※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ   作:CHACOとJAGUAR

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第四十九回

 ピピン王子を助けに来たのは、囮部隊に加わっていたイズヴァルトとエルフ達だった。鎖かたびらをまとったイズヴァルトが入り、素っ裸のドワーフ達と切り結んだ。

 

 ウィリアムは「はうっ♥」と嘆きの悶えを為すピピンにどっぷり放つと、うんこのかすまみれの陰茎を洗わぬまま、斬馬刀を持って応戦。しかし突然の奇襲に為す術無かった。

 

「逃げるけえ!」

 

 ドワーフのうち1人が反対側の壁をぶち破ると、皆が素っ裸のまま逃げて行った。追いかけることも考えたがまずはピピン王子らの身の安全だ。イズヴァルトはおいたわしいという顔でピピンを見る武者達と、尻穴を大便混じりの白濁液で汚された王子を見て悲し気につぶやいた。

 

「あふっ♥ ふえーん。ふえーん……」

「時すでに遅し、でござったな」

「遅すぎて早すぎたという気分ですよ。うえええん……」

 

 凌辱され、尻穴の快楽に参ってしまったピピン王子はここしばらく戦える心理状態にはならなかった。妾というよりもすでに母親みたいなエレクトラや、チンゼーから付き従っている古参の武者らに心を癒される時間が要る。

 

 イズヴァルトは敗残の兵をまとめてタッケハールに戻った。すぐさまヒッジランドの総大将たるイーズモーのアレキサンダー=アルトランのもとを訪れる。事もあろうかアルトランは、イナンナを呼び寄せて彼女の手コキを受けている最中であった。

 

「おおっ。おおおおっ……」

 

 海藻の汁で作った潤滑液を塗りつけた手で愛撫されていたアルトランは悶え続けていた。

 

「んおほおおっ。おおおおおっ……」

 

 事もあろうかイズヴァルトの目の前でびゅるっと精を放ち床を汚す。案外に夏草くさいにおいを嗅いでなかなか元気なきんたまをしているでござるとイズヴァルトは感心した。

 

「おおほおっ。ふう……い、イズヴァルトか。どうした?」

「アルトランどの。おちんちんの触診はそこまでにしていただくでござるよ。いくさに負けたでござる」

「……聞いておる。なのでこれからどうするか、イナンナさんのおててを受けながら考えていたところだ」

 

 イナンナはアルトラン大将の屹立をまたしごいて「おほ!」と声をあげさせる。いい加減にするでござる、とイズヴァルトはたしなめた。

 

「攻撃部隊は壊滅、ピピン王子は負傷。攻城兵器はあらかたぶっ壊されたでござる」

「見事にやられてしまったな。本国からの増援を待たねばならぬだろう」

「その前に勢力を盛り返されるでござるよ? あの山道では物資を運ぶにも一苦労でござる。そこで……」

 

 武人としてはいささか心苦しい策であるが、ある人物の力を用いてウラスコーを破りたい。1万ほどの軍勢を借りたいとイズヴァルトは頼んだ。

 

「……ほう。それができるのか?

「実のところ実証済みでござる。しかもウラスコーは拙者も勝手知ったる街。多少手荒な真似をしても、早くに奪還しておきたい気持ちもござる」

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 ホーデンエーネン王国暦で言うところの、355年の6月半ばである。ウラスコー近郊での敗北から半月が経った。タッケハールから1万の軍が進発。総大将はエレクトラ=ガモーコヴィッツであった。

 

 ピピン王子は敗北と凌辱のくやしさから、未だ戦う気になれていなかった。部屋で大きなハリガタを常に尻に入れて、「ふえええん」と泣く日が続いている。ゆえに彼女が総大将として選ばれた。但し兵の指揮は全て他の武将任せの、『名目上』の総大将である。

 

 彼女は甲冑に身を包み、得物の短槍に新たに取り寄せたミスリルの穂を取り付け、外れない様にしっかりと固めている。この女はスパイが本業であったのだが、一軍の大将としても見栄えしていた。

 

 槍を持ち、深紅のマントをまとって馬上に乗る姿は将軍としての威厳もあった。が、あくまで名目上の総大将である。意外と用兵術にも長けていたがやはり総大将としてのどっしりさには欠けるものがあった。ウラスコーの街から2キロのところで軍議が開かれた。

 

「作戦、なんですがねえ……」

 

 諸将の前で呼びかけるエレクトラ。しかし彼女の隣には始終不服そうにしている男が2人いた。ミツクニュモスとウォルターである。

 

「エレクトラさん。どうして俺達も参加しなけりゃならないんだ?」

「そうだそうだ。俺はタッケハールでイナンナさんに手コキされながら酒を飲みたかったんだ」

 

 彼等は無理やりエレクトラの副官にされていた。ウォルターは飛翔魔法も使える剣士であるが、ミツクニュモスについては、この中では異な存在だった。武勇がてんでからきしだからである。

 

 しかし彼はチンゼーの指揮官の1人として戦場に出ることが何度かあった。退くのが得意な用兵家としての才があったからだ。形勢のよくない小競り合いでは良い逃げっぷりを披露していた。

 

「えへへ。まあ、デボラさんとフロウラさんの代わりにと思ったんですけどねぇ」

 

 アソマリアのデボラとフロウラこそが良き副官であり、あるいは総大将になりうる器量を持っていた。しかし今年は国から出られない。今年の2月にピピン王子との子を産んだデボラが、病がちになったからだ。

 

 デボラは今年で25歳。アソマリアの拝火教の巫女の短命の呪いが始まっていた。余談だが彼女はあと10年で火の神の眷属に生まれ変わる定めにあった。

 

「そのフロウラさんも赤ちゃんでお腹を膨らませてたし、ピピン王子は子宝者だな」

「……にしちゃあエレクトラさんとは、2人目ができないみたいだが?」

「普通のおんなってのは40を過ぎると、なかなか孕みづらくなるんですよ」

 

 それとこの軍旅である。エレクトラはしょっちゅう後方に戻るデボラとフロウラとは違い、常に最前線で戦って来た。生理が来なかったりしていた。そろそろ歳だと苦笑した。

 

 武将達がこほん、と咳をして軍議に集中してくれと呼びかけた。エレクトラが作戦を告げた。しばらく待て。もし敵が仕掛けてきたら小競り合い程度で済ます事。力攻めでウラスコーを落とす事はしない。

 

「でもウラスコーを落とした後は、タッケハールからの増援を迎え入れた後に北の砦群を攻撃……できればサート銀山とイナーヴァニアの道を塞ぎたいけれど、教団はどうもイワッミーとも絡んでいるようですからねぇ。そこまでは無理ってもんでしょ」

「ウラスコーを攻め落とさないという意味ですか?」

「そうですねぇ」

 

 自分達は待つだけでいい。エレクトラはそう言い切った。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 同じ頃。イズヴァルトはパオレッタらエルフ数名と、触手姫のブランカとともにウラスコーの街の裏山に潜んでいた。

 

 パラッツォ教の見張りはいなかった。洞窟の中である。まだ純情だった頃のマイヤとともに愛欲の日々を過ごしたそこは懐かしくもあったが、しかしこれから行う作戦を思うと感傷には浸れなかった。

 

「だいぶいい湯だったズラな。イズヴァルトさんもいっぺん入ったらどうズラ?」

 

 呼びかけるのはマリアだ。あろうことか素っ裸のままだった。すらりとした身体が濡れて湯気を立てているのに欲情を覚えるが、イズヴァルトはぐっとこらえた。

 

 目の前には鎖かたびらを子供のドレスみたいにしたものをまとっていた小さなブランカがいた。ドレスはエルフ達が作ってくれたものだ。フードも付けられていて触手姫は目深にかぶっていた。

 

「そろそろやってしまうでち……イズヴァルトちん。おちんちんがおっきしているのはどういうことでちか?」

「マリアどのの裸をみたゆえに邪念が起こったのでござるよ。こすれてむずがゆいでござる」

「すっきりするのは後にするでち。さあ、いくでちよ!」

 

 ブランカの本領発揮だ。城塞たる街は瞬く間に触手に埋め尽くされた。大混乱が起き、街にいる者全員が絡めとられた。ウラスコーの街は触手魔法を使う媒介となる水資源が豊富であったから、ブランカもフルパワーが使えたのだ。

 

 街だけでない。その周囲にあった砦や防塁でも触手達が出現していた。非番でいつもの様に『法悦』に浸っていた男女はすぐに。服や鎧を着ていた兵士や武者らもねうねした魔法生物に衣服を脱がされ、蹂躙された。

 

 触手はまるで味わったことの無い柔らかさ、絡みつき具合、暖かい濡れ具合である。男女の交わりでの歓びを超える感触であった。

 

 男根は小さな触手でごしっごしっごしっ、としごかれたり、即席の『触手腔』に直接突っ込まされて、にゅちょにゅちょにゅちょ、とスライドさせられる。陰唇と陰核は、先がブラシのように細かくなって広がった触手の先端が、回転しながら連続して愛撫し尽される。

 

 その上に性器の奥と菊門を挿入されて中から愛撫された。触手達は締まり具合や硬さを丁度良く調節できるから、たちまち生殖器の汁を搾り取るが、一度果てただけでは終わらなかった。

 

 絶頂した者には必ず口に触手が入り込み、栄養液を注いだ。『甘露(アームリータ)』の様な強精剤でもあり快楽への欲求を貪欲にさせる効果がある。エクスタシーの後の快感への意欲の減退を治す力があったのだ。

 

 この触手達の『うれしい』責め苦に、数万のパラッツォ教徒が遭った。子供どころか赤ん坊までもが触手達の餌食になった。戦うことはままならなかった。戦いよりも夢中にさせてくれる悦楽をもたらしてくれたから、皆がそれに身も心も委ねることにした。

 

 街で一番立派な屋敷でもあった町長の家を住まいとしていたヘンリックもまた、13歳になる孕んだ妾とともに触手に喘いでいた。2人は尻穴を触手に襲われながら交合を続けていた。軍議前の法悦の最中だったのに、突然割り込んできたちん入者によって菊門から襲われた格好だったのだ。

 

 触手達に絡まれてしまったが、2人は融合したままだった。触手は性行為中の者にそれなりに配慮していた。しかし尻穴を気持ちよくこねられてである。性交に凄まじい快感を伴い、更に強い熱を帯びてしまったからだ。

 

「あふっ……うふっ……」

「な、なんと……素晴らしい……」

 

 ヘンリックは感激していた。これこそが触手の力か。ぬめぬめとしたものが己の尻穴を衝いてこね、ペニスは更に硬くなっている。相手の妾もアヌスをぐちぐちやられていたから膣壁が狭まり、ヘンリックの勃起をより強く膣壁で味わうことが出来たから快楽が増して言葉を失ってしまっていた。

 

「こ、これなら私も、神様との対話ができるかもしれません……」

 

 より狭く吸着具合が良くなっている膣の中でヘンリックは射精した。いつもより倍以上も長く続いた。そのせいか陰茎はだらんとなって娘の膣から出ていってしまった。

 

 娘の、どろりとしたものを垂らす割れ目に触手が入った。ぷるぷるとした質感だが膣の中で動くには十分な弾力のあるそれにまんべんなくこねられて娘はより深い悦を覚えてよがりわらった。

 

「ふひゃひゃ♥ あひゃ♥ ひゃひゃーっ♥」

 

 きんたまによろしくない声が響き渡った。何本もの細い触手がヘンリックのペニスを撫でて高める。鈴口のまわりもくすぐられ、ヘンリックはたちまち勃起した。

 

 硬くなると太い触手が床を突き破って現れ出て、彼の屹立をかっぽりと飲み込んだ。

 

「おおおっ!」

 

 妾や教典の巫女らのものより密着度の高い穴だった。そいつにかぽかぽとやられ、尿道に強いしびれを覚えたヘンリックはたちまち射精を為してしまった。

 

「ふう……すさまじい……」

 

 しかし策を練らなければならない。この責め苦から逃れなければと自分に言い聞かせる。けれども身体が言う事をきいてくれない。

 

「おおう……おおおおう……」

 

 ヘンリックの本能は触手の魔力に抗えなかった。むしろ快楽を伴うそれは、パラッツォ教徒が重視する『法悦』に近く、戦いが頭から離れ切ってしまっていた。

 

 もはや戦いのことはどうでもいい。ヘンリックは指揮者としての矜持を捨てた。その時はイズヴァルトが触手姫を肩車して雄たけびをあげながら街へ突っ込んでいるところであった。

 

 さて、聖騎士イズヴァルトはこの司祭騎士を捕える事ができただろうか?

 

 その続きについてはまた、次回にて。

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