私、ロキシー・ミグルディアの人生は人に自慢できるような物ではありません。
ミグルド族として生まれたのに、ミグルド族の念波は使えませんでした。村の人達から無視されていると思った私はやさぐれて、村に来た魔術師に魔術を教わり、逃げるように家を出てしまったのです。
冒険者として戦いの日々、そこで紹介されたラノア魔法大学に入学して水聖級魔術まで使えるようになりましたが、師匠とは喧嘩別れのような形になってしまっています。
その後、行くあてもなく小金稼ぎをしていたときにたまたま見かけた家庭教師を始め、グレイラット家の皆さんと出会いました。
ルディはまだ3歳だというのに無詠唱魔術を使い、私が10年以上掛けて積み上げてきた研鑽を10倍の速度で覚えていきました。これが才能なんですね。天才と自惚れていた自分が恥ずかしかったです。
私のことを師匠と呼んでくれるルディを私は導かねばなりません。私が学んだ全ての魔術を、生きぬく術を、私はルディに伝えました。
卒業試験の日。これで、私がルディに教えてあげれることは無くなってしまいました。お別れは寂しいですが、師匠として努力する姿を見せなければなりません。
ルディとはそれから何度も手紙のやり取りをしました。
私はルディに負けないように、迷宮の単独踏破をしたり、水王級魔術を覚えたりしました。やればできるものですね。
ですが、
手紙が届く度に、ルディは私の成長とは比較にならないくらい、とても成長していました。
ボレアス家の家庭教師になった。
英雄ペルギウスと知り合いになった。
ボレアス家の婿になって嫁が2人できた。
(私は未だに経験がないので、これが1番ショックでした)
危険度SSランクの迷宮を踏破し、Sランク冒険者になった。
魔術の教本を書いた。
ラノア魔法大学で講師として授業を行った。
フィットア領に戻る機会はいくらでもありましたが、ルディを比べて成長出来てない私をルディが軽蔑するかもしれないのが怖くて戻る事が出来ませんでした。
ずるずると先延ばしにして、ルディが成人してしまいました。もうこれ以上先延ばしする訳にもいきません。
何か成果を上げてから、戻らなければ。
私は迷宮に潜り、そして今、死に掛けています。
本当に私はなにも成長していませんでした。
ちっぽけなプライドで分不相応な迷宮に挑み、左手を喰われ、頼みの魔法も満足に撃てず、ここで死ぬことになるなんて。
せめて最後まで、生き続けようと足掻き死んでいこうと覚悟をした時、洞窟内が静まり返りました。
あれだけ鳴いていた魔物の声が聞こえない。
周りは凍て付いており、これは噂に聞く水帝級の絶対零度でしょうか。私が使っているフロストノヴァとは比べ物にならない威力です。
静まり返った洞窟内。足音が近付いてきました。
この魔術を使った方でしょう。助けられてしまいました。
見た目は………まだ幼さの残る成人前後といった風貌でした。私を見つけ、喜んだ顔で抱きしめてくれました。正直、とても好みの方です。
私にもとうとう運命の相手が……!!
自己紹介をすると、その方は気絶してしまいました。
もしかして、私が相当臭かったのでしょうか。
なんと、ルディでした………私に忘れられたショックで気絶したと。ルディがこんなにカッコよくなってるなんて知らなかったんですよ!!
どうやら、私を助けてくれたのは龍神オルステッド様の助けがあったからだそうです。その方が来るまで暫しの休息。
つい、ルディの事を目で追ってしまいます。
私は本当にどうしようもないと思います。ルディにはすでに妻が2人います。惚れたところで、私がルディと結ばれる訳がない。ルディは妻を裏切らない。
ルディの妹のアイシャちゃんは、私の気持ちに気づいたみたいですが何も言ってこないので気を遣わせてるみたいで申しわけないです。
せめて、ルディの妻がいないこの時だけは、恋人のように振る舞う私を許してほしいです。
オルステッド様の条件はルディを配下にすること。
七代列強第二位の配下。
ルディは更に手の届かない存在になってしまいました。
仕方がありません。ここから一発逆転なんてあるわけない。
『ルーデウスとロキシーで子供を作れ』
オルステッド様に言い訳を用意されてしまいました。
『妻も了承済みです!』
アイシャちゃんが憂いも無くしてくれました。
後は、私が誘うだけ。
こんな都合のいい話があるんでしょうか。もしかして私はまだ迷宮に居て、死ぬ前の夢を見ているだけなのでしょうか。
これが夢でないことは、熱を持った私の身体が証明しています。私はずるい女です。この後に及んでまだ言い訳を探しているんですから。
でも、仕方ないじゃないですか、私だってルディが好きなんです。チャンスがあるなら、逃したくありません。こんなずるい師匠を許してください。
「ルディ……子作り、しませんか?」
私は凹凸が無い貧相な身体だと自覚があります。
ルディが私に興奮してくれるか、心配していましたが、余計な心配でした。
ルディの物は、とても立派で、長旅でとても溜まっていたみたいです。
ミチミチと私の秘部を押し広げてルディの物が入ってきます。最初は痛いと聞きましたが、好きな人と一緒になれた幸せがそんな痛みを忘れさせてくれました。
私の身体は小さく、中も狭く浅いみたいです。私の奥までルディの物が入りましたが、ルディの物を全部入れてあげることはできませんでした。今後は何か対策を考えないといけませんね。
それでも、ルディは私の狭い秘部を気持ちよく感じてくれていたみたいで、私の中を何度も何度も満たしてくれました。その度に何度も何度もキスをしてくれて、私も何度もお願いしちゃいました。
こんなに幸せなことがあるんですね。
ルディと沢山した後は2人で倒れる様に眠ってしまいました。
朝起きると、ルディが私の裸を見て拝んでいました。
見るのは構いませんが、拝まれるとなんだか恥ずかしいのでやめてほしいです……
ルディの物が、昨日あれだけしたのにまた元気になっていました。昨日沢山出してくれた愛が、まだお腹に残ってますが、子供が出来るには足りないかもしれませんね。
「ルディ、朝ごはん前にいかがですか?」
ルディの首元に噛み付きます。ルディは首が弱いみたいなので、噛むと元気が出ると昨日気付きました。
私はルディに抱えられ、お尻を掴まれて乱暴に奥に突かれる度に、昨日の分が掻き出されてベッドに溢れ落ちていきます。
ルディは私の髪の匂いを嗅ぎながら、ドクドクと新しい赤ちゃんの元を注いでくれました。私もルディの愛を感じながらルディを抱きしめていると、ふと視線を感じました。
扉に目を向けると、朝ごはんで呼びにきたであろうアイシャちゃんが覗いてました。
どうしましょうか………覗きを叱る…………?
昔、私もパウロ様とゼニス様の情事を覗いていた記憶があるので、叱るに叱れませんね。それに、アイシャちゃんには根回しをしてくれていた恩もあります。
ルディが気付かず2回戦に突入しようとしてきたので、受け入れることにしました。
結局ルディは朝から3回戦までやって、ようやく出し切ったみたいです。ベッドには私の中に入りきらなかったルディの愛が溢れてしまっています。これは……昨日今日だけでほんとに子供出来ちゃったかもしれません。
最後までじっくり観戦していたアイシャちゃんとは仲良くなりました。覗きの先輩として、バレない覗き方というのを教えてあげないといけませんからね。