彼女が処女なのは、確認しなくてもわかる。先月まで高校の制服を着ていた円花はまだ咲き始めたばかりの儚い花のようで、その花弁を無残にむしり取るような罪悪感を昇治は覚えた。
しかし同時に、ずっと欲しいと思っていた彼女の体を味わえるのだと思うと、下着とズボンを押しのけそうなほどはっきりと、肉棒は屹立していた。
「やっ、あっ、そこはっ」
「ここをさわらないとしょうがないだろ」
昇治は円花の首筋を舐めながら、円花のパンティに手のひらを添えた。つるつるした肌触りからすると、光沢のある下着なのだろう。それだけで、円花が今日ここへ、一つの覚悟を持ってきたことがわかる。
その下着の上から、昇治は円花の淫裂と肉豆を指の腹で上下にさすった。
「んっ……」
円花は小さな吐息を漏らす。それくらいの愛撫では、はっきりとした快感を覚えないのだろう。だが、まずは恥じらいとためらいをとかすためにも、やわらかな刺激を続けるしかない。
「円花、ここをさわっていてやるから、上の服を全部脱げるか」
「は……はい……」
円花は薄目で昇治を見上げると、もたもたとした手つきで半袖と、そしてブラジャーを脱いだ。仰向けの体勢のままでは脱ぎにくかったが、昇治に言われたとおり、いい子に上半身の肌をさらす。しかしさすがに、乳房部分は両腕で隠してしまった。
「せっ……先生も脱いでほしいです」
「ん……ああ、そうだな」
円花に言われて、昇治もはたと気付いて上を脱ぐ。すると、うっすらとだが割れた腹筋が目に入り、円花は「はぅ……」とため息をついた。
「腹筋……割れてますね」
「休みの日だけ、そこそこジム通いをしているからな」
「そうなんですね……カッコいい……」
スーツを着て教壇に立っている姿からは、まさか腹筋が割れているとは想像もしなかった。円花は予想だにしなかった昇治の引き締まった体に、うっとりと見惚れる。
「円花も見せろよ」
昇治はそう言うと、少し力を込めて円花の両手首を掴み、左右に広げた。すると、ふにっとやわらかそうな円花の乳房が、控えめに揺れる。
「や、やだっ、恥ずかしい……っ」
「これからもっと恥ずかしいことをするんだぞ」
「えっ、あ……んぅっ」
背中を丸めた昇治はかがみ、円花の桃色の突起物を口に含む。少しずつ硬くなっていくその若い蕾は、昇治の口の中で細かくはじかれた。卑猥な動きをする舌の感触に、円花はぞくりと身を震わせる。
「ああっ、やぁっ」
初めて与えられる快感。自分ではない他人の舌に、乳首を舐められるという痴態。円花の心臓はバクバクと高鳴り、なんだか泣きそうな気持ちになった。
「円花、余計なことは考えるな」
「で、でも……」
「俺を信じて、ただ感じていればいい」
昇治の手のひらが、なだめるように円花の頬をなでる。それに少しだけ安心して、円花は肩の力を抜いた。
それから円花は、言われたとおり感じることに集中した。あっという間に下もすべて脱がされて、昇治も一糸まとわぬ姿になっていて、時折肌にふれる昇治の淫茎の硬さを感じながら、乳房をやさしく揉まれる。首筋にも鎖骨にもキスを受けて、それから彼の指で、股の間をうにゅうにゅとマッサージされるように愛撫される。そのどれもがやわらかく心地よくて、円花の体はすっかり力が抜けた。
「指を入れるぞ」
「はい……」
昇治が一言断りを入れる。そして次の瞬間、細長く少しだけひんやりとした彼の指が、円花の狭い膣道にぐにっと侵入した。
「んっ……」
「痛いか」
「いえ……だいじょう、ぶ……です」
「そうか。深呼吸して、体の力は抜いてろよ」
昇治は円花のひたいにちゅ、と口付けて、その指をゆっくりと前後に動かす。すると円花自身、その指の周りに何かぬめっとしたものがまとわり付いているのを感じた。
「いい子だ。ちゃんと濡れてる。でも狭いな。一度イっておくか」
「イ、イくって……えぇっ」
昇治の手が円花の太ももにかかり、大きく左右に広げる。はしたないところが全開になり、円花は恥ずかしさのあまり、両手で自分の顔を覆った。自分があられもない姿勢になっているところなど、見たくなかった。
目も閉じてしまったので、自分の敏感な秘所が次に受けた刺激が何なのか、一瞬わからなかった。生温かい何かが、にゅるりとうごめく感覚。まさか、と思って指の隙間からそこを見やって、円花は悲鳴に近い声を上げた。
「や、やだっ……里田先生っ、そんなところっ」
なんと昇治が円花の股の間に顔を埋めて、水を舐める犬のようにぺろぺろとそこを舐めていた。円花の足の付け根の皮膚も、薄めのびらびらの陰唇も、そしてその陰唇の間にある真っ赤に熟れた果実も、彼の舌がチロチロ、ぺろぺろと、丁寧に
「やっ……だめぇっ、汚いからだめです……っ」
今日は
「汚くない。円花のエロい場所、気持ちよくさせてやるから、イっちまえ」
「は、はぅっ……ああっ」
昇治は円花の女穴に挿し入れたままの指を動かして内肉をこすり、軽く広げながら言った。そして再び、舌先を円花の秘豆へと伸ばし、れろれろ、ぺろぉ~んと丹念に舐め回す。
「ああっ……あ、だめ、そこっ」
体の中で最も敏感に快楽を得る器官を刺激されて、円花の瞳は潤んだ。しかし、その目元には抗いがたい快楽への期待が滲み出て、少しばかり嬉しそうに光る。
「んっ……やっ、あぁんっ……ああっ」
これから昇治の男茎を受け入れる神聖な穴をくちゅくちゅ、にちゅにちゅと容赦なくかき回されながら、円花は秘粒を存分に味わわれる。円花の腰に力が入って爪先がピンと伸びると、その体は高みへ昇った。
「はぁ……はー……っ」
「イけたな。えらいぞ。舐めたあとだけど……キスしてもいいか」
「は、はい……」
昇治が円花の股の間から顔を上げ、意地悪にほほ笑む。円花は浅い呼吸で頷きながら、昇治と舌をからめ合った。
「今日はいいが、次は円花もしてくれな」
「ふぇ……?」
「ま、徐々にな。悪いが、今日はもう我慢できそうにない。入れるぞ」
「あっ、え……あぁんぅうっ!」
昇治は肉竿にコンドームをかぶせると、その根元を手で支え、円花の太ももをぐいっと横に押しのけた。そして竿の先端を円花の穴に押し当てると、ぐっと体重をかけ、ギンギンに硬くなった赤黒い欲棒をその穴へ押し込んでいく。
「やっ、あ、痛いっ、痛いですっ」
「わりぃっ……体の力、抜けっ」
「んっ……ああぁ、ああっん」
初めて雄の侵入を受ける円花の目尻から涙が溢れる。しかしそれで昇治の肉欲が止まるはずもなく、昇治は一気に最奥まで楔を打ち込んだ。
「はぁっ……あぁ……」
「いい子だ、円花。全部入ったぞ」
「ぜん、ぶ……?」
「ああ。俺がいま、円花の中にいる。円花のハジメテの男は、この俺だ」
「里田、先生……」
円花は早くも懐かしさを抱くように、つい数カ月前までいた学び舎を思い出した。
いつからだったのかはわからない。どうしてなのかも、実は正直に言ってわからない。ただ、授業で彼の姿を見るたびに、胸の奥がじんわりとあたたかくなった。ほっこりとした気持ちになって、しかしそれは次第に欲でまみれていって、どうにか彼の視界の中で自分が特別に映ってくれないかと願うようになった。
それまでにも恋をしたことはあったが、昇治に対するそれは、未経験と言ってもいいような不思議な感覚だった。ただ、「好きだ」と思うのに違和感はなかった。自分はこの人のことを先生としてではなく、男の人として好きなのだと、とても自然に思った。
プライドが高そうで、ほかの教師よりも若干フランクに生徒と接するが、線引きはきちっとしていて几帳面なところもある、里田昇治という教師。その隣に並んで、同じものを見て笑い合いたい。彼と特別な関係になりたい――。
その願いは、こうして叶った。自分は彼の恋人で、そして彼は処女を捧げたハジメテの
「好き……私、里田先生のことが好きです。嬉しい……っ」