聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
3日間の悦楽と吸精の後、トーリは先祖返りを果たした。いや、魔界の者のちんぽとその精力、ふんだんに魔力が含まれた精液にのめり込んでいた。
やって来たタカミが連れ帰ろうとした頃、トーリ未だ魔族達と交わっていた。ちんぽを前の穴と後ろの穴に挿れて貰いながら、むわんとしたにおいを放つ2本のちんぽを美味しそうに舐めたくっていた。
「トーリ様、ホーデンエーネンへ帰りましょう。その前に教主殿がお相手差し上げるそうですよ?」
トーリはうなずかない。突かれる心地よさを享受しながら、ぺろぺろぺろぺろ。タカミは気づいてしまった。彼女にちんぽをささげた魔族全員、やつれていることに。
「彼等もお疲れのようです。休ませてあげてください」
『肉飴』の味を堪能していたトーリが口を止めた。えらく子供っぽい表情を浮かべてわめき始めた。
「やだやだ! 帰りたくない! わたし、ここにずっといるんだもんっ!」
「トーリさん。それはできない相談ですよ?」
「やだったらやだ! ここを離れたくない! わたし、みんなのおくさんになるっ! 赤ちゃんを5人ずつ産みたい! そうすることにするもんっ!」
悦楽とちんぽのきついにおいとで頭が馬鹿になったのだろうか。魔族達はげっそりとしていた。トーリによるちんちんへの執着は、過酷極まりなかったからである。
(付き合い切れない!)
タカミは無理やりに彼女を引きはがした。おおよそ2時間近くの戦いだった。しつこい女め。じたばたとする彼女を抱え、まずはカナザワース島に。教主は聖堂に供えられた拝謁室で、信徒の女らに『法悦』を与えているところだった。
駅弁スタイルの交合を見てトーリは熱烈にせがんだ。おまんこがちんちんを欲しがってうずうずが止まらないの。ヘルプミー!
「とうとう、本物の魔族となったのですね?」
「サキュバスとなり果てたようです。とんでもない淫乱ぶりです。手の施しようが無い……」
「とりあえずはこの方々との『法悦』を務め終えますので、それまではタカミさんが助けてあげてください」
頼みを聞いてタカミはげんなりした。でも仕方が無い。「まんこがうずうずしてたまらないの!」と叫んで暴れるトーリを介抱してやった。
騎乗させた後後悔した。彼女の腰を振るスピードが、3倍以上にあがっていた。膣の吸いつき方と締まり方もとんでもなく質があがっていた。結局、ものの1時間でへばってしまう。
寝床でトーリは、ふにゃふにゃになってしまったタカミのちんこをしゅこしゅこ、ちゅぱちゅぱとして立たせようとした。けれども元気になれない。トーリはうわああんと泣き出した。
「おちんぽぉ! おちんぽぉ!! おちんぽぉおおっ!!!」
「わ、わかりましたから。下はもうだめですが口でなんとかします」
トーリの身体を持ち上げてまんぐり返しをする。己の精液がどろどろとこぼれていたが、彼は猛烈な舌さばきで清めた。美しい色あいの陰唇が見えてくると、甘い薫りが鼻孔を襲った。秘密の園の池から湧き出る、温水の味もだ。はちみつの様に甘い。
(……甘さが、ますます濃くなっている!)
濃いだけではない。しつこいと思えぬ。洗練されている。味覚が疲れそうにない。上質な糖蜜。タカミは夢中になって貪った。
けれども彼は勃起を取り戻すことが出来なかった。下半身が完全に音を上げていたからだ。トーリはおまんこをぺろぺろされて絶頂し続けたが不満だった。
「おまんこぺろぺろじゃ……おなかが膨れないわ!」
あれだけ喜んでくれたのに、しくしくと泣き始めた。もうだめだ。タカミはこの女の底無しの性欲に打つ手が無い、と確信した。
(どんなに法悦を為しても、神と語り合えず、ただただ底無しの闇に堕ちていく女がここにいる。こんな奴は救えん。もうあやすのはやめて、教主殿にお渡ししよう。)
渡された教主もまた、トーリを抱いてから3時間もせぬうちにへばってしまった。あまりにも強く膣を締めて盛んに腰を振ったものだから、思わず出し過ぎてしまったのだ。
とはいえトーリはようやく落ち着いた。精液どころか魔力を吸い取られてげっそりとなってしまったコーザは、肌をよりつやつやとさせて満足そうにいびきをかくトーリの寝顔を見て恐怖していた。
(恐るべき吸精魔となられましたね。これは……怪物と言うべきかもしれない。)
いや、怪物ではなくサキュバスの女王と呼んで差し支えないだろう。眠ってもなお肌から漂う淫気を感じてコーザは『聖根』を硬直させた。けれども放つことはできない。下半身が重くてだるくてたまらなかった。
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それから5日後のことである。オルガスムナ家の親族衆はトーリからこの様な誘いを受けた。次のオルガスムナの当主について話し合うついでに、宴を行おう。
「アスカウ公様が我々を呼んでの宴とは、どういうつもりだろうか?」
「兵を伏させて一網打尽に……いや、その様な乱暴なことをすれば国王陛下が黙って見るわけが無かろうて」
「まあでも公の宴と言えば無礼講だ。憎いの確かだがあのお方を抱けるのならば行ってやってもかまわんよ。そいつだけは楽しみだ」
宴には、親族衆の主だった者十余名が出た。宴は、オルガスムナの本城の大広間で催された。
トーリ側にはオルガスムナ領での代官と騎士と、枢機卿のタカミ=ジュンだけが参加していた。思ったより数は少なかった。会場を守る警護の兵も、少ししかいない。
宴が始まった。食べ物に贅を尽くし、腕の良い楽師や艶めかしい踊り子が舞台で演じる。平民にとっては夢の様な時間と言えるだろうが、オルガスムナという大封の一門にあっては、至ってごく普通だ。
こんなものよりアスカウ公との肉の重ねあいの方が、はるかに楽しい事を招かれた客たちは仕事のほうに頭が向かってしまった。次のオルガスムナ領の当主は誰になるのか。まだ幼い遺児たちか、政治を行える老人たちか?
「アスカウ公様。よろしいか?」
親族衆の中で一番若く、血気盛んな者が呼びかけた。親族衆のうち誰よりも早く城に入った。宴に参加したとき、女の脂粉のにおいが漂っていた。トーリの侍女と一戦を交えてから出たのだ。アスカウ公の魅力に抗する為にである。
「曲と踊り、馳走ばかりを楽しんでいても事は進まない。是非を問う。次の当主様は我らが決めてよろしいか?」
「うふふ。気が早い。もう少し宴を楽しみましょうよ?」
トーリは席を立って近寄る。彼女の身体がまとう甘いにおいが宴の中に振りまかれた。
こいつだ、これが自分達を惑わせて物を言えなくするのだ。加わっていた親族衆らがひそひそと言いかわす。彼女はその若い者の傍に立ち、オルガスムナ家の親族らを見回した。
「まず、私からは皆さんにこうお伝えいたします。ここは、果断であり賢明なる国王陛下の御裁可を頂くのはいかがでしょうか?」
親族衆らが全員、腹に煮えくり返るものを覚えた。国王はトーリの肩を必ず持つ。ゆえにトーリの意見が通るだろう。
そんなことはオルガスムナの者にとっては許されない事だ。大体、ホーデンエーネン王というのは古くから、領主の跡継ぎ選びに関して、口を挟まない決まりになっていたのだ。長い歴史の中ではいくつかイレギュラーはあっただろうが原則はそうなのだ。
けれどもトーリがアスカウ公となり、国王の愛妾となってからおかしくなった。今はまだ、このオルガスムナ家のみであるけれど、彼女は跡継ぎを決めてしまった。幼い領主の後見役にもなった。いくらカツランダルク流の本家とて、出過ぎた行いだ。しかも女の分際で。
「ふざけるな!」
若い彼は憤っていた。席を立ち懐から何かを取り出した。短剣だった。鞘を抜いてトーリに抱き着いた。あっという間だった。左胸を深々と刺されたトーリの身体が崩れた。
「はははは……っ! 思い知ったか本家の女狐め。俺がお前を殺したのではない。天が誅したのだ!」
誰もが唖然としていた。彼は血の付いた短剣でのどを突いた。トーリは寝室に運ばれたが既に息を引き取っていた。
この事は通信魔道士を介してすぐに、ナントブルグの王宮に知らされた。