聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
「んっ……」
自分の乳首をイズヴァルトの舌が転がす感覚に、マイヤは意識を高めていた。クリトリスを吸う様に繊細に。それから感覚が鋭い突起の表面を舌でくすぐる。
「イズヴァルト……左側もお願い」
マイヤはもう片方を胸元から出した。こちらも張って大きくなっている。手で触ると驚くほどもっちりしたそれにも、イズヴァルトは顔を埋めた。
しばらくは会えない。たった1週間だが。その短い期間でも苦しい。イズヴァルトが吸い立て、スカートの中に手を入れる。湿った谷間に人差し指の腹をつけた。
マイヤがびくっと震えた。襞門に触れるだけで感じてしまう。イズヴァルトのペニスは硬くなっていた。同じように勃起して欲情している、マイヤの小さな実をくすぐった。
「いじゅばると……」
もっとして。マイヤは服のボタンを外し、スカートの留め具を外した。スカートがはらりと床に落ちると、長い靴下と靴をまとった下半身が顕になる。
「マイヤ。拙者がどれだけ恋しいか、身をもって教えて欲しいでござるよ?」
マイヤはうなずいた。その場でしゃがみ、イズヴァルトのズボンを降ろした。巨大なペニスが現れると、陰嚢から放たれる彼のにおいを嗅ぎ始めた。
そのしぐさにイズヴァルトの欲情が増々高ぶった。皮が反転してあらわになった陰茎の亀頭をマイヤの口に近づけると、彼女は愛おしそうにしゃぶり始めた。
「おお、マイヤ……」
射精への欲は既に限界に来ていた。我慢なんてできない。そう思うと下半身に貫く様な快感を覚えた。マイヤの口の中に精液が飛び込んだ。
生暖かく、滋味深いそれを彼女はごくりと飲み込む。彼女はまたも貪る。亀頭と雁の裏側を舌で愛で、細くやわらかな指で陰嚢を揉みしだく。
「マイヤ。マイヤ……」
茎に舌を這わせ、亀頭の鈴口を唇でいじめていた最中に脈動が激しくなって、またもイズヴァルトは果ててしまった。
「イズヴァルト。おいしいよ?」
マイヤは彼に抱き着いた。大きな乳房を彼に押し当て、抱きしめてほしいとせがんだ。イズヴァルトは彼女を持ち上げた。
マイヤは脚を組んでイズヴァルトに捕まると、濡れて準備を整えきっていたヴァギナと亀頭の先をくっつけた。大きな先端は陰唇を行き来し、クリトリスとつつきあった。
「い、イズヴぁルト!」
切ないよ。欲しいよ。マイヤは腰をイズヴァルトを中まで誘いこんだ。硬く熱いものが彼女の膣奥まで収まる。繋がった2人は息を合わせて動き始めた。
会話はしない。ただただ荒い呼吸をしながら腰の動きをシンクロさせる。つながり馴れていた2人の息はぴったりだった。マイヤが果てるとともにイズヴァルトは彼女の中で頂点に達した。
でも勃起は収まってくれない。イズヴァルトは欲しがって口を半開きにしているマイヤのアナルを指で触った。少し奥まで突き込むと、それはギュッと締まって意思を顕わにした。
「イズヴァルト。しりあなが欲しいって言っているよ?」
イズヴァルトの掌は彼女の尻をまさぐっている。小ぶりなのにとても柔らかい。幼女の頃から触感と柔らかさは変わっていなかった。
「マイヤのお尻につながったら最後、拙者は一晩中離れないでござるよ?」
「うんちのときだけは……おちんちんを抜いてよ?」
イズヴァルトはうなずいた。愛おしがっているヴァギナから離れ、捕らえて離さないと意気込んでいる窄まりにペニスの先端を当てた。
そこをぐりぐり、ぐりぐりと愛でるだけでマイヤは叫んだ。肛門がうっすらと広がると、イズヴァルトのそれを飲み込み始めた。
アナルセックスが始まると同時に、2人はベッドに倒れ込んだ。イズヴァルトは欲しがるそれを巨根で愛で、マイヤを何度も絶頂に導いた。
彼とてもヴァギナに負けない搾取家に何度も飲み込まれた。熱烈な接吻をしながら互いに絶頂を繰り返す。腰が動けなくなった時には夜になっていた。
「イズヴァルト……」
マイヤは今もまだ尻の中に硬くなったまま収まっているペニスを感じながら、イズヴァルトにささやいた。
「今日は何故か、とてもやりすぎちゃったね?」
「拙者もそう思ったでござる。でもちんちんが、何故かマイヤと仲良くしたいとせがんでいるのでござるよ?」
たまたまこうなったのだろうとイズヴァルトは思った。けれどもこれは彼の本能が悟っていたのかもしれない。これから長い間、マイヤとは離れ離れになってしまうに違いないと。
□ □ □ □ □
翌朝。イズヴァルトは『覇王の剣』を持ってコーヅケーニッヒを発った。彼と同行するのは魔法騎士ではない。王都防衛団から選抜された12人の下級騎士達だ。
コーヅケーニッヒから東の終着駅のマーツザーカの街へ。そこから馬に乗って100キロ先のアノーヅへと向かう。
アノーヅは漁港以外何もない。しかし数百年後にはトーバコフを抜いてイーガで一番繁栄する貿易港となった。もともとが良港だったのである。
しかしイズヴァルトの時代はただの辺鄙な田舎港。そう遠くない未来に彼に最も近い人物が目を付け、港湾都市の計画を立てるのだがそれを予見出来る者はどこにもいなかった。
「アノーヅはどんなところでござろう、指揮官殿?」
イズヴァルトは横に並ぶ応援部隊の隊長に問いかけた。
「とてものどかな漁村です。しかしそんなところにどうして魔物が現れたのだろう?」
「魔竜のやつめがきっと、嫌がらせで差し向けたに違いないでござる」
「あのサイカノマゴイチがイーガにですか? 心外ですなあ……」
イーガはアカサカチハヤの魔竜と、対決する姿勢を取らなかった。あんな絶対攻略不可能な相手にわざわざ歯向かわなくても良い。イキリ倒しているホーデンエーネンの醜態を生暖かい目で見てやろう。
「この前の魔竜戦役で、我が国の製品が多く使われたからでしょうかね?」
「たぶんそうでござる。敵を黙らせるならまずは物資の供給元から潰せ、と師のライナー=イナトミッテンフェルト副団長どのはおっしゃっていたでござるよ」
「つまりは戦略的攻撃をですか……魔竜もそろそろ堪忍袋の緒が切れたんでしょうかね?」
夜更けになった。アノーヅまであと50キロのところで宿泊する事になった。就寝前である。イズヴァルトが宿屋の食堂で急に倒れ、苦しそうにもがき始めた。
「イズヴァルト君!」
助け起こした兵士達は、彼の身体がものすごく熱いのを知って驚いた。
「ひどい熱だ! どうして今まで黙っていたんだ!」
「い、いや……急にこうなってしまったでござる……」
イズヴァルトはそのまま意識を失った。口々に、これからどうするかを言い合う兵士達に、指揮官は「ホーデンエーネンからの客人を第一に考えよう」と呼びかけた。
「まずはイズヴァルト殿の治療が先だ! このあたりに医者はいないか方々をまわれ!」
しばらくしてこの宿場で開業している医者がやって来た。
「この少年を診て欲しい。ホーデンエーネンからの大事なお客人だ」
「どれどれ……ふむふむ……いやはや……」
年老いた医者は魔道の医術を学んでいた。大層残念そうに、「これはだめかもしれんね」と呟いた。
なにゆえか?」
「よくわからん、変な悪い病気が身体中にまわっているようじゃ」
「是非ともそこを、なんとか……」
「今すぐ王都に戻って、優れた医師に見て貰わねばならぬな。シュタイナー医療魔道伯あたりの、優れた……」
いいや無理だ。今からだと間に合わないかもしれない。ベッドに寝かされたイズヴァルトが急に咳き込み始めた。肺を痛めたものが放つ、よろしくないにおいと音がする咳だった。
「治せるか?」
「儂には無理じゃよ。どんな種類の病気かわからぬ。労咳ならまだ治せるが、他のものとなると詳しく調べねばなるまいて」
咳が激しくなり、今度は血を吐き始めた。これはいかん。老医者が叫んだ。吐血と咳を繰り返しては身が持たない。
「儂では駄目じゃ。手は尽くすが命はどうにもならんよ……」
「そ、そんな……」
指揮官や兵士たちは困惑した。イズヴァルトが死んでしまうとは信じられなかった。『プレセペの死に至る病』の毒いよいよ、彼の全身を巡りつつあった。
あと2日か3日の命だ。そう断じた老医師だが、「……しかし」とつぶやいて涙をこぼす指揮官達に呼びかけた。
「東の村にすぐ行け。カントニアのエルフどもが滞在していると聞いておる」
「エルフですか? なんでまたこんなところに?」
「なんでもこのあたりの長達に頼まれたそうじゃ。東の端のアノーヅの村までもな」
なんでも、このあたりの少年達の家で治療をしに回っているらしいとその医者は兵士達に告げた。
□ □ □ □ □
イズヴァルトが病に倒れた村の隣にある町。その中のとある家を彼女は訪れていた。真っ白な肌と尖った耳。銀色の長い髪を伸ばしたエルフだ。
彼女はテーブルの上に寝かされた7歳ぐらいの男の子のズボンを脱がすと、おちんちんの回りに消毒薬を塗って美しい指で皮を剥いた。
「おまん、随分と剥きなれているズラな?」
天女の様に、と形容される様な美しい声だ。高音も心地よければ低音もはっきりと響く。少年は恥ずかしそうに己のペニスの皮を剥き、中の亀頭を消毒薬で洗う女の顔を見ていた。
とても美しい人だ。いいや、この世の者とは思えないぐらい。細面に長いまつ毛。作り物の顔にも思えるぐらいに端正なのに、顔つきは生き生きとしていた。
「では、おっぱじめるズラよ?」
男の子はこくりとうなずいた。途端に眠気を覚え、寝息を立て始める。女エルフは深い眠りに誘う魔法をかけたからだ。
彼女はもう一度印を切る。男の子のペニスの皮を伸ばしたり亀頭を露出させたりを繰り返して伸びきらせると小刀を動かした。
あっという間だった。傷口に特製の傷薬を塗りつけ、治療の魔法を施すと傷口はすぐに塞がった。少年はそこで目を覚ました。
「明後日まではちんこをいじくるのはよすズラ。おったたせると引きつる感覚が来るだろうけど、それもしばらく我慢するズラ」
「ありがとう。イナンナのおねえちゃん」
「おねえちゃんは買いかぶりずら。おばちゃんでええズラよ?」
イナンナと呼ばれた女エルフは家を出た。外では小麦肌の銀髪のエルフが2人と、彼女と同じ白い肌だがいささか肌色に近い2人が待っていた。
「オクタヴィアさん。この家は終わったズラよ。そっちは?」
「よくねえ下痢をしていたばあさんに胃薬を与えたし、イナンナさんに教えられた通りに乳房の悪いできもので苦しんでいた娘っこから病魔をとりのぞいてやったずら」
ついでに包茎手術を1件と、童貞であることを苦しんでいる25歳の独り者をみんなで楽しませてやった。ありゃあなかなかにでかいナニをしていたずらよ。1時間に6回もいくなんて、たいしたきんたまずら。
「この街の仕事はおしまいずら。明日は西の隣村だったずらか?」
「ほうズラ。包茎手術が7件。がきんちょに筆おろしが10件あるズラ」
「……こっちじゃエルフとおまんこをしても、童貞卒業に数えないらしいずらな? 空しいもんずらよ」
オクタヴィアは自分が幼い頃、ムサシノ帝国の貴族の少年達に『筆おろし専用』として数千人以上もハメ倒した事をしゃべり始める。
「またまた始まったズラな……オクタヴィアさん。おまん、まだばあさんみたいな歳じゃないズラよ?」
「ふん。やかましいずら。3700年も生きてたらばばあくさくなるもんずらよ?」
オクタヴィアはくすっと笑う。イナンナは今夜泊めてくれる町長の屋敷に戻ろうと呼びかけた。ちょうどその時である。町長の使いが馬を走らせてこちらへやって来たのは。