スキル『マジックバッグ』で女性冒険者を悦ばせていたら伝説の男になった。 作:もすまっく
やや高めの身長にアシンメトリーの赤い髪、全体的に引き締まった体にだいぶ控えめな胸部。
接近戦による打撃を得意とする女冒険者・ヴァルナはいつもの食事処での食事を終え、ぼーっと外へ視線を投げていた。
「やっぱりここにいたのね」
「……あん?」
そんな彼女に声を掛けた人物は、さも当然といった様子でそのままヴァルナの正面の椅子に腰を下ろした。
「ミゼーレじゃねぇか」
「久しぶりねヴァルナ?」
いつもの黒いドレスのような服をその身に纏い、長いスリットからは相変わらず肉感のある白く綺麗な脚がその姿を覗かせている。
大きく開かれた胸部はその大きさ故に、男達の視線を釘付けにしてしまう程の深い谷間を露わにしていた。
ヴァルナは自分には無いその大きな胸の谷間を見て小さく舌打ちをする。
「……ちっ、何の用だミゼ―レ?」
「ふふ、そんなに機嫌を悪くしないで?」
「アタシの機嫌を悪くしたのはお前のせいだよ」
「あらそうなの?それは悪い事をしたわね謝るわ」
「……ちっ」
「調子はどう?」
「あぁ?何も変わんねぇよ。いつも通り依頼を受けて終わらせて飯食って風呂入って寝るだけだ」
「ふーん?いつも通り……ね」
「……何だよ?」
「いいえ、何でも無いわ。―――ただ」
「ただ、何だ?」
「ねぇヴァルナ?貴女、悩んでいる事があるんじゃない?」
「悩みだぁ?」
「えぇそう。んーそうね、例えば……成長が止まった……とか?」
先程から若干の不機嫌をその顔に出していたヴァルナだったが、ミゼーレのその言葉によって明確な怒りを宿した視線をミゼーレへと向ける。
「てめぇ……!」
「ふふ。当たり、かしらね?」
「喧嘩売ってんのか?」
「喧嘩だなんてそんな訳無いじゃない」
「だったら何のつもりだ?急に現れたかと思ったらそんなふざけた―――」
「上げられるようになる……と言ったら貴女はどうする?ヴァルナ?」
ヴァルナは野性味のあるその大きな瞳を限界まで大きく見開いた。
◇◇◇
「――――――お”っっっ♡♡♡」
アシンメトリーの赤い髪が大きく揺れ、獣のような雌の鳴き声が部屋へと響く。
―――どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡ずちゅっ♡ずりゅっ♡ごちゅっ♡
「な”に”っ♡ごれぇ”っ♡ 知らな”い”っ♡ ア”ダシっこん”な”の”っ♡ じらな”い”っ♡♡ イ”グっ♡ ごれっダメ”っ♡ イ”っじゃうっ♡ イ”っじゃうか”らぁ♡♡♡」
手首を掴まれている腕を後ろへと引っ張られながら、立ちバックでただひたすらに肉棒で奥を突かれ続けるヴァルナ。
平坦に近いその控えめな乳房も、何度も何度も愛撫された事でその先端はぷっくりと膨れ、今も愛撫されるその時を待ち焦がれているかのように乳首は硬く勃起した状態を維持してしまっている。
「イ”グっ♡ イ”グっっ♡ ほんどに”っ♡ イ”ッ♡♡ ぉ”お”っっっっ♡♡♡」
トドメと言わんばかりにヴァルナの子宮に注ぎ込まれる魔精液。
その余りの熱と快感にヴァルナは一瞬で意識を刈り取られた。
膝を立たせたまま、筋肉量が多い弾力のある尻を上に持ち上げた姿勢で力なくベッドの上で気を失っているヴァルナ。
彼女のその雌穴からは愛液が零れ落ち、時折ぴゅっ♡ぴゅっ♡と違う液体を吐き出している。
「お疲れ様ユウマ。はい、タオルを持って来たわよ♡」
「はい、ありがとうございますミゼーレさん」
たった今一匹の雌に魔精液を注ぎ込んだユウマにタオルを渡したミゼーレは、そのままユウマに抱き着き我慢が出来ないといった様子で舌を絡め始める。
「ん♡ んぅ♡ んふっ♡ んぅぅ♡ んぅっ! んっ♡あっ♡ユウマっ♡」
ヴァルナとの行為を隣の部屋で聞いていたミゼーレは、発情して雄を受け入れる体へとなっていた為に我慢出来ず、着ていた衣服を全て脱ぎ捨ててしまっていた。
そんな丸出しとなっているふかふかの柔らかな尻を揉まれ、真っ白で大きな乳房を胸板で潰されながら舌を絡めていれば、次に狙われるのは愛液を垂らしているその雌穴だ。
「あっ♡ ユウマの指っ♡ んあっ♡ んっ♡そこっ♡ やっ♡」
グチュッ♡ニチュッ♡といった卑猥な音を鳴らしながら、自身の口からも雌の声を鳴らし続けるミゼーレ。
「あっ♡ぁっ♡あっ♡ イクっ♡ んっ♡ イクっ♡ イクっ♡イクっっ♡♡♡」
ユウマの指をぎゅうぅ♡っと締め付けているミゼーレの口をユウマは塞ぎ、その舌を吸い込んだ。
「んふぅ♡ んぅう♡ んっ♡ んぅ♡ んはぁぁ♡♡」
顔も、口も、雌穴も。
全てが蕩けていたミゼーレは、先程からずっとキュンキュン♡と疼いている子宮に注いでほしくて仕方が無かった。
「ねぇユウマ?ヴァルナはまだ意識がとんでしまっているし、どうかしら?」
そう言ってミゼーレは近くにあるテーブルの上に仰向けになる。
「指じゃなくて……貴方のそれで少しだけ、味見してみない?」
仰向けのままミゼーレは股を開き、自分の指で自らその雌穴が良く見えるように割れ目を広げた。
◇◇◇
「―――でだ。ここまで話したのには当然だが理由がある。お前達は私達に協力したいと、先程そう言ったな?」
「はい、言いました」
「ならば協力してもらおう」
「本当ですかジルファーレ様!?」
「あぁ。確かにエルダリアが言った通りだ。この先私だけではユウマは守り切る事は難しいだろう。とはいえ、あそこまではっきりと言われたのは流石に初めてだったがな?」
「あっいえ、その……はい……」
「ふっ」
「うぅ……」
エルダリアは恐縮し、そんな彼女を見て優しく微笑んだジルは話を続ける為その口を開いた。
「そしてつい先程も言ったが、ユウマがそれを願えば私達もすぐに子を孕むだろう。それはこの上なく非常に喜ばしい事ではあるが、同時に非常に面倒な事でもある」
「面倒な事、ですか?」
エルダリアとミゼーレは首を傾げる。
ユウマと愛し合いその結晶となる子を授かる事に喜びは有れど、面倒とは一体どういう事なのかと。
「何、簡単な話さ。ユウマ」
「はい?」
「例えばこの先お前が私を孕ませたと仮定しよう」
「……はい」
「お前は身重の私を守れるか?」
ジルのその一言で、ユウマもエルダリアもミゼーレも。
「……無理、でしょうね」
エルダリアもミゼーレもただ想像だけしてしまっていた。
ユウマに孕まされ、お腹が大きくなっている自分がとても幸せそうな顔でそのお腹を撫でている姿を。
―――でもジルは?
「そこの二人のように、ただの冒険者ならばまだいい。隠れていれば最近彼女達の姿を見なくなったなと思われて終わりだ。だが私はそうではない」
ユウマの目に映るジルの姿は、いつも見る姿よりもどうしてかずっと弱々しく見えた。
「王都の騎士団の頂点である私が子を宿したとなれば、それはこの国を揺るがしかねない程の騒ぎになるだろう」
「ジルファーレ様……」
「言ってしまえばどれだけ優秀であろうとも、王都内から女が騎士団の団長を務めている事に不満を抱いている奴がいなくなる事は無い。そしてその女である私に完膚なきまでに叩き潰された奴らや隣国の連中の恨みも、な」
「……だから狙われると?」
「当然だろう?私だったらそうする。子を腹に宿し、まともに戦えない状態の私を狙うのが最も潰せる可能性が高いのだからな」
「―――ジル、だったらっ」
「断る」
「っ!!」
ほんの僅かな悲しみを含ませた微笑みを浮かべてユウマを見つめるジル。
「例えどれだけ狙われ続ける事になろうとも、私はお前の子を孕みそして産みたいのだユウマ。女として、母として、妻として、ジルファーレとして、な」
「どうして、そこまで……?」
「証を残す為だ」
「証……?」
(……悠真)
突如この世界に放り出され、そして奪われかけたその命。
きっと元の世界では今も探し続けているだろう。
誰よりも必死になって祈り、願い続けているだろう。
「……私はな?悠真。伝えたいのだ」
悠真を産んだ母親は、きっと今も。
「今も探し続けているであろうお前の母親に。他の誰でもないこの私が―――」
母親と聞いた時の彼の、悠真の震える唇から零れ落ちた吐息に込められた想いは、果たして一体どんなものであったのか。
それは彼以外に分かる者はいない。
だがそれでも彼の瞳から流れる涙だけは彼女達に、ジルにしっかりと伝わっていた。
「―――この世界でお前は確かに生きていたんだと。伝えたいのだ」