負けヒロインが多すぎる!〜八奈見さんの空腹対策(精液補給)から始まる、文芸部と生徒会の狂信ハーレム〜 作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった
文芸部室での「多角的一括補給」を経て、崩壊寸前だった部内の関係性は奇跡的とも言える平穏を取り戻しつつあった。しかし、最後にして最大の障壁が残されていた。生徒会役員として厳格な規律を重んじる馬剃天愛星さんの存在だ。
放課後、鍵の掛かった生徒会室。
「だ、ダメですっ! 不潔ですっ! 生徒会室でこのような……このような破廉恥な集団交渉なんて、校則違反どころの騒ぎではありませんっ!」
机の角に追い詰められた天愛星さんは、顔を真っ赤にして生徒手帳を胸に抱きしめ、涙目になりながら俺と八奈見さんを牽制していた。
「天愛星さん、落ち着いてほしい。これは破廉恥な行為ではなく、校内の平穏と人間関係の安定度を最大化するための、システム的な統合プロセスなんだ」
「理屈になってませんっ! 温水さんは、私にもそんな……『プロテイン』だなんて怪しいものを注ぎ込むつもりなのですかっ!?」
「天愛星ちゃん、難しく考えなくていいんだよ? 温水君は絶倫なんだよ!」
八奈見さんが制服のブラウスのボタンを緩めながら、まるでベテランのように天愛星さんの肩に優しく手を置く。
「温水君のプロテインはね、直接吸収するとすごくお腹が温かくなって、嫌なこと全部吹き飛んじゃうんだから。生徒会の忙しさも、これで一発解消だよ!」
「な、何を言っているのですか八奈見さんはーっ!?」
混乱が絶頂に達したその時、生徒会室の扉が力なくガラガラと開いた。
「ん~……なんかぁ、生徒会室が……すっごく甘くて、熱い匂いがする……」
ろれつの回らない声と共に現れたのは、志喜屋夢子先輩だった。ぼんやりとした瞳で室内を見回すと、俺と八奈見さん、そして赤面する天愛星さんの姿をジッと見つめ、ゆっくりと歩み寄ってくる。
「志喜屋先輩っ!? た、助けてください、温水先輩たちが不潔な提案を——」
「……温水君の、プロテイン……? 私も……それ、ほしい……。最近、すっごく疲れてるから……補給、して……?」
「ええっ!? 志喜屋先輩まで何を言ってるんですかぁぁっ!?」
志喜屋先輩は迷いなく胸元に倒れ込むと、無防備に制服のスカートをたゆませ、自ら手を自分の腰へと導いてきた。あまりの積極性と脱力感に、天愛星さんが悲鳴を上げる。
さらにそこへ、ガチャリとドアが完全に開き——。
「ちょっと温水ー! 志喜屋を見かけなかったかー? って……え、なにこの状況? なんでみんな服乱してんの?」
担任の甘夏先生が、缶チューハイを片手に踏み込んで来た。
「あ、甘夏先生っ! 助けてくださいっ!」
天愛星さんが藁にもすがる思いで叫ぶ。
しかし、甘夏先生は部屋に満ちる異様な熱気と、取り囲む女子生徒たちの姿、そして八奈見さんの「先生もプロテイン補給していきますか? すっごく効きますよ!」という脳天気な誘い文句を聞くと、一瞬だけ目を見開いた。
「……は? 温水、お前……生徒会室でハーレム作ってんの? ていうかプロテインってなに? 私なんて毎日疲れ果てて栄養不足なのに……生徒だけずるくない!?」
「え、先生……? そこですか!?」
「いいから私にもよこしなさいよ! 理由なんてどうでもいいから、現実逃避させなさいーっ!」
日頃の不満と孤独感が爆発した甘夏先生は、缶チューハイを投げ捨てると、自らスカートを捲り上げて背後に組みついてきた。
「温水君って、部員だけじゃなくて先輩も先生も手を出すなんて……本当、救いようのない『女の敵』だよねー」
八奈見さんが呆れたような、どこか可笑しそうな顔で顔を覗き込んでくる。生徒会の聖域で教師や役員まで巻き込み、怪しげな「補給」を行おうとしている今の立ち位置は、まさに弁明の余地もない『女の敵』そのものだった。
「……言い返せないけど、好きでこんな非常事態に陥ってるわけじゃないんだ……っ!」
「あはっ、温水君……奥まで……プロテイン、いっぱい注いで……?」
「温水、私を放置したら成績下げるわよーっ!」
「ひぃぃぃっ! 不潔です、不潔ですが……私だけ仲間外れは嫌ですっ! 私にも補給してくださいぃぃっ!」
ついに理性のタガが外れた天愛星さんまでもが、涙目で正面からしがみついてくる。
生徒会室という聖域で、八奈見さん、志喜屋先輩、甘夏先生、そして天愛星さんという、立場も年齢も超えた4人の熱い粘膜と体温が、肉体を過剰なまでに包み込んでいく。
生徒会の規律も、教師と生徒の垣根も、すべての社会的制限が快楽と熱量の渦の中に溶けて消えていく。「女の敵」としての運命を受け入れ、全員の最奥へと、学校の平穏を完全に統合するための熱いプロテインを、深く、激しく、残さず解き放っていったのだった。
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