聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
「……で、ナントブルグの女王のご子孫様が、まんまるくなっちゃったピックプリトセンパイと一緒にウンコをモリモリ食いながら魔竜様の助けを求めて来たってわけっす」
「ほーん。あんさんたちのうんこは無害とは知っておるねんけど、もりもりと食う子はちょっと遠慮したいわあ……」
で、どのぐらい食べたのか。3回注文して最後の1回は肛門からの直食いだとハーマイオニーは答えた。
「あのご子孫様、舌でケツの穴をえぐりながら食べてたっすね」
「うわあ……相当に決まっておりますわあ……」
「ま、アタシらサキュバスの中じゃ、将来が楽しみな注目の新人、ってことで、先祖返りをうまく遂げて自分の野望も叶えた後は、是非とも魔界の住人として迎え入れたいもんっすよ。魔竜様もそのおつもりっすよね?」
ハーマイオニーは床に置いた水晶玉に向けて尋ねた。話している相手はコンゴウアミダラデンにいる魔竜その人である。くどい顔のチンゼー女の姿に化けている魔竜は、執務室の椅子に座って薄い板の様なもののガラス面を見ていた。
その板は裏側にリンゴを模したマークがついていた。ガラス面に触れるとナントブルグにいるハーマイオニーが映っている。火が付いた煙草をくわえ、四つん這いになった全裸の中年男に乗っておできだらけのケツを鞭で叩いていた。
「あんさん……あたしとお話するときは、もうちょっとわきまえて欲しいどすわ」
「すんません。けど、アタシの種族としての仕事なんで。別に気にしなくていいっすよ」
淫魔はむっちりとした白い腕を思い切り高く上げ、景気よく音を鳴り響かせた。相手の男は喜びの声をあげ、勃起した陰茎からカウパー液を滴らせた。
「で、あんさんが使っておるんは、あたしみたくiPadどす?」
「水晶玉っすよ。あれは禁止っすよ。異世界の道具を使うのを見られると、いろいろと面倒なことになるって言ってたじゃないっすか?」
魔界の魔族は様々な世界を行き来できる。魔竜が持っていた板は紛れもない、異世界の科学の結晶だった。ちなみにだが魔竜は3DSやスイッチを持っている。魔界にある屋敷には、あちらの世界で働く魔族から贈られたPS5が置かれていた。ぴかぴかと光るゲーミングPCとともにだ。魔竜はゲームが大好きだった。
「ああ、そんお決まりをゆうてたなあ」
「魔竜様のそれのパチモノくさい『たぶれっとぱっど』も考えてみたんすけど、そっちだとイーガの魔道士どもが研究している通信機能がいつの間にか実現された、とかなんとかでもっと大騒ぎになりますからね。しかも、今のホーデンエーネンにゃ、そっちの関係で問題を起こしそうなのが1人いますんで」
「マイヤちゃんのことやね?」
ハーマイオニーはうなずいた。もう一度腕を振り上げ、汚い尻を鞭でべちん! 男は悲鳴をあげて勃起を脈動させた。びゅるるるっ! 精液が奔出し、床を汚した。それを見てしまった魔竜は気持ち悪くなってしまった。
「あ、もったいな」
「ごめん、ハーマイオニーちゃん。でちゃった……」
中年男は申し訳なさそうだった。不愉快そうに舌打ちするハーマイオニーは立ち上がり、鞭をテーブルの上に置いて別のものを取り出した。30センチ近くの木製のハリガタだ。太さは常人の勃起したそれの倍以上ある。亀頭を模した先端にはイボがついていた。
「はい。懲罰」
「ハーマイオニーちゃん。それだけはやめて……」
「却下。おっさん、そこで待ってな」
しかしそのまま挿れるわけではない。ハーマイオニーは油壷のふたを取り、それの先端にたっぷりとつけた。臭いにおいを放つなたねの廃油にまみれたそれを男の、I字型になった尻穴に向けて押し込んだ。
「うぐっ……♥」
「うわああ、えぐいでぇ……」
限界まで呑ませると、ハーマイオニーは再び男の背中に乗った。手で激しくハリガタを行き来させる。その動きにあわせて男のペニスは精液の残りを垂らしながら上下に揺れた。
「はわわあ♥ はわわあ♥」
「えらいなんともいえん顔をしておりまんな……また出てしまうでぇ?」
「このおっさん、叩かれるのとメスイキが大好きなんすよ」
「何者でっしゃろ?」
オーラフが専属娼婦としてバイトしている遊郭の主人だとハーマイオニーは答えた。元聖騎士団員で、イズヴァルトが入って来たくらいに軍人稼業をやめた。蓄財と商売がうまく、団員の時から色街で娼館を経営していたそうだ。郊外の宿場町にも店を4つやっているかなりのやり手だという。
「ケツアナがこんなに緩いのは、騎士様特有の男色文化でこうなった、っていうわけっす」
「あらら……太っ腹のむちむちとしたおっさんやけど、それにはまって独身なんやろか?」
「なわけねえっすよ。妾4人囲って15人も子供がいるみたいっすよ。その長男はお城の護衛武者として、『トーリおじょうさま』のおまんこをいつも掘っているみたいっすけど」
トーリとのセックスがあまりにも気持よさ過ぎて、4年前にめとった妻とはまだ子供が生まれないという。しかもやつれてきているらしい。トーリのまんこは恐るべき収奪器官だった。1時間程楽しむのに、3度4度の射精では足りぬぐらいの名器だという。
「しかも貞操を大安売りしているみたいっすよ。城のやつら全員、穴兄弟らしいっす」
「一応、ホーデンエーネンのお貴族様でっしゃろ?」
「その貴族特権でやりまくっているんすよ。しかも『慈善事業』ということで、乞食にも股を開いているみたいっすね。マジで将来有望っす」
その乞食とやっている映像水晶、何故か色街の怪しげな店に商品として並んでいた。ハーマイオニーはオーラフ達と観た。あの美しいアスカウ公が街はずれの掘っ立て小屋で垢まみれの男達のくさそうなちんぽについたカスを美味しそうに舐ったり、休むことなく受け入れて、股座を黄色がかった精液まみれにさせていたりも。
「しかも性癖がひんまがってる。衛生面がひどい状態でのおまんこが大好きみたいだし、臭いもののにおいを嗅ぐことらしいっすからね。あのお方とそっくりっすよ」
魔竜はつばをのみこみながらうなずいた。心当たりがありすぎる。あの人物は本当にひどい。特に尻穴関係でだ。うんこをしたての男のアナルをぺろぺろと舐めるぐらい平気でする。魔王の系譜につながる人物だ。
「……そりゃあえらいことやでえ。このままだとさっさと先祖返りしてもらって魔界に連れて行かなあきまへんわ」
「うんこぶりぶり姫のほうはどうっすか?」
「あれは問題あらへん。魔族になってもお姉ちゃんほどにはならなそうやし。まあ、この世界のもんには注意したほうがいい人物ではあるねんけどなあ。会った事あるん?」
無い、とハーマイオニーは答えた。『監視者』の一員としている以上、極力こちらから出向くことはしない。向こうから来るなら会って話をする。今のところマイヤから連絡して来ないから、風聞と映像水晶と肖像画だけにとどめていた。
「おっぱいのデカさは憎たらしいのに、えらく可愛らしいじゃないっすか」
「小さい頃はほんまに何もかもがかわいかったんけど、やっぱりあんさんらの種族の血が流れてはるんよ。ああでも、あたしが最初に見た時は……」
姉よりももう一方の『ごせんぞ』の血が強いようにも感じられた。そちらが際立っている。ホーデンエーネン王家の源流にある、ハーフリングの血だ。魔界の。
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翌日の朝。トーリとピックプリトポロポロッテンはハーマイオニーから話があると告げられ店にやって来た。
「魔竜様からの返答っす」
今だったら手を貸すにしてもせいぜいが『先祖返り』の促進ぐらいだ。コンゴウアミダラデンへの招待券を姉妹に贈るでえ。それ以外はあきまへん。
「先祖返り、つまりは……」
「まぞくのちんちん入れ食いツアーっすね。あとコンゴウアミダラデンは、温泉宿泊保養施設を併設しているんで長居したくなるところっすよ」
魔竜の本拠地であるチハヤ大山は温泉地として名が知られている。素晴らしい名湯ばかりで、亜人や温泉好きのドラゴン族がしょっちゅう訪れるだけでなく、魔界からも魔族がよく来ている。
「そこにはゲームコーナーもあるんすよ。『ぱちすろ』とか『脱衣マージャン』とか、いろいろと面白いゲームがてんこもりっす」
「……魔族ってそういうのがお好きなのね。ピックプリトもそうなの?」
違う世界のニンゲンの娯楽ですねえ、とテーブルの上の饅頭は答えた。自分の頃は手のひらサイズのちっちゃいゴーレムを数体作ってボコらせあうものが流行っていた。魔界の魔族は可愛い土人形を戦わせたりセックスをさせたりを楽しんでいたと記憶しているのだが?
「お城や城塞都市の大き目の模型の上で土人形達を戦わせるものもありましたよ」
「ふうん……それ、やってみたいわ!」
「サキュバスの得意術式ではできません。確か、コボルトやハーフリングどもがよく作っていたはず」
一応はその半分の血がトーリにも流れているはずだが、彼女の体内の術式回路にはハーフリングのそれは、殆ど存在しなかった。マイヤ姫にはいくらか見られたのに。
「それで、魔竜様の条件はいかなるものでしょう、ハーマイオニー?」
「王族皆殺しや僻地に送り込んだ後の餓え殺しみたいな王国乗っ取りをやらないと約束したら、というのが魔竜様のお返事っす。まずはこの1年、変な陰謀を仕掛けないこと」
「大きく出たわね……」
トーリはため息をついた。かなり厳しい条件ではないだろうか。マイヤまでも先祖返りさせてくれるプランは魅力的だが、こちらに敵対する陰謀家どもを抑え込むことができるだろうか。
店の奥から誰かがやって来た。エプロンドレスをまとった紅い髪の6歳ぐらいの女の子だ。空の皿と2本のスプーンを置いたお盆を持っていた。たいへん愛くるしい。
「お客様、今からお出ししますね」
お盆をテーブルに置いて靴を脱ぎ、うんしょ、と声をかけてよじ登る。
「ハーマイオニーさん、この子は? いつもと見ない顔だけど?」
「うちの店員の娘さんっす。ヘルプで来てくれたんすよ」
「いつも店にいたあの茶色い団子頭の子は?」
「出稼ぎっすね。サカーイの幼女姦サークルにいる商人どもから財布と金玉袋の中身を吸い取っているところっすよ。ま、実年齢は20近くなんすけどね」
けれどもサキュバスとしては幼女の年頃だ。この紅毛の子もそうである。実年齢は15歳だ。6歳ぐらいに見えるが。
女の子は皿を置くとそれにまたがり、おまちください、と言ってスカートをめくってしゃがんだ。触るとふにふにとしそうな尻の間から、ぷすっ、ぷすっ、と音を立てて窄まりが膨らむ。冷気を伴って真っ白いうんちがにゅるりと皿の下に落とされた。
「かわいい♡ もっと出せる?」
「はい、お出しするのがもうひとひねりあるんで……ふにゅ」
可憐な肛門がもう一度膨らんだ。甘ったるいにおいを放ちながら勢いよくぶりゅりと。女の子は尻を振り、乳液を垂らしたアナルをトーリに見せる。
「なんなら残りかすを舐めてもいいですよ。どうぞ」
「あら♡ お言葉に甘えさせていただくわ♡」
満面の笑みを浮かべたトーリが尻にかぶりつく。いつまでも顔をうずめたくなる小さな尻だ。舌でちろちろ、ちろちろとアナルを舐めた。甘い。甘すぎる。
「ぷはっ♡」
「トーリさん、そうするときいっつもうれしそうっすね?」
「ついでに、おまんこもなめていい?」
はいどうぞ。小さなサキュバスの店員は割れ目をトーリに突き出した。口を夢中にさせる柔らかさだ。サキュバスの愛液はジュースの様に甘い。特に幼児のはヨーグルトドリンクみたいな味である。
「く、くるしい」
トーリの猛烈な『味わい方』に店員はたじろいでいた。しかしこうなったトーリはなかなか口を離さない。その前にアイスが溶けてしまう。ハーマイオニーは冷気の魔法をアイスクリームにかけながら、ひとすくいを変わり果てた先輩に食わせてやった。
「やはり、サキュバスアイスクリームは子供がひねったものに限るわ」
「ブルジョア的な物言いっすね。やっぱり元議員様は舌が肥えているっすね?」
「今はアナタのほうがお金持ちじゃない。魔竜様はワタシやカミラのこと、どう言ってた?」
気になるのはそこだ。数百年ものあいだ顔を出さないのを面白く思っていないだろう。ただ、この世界に滞在する権限はまだ有効だったはずだ。
「とりあえずは今しばらく、面倒をみてやってくれとおっしゃってたっすよ」
「あと、何年ぐらいだったかしら……?」
「カミラさんとセンパイは、あと50年ぐらいだったかな。シャロンさんとかはあと10年で魔界に戻ってもらわなきゃならねえみたいっすけど」
「うん。それだけ時間があれば大丈夫よ。トーリ様やそのお子様方が、ホーデンエーネンのよき導き手になるのを見てから魔界に戻るわ」
その頃には元の姿に戻っていることだろう。たかが1年や3年なんてあっという間だ。既に王手もかかっている。平和なやり方で王冠をカツランダルク家が貰えるのだ。ジョーケイン王子がいるのだから。
(若い者らには軽挙妄動を謹んでもらうことにしよう。)
何もせず、じっと待っていれば大望は果たせるピックプリトは確信していた。