御都合主義魔法世界 作:第三蜃気楼
自慢じゃないが俺はビキニアーマーにはちょっとうるさいんだ。
バーバリアン系によくいるパンツ一丁のマッチョの男とビキニのねーちゃん、あれは「ビキニ」であって「アーマー」じゃないんだよ。
正しいビキニアーマーは「金属製の防具ではあるが防御面積は極めて狭い」というわけのわからん代物になる。普通は胸を守る防具を作るとしたら、ブレストプレートってものができあがる。現実の世界なら。
ファンタジーの世界だとしても「なんでそんなものが存在するのか」という理屈づけは必要だろう。いろんな世界でいろんな理由がこしらえられている。
だが、そうした枷が存在しない世界がある。文学やアニメではなく、ゲームの世界だ。プレートアーマーが防御力50、ビキニアーマーが防御力65という性能だったら本当にそうなっちゃうんだ。俺が来たのがファンタジーの世界じゃなく、ファンタジーRPGの世界で本当によかった。こっちじゃ理屈も現実性もすっとばした事態が平気で起こるからな。主にエッチ方面で。
「で、実物はこうなってんのか……」
俺はそのビキニアーマーを見せてもらってしげしげと眺める。
先にも言ったとおり、アーマーと言うからには鋼の板でできている。だが金属の鎧を素肌で着るのはおかしいから、ビキニアーマーの裏地には柔らかい布地が付いていて肌を保護してくれる。ブラジャーがくっついているようなものだ。
ついでに表側には乳首があたるはずの場所に突起が付いている。確実にそれを想像させる装飾なんだが、冷静に考えてみると鋼板をひん曲げる圧力の乳首なんて嫌だ。
「ふぅ~ん、そんなに面白いのかい?」
ビキニアーマーを外して裏地を見せてくれた女戦士がニヤニヤ笑っている。ビキニアーマーを外している、つまり俺の前で爆乳を晒してるってことだ。それをほっといて鎧だか下着だか分からんものをじろじろ眺めてなにやら考え込んでる男がいたら、そりゃ変な奴を見る目になるのも仕方ないよな。
「そ、その、なかなかこういうの見る機会って無いからさ……」
「そりゃそうだな、《勇者》は男なんだから装備する事なんてない」
女戦士はおかしそうに笑って、俺の頭を抱きしめて爆乳に押しつける。ぼにゅんっ、と柔らかい音がして俺の視界と呼吸を完全に塞いだ。
「ほれほれ、アーマーよりか、こっちのがいいだろ?」
「んんぅぅっ、んむぅっ、んぐぐぐぐ」
俺は暴れてみるが女戦士の方が力が強い。こうやって爆乳で抱きしめるのが女戦士の得意技だ。同じ爆乳でも魔法剣士のお姫様のほうはパイズリで顔面ぶっかけがお好きなんだが、女戦士はそれに関して「なんかもったいねえだろ?どうせ射精すんだったら全部オマンコにしてくれた方がいいんじゃねえのか?」という御意見だ。肉食系。
もちろん窒息させようとしているわけではないので、数秒したらすぐ離してくれた。呼吸が戻ってほっとした俺の目の前に、女戦士の爆乳がどたぷ~~んっと存在を主張している。
そこから顔を起こして見ると、女戦士がニカッと笑い、まるで弟をからかうような表情が俺の視線を迎える。額を中心に防御面積が狭い兜だか冠だか、なんて言えばいいのか困る頭部防具に、長い黒髪が美しい。
強くて頼もしくて、竹を割ったような剛毅な性格。開けっぴろげで距離感が近く、もちろんエッチは大好き。まあ、そういう人じゃなかったらビキニアーマーなんて着ないよな。普通の人格でビキニアーマーなんて着てたらむしろそっちのほうがやばい。
……などと過剰なスキンシップをやっているのは二人きりの個室じゃなくて街から出た草原でだ。周りからは丸見えなんだが、逆に誰も見ている人はいないと分かってのこと。
と思ってたら、人はいなかったがモンスターがいた。人間と同じくらいの大きさの人型生物なのだが、全身に獣のような長い体毛が生え、口には鋭い牙が、両手の指には長い爪が伸びている。
一応人間らしい文明はあるようで下半身にはズボンを履いてる、だが股間は文字通り獣欲をたぎらせた盛り上がり方だ。
「ガルルルッ、ガウウウウ」
「ありゃ、お邪魔虫かい。じゃ、さっさと片付けて続きだよっ、《勇者》!」
女戦士は俺の体を離して立ち上がり、その勢いで爆乳がぷるるるるんっ!と力強く揺れる。左右の手に一振りずつバスタードソード、つまり両手で持ってもおかしくない長剣を構える超攻撃的態勢。攻撃全振り防御丸無視、なにしろオッパイ丸出しでも全く気にする様子が無い。だが俺は駄目だ。
「ち、ちょっと!胸、隠して!」
俺は手に持っていたビキニアーマーを、女戦士の後ろから手を回して素早く装備させる。おっ悪いねえ、と声がかけられ、獣人からはブーイングが飛ぶ。だめだこいつ分かってねえな。
オッパイ丸出しになってたらビキニアーマーじゃねえだろうが!!
心の中の叫びが届いたのか、獣人はたじろいで一歩後ずさる。ちくしょう、なんか可哀想なものを見る目で見やがって。
「アタシの胸が見たいんだったら実力で脱がせてみな!」
女戦士は威勢良く叫んで間合いを詰め、バスタードソードを振りかぶる。右手で、左手で、物凄い腕力で長剣を振るって連続攻撃が獣人を切り裂く……が。
「グアッッッ!」
「ありゃ!?」
獣人には普通の剣ではダメージを与えられないのだ。昨日一緒だった女騎士の「聖なる剣」とか、魔法剣士だったら攻撃魔法で勝てるのだけど、戦士には剣技はあっても魔力は無い。さすがに金属の塊をぶつけられたら獣人ものけぞるが、裂傷は無いからまともなダメージとは言えない。
「ガアアッ!!」
獣人が大きく口を開けて女戦士を襲い、そして噛みついた口を振って引き裂いていく。
「うあああっ!」
たまらず叫ぶ女戦士。獣人が噛み終えた口元には…… ビキニアーマーのブラジャーがあった。食いちぎられた体の肉は見えないし、血飛沫も飛んでないから、本当にただオッパイを見たかっただけなのかこいつ。許せん!せっかくのビキニアーマーを台無しにしやがって!
俺は魔法を唱える。勇者だから魔法だって使えちゃうのだ。専門の魔法使いや魔法剣士にはかなわないけど。
「
俺からの魔法攻撃か、と注意を俺に向けて身構える獣人。しかしその横で、女戦士の持つ二本の剣に魔法の炎が吹き上がる。こうすれば獣人にも攻撃が効くようになるんだ。
「助かるよっ、《勇者》!」
女戦士は二本の長剣を大きく振り上げ、交差するように振り下ろし、丸出しの爆乳がぷるるるるんっ!と揺れる。獣人は最後まで乳揺れに視線を合わせながら×の字に切り裂かれていった。
……ああ、これをビキニアーマーで見たかったのに。
女戦士の下半身は、鎧の前垂れのように金属製のプレートを吊り下げて股間を隠している。戦闘では一応前方への守りはしているけど、四つん這いになったら即エッチ可能というスタイルだ。その内側は残念ながら金属製のビキニアーマーのボトムとは行かず、赤いTバックのパンティーを履いてる。後ろにいたらお尻は丸見えでもう何も履いてないんじゃないかと思えるくらい、下から眺めてもマンコに赤い布が小さく貼り付いてるだけで後は紐しか無い。兜だか冠だかと、ビキニアーマーや前垂れも合わせて身に付けているものは全部赤で揃えられてる。
そんな極小のパンティーを降ろして、俺はバックから女戦士グレーテのマンコにチンポをぶちこんだ。
「おっ♡ んっ♡ おおっ♡ あはっ♡ んんっ♡ くぅぅ~~っ♡」
助けてもらったお礼に、なんて名目で誘われちゃったら俺も応じないわけにいかない。
MP補給とかの理由は無いから単純にエッチ目的なんだよな……。
でも、そんな言い訳になるものが無いぶん、本当にエッチが好きで、楽しんでるんだ。グレーテは。
この体力、このパワーでヤるエッチは凄い勢いと迫力だ。バックが好きなのもグレーテ本人が激しく動けるから。そこで転がっている獣人そのものと比べたって、明らかに一番獣欲を楽しんでるのはグレーテだろ。
「いっ、いいねえっ、《勇者》、アンタ毎回強くなってるよっ、んんっ♡」
強くなってる、って、どう見ても今の戦闘のことじゃないよな?チンポの強さって意味だよな? ま、こっちを褒めてくれるってのも嬉しいけどさ。
「んっ♡ ああっ♡ あくぅっ♡ あっ、あ――――っ♡
いいっ♡ いっくぅぅぅ~~~~~♡♡♡」
どびゅっどびゅっどびゅびゅびゅううう!!!
思いっきり腰を叩き付けてマンコの一番奥に射精してやると、グレーテは気持ち良さそうに背を反らして、それから上半身を地面に突っ伏して余韻に浸る。
「ぁぁ……♡ ぁぁぁ……♡ はーっ……♡ はぁぁ……♡
あー……♡ ぃぃっ……♡ 《勇者》……♡」
四つん這いで上体を地面に突っ伏して、お尻を高く上げた格好。俺がチンポを抜いて腰を離すと、高く上げられたマンコから精液がどびゅるるるぅぅっ……!と噴き出てくる。我ながらよく出したぜ。
「なあ《勇者》、もっともっと強くなっておくれよぉ? そうしたら、もっといろんなことできそうだしさぁ?」
それってさっきみたいな戦闘の連携の話じゃないよな?エッチの話にしか聞こえないけど。
けど、このマンコともっともっとヤれるって、そりゃ強くなる動機にもなるよ。すっげえいいよ、グレーテのマンコ。
俺の精液を大量に垂らすマンコを眺めて、そう思った。