聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
一言、劣勢と言えた。
ホーデンエーネン王国暦355年8月の、ヒッジランド=イワッミー地方のパラッツォ軍の事である。
ヒッジランド南部に展開していた、山岳地帯の兵団がついに降伏。教団のヒッジランド領内での拠点んはいよいよ、サート銀山とその周辺しか存在しなかった。
総督・ジャン=シベリウスは占領地の南側の各所の砦を、事前に魔法結界を施した鉄壁の防衛線としていたが連合軍にじりじりと浸食され、圧される一方だった。
二の砦の戦いでこそシベリウスの盟友たるヘンリック=イプセンの采配により、連合軍側総大将・アレキサンダー=アルトランを奇襲によって重傷を負わせた事がかなったが、連合軍はピピン=イサーク王子を代理の総大将に立てて反撃に出た。
ヘンリックは注意をしたが、部下達がピピン王子の愛妾たるエレクトラが献策した偽撤退作戦に引っかかり敗北。重要拠点であった二の砦が落ち、パラッツォ教軍は後退を余儀なくされた。
その頃になってようやく、イナーヴァニアから援軍2万が到着しパラッツォ教団は態勢を整えなおす。が、連合軍の決戦兵器たる聖騎士イズヴァルトとわんぱくなエルフ部隊、彼らが率いる義勇兵団が健在な今、余計な積極迎撃作戦に出る事は難しかった。
しかし猶予は作れた。ジャン総督はヘンリックに任せイワッミーへと向かう。教団に手を貸すドワーフの部族に、義勇兵を借り受ける為にであった。
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ジャン=シベリウスはおよそ50名にも及ぶ信徒の娘達、それから護衛を数十名で都合100名ばかりの供を連れて、山の中を歩いていた。
長い斜面が続く路、シベリウスは妾と女達を気遣いながら登り続ける。信徒の娘達は大柄で肥えた者ばかりを集めていた。汗をたくさんかいてちょくちょく休息を求めるものだから、なかなかに目的地までたどり着かなかった。
「6日で行ける距離だというのに……!」
シベリウスは焦っていた。おおよそ2週間でサートの鉱山町には戻れる計画だった。肌寒いというのに大汗をかいてぶひい、ぶひい、とわめく豚娘達をじろりとにらみつけた。娘達のうちで一番大柄なクリスチネがにらみ返した。
「……総督さま。なんなんですか?」
太っているものの顔立ちは可愛らしいのに、目を細めただけで豚みたく見えた。クリスチネは娘達の中で一番若い。この時15歳だ。
「お前たちがもう少し頑張れないかと思っただけだ」
「阿呆なことを。私たちを見ればわかるでしょうに」
クリスチネは身長170ほどだが、体重は100を超す。シベリウスに面を向かってものを言えたのは、彼女だけは教典の巫女だからであった。他の女達も彼女と体型がよく似ていた。つまりは山道を歩くのに難渋する体格であった。
しかしこのデブ女達が必要だった。クリスチネを含む50人の娘らは、ドワーフ達への贈り物にするのだ。サート銀山に最も近い、しかも最大部族であるドワーフの一族の街が目的地である。
シベリウスはひと時の休息を終えた後に号令をかけた。くるしい、くるしい、ぶひい、と啼くデブたちの声に悩まされながら、再び坂道を登り始めた。
2時間が過ぎた。ようやく街が見えた。イワッミーのドワーフの最大部族であるツワーノ族が住む街の1つだ。街の名をオーナ=イエッタという。サート銀山から北西に100キロほど先。かつては黒曜石の採掘場であった、イエッタ山のなだらかな中腹にある街である。
オーナ=イエッタはこの頃、人口が6000人ほど。ドワーフの街としてはこの当時としても大きな方だ。市街地にある建物は皆、固めた土台を石垣で囲っている。どれも黒曜石の石垣であった。
【ドワーフの学者による注:イエッタというのはサイゴークの古代ドワーフ語で『黒い山』を意味します。オーナは皆さんもご存じの通り、ドワーフ語でいう『まち』という意味ですね。ちなみに村は『ビレ』、城は『クラッス』となります。ドワーフはエルフやゴブリンと同じく部族社会なので、国を持たぬので都市に値する言葉はありません。】
街の入り口にある石造りの門をくぐる前から、金槌で何かを叩く音が聞こえて来る。この街は職人ばかりが住んでいた。寒いところにある街だがいささか暑くもあった。工房の炉のせいである。
門をくぐった先では、上半身素っ裸のドワーフ達が、この街で造られた農具や鉄器が荷箱に詰めていた。皆が筋骨隆々で腕が太い。中には女もいたが、男達と同じく上半身は何も身に着けていなかった。ゆったりとした乳房が丸見えだった。
街の奥に入ると子供達が素っ裸で遊んでいた。ドワーフの子供らは下に毛が生えるまでは何一つ身に着けない。女の子もそうだった。
中にはませていた子もいる。ジャンは公園の隅っこにいたドワーフの少年少女のやりとりを目にしていた。ニンゲンでいえば11歳ぐらいに見えるドワーフの男の子が、少し幼い女の子に自分の陰茎の皮を剥きながら誘っていたのだ。
「おい、ちょっくらつきあってほしいけえ」
「まーたしたくなったんかのう?」
「そういうことじゃ、すまん。1回だけ」
「朝もしたのに……しかたねえのう」
女の子は地面に寝ころんだ。そこに男の子が覆いかぶさった。女の子は乗り気でない返事をしていたのに、勃起したものでお腹を貫かれると、うひ、うひ、と悦び始めていた。
「サートの街とおんなじですね」
クリスチネがつぶやいた。サートの街でもドワーフの子供達は事あるごとにセックスに興じるのだ。同性同士でもそうであった。男の子がぐねっ、ぐねっと尻をまわすのを見て彼女は欲情した。シベリウスが微笑ましそうに子供達のセックスを眺めていた。
「亜人の子供はニンゲンの子よりも腰遣いがうまいな。あの男の子、なかなかに法悦にも慣れていそうだ」
「ここでの暮らしは楽しそうですね。風呂場はあるんでしょうか?」
「ドワーフはニンゲンよりもきれい好きだぞ? よほどの環境じゃないかぎり、朝晩と水浴びや風呂に入るんだ」
「垢もそうそう出る体質じゃないでしょうに。そういうところ、あまり理解できませんね」
しかしこれだけは言えた。この街のドワーフらはパラッツォ教に理解を示し、入信する者がそこそこいた。小さいながらも街に聖堂を建てていた。この街に永住し、教典について教えながら、ドワーフ男と幾人も子を為した教典の巫女もいたのである。
街の
ジャンはそのうちの一番年上の、すじのまわりにうっすら毛が生えて乳房も膨らみかかっているのに素っ裸の女の子に呼びかけた。
「ジャンさんかあ、久しいのう。うちをお嫁に貰いに来たんけ?」
この娘はジャンがこの家を訪れるたび、必ず夜伽をしてくれていた。体付きは思春期なのに脳みそは子供そのものである彼女だが、男に快楽を与える技能は優れていた。とにかく膣の締め方が良かったのだ。
「なんなら、うちに会いに来ただけかのう?」
「そうではない。族長と交渉をしに来たのだよ。御在宅かね?」
「つれねえのう。とうちゃんなら家におるよ。はようお入り」
族長は屋敷で待っていた。ニンゲンで言えば中年男に見える髭だらけの男だ。シベリウスを見るなり近寄って抱き着き、強い力で締めあげた。
「おおおおおおっ! いたい!」
「……すまんかったのう。てっきりお前さんがニンゲンだということを忘れておったわい」
族長はでっぷりと太った50名の女達を見てうなずいた。特にクリスチネに輝く目を注いでいた。
「あれが手土産ということじゃな?」
「ははは。そうですとも。クリスチネ、こっちに来なさい」
やや控えめがちにクリスチネが前に進み出た。族長はにひりと笑いながら彼女の手を取った。
「まずは、味見をさせていただこうかのう?」
□ □ □ □ □
ぱんぱんぱんぱん!
「あん! ああんっ!」
ぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん!
「いやああんッ♡」
ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん!
「も、もうだめぇ♡」
激しく叩く音とクリスチネの矯声が続く。シベリウスの目の前でだ。彼女は全裸で四つん這いになって、垂れた大きな乳房と腹肉とを揺らしていた。
族長も全裸であった。やや腹の肉がゆるい固太りの体躯を折り曲げて、クリスチネの尻を叩き続けていた。陰茎は20センチぐらいでなかなかに太かった。
「族長さまのちんちん、ぶっとくてかたくてやんちゃすぎ!」
ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん!
「うおっ! やわらかい、とてもしごきごこちがいいのう!」
ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん! ぱんぱんぱんぱん!
「あうっ♡ ま、またほーえつをかんじちゃった♡ かみさまとおはなしできちゃう♡」
「わ、わしもじゃ!」
びゅるっ。びゅるるるる。びゅるるっ。どくっどくっどくっ。
族長の濃厚な精液がクリスチネの中に注ぎ込まれた。しかし1度きりで亜人の性交が終わるはずが無かった。族長はまたも激しく腰を振った。
ぱんぱんぱんぱん!
「しっ、しつこーい♡」
クリスチネが喘ぐ。今度は正常位でおねがいとささやいた。クリスチネが身体の向きを変えると、族長は彼女のゆるい腹の上に乗りかかった。
足首とふくらはぎの輪郭がはっきりしない、ふとましくも豊穣な両脚が高々と持ち上がると、族長は大きな尻を振り動かして彼女の女裂を叩き始めた。
ぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅん!
「ひあああああっ♡」
すごい腰遣いだ。見ているだけで動悸を起こすほどの。シベリウスは族長の中イカせ名人ぶりをじっくりと観察しながら問いかけた。
「それで……我らの頼みは聞き届けて頂けますでしょうか?」
族長はシベリウスのほうに少しだけ顔を向けて、うなずいてみせた。それからクリスチネとの情交に戻った。
潤った肌、肉汁まみれの陰部、腰を密着するたびにぶにん、と包んで来る豊かな尻を愉しみながら、「いいぞ、いいぞ! とっても柔らかくて素晴らしい!」と歓びの咆哮をあげ続けた。
「あ、あのう……」
「うるさいのう! もういっぺんクリスチネのお腹にぶちまけたら答えてやるわい!」
族長は腰の使い方を変えた。クリスチネの中を亀頭の先でゆっくりとなぶる。陰裂がねちょねちょぬちゃ、という悩ましい音をたてた。
クリスチネはのけぞり、「あああっ……♡」と悶えてぐったりとなった。彼女はこれで3度目の法悦である。肉付き豊かでかつ締めっぷりもなかなかに良い佳品の中で、族長は二度目の放精を果たした。
「……ふうっ。クリスチネはわしのお妾ということでええかのう?」
「当然ですとも。これでパラッツォ教団とオーナ=イエッタの結びつきはますます強くなる。喜ばしいことですよ」
「触手姫さまとウラスコーのみんなを裏切ったのは、辛いところであるがのう……」
族長はため息をついた。遺憾である。本来ならばもっと平和的な方法でパラッツォ教をウラスコーに広め、サート銀山をおだやかなやり方で再開してほしかったと小声でつぶやいた。
「そりゃあ、攻められておる教団に手を貸したのはわしらじゃが、それもこれもジャンさんに娘のパトリッシアがなついているのと、古い友達のオリバーくんがどうしてもっていうからのう」
「ですよねー?」
「しかしわしはな、鉱山夫を寄越した覚えはあっても戦士を貸した覚えはないのう。ん? ダレンとウィリアムが申し出た? あいつらは合戦での『ごほうび』が目当てじゃからのう。良い戦士にはなれんよ」
あまり色よい返事はできない。族長は固いままのぶっといペニスでクリスチネの奥底をぐいぐいとするのを再開した。ぐいぐい。ぐいぐいぐい。
「あひい♡」
「ええのう。ええ声で啼いてくれるのう?」
「ほゆっ♡ ほゆゆっ♡」
「ええんか? ここをこうしてこうされるのがええんか?」
「そ、それされるの弱いの♡ かたくてふにふに♡ あー、今度は輪廻の理に召されちゃうかも♡」
「いつでもわしのちんぽで引き戻してやるから、思い切り逝くがええぞ?」
「ふああい♡ そ、そうします♡」
族長に大きな乳房をゆる掴みされながら、言葉通りクリスチネは昇天した。性的刺激に神経が困り過ぎ、失神してしまったのだ。教典の巫女たる彼女は淫王・コーザ=ストーンマウントの娘であった。サキュバスの様な敏感な膣襞と、動かされるたびに快感を生じてしまう子宮であったのだ。
「ははは……クリスチネは如何でしたかな?」
「やっぱりおなごはデブに限るのう。あそこの表面と内側がふんわりしておるし、それなのにきつい。しっかりしていてええんじゃ」
「ならば、クリスチネと残りの娘達に免じて、是非とも精鋭を我らにお貸しくだされぬか?」
シベリウスはドワーフの精鋭戦士が欲しかった。この街にはまだ幾人かいるはずである。シベリウスが床に頭をこすりつけてねだると、族長はとうとう折れた。
「どれぐらいに強いのをお望みかのう?」
ぐったりと果てているクリスチネの大きなおっぱいをもみもみしながら族長が尋ねる。シベリウスは目を輝かせてこう答えた。
「トールキンみたいに強いのを20名、いや、10名ぐらい貸していただけないか?」
シベリウスは確信していた。ドワーフ好みのデブ女を50人与えれば、きっとそれだけの戦士の力を借りれるだろうと。しかし族長は無言だった。静寂がしばらく続くと族長は重々し気に口を開く。
さて、このドワーフの長が起死回生を狙うシベリウスに語った事とは?
その続きについてはまた、次回にて。