朝の光が薄いカーテンを透かし、静かな室内を柔らかく照らしていた。
「――カケル、起きて? もう朝だよ」
耳元で聞こえる、聞き馴染みのある声。瞼を開けると、そこは女神の鎮座していたあの神秘的で神聖な白い空間ではなく、見慣れた自分の部屋だった。
すぐ目の前には、幼馴染である長内なじみの顔がある。彼女の柔らかい髪の毛がふわりと頬をかすめ、甘い香りが鼻腔をくすぐる。
(……俺、女神様の世界から……元の世界に戻ってきたのか……!?)
夢か現(うつつ)か確かめる余韻すら与えられない。目覚めた瞬間、カケルの視界の右上に血のように禍々しい赤色の数字が激しく明滅していた。
『 00:59 』
『 00:58 』
『 00:57 』
(なっ……!? 目覚めた瞬間からもうタイマーが動き出してやがる……っ!?)
脳内に直接流れ込んでくる『インスタントラバー』の理不尽な理(ことわり)。1分以内に目の前にいる相手を恋人にしなければ爆死する。
「もう、まだ眠そうな顔してる。ほら、早く起きないと遅刻しちゃうよ?」
くすりと微笑むなじみの表情は、どこまでも明るく親しみやすい。毎朝こうして起こしに来て一緒に登校する、幼い頃から当たり前のように続いてきた日常。だが、カケルの胸に焦りと共に溢れ出したのは、何年も抱え続けてきたなじみへの強い情愛だった。
(試練だからやるんじゃない……! 俺は今、ここでなじみを俺の女にするんだ!!)
カケルは布団をはね除けると、勢いよくベッドの横に立ち上がり、彼女の細い肩をしっかりと掴んだ。
『 00:45 』
「カケル? どうしたの、じっと見つめて……顔になにかついてる?」
「なじみ。俺、ずっと言えなかったことがあるんだ」
「え……? カケル……?」
カケルの真剣すぎる眼差しに、なじみは丸い目をパチパチとさせる。
『 00:35 』
「俺、なじみのことが好きなんだ。妹や幼馴染としてじゃない。一人の男として、なじみを愛してる。俺の彼女になってほしい!」
『 00:20 』
一瞬、部屋の中に完全な静寂が訪れた。告白からほんの数秒、1分も経たない圧倒的な速さで、長年続いてきた『幼馴染』の壁が崩れ去る。
なじみは瞬きを忘れ、固まったようにカケルを見つめている。だが次の瞬間、その瞳にポロポロと大きな涙が溢れ出し、真っ赤になった顔に最高の笑顔が咲いた。
『 00:10 』
「嬉しい……! 嬉しいよ、カケル……っ!」
なじみは躊躇うことなくカケルの胸へと飛び込んできた。突進のような抱擁を受け止め、カケルは彼女の華奢な体をぎゅっと抱きしめ返す。
「私ね、ずっと……ずっと待ってたんだよ? カケルが私のこと、女の子として見てくれるのを……」
「なじみ……」
「えへへ、夢じゃないよね? 私、カケルの彼女になれたんだよね? 今、私たち恋人同士になれたんだよね!?」
『 00:03 』
『 00:02 』
ぎりぎりのところで二人の心が完全に重なり合った瞬間——
『 CONDEMNATION CLEARED 』(恋人関係成立、試練達成)
視界の右上でカウントダウンを刻んでいた赤文字が激しい光となって弾け散り、静かに消滅した。
脳内に流れる試練解除の合図とともに、カケルは安堵で背中に冷や汗をかきながらも、腕の中のなじみをより一層強く抱きしめた。
抱きついたまま顔を上げてカケルを見つめるなじみの瞳には、溢れんばかりの純粋な愛おしさと、どこか底知れないほど深い情念が宿っていた。まさに『インスタントラバー』と呼ぶにふさわしい、劇的で超速の恋人成立。
「カケル、これからもずっとずーっと、死ぬまで一緒にいようね♪」
その言葉は甘く、そしてほんの少しだけ背筋が凍るような重みを秘めていた。だが、今のカケルにとってその重さこそが、愛されていることの何よりの証拠だった。
二人でベッドの上に倒れ込む。カケルがなじみの頬を撫でると、彼女はうっとりと目を細め、擦り寄ってきた。
「ねえ、カケル……学校行くの、少し遅くなってもいいよね?」
上目遣いでカケルを見つめるなじみの唇が、期待に震えている。わずか1分足らずで恋人となった二人は、幼馴染という安全な境界線を完全に踏み越え、深い愛の海へと踏み込んでいった――。
柔らかな朝の光がカーテン越しに差し込むカケルの部屋。ついさっきまで幼馴染だった関係は、たった一言の告白で粉々になり、代わりに熱く煮えたぎるような男女の欲望が部屋中を満たしていた。
「カケル……んっ、んぅっ……♡」
カケルがそっと彼女の肩を押すと、なじみは何の抵抗もなくベッドに仰向けになった。恥ずかしそうに視線を逸らしながらも、その手はしっかりとカケルのTシャツの裾を握りしめている。
「いいよ……カケルなら……ぜんぶ……見て……」
その言葉と共に、カケルはゆっくりと自分のTシャツを脱ぎ捨てた。露わになった若い男性のしなやかな体に、なじみが小さく息を飲む音が聞こえた。
「……なじみも……」
カケルがそっと彼女のブラウスのボタンに手をかけると、なじみは僅かに肩を震わせたが、すぐに「うん……」と小さく頷き、その手の動きを受け入れた。一つ、また一つとボタンが外されるたびに、なじみの白い肌と薄いピンクの下着が現れ、甘い匂いがカケルの理性をさらに狂わせていく。
「かわいい……なじみ……」
「やっ……そんなこと言われたら……恥ずかしいよぉ……」
頬を染めて抗議するなじみの口を塞ぐように、カケルは熱く長いキスを落とした。
ちゅぷ……ちゅん……♡ ぬるり……くちゅっ……♡
舌が絡み合う濃厚な水音が、静かな部屋に響き渡る。なじみは必死にカケルの舌の動きについていこうと、自分の舌を懸命に差し出してくる。幼馴染のその健気な様子が堪らなく愛しくて、カケルは貪るように彼女の口内を犯し続けた。
「ぷはっ……♡ はぁ、はぁ……んっ……カケル……すごぃ……」
「なじみ……もっとだ……もっと感じさせてくれ……!」
キスだけでトロンとした顔になっているなじみの下着に手を伸ばし、その隙間から直接彼女の柔らかい胸に触れる。指先がその敏感な頂点に触れた瞬間、なじみの身体がビクリと大きく跳ねた。
「あっ♡ んっ……ひゃぅ……!」
「ここ……弱いのか?」
「うん……んっ♡ カケルに触られたら……なんだか……へんな気持ちになっちゃう……」
くりくり……くにくに……♡ ぴくっ……ぴくぴくっ……♡
指先で優しく摘み上げ、転がすたびに甘い悲鳴が止まらない。涙目でカケルを見上げるなじみの表情は、もはやいつもの明るい幼馴染とは別人だった。カケルはゾクゾクするような支配欲と興奮を覚えながら、彼女の快楽のスイッチを探るように全身への愛撫を開始した。
カケルはなじみの服を丁寧に剥ぎ取り、生まれたままの姿にした。恥ずかしそうに身を捩る彼女の両脚の間に自分の膝を割り込ませ、その中心部へと右手を伸ばす。
ぬるっ……♡
「ひゃぁっ!? そ、そこは……カケル……!」
指先が触れたそこは、驚くほど熱く濡れていた。くちゅくちゅという粘着質な音を立てて割れ目をなぞると、なじみは信じられないと言わんばかりの表情でカケルを見つめる。
「すごいな……なじみ。もうこんなに濡れてる」
「やぁぁ……♡ 言わないでぇ……カケルのこと考えてたら……勝手に……なっちゃうんだよぉ……」
「昔から?」
意地悪く問いかけるカケルに、なじみは顔を真っ赤にしてコクコクと頷いた。
「うん……ずっと……ずっと昔から……カケルとこうなることばかり考えちゃってた……変態さんな私で……ごめんね……?」
その告白が最後の一押しとなり、カケルの理性は完全に吹き飛んだ。指での愛撫を続けながら、なじみの太ももの付け根へと顔を埋めると、そこに優しく吸い付いた。
ちゅっ……ぢゅっ♡ れろれろぉ……♡
「あっ!? ひゃぁあああっ♡ カケル!? そんなとこ舐めちゃ……汚いよぉぉ……!!」
「汚くなんかない……全部……俺だけのものだ……」
「んぅぅっ♡ ダメっ♡ 弱いのにっ♡ カケルの舌っ……当たるたびに……腰が跳ねちゃうぅぅ……♡」
カケルの熱い舌が敏感な箇所を捕らえ、執拗に転がし続ける。同時に、指はぬかるんだ蜜壺の中を掻き回し、膣壁を探るように蠢いた。
くちゅくちゅくちゅっ♡ じゅぽっ……じゅぱぁ……♡
「ん゛っ♡ ん゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ッ!!♡♡ カケルッ……ダメっ……なんか来るっ……!! 壊れるっ……おかしくなっちゃうぅぅっ!!」
なじみは髪を振り乱し、背中を大きく反らせて絶叫した。全身がガクガクと痙攣し、愛液がカケルの指を伝ってシーツに滴り落ちていく。
「あ゛ぁ゛あ゛あ゛―――ッ!!!♡♡♡」
数秒間の硬直の後、なじみはぐったりとベッドに沈み込んだ。大きく胸を上下させながら、焦点の合わない目でカケルを見上げている。
「はぁ……はぁ……♡ すごかったぁ……カケルに……イカされちゃったぁ……♡」
その恍惚とした表情を見ているだけで、カケルの股間ははち切れんばかりに疼き、先端からは透明な蜜が溢れていた。カケルは荒い息を吐きながらズボンと下着を一気に脱ぎ捨てる。
ぼろんっ……!
「……っ!?」
現れたカケルのそそり立つモノの大きさに、なじみは目を見開いて驚愕した。
「か、カケルの……おっきぃ……こんなに大きいの……私の中に入るのかな……?」
「痛いかもしれない……無理だったら言ってくれ」
「ううん、平気……痛くてもいい……カケルの全部……私の中に欲しいの……」
なじみはそう言うと、自らゆっくりと脚を広げ、カケルを受け入れようと指で秘所をそっと広げてみせた。その姿はあまりにも妖艶で、カケルの残りわずかな自制心を木っ端微塵に破壊した。
「なじみ……!」
カケルはゴムを素早く装着し、その猛った亀頭をなじみの濡れそぼった入口に押し当てた。
にゅる……くちゅ……♡
「んっ……♡」
入り口に押し当てられる異物感に、なじみが小さく声を漏らす。
「いくぞ……なじみ……!」
「きて……カケル……」
カケルはなじみの細い腰を両手で掴むと、ゆっくりと、しかし確実に腰を前に押し出した。
ずぶぶぶぶっ……!!♡
「あ゛っ……!! ん゛ぅぅっ……!」
なじみの小さな身体が弓なりになる。破瓜の痛みと異物が侵入してくる圧迫感に顔を歪めながらも、なじみは必死にカケルの腕にしがみつき、声を殺して耐えていた。
「くっ……きっつい……大丈夫か?」
カケルが心配そうに問いかけると、なじみは汗で額に張り付いた髪をそのままに、潤んだ瞳でニコリと微笑んでみせた。
「うん……ちょっと……痛いけど……幸せ……カケルと本当に……ひとつになれたんだなって実感できて……すごく……嬉しい……」
「なじみ……」
その健気な言葉に胸を締め付けられ、カケルはゆっくりと腰を動かし始めた。最初はゆっくりと、慣らすように。なじみの膣内は火傷しそうなほど熱く、狭く、カケルのモノを強烈に締め付けてくる。
ぬぷっ……ぬぷっ……♡ ぱちゅん……ぱちゅん……♡
「んっ♡ んっ♡ はっ♡ カケル……あっ♡ 音がっ……んんっ♡ 変な音……出ちゃう……♡」
「なじみの中……気持ちよすぎる……締め付けが……ヤバい……」
「ほんとっ……? カケルがっ……気持ち良くなってくれてるならっ……あんっ♡ 私……嬉しいっ♡」
カケルの動きに合わせて、なじみの可愛らしい身体がベッドの上でリズミカルに揺れる。徐々に痛みが快感へと変わり始めているのか、なじみの口から漏れる声は甘さを増していった。
腰の打ち付けが少しずつ速く、強くなっていく。結合部から奏でられる水音が大きくなり、二人の興奮を最高潮へと導いていく。
「あっ♡ カケルっ♡ すきぃっ♡ 大好きなのぉっ♡ カケルが私の中でっ……うごいてるぅぅっ♡」
なじみは両手両足でカケルにしがみつき、必死にその愛を叫んでいた。それは普段の明るい幼馴染ではなく、完全に「ひとりの牝」としてカケルを求めるなじみの姿だった。
「俺もだっ……! なじみのこと……めちゃくちゃ好きだっ……! 他の誰にも渡さないっ……一生俺だけのなじみだ……!」
「うんっ♡ 私っ……カケルだけのものだからっ♡ カケルもっ……私だけのものだからねぇっ♡」
愛の言葉を交わし合いながら、二人は快楽の頂点を目指して駆け上がっていく。カケルの腰の動きはもはや我慢の限界を超えており、獣のような荒々しさを見せ始めていた。
ずぽっ♡ ずぷぷっ♡ どちゅんっ♡ どちゅんっ♡
「ひゃぁあっ♡ 強いっ♡ カケルっ……激しすぎるよぉぉっ♡ イクっ♡ またイッちゃうっ♡ カケルと一緒にイキたいのにぃぃっ♡」
「ああっ……俺も……もう出る……! なじみ……受け止めてくれ……!」
「きてっ♡ カケルのっ……ちょうだいっ♡ 全部っ……私の中に……ん゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛――ッ!!♡♡」
なじみが再び絶頂に達し、膣内が激しく収縮した瞬間、カケルもまた限界を迎えた。
どぴゅっ!! びゅるるるるる―――ッ!!!!
コンドーム越しに大量の熱い飛沫がなじみの体内に叩きつけられる。なじみはそれを感じ取ろうとするかのように、最後の最後までカケルの身体にしがみつき続けていた。
「あっ……出てる……カケルの……びくんびくんって……すごい……♡」
カケルがゆっくりとなじみの中から引き抜くと、使用済みのゴムの先端には白く濃密な精液が溜まっていた。
ゴムを外してベッド脇のティッシュに包み捨てると、なじみは息を整えながらその光景を見つめ、どこか寂しそうな、属性の弾けた熱っぽい瞳をカケルに向けてきた。
「カケル……私の中でいっぱい出してくれてありがと……。でもね、ゴム越しじゃなくて……ほんとのカケルの体温、感じたいな……。それに、まだカケルのそこ、元気なままだよ……?」
なじみはそう言うと、自分から四つ立ちになり、カケルの股間に顔を近づけた。先ほど吐き出したばかりで少し柔らかくなりかけていたカケルのモノを、彼女は両手で包み込むと、先端の白く濁った溢れ液をそっと舌先で掬い取った。
「んむ……じゅっ……♡ ん、カケルの匂い……すごく美味しい……♡」
「な、なじみ……!? お前、そんなことまで……」
「カケルを気持ちよくしてあげるためだもん……私、なんでも勉強してきたんだよ……? じゅぽ……じゅるるっ♡ んちゅ……ちゅぱぁ……♡」
小さな口を限界まで大きく開け、カケルの亀頭をまるごと含み込む。温かい口内と、滑らかに動く舌がカケルのペニスを優しく包み込み、根元までゆっくりと呑み込んでいく。
じゅぽっ♡ じゅるるるっ♡ ぐちゅ……ちゅぷっ♡
「うっ……! なじみ……上手すぎる……っ!」
「んぐっ……ふう……じゅるっ♡ カケルが……またこんなにおっきくなってくれた……♡ カケルのカチカチのやつ……私に舐められて気持ちいい……?」
なじみは上目遣いでカケルを見つめながら、舌先でカリの裏側を丁寧に舐め回し、時には陰嚢まで愛おしそうに口腔に含んで吸い上げる。熱烈なお掃除フェラチオを受けるたびに、カケルのモノは先ほど以上の硬さと怒張を取り戻し、びくんびくんと跳ね上がった。
「あぁ……もう完全に立ち直った……すごいよ、なじみ……」
「ふふ……カケルのおちんちん、とっても正直さんだね……♡ ねえ、カケル……次はゴムなしで、生で……私の中にカケルの熱いの、直接ぜんぶちょうだい……? 私、カケルに生の種をいっぱい注がれて、本当の奥さんになりたいの……っ♡」
自分の指で秘所を押し開き、熱く熟し切った愛液を溢れさせながら、なじみは恍惚とした表情で生挿入をねだってきた。その情熱的で重すぎる愛の要求に、カケルの理性を繋ぎ止めていた最後の糸がぶちりと切れた。
カケルはなじみをうつ伏せに寝かせると、彼女の豊満なヒップを高く持ち上げさせた。後ろから両手で細い腰をしっかりと固定し、先ほど舐められて唾液と愛液でドロドロに濡れた己の亀頭を、完全に生の状態のまま入口へ擦り付ける。
「生でいくぞ……なじみ……!」
「うんっ……♡ きて……っ! カケルの生ので……私の中をいっぱいに満たして……っ!!」
ぬちゅ……ずぶぶぶぶっ……!!♡
「あぁぁああああっっ♡♡♡ 生っ……カケルの生が入ってくるぅぅッ!!♡」
ゴム越しとは比べものにならないダイレクトな肌の温もりと肉の硬さが、なじみの狭い膣内を無理やりに押し広げていく。一切の隔たりがない、文字通り肉と肉が直接擦れ合う圧倒的な密着感に、二人は同時に激しい吐息を漏らした。
「はぁあっ……! なじみ……温かすぎる……生の締め付けが……ヤバい……っ!」
「カケルっ♡ カケルの生おちんちん……私の一番奥まで届いてるよぉっ♡ すっごい太くて、あついのっ……ダイレクトに当たって……頭がおかしくなりそうっ♡」
カケルは腰を大きく引き、一気に最奥まで叩きつけた。
どちゅんっ!!♡ ぱちんっ!!♡
「ひゃううんっ!!♡♡ 奥っ……奥のお部屋……カケルの頭がゴンゴン突いてるぅっ♡」
「なじみっ……! なじみっ……!!」
「カケルっ♡ カケルぅっ♡ 後ろから激しく突かれるの……すっごくイイのぉっ♡ 私の身体、カケルの生の形に作り変えられちゃってるよぉっ!!♡」
後ろからの激しい打撃に、なじみの身体は前に押し出されそうになりながらも、必死にベッドのシーツを掴んで耐えていた。ぱちん、ぱちん、と肉と肉が激しくぶつかり合う淫らな音が部屋中に響き渡る。
カケルはなじみの腰を掴んでいた手を伸ばし、彼女の背中を抱きかかえるようにして覆いかぶさると、耳元で愛の言葉を囁きながら、さらにスピードを上げてピストン運動を繰り返した。
「なじみ……俺の奥さんになってくれ……一生俺の側で……俺にだけ抱かれてくれ……!」
「なるっ♡ 私、カケルの奥さんになるぅっ♡ カケル以外の男の人なんて絶対嫌っ……カケルの生の種で……私のお腹の中、カケルでいっぱいに満たしてぇぇっ♡」
狂気的なまでの愛の言葉が二人をさらに高みへと押し上げていく。もはや互いに快楽の限界を通り越し、愛の重さで溺れかけていた。
「あぁぁっ! なじみっ! 出るっ、生で中にいっぱい出ちゃうぞ……っ!!」
「だしてっ♡ なかに出してぇぇっ! カケルの熱いの……私の子宮に直接ぶちまけてぇぇええっ!!♡♡♡」
どっ、どちゅんっ!!♡ じゅぽぽぽっ!!♡
カケルはなじみの最深部に亀頭を力強く押し当て、腰を固直させた。
ドピュッ!! びゅるるるるるっ―――ッ!!!♡♡
「ひゃあぁぁあ゛ぁ゛あ゛ッっっ!!♡♡♡」
ゴムという壁を一切通さず、カケルの灼熱の精液がなじみの最奥へ直接勢いよく叩きつけられる。一発目よりもさらに濃厚で、圧倒的な量の熱い生命の結晶が、なじみの膣内を隙間なく満たしていった。
「あぁ……っ! あつい……っ! カケルの……カケルの生の種がっ……私の中に直接入ってきてるぅぅっ♡ びくびくって……お腹の奥が……あつくて壊れちゃいそう……っ♡♡」
なじみは全身を激しく波打たせ、狂乱のような絶頂に達しながら、カケルの生の射精をひとつ残らず子宮口で受け止めていた。
「はぁ……っ、はぁ……っ、なじみ……っ♡」
「カケル……っ♡ カケル……ありがと……私の中にいっぱい注いでくれて……本当にありがとぉ……♡」
カケルがゆっくりと腰を引き抜くと、結合部から溢れ出した白い愛の痕跡が、なじみの太ももを伝ってシーツへとぽたりぽたりと垂れ落ちていく。完全に力を使い果たした二人は、どちらからともなく重なり合い、倒れ込んだ。
乱れたシーツの上で、二人の荒い息遣いが重なり合っていた。
事後の心地よい徒労感の中、カケルは側で小さく息を整えているなじみを愛おしく思い、その肩を優しく抱き寄せた。なじみは素肌のままカケルの胸に顔をうずめ、幸福感に満ちた溜息をつく。
「ん……カケル……すごくあつかったね……」
「なじみ、大丈夫か? 無理させなかったか?」
「ううん、全然……すごく嬉しかった。カケルと私が、本当の意味でひとつになれたんだなって思ったら……胸がいっぱいになっちゃって」
なじみはカケルの胸元に自分の手を重ね、トクトクと脈打つ鼓動を確かめるように指先を滑らせた。その触れ方はどこまでも愛おしげで、同時にすがりつくような執着を感じさせる。
「カケル……私ね、今すっごく幸せ。ほんの数分前まで普通の幼馴染だったなんて、もう信じられないよ。1分もかからずに私の彼氏になってくれて……そして、こんなに熱く結ばれるなんてね」
「俺もだよ、なじみ。あの1分間で、俺たちの運命は完全に変わったんだ」
「ふふ、本当? 嬉しいな……ねえ、カケル?」
なじみはゆっくりと顔を上げ、カケルの目をじっと見つめた。その瞳は先ほどまでの甘い蕩け具合から一転して、静かで澄み切った、けれど圧倒的な密度の感情を湛えていた。
「私、カケルのことなら何でも知ってるよ? 好きな食べ物も、くせも、弱点も……全部私だけが知ってる」
「なじみ……?」
「だからね、カケルを一番幸せにできるのは私だけなんだよ? たった1分で手に入れたこの関係だけど、一度恋人になっちゃったら、もう絶対手放さないからね。これから先、何があっても……私以外の女の子のこと、見ちゃダメだからね?」
柔らかな声調。怒っているわけでも、脅しているわけでもない。当たり前の事実を語るような、純粋で真っ直ぐな口調だった。だからこそ、その言葉には逆らいがたい絶対的な重みがあった。
「カケルが私を選んでくれて本当に良かった。もし……もしカケルが私を嫌いになったり、どこかに行こうとしたら、私、どうなっちゃうか分からなかったから……」
なじみはカケルの首に細い腕を回し、さらに強く抱きついてきた。
「でも、もう安心だね。カケルは私のものだし、私はカケルのものだもん。1秒で恋に落ちて、1分で恋人になって、そして一生、死ぬまで離してあげないからね……カケル♪」
「ああ、離さないでくれ。俺もなじみを離さない」
カケルがそう答えると、なじみは「えへへ」と愛らしく笑い、カケルの唇に優しく自分の唇を重ねた。重く、甘く、逃げ場のない超速のインスタントラバーとしての誓い。二人は互いの温もりを確かめ合うように、再び深く抱き合い、幸せな余韻へと沈んでいった。