聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
トーリのもともとの夫であるルッソはこの時、妻や子供達との接近禁止を命じられていた。王国の廷臣や大貴族達によるものだ。トーリとセイン王との子づくりを邪魔させない為にである。
健康な男児は必ず1人は。欲を言えば4人か5人は産んで欲しい。王族衆からも声があがっていた。5人じゃなくて10人つくれ。王様の子は多ければ多いほど良い。
「それで、トーリは王様の赤ちゃんをこさえることが出来たのかい?」
「それがですね……まだまだ出来ないみたいでして」
避妊魔法を使っているからだろうし。話し相手の心の声をルッソは聞いた。彼女がサキュバスたちから学んだ心理操作の魔法は、性交の回数が多い相手ほど操り安くなるのだとか。
トーリは本気で王国を奪うつもりらしい。ルッソはそう思った。子供が生まれればセイン王はトーリから距離を置くはずだ。それをなるべく後にしようという魂胆だろう。
「そっか。すぐできると思ったんだけどね。トーリのお腹は孕み上手だし」
ルッソはその宿のベランダにいた。宿は街で一番上等なものだ。目の前には真っ青な空と、紺碧の海が広がっていた。
彼と話をしていたのは、トーリがつけてくれた侍女のヤスミンカだ。ニンゲンに化けた下級サキュバスである。今は金髪のおさげ頭だが淫魔の姿に戻ると髪がコバルトブルーに変わる。
結構太っていてお腹が膨らんでいる。いつも菓子をつまんでいた。黒糖とバターを米粉に混ぜて練って、さらに油で揚げた菓子を手に持っていた。
「ヤスミンカ。それ、5個目だよね?」
「あはは……だっておいしいんですもの。ついつい食べちゃうんですよ」
2人が訪れているシマナミスタン北西部の海洋国・クルシマーヴァラ名物の菓子だ。ヤスミンカは大きなお腹をさする。
この大きなお腹には、贅肉だけが入っていたのでは無かった。彼女は妊娠していた。夜中にこっそりと精液をいただいたルッソの子だった。
しかもこれは2人目である。ルッソの精はサキュバスたちの卵子と相性が良すぎた。トーリの部下のサキュバスらの大半が、すでに彼の子を産んでいたりしていた。
ヤスミンカともう1人、このクルシマーヴァラについて来たもう1人のサキュバスも、ここに来る途中でルッソの子を妊娠してしまった。
(このお菓子と同じく、ルッソさまの精液はおいしい。けど……。)
お腹の中の胎児が動く。ヤスミンカは子宮に快感を覚えて悶えてしまった。平民の男子の精液なのに、吸うとやけに身体が喜んだのはこういうことだったのか、とヤスミンカは思った。
(どうしよう……トーリさまとカミラさまに、どう言い訳をしようかしら。)
吸えば吸うほどくせになる精液だ。放たれた時に子宮と膣がきゅんきゅんするので止められない。3年前に産んだ娘は、馴染みの男に預けた。多分サキュバスとしての英才教育を受けているところだろう。つまりは幼児へのわいせつ行為だ。
(テオドラも今頃、おちんちんをちゅーちゅーと吸ってあいつの精液を飲んでいるところだわ。けどあいつ、テオドラを独り占めしていたりするかしら。たくさんの男の子のちんちん汁を吸った方が、サキュバスは健康に育つんだけど……。)
ルッソは気づかれぬよう、ヤスミンカの心の中を読んでいた。
(うわ、気持ち悪い話だなあ。)
ヤスミンカは余計な想像もしていた。彼女みたくまるまると太った可愛いサキュバスの女の子が、彼女の愛人やその知り合いの男どもに精液を飲む情景だ。
それどころか『子宮摂取』の練習ということで、ちいちゃな女の子が割れ目を指で拡げて、それに亀頭をつけてしごく男の姿も想像していた。どうもかつて見たものらしい。サキュバスはそんなことも赦してしまうのだ。
「ヤスミンカ、避妊には気を付けてね。シマナミスタンの男達はホーデンエーネン人よりも倍以上濃い、とクルシマーヴァラの医者ゴブリンさんから聞いたからさ」
「も、もちろんです! ちゃんと避妊の魔法をお腹にかけておりますとも! うふ、うふふふ!」
ルッソはクルシマーヴァラに外交の使者の1人としてやって来た。彼はトーリとの離縁を条件に、政治の仕事に携わっていた。何の役に立たないが、彼女を手助けするならなんでもやりたい。
それと、ルッソには廷臣らが選んだ美女が4人、妾として入って来た。全員が内戦や病気で夫を失った若い未亡人だった。ルッソは彼女達にはあまり手を出さず、アスカウの村の事務仕事や牧場の仕事を手伝わせていた。
とはいえ彼女達は20歳にもなっていないのに、子供を何人も抱えていたから、あまり仕事を頼めなかった。いずれは村の独身男や駐屯の騎士と仲良くなればいいと考えている。
(しかし、俺もトーリが知らないところで10人以上の隠し子の父親か。サキュバスさんたちの……。)
いや、厳密に言うと15人だ。そのことをトーリは知っているかもしれない。だとしたら、どう思っているのだろう。そう思いながら空を見る。
青空の入道雲。汗ばむ身体。クルシマーヴァラは5月を過ぎると30℃を超える様になる。ホーデンエーネンの春服では不快でたまらなかった。他の外交官らに聞くと、男も女も腰布1枚がこの国での流儀だそうだ。
肌を露出すれば気持ちも開放的になる。クルシマーヴァラの民家は、昼間でも男女の喘ぎ声が聞こえた。どの町も村も、ナントブルグよりも子供達でいっぱいだった。
ルッソのもう1人の侍女、カミラがサカーイの町で見つけたというサキュバスのエイブリーは、ここへ来るなり現地人みたいな格好になった。
船の中で外交官らと交歓を楽しんでいたのだが、今はクルシマーヴァラの男達と昼間から励んでいる。お腹の中にいる赤ん坊が栄養をちょうだいと母にねだり、尻をくねらせながら彼等の濃い精液をいただいているのだ。
ヤスミンカも同じだった。シマナミスタン人はとにかく精力的だ。腰の使い方がとても上手い。力強く膣全体を楽しむ様なピストンにヤスミンカは病みつきだった。あと、太くて亀頭が先細りしていないのも。
「ホーデンエーネンには明日戻るけど、君もエイブリーも名残惜しいだろうね?」
「まあ、そうでございますね……」
「本当はもっと長居したいけれどね。シマナミスタンをまわってみたいと思うし」
どうせならチンゼーまで足を運びたいとルッソは思った。トーリが天下を取るまでは時間があるだろうから、頼めば行かせてくれるかもしれない。天下を取ったらきっと、ナントブルグから出られないだろう。
問題は天下を取った後だ。心理操作の魔法があるとはいえ、貴族全員を操ることはできないだろう。耐性があるやつだっているはずだ。
気づかぬうちに抱き着いて来たヤスミンカに服を脱がされた。甘くて柔らかい身体を押し付けられてルッソは勃起した。
側にあったハンモック状の寝台に寝転ぶと、彼女に口での奉仕を受けながら、ルッソはカミラ達から聞いたことを思い出す。
(確か、サキュバスや亜人の血が濃いと、心理魔法が効きづらくなるらしいな。よほど強力なやつじゃ無い限りは、らしいけど……。)
ヤスミンカがそそり立った自分のペニスをおいしそうに頬張る、食いしん坊の淫魔の愛らしい笑顔を見つめる。勃起し切ると彼女が覆いかぶさって来た。重い。でも、心地よい重さだ。
(一番厄介そうなのはカツランダルクの庶流筋。オルフレッドが最近、あの連中と仲良くしていると耳に挟んだけど、トーリは知っているのかな?)
知らないかもしれない。手紙に書いて伝えておこう。ルッソは自分の子を1人産み、もう1人を腹の中で育んでいるサキュバスの肉洞にのめり込んでいった。
□ □ □ □ □
私と国王の間にお世継ぎが欲しいと皆が言う。陛下も私におちんちんを可愛がって欲しい。ルッソとは廷臣らの要請で離婚した。その様にイズヴァルトに語った。これは事実だ。
「けど、私は王族としてあまり重んじられていない立場にあるから、拒むことはできなかったのです。先代様の孫とはいえ、所詮は妾腹ですから……」
これは嘘だ。トーリは提案した廷臣らに幾度も頭を下げられた。セイン王は強く拒んだが、トーリやサキュバスたちの心理掌握魔法で篭絡した。
国王はセックスの後、たまにベランダに出て、「俺は、トーリとのおまんこが好きなんだよ!」と叫ぶぐらいにはまっていた。きんたまを揉みながらケツ穴舐めまでしてくれるトーリの貪欲さに、溺れてしまったのだ。
「辛い立場におられるのでござるな、トーリどのは……」
ナントブルグ王宮の彼女の部屋で、イズヴァルトはここまで連れて来てくれたサキュバスのリリカにお礼をしながらトーリに慰めの声をかけた。
壁に手をついて腰を突き出し、背後から
彼女とイズヴァルトの結合部からは精液がどろりと垂れていた。もう2回もイズヴァルトはお礼を施したのだ。しかし彼女はなかなか離してくれなかった。
「でっかいおぢんぢん……きもぢいいいっ!」
白目を剥いて舌を出しながら、ぜほぜほと悶える。その姿にイズヴァルトは恐怖を覚えていた。ろくにおまんこなめなめをせずに絶頂するとは考えられなかったからだ。
(本当に気持ち良いのでござろうか?)
「き、きもぢいいいのぉ♡ サキュバスのあそこはすっごく感じやすいんだがらあッ♡ イズヴァルトさまのちんぽ、きもぢよずぎぃ♡♡」
本当に本当か。イズヴァルトが疑っているとイナンナが教えてやった。淫魔どものおまんこは挿れる時間が長ければ長くなるほど、敏感になる優れモノズラ。
「いっぺん、こいつらの膣の周りの神経を調べたことがあったズラ。感度が凄くて気持ちよさがオラ達の倍以上続くとんでもねえ代物だったズラよ」
「どうやって調べたのでござる?」
「そいつの感情を測る魔法をかけてから、指から微弱な電気を放つ魔法でさぐるズラ。このように……」
イナンナは寝台の上でスカートをめくり、大股にしゃがみこむトーリの秘所に指を入れた。
「もがっ!」
トーリは勢いよくエビぞりになって、びくん、びくんと動き始めた。イナンナは膣壁に指を押し当て、感触を確かめる。男どもをとらえて離さない蟻地獄ズラ。
「な♡ なにこれっ♡ もごっ!」
「トーリさん。おまんも大概にえげつねえおまんこをしているズラな。すぐに吸いついて来るしぬるぬるしきっているズラ」
「おぼっ♡ こ、この魔法あとでおしえてくださいっ♡ おぼぼぼっ!」
「……これ教えたら多分、おまんはいじいじばっかするかもしれねえぞ。最悪、死んじまうズラよ?」
ほれこのように。もう1つの手の指で陰核を撫でる。微弱な電気が伝っているものをだ。トーリはますますもがいた。くせになっちゃう!
「びりびりおまんこいじりちゅーどくになっちゃいそう!」
「中毒になっても日常生活に支障をきたさないのが淫魔というものズラ。でもおまん、まだまだニンゲンだからほどほどにした方がいいズラよ。さもないと心臓発作をやるかもしれねえし」
トーリはせわしない呼吸をしながら、うっとりとした笑顔のまま、ゆっくりとうなずいた。平素は清楚な美しい顔立ちなのだが、性愛に浸ると本性が発露し、目つきや唇に泥沼の様な淫らさをまとわせる。愛液駄々洩れの遊女の妖怪とも思える程だ。
(うん。この嬢ちゃん、たわしみてえに陰毛が生えまくっている心臓をもってそうズラ。大丈夫ズラな。)
この娘はちんぽをおまんこに挿れながら、大それたことをやりそうだとイナンナは思った。つまりは女傑として生まれた女。超大物と呼べるぐらいの。
それから気配から見て、かなり多産な人物になりそうだとも思った。清楚でほっそりとしているのに、生殖機能は天下無双の猛者に比肩しうるぐらいのだ。
『
そのトーリはクリトリスと膣の中に電流を加えられ、ますますイキ狂っていた。死んじゃいそう。でも死ぬことはできない。彼女は過酷な性的刺激に持ちこたえる種族の末裔であり、その血がいよいよ彼女を『覚醒』させつつあったからだ。
(イナンナおねえさま! つ、ついでにののしってくれないかしら♡ このイカされ狂いの雌豚がっ! ……とかなんとか♡)
トーリの頭の中で次々と悪罵が生まれた。心を読んでいたイナンナは、それはできねえズラと思った。性愛に狂う者をエルフは肯定している。ゆえに、性に関する恥辱というものはあまりない。
(サキュバスの子孫だっちゅうのに、おまんこ狂いで罵られるなんてあんまりにも矛盾しているズラ。だいたい、おまんこが恥ずかしいことなんて、ニンゲンどものつまんねえ価値観というものズラよ。)
トーリもイナンナの心の声を聴いていた。悶え、喘ぎながら否定する。
(それが愛の調味料だというのに! おまんことおまめ、すっごくきもちいいを増す隠し味だっていうのに!)
イズヴァルトの巨根に責めら続けて種汁を放たれ続け、「あかちゃんほしーい! ちょーだーい!」と叫ぶリリカの声を聞きながらイナンナは反論する。
(何もつまらん言葉を操らんでも、あそこは濡れるしちんちんはおっきするもんズラ。それになあ、おまんこは切ない言葉をかけられたほうが、時めいてきゅんとするもんズラよ。悪い言葉をかけられて締まるのは、強姦みたいなもんで、よろしくねえことズラよ。)
(まああっ! それは一面的なものの見方よ! 世の中には罵られると興奮してもっと濡れちゃう人だっているのよ! 私みたいに!)
(そういうやつは大体、心に傷とか何か暗いもんを負っているやつが多いズラよ。そういう不健康なおまんこはオラ達エルフは好かねえズラ。)
イナンナに言われてトーリは泣き始めてしまった。イズヴァルトとリリカは、イナンナのおまんこいじりで感極まったのかと思ったが、実際は違った。
(うええええん。うええええん。ルッソ。ルッソぉ……。)
イナンナに指摘を受けてトーリは悲しんでいたのだ。遠ざけてゴメン。一緒におまんこをしてもっとあかちゃん作りたいのにさせられなくてゴメン。部下サキュバス達をあてがってゴメンね。
(でもあなたに傍にいられると、胸がとてもずきずき痛むの。ごめんなさい! ごめんなさい!)