聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
ふえええん、と泣きながら、マイヤはイズヴァルトに抱き着いた。彼女の尻は川の冷たい水ですっかり清められている。ばかばかばか、と彼の胸を叩いて詰り倒した。
「止めたのにどうして行っちゃうの! イズヴァルトさんが殺されたら私、後を追うかもしれなかったのよ!」
「それはだめでござるよ、マイヤどの。貴殿は立派な学者さんとなり大学を建てる夢を叶えるのを優先するでござる」
「そうじゃないよ! そういう意味じゃなくって!」
上手く言葉が見つからない。いいや、こうして泣きながら甘える事が何よりの意志表示だとマイヤは思っていた。イズヴルトとヴィクトリアも察し、彼女の頭を撫でながら謝罪した。
マイヤの気がいくらか和らいだ。気づけばすでに夕闇が迫って、あたりは暗くなっていた。ヴィクトリアは逃げて行った武者達の荷物から藁と火付け石と携帯食を取り出し、明かりをともして子供達に分け与えた。
「ここから徒歩で帰るのでござるな。幾日かかるのでござろうか」
「まあ、あの感じじゃ奴さんたちの襲撃は無さそうだけどね。しかし……」
わたし、疲れちゃった。寝言とクンニリングスの最中でしか聞いたことがないか弱げな声で、ヴィクトリアはそう漏らした。蓮っ葉で男勝りなしゃべり方のは、もともとの本性ではなかったことを暗に示していた。
「ヴィクトリアさん?」
「いいの……もうこれでいい。うん。あきらめる事にした」
「何を、でござるかヴィクトリアどの?」
イズヴァルトとマイヤは女戦士の表情から、傷だらけの顔にそぐわぬその年頃のたおやかな女の顔になったヴィクトリアをのぞきこんで尋ねる。彼女は力なく笑いながらこう答えた。
「イズヴァルト、マイヤ。わたしがイーズモーの覇王の子孫と同時に、姫騎士エリザベスの末裔だと、聞いていてわかったよね?」
2人はうなずいた。ヴィクトリアはシャツの胸元のボタンを空け、豊かな谷間を見せた後にかけていた純金のメダルを取り外した。二本の剣を持つ獅子の紋章を刻んだものだ。
「物知りなマイヤちゃん。このメダルの紋章は、イーズモーの旧王朝のものかしら……」
「ではありません。旧ヒッジランド王国の紋章です。アルグレイブ朝のはこういうものでした」
マイヤは紋章の書で語る。暗黒卿のそれは左手に持った剣を高々と掲げ、それに蛇をまとわす、トーガを身にまとった女エルフが、アルグレイブ家の守護獣である狼を従えるという図柄の紋章であると。
「その紋章の意味はこうです。我が母は伝説のそのまた伝説である、龍の剣を守るエルフの巫女。彼女なくして我らが栄光と繁栄は無し。覇王の世は訪れぬ……」
「そう。それが暗黒卿が紋章に込めた意味よ。そちらの祖先の時代は……」
今から300年、いや、400年近く前。覇王ツネーヒ=アルグレイブは、時のイーズモー王と彼が妾にしたエルフとの間の子。しかし流浪の女エルフが母の彼には数多くいる兄弟姉妹とは違い、何ら後ろ盾が無かった。
生まれてすぐに父が死んだ。即位した一番上の兄によって、彼は王族の中でも最下級の地位に落とされた。貧しい畑しか無い寒村だけを領地を得たが、自分も畑仕事をしなければ生きていけなかった。
馬小屋で寝起きする様な貧しい暮らしを続けるさ中、彼は自分の境遇に嫌気を催して領地を捨てた。冒険者として、天性の優れた魔法戦士として旅をしてまわった。
危険な冒険で世界の奥深くに眠る様々な財宝を得て、仲間や富を得た彼は決起して兄弟達を打倒し、王冠を手にした。その後は絶え間ない征服戦争を繰り返し、サイゴークの過半を治める覇王となった。
「ヒッジランドはツネーヒの征服作戦に最後まで抗った国のうち1つ。わたしのもう1人の祖、エリザベス=ウラスコーが姫の身で武将となってツネーヒを撃退し続けたの」
そのエリザベスもまた優秀な魔法戦士。しかも『姫竜の牙』と言い伝えられている魔剣を手にしていた。勇敢なドワーフ達も味方となり、国土の大半を失ってもなお暗黒卿と互角した。
しかしある戦いでとうとう、エリザベスは暗黒卿に捕まってしまった。虜囚となった間に覇王の悪魔的な魅力に取りつかれ、犯さつつも恋心を抱き、祖国を滅ぼされた恨みを抱きながらも彼との間の子供達に乳を与えて育んだ。
姫騎士エリザベス。講談でも歴史書にも、ツネーヒの後半生において一番最愛の側室であったと記されている。エリザベスもまたわだかまりを覚えつつツネーヒを愛した。彼の子を産みヒッジランドの各地の領主として育てた。
「でもね。ツネーヒとエリザベスは人生の最後に、とんでもない間違いを犯してしまったの。老いてもなお強かった2人はとうとうサイゴークだけでなく、このキンキ大陸にも手を伸ばそうと考えてしまった」
いや。栄華を極めてそれに飽いた夫妻は、華々しい最期を遂げてみたいという甘美な死の欲求に囚われてしまった。魔竜と戦い散るという、歴史に名を遺す行いがそれであった。
暗黒卿とその妻は、選びに選んだ精鋭達を供にしてキンキ大陸へと渡った。そうして念願たる魔竜と戦って散華した。
その後サイゴークでは暗黒卿の一族による支配力が弱まった。覇王がいなくなった王家を滅ぼそうと各地で火の手があがった。アルグレイブ本流は王都での長い籠城戦の後に行方知れずとなり、ヒッジランドのエリザベスの子供達は殆どが、ことごとく討ち滅ぼされた。
ヴィクトリアの先祖はその最後の生き残り。旧王国発祥の地であるウラスコーに閉じ込められ、ひっそりと暮して血を繋いできたのだ。
「ヴィヤーサとロシェはね。実は暗黒卿の最後の戦いの見届け役だったの。元々はエリザベスに組する者たち。イワッミーのドワーフ達のお友達だったのよ」
そうだったでござるか、とイズヴァルトはうめいた。ヴィヤーサとロシェは亡きエリザベスの部下として、ツネーヒと戦った者達だった。主君に近しい女の最期を見届けた後、彼等は故郷へと戻った。
それから数百年のち。エリザベスの末裔であるヴィクトリアは、ある人物のつてを頼って2人を呼び寄せた。その人物の名は語らなかったが、ヒッジランド王家の祖からの守り神そのものであると彼女は告げた。
「わたしが家を再興したいと無理を言ったからついてきてくれたんだけど……結局魔竜に一太刀も浴びせられなかったし、イズヴァルトくんには無様さを見せるだけしか出来なかった」
「そんなことは無いでござるよ、ヴィクトリアどの!」
「ううん。もういいの。わたしはこの戦いの旅を最後の機会だと思っていたから。ここで魔竜に1度でも傷を負わせればこの国でお家を再興してみせる。でもそれが駄目だったら……」
お家の栄光を取り戻すのをあきらめ、女として母親として、ひっそりと暮らして残りの人生を過ごしたい。古傷だらけの顔におだやかな淑女の表情を漂わせながら彼女は、そっとイズヴァルトの手を取った。
「イズヴァルトくん。わたしはあなたに託したい。あなたの様な恵まれた才能を持つ子にこそ、先祖伝来の剣の真の持ち主になると思っているの」
いいや。そうではない。彼女はこうささやいた。わたしをお母さんにして。マイヤは胸が熱くなり苦しさを覚えた。
「……でも、それって!」
「聖騎士団の入団はあきらめる。その代わりイズヴァルトくんのおよめさん……15歳年上は駄目すぎるか。せめて、お妾さんとなって子供たちを産みたいの」
『覇王の剣』と『姫騎士の剣』という秘宝の中の秘宝。それと、ヒッジランド旧王家の後継者の名とこのペンダントをイズヴァルトに託したい。その代わりにイズヴァルトの子を何人か、エリザベスの末裔という意味で産みたいのだと彼女はねだった。
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いずれは自分がイズヴァルトの。マイヤはそう願いながら2人が裸になって冷たい川の水で身を清めるのを見届ける。そのイズヴァルトは照明石で照らされるヴィクトリアの美しい肢体を見て胸が高鳴っていた。
身体の汗を流した後は焚火にあたって身体を温める、と約束していたが、川からあがってすぐに少年は、これから己の子を宿そうとする女性に抱き着いた。
「ひゃあ。い、イズヴァルトくん……?」
そんなに焦らないで、とヴィクトリアはなだめる。しかしイズヴァルトの身体は既に準備が整っていた。
「どこから始めるでござるか?」
「身体が冷たいままなのはどうかと思うけど。せめて……わたしのあそこをうるわせて?」
ヴィクトリアは彼の手を取って自分の茂みにあてがわせた。少年はいつでも入れたがっていたけれど、中をよく潤おわないと子供ができにくい、とヴィクトリアが返したので従う事にした。
大きな胸をつけた女は、武者達が衣服を脱ぎ捨てて行ったものを集めたそこに横たわった。大きく脚を広げてイズヴァルトの口と舌とを受け入れようとする。
陰核と小陰唇から誘うようなにおいが漂っていた。イズヴァルトはそこに舌を這わせ、蜜をとろけ出させた。ヴィクトリアは優しい愛撫に悶え、鍛え抜かれた肢体をくねらせた。
彼女の上半身で最も柔らかい豊かな胸が揺れる。彼女はイズヴァルトに呼び掛けた。
「わたしとさかさまになった格好で乗ってきて?」
「こ、こうでござるか?」
ヴィクトリアの上にイズヴァルトは乗る。彼女は尻を持ち上げて舐めやすいように態勢を整えた。彼女の眼前にはイズヴァルトの勃起したペニスと豊かな重さを持つふぐりがあった。
舐められる快感に酔いしれながら、ヴィクトリアは勃起するイズヴァルトのペニスを谷間で挟み、包み込んだ。鍛え上げられた腕や腹に比して柔らかいそこは、ペニスを優しく押し包んだ。
ヴィクトリアは谷間でペニスを挟みこむ。イズヴァルトは自然、腰を振り始めてしまう。彼の陰嚢の付け根はいらいらしっ放しで、すぐにでも放ちたいという欲求でいっぱいだった。
もうすぐに限界が来そうだ、とそれを見たマイヤが告げると、ヴィクトリアは口唇愛撫はもうそれでいいと呼びかけた。
「イズヴァルトくんのを、わたしにちょうだい……」
イズヴァルトは身体の向きを変え、ヴィクトリアの両脚に割って入った。勃起したペニスを濡れ切ったヴァギナがすんなりと受け入れる。そして驚くほど深く彼のそれを進みこませた。
締りが良いのもさることながら、とても肉づきが良くて柔らかい。膣は精を得ようとからめとって来た。少しだけ腰を引くとあまりの気持ちよさに彼は悲鳴をあげてしまった。
「こ、こんなに気持ちよいとすぐに放ってしまうでござる!」
「それでもいいよ。イズヴァルトくんのあかちゃんが欲しいんだから、わたしは」
ちょうだい。マイヤちゃんに沢山飲ませているあれを、わたしの子宮に。子供を育む部屋に。ヴィクトリアが腰を引き締め、彼に抱き着くとイズヴァルトは放出欲をいよいよ増してしまった。
密着し押し包むように抱きつかれた状態で腰を押し引きする。その最初の終わりはすぐに訪れた。
「うう。ううう。うううううっ!」
奥深く突き入れたところでイズヴァルトのペニスは激しく脈を打ち、ヴィクトリアの胎内に沢山注ぎ込んだ。それでも2人は止まらない。
ヴィクトリアは熱くたぎる大きなペニスと子供を欲する気持ちが。イズヴァルトのほうはあの村娘よりも豊かな腰の奥の感触のせいで抑えがきかなくなっていたのだ。
見届け人のマイヤの目の前で、2人は射精と絶頂を尽き果てるまで繰り返した。いつしか夜更けを過ぎて明け方となったところで、濃い夏草と汗まみれの女肉のにおいとを放ちながら、イズヴァルトとヴィクトリアは眠りについた。
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かき集めれば食料は4日分あった。一向に逃げて行った武者達が戻って来る気配も無い。ひづめやいななきの音でさえも。
(王国きっての猛者達の名前はどうしたのかしら! というかもうすでに3日も過ぎたんだけど!)
浅瀬の中に入り、冷たい水に震えながら尻をつけ、水面に移った自分の怒り顔を見ながらマイヤはつぶやいた。そのあと「ふにゅにゅにゅ!」といきんで尻穴から茶色いものを放ち、下流へと運ばせた。
イズヴァルトとヴィクトリアはここで3日もセックスをしてばかりだった。ヴィクトリアの身体に夢中になるのはよくわかる。うん。だって鍛えているしあのおっぱいだし、絶対に男の子がはまっちゃう身体だもん。ヴィクトリアさんは。
(でも、いいなあ。)
川の水に漬けた尻穴と股穴とをいじりながらマイヤは思う。自分もあんな恵まれた体に育ちたい。そうでないとあのザーメン飲み放題の蛇口は、他の女のところに行ってしまうかもしれない。
思えばと、マイヤは独り言を。記憶にある母も、今きっとルッソをどうごまかすかに頭を悩ませているトーリも、美人ではあるが巨乳でも尻が大きくもなかった。きっと自分はあの人達に似た身体つきになるだろう。
あれこれと考えているうちに「あひゅっ……」と甘い溜息をつき、ふっくらとした割れ目の奥にある蜜谷を収縮させてしまう。洗っていた尻穴をいじりすぎてしまったからだ。
「はううう……イズヴァルトさん……」
ヴィクトリアさんは確かに気を使ってあげたほうがいいけど、やっぱり私もしっかり見て欲しいとつぶやいた。ますます切なくなって尻穴の皺をいじくっていた指を、まだ便がついていそうなその奥へと押し込み、中でいじくり始める。
「ふう。ふうう。ふうう。ううう。ふううう……」
またもお腹が重くなり、膀胱が緩んで冷たい水を少しだけ生暖かいものしにてしまう。マイヤは2度も果ててしまったのだ。しかしそろそろ出ないと風邪をひく。
彼女は川からあがった。スカートはまくりあげたまま。下半身を素っ裸にしたまま、北からの風でなんとか乾かそうとする。しかし寒いものは寒かった。
「ふえーっくしょん!」
突っ立ったままだと寒いままだった。さいわいにこの辺りは素足で歩いても問題ないぐらいに土が柔らかかった。川に入ってうんちをする時は、ブーツではなく武者が置いていった革のサンダルを突っかけながら、彼女は体を温める為に歩き始めた。
1キロ程下流まで歩くと、しばらく見なかったものが打ち捨てられているのを見つけ出した。宙に浮いた荷台。『浮き板』を用いたそれである。
「な、なんでこんなところに!」
マイヤは知らなかった。あの戦いの時点で輸送部隊がここまで来ていたのだ。捨てられたのは敗北を知った輸送部隊が、荷物を捨てた事によった。
あの2人がセックスに夢中になっていなければこれをすぐに見つけたかもしれない、とマイヤは思いながら、またお腹が痛くなりだしたので川の中に尻をつけた。ぶりゅぶりゅぶりゅと軟便が流れていき、ふうっ、と気持ちよさげな息をついた。
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「この荷台を使って川を降りましょうよ!」
水浴びをしながらいちゃいちゃと子づくりセックスをしていたイズヴァルトとヴィクトリアに、マイヤはそう呼びかけた。すっかり恋人気分の2人は川の中での膣内射精を終えると、夢中になり過ぎた自分達を恥ながらマイヤの話を聞き始めた。
「浮き板を使った荷台でござるな」
「それが近くにあったのね?」
「そう! 2人がおまんこばっかりしている間に見つけたの! でね?」
川の流れを使ってこの荷台を船代わりにするのだ。マイヤはその仕組みを教えた。武者達が捨てたもののうち、水に浮くような軽い鎖帷子をつなげたものを荷台の前につける。彼女は荷台を川に持っていけ、とイズヴァルトに呼び掛けた。
「そうするとこうなるの!」
水に浮いた鎖帷子が下流に流れる事により、それがつながる浮き荷台も動き始める。ただいささか動くのが遅かった。なるほど、うなずいたヴィクトリアは2つに割れた自分の胸甲を用いた改良方法を思いつき、試してみた。
荷台はマイヤの原案より速く進んだ。更なる工夫と補強を施して文字通りの浮き船は完成した。岩に引っかかってしまう恐れに関しては槍の柄でどうにかする。とにもかくにもトンダバヤシの丘陵にまで戻ればいいとヴィクトリアは言った。
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「はあ、はあっ……」
「ねえイズヴァルトくん」
「うっ、ううっ……なんでござるか?」
「子供が産まれるまでは、きみの故郷で暮らせないかしら?」
畑仕事とか手伝うから、とヴィクトリアはささやいた。ナントブルグではあまり子育てに適さない様な気がする。子供を2人産んだらイズヴァルトくんが聖騎士団入りするというのは?
「そ、それは王様にかけあわなければわからぬでござるよ……」
それと、父があと10年ぐらい故郷に縛り付けてくるかもしれない。イズヴァルトはシギサンシュタウフェン領の後継者でもあった。何も聖騎士団に入らなくても、食べていけるだけの地位と土地は持っていたのだ。
「10年ぐらいね……そうしたらわたしだけじゃなく、マイヤちゃんもイズヴァルトくんの奥さんになっているかしら?」
ヴィクトリアが問うとマイヤは顔をにんまりとさせながらイズヴァルトのペニスをしゃぶりたてた。ういいいっ、と悶える声と共に彼女の口の中に精液のにおいと味が広がった。
しかし、どうにも薄くて物足りなかった。「うっすい!」と不平をこぼしながらまた、舐められたくてたまらない亀頭に口づける。
「ま、マイヤどの……も、もう満足いく味のものを出せないでござる。無理でござる……」
マイヤの不満はよくわかる。この数日、ずっとヴィクトリアの膣の中に挿れ続けたのと射精し続けたのとで、金玉の中は栄養が不足気味だったのだ。
それと乗り込んでからずっと、マイヤにしゃぶられ尽くされているのでたまらない。射精しすぎて陰茎の奥に痛みを感じていた。
軍旅だというのにマイヤの頬は、イズヴァルトやヴィクトリアと違う。生活物資が行き届いた都会のいいところのお嬢様の様に肌艶が良かった。
イズヴァルトのものをしゃぶっている、ぷっくらとした膨らみをヴィクトリアは指で触ってみた。
「ふふ。マイヤちゃんのお肌はぷにぷにとして触り心地がいいわ。ウラスコーにいる守り神さまを思い出す……」
「守り神様ってどういう人なのですか?」
イズヴァルトのペニスから口を離してマイヤが尋ねる。ヴィクトリアはとにかくかわいい、とだけ答えた。
「あまり自分のことをしゃべってくれるな。と念押しされているからね。これ以上は答えれないの」
「そうですか……」
ヴィクトリアは荷台を動かす板の操作の役をイズヴァルトに譲り、可愛いほっぺたを膨らますマイヤを抱きしめてやった。
「ああ、とってもなめらかですべすべ。マイヤちゃんはイズヴァルトくんの精液をたくさん飲んで、こんなに綺麗な肌を手に入れたのね?」
「イズヴァルトさんの精液ははちみつよりも美容効果がありますね。ヴィクトリアさんもおマンコの中だけじゃなく、お腹にも入れてみてはどうでしょうか?」
「うん。そうするわ。あなたが美味しそうに飲んでいるのを横で見て、わたしも飲んでみようかなと思っていたから……」
それを聞いてよすでござる、とイズヴァルトはつぶやいた。それよりも視界が広がった事に嬉しさを覚える。ザービ渓谷を抜けてトンダバヤシ丘陵へ入ったのだ。
船に乗ってからおよそ2日。途中であちらこちらで停泊してののんびりとした船旅だった。思いのほか流れが緩やかだったのも理由にあった。
一向は一旦、本隊が備えているであろう陣地の近くまでこの船で行くという事に決めていた。船の中でもイズヴァルトとヴィクトリアのセックスは行われていた。互いに抱き合っての座り体位できちんと子供づくりを進めていたのだ。
しかし野外の、不安要素もある場所での性交はやはり気が気でなかった。暖かい風呂と大きなベッドのある宿で、窓を締めきって夕方から朝方まで思い切り交わり倒したい。イズヴァルトはヴィクトリアの肉体を抱いていよいよそう思う様になっていた。
「ヴィクトリアどの。王様のところに戻ったら、まずは戦いの報告をするでござるよ」
「一応はしんがり役をつとめきったという事を言えばいいわね。でもわたし、もう王様から騎士の称号を貰う気は無いわ。領地が与えられたら、マイヤちゃんが代わりに治めてね?」
「うーむ。人に仕事をおしつけないでくださいよ。それと、あんまり頬ずりするのはやめてくださいね?」
どうして、とヴィクトリアが尋ねると、だってぎゅっとされながらこうされると、気持ちよくなって寝ちゃいそうになるんですもの、とマイヤは答えた。
「ヴィクトリアさんはおっぱいがとてもおっきいし、抱かれて嫌だと思いませんよ?」
「うん。だったらもうすこしこうさせてね?」
ヴィクトリアは愛おしそうにマイヤを抱きしめる。しかし子を育てる明日とマイヤの可愛いにおいと柔らかさを楽しみたいと望んでいた彼女は、イズヴァルトとともに前方に起こった物音によって、現実に引き戻されてしまう事となった。
さて、この女戦士と少年騎士の目の前で、何が起こったのであろうか?
その続きについてはまた、次回にて。