聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
けものえっちをずっとしたい♡
これが村を離れたくない理由である。
コリアンナはこうした魔獣との交流を楽しんでいたし、家畜小屋で犬や羊あいてに「おまんこをたっくさんつついて~♡」と悶える甘美なひと時を、失いたくなかった。
それと村では、そこら中に草むらがあったり雑木林があるから、好きな場所でうんこをすることができた。お外でうんこし放題の生活だ。石畳の路地ばかりの都会では憚られた。公園でもちょっときつい。
牧童の村の住人のままであれば、好きな時、好きな場所でうんこと獣姦ができる。こんな素晴らしい境遇ってあるだろうか。その自由の為なら、貴族としての地位なんかどうでもいいのだ。
それとコリアンナの便意はマイヤ並みにあった。彼女の場合は成長期なので、よくうんこをするというのがカミラの見立てであった。のびのびとしたところで便欲と性欲を満たしたほうが、情操教育には良い、なのでトーリもコリアンナを都に定住させようとはしなかった。
魔獣と森の中でやった日から3日後の夜である。羊小屋で全裸になったコリアンナはかわいい赤ちゃん羊たちといちゃついていた。
めええ、めええ、とかわいい声で鳴く羊たちはコリアンナになついていた。素っ裸で突っ立っているコリアンナに身体をすりすり。
「……うひゅ♡」
たまらない。肌をすれる感覚と羊くささがである。今度は親羊がコリアンナにまとわりつく。
「……はうっ♡」
コリアンナは至福を感じて股を濡らした。牡羊たちと仲良くなる時間を始めよう。そう思いながら四つん這いになって1匹の発情羊に股をなめさせようとしたところ、まーたやってると言いながらザーチャとディークが入って来た。
「ちょっと! 羊たちの世話をしている大事なところなのよ!」
ザーチャは反論した。
「おねえちゃんがひつじにせわされているじゃないか!」
お尻の穴を丸見えにして腰を突き出す姉の姿は、まだ性欲にとらわれる前の少年にとって間抜けとしか映らなかった。コリアンナの肛門はけもののセックスフレンズたちとの肛門性交で、ちょっと開き気味だった。くっさいにおいがぷうん、と漂っていた。
「また今日もおしりまんこしたの、おねえちゃん?」
ディークが問うとコリアンナはうなずいた。ぷすっ、とおならをして、ヴァギナを舐めようとしていた羊が「くっさい!」と言わんばかりにめええと鳴いた。
「ねえちゃん、だいじなおはなしがあるんだよ!」
「なあに?」
「とーちゃんがにーちゃんをつれてもどってくるんだよ!」
「と、とーちゃんが!」
どうして急に。理由を聞こうとしたコリアンナに、陰茎を勃起させた牡羊が乗っかった。そそり立つ大きなそれがぬちゅりと音を立ててコリアンナのヴァギナを貫いた。
「うひっ♡ ひいっ♡」
この羊はなかなかに慣れていた。コリアンナを押し潰さない様に前脚を横にずらし、後ろ脚はできるだけつま先立てて、コリアンナの尻をつついた。
「おひょっ♡ きんもちいいいっ♡」
「やりながら聞いてよ。どうもねーちゃんを、みやこにつれていくみたいなんだ」
「うひっ♡ みやこ♡ ……みやこ?」
「みやこっておもしろいのかなあ。おれたちはおるすばんみたいなんだ。ずるいよ」
ザーチャが付け足す。オルフレッドにいちゃんも一緒に来るよ。兄ちゃんが戻ってきてよかったね。またでっかいちんちんときんたまがいじくれるねと笑った。
「オルフレッドにーちゃん♡ ぢゅふ♡」
「でもちんちんをしつこくさわると、にーちゃんにきらわれるよ? いつだったかコリアンナねーちゃんがうるさいから、なぐりあいのけんかをしてなかったっけ?」
そうだった。「うひっ♡」とよがりながらコリアンナは反省した。きんたまとちんちんを触るまでは赦してくれたが、それを口に入れたりお尻の穴に入れようとしたので喧嘩となったのだ。
「にーちゃん、またちんちんでかくなったかなあ♡」
あのでっかいのをおまんこか尻穴に、試してもらえるだろうか。そう期待して翌々日、父と兄が村にやって来た。
父も兄も十数名の護衛の騎士を従えていた。その光景がどうにも嘘っぽくて弱虫っぽくコリアンナには見えた。イズヴァルトさんなら1人で来るだろうに。マイヤという金魚の糞と一緒だろうけど。
「とーちゃん、にーちゃん!」
コリアンナは2人の姿を見るなり駆けだして、父の胸に飛び込んだ。兄にやるとかわされてすっ転ぶからである。ルッソは1年以上顔を見なかった娘の成長ぶりに驚いていた。
「コリアンナ、ますますマイヤに似て来たなあ?」
「マイヤちゃんはあたしのおかーちゃんじゃないよ?」
「なんていうか雰囲気がかな。美人さんの顔立ちなのに安売りな感じの愛嬌さと腹黒さのせいで、かわいい以上の評価を得られないというものだよ」
「ひっどいなあ!」
コリアンナは頬を膨らませて怒った。ルッソは娘が人に好かれそうな、柔らかくて温かい感じの女の子として成長したことをうれしく思ってそう評したのだ。
少女の頃のトーリの様な、人見知りでよそよそしいゆえに冷たい人だと見られてしまうと辛いものがある。都会では
ルッソは両親や他の子供達にも挨拶をして早速要件を述べた。コリアンナを王都に連れて行く。理由はトーリとマイヤが進めている鉄砲という新兵器の輸出を止める為にだ。ルッソの父が首をかしげた。
「それで、どうしてオルフレッドとコリアンナを連れて行くのかね?」
「説得するうまい手立ては考えられないけど、トーリに想像してもらう為にさ。鉄砲で戦争が起きてたくさんの子供達が殺されたり、親に死なれたどうなるか。オルフレッドとコリアンナの顔を見ればあいつは考えるだろうからね」
マイヤならもっと平和的な売れる物を作れるだろうにとルッソは言った。ルッソの父と母はいまいちピンと来なかった。なんでもいいから作ったものが売れて、マイヤちゃんの懐が良くなればいいじゃないか。
それはそうだが鉄砲を沢山作って売りとばすという方法はよろしくないのだとルッソが力説する。母が首を傾げた。
「それって全部、イズヴァルトさんを支える為なんじゃないのかい? マイヤちゃんはイズヴァルトさんがイーガで立派な将軍様になるよう、王子様の妾になったんだろうに? 鉄砲というのを作る工房も、外国にいるイズヴァルトさんに沢山仕送りをする為にじゃないのかい?」
自分は聞いたことがあるぞ。イズヴァルトは今、カントニアのエルフ達を率いてサガミニアという土地に王国を築こうと戦争をやっているようだ。村の人たちはそう話している。
母ちゃん、そんなわけないよ。ルッソは返した。イズヴァルトだが、ホーデンエーネンに一旦やって来てそれからまたカントニアに戻った。それからまた出て行ったらしい。シマナミスタン大陸に向かったそうだと。
「その旅行の為の資金をマイヤちゃんが、ということなんじゃないの?」
「母さん、イズヴァルトさんとマイヤちゃんは関係が切れている。2人はもう別れちゃったんだ」
「そ、そうなのかい!」
「ていうか前に話したじゃないかよ……」
2年前に、マイヤがイズヴァルトを拒絶するところを見た時のことをルッソは両親に語った事がある。しかし冗談だと思い込まれてしまったようだ。
それから世間一般、アスカウとタカイチゲンシュタット周辺以外のマイヤの評価ががらりと変わったのも、この村の多くの人と同じく父母は存じていなかった。
「イズヴァルトの財布はキンタマと違って寂しいから、マイヤは大金持ちのイーガの王子に乗り換えたんだ。ふてえアマだ」
「年頃になれば世間様並みの娘になっちまんだなあ。マイヤはイズヴァルトを養ってくれると思ったのに」
「やっぱりおしゃぶり姫も世間一般の女と同じだったということさ。あれだけイズヴァルトのきんたま袋の中身を搾り取ったのに。まったくひどいもんだぜ」
皆が捨てられたイズヴァルトに同情している。かの『孕ませ魔』がいろんなところで女の腹に赤ん坊を宿らせたのにである。しかしイズヴァルトの場合、ほとんどが相手にどうしてもと頼まれて仕方なく引き受けてばかりだから、決してマイヤとおあいこ、と世間は見てくれないのだ。
「マイヤとイズヴァルトさんの間はもう切れちゃっている。だからマイヤが鉄砲を作ってそれを山ほど売ろうとする理由は他にあるはずだ。多分、トーリが何か悪だくみで使おうとしているに違いない」
シュミット夫妻は息子をにらんだ。離婚したとはいえあんなに好きあったトーリちゃんを悪く言うんじゃないよ。ルッソもなぜ両親がにらんだかわかっている。しかしトーリがホーデンエーネンを乗っ取ろうなどという、『アホの夢想』をしているとは言えなかった。
「……トーリは、変な趣味を持っているんだ」
「ああ、自分の爪を切ったりお前とした後の『まん拓』を取ったりだろ? 見せてもらったがなかなか……くらくらして不義をしそうになったなあ」
「お父さん!」
「トーリがやろうとしているのはそんなんじゃない……様々な形のミスリルの『ハリガタ』をあるだけ揃えたいとか、自分と間男がやっているところの銅像を王国のすべての街に建てたいなどと、悪趣味極まりない夢を語ったことがあるんだ、この俺に!」
特に銅像。それを眺めながらガシマンオナニーをやりたいなどとトーリは閨で語ったことがある、とルッソは告げた。両親はおろかオルフレッドとコリアンナの顔が青ざめた。
「か、かあちゃんはどうしてそんなことを?」
コリアンナが問うとオルフレッドは、トーリは立て鏡と手鏡とを用いて己と相手との結合を眺めながらやるのが大好きだと教えた。つまりは自分がいやらしいことになるのを詳しく見たい性癖だと。
「それ、いいなあ……あたしも鏡つかっておまんこいじりたい!」
コリアンナが頬を緩めた。母親似だということだ。とはいえハリガタと銅像の話はルッソの作り話である。家族にトーリがどうして大金を欲しているかの一応の説明になる。あまりにも嘘くさいが。
しかしシュミット夫妻は信じてしまった。オルフレッドとコリアンナもだ。特にオルフレッドは信じ切っている。王様の妾になった後のトーリの『肉便所ぶり』をよく聞いていたからだ。そんな馬鹿なことをかあちゃんにやらせてはいけない。今すぐにでもコリアンナを連れて出発しようよとルッソを急かした。
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ルッソがオルフレッドとコリアンナを連れてナントブルグに向かっている事は、トーリの耳にも入っていた。どうして彼が国王に直訴しようとするのかも、誰とてを組んだのかも。
「ルッソ様がアスカウに到着されてからすぐに、ソーロー家とスカルファッカー家を含む20の貴族達からの連名による質問状が届いたとのことです」
トーリの元には届かなかった話だ。昨晩一緒に夜を過ごした内務大臣から聞いたとカミラが言った。その書状も借りて持って来ている。トーリは受け取った羊皮紙の封を解いた。
「……アスカウ=タカイチゲンシュタット公に尋ねていただきたい。なにゆえ鉄砲の工房を次々と建て、諸外国に売ろうとするのか。特にオルガスムナ領の工房である。オルガスムナ家に不幸があってアルトール=オルガスムナ殿の後見役なられたのはまことにありがたい事だが、それに乗じてかの家の財と領地を我が物の様に用いるというのは許されないことである。我々は公の行いが信用できない」
場合によっては心ある者達を集めて一致団結し、一戦交える覚悟である。トーリはあざ笑った。あいかわらず大仰なことね。
「お屋形様……」
「私と二人きりの時はおやかたさま、なんて仰々しいのは嫌よ。おじょうさまとお呼びなさいな、カミラ?」
「すみません。それでは、お嬢様。ケノービが呼びかけた貴族らはいかがいたします?」
「放っておけばいいわ」
トーリはそっけなく答えた。敵は小勢だ。20の貴族家はナントブルグ近郊の領主達である。あまり大きな封地を持っている領主はいない。つまりはそれほど発言力が無いとも言える。
彼女はホーデンエーネン南部に展開する『南天騎士団』の4人の頭領、イーモリハウゼン、イコーマブルグ、コーノフェルト、ネヤガワハイムの四家を味方につけていた。1年ほど前にだ。
猛毒にやられて再起不能になったナガオカッツェ公であり王族筆頭のヨーシハルトスと共に参陣した折にトーリとねんごろになった。彼女のやや小ぶりなおっぱいを舐めまわしながら蕩かされて魅了され、忠義を誓う事となった。
しかしトーリが何かあった時には軍事力としてはあてにならない。キンキ大陸中部と南部を隔てるタンバレーネ山地という大きな壁のせいだ。彼等は南部でも西寄りに領土を持つ。けれども下手な攻撃をさせない抑止力にはなった。
「カミラ、南天騎士団にいるチャチャとチュチュに連絡して大公か代理が出るように頼んで。兵はすぐ動ける騎馬武者だけでいいから」
カミラ達がタンバレーネの山の民から教わった間道を使えば半月以内にナントブルグに到着するだろう。その為のカミラの部下だ。
「しかし、半月では間に合わないと思いますが……」
「タンバレーネを抜けたところでナントブルグに知らせが舞い込むでしょうよ。それにカツランダルク御三家以外なら、いざとなれば私の力を使えばいいし」
会合場に結界を張られる可能性はあるが、魔法に疎いホーデンエーネンの貴族のそれなんかは恐れるに足らない。
それよりもルッソのことだ。トーリはヤスミンカを介し、彼の道中に何度も連絡をつけた。何も王様に直訴することないじゃない。それよりも私がいい宿を用意しておくから2人きりで語り合わない? すごく子宮をキュンキュンさせながら待ちわびているの♡
しかしルッソはヤスミンカに書かせた手紙をことごとく突っ返した。手紙には鉄砲を作って売る訳が書かれているのにどうして突っ返すんだろう。彼女はルッソが考えていることがわからなかった。長いこと離れていると、ますますわからなくなる。