聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
間男マルカスの絶倫巨根に膣内をマッサージされ、白目を剥いて「お” お” お” っ……!」と声を上げる幼き妻を見たヒッターチのシゲニウス皇子であった。
もしやマルカスを切り捨てるのかとイズヴァルトは恐れたが、呆然として立っていたシゲニウスの腰のあたりが、びくっ、びくっと震えて驚いた。
ぷうんと、栗の花の様なにおいがシゲニウスの股間から漂い始めた。もしや、と思って近づいてみると、彼は至極蕩けた顔をして、小声でこうぼやいていた。
「ほ、ホージュリア♥ 尊い……♥」
「し、シゲニウスどの! なんとみっともない顔をされているでござるか!」
イズヴァルトの声でようやくマルカスが気づいた。誰だとイズヴァルトに聞き、ホージュリアの夫だと答えられるとすぐにペニスを引き抜き、その場で平伏した。
「あ、貴方様がヒッターチの皇太子様だったとは! 大変ご無礼を致しました!」
「あ。いやよい。続けてくれ」
「へ?」
「ホージュリアを楽しませてあげなさいと言っているのだ、マルカス=サダルファス!」
怒鳴りつけたシゲニウスは、快感の余韻で頭が阿呆になり、事情を読み込めぬまま脚を広げて寝転んでいるホージュリアに呼びかけた。
「ただいま、ホージュリア♥」
「はへ……? このこえ、しぇのきみでしゅか?」
「そうだよ、ホージュリア♥」
「あへへへ……シゲニウスしゃま……」
「いいんだよ♥ さあ、僕にきみのとっても可愛い姿を楽しませてくれ……マルカス!」
栄光あるツックバー皇太子妃に貴殿のちんちんを献上せよ。シゲニウスの顔はだらけていたが、声は雷鳴そのものであった。
ひええ、とマルカスが恐縮したままでいると、シゲニウスはとうとう剣を抜いて暴れ始めた。
「萎えさせるな! おっ立たせてホージュリアを喜ばせろ! 男一匹、皇子一匹の願いを聞いてくれないのか、貴様!」
「はえええっ!」
膣の中に放たれた精液のにおいがぷんぷんと漂う尻と股をくねくねさせながら、ホージュリアはマルカスを求めた。
マルカスはごしごしと縮んだ己を奮い立たせると、ホージュリアのぬるんだ陰裂に再び入り込んだ。
「お” お” お” っ……! ちつがーっ!」
「えへ。えへへ。皇子さま。俺はどこまで腰を振っておけばいいんですかね?」
「僕とホージュリアが満足するまでだ。ふむ。尻をペチペチとたたいてみせてくれ」
「こ、こうですかい?」
マルカスは腰を振りながら、ホージュリアのぷるんとした尻を叩き始めた。「お” ふ” っ!」と叫びホージュリアはおしっこをこぼしてしまう。
シゲニウスはホージュリアに近づき、快楽に悶て背骨がくねくね動くのを見て前かがみになった。再び彼の股間から、ぷううんと銀杏みたいなにおいが漂った。
「いい♥ ホージュリア。かわいいよ♥ みっともないぐらいにだ♥」
「お” お” お” っ……! えひぇひぇひぇ……」
「あ、あのう、シゲニウスどの?」
「勇ましいきみがちんぽに狂って悶える姿、何よりも愛おしく見えるんだ♥」
「しょ、しょうでしゅか?」
「おい、マルカス。貴様。腰を止めるな。それから尻穴を広げて見せてくれないか?」
皇子の名刀の切っ先の様な視線を向けられ、マルカスは禿頭に冷や汗をかきながらしてみせた。
ホージュリアのややすみれ色気味な尻穴が、膣肉をこねられるたびに、きゅっ、と絞ったり開いたりとせわしなく動いていた。
「かわいい♥ その一言に尽きる……うぐ」
またもシゲニウスは前かがみに。どうも射精をしてしまっている様だった。イズヴァルトがとうとうしびれを切らして尋ね始めた。
「シゲニウスどの。奥方さまが浮気をされているところをなにゆえ、ご覧になっているのでござるか?」
「わからないのか! あの男勝りで凛々しいホージュリアが、こんなにもかわいい姿を見せているのだ! 夢中にならずになんと答えればいい!」
凡庸な者にはわからぬだろう。寝取られや寝取らせがどれだけ強く心を殴り、嫉妬心を掻き立てて愛情を高ぶらせるのだろうかと。
だが、シゲニウスの目の前にいるこの男は、ホーデンエーネンきっての『大精液便器幼女』をかつて側に置いた、紛うことなき性の英傑である。
「ホーデンエーネンのイズヴァルト! きみならわかるはずだ! 恋人のマイヤ=カモセンブルグを幼い頃から飢えたならず者たちに輪姦せしめ、寝取られを楽しんだというではないか!」
ヒッターチにも出回っている映像水晶には、幼いマイヤがイズヴァルト以外の男にフェラチオをするところが映っているのだぞ。イズヴァルトはきっぱりと否定した。
「違う! 断じて違うでござる! それはマイヤの趣味でござる!」
「何が違うのだ?」
「マイヤは『ざあめんみるく』をたくさん飲むと、身体が元気になる体質の持ち主でござった! 拙者と出会う前からたくさんの殿方のちんちんにしゃぶりつき、精液をごくごくと飲んで育ったのでござる!」
それと、寝取られは嫌だが寝取らせは自分も好んでいる。イズヴァルトが答えるとシゲニウスは目を輝かせた。
「……ここに、私と同じ趣味を持つ男がいたとは。あはは! これは快なり!」
シゲニウスはイズヴァルトに近づいて握手を求めた。マルカスの困りきった顔を見て、ホージュリアの喘ぎ声を聞きながらイズヴァルトは手を握った。
「ホーデンエーネンのイズヴァルト。これから僕ときみは、友だ」
「あ、いえ、そのう……」
「あはは。気にするな!」
「なれば、寝取らせた後は御みずからが慈しむ、というのが寝取らせの流儀でござるが、マルカスどのはいかが致そう?」
いらぬ。シゲニウスはきっぱりと答えた。もう3回も射精したから僕は満足だ。何よりももう、出せるものが出せない。
「そ、それはいささか淡白に過ぎるでござらぬか?」
「そう、僕は淡白だ。これも見てみろ」
シゲニウスは騎馬ズボンを脱ぎ、前をはだけた。精液まみれの、あまりご立派とは言えない陰茎と陰嚢がちょこんとしぼみきってしまっていた。
「おろろろ……」
「大事無い。僕は前世でもこうだった! 前世の生とあわせて40と余年。すっかり慣れたさ!」
「ぜ、前世でござるか? まさかシゲニウスどのは、転生人でござったか?」
然り。シゲニウスはうなずいた。このヒッターチの若き狼こそ、前世の記憶を持つ転生者のうち1人であった。
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ホージュリアがイキ狂って失神し、マルカスが疲労困憊して床で倒れているのを尻目に、シゲニウスはイズヴァルト達に前世を語った。
「前世の僕は、『だいにっぽんていこく』の陸軍将校だった」
「なんと! その国はマイヤが前世に住んでいた国でござったぞ!」
「なに! マイヤ=カモセンブルグもか! え? 1963年生まれ? 僕が死んだ20年ぐらい後の人じゃないか。その時代だと『帝国』ではなかったはずだ……」
イズヴァルトはマイヤの前世の『にっぽん』は、そこそこ豊かで平和な国だったらしいと語った。シゲニウスは眉間に強くシワを作ってうなずいた。
「前世の『帝国』が戦争に負け、『陛下』が現人神の座を逐われたことも知っている。僕達の企てが成功していれば……」
「どういうことでござる?」
「僕は計画に加担していたのだ。戦端を開いていた『ちゅうごく』と和平を結び、『あめりか』や『いぎりす』とも国交を回復させる派閥の一員だったのだよ」
シゲニウスは前世、『かんとうぐん』という軍団の講和派に属し尽力した。しかし『そびえと』という大国の息がかかった人物に妨害され、和平工作が露呈してしまった。
ついには秘密裏に処刑された。芸者上がりの妻と幼い子供たちを遺して。30手前だったのにあまりにも悲惨な生涯の閉じ方であった。
「『とくむきかん』と、あいつさえ! あの『ちゅうきょう』と『そびえと』の息がかかったあの女狐さえいなければ、『だいにっぽんていこく』は!」
「だ、だれでござるか?」
「その人物こそが『ふじもとみねこ』だ! あろうことか、この世界に生まれ変わってたとはな!」
シゲニウスは突然剣を抜き、あたりの調度品を切りつけて暴れ始めた。カーテンを切り裂き、花瓶をぶち壊してタンスのあちこちに刀傷をつけると、シゲニウスはようやく落ち着きを取り戻した。
「ぜええ……」
「し、シゲニウスどの。そんなに憎い人物がこの世界に生まれ変わっていた、とおっしゃられたでござるが?」
「キンキ大陸の東のほうでは有名人だと思ったのだが? 『ふじもとみねこ』の生まれ変わりは、半年ほど前、密使として僕の国に現れた」
小柄だがとても美しく、魅力的な女性であることは確かだった。短槍使いで魔法戦士としてもキンキ大陸はおろか、カントニアでも凄腕として認められるだろう。
その女はとんでもない土産話を持ってきた。コーガ王国はその地下に、ムサシノ帝国時代の超魔法科学兵器を隠し持っているらしい。その他の遺跡でも発掘が開始されたという。
「超兵器! なんだかわくわくする響きでござるな!」
「『ふじもとみねこ』の生まれ変わりは僕にこう忠告したさ。『げんばく』の二の舞みたいな事になりたくなければさっさとコーガを攻め滅ぼせ。発掘を進めているコーガの『大御所』とヌマタラシュクの野望を打ち砕け、とね!」
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シゲニウスの言う通りであった。この時コーガの城の地下では、古代ムサシノ文明にあった魔法超兵器の発掘・再現作業が進められていた。
性器から1年中臭い膿を垂れ流させる性病噴霧器に下痢ばかりが続くようになる毒薬。必ず雷雨を起こす気象兵器にけたたましい爆音で耳の鼓膜を破る爆弾。
しかしどれも経年劣化がひどく、発掘して修理をしてももとの威力を得ることは無かった。
けれども、である。この発掘作業を裏で進めていたヘファイスティオン=キツレティスは、ある兵器の発掘を求めていた。
幾つもの旋回機をつけた大空を飛ぶ船である『
この時、発掘作業は8割程度まで進んでいた。空船は絶望的だった。どうやら何もかもが木造だったらしく、動力炉も朽ち果てた姿で現れた。
空船の設計図はもう無い。これに関してヘファイスティオンは絶望的だと諦めた。
しかしもう1つ。魔道要塞は見つけ出して掘り出すことができた。コーガ王国の都の東にある荒れ地の中に、土に埋まっていたのがそれだ。
掘った地面に足場が組まれ、ヌマタラシュクのエルフ達の手で外壁の修復がなされているのを見学しながら、彼は横に居た金髪の女に呼びかけた。
「大昔の書物によれば、だ」
高さ100メートル、幅100メートルのこの要塞だが、1キロメートル上の空を飛び、時速200キロ程度で動くことができたという。
「サガミニアのエルフが得意とする『紫電砲』の100倍の威力を持つ電撃砲を、4基も実装していると聞いたが……」
「さて、1000年以上も前のものが、そう簡単に動いてくれるものなのでしょうかねぇ?」
女は身長が155程度。小柄で細身だ。金髪でとても美しい顔貌をしていた。旅人がまとうマントを肩にかけ、護身用の革鎧と手甲につけて短槍を背負っていた。
「そりゃわからんよ。ヌマタラシュクのエルフたちが動力炉に魔力を注ぎ込めば、浮くかもしれないし浮かないかもしれない」
「全ては発掘が終わった後にわかる、ということでございますかねぇ?」
その女はえへらと笑った。みっともない笑い方だが美しさを損なう物ではなかった。この女こそがヘファイスティオンに、コーガの地中に古代兵器が埋まっていると教えた張本人だった。
「期待はせん。が、こんな労苦をやらせたからには、それ相応に働いて欲しいところだがな?」
コーガの『大御所』が後ろを振り向いて女を見上げる。さて、この女は一体何者であったのか?
その続きについてはまた、次回にて。