていた。それでも生殖猿は飽き足りないのか、空いている手で無理矢理自分の男根を扱かせている者までいる始末だ。

 

「んんっ……! んぐッ……ふぐううぅぅっ……!」

 

 もはや嬲られることに抵抗することも出来ない陽炎の、塞がれた口から呻きが漏れる。口を犯し抜くオークはその様子が気に入ったのか、醜い笑みを浮かべると固定した顔へとさらに激しく腰を振った。

 

「んぐうううううううぅッ!? ごッ……ゴホッ……んんごおおおぉっ!」

「おうおう、いい感じだぜ、てめえの喉マンコ。そろそろ出ちまいそうだ、ちゃんと飲みやがれよ!」

 

 相手の嘔吐感も何も完全に無視して行われる強制口虐。喉の奥を強引に突くイラマチオを続けていたオークの言葉に、陽炎は拒絶の意思を示すために首を振ろうとした。だががっちりと腕で押さえ込まれた頭ではそれすら叶わない。やがて動かされ続けた腰の動きが止まり、陽炎の口内で熱い精が爆ぜた。

 

「むぐううううううぅぅッ! ンンッ、んふううううううううぅッ!」

 

 息苦しさに顔をしかめる陽炎。声を出すことも叶わないまま、涙目で上目遣いに訴えかけるも、口に栓をする仁王立ちした亜人の答えは冷酷なものだった。

 

「早く飲め。窒息しても知らねえぞ」

 

 酸素不足に加え、未だ双穴を犯され続けることで一層余裕が無くなっていく。猶予が無くなり思考力も低下した状態に陥ったために、生存本能が無意識のうちに喉を鳴らし、口の中の精液を嚥下していた。

 

「んくっ……! ゲホッ……。うッ……くっ……」

「大好きなザーメンをご馳走してもらえてよかったなあ。じゃあ次はこっちだ、下の両方の口にも俺達のをたっぷりくれてやるよ!」

 

 下から膣を突き上げられ、背後から肛門を押し開かれる。性衝動に突き動かされる亜人達は手加減する様子も無い。口虐がようやく終わっても、まだ止むことの無い凌辱が続く。

 

「あがァッ……! あっ、あっ、ふぅあああああああぁっ! やっ……やめっ……! やめてぇっ……! もう……もうイきたく……ないぃ……!」

「口ではそう言ってもこっちは俺のチンポをギチギチに締め付けてきてんだよ! 出すぜ、腹の中俺達のザーメンで満たしてやる! しっかり味わえ!」

 

 子宮口と腸壁の奥目掛け、2本のペニスからスペルマが迸った。今日何度目かもわからない胎内への射精と同時、陽炎も身体を大きく震わせていた。

 

「ひあああああぁッ! で、出てる……私の中に……また……! あ、あっ、ああああっ! ダメ、ダメェ……! イク、イっちゃう……! いやっ、いやあっ……ああああああああああああああぁッ!」

 

 そして訪れる望まぬ絶頂。どれだけ経験しても慣れることの無い、忌むべきはずなのに同時に快楽も感じてしまうオルガスムスが陽炎の心を蝕む。手で無理矢理扱かせていたオーク達もついでとばかりに射精し、陽炎の艶やかな長い茶色の髪を白く染め上げていった。

 

「う……あ、あぁ……」

「ふう、髪に出してやったぜ。でも手コキも悪くはねえが、やっぱ突っ込まねえとなあ! おい、へばってんじゃねえ、次は俺だ!」

 

 今しがた強引に自分の逸物を手淫させていたオークが嬉々とした表情で舌なめずりをする。その目にはこれから犯すであろう対魔忍の少女しか映っていない。

 

「ストップ。そこまでよ」

 

 が、不意にそこで聞こえた声にオークの動きが止まった。有無を言わせぬ妖艶な声に、獲物を目の前にしながら本能に反して身体は動いてくれない。

 

「マダム、そりゃないですぜ! 次は俺がこいつにぶち込む番だったってのに……!」

「あら、それは悪かったわね。じゃああんたは自分のものをぶち込む代わりに……」

 

 オークの目の前に立った朧の手甲から鉤爪が伸びる。その刃を目先へと突きつけられ、ようやく亜人はなぜ自分の身体が動かなかったのかを理解していた。目の前の相手は、これ以上自分が駄々をこねれば容赦なく命を奪い取る。そう直感的にはわかってしまっていたからだと悟った。

 

「……こいつをぶち込まれることになるけど、それでもいいかしら?」

「し、失礼しました、マダム! もう俺達は好き勝手犯させてもらったんで、あとはご自由に!」

 

 完全に血の気が引いたオークを一瞥し、さらにその視線を下へと落としてから嘲笑を浮かべる。

 

「そうね。あんたのそこも、それだけ縮んじゃぶち込めないでしょうし。アハハ!」

 

 見ればさっきまで滾っていた亜人の股間は、今の命を取られるかもしれないやり取りですっかり縮こまってしまっていた。仲間内のオーク達からも笑いが飛んでくる。

 

「さてと。……ねえ、陽炎、聞こえてる? 生きてるわよね?」

 

 オーク達を黙らせてから、朧は全身を精液でべとべとに汚され、仰向けに横たわる陽炎へと声をかけた。普段の勝気な色が完全に失われた瞳の焦点は虚ろで、どこを見ているのか分からない。引き締まっているはずの腹部は、膣と肛門から胎内への度重なる射精によって今は妊娠したかのように膨らんでしまっていた。息はしているが、先ほどからの朧の呼びかけに全く反応しない。

 

「生きてるのか、って聞いてるのよ。答えなさい」

 

 言うなり、朧は横たわる陽炎の腹部を体重をこめて踏みつけた。

 

「お゛、ごぉッ……! ご、ぼあぁっ……」

 

 瞬間、陽炎の口から逆流した精液が吐き出された。同時に股間の前と後ろの秘穴からも白い液体が勢いよく溢れ出てくる。

 

「アッハッハ! 随分かわいがってもらったね? それで陽炎、壊れちゃいないんだろうね? 私がわかるかい?」

 

 陽炎の髪を掴み、朧は無理矢理陽炎の顔を引き起こした。ぜえぜえという荒い呼吸とともに、次第に陽炎の瞳に光が戻ってくる。

 

「お……ぼろ……」

「そうよ、朧様よ。さっき言った話、覚えてる? アスカと一緒に私の両腕にならないか、という話よ。こいつらに輪姦(まわ)されて、少しは考えが変わった?」

 

 ゆっくりと、だがはっきりと陽炎は首を横に振った。それでも朧は不快な様子を見せようとしない。僅かに、不敵に笑みを溢しただけだった。

 

「そう。まあいいわ。私は優しいから、あとひとつだけやることを済ませたら少し休ませてあげる」

 

 朧は手に持っていた首輪を無抵抗の陽炎にかけた。その鎖を引っ張り、強引に立ち上がらせる。

 

「ぐ、うぅ……」

「立てないなら無理に立たなくてもいいわよ。犬みたいに四つん這いになってついてきなさい」

「ふざ……けるな……。この……程度……」

 

 首輪を抑えてよろめきながらも陽炎は立ち上がった。部屋の入り口まで強引に女囚を連れてきて扉を開けつつ、朧は振り返って口を開く。

 

「あんた達もすっきりしたなら適当に休んでおきな。この後また働いてもらうんだからね」

 

 オーク達から気の抜けたような返事がまばらに返って来る。それでも朧は特に気にかけた様子も無く、陽炎と連れて部屋を後にした。

 

 

 

◇

 

 

 朧に引き摺られるように陽炎は連行され、最初にアスカと共に目隠しを外された部屋へと戻ってきた。疲労と恥辱により朦朧とした様子の陽炎だったが、部屋の中で淫獣を用いた器具に捕らわれたアスカに気づくと目を見開いた。

 

「アスカ……!」

 

 肉壁に捕らわれたアスカは先ほどの陽炎同様に腹部が膨れ上がり、口からは舌がだらしなく垂れている状態だった。股間には2本の触手が突き挿さったままになっており、あまりにも無惨な光景に思わず陽炎がその目を背ける。

 

「陽炎と一緒で、アスカもずいぶんといい具合にかわいがってもらったようね」

 

 話しかけられても反応は無かった。鼻を鳴らし、朧はアスカの双穴に入ったままの触手を掴むと強引に引き抜く。

 

「お゛っ……! お゛お゛おおおああああぁっ!」

 

 とても美少女の口から発しているとは思えない獣のような咆哮。それと共に胎内に溜まった媚薬体液を漏らしながら、アスカは全身を震わせる。激しく痙攣するその身体は、今の排泄紛いの行為で絶頂を迎えてしまったことを意味していた。

 

「あらあら、これだけでイッちゃったかしら? この様子じゃ堕ちるのも時間の問題ね。アッハッハ!」

「だ……れが……」

「ん?」

 

 ケラケラと笑っていた朧だったが、アスカの声が耳に入ったことでそれをやめた。見ればかなり憔悴しているようではあるが、目にまだ理性の光が灯っている。

 

「誰が……あんたの思い通りに……なるもんですか……。徒労だったと……思い知らせてやるわ……」

 

 精一杯の強がりを持って、アスカは朧を睨みつけていた。それでも朧は不快な様子は全く見せず、微笑すら浮かべている。

 

「あら、そう。せいぜい頑張って頂戴。私もこの程度であなたが心から屈服するとは思っていない。……でも多少はダメージになるでしょうけど」

 

 技術者らしき男達に目で合図を送ってから、朧は指を鳴らした。魔界生物がそれに応え、咥えていたアスカの肩口と太股を離す。

 

「くっ……」

 

 自分では受身も取れずに床に叩きつけられると身構えたアスカだったが、それより早くに技術者達が彼女の身体を抱え上げた。一応はホッとしたものの、これからまた何をされるかわからない。

 

「今度は……何をする気よ……?」

 

 不安そうに尋ねるアスカを安心させるように、朧は先ほどまでの微笑を浮かべたままだった。

 

「心配しなくていいわ。今はここまで。あとは休ませてあげる。……ただその前に、もうひとつやってもらいたいことが残ってるけど」

「……どうせろくなことじゃないでしょ」

「ビデオ撮影よ。陽炎と一緒にね」

 

 その単語にアスカの顔から血の気が引いた。かつてブラックとの戦いのときにアスカを凌辱した兄弟によってやられた行為の記憶がフラッシュバックする。AV撮影と称され、望まぬ性行為を録画された恥辱の記憶。あんな惨めな思いをまたさせられると思うと、心が悲鳴を上げそうだった。

 

「その顔、勘違いしてるみたいね。安心していいわ、別にあなた達の犯されているところを録画して流してやろうとかそういうんじゃないから」

「え……?」

「2人とも座るか寝転がってるだけでいいわ。むしろ喋りも動きもしないでもらった方が助かるし」

「どういう意味?」

 

 朧と一緒に部屋に戻ってきて、今は腕と足を拘束されて立たされている陽炎が尋ねる。

 

「ビデオレターよ。2人を捕らえたことをある女に教えることでおびき出す。私がどうしても消したい、ある女をね」

「まさか……アサギさん……?」

 

 アスカの問いに朧は「ブブー」と外れの効果音を口にした。

 

「確かにアサギにも効果があるかもしれないけど。アスカ、あなたという存在の効果がもっとある女よ」

「もっと効果のある……?」

「DSO所長……仮面の対魔忍か」

 

 次いで答えた陽炎の方へ視線を向けてから、今度は「ピンポーン」と正解であることを伝えてくる。

 

「さすがは陽炎、わかってるわね。愛娘代わりと言ってもいいアスカを人質として引き合いに出せば、あの女は間違いなく来る」

「そんな……なんで所長を!」

「言ったでしょ、どうしても消したい、って。なんとなく予想は出来るんじゃない? 2人とも、あの女の仮面の下を知っているわけでしょうから。……まあいいわ。さっさと準備して」

 

 朧の要望に応じ、手下の者達が2人にボールギャグを咥えさせて牢獄の中へと押し倒す。拘束された陽炎と手足を失っているアスカ、共に抵抗も出来ずに床へと転がされてしまった。

 

「じゃあ撮影始めるわよ。暴れたりしないで頂戴ね。まあ2人ともあれだけ犯された後だから、暴れる元気も無いかもしれないけど」

 

 ビデオカメラが用意される。準備が整ったことを手下が知らせると、上機嫌に朧は切り出した。

 

「はぁい、はじめましてだか久しぶりだか忘れたけど、仮面の対魔忍さん。私のことは、説明しなくてもわかるわよね? そしてそこにいる2人の片方、あなたにとって大事な大事なアスカが、私の手中にあるというわけ。フフフ……」

 

 

 

◇

 

 

『……とまあこういうわけよ。もう何が言いたいかわかるわよね? アスカを助けたかったら、あんたが1人で来なさいってことよ。嫌ならば嫌でもいいわ。でもその場合は……ウフフ……。この芋虫ちゃんがどうなっても、私は知らないから。それじゃあね』

 

 動画を見終えたDSO所長である仮面の対魔忍は、映像が終わっても何も語ろうとせず、しばらくはそのままだった。映像の中のアスカはアンドロイド・アーム&レッグを失っており、さらに対魔忍スーツを破かれて胸や恥部を露出。その上で言葉を発することが出来ないように口枷を嵌められているという無惨な姿だった。アスカの隣には陽炎と紹介された幼さの残る対魔忍も捕らえられていた。こちらも手足を拘束されてさらに全身が汚された様子で、憔悴しているように見える。

 

 その映像を共に見ていた、この映像が送りつけられた小谷は、最悪の結果になってしまったと大いに自分を責めた。あの時アスカに自分のところに来たメールの話を振ったのも、おそらく揺さぶろうとした陽炎であろうというアスカの予想に対して何も釘を刺さなかったのも自分だ。そのせいで今度は所長までも巻き込もうとしている。

 

「……所長、申し訳ありませんでした」

 

 そんな言葉では済まされない。そうわかっていても、小谷は頭を下げずにはいられなかった。

 

「どうして小谷君が謝る必要があるの?」

「……その動画は僕の端末に、僕宛で送られてきました。でもその前に、僕宛にあるメールが送られてきているんです。……仮面の対魔忍の空白の期間を知りたくはないか。知りたいならアスカを1人で指定の場所に向かわせろ、と」

 

 所長の眉が僅かに動いた気がした。それでも小谷は続ける。

 

「最初はいたずらだと思いました。でも、ここのセキュリティを突破して僕宛に送りつけてきたメールがいたずらなだけとは思えなかった。それに、所長に空白の期間があったということを知っているのは間違いない。どうしたらいいかをアスカに相談して、アスカが行くと言ったんです。色々詳しいらしい陽炎が揺さぶろうとしているんじゃないか、って」

「でもそれは違ったわね。陽炎も捕まっている。……黒幕は2人を捕らえた朧、というところかしら」

 

 声は普段の様子から変わっていなかった。だが静かながらも、確実に怒りを秘めている。小谷はそう感じていた。

 

「これは僕の責任です。どんな処罰も受けます」

「あなたを罰してアスカが戻ってくるなら、それも考えなくもないわ。でもそうしたところで状況は何も変わらない。それに、アスカが戻ってきた時にあなたがいないなんてなったら、あの子も悲しむでしょう」

「所長……」

 

 仮面の対魔忍は小さく息を吐いた。それから、仮面越しではあるが、小谷をまっすぐに見つめる。

 

「……小谷君。あなたはどう考えてる? アスカは私を、確かにここの所長と認めてくれた。そのことに対して、あなたはどうなの?」

 

 正直に言え、という無言の圧力がかかっていた。いや、そんなものが無くても、こうなってしまった以上小谷は腹を完全に割る覚悟はできていた。例えその結果自分がどうなろうとも、である。

 

「……僕はアスカの言葉を信じています。彼女がそう言っている以上、疑う余地はありません。……ありませんが、なぜすぐ所長は戻ってきてくれなかったのか、その間の空白の期間は本当は何があったのか。それを知りたいと思っているのは……事実です」

「そう」

 

 短く答えた後で僅かに顔を逸らし、所長は逡巡した。やや間を空けてから切り出す。

 

「……私の空白の期間については、前に述べた通りよ。極秘で治療していたために外部との連絡を遮断していた。それ以上でもそれ以下でもない。……でも、これで納得してくれるわけがないこともわかっている。だから……あとは行動で示すわ。アスカは何があっても助け出す。あの子を無事助け出すことが出来たその時は、それで私を信じてほしい」

「……わかりました。でも、戻ってくるときはアスカも所長も一緒でお願いします。さっき所長は、僕がいなくなればアスカが悲しむと言ってくれました。でも、あなたがいなくなってもアスカは悲しみます。……自分のせいなのに、我ながら都合がいいし、無茶を言っていることも理解しています。でも、どうか……お願いします」

 

 再び小谷は頭を下げた。その様子をしばらく見つめた後で、仮面の対魔忍の口から大きくため息がこぼれた。

 

「まったく。なかなか無茶を言ってくれるのね。……でもわかった。当然、私もアスカも帰って来る。約束するわ」

「所長……。すみません、ありがとうございます……!」

「そうと決まれば、アスカ救出の手段を考えないといけないわね。……そう、例えどんな手段を使うことになったとしても、ね」

 

 三度頭を垂れる小谷を見てから、仮面の対魔忍はゆっくりと口を開き、はっきりと告げた。その声には、ある種の決意が滲み出ていた。

 

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