聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
魔竜サイカノマゴイチの愛用の剣、『姫竜の牙』。
それのレプリカである『魔蜂の突針』が本家本元の名を騙って、ヒッジランドの姫騎士エリザべスの手元に渡ったのは、暗黒卿やイズヴァルトのサーガに歌われているとおりである。
念じて振れば風の刃を放ち、それを握って空を飛びたいと思えば習得していないのに飛翔魔法が使える。
まるで蒸し風呂の様なじめって暑苦しい夜に振りかざせば、一晩中心地よい風を部屋の中で吹かせてくれる優れた魔剣であった。
切れ味については殊更述べることもない。
抜群。その一言に尽きた。
イズヴァルトが持つ『覇王の剣』の、比ではなかった。
エリザベスの末裔・ヴィクトリアが手にし、イズヴァルトに託された後にウラスコーへ返され、襲撃したコーザ=ストーンマウントの手に渡ったのはイズヴァルトの伝承歌でも歴史書にも記されている。
ついでだがイズヴァルトだけでなく、マイヤもその力を引き出すことができた。むしろ彼女のほうが自在に操れたとも言われている。
少年編の一節、山賊らが占拠したタマテガルデン要害の戦いでもマイヤは『魔蜂の突針』の力を引き出して浮遊魔法を扱う事ができた。しかも彼女が使えたのはそれだけでなかった。
ウラスコー行きの旅をする2年程前のある日のこと。イズヴァルトと共にアスカウの村に戻っていたマイヤは砦の兵士からあることを頼まれた。村の地図を描くのを手伝って欲しいというのだ。
「高いところから見て描きたいんだ」
「どんな理由があるの?」
「将軍からのご命令さ。この村のどこに丘があってどれくらいの高さなのか。何かが起きた時に調べたいんだよ。マイヤちゃんなら方法を考え着くだろうと思ってね」
なるほど、標高地形図みたいなものか。マイヤは熱気球という前世にもあった空飛ぶ道具を作ればよいかと考えた。しかし材料が無かった。それと暖かい空気を貯める布を集めるのに一苦労だ。
別の方法が無いかと考えた。そうだ、イズヴァルトが常に携えている細い方の魔剣の力を借りよう。その前にみたいなものか頼んで来た兵士を暗がりに連れ込む。
「はい。契約料ちょうだい」
マイヤは兵士の股間を手でさする。フェラチオをしたかったのだ。彼女にとって精飲はお金を貰えるに等しかった。
「あはは。むしろ俺がお金をもらえている気分になるね」
「さあさあ、このおっきなもので私の栄養となるおくすりをくださいね」
「マイヤちゃんには世話になりっぱなしだなあ……」
兵士はズボンを脱いで陰茎をさらけ出した。皮を剥いて亀頭を出すとマイヤはそれに鼻を近づけた。ややおしっこと恥垢のにおいが漂っているが、美味しい飲み物を得られるのだから多少は我慢だ。
「いただきます……もぐっ」
「おおう……吸いついて来るね……」
マイヤは口をすぼめてかぽかぽと音を立ててしゃぶり込んだ。
兵士のきんたまは溜まっていたから、精液はすぐに鈴口から吐き出せた。
いささか酸っぱみのあるものをごくんと飲み干し、残り汁を垂らしてうなだれるそれをぺろぺろと舐めるとマイヤは家に向かった。
イズヴァルトの剣のもう一本、『魔蜂の突針』は覇王の剣とともに自分の部屋に立てかけられていた。
イズヴァルトはいない。ルッソとともに羊や豚の世話に出ているのだろう。トーリの姿も見えなかったが。
マイヤは細い1本を手に取ると鞘をつけたまま外に出た。これの使い方は学んでいた。
7歳になったばかりの某日、イズヴァルトがこれが供えている力の1つである浮遊魔法の力を引き出そうとして困っているのに出くわした。
その時お呼ばれを受けた某という貴族のお家で、主人と3人のご子息の計4人の濃厚白濁液を10本分ごちそうになっていたから、彼女の身体に魔力と精神力とが満ちていた状態だった。
「ねえそれ貸してみそ?」
と気軽に言ってそれにまたがり、浮いて見せよ念じてみるとあら不思議、である。
ぷかぷかと宙に浮くどころか、ぴゅんと空を飛んでイズヴァルトを驚かせた。マイヤは楽しくなって回転を加えて飛んで見せたり、急降下して地面すれすれのところで急上昇をするという荒業をみせた。
浮遊魔法どころか飛翔魔法も使えるマイヤを見て、イズヴァルトは大変悔しがった。拙者には全く引き出せなかったのに。
それもそのはず、この魔剣は女の持ち手ならば全ての力を引き出せるように設計していたからだ。それと、マイヤとこの魔剣との相性というものが良かったのもあった。
とはいえその時マイヤはスカートのすそを足で挟まずに空を飛んだから、しょっちゅうスカートがめくれて可愛いおケツが見えてしまった。ぷりぷりで丸っこい子供尻である。
それでも恥ずかしがらない彼女だが、イズヴァルトは欲情してしまった。
戻って来るとマイヤを抱き上げ、お尻にキスをして頬ずりをし始めた。
「かわいいマイヤのお尻ちゃん、ぺろぺろしちゃうでござる!」
ついでだが肛門にもれろれろと。
ちょっと便のにおいが残っている尻穴はイズヴァルトをたまらなく幸せにさせた。
その飛翔だがイズヴァルトだけでなく、聖騎士団の他の面々の前でも披露した。
その都度スカートがめくれ、頬ずりしたくなるような柔らかな白いお尻が露わになったり、かわいい割れ目がちらりと見えたものだから、イズヴァルトを含めてその場にいる者は誰もが目を楽しませた。
それほどまでに、彼女は魔剣の力を引き出せていたのである。
村の俯瞰図を描きたいという兵士の願いも『魔蜂の突針』の力を借りて為そうとした。背負い籠を背中にかけ、兵士がそれに腰かけるとマイヤは魔剣をまたいでゆっくりと浮上した。
倍以上の体格の兵士を背負っても重く感じなかった。浮遊魔法の磁場がマイヤだけでなく、兵士にも作用していたからだ。地上がだんだんと離れていくと兵士は喜びの声をあげた。
「おお、すごい! マイヤちゃんは魔法使いでもあったんだな!」
「腰を結わえているから落ちる心配はないと思うけど、ちゃんと座っててね」
高度50メートルぐらいのところで上昇が止まると、兵士は紙とペンで描きだした。雑な描き方だがどの丘が高いのとか、あの小川はどうくねっているのかをおおざっぱに知るぐらいはできるものだ。
ぐるりと回って欲しいという注文を受けたのでマイヤはそのようにした。
が、彼女は見てしまった。ルッソの家の裏手にある森の中にある開けたところで、2人の男女が引っ付きあっていちゃいちゃしているところを。
(む! あれは!)
目を凝らして見ると予感は的中していた。
イズヴァルトとトーリであった。
この時トーリは浮気の真っ最中。イズヴァルトのペニスをおいしそうにしゃぶっていたのだ。
夫であるルッソのそれよりも長くて太いのおを頬張って、どぴゅどぴゅと出て来た粘液をごくりと飲み干し、発情していた。
フェラチオからトーリがスカートをめくって尻を出しての後背位にうつると、マイヤは顔に怒りの色を見せてにらみつけていた。
(約束が違うじゃないっ!!)
イズヴァルトとの浮気は公認していたが、その日は明日だったはずなのに。
(ふぎぎぎ! 今日は浮気しない日だってのに、トーリめ!)
□ □ □ □ □
マイヤはあることを思いついた。イズヴァルトが羊飼いの仕事の間、風の剣を持ち出してトーリの後を追う。
トーリはしょっちゅう買い物で市場に行くので、1人になることが多かった。
翌々日がその機会であった。また赤ん坊ができてちょっとお腹を膨らませているトーリが家を出て行った。
そんな身体でもルッソやイズヴァルトだけでなく、知り合いの兵士や村人と浮気をするのだ。
もっとも、サキュバスの血が赤ん坊に与える栄養の為に精液を盛んに欲するから、正しい養生法と言えた。
淫魔の血を濃く継いだ身体に宿る小さな命は、精液に含まれる魔力を得ると健康に育つのだ。
マイヤは『魔蜂の突針』を持ってこっそりと後をついて行った。
気づかれぬまま市に来た。今日はたくさんの人だかりである。
アスカウだけでなくタカイチゲンシュタットや周辺の村からも人が来ていた。
(今だ!)
マイヤは布でくるんだ剣を握って念じ、店を物色しているトーリの足元に狙いを定めた。突風がおこりスカートが腰まわりまでめくれあがった。
「きゃああっ!」
トーリの悲鳴があたりに響いた。
それから男達がわいわいと騒ぐ声とおかみさん達のあれまあ、という笑い声が起こった。
突風はなかなか止まない。
マイヤは5分の間、トーリの足元から風が起こるように仕掛けていた。
姉はその間、陰毛がまばらな股と艶っぽい若尻を皆の前でさらされるという恥をかいた。
(にひひひ!)
仕返しは完了である。しかしトーリはその日から妙な趣味に目覚めてしまった。
妹のマイヤと同じように人通りの多い道でよく、割れ目をさらけ出しながら、おしっこをする行いを為し始めたのだ。
羞恥心を刺激される行いが、性感を増してしまうのを知ってしまったからである。
□ □ □ □ □
マイヤが使い手となった頃の『魔蜂の突針』は、こうした平和利用が為されていた。この剣にとって穏やかな時期が続いたというわけだ。
それまではヴィクトリアが戦場で振るったり、彼女の代々の先祖が持ち剣として合戦や内乱で携えていた。
最初の持ち手であるエリザベスの代では常に、暗黒卿の『覇王の剣』と刃を鳴らしあっていた。
捕虜になり、幽閉中に恋をして生涯の背の君となってからは、姫騎士と暗黒卿は互いの生殖器で叩き合ってばかりで、『魔蜂の突針』は鞘に納められてばかりだったのだが。
ヴィクトリアの故郷に納められ、それからコーザの手に渡ってからのその剣はある人物の手に渡った。コーザの養女であるヘラにだ。
ヘラは小さい時にこれをコーザに譲られた。彼女がその剣と最高の相性を持っていると判断されたからである。
「教主さま! この剣、くれるの!」
「はい。この剣の素晴らしい力を引き出し、ものにするとよいでしょう」
「わーい! ありがとー!」
ヘラは早速剣を鞘から抜いた。みねのほうをまたいで割れ目にくっつけると、握りしめて念じて見せた。
「うううう♥」
陰核と幼襞に断続的な空気の振動が降り注いだ。この魔剣は風の力で一種のバイブレーターにできる力を供えていた。
実を言うとエリザベスもマイヤも、この力を知っていた。小陰唇とクリトリスを刺激しての自慰に、よく使っていたのである。
「しゅしゅしゅしゅ♥ しゅごい♥」
小さな娘は振動自慰により、ものの1分で果てた。
オナニーの道具として使いながらヘラはこの魔剣の力を引き出していった。
ミョージバーグの戦いで鉄騎兵エドワードを捕えた頃にはこの魔剣の力を全て引き出す事ができるようになっていた。彼女の稀有な魔道士としての才能によるものだった。
そしてこの『魔蜂の突針』だが、後々のイズヴァルトを大いに苦しめる事となる。