プリキュアオールスターズ大戦reverse 作:クワトロン大帝
きらら「ちょっと~、そこ違うでしょ」
男子「ご、ごめん…」
きらら「髪の毛は乙女の命なんだからね。崩れたらおしまい」
俯くようにあたしのクラスの男の子が謝る。これから雑誌の撮影のために準備をしているあたし、天ノ川きららは学園のとある個室であたしと同じクラスの男の子に髪型をセットしてもらっている。
きらら(本当は来てからやろうと思ってたけど、予想以上に寝癖が酷いから今ここでやるしかないかも…)
あたしは思わずため息を吐いてしまう。こんな髪型をはるはる達に見られたら超恥ずかしい……。
男子「あの、きららちゃん…?」
きらら「ごめん、続けて。そこにブラシお置いてあるでしょ?ちょっと貸して」
手元に置いてあるブラシを受け取り、自分で髪を梳かした。ぶっちゃけ、こういうことはできれば女の子同士でやれば楽だろうけど今は誰も頼める人はいない。
きらら「まぁ、こんなもんかな」
男子「他に頼めることある?」
きらら「とりあえず時間まで余裕あるし、遊ぼっか」
ここでニヤニヤするように男の子に聞いてみると、意外にもすんなり頷いてくれた。
きらら「何して遊ぶ?あたしは何でもいいよ」
男子「それじゃ―――」
~~数分後~~
きらら「次はあたしの番ね」
今やっているのは誰でもできるボードゲーム。ひたすらやり込む姿は案外面白い。男の子も考えるように悩ませる様子も見られる。
きらら「もう少しでゴール近し」
今度は男の子の出番となった。この間で考えた戦略が表に出るかが重要となる。
きらら「なるほど。進むマスに止まって稼いだのかぁ」
あまりの光景に安心するあたし。けど、もう勝負ありかもね。
きらら「じゃああたしの出番、これで進めば…」
そしてコマを動かして進み、ゴールにたどり着いた。
きらら「やったぁ!あたしの勝ちだね」
男子「強いね、僕の完敗だよ」
これで一息つけたかな。でも仕事までまだまだ余裕はあるし、もう少し遊ぶか。
きらら「ねぇ、次はどうする?」
もう一度おねだりするが、今度は男の子の顔を覗き込むように見つめた。
男子「あの…、まだ決まってなくて」
きらら「そう?あたしだったらたくさん思いつくけどね」
男子「どうしてそこまで考えられるの?」
きらら「だって、楽しいことはいっぱいあるじゃない?例えば、面白い話題とかそれに対等することとか」
すっかり彼と友達になったかのようなコミュニケーションをとりながら他に楽しいことを入り組んでみた。
男子「僕には…なんていうか……」
きらら「ちょっと、何か言ったらどうなの。君にも何かを伝えたいことあると思うよ」
男子「……か、顔が……」
きらら「顔が赤くなってる、もしかしてあたしを見て興奮しちゃってるとか」
どんどん顔を近づかせるあたしに男の子が顔を赤くしてしまう。ちょっと強引だったかも。
男子「そんなことは……」
きらら「あたしの予想だけど、あたしの下半身に何か当たってるんだけど」
男子「……え?」
きらら「もしかして、本当に興奮してるとか。そうだよね……?」