聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
『異端諮問者の縛り縄』。
神聖魔法の中の緊縛術式である。それを解けるのはこの術を知る者のみ。神聖魔法は枢機卿と一部の司祭騎士、そしてコーザ=ストーンマウントしか知らぬ特殊な魔法だ。
この世界の魔法とは違う。精霊の力を借りたりマハーヴァラなどの神々らに呼びかける類ではなかった。ましてや魔界の魔族の魔法とも。全く異なる仕組みの術式を使う。
カヅノらは神聖魔法の術式原理を、『信仰心』という言葉で言い表していた。神への感謝と、神が造ったこの世の理の追究。外からではなく、自分の内から働きかけて引き出す力、とも語る。
それから、優れた神聖魔法の使い手がそれを用いる時、頭に光の輪が出現する。色は人によって様々。何かの呪術文字が加わっている場合もある。アウレオラ、と枢機卿は称している。
そして今、トーリがかけられているのはカヅノ=セイジの最大出力による緊縛魔法だ。全身が縛られている感じを受けながら前に倒れ込んだ。サキュバスらの知識に無かった、初めて受ける術式だった。
(こ……これは……!)
まるで読み解けない。サキュバスの魔法を会得し、それを大きく伸ばしたことで傲慢にもなっていたトーリは、久しぶりの困難を感じた。身体の力が段々と無くなっていく。身体の冷え込みがきつくなった。この魔法はかけられた相手が抗えば抗うほど、体温を下げて余計に体力を消耗させる力を持っていた。
「トーリさま!」
助け起こそうとする為にシャロンが飛び出る。しかし瞬時に、彼女の足元からくねくねとした透明の軟体生物が現れ、腕と脚を縛り上げてしまう。いつの間にか目の前に、カヅノ=セイジが立っていた。
「アナタ、いつの間に!」
「フフフ……俺を見くびっていたようだな、女」
「これは何?」
「触手姫とやらの魔法だ。教主殿が教えてくれたのだよ」
シャロンは驚きを隠せなかった。という事は、あの『触手姫』の!
触手姫ブランカは魔界でも魔王の眷属の次に実力がある水魔族の姫君だ。その魔力はコーザを上回るはず。返り討ちにできる実力があると思っていたが、負けた?
「教主殿! トーリ=カツランダルクに『法悦』を! その間、俺はこの女をたっぷりと楽しむ!」
セイジの口調はますます獰猛になっていた。コーザはため息をついてうなずいた。
「仕方がありません。でも私の『法悦』は、まだに致しましょう。サトシさん」
「え……はい」
「救援は私が引き付けます。トーリさんへの『法悦』をお願いできないでしょうか。もちろん、気を緩めてはいけません。緊縛魔法を二重にかけておいたほうがよろしいでしょう」
「わ、わかりました……」
サトシはゆっくりとトーリに近づく。セイジはシャロンの料理に取り掛かっていた。右手の人差し指の先に念を込め、小さな光の刃が現れた。縫い針程度の長さと細さだ。4本の触手が彼女を持ち上げ、強い力で両腕両脚を拡げさせた。
すると土の中からもう一本が飛び出て来てスカートの中に入っていった。先端が丸くて膨らみ、常に粘液をこぼし続けているいるそれが、シャロンの柔らかな尻肉に埋まり、その奥の窄まりへとねじり込んでいった。
「あ……あうう……!」
「じたばた暴れるなよ。怪我するぞ?」
「あ、ああああううう……」
シャロンの肌と粘膜は、少しの愛撫でいたたまれなくなる代物だ。自然と腰が浮き上がってしまう。触手が直腸にめり込み、ゆっくりと回転をかけてかき乱した。
。
「いううう! ううううう!」
「ちょろい雑魚だな。だが、もっといいものをくれてやろう」
セイジは彼女の上着の胸元に刃を当て、斬り裂いた。膝のところまで切られた服から、甘い香りのする大きな乳房が露わになった。鞠ぐらいに大きいとんでもない代物だ。これで多くの男達をたぶらかしたのだろうと思いながらセイジは上向いた乳首をいじり始めた。
「うう……うううう……」
「へえ、なかなかに柔らかい豆だな? こっちでも随分と感じてそうだがどうなんだ?」
激しい快楽の中でくやしさを抱くシャロンは、言葉にして答えられなかった。乳首もまた彼女にとって快楽器官だ。乳房も同じ。乱暴な手で揉まれ、つねられて絶頂を覚えてしまった。ふくよかな陰部の谷から蜜がこぼれ続けていた。
「こんな体で俺達に突っかかるなんざいい度胸だ。ほれ、俺も楽しまなくちゃな」
セイジは乳房を弄ぶ手を引っ込めると法衣の裾をまくった。ふくらはぎまで覆う毛織りの靴下のもっと上、太腿から見事な形の矛先が現れ、シャロンはつばを飲み込む。
裾が腰の上にまであがるとそれの全体像が顕わになった。30センチ近くの陽物だった。亀頭はアナルを攻め立てている触手の先端の様に際が目だっており、その先にはっきりと見える古い割礼痕があった。突然に変わる皮膚の色。それがぐん、と勢いづいて赤黒く染まり、凶暴でぞんざいなグラデーションと化した。
「くくく……こいつが欲しいだろ?」
悶えながらもだんまりを決め込むシャロンの腰をセイジは引き寄せた。言わなくてもわかっているんだよ、くれてやる。
ぬめりきったサキュバスの溝の中にペニスが入る。シャロンは歓喜の声をあげた。中が熱く潤っている。敵に犯されているはずなのに悔しいという気持ちが浮かばない。なんて心地よい征服をされているのだ、私は。
(サキュバスだから……ワタシは!)
どうやってもちんぽに勝てない。それから射出されるだろう精液を望んでいる。今の彼女は、締りがいいなあ、と悦んでニタニタしながら腰を振るセイジのしもべであった。
同じ頃にカヅノ=サトシは、もはやもがくのを止めて大人しくなっていたトーリのドレスの裾をめくっていた。彼女の下半身を確かめていた。きれいではあるが白い絹に包まれた細い脚と太もも、その先にはもう少し肉がつけば安産型だが、どうにも少女のものにしか見えない小ぶりな生尻。それに顔を近づけてにおいを嗅ぐ。
「……性病にはかかって無さそうだな。あそこのまわりの皮膚にも、変なシミがついていない」
サトシは弟よりも用心深かった。しかし甘いにおいがする。やはりニンゲンの女ではない。サキュバスだ。彼はにおいに注意していた。漁港の隅に捨てられている腐った魚や、薬臭さが漂う女の秘所は病気持ちだと信じていた。においが嫌い過ぎて最近は亜人種や処女しか抱けない。
トーリはなされるがままにされていた。抵抗しないのに安心すると、サトシは裾をめくる。弟と同一の大きさと長さの、常に亀頭が剥きだされたペニスだ。彼女の不思議なにおいに脳をやられて勃起していたそれは、弟のよりも反りあがっていた。
トーリのヴァギナはきれいなピンク色だったが、形はとても崩れていた。周囲に薄い毛がまばらにしか生えていないし大陰唇は生理が始まる前の少女の様に柔らかいのに。
(不思議だ……でもそれが、いい……)
窄まりにはもっとすごいものを試させてくれる気配を感じていた。こっちも素晴らしいだろう。だが、蜜を垂らして待っている花をいただくことにした。
従順なままの敵の大将の背中を抱え込む。亀頭が勢いよく中に滑り込んだ。それだけで彼のペニスは暴発してしまった。あまりの具合の良さに負けてしまったのだ。勢いよく注ぎ込まれた精液がトーリの中に染み渡った。
「……ぐっ! だ、だが……!」
膣が締まって来て絡みこんでくる。欲しい。欲しいの。トーリは無言だったが身体は能弁だった。サトシはまたもせりあがって来る感覚に悩まされながら、このマン=イーターを充分に堪能しようとせわしなく尻を動かした。
巨大なものに犯され、中をこねられてトーリは心地よさを感じていた。レイプされている屈辱はどこにも無かった。身体がとにかく悦んでいるのだ。どうしようもなく。
(いい♡ すごうくいい♡ しんじゃう♡ しにそう♡ こうして犯されるの、最高よ……♡ )
おちんちんに負けてしまった。殿方はやっぱりずるい。悶えながらトーリは部下のサキュバス達の悲鳴と助けを呼ぶ声を聞いた。助けに駆けつけたところ、現れた瞬間にコーザが仕掛けた触手の罠にかかってがんじがらめにされたからだ。この勝負、私たちの負けだと思いながらトーリは悦楽の谷に突き落とされていった。
□ □ □ □ □
(……ん? なんか胸のあたりが重いわ。)
目を開くと毛織りの生地にまとわれた食べきれないような白饅頭が2つ合わさって、深々とした谷間を作っている。乳房だと気が付いた。乳白色の触るとぷりんと弾けそうなデカパイ。
度し難いほどの怒りに駆られてしまった。何よ、見せつけちゃって!
しかし意識がはっきりしてくるとこれは、自分がつけているものであることがわかった。
(いつの間に、こんなでかいのが!)
これは夢だ。そして常日頃妹に対して抱いていた劣等感がこんな感じで表出されたのだと彼女は思った。呼びかける声がしたので頭を持ち上げた。
どこかの屋敷のようだった。とにかく広く円柱がいくつも1つの部屋の中にある。ナントブルグ王城の部屋の造りより古めかしい感じがする。壁は石造りではなく白い漆喰によるもので、絵が沢山飾られていた。どれも美人で艶めかしい若い娘が素っ裸なり、尻を向けてうんこをひねる絵ばかりだった。小さな女の子がお尻を向けてぶりぶりする絵もあった。
彼女はその部屋の床に敷き詰められていた、薄青の麻の布の上に座っていた。正確には錦糸の縫い取りが施された大きなクッションの上にだ。尻を触ってみるとこっちもたわわになっていると気が付いた。
「どうしたのです、トーリ?」
「あっ、はい!」
「お腹のお肉はちょっとついていたほうが可愛いものですよ。あなたはすっきりとさせ過ぎだから気をつけましょうね。沢山食べなさいね」
声の主はいつの間にか右の手前にいた。蒼にも見える黒い髪を肩まで伸ばした若い女。13歳の頃の自分の顔立ちによく似ていると思った。いや、顔つきはどちらかというと妹だ。しかし声はどうも、年齢をたくさん積み重ねた女の声に聞こえる。自分と同じ声色にも思えたが。
「そうはおっしゃいましても、朝から晩まで民とおまんこをし続けていると、いくら食べても太らないのです」
おおごしょさま。目の前の娘に対して自然とそのように呼んでしまった。この人は誰だ? 青いスカートを腰までめくり、きれいな素足と下半身と少女のようなおまんこを丸出しにして、桶に尻を向けてしゃがんでいるこの子は?
「わたくしも、毎日10回もうんちが出てしまうので、食べてもなかなか肉がつきませんが……ふんぬぬぬっ!」
その少女の尻からもりもりとうんこが桶の中に出て行った。途切れない。少女はゆっくりと腰をまわして持ち上げた。一本糞がとぐろをまいた。それから愛らしいともいえる股からじょろじょろと小水を放った。
「いつでもどこでもうんちをしてしまう……」
「おおよそ1キログラムといったところですね。やはり大御所様はすばらしいお方です!」
では私もと腰をあげると待ったがかかった。いつの間にか大御所と呼ばれる人物は、上半身が裸の艶めかしい侍女らに桶の始末させ、尻と股を濡れ布で拭かせながら彼女に言った。
「講義はまだ終わっていませんよ。貴方の一族の奥義についての話の途中です」
そして自分の得意技でもある、と目の前の娘が告げる。
「淫魔族の特質……私が教えたことがいくつかありましたね、トーリ?」
問いかけるその娘の瞳はいつの間にか、色が変わっていた。白目と黒目が逆になっていた。
その中心は紅く輝いており、そして三本の脚を持つ鳥の紋様が浮かんでいた。